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2017年08月31日

2016年3月27〜4月7日◆タッチ(後編)

これの続きです。

マイスナー小体・パチニ小体・メルケル盤・・・4つある。
(もう一つは「ルフィニ終末」)
それが(皮膚の)深いところとか浅いところにあって物を感じる。
これらの今話した4つのセンサーで人間には絶妙なことができる。
これは他の生き物はできないらしい。
他の生き物が出来ない皮膚感覚の絶妙な技。
手のひらに残されているこのセンサーで一番すごいのはポケットの中から500円玉を選んで引っ張り出せること。
1円玉、5円玉、10円玉、100円玉、500円玉。
それを指でわかるのだから、これはすごいセンサー。
外科医用の手袋を一枚しただけで無くなる。
100円玉と500円玉はギザはかなり難しくなるのではないか。
だからほんのちょっとでも何か遮蔽物があると、もうそのセンサーは壊れる。
セメダインを塗られただけで、もうわからない。
それぐらいやっぱりこの皮膚に埋め込まれたセンサーというのはすごい。
このセンサーから伝わった感覚が脳に向かって「すべすべしている」あるいは「フチがギザギザしている」「これはこれよりも大きい」そんなことを見るがごとくジャッジする。

 ルフィニ終末からの情報を脳がどのように利用しているかは、あまりよく分かっていない。皮膚表面に沿って物体が動くときに皮膚が局所的に引っ張られるため、そうした動きの検出に役立っているのかもしれない。(64頁)

だからストレッチで伸ばしている時「アイタタタ・・・」という。
その「アイタタタ・・・」を言えというセンサーがこのルフィニというセンサー「神経」らしい。
これがなくなったら腕なんか折られちゃう。
「『参った』をする」というセンサーがあるという。

皮膚のネットワークから入った触感は皮膚から脊髄へ、そして脳へ、そして神経細胞へと伝わっていく。
その伝わり方と役割がものすごく複雑。
結論を言うとその後何が書いてあるのかよくわからなかったが、面白くなったのはその次の章で「愛撫のセンサー」。
皮膚から入ってきたセンサーが捉えた情報が神経を伝わって脳に送られるが、脳に送られるスピードが違う。

C線維を伝わる電気信号は遅い。時速3.2キロほどだから、人がぶらぶらと歩く程度だ。これに対してAβ線維の機械受容器からの信号は時速約240キロ、Aα線維の固有受容覚信号は時速約400キロのスピードで伝わる。(99頁)

この皮膚から入ってきた情報がそれぞれスピードが違うのは、その後のジャッジをするため。
物にぶつかって額を打った。
その時に「この痛みが大体何日間ぐらい続くか」と予想する。
しゃがみ込んで「痛テテテテ・・・」と言っているのだが「我慢できないこともないか」とか「これはちょっとマズイな」と思ったり。
それは、それぞれ電気信号に変換された伝わるスピードの違いがそのことを判断させる。
危険を感じる、危機を感じる痛みの時は、その痛みの伝わり方は速い。
ところがうずくというか、熱を持つというか、ゆっくり腫れてくるというか、その感覚が伝わるスピードが変わる。
これは伝わる神経線維が違う。
これは「電線」が違う。
速い痛みを伝える電線と鈍い痛みを伝える電線が違う。

 C繊維は長い間、痛みと温度と炎症の情報だけど伝える神経だと考えられてきた−中略−しかし最近、一部のC繊維がある特別な触覚情報を伝達していることがはっきりしてきた。C触覚繊維と呼ばれるその神経は、人と人との接触に特化した、いわば愛撫のセンサーなのである。
 C触覚繊維の終末は有毛皮膚にしか存在しない。その終末は毛包を取り囲み、毛の動きに反応するようになっている。
(99頁)

このC触覚は学習から最適を学ぶ。
この、撫でられてちょうどいい速さを学ぶと、その触感を強く意識して、男の子はよく分かる。
他人の接触を見ただけで「あ、自分も触れられているような気がする」という。
スピードでそれを自分の体感とするという。
だからそっち系(アダルト系)のDVDが売れたりするのは、このC触覚があるから。
「◯◯の見た?スゲェよあれ」とかっていうのはC触覚のスピードと自分の快感のスピードが一緒だから。
武田先生もやったことがあるが、早送りにしてしまうとあれは何も感じない。
バカにできないのは、その手の愛撫のエロスの触覚でありつつも信頼を築く「絆のセンサー」でもある。
信頼はセクシー。
「その人を信頼する」というその「信頼」というのは「安心感」。
安心感が与えられない限り、信頼の絆というのは生まれないワケだから。
どちらかというとエロスの匂いがしないと。
このC触覚の中枢である脳の部位は実に複雑。
これは快感と感じるというのは大変。
様々な脳の領域か関与していて、これが全部燃えないと快感に感じない。
快感というのは脳の支配によるもの。
だから恋の愛撫「彼がそーっと肩を撫でてくれた」というのと、ケンカの時に「ドーンと肩をぶつけた」というこすりあいでは全く違う。
自分が「快」を与えているつもりでも相手にとっては「痛み」となる。
そういうのが触覚センサーの宿命。
そういうので女の人にいっぱいフられてきた武田先生。
「ゴメン、許して」「あーん!もう痛い!」とか。
よく覚えているのはフォークソングでホシカワという先輩がいた。
人柄のよい人。
その先輩の恋人は一つ年上の女性だったが、23歳ぐらいの女性。
可愛らしい人。
ニックネームが「おかあちゃん」。
この二人が仲がいい。
何かの拍子に「どこがいいんですか?」と訊いた。
ホシカワ先輩はガタイはいいが、そんなにカッコイイ人でもなかったので。
歌う歌は岡林(信康)の『山谷ブルース』ばかり。
ガテン系の歌が多い方で、フォークギターで。
そうしたらその「おかあちゃん」という子がしみじみと「うどんを食べてる顔が可愛いの」と言った。
「うどんを食べてる顔が可愛い?そんなもんでこの人はあの先輩の恋人になったのか」と思うと。
「ツルツルツルって食べるの」と言われて。
それでホシカワ先輩とその恋人と数人でデパートのイベントだったので地下でうどんを食べた。
武田先生がうどんを食べた瞬間「武田くん、きたなーい!」と言われた。
先輩もツルツルと結構ツユを飛ばして。
でも武田先生だけ「きたなーい、武田くん」。
その時に「同じじゃん」と思った。
「何か」が違う。
その「何か」というのは女性の方が敏感である。

触覚の他にも様々、人間には感覚がある。
例えばこの本の中でこんな面白いマンガが紹介してあった。
四コマ漫画。

(タイトルは『臭うチーズ』)
若い男女が車に乗っている。
女性は買い物袋を抱えている。
そんな時、男性がちょっと警戒したような険しい表情でつぶやく。
「ここ、なんか臭くない?」
そうすると女は買い物袋の中を覗いて嗅ぐ仕草。
そしてポツリと「さっき買ったチーズよ」。
そうすると男は「あ、そうか。それなら」と納得した後、安心した様子で女性に語りかける。
「なんだか美味しそうな匂いがするね」

これはあること。
最初はすごく警戒して「臭い」と言って、それが気にいって買ったチーズだと分かった瞬間から「美味しそう」になるという。
面白いもの。

「性の触覚」つまり「性感」は、神経終末の分布はほぼすべての男女で同じ。
性にまつわる触れられることへの感性、それは神経全部同じ。
違いがない。
ところがこれを快とするか不快とするかは個人による。
なぜそんなに個人差があるのかはまだわかっていない。
とにかく性的なものというのは脳の中の様々な領域が同時に発火、真っ赤に燃え上がること。

生殖器への刺激を続けると、恐怖に関連する情動信号を処理する扁桃体の活動が低下する。この現象は生殖器への刺激が、恐怖の減少とその結果としての潜在的脅威に対する警戒の消失に関連することを示すと解釈されている。(142頁)

性的に興奮すると不安を感じる能力がぐっと落ちていって、慎重な判断を下す領域がオフになる。
(本の内容とは若干解釈が異なるようだが)
運動なんかもそうだが、カーッと燃える時、スポーツ選手はすごい。
ラクビ―でも骨折しながら走ったりする。
あれはやっぱり「慎重な判断を下す領域」のスイッチが切られてしまうのだろう。
とにかく「同時多発」。
そうすることによって性的な快感が得られるという。

「味覚と触覚のまじりあい」という奇妙な感覚もある。
世界中のほとんどの人がいろいろ触覚に関しては感覚が違うが、面白いことに味覚とあいまったもの、例えば唐辛子を「熱く」ミントを「冷たい」と表現するという。

クールなミント、ホットなチリという比喩は、人間に生まれつき生物学的に備わったものであると思われる。
 ミントの主な有効成分はメントールという物質だ。トウガラシの方は、カプサイシンという化学物質である。
(149頁)

なぜか冷たさを感知できる神経群はこのメントールに反応する。
だから本当に冷たいワケじゃなくて、冷たい時に活性化する神経を励ます。
それからカプサイシンの場合は熱は全然ないが「辛さを熱と感じる」ということがある。
これは人間の進化ではなくて、植物が身を守るためにそうした。
全部喰われちゃうと嫌だから、人間が嫌がるカプサイシンをいっぱい食べて、喰われることを防ごうとしたのが唐辛子の側の事情。

トウガラシという植物と鳥類とは、進化の過程で、ある種のデタントに達したようだ。哺乳類は種を食べると臼歯ですりつぶしてしまいがちだが、鳥には臼歯がなく、種子の大半はそのまま消化器官を通り抜ける。鳥が糞をすると、これまでとは違う場所に発芽可能な種子を播いていくことになる。(152頁)

(番組内ではミントに関しても鳥との間には同様の関係があると言っているが、本にはそういう内容はない)

無痛症。
痛みを感知できない遺伝病があり、どこから飛び降りても痛くない。
骨折しても痛くない。
これは何よりも恐ろしくて、だいたい十代でお亡くなりになる。
そうやって考えると「痛みがある」というのは身の安全のためには大事なこと。
だからちょっと痛むところがあったりしても、これはやっぱり「長生きするための一つのセンサーである」というふうに思いましょう。
「痛み」というのは絶妙なもので、この「痛み」を感じると、また「感情」も一緒に燃え上がる。
何で感情が燃え上がるかというと、痛みを判断しなければならないからで、痛みは種類によって「この痛みは安全のうちにあるか、それとも危ない痛みなのか」「この痛みは予想通りなのか、それとも意外な痛みなのか」「ずっと痛むのか、わりと早めに収まるのか」そういうことも痛みの感覚、痛みの伝わり方で人はジャッジする。
更に痛みは脳記憶として結びつく。
それがPTSD「心の痛み」みたいなものもちゃんと記憶されてしまう。

 治療がとくに難しい慢性痛に、幻肢痛と呼ばれるものがある。手や足を切断した人の約6割が、失った手足が痛むような慢性痛を経験するのだ。(189頁)

それとは逆にピアノやバイオリンの演奏者というのは脳を経由しないで「手が勝手に動く」という触覚の技術に入ることがあるという。
これも一種の触覚の見せる奇跡。

「慢性の痛みがあるのに、どうして慢性の快感がないのだろう」。(188頁)

それは快感よりも痛みの方が生き残るためには重大なセンサー。

「痛みと脳がいかに結びついているか」のものすごい実例。

 イラク戦争中の2003年4月13日、アメリカ陸軍実戦部隊の衛生兵ドウェイン・ターナーは、バグダッドの南50キロほどの暫定作戦基地で少人数の舞台とともに補給品の荷下ろしをしていたときに、敵襲を受けた。(190〜191頁)

 ターナーの右足と太ももと腹には手榴弾の破片が刺さっていたが、動きは鈍ることはなく、何度もクルマの陰から飛び出しては、倒れた仲間を安全な場所まで引きずった。その間、2度撃たれ、1回は左足に弾が当たり、1回は右腕の骨が折れた。だがダーナ―は撃たれたことにはほとんど気づかなかったという。(191頁)

 ターナーはそのうち出血で倒れてしまうが、−中略−ターナーの働きがなければ少なくとも12人の命がこの場で失われていたと考えられ(192頁)

このターナー衛生兵は衛生兵をやっていたために「他の兵士を救わねば」という脳の方の意思の力が強くて、感じる痛みを全部遮断していたのではないか。
どんな激痛でさえも、脳はそれを遮断する力を持っている。
痛みについては大きく心がジャッジしている。
痛みと感情、特にネガティブな感情は深く絡み合う。

被験者にコンピューター上でバーチャルなキャッチボール・ゲームをしてもらい、参加メンバーから外すといった軽度の社会的排斥でさえ、背側前帯状皮質と島皮質後部の活動を引き起こす。(204頁)

だから、そんなささやかなことでも心は痛む。

切り替えが遅い方で、ちょっとクヨクヨ、ウジウジする武田先生。
「そういう言い方しなくてもいいじゃないか」とか何か。
人の言い方をグズグズ考え込むが、ちょっと最近よくなってきた。

「痒みとは小さな痛みだ」と言われていた。
ところが、著者によるとやっぱり「痛み」と「痒み」は違う。
この痒みに関するものは、まだ今はもう少し研究が必要。
これさえはっきりすれば、もう少し神経伝達物質やニューロンのことが分かれば、アトピーに対する対策ができるのだが、これができない。
「小さな痛みだ」ということでアトピーをやっつけようとしたら、全然効かなかった。
アトピー対策のために今、必死らしい。

 ヘロインやオキシコドンなどオピオイド(アヘン様物質)が強い痒みの発作を引き起こすことはよく知られている。(217頁)

以前、元中毒患者の人と話をした時に「痒み」とおっしゃっていた。
その痒みが「手のひらに虫が乗ってる」というあの幻覚と来る。

鎮痛薬としてオピオイド(モルヒネなど)を使った患者の80%は痒みを経験する。(217頁)

「痛み」と似ているが「痒み」には独特の個性、特徴がある。
実験でも分かる通りだが「痒みは伝染する」。
痛みは伝染することはないが、痒みは伝染する。
それが証拠に、イラストでもいいし、フィルムの写真でもいいが、虫、ダニ、ノミを見ると100人中何人かは必ず掻きはじめたり、手のひらを撫でたりする。
この「伝染する」という能力が痒みには強力にあるということ。
痛みも痒みも、それ相応に心の問題で、だから人間にとっては重大な感覚。

posted by ひと at 11:41| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年3月27〜4月7日◆タッチ(前編)

お隣の国、半島の両方の国で騒ぎが起こっている。
おそらくヨーロッパの街角でばったり会ったりすると、隣国の方と日本人の区別はほとんどつかない。
「何が違うのかなぁ」と思う時がある武田先生。
「理解ができない」というのは、韓国の人は本当に整形美容に抵抗がない。
あの裁判で出てきた「◯◯さんの娘」みたいなのがいた。
あれで何か語られてもすごく苦しい。
教育テレビを見ていたら「整形についてどう思いますか?」というので世界中の人が集まって、そういうことをワーワー井戸端会議をやるという番組をやっていた。
「それは、もう何てことないものです」と手を上げたのが韓国の人で、他にも西洋の人がいた。
「だいたい中学校の真ん中ぐらいになった時に顔を変える」というのが一番いいそうだ。
「チェンジにもってこい」で。
そう言われると「いいのかな?」と思ってしまう。

身体(しんたい)髪膚(はっぷ)これを父母(ふぼ)に受くあえて毀傷(きしょう)せざるは孝の始めなり(古代中国の書物・孝経)

整形に抵抗がある。
こっちはあんまり親から良いものを貰っていないから、何とか他でカバーしようと思って。
それが人生じゃないかなぁと思う。
歳を取ってから崩れてきてわかってしまうのが嫌だし「そんなことしていいのかな」という抵抗がある水谷譲。
あえて名前を出さないが、整形をやった俳優さんの演技を見たことがある武田先生。
整形前よりもオーバーになっている。
顔が持っている表情を自分がコントロールできていない。
だから無闇に顔を使うが、全部オーバー。
それで、複雑な心理の芝居ができない。
「静かな顔をしようとしてるんだけど、内面が動揺してる」という『飢餓海峡』なんかで三國(連太郎)がやったような演技ができない。
「オメェがサチコさん殺ったんだろ!」「やってませんよ・・・」
その時に観客が見て「あ、殺ってる。犯人はコイツだ!」という、それが出ない。
自分の顔の筋肉をコントロールしていない。
或いは一枚お面をかぶったような感じで、肉を動かしているが表が動いていない。
そういえば法廷みたいなところに引っ張り出されたその整形で綺麗になられた方の顔を見ていると、指から先も反省しているように見えない。
それは、美しさのために表情が顔に出てこなくなったんじゃないか。
そう思う時にすごく抵抗がある。
そんなことを頭の中で考えているうちに、フッと本屋さんで目が合った本。

触れることの科学: なぜ感じるのか どう感じるのか



著者はデイヴィッド・J・リンデン。
THE SCEIENCE OF HAND,HEART,AND MIND
TOUCH

というタイトル。

見れば信じられる。だが、触れることができればそれは真実だ。
         ──トーマス・フラー「ノーモロジア」一七三二年
(6頁)

この著者は特に男性にとって「触る」ということが、いかに決定的な感覚なのか、それを懸命に本で訴えている。
『ロリータ』をお書きになった作家さんの言葉をこの著者が本に書いている。

「男性にとり、視覚に比べれば取るに足らない触覚が、決定的な瞬間には、現実を扱う、唯一とは言わないまでも主要な感覚となるのである」(10頁)

女性より男の方が、触覚に関しては重大。

この著者が遠回しに言っていることをズバリ言うと、大人の方だったらばどなたも経験なさったと思うが、男女のその瞬間、両方とも目をつぶる。
なぜ目をつぶるかというと、それは触覚による情報をマックスに上げるために視覚を消して触覚に専念するという。
個人差があるかも知れないが、間違いなく言えることは、ジーっと相手を目を開けて下から眺めていられると、一種「侮辱」ととられる。

 私たちの場合も、触覚経験は感情と分かちがたく結びついている。それは英語の日常的な表現をとってみても分かる。−中略−「傷つく(I'm touched:触れられる)」や「いじめてる(hurt your feeling:触覚を傷つける)」のほか、「ツンツンする(pricky:棘の多い)」、「キツい(rough:表面が粗い)」、「ずるい(slippery:つるつるしている)」などはごく普通の比喩表現だ。私たちは人間のさまざまな感情や行動や性格を、皮膚感覚を使って表現することに慣れている。たとえば、−中略−
「厄介な(sticky:べとべとした)状況」
−中略−
「難しい(hairy:毛深い)問題だ」
−中略−
 気の利かない人のことを英語でtactlessと表現するが、これは文字通りtact(触覚)を欠いているという意味である。
(10頁)

だから、触ることというのがいかに感情表現に用いられているかということ。

触覚の不思議なので、言われてみると確かにそう。
「触覚」とは実は私たちの例えば「子育て」とか「傷」とか、気配や空気を読む男女間のいわゆる「情」みたいなもの、「別れの予感」。
そういうものも含んでいるという。

面白いのは「ミント」を冷たく感じる。
唐辛子は熱く感じる。
皮膚に塗っても。
これはどうしてこういうことになってしまうのかというと、脳の領域でジャッジする。
だからミントが冷たいワケではない。
唐辛子が火のように熱いワケではない。
それが脳に行くとミントで皮膚を撫でると「あ〜冷たい!」。
それから唐辛子だと「あ〜熱い、ポッポしてきた!」とかっていうことに。
温度を持っているワケではないのだが、脳の領域ではそれを「冷たい」、それを「熱い」「ホット」とジャッジする。

かくのごとく「触る」「触られる」というのは脳でジャッジするから、ものすごく複雑。
ある人が触ると愛を感じる。
ある人が触ると警察に訴えようと決断する。
恋人がアナタのお尻にソッと回す手と、電車の中で痴漢の人がソッとアナタのお尻を触るのとは、力具合においてはだいたいおんなじだが、感情が全く違う。
つまり「触覚」が決定しているのではなく、触覚から伝わってきた感情がその触ってきた者に対してジャッジしているという。
これは面白い。
ものすごくクールな言い訳をすると「性的な絶頂感」は中身はクシャミと同じ。
これは感覚器で言うと「あくび」と同様の反射。
それが一生忘れられないということは、いかに脳がこの「接触」「タッチ」「触覚」に意味を与えているかということ。
性的な絶頂感でさえ、肉体的には女性でクシャミ、男性ではあくびと同様の痙攣であるという。

心理学科の建物に入ってきた被験者を、女性の実験助手がロビーで出迎える。−中略−助手はどうしたわけか、コーヒーの入ったカップと、クリップボードと、教科書を2冊手にしている。研究室の階まで上がるエレベーターの中で、助手は被験者の情報をクリップボードの用紙に書き込みながら、何気なく、コーヒーを持っていてもらえないかと頼む。コーヒーを返してもらったら、被験者を実験者のところに案内する。その際、ある被験者にはホットコーヒーを、別の被験者には冷たいコーヒーを手渡す。−中略−
 有意な結果として、ホットコーヒーを手に取った被験者は、冷たいコーヒーを手渡された被験者よりも、架空の人物を温かい人(人間的、信頼できる、友好的)と知覚した。
(20〜21頁)

NBA全30チームの2008〜09シーズン開幕後2カ月分の試合(選手総数294人)の録画をチェックし、ゴールを喜ぶ接触−中略−を数えた。(24頁)

少なくともプロバスケットボールの文脈では、短時間の喜び合いでの身体的接触が個人とチームの成績を押し上げていること、それも協調性を築くことを通じて成績を上げていることを、強く示唆している。(25頁)

「喜んでないで早くやれよ」という時がある。
あれはダメ。
いちいち喜ぶ。
それから、もし点数を取られたら、いちいち励まし合う。
こうすると強くなる。
これは「なるほどなぁ」と思う。

人手不足の児童保護施設で、1日20〜60分、子供を優しくマッサージし、手足を動かしてやったところ、触れ合い不足の悪影響はほとんど打ち消すことができた。この接触療法を施した赤ん坊は体重の増加ペースが上がり、感染に強くなり、よく眠り、あまり泣かなくなった。(40頁)

 未熟児に対して優しく接触刺激を与えるには、カンガルーケア(早期母子接触)と呼ばれる方法が効果的である。(40頁)

子供を育てる時、接触は重大な感覚であるという。

 デポー大学のマシュー・ハーテンスタインらが、感情伝達における対人接触の役割を調べる興味深い実験を始めている。ひとつの実験はこのようなものだ。カリフォルニアの大学の学生を集め、2人ずつテーブルを挟んで向かい合って座ってもらう。2人の間は黒いカーテンで遮られている。お互いの姿を見たり、話をしたりすることは禁止だ。伝達者の役を割り当てた側に、感情を表す12の単語リスト(怒り、嫌悪、恐怖、幸せ、悲しみ、驚き、同情、困惑、嫉妬、誇り、感謝)の中からランダムにひとつを見せる。伝達者にはしばらく考える時間を与えたうえで、もうひとり(解読者)の前腕の肌に、その感情を伝えるために適切と思われる触れ方で5秒間触れてもらう。−中略−外向きの感情である愛情、感謝、同情は、偶然によるよりもはるかに高い確率で解読された(42頁)

若い時もそうだが、母ちゃん(武田先生の奥様)の手なりなんなり握ると大体分かる。

女性が男性に怒りを伝えようとしても男性はその意図を正しく解読できず、男性が女性に思いやりを伝えようとしても女性はそのメッセージを解釈できなかったのだ。(44頁)

この男女差というのは、やっぱり男と女の恋愛も含めての、恋の駆け引きにもなるだろうが、一歩まかり間違うと事件になったりする。

1960年代に心理学者のシドニー・ジュラードが、世界中のコーヒーショップで会話をする人々を観察した。それぞれの場所で、きちんと同じ数のペアを同じ時間だけ観察したのだ。その結果、プエルトリコのサンフアンでは2人の間の身体的接触が1時間に平均180回と最も多く、パリでは110回、フロリダ州ゲインズウィルでは2回、ロンドンでは0回だった。(44頁)

これはおそらく日本も0なのだろう。
日本は触らない。

番組の控室か何かで指原莉乃さんとした話。
結構疲れてらっしゃったから「前のスケジュール大変だった?」「ちょっと握手会があったもんで」という。
何気なく「アンタも嫌だろ?他人と。な、手を握ってくるんだろ。アンタの手を」と。
「そんなことないです」という。
マツモトさんが横にいらして、小っちゃい声で「ウソ」とおっしゃっていた。
どっちが本当か分からない。

「触れる」というのは考えてみれば、不思議な感覚。
東アジアに限って「触れる」ことというのを考えているが、外見では分からない。
香港と台湾の人の違い。
香港の人は、中年とか初老、老年になってもすぐに手を繋ぐ。
香港を旅した時に、中年夫婦がもうほとんど十代のカップルのような密着度で歩いてらっしゃる姿を見て、ちょっと驚いたことがある武田先生。
台湾は肉体接触がき。
ダンスとかすごく好きだから。
でも、台湾の方は香港ほどではない。
台湾と上海も違う。
何でこんな話をしたかというと、武田先生が英語を教わっていたイギリスの娘さん、カリーナ先生が時々面白いことを言う。
あの英国娘の目というのがすごく刺激的だった。
よく一杯飲み屋なんかで、ニュースか何かが音声を全部消してテレビが流れている。
そうしたらえらい事故が起こっていて、事故の現場風だったから「え?どっかで死人出たんだ・・・」とつぶやいたら、あのイギリス人が「あ、これ日本じゃないよ」という。
「え?何で?日本人じゃん」
「違う違う、これ韓国よ」
「何で分かるの?」
「泣き方違うもん」
そういう例を取り上げて申し訳がないが、韓国の人はそういう悲惨な出来事が起こるとワーッと抱き合って泣く。
それで、日本人からすると泣き方がすごく強い。
悲しみの表現が韓国の方はすごく強い。
ある意味では大地を叩き、地をかきむしるような。
それを誰かがガバーッと抱きしめるとか。
気絶しそうになる方がたくさんいらっしゃる。
それに比べて日本人はいっぱいニュース報道でも見てきたが、泣く時に一人。
踏ん張って、伸びてくる手を振り切る。
接触を拒否して単独で泣こうとし、極力泣くまいとし。
異様なのは、事故現場から笑顔で被害の状況を語る人がいる。
本当に多い。
気の毒そうにテレビ局の人がマイクを差し出すと笑う。
「もう逃げる暇もなーんもなかったですたい」と言いながら。
巨大な火山の爆発を遠目に見ながら、ほんのわずか笑みを浮かべて語る雲仙の人を見かけたことがある。
それから、もう本当に武田先生が泣いたが、広島で土砂崩れで家が何軒も流された時に連れ合いの80代のおばあちゃまを亡くされた90代近いおじいちゃんが「まぁしかし、一瞬の出来事だったんでね、大きな苦しみはなかったと思います」と言いながら淡々と語ろうとする。
その時に倒れたり一切しない。
自力で立って妻の最期みたいなことを語るおじいちゃんを見ていて、皮膚感覚の違いと感情表現の違いを半島の両国と日本、それからユーラシアに巨大な国を持つ中国と、それから島である台湾。
何かそれぞれの感情表現の、それが何か違うのではないかと。

「日本人ってやっぱり触覚の人種なんだ」「タッチの国民なんだなぁ」と武田先生が思うのは、この国の手工芸品に出ているような気がする。
日本は「手のひらの感覚で判断して物を造形していく」という能力がすごい。
東京12チャンネル、テレ東の番組とかを見ると。
「匠の技って何か?」と言ったらほとんど「触覚」。
その辺がやっぱり大陸の国、そして半島の国、島の国である台湾あたりの人たちと日本人との差ではないのかなぁと思ったりする。

日本は戦前のことだが「アジアは一つ」と言って、大まとめにアジアを考えたところから大きな戦争を起こしてしまって。
アジアの他の国も含めてご迷惑をかけた。
ちょっとトリッキーな言い方になるが「アジアは一つではない」と「アジアはバラバラ」。
こういうところからアジア観を作っていった方がいいんじゃないだろうか?
武田先生が考えたのは「韓国文化は何か?」と言ったら「視覚文化」じゃないか?
どう見せるか?
だから愛情も見せる、怒りも見せる。
それから自分の力も見せる。
つまり「見せる」ということが最大の文化的特徴。
日本は反対で「見えるものを見えなくしてしまうところに見えるものがある」という。
「行間を読む」みたいなこと。
寅さんでも健さんの任侠ものでも日本人がゾッとするのは、主人公がクルっと背中を向けて歩き出した瞬間に「クライマックスに入った」という。
その「後ろ姿の美学」。
「見せないことの努力をしていることが、より見せることになる」という。
連れ合いのおばあちゃんの死を訥々と語るおじいちゃんのその口元に胸を揺さぶられるような悲しみを感じるという。
その間におじいちゃんは一粒の涙も流さない。
インタビューが終わった瞬間に、おじいちゃんは身をねじった瞬間に「泣いているんだぁ」と思った瞬間に、隠された涙を我々は見ることができるという。
「涙を隠すところに涙を見る」という。
その「隠そうとする文化」と「見せようとする文化」の違いが、時折半島の方々とすれ違いになっているのではないか。
原子が爆発するというような爆弾を作っても強さの証明にはならないと思うが、どうしてもあれに火を付けて上がっているところを見せないと自分たちの軍事力を見せられないのだろう。
その辺の違いみたいなのが、皮膚感覚の違いみたいなものがアジアの人々の間にそれぞれあるのではないだろうか。

この「触覚」という問題に関してはものすごく複雑。

 皮膚には基本的に有毛と無毛の2種類がある。無毛皮膚というと、読者はすべすべの肌を思い浮かべるかもしれない。たとえば女優のキーラ・ナイトレイの頬のような。けれども、キーラの愛らしい顔の柔らかい皮膚を注意深く観察したなら、実際には細く短い、色の薄い毛に覆われているのが分かるはずだ。軟毛(産毛)と呼ばれる毛だ。−中略−この軟毛は、基本的に毛管作用で水分を運ぶ役割を負っている。汗を皮膚表面から引き上げ、効率的に蒸発させて皮膚の冷却を助ける。(49頁)

 本当の無毛皮膚は、手のひら(指の内側を含む)と足の裏、唇、乳首、生殖器の一部にのみ見られる。(49頁)

 有毛皮膚も無毛皮膚も、基本構造は同じである。二層構造のケーキを思い浮かべて欲しい。上層は表皮で、さらに薄いいくつかの下位層に分かれている(図2-1)。どちらの皮膚も、表皮の最上層は角質(角質層)と呼ばれる死んで扁平になった皮膚細胞の層で、その下に3つの薄い層(顆粒層、有刺層、基底層)がある。(49〜50頁)

こうして表皮の細胞は、50日ほどですっかり入れ替わる。(51頁)

そしてその4つの層には4つのセンサーがある。
このセンサーがすごい。
浅い皮膚には物の形、質感を判断する「メルケル盤」。
握る力の強弱のセンサー「マイスナー小体」。
深いところでは「パチニ小体」。
揺れを感知するセンサーで皮膚が0.0001mm動いても感知する。
ほんのちょっと揺れても「あ!揺れた」と感じるというのは、この皮膚のセンサーのおかげ。
掴んでいる物の、手に伝わってくる震動を正確に神経の方に送って、何を感じているか絶えず脳にジャッジさせている。

シャベルで砂利を掘るところと、柔らかい土を掘るところを想像してみてほしい。あなたの手は、シャベルと地面の接触箇所からずいぶん離れているにもかかわらず、砂利と土の違いはすぐに分かるはずだ。(62頁)

posted by ひと at 11:28| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月23日

亀田製菓 75g うす焼グルメ ローストガーリック味

亀田製菓 うす焼グルメローストガーリック味 75g×12袋



亀田製菓株式会社
「うす焼」にローストガーリック味が期間限定で登場!フランス産ロレーヌ岩塩を使用し、ガーリックの旨みを一層引き立てました。

8月14日から12月末まで期間限定発売。
スーパーで132円(税別)で購入。
内容量75g。
エネルギー(100gあたり)427kcal。

普通のと同様に三つに小分けできるようになっている。
ガーリックパウダーとガーリックオイルをたっぷりかけているらしい。
ということでニンニクだなっていう感じの味。
後は塩(フランス産ロレーヌ岩塩)の味だな。
不味いってことはないけど、別段美味しいってほどでもなく。
普通ってことで。

posted by ひと at 20:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月16日

カルビー じゃがビー バジルチーズ味

DSCN2944.JPG

カルビー じゃがビー バジルチーズ味 |商品情報|ファミリーマート
皮付きのじゃがいもをそのままフライしたような食感「じゃがビー」です。バジルとゴーダチーズにガーリックを加えたコク深い味わいです。

7月18日発売。
ファミリーマート、サークルK、サンクス限定・数量限定。
139円(税込)でサンクスで購入。
内容量36g。
エネルギー219kcal。

新発売って書いてあったから買ったけど、先月じゃ無ぇかっ!
すごくチーズの味が濃い。
まあまあ美味しい方かなと思うんだけどね、値段のワリに中身が少ないっていうか、喰い足りない感じ。

posted by ひと at 17:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

チロルチョコ チロルコヨ

DSCN2935.JPG

8月7日発売。
ローソンで32円(税込)で購入。
エネルギー62kcal。

「コヨ」というのは「ココナツヨーグルト」の通称だそうだ。
ブームだって話だけど一度も聞いたことないけど。
パッケージは三種類。
どれにしようかかなり悩んだ。
最近三種類展開のことが多いな。
一種類でいいのに。
三種類出しておけば、私みたいなバカが釣られて三種類全部買ったりすると思ってるのかな。

DSCN2937.JPG

ココナッツヨーグルト風味のチョコと、4種類のフルーツ素材を組み合わせたそうな。
酸味があるのでヨーグルトと言えばヨーグルトみたいな味もするし、フルーツの味もするが、チョコには合わないと思う。
単に私の好みに合わないだけかも知れないけど、あんまり美味しくない。

チロルチョコ チロルコヨ 1箱(30個)



posted by ひと at 19:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

【虫写真】孵化してしまいました

早朝に見た時には孵化していなかったので「明日ぐらいかな?」と思っていたのだが、その後見ると・・・

DSCN2929.JPG

うん・・・。
孵化してるね(号泣)。
死んでいただくしかないです。
今日みたいに涼しい日ばっかりならいいんだけどさ。
そういうワケにもいかんでしょう。
約1000匹の子供たちを見殺しにするのは心苦しい限りだし、エサだってまだ冷蔵庫にあるから少しでもあげたいとか思うけど、そこは心を鬼にして見殺しにっ!

今回はカイコの数が少ないので、結局サナギになったのは全て羽化させたのだが、今朝、最後のヤツが全部羽化。
で、例の巨大なサナギね。
朝に見た時は変化なしで、でもかなり黒っぽくなってきていて、全く動かないし「明日の朝ぐらに羽化か、そうでなきゃ死んでるかな?」って感じだった。
昼過ぎに見たら、すげぇ移動してるから「?」と思ってよく見たら・・・
頭のとこだけ脱皮していて、残りはかぶったまま。
脱皮の最中って感じではなく、完全に脱皮を失敗して時間が経過してますねっていう。
皮を脱げないまま、蛾尿までしてしまっているので、このまま時間が経つとカチカチになってもう完全に脱げない状態になると思われ。
ってことで急いで脱がせる。
表面は蛾尿で汚れて汚い色に。
触覚なんかも貼りついちゃってる感じ。
今回、脱皮が自力でうまくできないヤツ続出で何匹も脱がせたけど、脱がせても弱ってしまってすぐ死んじゃうのが多いんだよね。
せっかく巨大なのにな・・・。
巨大な遺伝子を引き継いだ卵とか確保したかったんだけど無理だな。

DSCN2933.JPG

左が巨大なヤツね。
巨大なサナギだったんで巨大な蛾に。
どのぐらい巨大かがわかりやすいように、右側に普通サイズのヤツ。

これですべて蛾になったので、蛾が全部死ぬまで面倒見るってことで。
今年はもう一回やりたいんだけどねぇ。
両親ともに黄色い繭のヤツが確保できなかったんでね。
黄色いヤツだけちょっと孵化させたいかなとは思うのだが。

posted by ひと at 19:19| Comment(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

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スパムを送り付けてくるバカが早く氏にますように

posted by ひと at 18:40| Comment(0) | スパムなんか送るヤツは馬鹿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【虫写真】まずいことに・・・

先日卵の色が変わらないヤツがいるっていうのをご紹介したのだが、最近そいつの色が変わってきた。

DSCN2927.JPG

この色は・・・非休眠卵(激鬱)
孵化するだろうねぇ。
今回はカイコの数が少なかったからもう一回ぐらい孵化させたいとは思うんだけど、今は気温が30℃超えちゃったりする状態なので、今から孵化させるとしばらくカイコのためにエアコンつけっぱなしみたいな状態を続けなければならない。
それは嫌だ。
ということで死んでいただくことに・・・。
この卵を産ませた時は、オスが足りなくて一匹のオスで二匹妊娠(じゃないよな・・・)させる形にしたワケなので、多分そのオスが非休眠卵にしちゃう遺伝子とか持ってたのかなと思うのだが、カイコの遺伝のこととかよう知らん。
たまに非休眠卵登場で困るんだよねぇ。

posted by ひと at 17:35| Comment(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

和紙で懐紙入れを作る

和服を着る機会が多くなってしまったので、たもとにハンカチなんか入れたりしているが、懐紙ってのを入れておくと何かとよろしいのではないかなんて思ったり。
で、懐紙と懐紙入れを買おうと思ったのだが、懐紙入れは結構いいお値段。
しかも割と厚みもあったりしそうだし。
自分で縫えるみたいだから、あんまり邪魔にならないようなのを自分で作ったらいいかな?とも思ったのだが、接着芯貼ったり、ミシンも持っていないので全部手で縫うのとか面倒臭ぇなと。
布も買わないといけないし、コストも結構かかっちゃうかなぁ〜なんて思いつつ調べてみたら市販のもので和紙で作られたものが売っていた。
和紙で作るんだったら自分でも作れるんじゃないか?
しかも布で作るのよりコストもかからないのではないか?
なんて思ったワケです。
折り紙の折り方を紹介しているようなサイトとかいろいろ漁ってみて、使えそうなのないかなぁなんて思って実際に何種類も折ってみたのだが、どれも自分の思うような感じに仕上がらない。
ってことで、まるっきり一から自分で考えて折ってみることに。
折り紙ってのとはちょっと違う感じになったけど。

DSCN2866.JPG

和紙を扱っているような店が発見できなくて、結局百円ショップで買った。
ついでに両面テープも買った。

図の見方
・白い方が裏
・水色の方が表(柄が入っている方)
・ピンクは両面テープの貼りつけ位置
・赤い線は谷折り


まず、30cm×30cmの紙を用意する。
買ってきた紙は片側しか30cmじゃないんで、余った分を切らなきゃいけないので面倒臭かったり。
これしかなかったから仕方がないけど。

懐紙入れ03_01.png

紙を斜めにしてど真ん中に折れ目で印つけて、更にその印に合わせて一辺を折って印をつける。
っていう説明でわかるかどうかわからんが。
図には両面テープの位置も示してあるけど、両面テープを貼りつけるのは次の工程の折れ目を付けちゃってからね。
って、やっぱりわかりにくいよな・・・。

懐紙入れ03_02.png

先ほどつけた印の部分まで折り上げる。
折り上げちゃったら先ほどの図に示したあたりに(別にずれた場所でもいいけど)両面テープで止める。
右側の赤い線で示した部分を下の部分がど真ん中の線の位置にくるあたりまで折る。
この図の両面テープも次の折れ目を付けちゃってから貼ってね。

懐紙入れ03_03.png

左側も同じ感じに折る。
で、これも両面テープは次の折れ目をつけてからね。

懐紙入れ03_04.png

下の方を折り上げる。
下の端が真ん中の◇の部分の先端にピッタリ合う位置までっていう説明でわかるかな?
で、次の折れ目を付けてから両面テープね。

懐紙入れ03_05.png

上の方を少し折る。
両面テープは折れ目を付けちゃってからね。

懐紙入れ03_06.png

こんな感じになるんじゃないかと思うが。

DSCN2868.JPG

外側はこんな感じ。

DSCN2871.JPG

中に懐紙を入れるとこんな感じ。

DSCN2925.JPG

折り曲げたところの先端には和風のシールを貼るといいかなと思うのだが。

DSCN2872.JPG

で、その部分を中に入れて閉じるとこんな感じに。

百円ショップで買った紙は普通の折り紙みたいな感じの紙なので、写真で見るとそれなりに見えるけど実物は激しく安っぽい仕上がり。
折った時の折れ目が見えやすいので折りやすい。
お高いお値段のちゃんとした和紙でも作ってみたけど「これって布で作った方が安くなかったか?」って感じ。
しかも折れ目がようわからんようになって折りづらかった。

京都 辻徳のチャーミングな懐紙(かいし) ネコの足跡 ホワイト



posted by ひと at 20:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤマザキ ランチパック(よこすか海軍カレー)

DSCN2924.JPG

山崎製パン | ヤマザキのご当地商品
ご当地グルメ「よこすか海軍カレー」をサンドしたランチパックです。よこすか海軍カレーとは、明治41年に発行された『海軍割烹術参考書』に記載されているレシピを元に、当時日本海軍が食べていたカレーを再現したものです。 

神奈川限定商品。
スーパーで140円(税別)で購入。
熱量96kcal。

以前にも同じ名称の商品があったようだが、パッケージも違うし、発売日も違うし。
味は同じなのか違うのかは不明。
山崎製パン|ランチパックスペシャルサイト|商品詳細情報|よこすか海軍カレー

多分8月1日発売。
この手のヤツって、いつもは横浜の観光地あたりの店に行っても売っていなかったりするのだが、普通にスーパーに売っていた。
スーパーのワリにいいお値段だったけど。
中のカレーの味は普通かな。
もっと具みたいな感じが薄いだろうと思ったワリには肉の固形物感も感じられた。
辛さはあんまり辛くない感じだな。
私の嫌いな甘ったるい味っていうんじゃないけど。
この商品で納得いかなかったのは中身のカレーが偏っているというか、端の方に全然入っていない箇所があったこと。
フチのギリギリまで入れろとまでは言わないけど、これはちょっとな・・・って感じで何口も食べても全然カレーが出てこないっていう。

帝国海軍横須賀鎮守府発【よこすか海軍カレー】(神奈川県のご当地カレー)



posted by ひと at 14:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

2017年4月10〜21日◆「ぐずぐず」の理由(後編)

これの続きです。

音がしないことをも音で表現するのである。音のない動作だが、まるでかすかな衣擦れの音でそれと感じるかのように、なにかじっとしておれないような気配が察知されるときも、「そわそわ」「いそいそ」「こそこそ」といったぐあいに[s]の音がよくつかわれる。(98頁)

「ためらい」「あてつけ」「命令」「懇願」をオノマトペで表現する。
「そわそわ」「いそいそ」「こそこそ」
振る舞いのオノマトペ。
「当てつけの非難」もオノマトペである。
「おめおめ」「ずけずけ」「めそめそ」「いじいじ」「だらだら」「ちまちま」「もたもた」「あたふた」。
更に広がり「批判と否定」のオノマトペ。
このオノマトペは人の悪口を言う時に大活躍する。

 じっさい、多くのオノマトペには否定的な意味あいが色濃く含まれている。思いつくままにあげても、「うじうじ」「めそめそ」「ぐずぐず」「どんより」「べろんべろん」、「ぼろぼろ」「だらだら」「でれでれ」「めろめろ」「もたもた」「ばたばた」(101頁)

これは動きなのだが、もうこのオノマトペが出てきた段階で非難しているのは分かる。
「何だかアイツは、来たのはいいんだけどバタバタバタバタしててさ」っていうのは目に浮かぶオノマトペ。

 さらに、オノマトペを含む動詞句から派生した名詞にも否定性は色濃くうかがえる。「きりきり舞い」「のろのろ運転」「よちよち歩き」「ひそひそ話」「びしょ濡れ」「ぶつ切り」「ごちゃ混ぜ」−中略−「どんちゃん騒ぎ」「こそ泥」「がり勉」といった例がその最たるものである。
 こうした否定の強い含みは、オノマトペの動詞化のみならず形容詞化によってもおこえなる。「い」をつければ、「くどい」「のろい」「ぼろい」「とろい」
−中略−「しい」をつければ、「とげとげしい」「たどたどしい」、さらには「けばけばしい」(103頁)

「けばけばしい」という漢字。
クイズ番組に出ていた。
「毳毳しい」
漢字で書くと痒くなる。

 擬音・擬声語は、ドイツ語で「音の絵」といわれる。(92頁)

このオノマトペの豊かさは身体の感覚的な手触りの表現からお気づきの方も多かろうと思うが、これは「子供の感覚」。
これは大人の感覚ではない。
子供の目で見たその感覚がオノマトペになっている。
他の国と比べて日本では幼児の感覚を言葉に残している。
「お母さん、ベトベトしてるー」というやつ。
子供がうまく言語を使え無い時にオノマトペを使って自分の語彙を増やして伝える。
「ずーっと泣いてたから、お顔が涙でベトベトになった」とか、他の国と比べて日本語というのは幼児の感覚を言葉に残している。
ドキッとする。
日本のマンガ、実はアニメ文化を支えているのは豊かな、このオノマトペではないだろうか。
童謡やアニメソングに擬音が多いのは子供の国からそれらがやってきたからだそうだ。
ぽっくりぽっくりあるく(童謡『おうま』)
その意味で日本のオノマトペの真相を民俗学者の柳田国男は

「緑児は言わば無意識の記録掛りでありました」と、忘れがたい言葉を書きつけた。(106頁)

日本人は老人になっても幼児の言葉を使っているという。

日本の言葉の中にこの鷲田さんは「幼児性がある」と。
その幼児性というのは決して悪い事じゃないんだと。
幼児の感性みたいなものを大事に日本人っていうのは体の内側に秘めている。
そういう人種なのではなかろうかと。
こういう人種というのは中国大陸にも朝鮮半島にもいないという。
日本列島、ジャポネシアという諸島。
数々の島からできたこの国独自の国民性ではなかろうかと。

日本人はなぜ幼児の感性、感覚をこれほど濃く言葉にとどめたのであろうかと。
それには日本のオノマトペが内臓感覚から生じたものだからではないだろうかと。
「うきうき」「きびきび」「るんるん」「すごすご」「のこのこ」「よたよた」
人の動作の擬態語であるが、その動きのときのわずかな動作の違いが内臓を通して私たちには分かる。
違いは「内臓感覚」。
「うきうき」も「きびきび」も「るんるん」も、実は外から見た目は全部おんなじ。
だけど使っている筋肉が「うきうき」と「きびきび」と「るんるん」では違う。

今度は内臓の元気の無さで考えるとその違いがわかる。
「すごすご」「のこのこ」「よたよた」
これもやっぱり使っている筋肉が違う。
そういう内臓感覚の差みたいなのがオノマトペで表現されている。
日本人はすぐにわかるが、異国の人にはもう、そう簡単に分からないと思う。

「ひりひり」「びりびり」は違う。
これはおそらく皮膚の傷の痛みの違い。
「ひりひり」は「擦りむいた」とか。
「びりびり」は電気系。
つまり同じ痛みでもオノマトペ一言で使い分ける。
この「ひりひり」と「びりびり」に関しては幼児でさえも日本は使い分ける。

 その解剖学者・三木成夫は、講演録『内臓のはたらきと子どものこころ』(初版一九八二年)のなかで、次のように述べる。口は、内臓前端露出部といえるものであり、「最も古い、最も根づよい、そして最も鋭敏な内臓感覚」がここに表れている。−中略−この臓腑の波動が「大脳皮質にこだま」して、音として分節されたのが言葉である。−中略−解剖学的にいえば、口の内部と周辺では二つの系列の筋肉が交叉しているのであて、顔面の表情金は内臓系の筋肉、起源的には鰓の筋肉からなっているのに対し、舌は、手や足とおなじ体壁系の筋肉からなっている(だから「喉から手が出る」と言う)。(127頁)

表情は実は内臓であり、舌は五本目の手足である。
だから「便秘がちの人の笑顔」というのがある。
ビックリするくらい出た朝は浮かべる笑顔が何か自慢げ。
「何キロ出せば気が済むんだ」みたいな、時々自分に向かって語りかけて、「全部これ俺?」みたいな。
その時に笑顔。
それはやっぱり内臓の調子のよさというのは笑顔に出る。
内臓の悪い時は笑顔はやっぱり人を惹き付けるに足りない。
男は女の子と仲良くなるために飯を喰う。
あれは「何で飯喰うか」というとやっぱりそれではないか。
「相手の内臓を見る」というのが食事にかかっているのではないか。

 言葉も、こうして虫が地中から這いだしてくるように、ひらく。その初発の言葉はmaという音を核にかたちづくられることが多い。(125頁)

英語にはmammalという語もあって、これは哺乳類を意味する。西洋ではお乳にかかわるものをmammaで表現し、日本では食べ物を「まんま」という。(126頁)

全部「M」。
これは「ま」という唇の動きの中に特性が。
子宮に海を持つ女性。
海は「Marine」。

むらむら、むちむち、めらめら、もっこり、萌え、悶え、乱れ、淫ら、股、腿……と、性的な淫猥さを連想させる言葉にもマ行の音はよく用いられる。(126頁)

内臓は、胃袋も腸管も、膀胱も子宮も、ぐねぐねうねり、たえず蠕動しているのだが(107頁)

心拍のようなリズムと分節し難いうねりの響きを「ぐぐぐ・・・」といううねりの響きを内蔵は持っている。
その故に音を重ねるオノマトペが言葉として生じ、人の知覚の始まり「基盤」となるという。
リズムを刻む心臓と内臓のうねり、それがオノマトペに影響するという。
だから「ベチャベチャしてる」とか「ベタベタしてる」とかっていう感覚用語、オノマトペが生まれる。
言葉のスタート「喋る」はおそらく「しゃぶる」から来ているのではないだろうか。
(と三木成夫さんが言っていると番組では言っているが、本にはそういう記述は発見できず)
「舐めまわす。舌で」それが実は「しゃべる」の語源ではないだろうか。
子供は何でも口に持って行く。
これは舐めることでそのものを見ようとする。
脊椎動物は内臓部と体壁部二つに分かれている。
内臓部は体内にあって天体運行と同調。
内臓を動かしているのは星空。
大きな宇宙と連動していると三木さんは言う。
内臓は遠くと共振する不思議な力たここにはあるんだと。
だから魚が川をのぼり、産卵を開始するという秋というのは、天体運動からその時期が決定する。
水谷譲は女性だから「周期」を体の中に持っている。
生理。
それには「月齢」といって月の運行と深く水谷譲は結ばれた臓器をお腹の中に持っている。
内臓には天体の運行を感じるアンテナが秘められている。
生命というのはやっぱりリズムなのだ。
人は成長にともなって、舌から手、皮膚で見るようになり、その後やっと目で見るようになる。
おそらく日本人のオノマトペは内臓の触覚「舐めまわすこと」。
その感度の表現であろうという。

『ホンマでっか!?TV』の先生方は個性的な方が多いのだが、読んでいた本の中で一番惹かれた話。
気が合う合わないというのは「食事」。
心理学の本に書いてあった。
セックスの時間が分かる。
二人で食事する時間の長さが大体、二人がセックスで夢中になっている時間と同じ。

日本語というのは内臓感覚。
だから内臓で理解する。
日本人にとって内臓で理解するということはとても重大なこと。
内臓で理解することを「腑に落ちる」。
「内臓で理解すること」これは了解することであって「頭で理解すること」それよりも上回ることが「腑に落ちること」。
この舌によるオノマトペは日本人特有の味の肌理を伝えるオノマトペを生んだ。
おそらく「あまい」「からい」「にがい」「しょっぱい」以外に味の肌理を伝える言葉を持つ国語は世界でも日本だけではないだろうか。
喉を通過する時の感覚をオノマトペで言うのだからすごい。
「ツルッ」と。
お蕎麦は「ズルズル」と音がするかも知れないが、絶対に「ズルズル」と表現しない。
お蕎麦を食べる時、日本人は「ツルツル」と言う。
そうすると喉に入っていくあの麺の感触が分かる。
更に衣服と体のオノマトペ。
こんなのも日本独特。
着ている服の感覚をオノマトペで表現する。
ちょっと小さい衣服を着た時「キツキツ」「キチキチ」。
英語だと「little bit tired」とか何か言わなければ「a little」「any」とかを使わなければいけないのだろう。
日本では「あ!キチキチ!」とかアルファベットの「K」の音で何か言えば。
それと「肥満」「痩せ」。
これも全部オノマトペで表現する。
「weight over」とか、そんな理屈っぽくない。
「『ぼてっ』として」「『でっぷり』してる」「おいおい、あの子『ムチムチ』してる」
何かワクワクする。
もっと愛嬌のある言い方では「『ぽっちゃり』だよ」。
それから体の比率があまり合っていないことを「『ずんぐり』してる」という。

 肥満を表す英語を見てみると、chubby,fat,heavy,bloatedのように[b][f][v]といった唇子音や、huge,roly-poly,round,stockyのように[o][ʊ][u]といった円唇母音、abdominous,adipose,coporational,dumpy,plumpのように[om][po][mp]といった唇音がかならずといってよいほど含まれていると、田守はまず指摘する。一方、肥満を表現する日本語のオノマトペを見ても、「ぽてっ」「ぷよぷよ」「でぶっ」「でっぷり」「むちむち」「ぽちゃっ」「ぷりぷり」「ずんぐり」といった言葉には、英語とおなじく、[p][b][m]といった唇子音や「お」「う」といった母音のみならず、ほとんどに唇音が連続して含まれている。(173頁)

 逆に、肥満と反対の痩身を意味する語を調べてみると、
gangly,lank,lean,skinny,slender,spindly,thin,twiggyには[p][b][m]といった唇音があまり含まれておらず、おなじく痩身を表す日本語のオノマトペを見ても、「がりがり」「げっそり」「ぎすぎす」「ひょろっ」「すらっ」など、唇母音、唇子音を含むものはほとんどない。
(173頁)

英語は全部「s」で日本語は「s」と「g」の行で英語と共通する。
そういうのは不思議なのがある。
「太陽が『さんさん』と照る」とか。
全部「s」系で始まっているとか。
そのオノマトペが実はこの日本のマンガとかアニメにあるのではないだろうかという。
これはやっぱりハッとする。

オノマトペは内臓から生まれた言葉ではないか。
その上に日本人にはその他にも「からだ言葉」がある。
体が感情を表現している。

「からだ言葉」ということでよく例にあげられるのは、「胸が痛む」「胸が締めつけられる」「胸が張り裂けそうになる」「胸が膨らむ」とか、−中略−「腰が砕ける」「脚が棒になる」とか、「目をかける」「鼻であしらう」(180頁)

「腹を割って話す」とか「腑に落ちる」もそう。
だから「感覚」ではない。
だから中国人の方々、それも漢人の方、それから半島人であるところの朝鮮人の方々。
こういう人たちはユーラシア大陸の本当にしっかりした地盤の上に自分たちの文明、文化を広げた民族。
だからこの人たちを動かすためには強い情動が必要。
それに比べて日本人を動かすのは肌理の細かさ。
発生学「鰓が顔の表情を作る」と言った三木博士はこう言っている。
内臓の響きこそが世界への手触りである。
(本では「もはや響き≠ニ化した内臓表情」となっている)

オノマトペで小さいその子の歩き方を「よちよち」。
「『よちよち』歩いた」という。
そこから何十年の歳月を過ごして老人になると「『よたよた』歩いてた」という。
同じ「よ」でも「ち」と「た」でこれだけの年月の差を表現する。
これは面白い。
やっぱり日本人というのはそういう意味で変わった民族だと思う。
そのことをまず日本人が自覚すること。

さいとう・たかをは『ゴルゴ13』のなかで、高級ライターで火を点けるとき、それを百円ライターの「カチカチ」ではなく「シュボッ」と表現することで差異化したし(236〜237頁)

ゴルゴ13 1~最新巻(文庫版) [マーケットプレイス コミックセット]



これはいかに日本人が手触りの肌理の国民かというのが分かろうと思う。
そういう意味で挙げた中国のコウフン(「興奮」か?)、朝鮮半島の「恨(ハン)」、その対立項で日本人は「肌理」というものを最も大事にしているのではなかろうかと。
そんなことで「アジアは一つではない」と。
それぞれに住む地政学的な条件によって感性が違う。

本には存在への手触り等々一切書いておらず、武田先生の付け足し。
中国、韓国等々の話は全くこの本を読んでも出てこない。
日本のオノマトペの特性やら表現をひたすら現象学的に分析した一冊。
読むうちに中華の人とか半島の人々の感性の違いで語った方が皆さんに分かりやすいかと思いつつ三枚におろした武田先生。

posted by ひと at 14:41| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年4月10〜21日◆「ぐずぐず」の理由(前編)

「ぐずぐず」の理由 (角川選書)



鷲田清一(わしだ・きよかず)
一九四九年、京都生まれ。

(武田先生と同い年)
大阪大学総学長をへて、大谷大学教授。哲学者。

「日本人とは何者か?」ということを考えているのは日本人だけらしい。
日本人だけが「日本とは?」あるいは「日本人とは何者か?」と考える。

今年、年が明けてからの半島情勢は非常にめまぐるしいものがある。
朝鮮半島は事件が多い。
二つの国が同じ民族なのだが、国が二つに分かれている。
両方ともトップオブリーダーの大騒ぎがある。
片一方の国は「世界中に迷惑をかける」ということがあの国の正義。
もう片一方の国はとにかくひっくり返る。
大統領が途中からいなくなっちゃう。
それで今、また大騒ぎが始まっている。
前から思っていたが、どうも私共は韓国あるいは朝鮮の方々とかなり違うんではないかと。
これは人種どうのではない。
」物を考える手順」が違うのではないだろうか。
韓国の方の整形手術におけるおおらかさというのは、すごく武田先生の肌に合わない。

身体(しんたい)髪膚(はっぷ)これを父母(ふぼ)に受くあえて毀傷(きしょう)せざるは孝の始めなり(古代中国の書物・孝経)

「体に何か刺青とか手術痕を付けないのが親孝行の始めである」という。
それとはもう全然違うという。
それは何だろうかと考えた時に、一つ思ったのは半島人、朝鮮半島に住むあの二つの国の人々というのは非常に視覚的民族なのではないかと思い当たった。
そういえば「目で見えるもので訴える」というのはこの半島に住む両国共に共通したところではある。
「俺んところの国は強いんだ!」と言うと大体ロケットを打ち上げて「遠くまで飛ぶぞ」という。
そういうのを見せたがる。
「少女像」も「恨んでるぞ、お前たちのことを!」というので象徴的に少女像といのは胸に刺さる。
大変に南の方には申し訳ないのだが、何十体も作るとその銅像が象徴するものの意味というのが薄れていく。
50体以上もお作りになって、いろんな所に置くというわけなので。
あまりシンボルが増えると、ちょっとパワーがダウンするような気がする。
北の一番偉い方は非常に髪型が視覚的に個性的。
「あそこまで刈り上げなくてもいいんじゃないか」というような。
それから南の方はと言うと高校生を乗せた船が沈みかかっているのに「お肌の手入れを受けていた」というようなスキャンダルが流れて。
これを合わせると非常に視覚的。
これは我々ジャポネシアという島に住んでいるのだが、わりと日本人というのは視覚的に訴えるものが弱い。
半島人の方々が「視覚的文化」だったらば日本人、このジャポネシアに住む人たちは「触覚」ではないか。
つまり「手触り」の国民。
そんなことを考えた時に本屋で目が合った本が鷲田清一『「ぐずぐず」の理由』。
日本人というのが非常に触覚、感覚を大事にする民族で、擬態語「オノマトペ」というものを無闇に発達させてきた民族ではないのかなぁという。

水谷譲にはわかっても、外国の人に話す時は分からない。
「カリカリ」と「ガリガリ」は違う。
微妙なニュアンスが外国の方は「わからない」と言う。
「ギリギリ」と「キリキリ」は違う。
これは明らかに使い分ける。
「もうアイツとの関係も『ギリギリ』だよ」
「いやぁ、胃が『キリキリ』痛んでさ」
かくのごとく日本のオノマトペというのは非常に感覚的。
そういう意味で、この「ぐずぐず」というようなオノマトペから日本人の個性というものを三枚におろせたらというような今週。

『「ぐずぐず」の理由』は読みだすと面白いのだが「伝えるべき何かがある」というのではない。
綿菓子みたいなフワフワした手触りなのだが、読んでいくうちにだんだんそのオノマトペ、日本語の言葉の不思議さみたいなのが染み込んでくるという。

 この点に関連して、九鬼周造が興味深い指摘をしている。
 たとへばは、芳賀矢一氏が指摘していゐるやうに、すべて頭の方に位する尊ぶべきものである。
−中略−また、たとへば耳漏雪崩雨垂五月雨などの間に一見したところで存する偶然性は、すべてこれらの語が「垂れ」に還元される限り、必然的関係として現はれて来る。(15〜16頁)

さらに一例つけくわえて、襦袢とズボンも、音のまったくの偶然的な符号のようにみえるが、じつはそれぞれポルトガル語とスペイン語の語源に関係づければ必然的に帰されてしまうという。(16頁)

ジョウロ(ポルトガル語「jorro」)。
「雨、露の如し」と書いて「如雨露」。
こういうふうにして響きを整える。
これが面白い。

統合失調症を患っている中年の娘と痴呆(認知症)の父とが生活保護を受けつつ二人暮らしをしているケースである。ここで精神科医の春日武彦は、事態が臨界点まで行ってからでなければ、治療の効果は出ないと言う。(18頁)

この時、第三者の積極的な働きかけで解決するケースではないと、ほっとくしかないんだという。
これは「何か事故が起きないうちに」でも「それはほっとこう」と精神科医の先生は言った。
この時に使った言葉が「ぎりぎりまで待ちましょう」。
(という記述はなく「ぎりぎり」の例としてこの事例が取り上げられているのみ)
ぎりぎりを通過しないかぎり、人間の手では事態は動かしてはいけないと。
この「ぎりぎりまで待ちましょう」というのが非常に日本人らしい言葉使いだなと鷲田さんは仰っている。
ボーダーライン上の危うさ、人間としての軋轢、つまづけば怪我をする不安定さ。
そういう限界上の手触りを私達は擬態語で「ぎりぎり」と言う。
良い事がおこるにしろ、悪いことがおこるにしろ、そのフチまで行かないとダメという。

鷲田先生はおっしゃる。
「ぎりぎり」の「ぎ」は舌と上あごを擦れ合わせ、足の裏が地を擦る音をまねたものだ。
(という記述は本には見つからず。足の裏の感覚の話は本の中でこの後に出てくるが「ぎりぎり」の件とは無関係)
日本民族は相撲、能、舞についても足の裏で床を擦る。
擦りつける。
故に皮膚とそれに触れるものの感触が「オノマトペ」言葉になっている。
「ぎりぎり」がそう。
「ずっと徳俵まで押していかれた」という。
後は「ざらざら」「じりじり」「ずるずる」それから「ぞろぞろ」「もぞもぞ」。
これは日本人はすごい。
心理面でもそういうオノマトペがあって、決断のつかない心を「ぐずぐず」という。
なぜこれほど豊かなオノマトペが日本語に生まれたのか?
それは「皮膚の持つ感性であろう」ということ。
人間に関わるものはすぐには答えが出ない。
スカッと噛み切れず、ズルズル人間は生きていくしかない。
「それが人生なのだ」と著者は言う。
おそらくは舌の動き、舌の感覚が創り出した。
日本は舌が言葉を作る。

「な」で始まる動詞というのは、なかなかになまめかしい。
 たとえば、「舐める」「撫でる」「擦る」「なぞえる」「なずむ」というような動詞。皮膚という他者の表面に、遠慮がちに、あるいは執拗に、触れることで、相手の気を惹いたり、相手の官能を探ったり、反応をうかがったりする。
−中略−
 だれかの存在の封印を解くということ、愛撫はそのことを願っている。相手の存在の封印を解くというのは、いいかえると、相手の存在の固さをほぐすこと、ほどくこと、つまりは相手の警戒を解かせるということであり
(69頁)

故に結論として「なめる」「なでる」「なする」「なぞる」。
その結果「なまめく」「なびく」「なだめる」「なぐさめる」「なれあう」。
「な」がバーっと連続で。
これは特に上方言葉は「な」が多い。
あそこは人間が擦れ合っているから。
関西で活躍する芸人さんを見ると分かる。
人間と人間の距離が無闇に近いから友達のように寄ってくる。
東野幸治さんを「何かなれなれしい」と思う武田先生。
これは上方言葉の「な」が頻繁に使われるからこそ、我々は探られつつも固さをほぐされてしまう。
上方言葉の典型。
最初に「なあなあ」と呼びかけ、「なんなん」「なんぼ」「なんで」「なんでいかへんの」。
「なんちゅうこっちゃ」と驚き、人への提案としては「なあなあ、オマエ言うたりぃな」。
「な」を使って同意を促す。
またオノレの弱さで相手の関心を引こうとする動き、これを「なよなよ」と言うが、ちょっとなよってる。
これは「くねくね」と同じで媚態、誘惑の戦略性を関西弁、上方言葉は隠している。
オノマトペはそういえば「な」が多い。
「なんでやねん」「なんちゅうこっちゃ」
これは論理性が全然ない。
ノリ。
「どういうことなの?」と言うと固くなるが「なんちゅうこっちゃ」。
何かそれだけのこと。

人は顔面に走る筋肉で収縮、弛緩をさせて表情を作っている。
その小さな変化を決して人は見逃さない。
特に日本人は小さな収縮、小さな弛緩を見逃さず、その人の小さな顔面の動きでその人の一番奥、深い心、その真相を探ろうとする。
眉毛がわずかだけちょこっと動くと「あ、動揺してる」とか。
日本人にとってそこに浮かんだ表情を偽ることは、その人の心の深さを持つことを証明することになる。
日本人の言葉の中に「顔で笑って心で泣いて」というのがある。
凄い言葉。
顔は笑っている。
でもその人はお腹の中では、心では泣いている。
その偽ることこそが、彼の悲しみの深さを表現する。
武田先生がテレビで一回観たもの。
広島で住宅街の奥からがけ崩れがあって、80いくつのおばあちゃんが死んで、90歳ぐらいのおじいちゃんが生き残って。
インタビューのマイクを向けるとおじいちゃんが笑う。
「昨日までよう笑うておりましたからですな、もう悔いはないと思います」と軽く仰るが、手が小さく震えている。
その時に私達は、このおじいさんの想像もできないほどの深い悲しみを察することができる。
私共は笑顔で悲しみを語る人に胸をつかれて、その人の心の深さを・・・。
心の内側にもう一つ、別の思いを隠している。
その思いこそが本当のためには顔は別の表情を浮かべなければならないという。

芥川龍之介の『手巾(ハンカチ)』

武田先生がとある方とすれ違って、物陰に入ったらその人が遠ざかったものだと思って大きい声で「今、通り過ぎた小さいおじさん、武田鉄矢?」という。
その人とまたエレベーターの前で一緒になったので、会釈しながら「小さいおじさんです」と言いながら。

日本語の素晴らしい語彙表現の広さ。
「にこり」と「にやり」。
「にんまり」と「にこにこ」。
「にやにや」と「にたにた」。
「にやにや」は思わす良い事があって「先回りの笑顔」。
「にたにた」っていうのは道徳的に許されない、何か「隠した思い」みたいなもの。
「にやにや」はやっぱり「将来の設計を考えると思わず上手くいきそうで『にやにや』した」という。
「にたにた」はスケベっぽい感じがする。
「昨日のあの子の胸元が見えた」というような。
「にこり」「にやり」「にんまり」「にこにこ」「にやにや」「にたにた」を全部使い分ける。

武田先生の私論。
この言葉の差異というのは韓国の方にはほとんど拾ってもらえないのではないだろうか。
美容整形の盛んな国は、やっぱり顔をいじるわけだから別の表情を盛りつける。
盛りつけられた表情はその本人の心を浮かべることはない。
美容整形をやって「顔が動かなくなった」と嘆く女優さんと一回すれ違ったことがある武田先生。
我々はそれで商売しているから、顔が動かないというのは困ったものだ。

「にこり」と「にやり」は違うということを分ける日本人の笑顔の読み方というのは凄く深いというか、種類が多い。
だから笑顔は喜びや親しみの表現だけではなくて、悲しみを隠す衣でもあるということが日本ではある。
これらはやっぱり半島人の方には、かなり理解されないことではなかろうかと我々はやっぱり覚悟すべきで、そのことを踏まえて両国の関係を見つめなければならないのではないのか。
そういえば前の大統領もピンチに追い込まれてもすごく落ち着いてらっしゃった。
クールだった。
あの安倍首相の動揺に比べると非常に少ない。
安倍さんははっきり浮かぶ。
質問に対して「失礼じゃないですか!」と言うのだから。
それから◯◯防衛大臣もはっきりわかる。

九州のある都市に大集団の中国観光旅行団が押し寄せた。
これは、その町にとっては人口が減りつつある都市なのでもう大喜び。
その都市が観光スポットNo.1に挙げたのは、その街の中華街。
これはもう特に有名で。
この街の中華街は戦前、上海・福建省の中国人の方が渡ってきて作ったという。
ところが、この戦前から上海・福建省からやってきた中国人の方々の中華街が中華観光客に向かって数か月も経たないうちに店の前に貼り紙を貼った。
これは東京では放送されないのだが、何と貼られたか?
「中国人立ち入り禁止」
それはトイレのマナーが悪いということで。
これは、この街以外に上海と福建省で大問題になった。
「失礼な!」と。
「トイレの使い方が悪いとか、文句ばっかり、サービス業のくせに言いやがって!」
しかも中国の方が怒ったのは「オマエら戦前まで中国人だったじゃねぇか!何が立ち入り禁止だ!」。
これはローカルで大変な話題になった。
何でこの中国人同士の対立が始まったか?
これがまた「オノマトペ」。

戦前のこと、上海や福建省から渡ってきた中国の苦労人の方々が繁盛させた中華街がローカルにあった。
九州は中国大旅行団が押し寄せる島。
お店を経営してらっしゃるのは中国の方だから、ここが中国の方が一番リラックスできる。
そこの街の行政はそこを観光スポットにした。
ところがそこの中華街は店の前に堂々と「中国人立ち入り禁止」と書いた。
これで揉めるだけ揉めて、本国の中国、上海で新聞で取り上げられて大問題になったらしい。
日本で全然報道されていないが。
これがまた切ない話だが、日本の行政機関が県の役人さんが間に入って「何とか考えてくださよ」と中華料理店を説得した。
「何でそんなに中国の観光客の方を嫌うんですか?」と聞いたら「トイレを『べちゃべちゃ』にする」。
ここでもまたオノマトペ。
ところが中国の方は人種的には「漢人」。
漢人の反論はというと「トイレは水で洗い流すとこじゃねぇか」。
向こうのトイレは石造りで、バーン!と水で清掃する所。
石造のトイレの多い中国では便器に水をかけ、外へ洗い流す。
これがトイレの清掃方法。
だからベチャベチャになるのは当然。
ところが日本人(日本で暮らしてらっしゃる中国の方)はこのベチャベチャをものすごく嫌う。
スリッパを脱ぐところまで綺麗な絨毯で、とかしてあるワケだから。
かくのごとくベチャベチャを嫌うが、その他にもオノマトペで「ネチャネチャ」。
「ベチャベチャ」の次に嫌いなのが「ネチャネチャ」。
そして「ネバネバ」している、「ベトベト」している、「ヌルヌル」している。
日本人はこういうものをすごく嫌う。
これはなぜかと言うと、気候から考えて日本は高温多湿だから。
必要以上に湿り気が多いと、細菌の発生を招くことへの恐怖感がある。
ところが漢人の方はと言うと、半分砂漠。
非常に乾いた大地で過ごしてらっしゃる。
だからベチャベチャというのがあまり不愉快ではない。
「わお!湿っぽーい!」みたいな。
結局真ん中に日本の方の行政官が苦労して入って「条件付きで歓迎する」という流れでやっと落ち着いたようだ。
これは「別トイレ」と「別ルーム」。
国のどうのじゃないが、かくのごとく分けるところが最近多い。
「朝食会場、中国の方はこちらへ」という。
それはどうのじゃなく、朝から「ワーッ」と陽気にペチャクチャやるのが大好きな中国の方と、ペチャクチャを嫌うというそういうのの不快の量りが全然違う。
そうやって考えるとやっぱりやむないことかなぁと思う。
湿りっ気が多いことを嫌うオノマトペが、恋人同士の囁き合いだって「何だあんのやろ!ひっついたり離れたり『ベタベタ』しやがって!」とか。
「ベタベタ」を嫌うのだから。
「オマエ英語で言ってみろ!」という。
「べちゃべちゃ」「ぺちゃくちゃ」「ねばねが」「べとべと」「ぬるぬる」
英語も懸命にオノマトペを探している。
このあたり、なかなか「オノマトペ」が面白いところ。
今は「笑顔の違い」、それから「湿りっ気に対する恐怖の度合いの違い」を語ってみた。
「だから韓国の方は」「だから中国の方は」と言っているのではない。
余りにも「アジアは一つ」とまとめてしまう方が危険で。
中国の方と我々は感性が違うんだ、韓国の方とも違うんだっていうことを踏まえて同じところを見つけるという、このセンスというのは大事じゃないかなぁと思う武田先生。

いっぱい不思議を感じる。
中国風ライオン(獅子)を二匹、中華料理店の前に置いてある。
我慢できないのは二匹が同じ顔をしている。
日本は「阿吽」と言って表情が違う。
中国は同じ。
かくのごとく違う。

posted by ひと at 14:34| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

【虫写真】卵の色が変わらない

DSCN2920.JPG

先日ご紹介したヤツ。
この日のはオス不足だったので、オスは前半と後半で頑張っていただいたつもりだったんだけど、時間が短かったのか卵の色が変わらないヤツがあるので、未受精卵になってしまったか。
また非休眠卵とかじゃないといいけど。

DSCN2921.JPG

で、どんどん次のヤツに卵を産ませていくワケです。
通常、卵は紙にしっかり貼りついているのだが、一匹だけ、あんまり紙に卵が貼り付いていない状態で産んでいるヤツがいる。
こんなの今までいなかったけど。

今朝も何匹も羽化したんだけど、自力でサナギの皮を脱げないヤツ続出。
すぐに気付けばいいんだけど、ちょっと時間が経ったりしてしまうと、カイコはぐったりした感じで。

posted by ひと at 19:10| Comment(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月04日

【虫写真】採卵

今朝はオスもメスも羽化したので早速交尾なんかしていただいたりなんかして。
で、昨日のヤツは卵を産んでいただいていた。
今回もペットボトルを輪切りにした中で産んでいただくことに。

DSCN2904.JPG

通常は「一腹五百」ということで、一匹で500個ほどの卵を産むのだが、小さいメスばかりで産卵数も非常に少ない。
この卵から孵化させても、小さいカイコにしかならないんじゃないかと思ったり。
まだ羽化していないのも何匹かいるけど、全体に大き目の皆さんなんで、メスが多いんじゃないかなと思うけど。
オスは何匹か確保できているから(オスは使い回しができる)卵自体はそれなりの量を確保はできるかなとは思うけどねぇ。
何しろ、そもそもが少ない数から選ばれた皆さんだから、いつものように大きくて成長が早くて羽の感じなんかもピンシャンとしているみたいなのではないからねぇ。

(生餌)シルクワーム(カイコ) Mサイズ(10匹) 本州・四国限定[生体]



posted by ひと at 20:01| Comment(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日清 日清ハヤシメシ デミグラス



日清ハヤシメシ デミグラス | 日清食品グループ
「カレーメシ」からハヤシライスが新登場。その名も「ハヤシメシ」! 玉ねぎを炒めた香ばしさと甘みにトマトのほのかな酸味、ビーフの旨みを加えた、まろやかでコクのあるハヤシライスに仕上げました。

7月31日発売。
スーパーで188円(税別)で購入。
内容量103g(ライス69g)。
エネルギー432kcal。

DSCN2897.JPG

フタを開け、お湯を入れて5分待つ。

DSCN2899.JPG

フタを開けたら白い感じに。
で、コイツをしばらくかき混ぜろと。

DSCN2901.JPG

かき混ぜるとこんな感じに。
デミグラスソースだねって感じの味。
不味くはないけど、米みたいなヤツとソースとの量のバランスが合っていないように感じるのだが。
米に対してソースが多すぎない?って思うのだけど。

posted by ひと at 19:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月03日

【虫写真】大量に羽化

今朝見たら、何匹も羽化していた。
そのうちオスらしいのは二匹。
うん。
メスばっかりでオスが全然足りないね・・・。
ってことで、オスにはフル稼働で頑張っていただくことに。

昨日、最後の繭切り作業を。
結果、何とか繭を無事に作った数は
 黄黄  1
 黄白 33
 白白 15
中で死んでいたり、サナギを出した後で死んだりしたのも何匹かいたけど。

DSCN2884.JPG

すげぇデカい繭。
右側が割と大き目な普通サイズの繭。
中身を出しますと・・・。

DSCN2885.JPG

ちっさ!
何だよこれ?

DSCN2888.JPG

これが唯一の両親ともに黄色い繭のヤツ。
最後まで人工飼料だったのだが、そのワリには若干黄色がかった繭。
幼虫の時も大きいな〜とは思ったんだけど、サナギになってもデカい。
3cm超え。
そんなことを思っちゃいけないんだろうけど、正直「キモッ!」って思った。

両親ともに黄色い繭のヤツって最初から三匹しかいなかったんだけど、一匹はだいぶ大きくなっていたのに結局お亡くなりに。
もう一匹はすごく育ちが悪くて、ずっと小さくてかなり遅れて終齢になる脱皮をしたのだが、終齢になってからはいくら桑の葉を替えても全く食べなくてどんどん弱っていってしまった。

今回のカイコは全体に繭がペラペラで巻きが薄い感じだった。
何がよくなかったんだろう。
桑の葉に切り替えるのが終齢からってのでは遅いのかな。
繭の色も薄かったしな。

posted by ひと at 10:45| Comment(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月02日

ヤマザキ バナナチョコ蒸しケーキ 甘熟王バナナジャム入り

DSCN2877.JPG

スーパーで98円(税別)で購入。
熱量215kcal。
名称「和生菓子」。

ヤマザキのサイトの中にも情報が発見できなかったけど、見かけたことがなかったんで新発売かなと思って買ってみた。
「冷やしてもおいしい」と書かれたシールが貼ってある。
袋には
完熟王バナナジャムと削りチョコを練り込んだ
しっとりとした蒸しぱんです


●生地に練り込んだバナナジャムのバナナ由来
 の茶色っぽいものが混じることがあります。

と書いてある。

DSCN2880.JPG

ってことで冷蔵庫で冷やして食べてみた。
「しっとり」っていうか、表現が悪いかもしれないけど「ねっとり」っていうか「ねっちょり」っていうか。
甘さもほどよく美味しいと思うけど。
バナナとチョコの味がする。
ねっとり系蒸しパンって感じ。

posted by ひと at 18:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【虫写真】メスしかいない

今朝見たら羽化していなかったので「今日は無しか」と思っていたらちょっと遅く(っていっても朝のうちだけど)一匹だけ羽化した。
で、どう見てもメス。

DSCN2874.JPG

左にある茶色いのが脱いだサナギだった時の外側。
下が茶色く汚れているのは「蛾尿」というもの。

昨日のも今日のも両親ともに白い繭のヤツ。
おかしいなぁ。
黄色い方が先に繭を作り始めたハズなのだが。
品種によって羽化にかかる日数は違うだろうけど。

ということで、昨日のはオスだと思っていたので、これで問題なく卵を・・・と思って一緒のケースに移動させたけど無反応。
あれ?と思って見ていたら、昨日羽化した小さい方もケツからフェロモンを出している。
小さいからオスかと思ったらメスだったらしい。
メスはすぐに交尾しないと未受精卵になってしまうので、オスがいない状態でメスだけ羽化されてもどうにもできない。
採卵用に残しておいたサナギ以外のヤツを確認してみたら一匹だけ羽化していた。
これがオスなら・・・と思って取りだしてみたら・・・メス(激鬱)。
メスばっかり三匹いてもねぇ。
どうしようもないよねぇ。
一応、決まりではオスの方が先に羽化することになってんだけどね。
メスしか羽化しない。
困ったね。
この人たち(人じゃないけど)には無駄に未受精卵を産んでいただくことになるねぇ。

posted by ひと at 17:37| Comment(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カップヌードルミュージアムで「謎肉丼」を食べてきた

「謎肉丼」販売のお知らせ (1日29食限定) | ニュース | !!! CUPNOODLES MUSEUM
カップヌードルの公式SNSアカウントに投稿し話題となったメニュー「謎肉丼」を、2017年7月29日(土) 〜 8月31日(木)の間、「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」にて1日29食の数量限定で販売します。
カップヌードルのスープで煮込んだ“謎肉”を、ごはんが見えないぐらいたっぷりとのせた「謎肉丼」は、『ただ“謎肉”をごはんにのせただけなのに、なぜこんなにうまいのか』と試食をした日清食品の社員が驚くほど完成度の高い逸品です。
カップヌードルミュージアムでしか味わうことのできないオリジナルメニュー「謎肉丼」を、この機会にぜひお召し上がりください。
料金 : 1食300円 (消費税込)
販売場所 : 「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」
販売期間 : 2017年7月29日(土) 〜 8月31日(木) ※8月18日(金)、29日(火)は休館日です。
販売数量 : 1日29食限定


これは食べにいかねば!ってことで行ってみた。
で、ひょっとしてここで食べるには入館料もかかるのでは?と思ったのでチケット売り場のところにいたお姉さんに確認。
うん。
やっぱりかかるってさ。
他は見る気ないんだけどねぇ・・・。
既に何度か来ているので。
でも、せっかくここまで来たのだから・・・ってことで、カタワなので障害者手帳を見せて通常500円の入館料を400円に負けていただいて入場。
速攻四階に上がって目指すは「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」。
でさぁ、ここは11時からって思ってたんだよね。
っていうか、ちゃんとサイトでも11時ってなってんじゃん!
天気も悪いし多少カネがかかっても極力長距離歩かないようにって考えて馬車道駅の方から行ったけど、思いのほか遠く、11時には入れるようにと思って出たけど、入店の時点で11時ちょっと過ぎぐらい。
店の前には10時半からって書いてあった(と思う)。
ひどい。
だったらもっと早く来たのに!
で、まずは券売機で券を買うってのはわかってたけど、券売機があっちこっちにあってどれだよ?って感じで。
入り口近くのチキンラーメンの小屋みたいなのの奥にある券売機のところに行列ができていて、多分これだろうと思ったけど行列ができているので確認もできず・・・ってことで、あきらめてその行列に並ぶ。
どうやら正解だったらしいが、騙されて10時半からなのに11時過ぎに行ってしまっているので「あと少しで終了です」とか店員さんが言っている。
ええ?
っていうかそもそも29食って少なすぎるよね・・・。
しかもまだこれって始まって数日だし、今日は夏休み中とは言え平日だから、これからもっともっと混むよね?
もうちょっと何とかならんかったのか?って思うのだが。
ということで、多分今後11時過ぎとかだと買えない可能性があるので、かなり早めに行くの推奨。
つーか、無駄に入館料を払って、謎肉丼喰えなかったら悲惨すぎたな。

IMG_3975.JPG

量的にはどうかな。
300円だしな。
まあ、300円値はあるかな。
例の「謎肉」がご飯の上に乗っていて、何味のスープなのかスープっていうか汁っていうかが少し入れてある。
で、上に刻んだネギみたいな。
食べた感じはソースがかかっていないハンバーグとご飯を食べている感じ。
この量だから「まあまあだな」ぐらいのテンションで喰えたが、もっと多いと飽きるかも。

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水でももらえるといいなと思ったけど、もらえそうにないので、他の店でライチのジュースを購入。
すっごくライチの味な感じのジュース。
200円。
基本的にドリンクバーも含めて飲み物は200円ぐらいだった。

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当然のことながら、私が店を出た時にはこのように「謎肉丼」には「本日完売」と貼ってあった。

入館料を払ってしまっているので、今日は時間もないし夏休みで人がいっぱいだろうからカップ麺を作るとかには寄らないけど、見て回るようなところをぐるりと回ってみる。
前に来た時(数年前)と変わっていない感じがする。

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創業者の像。

後は一階の店なんか見てみる。
店は入館料を払わなくても入れる場所。
まんじゅうとか新発売になっていて魅力的ではあったけど、自分で買って喰うには高すぎるお値段だし。
誰かにあげる予定もないしってことで、結局何も買わず。
ここも夏休み中だからか結構人が多い。

さすがに一人で来ている人って私ぐらいしかいなかった。
子供連れが大半。
時々カップル。
外国人の集団もちらほら。
中国語と英語は聞き取れたけど、それ以外はわからんし、英語でもアメリカ人とは限らないし。

で、今回とてもくやしいことが。

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「浴衣で入館無料!キャンペーン」のお知らせ | ニュース | !!! CUPNOODLES MUSEU

2017年7月15日(土) 〜 8月13日(日) の間、浴衣もしくは甚平を着用して来館された方は、通常、大人お一人様500円の入館料が無料になります。 この機会に、ぜひお気に入りの浴衣を着て「カップヌードルミュージアム」にお越しください。

ラーメン博物館でそういうのやってるのは知ってたけど、ここでもやってたんだね・・・。
知っていれば甚平か何か着ていったのに(鬱)。
ということで、これから「謎肉丼」を食べに行ってみようという方は、浴衣か何かを来て、極力早めの時間に行くことをお勧めする。

安藤百福 (学習漫画 世界の伝記NEXT)



posted by ひと at 17:24| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

銀だこが100円引き

今日は数年ぶりに銀だこを食べたのだ。
「たまには銀だこも食べたいな」と思っていたんだけど、なんで今日にしたかっていうと!

夏だ!祭りだ!たこ焼だ!今年もやります!『銀だこ祭り』 2017開催!
@「銀だこ祭り」
期間:2017年8月1日(火)、2日(水)、3日(木)の3日間
対象:たこ焼(ソース)8個入りを100円引き
実施店舗:全国の築地銀だこ(一部店舗を除く)


ということで、いつもは550円のものが今日から三日間は450円ということで、どうせなら安い時に行った方がよろしかろうと思って今日行ったのだ。
まだ11時ぐらいに行ったからか、全く並ばずに買えた。
「案外人気ないんだな」ぐらいに思って、三十分後ぐらいに見たら数人並んでいた。
いつもこのぐらい並ぶのか、今日は安いから並んでいたのかは不明。
銀だこって、タイミングが悪いと出来上がるまでしばらく待たされたりするからねぇ。

posted by ひと at 17:53| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする