カテゴリ


2018年01月24日

NICK STOCK 横浜ポルタ店 ローストビーフサンド

肉が旨いカフェNICK STOCK(ニックストック)の横浜ポルタ店が1月20日にグランドオープンということで行ってみることに。
場所は当然のことながら横浜ポルタね。
横浜駅の側から行くと左側だな。
で、どうせなら「横浜ポルタ店」限定の新メニュー『ローストビーフサンド』とやらでも食べてみようかということで。
で、この商品のことが店のサイトを見ても書いていなくてようわからんかったのだが、どうやらテイクアウト専用メニューらしい。
実際に店に行ってみると、普通に店内で飲食できる用の入り口があって、それとは別にテイクアウト専用の窓口みたいなのがある。

DSCN3953.JPG

ローストビーフサンド 900円(+税)
私は飲み物を持って帰るのも大変なので単品で買ったけどセットメニューもあって、ポテトドリンクセットは1,300円(+税)。

DSCN3951.JPG

何も書いていない紙袋に入れてくれた。
容器はセロハンテープで一か所留めてあるのだが、留め方が弱かったのかすぐにパックリ開いてしまっていた。
一緒に紙おしぼりとペーパーナプキンが入っている。
手づかみで喰えってことだな。

持った感じがすごく軽く感じたから、値段のワリに大したことないんだろうと思ったら、思った以上に肉がたくさん入ってる感じ。
この肉は黒毛牛の内ももだそう。
「10種以上のスパイスとともに塊のままじっくり時間をかけて焼き上げました」ってことだが、それほど味はしない。
肉は柔らかいのだがデカいので、かぶりつくと肉がでろり〜んと出てきてしまって喰いづらい。
レタスが少し入っている。
とにかく肉が多い。
パンは口に入れてしまうとそれほど噛むのが大変ではないのだが、最初に齧り取る時が結構力が必要。
食べにくいなぁ。
醤油とはちみつが隠し味のローストビーフサンド専用の特製ソースとやらの味がするが、全体にあっさり目の味付けかなと思う。

posted by ひと at 19:53| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年8月21日〜9月1日◆心を操る寄生虫(後編)

これの続きです。

 人間の体に住んでいる微生物の大規模な調査は二〇〇五年にはじめて行なわれ(134頁)

私たちひとりひとりに住みついているウイルス、細菌、菌類、原生動物、その他すべての生物を合計した数を求めたのだ。最終的な集計の結果は一〇〇兆個を超え、人体のすべての細胞を合わせた数はそれより一桁少ない。−中略−簡単に言えば、自分の九〇パーセントは、実は自分ではない。(134頁)

(番組では「体重の90%」と言っているが、本によると重さではなく数)

自分の微生物相は指紋と同じで、自分だけのものだ。(135頁)

だからお腹の中には同じ菌が誰一人住んでいないという。
だから将来は指紋代わりにも使えるという。
そんなことも上がっているそうだ。
(というようなことは本には書いていないが)

 腸内で暮らす微生物は私たちが食べるものから分け前を得ているが、そのお返しとして消化を助け、ビタミン類を合成するとともに、口から入った危険な細菌を安全なものにしてくれる。そのうえ、私たちの感情を調整しているおもな神経伝達物質のほとんどすべて−中略−さらに精神活性作用をもつホルモンまで大量に生産する役割を果たしている。(135頁)

ある意味でアナタの気分を作っているのはアナタではなくて、それらアナタに住む微生生物なのである。

 興味深いことに、一部の胃腸障害、とりわけ潰瘍性大腸炎とクローン病(炎症性腸疾患のひとつ)では、腸内の微生物相の混乱が特徴として見られ(136頁)

不安、落ち込み、社会適応欠如等々も大半が実は腸内、あるいは体内に住んでいる微生生物なのではないかと。
それらの力なのではないかと。
武田先生がこの本を読みながらつくづく思ったのは刑務所に入ってらっしゃる方なんかに協力していただいて微生物調査を進めればどうかなぁと思っている。
協力してもらうと人間の心の闇と微生生物の関係なんかがもっとよくわかるのではないかと。
それが性格にどのように影響するのか、腸内の微生物のサンプル採取、そういうものに協力してもらうと・・・。
犯罪を犯す人は何かしら共通点があると思うので、それは知りたいと思う水谷譲。
そんなに簡単に「殺そう」と思わない。
それから「カッとなる」と言う。
どうなったら「カッ」となるのかというメカニズムが知りたいと思う武田先生。
いっそのこと、それが微生物のせいだったらすごく救いがある。
人類のものすごい文化に大貢献できる。
公職に就く方、国・都の方、市町村議員、大臣、議員、区会議員、都議会議員、そして都民ファーストの会の等々は検便。
これはもう義務化。
どんな虫が住んでいるのかオールチェック。
政治で間違えたら巨大な損害が生まれる。
人的損失も含めて。
だからこれはやって欲しい。
「健康状態を報告する」ということ。
健康状態を報告すると、ある程度精神も読める。
やっぱり運転している人に向かって後ろから掴みかかって「ハーゲー!」というのはちょっとやはり。
それはやはり相当イライラが。
「ちーがーうだろー!」というのは内臓にやはりちょっと支障が。
便が固いとか、かなりの水便とかと、絶対出る。
だからやっぱり検便が一番わかりやすいから血液検査と検便だけはやって欲しいと思う武田先生。
腸内の方の安定はどうなのかというのはやっていただくべきではないのか。
「これが本当の『身体検査』」と言う水谷譲。

腸内がかなり人間の感情面を作っているという。
そうならばなおさらのこと、政治に携わる方々は当選すると同時に尿検査と弁検査を終えて妙な虫がいないということを証明し、バッジを付けるというのをやったらどうか。
これはやって欲しい。

武田先生からの提案。
この本を読みながら思ったが「メディアにおける報道」。
ニュースを伝える人たちの気分とか口のきき方、コメンテーターの提案の一つ一つで社会が大きく揺れ動いたりする。
その人たちが病気だったりなんかしてては。
その人ではなくて「虫が言う」ということもある。
だからニュース、あるいはニュースバラエティ等々の司会、コメンテーター。
この方々は検便、検尿を終えて。
だから女子アナは特に。
アナウンサーもそう。
ニュースの読み方ひとつで真実が全然違う。
「堂々と検便を提出する」という水谷譲。
「今日の検便の結果」とかというのをバーン!と朝から一覧表で・・・。
毎日。
それぐらいやらないと。
やっぱり清潔な手でニュースを触らないと、ニュースは特に雑菌が混じりやすい。
アメリカの大統領も検便をやった方がいいと思う武田先生。
トランプさんには検便の結果を出してほしい。
なぜならば、腸内微生物によってその動物の性格が明らかに変わることがどんどん証明されつつあるから。

無菌マウスは特別な方法によって無菌の状態で飼育されるため、腸内微生物をもたない。−中略−ところが無菌マウスには、この自然な好奇心がまったくない。−中略−さらに、無菌マウスは奇妙に怖いもの知らずでもある。正常な微生物相をもつマウスなら行くべきではないとわかっているような場所に、平気で進んでいく。(137〜138頁)

物事に対して警戒するというセンサーがない。
純粋飼育でその無菌マウスを増やす。
そうすると「母性剥奪マウス」が完成した。
子供を食い殺すそうだ。
(本には生まれてすぐに母親から離されても平気だった程度のことしか書いていない)
現実問題としてこの社会に子を殺す母親が出現している。
「心の問題だ」とか言う人がいるが、まずはその方の腸内細菌を一回調べた方がいいということ。
あの感覚はまったく理解できない。
このネズミの中で子を食い殺すことができるという母親ネズミが無菌マウスから完成したということは、腸内細菌と母性というのはものすごく密接に関係していることであって、そういうことが証明されると人類の大きな進歩のために・・・・。

第一のグループには細菌が含まれたヨーグルトを一日に二回、四週間にわたって食べてもらい、第二のグループには非発酵乳製品を、やはり一日に二回ずつ四週間食べてもらい、第三のグループの食事には介入しなかった。その実験の前と後には被験者全員に情動認識の課題を与え、それをこなしている最中の脳の活動をMRIスキャンで測定した。情動認識の課題では、怒り、恐怖、悲しみの表情を表す顔の写真を見て、同じ表情の写真を組み合わせていく。すると細菌が含まれたヨーグルトを食べた女性たちではほかのグループの女性にくらべ、感情、認知、近く情報処理の三つの領域で落ち着いた脳活動が見られた。(143頁)

やっぱりかなり腸内の微生物というのはその人に大きな影響力を持っているということ。

男が女に惹かれる、女が男に惹かれるというのも腸内細菌が操っているんじゃないか?という。
つまり「あの人の菌、欲しいな」という。
(ということが本に書いてあると番組内で言っているが、それらしい記述は発見できず)
大物の素晴らしい俳優さんがいたが、奥さんが入院中に「浮気の虫が」というので詫びてらっしゃったが、あれなんか違う菌が欲しかったのではないか?
大阪の菌が欲しくて。
考えてみると男と女というのは恋をすると本当に接触したがる生き物。
ある意味でこれは細菌を取り込む本能のようなものが男女間で作動しているのではないだろうか?

本の中にとても興味ある新しい研究分野を紹介している。
「嫌悪学」
人間は生きながら必ず好きなものがあるが、絶対に嫌いなものもある。
「なぜそれを嫌うようになったか」というのは研究に値する。
なんだかわからないけれども「生理的にダメ」というものが確かにあると思う水谷譲。
それを歴史とともに一回考えてみませんか?
人々は生きながら何かを嫌っている。
例えばわかりやすく言うとミミズ、ヘビ、ゴキブリ、人が吐いたもの(吐瀉物)、排泄物、ネズミ、それから外国の方は必ずお挙げになるが「海草」。
西洋の本なので嫌うものの中に海草がある。
これは思わず日本人が「え?海草?」。
でも外国の方は「浜に落ちてて気持ちが悪い」と。
私たちはパッと見た瞬間「これ、味噌汁の中に入れてるヤツかなぁ?」「これ食べられるのか?」。
このへんが「嫌悪」の微妙なところ。
もちろん「寄生虫」。
最近で一番嫌われているのは「タバコの煙」。
昔、あんなに好かれたのに、今はもう、嫌われ者の上位に昇格したのがタバコの煙。
その他、花粉、ダスト。
激しく嫌われるこの「嫌悪」から何が浮かび上がってくるのか?

行動免疫システムというラベルには病原体によって誘発される偏見だけでなく、感染から身を守るための嫌悪に基づいたその他の幅広い反応や、同じ働きをする動物の行動までが含まれるようになった。(224頁)

自分が生き物として生きていく間に「病の元」ということで。

中世にはヨーロッパの全人口の三分の一が腺ペストに倒れた。コロンブスが新世界に上陸してわずか数世紀のうちに、ヨーロッパから押し寄せた侵略者と開拓者が持ち込んだ天然痘、麻疹(はしか)、流行性感冒、そのほかの病原体によって、南北アメリカの先住民の九五パーセントが死に追いやられた。(14頁)

これはやっぱりコロンブスと開拓民がネイティブの人からはバイキンに見えただろう。

一九一八年のスペイン風邪の流行で奪われた命の数は、第一次世界大戦の前線で殺された兵士の数より多い。現在この地球上で一、二を争うほど多くの犠牲者を出している感染体、マラリアは、史上最悪の大量殺人犯であると言ってよい。(14頁)

そういうものにまつわるものが「嫌悪」として挙げられるという。

妊娠している女性は、胎児を拒絶しないように免疫系の働きが抑えられている妊娠初期には、より外国人嫌いになるが、危険が過ぎ去った妊娠中期以降はそのようなことはない。−中略−妊娠初期に免疫系の働きを抑えるプロゲステロンというホルモンが嫌悪の感情を強め、それが外国人に対する否定的な態度と食べ物の好き嫌いを促すことを明らかにした。(226頁)

妊娠初期の女性の六〇パーセント以上が経験し、吐き気を感じさせたり嫌われたりする食品の第一位は、最も病原体に汚染されやすい食べ物である肉類(魚や鶏肉も含む)だ。−中略−つまり、つわりというのは、母体と発達中の赤ちゃんのどちらにも危険を及ぼす可能性のある食品を食べないようにと、自然が未来の母親に促すやり方なのだろう。(198頁)

これは実は脳内ホルモン系。
この妊娠中の女性と同じ心理というのが今、いわゆる「人種的偏見」とか「ヘイトスピーチ」などに繋がる脳内ホルモン、プロゲステロンに由来しているという。
「人種的偏見、ヘイトスピーチやめよう!」と言うが、腸内細菌と共に考えないとダメ。
いつもみんな「心は」とかって言うが、心の問題の前に体が本能で感じている腸内細菌も考えないと。
感染症で「もう人類全部全滅するんじゃないか」という恐怖感を何度か味わっているので、そういうものが本能として組み込まれている。
それはやはり頭では決して・・・。
このへんが人間の知恵の愚かなところ。

また二〇一四年には移民排斥のウェブサイトと、一連の連邦議員までもが、アメリカの南の国境から次々と流入する中南米とメキシコからの難民が市民にエボラ出血熱を感染させるかもしれないと警告した。(232頁)

アフリカまでエボラ出血熱の治療に出かけていったお医者さんを飛行場で入れない、とか。
「エボラ出血熱がメキシコで大流行し、メキシコ人がアメリカに逃げて来てる」という。
それで「メキシコ人を入れるな」というフェイクニュースが流れた。
これを大統領選で利用したのがトランプ大統領。
「壁を作ろう」というのはこの時の「国境に壁を作らないと、メキシコ人がエボラ出血熱に罹ってアメリカに逃げ込んでくるぞ」というのが流れた。
それをトランプ大統領は巧みにつかまえた。
もう一つ重大だったことは

このとき、テキサス南部でエボラ出血熱に感染した者などひとりとしていなかったにもかかわらずだ。(232頁)

まったくの「ガセ」。
この手の感染症の細菌のイメージを使うと、人間というのはいとも簡単に操られてしまうという。
アメリカにある差別用語は日本もあまり変わらない。
というのは同じものがその人を支配しているのだろう。
アメリカでは旧市民が新市民、新しく移民でやってきた人たちに投げつける差別用語、ヘイト用語に「シラミたかり」「ダニ野郎」「ブタ」という呼び方がある。
これは日本でも同じ。
これは何でかというと「感染症に対する恐怖をイメージとして人に与える」という。
それからヒルや寄生虫、ゴキブリ。
そういうふうに言うことで感染症の恐怖を人種差別に利用する。

 一九九四年にルワンダで発生した大量虐殺は、フツ族の過激派が「ツチ族のゴキブリどもを根絶やしにしろ」と追随者を扇動したことからはじまった。(233頁)

だからもう、日本からアメリカからアフリカまで、とにかく感染症を媒介する動物、微生物、生物の名前を差別用語として使うというのは嫌悪学として法則なのだ。
しかし「嘘である」ということ。
でも、こうやって考えると、嫌悪学を巧みに使うと政治的メッセージとしては強烈に相手をやっつける言葉になりうるという。
だから政治家は使っちゃイカンということ。
「都民ファースト」を主催なさっている小池百合子都知事がよくお使いになった言葉が「頭の黒いネズミ」。
こういう病をばら撒く動物を相手のイメージと結びつけると、強烈に自分が清潔なイメージを持つことができるわけで。
ただし言っておくが「あまりよい方法ではない」と、ご記憶いただきたいと思う武田先生。

この嫌悪学というのは実験で人間の視覚をイメージで操ることができるということを本の中で詳しく言っている。
それは「アップの手法」と「繰り返し」。
(このあたりの話は本の中には発見できず)
ある主張を人に信じ込ませる嫌悪のテクニック。
これで思考を操ることになる。
ヒットラーもよく使っていたのは人々の顔のアップ。
反対運動に汗を流す人々の顔、怒りの顔。
それから万歳、歓喜する人々の顔。
それからたった一発なのに何回も繰り返すので何十発も打っているように見える北朝鮮のミサイル。
あれはしゃべってる間の間が持たないから三回ぐらい同じのを繰り返すのだが、なんとなくイメージとしては「あ、三発打った」という。
あれは一発。
でもこの嫌悪学というのはなかなか面白い。
アメリカなんてこれを見るともう、この嫌悪学の実験場としては最高。
先ほど小池都知事の言葉の中で「頭の黒いネズミ」というのは失礼だなぁと思った武田先生だが、この失礼なのが政治的技術で大いに使われているのがアメリカ。

嫌悪学を悪用すると印象操作ができる。
安倍総理がよくお使いになった言葉だが「人の印象を清らかにも悪くにもできる」という。
小池都知事が「頭の黒いネズミ」という。
一群の反対勢力、自分とは違う考え方の政治家たちに対して「ネズミ」とお使いになったという。
「そういうこと、あまり関心しませんぞ」と話した武田先生。
ところがアメリカではもうこの嫌悪学を使った選挙キャンペーンはもうザラ。
相手をいかに人々から嫌いな存在にさせるか。

二〇一〇年のニューヨーク州知事選挙の共和党予備選で、ティーパーティー運動活動家であるカール・パラディーノ候補がはじめた新手の広告キャンペーンだ。選挙のわずか数日前、彼の党の登録有権者は自宅の郵便受けで、「オールバニー〔ニューヨーク州の州都〕で何かが悪臭をはなっている」というメッセージが書かれ、生ゴミのにおいがしみ込んだパンフレットを見つけた。−中略−彼はラツィオを完璧に打ち負かし、途方もない二四パーセントもの差をつけた。(248頁)

(番組では街中に貼ったと言っているが、本によると封筒)

 もっと最近の出来事としては、ドナルド・トランプが民主党予備選討論会でヒラリー・クリントンのトイレ休憩が長引いたことを取り上げ、「気持ち悪すぎて」話すのもいやだと奇妙な表現をして、聴衆の笑いと喝采を浴びていた。(248頁)

「ヒラリーがトイレに行っている」ということを前提として、待たされたことに苛立ったトランプさんがおやりになったしぐさ。
「ヒラリーは今、ゲロを吐いている」という。
「ヒラリー」と「ゲロ」というのを結びつけたという。
そういうしぐさをしてヒラリーのイメージを「ゲロ」と結びつけたという。
これはトランプさんはしきりにお使いになる。
この大統領は日本車を売り込むことに長けた日本の企業に対しても「日本の車はアメリカに寄生している寄生虫だ」と言った。
この「ゲロ」と「寄生虫」というのはトランプさんはものすごく好き。
だからいとも簡単に気持ち悪くさせられる。
だから嫌悪学というのはそういう意味では政治学としては強烈。
ある意味では宗教もそう。
例えば豚肉の扱いとかがうるさい。
何でも喰っているのは私たちぐらい。
日本人はそのへんがルーズ。
日本人はそういう意味ではタフなのかも知れない。

武田先生の直観。
この嫌悪学を応用するとイジメの問題なんかにも深く参加できる。
つまり同じような呼び方をする。
人をいじめる時に寄生虫の名前で呼んだり、媒介生物の名前で呼び捨てたりする。
ということは、同じようなものが作動している。

posted by ひと at 11:04| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年8月21日〜9月1日◆心を操る寄生虫(前編)

前回(この番組の前の週は「編集手帳」なのでそれより前のことだと思われる。『おしゃべりな腸』のことか?)に「腸内細菌だ。それが人間を操る」というような話をした武田先生。
予感っぽいのが今年の夏「妙に当ったな」と思ったのは「小さな生物が人間社会を揺する」というのが結構多かった。
ヒアリ。
ヒアリ騒動はすごい。
七月の下旬だったかにマダニが50代の女性を殺したというのが世界で初めて発表されたという。
マダニ感染症、猫から感染 女性死亡 「ネコからヒト」初確認  :日本経済新聞
武田先生はマダニで人が死んだのが「世界で初めて」であると誤解しているようだが、マダニで人は前から死んでいて、この事件が珍しいのは「猫からヒトへの感染事例」だから)
だから「生き物万歳」もいいが、寄生生物、腸内細菌が人間を・・・というのにクラっときた武田先生。
本屋さんに行って探していたら、その発展形でズバリ『心を操る寄生生物』。

心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで



著者はキャスリン・マコーリフ。
もっと細かに前にお話しした彼女(『おしゃべりな腸』のジュリア・エンダースのことか)の説を前進させている。
腸に住んでいるような、あるいは胃袋の中に住んでいるような、小さな小さな腸内細菌とか寄生生物、寄生虫があなたを操っているのではないか?という。
寄生虫が体の中に入って脳を侵して人間を操るというホラー映画があるという水谷譲。

エイリアン (吹替版)



これは動物の世界で言うと前にご紹介したのは「寄生虫の指示によって猫にわざと喰われるネズミが出現する」と。
それでそういうことが実は生物世界にはいっぱいあって、人間社会にもあるのではなかと考えるとピタッとくる人がいる。
「この人はやっぱり腸内細菌、寄生虫じゃないかな?」という人が。
我が国の総理大臣、安倍晋三さん。
あの方は一回目に総理大臣になった時にズタボロで辞めていった。
気弱に眉毛を下げて。
あれはお腹の調子が悪かった。
腸が弱いということでお辞めになった。
いい薬に巡り合って今度、堂々たる総理として高い支持率を維持されて、一瞬のうちになくされて。
だけど、一回目の安倍晋三総理と二回目に登場した安倍晋三総理は別人のように性格が違う。
一回目の時はもう、支持率が低調になるとテリー(伊藤)さんのところに対談を申し込んできたというのが芸能界で流れた人。
いろんな芸能人と対談をやりたがって支持率を上げようと・・・。
今度は支持率が高い時は強気、低調になるとすごく丁寧になられるが、本性は強気。
あれだけ民進(党)から揺さぶられて堂々としてらっしゃる。

今、武田先生は一生懸命調べているが、女性の事件が多い。
政界もすべて含めて。
芸能界も含めて。
「わたくしは彼を許しません・・絶対に!」とか「ハぁゲぇ〜〜〜!」「違うだろ!違うだろ!! 違うだろーー!!!」。
あんなタイプの女性がいただろうか。
まだはっきりしないが、力のないお父さんを娘さん二人と、どうも奥さんが力を合わせて殺したらしいというあの事件。
夫を自宅に放置? 死体遺棄の疑いで母娘3人を逮捕 横浜 - 産経ニュースこの件かと思われる)
旦那さんをとっかえひっかえ殺したんじゃないかという、認知症の疑いで裁判を引っ張っておられるあの70代の方。
青酸連続殺人:筧千佐子被告に死刑判決 京都地裁 - 毎日新聞この件かと思われる)
そして千葉で自分が職場であまり大事にされていないので睡眠導入剤をコンデンサーミルク(「コンデンスミルク」のことを言いたかったかと思われる。英単語としては「コンデンサー」も「コンデンス」も同じだそうだが)みたいにワーッと。
それで世間話をしながら・・・。
睡眠剤混入、上司や同僚への不満が動機か 容疑者供述:朝日新聞デジタル
話題の中心は全部女性。
しかも、もうこれから老いていくという方。
稲田(稲田朋美防衛相)さんも含めて。
この人たちは失言とか犯罪とか、ソーシャル・ネットワークを使ってのプライベート暴きとかと色々あるかも知れないが、これはもしかしたら原因は一つで「寄生虫」。
これじゃないか?
あの中で一番ショックだったのは「この人さえいなくなればいいんだ」と言いながらすぐ「あ、もう殺しちゃおう」と簡単に決断する人。
繰り返すことが多くて動機が判然としないのは、実は動機は一つ「寄生虫」。
こういう解き方で接近していったら・・・。

寄生生物という、内臓の中に住み着いてその生物を操るという。
探すとそういう事例がいっぱいある。

吸虫はアリの脳に入り込み、運動と口器をコントロールする部分に居座る。そのようにして感染したアリの行動は、日中はほかのアリとまったく変わらない。ところが夜になると、巣に帰らずに草の葉のてっぺんまでのぼっていき、下顎をつかってそこにしがみつく。空中にぶらさがりながら、草をはむヒツジがやってきて自分を食べてしまうのを待つ計画だ。ところが夜が明けても食べられなかった場合は、また巣に戻っていく。(17頁)

やがてアリのついた草が食べられたとき、寄生生物はよやくヒツジの腹のなかにたどり着く。(17〜18頁)

そうするとアリの中にいた寄生虫がヒツジの腸の中でバーッと増えていく。
吸虫は、そこまで考えてやっている。

 その話の主人公は鉤頭虫と呼ばれる寄生生物だ。−中略−この寄生生物は成体になる前に、池や湖に住む小さなエビのような甲殻類の体内で成熟しなければならない。それらの甲殻類は、危険の気配を感じるとすぐ泥のなかに潜ってしまう習性をもっている。しかし鉤頭虫が成長の次の段階に進むためには、マガモ、ビーバー、マスクラットなどの腸に入り込む必要があり、どの動物も水面で暮らしながら甲殻類を食べている。−中略−感染した甲殻類は思いもかけない行動に出ることがわかった。驚くと下に向かって潜るのではなく、あわてたように砂地の表面に姿を見せ、せわしなく動き回るのだ。(18頁)

だから食物連鎖というのが自然界は支配しているというが、その食物連鎖を巧みに利用して隙間で生きていく寄生虫というのがいる、という。
「野良猫にはマダニが」とかって言うが、そのほかにもそういう隙間で生きていく寄生虫というものがいることを忘れてはいけないということ。

ふつうは森の下草で暮らして泳がないはずのコオロギが、池や小川に飛び込んでいたという。(36頁)

これも実はハリガネムシという寄生虫にコントロールされて自殺したコオロギかも知れない。
これは草の下で鳴いておけばいいものを、月夜の晩、満月が中天にかかったりすると鳴くのをやめて湖や池を目指し、遺書も書かずにトーン!と飛び込むヤツがいる。

ハリガネムシは宿主の体から抜け出すと水中で交尾し、やがてメスが卵を産んで、それが孵化して幼虫になる。(41頁)

これは結構でかい。
ひも状で7cmぐらいある糸みたいなやつ。
それがグルグルにお腹の中に憑りついているのだが、成人(「人」ではないけど)して色気づくと「女欲しい」とかって言い始める。
「もう眠れない!」みたいな。
それでどうするかというと、宿主であるところのコオロギを自殺衝動に導いて月夜の晩に自殺させる。
(本によると「自殺衝動」ということではなく「光に向かって進め」という寄生虫からの指示で月の光を反射した水面に入ってしまうらしい)
それで水中で死んだところでお互いが抜け出して交尾し・・・。
そしてこの交尾が済んだあとは、カワウなんかに憑りついて腸の中で卵はまた大きくなる。

ダイエットには理由がある。
女性が痩せる、生き物が痩せようと志すというのは何かある。
これが寄生生物の力だったりするという。
人間というのはやっぱり喰ってゴロゴロしとくのが一番楽しい。
でも痩せようと思うのは、他の何者かが「痩せなきゃダメよぉ」と。
自然界を見ていこう。
「太った蚊」というのはあんまり見たことがない。
「飛べねぇ!」「重てぇ!」とかっていう蚊はいない。
これは、蚊は絶えずダイエットしている。
しかも自分の意思ではない。
寄生虫がダイエットをさせている。
蚊に憑りついたマラリア原虫。
マラリアをばら撒くマラリア原虫という寄生生物。
これは蚊を操っているのだが、単純な操り方ではない。
「こんな小さな虫に、どこにそんな知恵があるんだ」というぐらい巧みに蚊という生き物を操って、マラリア原虫はマラリアをばら撒いている。

 だが、こうした過程でマラリア原虫を取り込むと、それまで貪欲に血を吸っていた蚊がたちまち食欲を失ってしまう。科学者たちはその理由を、マラリア原虫が子孫を人間に感染させるには蚊の体内で繁殖する必要があるから、繁殖している期間に蚊が血を吸い続ければつぶされるリスクが高まり、寄生生物にとって利益にならないからだと考えている。ただし一〇日後には寄生生物の子孫が成長し、より感染しやすい段階に入る。そうなると微生物は食欲を増進させることで大きな利益を得ることができるので、蚊の唾液腺に侵入し、抗凝固物質の供給を経ってしまう。その結果、蚊が血を吸おうとするたびに血はすぐ血小板で固まるようになる。蚊はいつものように血をたっぷり吸えなくて苛立ち、空腹を満たすためにより多くの宿主に噛みつく(53頁)

蚊はより多くの人の肌を求めて飛び回り、血を吸い回り、多くの原虫が人間の体内に侵入するチャンスを増やす。
一遍に吸わせてしまうと一人しかないから、わざと詰まらせる。

マラリア原虫は蚊が人間をにおいで探し当てる力を利用して、蚊と人間を近づけているかもしれないい。−中略−マラリア原虫が人間の体内に入ると、元々の体臭を強めたり、蚊を引きつける新しいにおいを出させたりする可能性がある。(54頁)

一寸の虫にも五分の(魂)と言うが、一寸にも満たないミクロの虫が、かくの如く宿主の心を操ってパラサイト世界の原動力というか、動かしている。

ヒメクモバチの仲間の寄生バチ−中略−だ。このハチがクモを捕まえて腹部に卵を産みつけたときから、寄生バチによる専制が始まる。卵が孵化して小さいミミズのような幼虫になると、クモの腹部に小さい穴をあけ、そこから体液を吸う。(60頁)

「獅子身中の虫」というヤツ。
内側から喰っていくのだが、クモの方は喰われている意識がないという。
だから「いけす料理」の反対側。
喰い物を保持しながら喰い続けて最後に息の根を止める。
「それまで生かしとく」という。

 メスのエメラルドゴキブリバチはワモンゴキブリのにおいを嗅ぎつけると、体長ではかなり見劣りするにもかかわらず強引に追跡して襲いかかる。−中略−そこでハチは、注射器を巧みに扱う邪悪な医者を思わせるそぶりで、毒針をもう一度そっと突き刺す。今回の狙いはゴキブリの脳だ。−中略−やがて戻ってきたハチはゴキブリの残った触覚の根本をもち、「まるで犬をひもでつないで散歩させるように、ゴキブリを巣穴まで連れていく」−中略−そしてゴキブリの足の外骨格に卵を産み付けると−中略−その後、卵からかえったハチの子どもたちはゴキブリの体をすっかり食べ尽くし、やがて成虫となって巣穴を飛び立つ。(64〜65頁)

いけすで魚を飼い、新鮮に保ちつつ刺身を食べるという、高級料亭の逆さのパターンで。
いけすの中に住みながらいけすを喰っちゃう、みたいなそういう暮らしをする。
だからこのハチはゴキブリの脳の領域の意識を奪う化学物質を作れるということ。
だから相当高度だろうと思うのだが、そういうことができる。

 アリタケの仲間のこの冬虫夏草−中略−は、胞子の段階から従順さとは無縁だ。胞子はオオアリの体についた途端、菌糸を伸ばしてアリの体内に侵入し、すぐに体全体を占領してしまう。さらにアリに命令を出して、太陽が最も高い位置になる時刻きっかりに木の上にいられるよう、若木にのぼらせる。アリは地上からおよそ三〇センチの高さで木の北西側にある葉の裏まで移動し、しっかりと固定できる主葉脈めがけて噛みつく。それと同時にこのキノコはアリの下顎をコントロールする筋肉を破壊し、アリの口を永久的に閉じたままの状態にする。彫像のように動かなくなった宿主は息絶え、その頭からはキノコが生えてきて、一本の柄の先に子実体ができる。まもなく子実体が破裂して胞子が地上にまき散らされ、そこでまた新しいアリに拾われる。(70頁)

ということで「冬は虫であるが、夏は草になる」という摩訶不思議な。
これもフードチェイン、食物連鎖の不思議「冬虫夏草」。
これは薬草なんかで使われているが、不思議な生き方。

トキソプラズマ問題が出てきた。
「猫に寄生して」という。
これは「人間には大丈夫だ」とかって言われていたが、マダニもそうだがやっぱり「家禽」と言うか家で飼われている獣というのは、それはやはり寄生虫にとっては願ってもいないターゲット。
トキソプラズマというのは影響を実は与えている。
今は「ない」と言われている。
「妊婦さんだけ気にしてください」ぐらいに言われている。

どんな方法であれトキソプラズマは実際に自分の脳に入り込んでおり、それが自分の性格を変えて危険嗜好を強めていると、フレグルは私に行った。さらに自分の研究から、この寄生生物は何百万人もの人々の脳をいじくりまわし、交通事故、統合失調症などの精神疾患、さらに自殺まで増やしている可能性があると考えるようになったようだ。(77頁)

トキソプラズマ原虫が居ついたニューロンは、ほかの三倍半も多くドーパミンを生産していたのだ。(95頁)

「インフルエンザが人を操ってやってるんじゃないか」という説がある。

被験者は予防接種を受けてから三日間の、ウイルスが最も移りやすい時期に、予防接種を受ける二倍の人と交流していた。「社会生活がとても限られていた人やシンプルだった人が急に、バーやパーティーに出かけたり大勢の人を自宅に招いたりする必要があると思うようになった。それが被験者の多くに起きていて、ひとりやふたりの変わった人の話ではなかった」と、ライバーは話す。(115〜116頁)

そう言われると風邪をひく直前に歩きたがる心当たりがある武田先生。
ちょっと「風邪かなぁ」と思うと「葛根湯、買いに行こう」と思う。
マネージャーに頼めばいいのに「葛根湯、買いに行こう」と思う。
あれはもしかしたらインフルエンザが人を社交性にするというホルモンで「大流行を演出している」という可能性があるという。

性感染症の場合もウイルスによって操られているのではないか?という。
この入院時の報告では「病状が出る直前に性欲が強くなった」という報告が多い。
(という記述は本の中にはない。インフルエンザと異なり、性感染症は症状が出る前に感染しやすいというこではないようなので「HIV感染者は末期段階になると恐ろしいほどの性欲にとりつかれる時期を過ごす」とのこと)
「浮気の虫」と言うが、これはもう東洋人の直感で「虫の仕業」。
本人の罪ではない。
寄生生物。
寄生生物は宿主の社会性、性欲、そして人の好みを操る。
とんでもないタイプの人を好きになったりする。
長嶋(茂雄)さんではないが「俺の守備範囲じゃない」のに行ってしまう。
「ライトを守っているくせに、レフトまで走っていく」みたいな、そういう熱病みたいなところが浮気の「気」にはある。
だからこれはやはり寄生生物の可能性が高い。

トキソカラには、イヌ回虫−中略−とネコ回虫−中略−のふたつの種があり、名前が示すようにそれぞれイヌとネコに感染する。このトキソカラが私たちの精神面に問題を引き起こす可能性がある大きなヒントは、その幼虫が人間の脳に住みつくことができるという事実だ。−中略−北米とヨーロッパの人口の一〇パーセントから三〇パーセントがこの寄生生物の幼虫に感染していると推定され、一部の貧しい国では感染者が人口の四〇パーセントに達すると考えられている。(123〜124頁)

症状というものが判然としないので「害がある」ということは断定しにくいが、行動においては行動障害、それから散漫等々が原因は実はソキソカラではないかと。
もしかするとこのトキソカラの脳内の感染によっていわゆる老人に多い「認知症」というのが可能性があるんじゃないか?という。
これはやっぱり調べてみる甲斐がある。
それであの友達のカケナントカさん(加計孝太郎理事長)という方は「獣医学部をつくりたい」とかとおっしゃったのではないか?
あれは動物を媒介にする寄生虫から操られて「今治にどうしても動物病院つくりたい」という。
「総理の責任じゃなくて、みんな寄生虫だった」という。
そんなことをフッと考える時がある武田先生。

『寄生獣』

寄生獣 新装版 コミック 全10巻完結セット (KCデラックス アフタヌーン)



右手に棲みついちゃった「ミギー」というヤツ。
漫画として最高傑作で、映画になった瞬間、つまらなくなった(と思う武田先生)。

寄生獣



頑張って作ったワリに・・・。
ただやっぱり漫画の方が怖い。

ターミネーター2 劇場公開版〈DTS〉[『T3』劇場公開記念バージョン] [DVD]



あの中に銀色の水銀人間が出てくる。
手の形が刃物に変わったりする。
あれの変身の仕方がそっくりだから、相当『寄生獣』の知恵が影響を与えているのではないか?

 人間を苦しめる寄生生物は一四〇〇種類以上もいて、それもわかっている数だけだ。まだ発見されていない種類が無数にある(132頁)

武田先生がすごく胸に沁みた言葉。
「腸の中には心の住む内臓世界があり、頭には脳が作る意識の世界がある」
そんなふうに人間を捉えたらどうか?

posted by ひと at 10:49| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする