カテゴリ


2019年07月18日

ヤマザキ 明日へトライ!レモンケーキ

DSCN8199.JPG

「明日へトライ!レモンケーキ」を期間限定発売
生地にレモンパウダーを使用してしっとりと焼き上げたスポンジケーキにシュガーをコーティングしました。スポンジケーキは、程よく酸味の効いたレモン味に仕上げました。表面にコーティングしたシュガーは、冷やすとシャリシャリとした食感をお楽しみいただけます。

発売期間7月1日(月)〜年9月15日(日)。
ローソンストア100で108円(税込)で購入。
参考価格130円(税抜)。
発売地域全国。
1包装当たり熱量374kcal。

TBS日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』とタイアップ
ってことで。
このドラマは見ていないから、ドラマとどう関係があるのかさっぱりわからんけれども。

DSCN8202.JPG

DSCN8204.JPG

スポンジはふわっふわみたいなんでもなく、まあスポンジだねぐらいにほどほどの固さ。
表面はシュガーコーティングとやらがされているので、そのまま食べても表面がちょっとジャリジャリ砂糖の食感があるなって感じだったけど、冷やしてから食べるとよりジャリジャリ言うそうなので、ジャリジャリ言わせたい方は冷やしてからお召し上がりください。
ヤマザキのレモンケーキにもちょっと似てるかなって感じがしたけど、全体に薄らレモンを感じないでもない。
酸味はないな。
甘味が全体に強い感じ。

ノーサイド・ゲーム


posted by ひと at 20:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チロル チロルチョコ〈ビタークランチ〉

DSCN8193.JPG

チロル チロルチョコビタークランチ 1個|ローソン公式サイト
ビターチョコをベースに、ワッフルクランチとココアクッキーを中に入れ、ザクザクとした食感が特徴的なチロルチョコです。パッケージの種類は2種類です。

7月16日からローソンで発売。
ローソン標準価格32円(税込)。
カロリー1個当り51kcal 。

パッケージのデザインが二種類あるな〜ってのは店頭でちゃんと見たけど、値段の割に量が少ないし、貧しいので同じのを二個も買う気もしなかったんで一個だけ購入。

DSCN8207.JPG

DSCN8209.JPG

ワッフルクランチ、米粉クランチ、ココアクッキーの3種類のクランチが入ったビターチョコレートだそうな。
まあ、クランチがザクザクした感じのチョコだねっていう味。
私の好きなタイプの味だし美味しいとは思うが、あまりにも小さい。

おかしのマーチ チロルチョコ バラエティ 400粒セット



posted by ひと at 19:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月17日

キティさんが水道屋さんの宣伝をしていました

仕事を選ばないことで有名なキティさんですね。
それがついにこんな仕事まで!

DSCN8191.JPG

冷蔵庫マグネット。
みうらじゅん氏命名「冷マ」。
こういうキャラクターが採用されるのって見たことがないな。
芸能人とかオリジナルの絵とかってのはあったけど。

エチェヴェリア フェリス ハローキティ



posted by ひと at 16:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

沖縄ボトラーズ 琉球コーラ

まいばすけっとで「沖縄フェア」みたいなのを頻繁にやっている気がするけど、今日もやっていた。
で、今まで見たことがないものが売っていたので買ってみた。

DSCN8189.JPG

沖縄限定の商品らしい。
98円(税別)。
内容量500ml。
100mlあたり熱量46kcal。

「Hard Spark!!」って書いてあるからガツンと炭酸強めかと思ったがそんな感じでもなく。
缶から直接飲んだらまた違ったのかも知れないけど。
甘さが強いって言っている人もいるようだが、私の味覚の問題かも知れないけど、味が全体に薄いような。
まあ、コーラだねっていう味ではあるけど。

琉球コーラ 1ケース24本(1本500ml)



posted by ひと at 16:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

郵便料金が変更になるのに伴って廃止になっちゃう切手

10月1日から郵便料金が変更になるそうな。
ハガキが62円から63円へ。
定形郵便物(25gまで)が82円から84円へ。
だから旧額面のヤツは9月30日に販売終了ってことで。
62円の切手とか82円の切手がなくなるのはまあわかる。
それがっ!なんとっ!
3円切手がなくなります!
何でだよ?と思うが。
もう60円切手を持ってるヤツとかいないっていう前提か?
持ってるぞ!
他の切手はどうなんだろうと思って調べてみた。

販売を終了する普通切手、郵便はがきなど

こんなん出ました。
普通切手各種が無くなりますなぁ。
以前だったらこういうのも全部買ったりしていたものだけど、もう切手なんてほぼ価値が出ないどころかむしろ価値が下がったりしかねないので手は出さない。
ということで、この中で注目すべきは3円と!
30円ですねっ!(個人の感想です)

そして注意書きがっ!
No.11〜13の普通切手(3円、30円、1000円)は、郵便局の在庫がなくなり次第、販売を終了します。
9月30日より前でも、在庫が無くなったら終了です!!!!
ってことで、私のように「その切手がなくなったら困るよ!」という方は必要な枚数を速やかに郵便局に行って入手すべし!

DSCN8197.JPG

3円切手は「シマリス」、30円切手は「キタキツネ」です。
可愛いでしょ?

さくら日本切手カタログ2020



posted by ひと at 16:02| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

インタビュー 発達障害に「光」を

NHK北九州放送局で7月1日(月)に「ニュースブリッジ北九州」の中で放送した、筑豊地域で初めて発達障害の啓発団体「Warm Blue IIZUKA」を立ち上げた女性へのインタビュー内容がアップされています。

インタビュー 発達障害に「光」を(藤重アナウンサー) | ハレピョンブログ〜NHK北九州だより〜|NHKブログ

posted by ひと at 16:46| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

チロルチョコ チロルご当地めぐり もみじ饅頭

DSCN8180.JPG

4月15日発売。
スズキヤで128円(税別)で購入。
参考価格130円(税抜)。
内容量7個。
1個当たり(推定値)エネルギー32kcal。

「チロルご当地めぐり」シリーズっていうので四種類が全国発売だったらしい。
店頭にはなぜかこの一種類しか売っていなかった。
これ以外のは岩手県の銘菓「かもめの玉子」、愛知県発祥の喫茶店・コメダ珈琲店の看板メニュー「シロノワール」、九州のソウルフードともよばれている佐賀県の「ブラックモンブラン」。

で、広島県の銘菓「もみじ饅頭」。
袋に「やまだ屋」って書いてあるので、チロルチョコと「やまだ屋」とやらとのコラボ商品らしい。

DSCN8182.JPG

DSCN8184.JPG

DSCN8187.JPG

一番外側は「饅頭風味チョコ」。
その中が「小豆風味ペースト」。
一番内側は「こしあん」。
外側のチョコはあんまり饅頭っぽい感じはしなかったけど。
きな粉風味のチョコみたいな味だなと思った。
全体としてアンコの味の主張が強い。
つまり甘ったるくてくどい。
チョコの味とアンコの味が合わないと感じるのであまり美味しくない。
チョコとアンコが合っていて美味しい!という人も多いようなので、このあたりは好みの問題なんだろうけど。
私に口には合わないな。

広島 土産 もみじまんじゅう(こし餡) 1箱 (国内旅行 日本 広島 お土産)



posted by ひと at 19:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年1月7〜11日◆初夢判断

これの続きです。

初夢に関して縁起がいいと言われているのは「一富士二鷹三茄子」。
これは徳川家康にまつわるようだ。
富士山の見えるところで大きくなったとか、鷹狩が好きだったとか、茄子も好物だったとか。
そういう家康伝説が結びついたということ。

色々と夢を見るという水谷譲。
例えば昼のニュースを読んでいて生放送で速報が入ってくるのだが、その原稿が昔の古文の文字で書かれていて全然読めない、とか。
そういう強迫観念ぽい夢は多い。
試験の夢はあまり見ない水谷譲。
40代の頃、試験の夢を見て仕方がなかった武田先生。
試験会場に間に合わない、と。
書いても書いても卒論がOKにならない、とかそういうの。
本当に今でも覚えているが、学校名まで出てくる。
筑紫丘高校。
福岡の人は「ああ〜っ」と聞いてらっしゃる方が多いと思う。
筑紫丘に行きたくて、そこに行けなくてちょっとランクを落とすのだが。
その筑紫丘高校へ向かう坂道を上っている夢を見る。
それで間に合わない。
トイレに閉じ込められて生放送に間に合わないとか、仕事がらみの夢が多い水谷譲。
昔お付き合いしていた男の人がいっぱいでてきたりとか「何でだろうな?」と思うこともあるが、色々見る。

40代から50代の頭の人生の中でユング派の心理学者の河合隼雄の本を夢中で読んだことがあった武田先生。
その中で思ったのは人生には何度か季節の変わり目のような「幼年期が終わって少年になる」「少年が終わって思春期に入る」「思春期が終わって青年になる」「青年が終わって中年になる」「中年が終わって老年」。
「人生の色合い」がある。
その「人生の季節の折に夢を見る」とおっしゃる。
40代の時に試験の夢がすごかった武田先生。
40代前後の方、もし番組をお聞きでしたら、試験に落ちるとか落ちないを見ることがある。
それはアナタが成熟しているかどうかを試す人生の試験のイグザムの時期に入った、と。
リテラシーと同じく、今もまた一瞬英語を小池百合子ばりに使ってしまいまして。
イグザム。
イグザミネーション。
そういう「試験期」に入ったということで。
人生がアナタを試そうとする時、こういう試験の夢を見るという。

何の脈絡もないが、この間、内田樹先生の本を読んでいて「エロスは外から来る」と聞いてやたらと感動した武田先生。
とある女性を見て性的に興奮する。
それは内側の性が反応しているのかなぁと思ったら、性というのは絶えず外側からやってくる。
例えば不倫をした時に、その人の内側の倫理を「不倫した!」とけなす。
「若い娘に手ぇ出しちゃって!」とかと。
手を出したのはその人ではない。
エロスがその人に手を出した。
という話を言い訳だとしか思えない水谷譲。
武田先生もその時期に来ているが、何十年かすると「その人を好きになった理由」がわからなくなっていく。
「何であの人があんなに好きだったんだろう?」とわからない。
自分がした恋なのだが、自分の恋とは思えなくなってくる。
それはズバリ言うと、奥様とよく考えると何で結婚したのかわからない。
だからそれを「外からやってきた」という。
決めたのは「オレじゃなかった」と。
人間の命はそう簡単に一つの答えで割り切れるようなものではない。

若い頃は巨乳が大好きな武田先生。
「ムングムングしたい」というのが渦巻く武田先生の激しい情動だった。
「忘れない夢」というのがある。
41歳の時に海外のベッドで見た夢。
マレーシアで何と、巨乳が武田先生の胸に付いていた。
ビックリした。
パンパンに張っていた。
それを触ってみたのだが、タッポンタッポン揺れていた。
「何で俺は乳房を持ったんだろう。巨乳を持ったんだろう」というので、いろんなユング派の本、フロイトも探してみたが、最もユング派の夢判断を採択した。
心理学的には「その乳で誰かを育てなさい」「オマエはそういう年齢に達したんだよ」「胸に乳房を持つ男となれ、魂の」「魂の胸に乳を持て」。

眠りの不思議さは、グッスリ眠るためには、入眠の直前には「脳が眠りを拒否する」という。
そこを刺激しなければならない。

入眠の直前には脳が眠りを拒否する「フォビドンゾーン(進入禁止域Forbidden Zone)」というものがある。いわば「睡眠禁止ゾーン」だ。(161頁)

眠るために絶対必要なのは「眠るまい」という心理。
「寝てはならない」という心理。
なぜかというと、そういう脳内物質が人間は出ている。
16時間も覚醒を維持した。
起きていた。
その時にその覚醒を維持し支えたのがオレキシンという脳内物質。
それが眠らせなかった。
眠たくなってくるとこれがものすごく頑張る。
「眠るんじゃない!何でオマエ、あくびなんかコイてんだよ!眠るんじゃない!」
ガーッとオレキシンが出尽くしてしまうと、その瞬間から落ちるが如く眠る一瞬。
だからこのスリープ、フォビドン、そういう時間を持つように。
睡眠禁止時間。
眠る何分か前に、一番興味のある本を読みたくなる。
「そうそうそうそう、あれの続き、どうなったんだろう?」と思いながら開く時、ワクワクしている。
マンガでも単行本で読む時、一番面白いヤツをとっておいて、眠る時に読もうと楽しみにとっていると表紙を見ただけでカクッといく。
好きなDVDの映画を部屋で見て「これ見てから寝よう」とすごく楽しみにしている映画なのに見ているうちに寝てしまうという水谷譲。
それと同じような感じ。

オレキシンが欠乏しているナルコレプシー患者では「フォビドンゾーン」が認められないという報告もあり、興味深い。(161〜162頁)

このオレキシン。
これをうまく使うような生活習慣を持つこと。
これがとても大事だということを覚えておいてください。
そして入眠時間を決めたら前倒ししない。
これはもう、本当にそう思う。
最近9時半にベッドに入って10時には眠っているという塩梅なのだが、明日早いからといって8時半に眠ったりするともう、ガタガタになる。
やっぱり明日どんなに早く起きなければならないにしても、入眠の1時間半から2時間が大事だということを前提にしておけば、4時間5時間になっても大丈夫で「いつもどおり」という。
眠りというのは習慣化しないとよくなりませんよ、ということ。

 単調な状況だと頭を使わないから、脳は考えることをやめ、退屈して眠くなる。(148頁)

だから電車の中では眠ってしまう。
それはやっぱり一種「退屈」という眠りの条件がそろっているからだろう。

初夢。
ただ、初夢に限定してしまうと夢の方がしぼんでしまうので「初夢判断」としながらも「夢判断」をやっている。
武田先生は夢見が悪い。

スタンフォード式 最高の睡眠



この本自体がわりと説明が細かすぎて、読者としては中途でわけがわからなくなってしまう。

科学的に根拠があり、かつ良睡眠の効果が期待できる覚醒のスイッチのオン・オフ法を紹介するので、意識して取り入れてほしい。
 そしてその鍵は、2つの覚醒のスイッチを押すことである。
 2つのスイッチ、それは「光」「体温」だ。
(174頁)

 夜しっかり寝て、朝すっきりと起きて、せっかく体温のリズムを合わせたのに、激しいジョギングで台無しになることがある。
 何事もほどほどが良い。体のことを考えれば、早足のウォーキングのほうがおすすめできる。少なくとも、汗だくになるような運動だけは避けておこう。
(193頁)

(武田先生と)同世代の方。
16時間覚醒というのは、加齢とともにかなり難しくなってくる、というふうに『スタンフォード式 最高の睡眠』は認めている。

「食事をとると、消化のために腸に行く血流が増えて、脳に行く血流は減る」とよくいわれるが、どんな状況でも脳血流は第一に確保される
 なので、ランチ後の眠気は血流の問題ではない。
−中略−
 ランチ後に訪れるのは、厳密にいえば「眠気とは違う倦怠感」といったものだろうか。
(217〜218頁)

 あまりに重い食事をとると血糖値にも影響が出て、極端な場合はオレキシンなどの覚醒物質の活動を抑えてしまう可能性もある。(218頁)

これ以降からワリと気にするようになった武田先生。
同世代の方。
今年の春にもう古希に達する武田先生。
どうしても眠くなった場合は眠っていい、と。
ただし20分以内。
それを3時まで。
本当のことを言うと、お昼時に20分ぐらいはOKだが、3時過ぎたらもう眠ってはだめ。
それをやるとまた夜の睡眠が不ぞろいになる。
絶対にお昼過ぎ、3時までに20分間ぐらい。

「30分未満の昼寝」をする人は「昼寝の習慣がない」人に比べて、認知症発症率が約7分の1だった。(233頁)

 これだけみると「昼寝は認知症を遠ざける」といえそうだが、話はそんなに単純ではない。なんと、「1時間以上昼寝する」人は、「昼寝の習慣がない」人に比べて発症率が2倍も高かったのである。(233〜234頁)

お母様が「眠れない、眠れない」とおっしゃっていてひどく悩まれていた故郷の先輩がいた。
「うちのバアサンが90超えとんだけど、眠れない眠れないっつって夜中に騒いでなー。オレは働きに行くからいいんだけど、女房はやっぱ、だいぶ堪えて」という。
それで「病院に行って来い」と行かせたのだが、お医者さんから薬も何一つもらえなかった。
「何でだ?」と母親に訊いたら「昼寝で2時間ちょっとしてる」。
「それだけ寝りゃ十分ですよ」と言われた。
だからリズムというのは大事。

(「年をとって丸くなった」という街角の声を受けて)
とある方の本を読んでいて、すごくショックというか「いいことだなぁ」と思った。
年を取ってくると意外と人が許せるようになっていく。
角々になる人と丸くなる人と二つのタイプがいると思う水谷譲。
角々になる人で、武田先生が一番聞いて驚いたのは人のことをボロクソに言う人がいる。
悪口を言いまくる人。
ブログとか何とかで。
そういうのが今、大流行。
SNSを使って言葉で人を傷つけることが趣味な人がいる。
その人は人間が嫌いだからではない。
その人が他人の悪口を言うのは、自分が愛せないから。
ドキっとする。
世の中で一番難しい技術は、自分を愛すること。
人を好きになるのは簡単にできる。
さっき「街角の声」でおっしゃっていたのは、年を取ってよくなったのは「あんまり人と」と言う。
これはその人が成熟してきて自分のことが好きになったから、人のことが好きになれる。
年を取るのは面白い。
そんなのは人生の後半にしかやってこない。
そうやって考えると命は面白い。

睡眠と言うのは実に謎の多い生命活動。
眠るということは他のケモノから喰われるチャンスを与えるワケだから。
この「眠る」という休息方法を進化は選んだ。
抑制を支配するアデノシンはDNAの基本構成成分なので、アメーバにも眠りは存在する。
睡眠の起源というのはそれほど古い。

「カフェインが眠気覚ましになる」というのは、カフェインが人を眠らせるアデノシンの働きを妨害するためである。(155頁)

 また、強力に覚醒を引き起こす「オレキシン」という神経伝達物質は、覚醒だけでなく摂食(食べること)にも関与している。(155頁)

睡眠というのは実に複雑な生命現象で、眠りこそ全ての生活の、健康の、心の基礎。
そして命の不思議。
年をとってしみじみ思う武田先生。
寝入りっぱなはもの凄く深く眠っている。
グッスリ眠っている。
3〜4時ぐらいからグズグズ、トイレに起きる。
トイレに行って帰って「寝付けねぇな」と思いながらウトっと寝ている。
その時にものすごい夢を見ているようだ。
その夢がとにかく、何かに遅れそう、恐ろしいものに襲われる、怖いものが追っかけてくる、それから汚い夢。
「あそこで見たウンコ」とか。
もう思い出したくない。
何か思い出に残るウンコがある。
そういう「とっとと消したいもの」。
そういうものが。
例えばゴルフをやっていても横に飛ぶという「シャンク」。
手ごたえまでありありと手のひらによみがえる。
失敗、過失、不潔、気味の悪さ。
これが若い頃より圧倒的に増えていく。
これは年を取ったから「どうしてもそういうことになっちゃうのかなぁ?」とあきらめ気味だったのだが。
著者によれば嫌な夢が多いのは悪い夢の方が強烈で、よく記憶に残りやすい。
アナタには実はよい夢もプレゼントされている。
ところが脳は「よい夢」は簡単に流してしまう。
「嫌な夢」はほとんどストレスが原因。
30〜40代が多い。
60、70代でもという人は中年にめちゃくちゃ働いている人。
ではなぜ30〜40代に多く、30〜40代に無我夢中で働いた60代、70代は老いると嫌な夢が多いのか?

嫌な夢。
追われる、恐ろしい、うまくゆかない、不潔な夢、亡くなった人が出てくる夢とかというのは、どうも脳がイメージリハーサルをやっているんじゃないかという説が。
現実で追われても、もう慌てない自分になりたいとか、そういう願望が夢の中で。
だから何回も見るうちにだんだん慣れてくる。
夢の中でそれがわかって「もう覚めるから大丈夫、覚めるから大丈夫」と思うこともあるという水谷譲。
何かやはり変化がゆっくり現れる。

これは本当にあったこと。
61歳で大学から卒業証書だけ貰った武田先生。
「名誉卒業」というヤツで。
23歳の時に大学を飛び出してフォークシンガーになる。
それが10月のことだったので、卒業まで2か月。
2単位と卒論。
それを書いておけば教員免状が取れたのだが。
その頃には金八先生をやっていたので大学にも戻れず芸能人。
ところが60歳になった時、大学側から「オマエは教員のイメージをよくした」と。
それで「免状渡そうか」という。
福岡教育大学だから、免状を受け取ると教員免許が付いてくる。
ところがちょうど教員免許は60歳で切れるので「教員免許は出せないけど、大学を卒業した証だけはプレゼントしてあげよう」というので。
それで大学まで卒業証書を取りに行った。
不思議なことに、それから入試の夢を見なくなった。
現実として「証書を貰った」というのがあって、入学試験(の夢)は見ない。
大学を卒業していないのがそんなにストレスにはなっていないと思っていたが、案外どこかで気にしていたのか。
そういうことがあるので、みなさん方も何かあったら、現実をほんのわずか変えるだけで夢見が変わるとか、そういうことはあるのではないか?

もしかするとだが、加齢とともに不安とか恐怖とか過失の体験、あるいはひどく不潔な光景などをなぞりたがるのは、何かそれが生命にとって、とても重大な要素なのかも知れない。

テレビの現場に行ってアッ!と驚いた。
AD(アシスタントディレクター)というのがいる。
これがざっくばらんに言うと「使いっパシリ」とか「弁当係り」とかという。
そのあたりから入って4段階ぐらいに分かれているから、ADというのが昔はどの現場でも3人はいた。
「1番手」「2番手」と呼んでいたが。
だいたいの番組で3番手ぐらいまでADがいる。
最近、9人いる。
働き方改革。
そのADは一番ハードな部分を背負わなければいけない。
演出家の八つ当たりも喰らう。
金八(『3年B組金八先生』)の時に頭を殴られているヤツを何回も見たことがある。
これが「働き方改革」によって睡眠時間をきちんと取らせないと違法である、と。
前はもう凄かった。
「オメェ15分寝たろ!」とか。
もちろんチーフ、演出家の方は一睡もしていないのだが。
それがもう許されない。
眠りを中心とした社会が守りに入っている。
ただ、この「眠気と格闘しない」という諸君はちょっと心配してもらった方が。
使い物になるかどうか。
ローテーションでクルクル回るから1本の作品でずっと付き合って終わるADがいない。
どれか必ずお休みで眠っているから、果たしてそれで有効な演出家が育つかどうか。

話がバランバランになったが『スタンフォード式』に関しては「もう少し具体的に説明してくださると助かります」と嫌味の感想を一行書いている武田先生。


posted by ひと at 19:35| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月24〜28日◆初夢を見るために

年内(2018年)は初夢のために予備知識を入れておいて、初夢期間中は(番組内で)曲なんかを流すのでぐっすり眠っていただいて、幕が開けたらまた「初夢反省会」をお送りしようかなぁと。
あまりうまく眠れていない武田先生。
昨日はトイレに何回起きたか。
せっついた尿意ではない。
年をとるとパワーがないので、昔はもう機能を間違えてカーン!と割りばし状になった排尿器を抱えて行ったものだが、最近はグシャと座り込んだというか茶碗蒸しみたいな。
ほじらないと先端が見えてこない、みたいな、たたんだホース以下の存在なのだが。
フッと目を覚ますと「う〜ん・・・しぶるな〜」という。
しぶるものがあるなぁと思ってトイレに行って、ひどい時は3回から4回。
眠れないということがまだ経験がない水谷譲。
武田先生の場合の「老人」の話。
眠る時はコロッと眠る。
いい気分。
ベストの状態で眠りに入るが、そこから1〜2時間して目が覚めた後、トイレに行って、再度眠る時にウジウジウジウジ・・・
遺産相続、庭の手入れ、女房の一言、ノックせず入ろうとした時の娘の悲鳴。
もうありとあらゆるいろんな嫌なことを思い出して。
小さいことから大きいことまで。
「北方領土は帰ってくるのかなぁ」とか。
「国後とかアイツ返さないんじゃないか?プーチンは」とか思ったり。
竹島問題、尖閣諸島、南沙諸島の中国船。
それで武田先生たちが子供の頃の国連の事務総長はなんだったっけ?とか。
本当にそういうことがジグザクに頭を走る。
昼間はかくのごとく陽気なのだが、夜はめちゃくちゃ陰気。
おそらく、武田先生と同じような方も多かろうと思うのでここは「高齢者のための保健体育」と題して。

スタンフォード式 最高の睡眠



 日本には、睡眠負債を抱える「睡眠不足症候群」の人が外国に比べて多いというデータがある。−中略−なかには、後述するように100万人規模での統計もある。
 フランスの平均睡眠時間は8.7時間。
 アメリカの平均睡眠時間は7.5時間。
 日本の平均睡眠時間は6.5時間。
(31頁)

日本人は眠りについて豊かな生活を送っていないという現実がある。
当然ながら長く眠ればよいというものではなくて、細かい睡眠への諸注意をこの一冊は記している。
ただ(この本は)細かすぎて途中で何がいいのかわからなくなる。

眠りにはレム睡眠(脳は起きていて体が眠っている睡眠)ノンレム睡眠(脳も体も眠っている睡眠)の2種類があり、それを繰り返しながら眠っている。(53〜54頁)

レム睡眠がウトウト、ノンレム睡眠がグッスリと。
ウトウト、グッスリ。

 寝ついたあと、すぐに訪れるのはノンレム睡眠。(54頁)

この間に夢は見ないというから、「寝入りっぱな」というのは大事。
このノンレム睡眠のグッスリから、これが終わると後はレム睡眠を4〜5回繰り返しつつ、朝のレム睡眠で「あ〜あ・・・」と言いながら起きるという。
物凄く大事なことが最初の方のページに書いてあったが、グッスリ睡眠を1時間半〜2時間しっかりとっていれば大丈夫。
これは「眠りのゴールデンタイム」。
生きていくために必要な睡眠時間は6時間。
しかしこの6時間も寝入りっぱなの1時間半〜2時間。
最低でも90分。
これが充実していれば明日の準備はもうすでに終わっている。

九時半に眠る武田先生。
早い。
「オレ寝るわ」と寝る。
それでトイレに起きるのが1時半〜2時。
「なんだ、問題ないじゃん『スタンフォード』」みたいな。
そんな感じ。

「眠りの質」とは脳の活動としっかり結びついており「眠らねば」と決心すればするほど眠れなくなる傾向にある。
ある意味「眠り」とはセックスの「快」と同質の自我の哲学に関わってくるような気がする。
眠りに落ちること「気持ちよくならねば、気持ちよくならねば」と思うとどんどん不愉快になっていく。
体験したことがあると思う。
武田先生自身がわりとそういうふうなタイプ。
「ほれ、もっと本当は」とかと思ったりする。
眠りも性の快感の方もそうだが、己をモノサシにすると本質から外れてしまう。
眠りも性の快感も、自分を離れたところから、それに近づく。
「なんて可愛い人だ」と思いながら「この人がこんなに喜んでくださるんだったら、ボクも上からこうやっちゃおうかなぁ」とかいろいろ考える。
眠りもそう。
眠りというのは眠る段階で「眠るもんか」と思うとものすごく眠たくなってくる。
だからそのものに近づこうとすると、それは遠ざかり、それから遠ざかろうとすると追いかけてくる。
眠ろうとすると「もう、何か眠れない」という方が多いと思う水谷譲。
だからどうしてもアルコールに結びついてしまうという話を今日はする。
それが故に、自分を酩酊させるという、混乱させるという意味でお酒を飲むということがある。
ついこの間も問題になった。
外国の飛行場で日本の飛行機の運転手さんが捕まってしまった。
JAL、英で実刑判決の副操縦士を懲戒解雇 乗務前に過剰飲酒  - BBCニュース
あれもみなさんは簡単に「空の安全」とかと叱られるが、あの方も眠れなかったのではないか?
ささいなことで人間は眠れなくなる。
そのお酒と眠りの関係だが、お酒は眠りの後も内臓に仕事をさせることで問題。
特に肝臓は体重70kgの人で1時間に分解できるアルコール量は「体重の0.1」。
(「体重の0.1」では70kgの人は1kgという話になってしまいそうだが、「体重1kgあたり0.1g」ということらしい)
これが純アルコール。
だから体重70kgの人で肝臓で処理できる純粋なアルコールの量は7g。
例えば25度の焼酎をコップ一杯お湯割りで飲むとアルコール度度数は
 25÷100×飲んだ量(180cc)×0.1
ということで純アルコールは何と36gもある。
これはエタノール。
純粋アルコール。
70kgの体重の人で早い話がコップ一杯180cc(牛乳瓶1本分)ぐらいを焼酎で飲むと、これが完璧に酔いが覚めるのに5時間以上かかる。
だからいかに肝臓が大変か。
だからやっぱり10時間経っても抜けていなかった。
そういう意味でアルコールというのは・・・
やっぱりコップ一杯飲んでいる武田先生。
もちろんお湯割りだからちょっと時間がかかって、胃にソフトには落とすが、その分だけ水分量も多いし。
でも飲むと寝つきはよくなる。
コトンと眠れる。

眠りの本質についてまずは考えましょう。
なぜ人に眠りは必要なのか?
これは「学習・記憶の定着」。
勉強したこと、「これはちゃんと覚えとこう」と思ったことが定着するために眠りが必要。
「いろいろ考えて眠れない」と言うが、眠ることによって罵りの言葉をはじき、褒め言葉は覚えておこう、と。
そんなふうにして「はじく」のと「取り入れる」のが眠りで決まる。
お酒を飲むとその辺がグシャグシャしてフォーカスが合っていないから眠れるのだが、眠った後はアルコールの処理で「覚えておくか、はじくか」というのが混乱する。

(街角の声で大坂なおみさんの話題が出たことに引き続いて)
大坂なおみさんはあまり「日本人、日本人」と引っ張り込むと何か可哀想で。
あれは「大坂なおみ」という、この世にいるただ一人の人。
アメリカ人であってもいいし、ハイチだったか南の方の、でもいい。
何かそいういう国境を超えた不思議な少女。
でもつくづく思うのは陸上で注目株はケンブリッジ飛鳥。
彼の場合は日本人。
相撲の高安、御嶽海。
お母様が大坂なおみさんと同じ運命を辿った方。
だから今、外国人労働者を入れるのどうのとかと、犯罪が増えるとかという人がいる。
ちょっと失礼なような気がして。
それはどうなるかもちろんわからない。
だが、日本人そのものがそのようにしてハイブリッドを重ねてきた国民。
縄文人と弥生人のハイブリッドが私達。
そういうことで「ピュアジャパン」とか「日本人の血は」とかと言う人がいる。
本当に「よく言うよ」と思う。

 夢の内容を記述してもらったところ、レム睡眠はストーリーがあって実体験に近い夢、ノンレム睡眠は抽象的で辻褄が合わない夢が多いことがわかった。(79頁)

(番組ではグッスリ眠っている時が実体験に近い夢で、ウトウトが抽象的と言っているが、レム睡眠の方がウトウトだと思われるので、多分間違えて逆に言っている)

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が入れ替わるごとに、夢も切り替わっていることもわかっている。これを踏まえると、夢は見た回数が多いほど、レム睡眠とノンレム睡眠のスリープサイクルをしっかり回せていることになる。(81頁)

だから寝入りっぱなは、なんだかありありとした夢を見る。
(本によると最初に「ノンレム睡眠」なので、抽象的な夢を見ることになるが)
目覚める直前は何だかよくわけわかんないみたいな、そういう夢を見てしまう。
(本によると起きる時には「レム睡眠」なので実体験に近い夢ということになる)
武田先生が気になるのは、体験として年を取ると「夢の質」がだんだん悪くなっていく。
人に追われたり、おっかけられたり、お化け屋敷の廊下を歩くようなドキドキするアレとか、間に合わない、送れる、裏切られた。
強迫観念。
そういう夢ばかり。
ちょっと一時期悩んだことがあった。
何でそいういう夢を見るかについては、ちょっと横に置いておく。
みなさん覚えておいてください。
90分の例の「最高の眠り」がうまくいっていない。
例えばどんな人かと言うと日中頻繁に眠気に襲われる。
そういうことがないという水谷譲。
朝早い仕事の時は猛烈にお昼ぐらいに眠気に襲われるが、15分ぐらい仮眠を取ってまた楽になる。
水谷譲の仮眠の時間(15分)がドンピタ。
(最適な仮眠の時間は)15〜20分。
なるべく(午後)3時前。
そうすると完璧に補える。
1時間ちょっと眠ってしまうという武田先生。
夜にもう眠れなくて、それで病気ではないかと思って。
「病気じゃありません。それは昼間眠ったからです」
睡眠外来に並んだことがあるので先生からまず疑われたのは「ムズムズ足症候群」。
「(脚が)痒くありませんか?」という。
そういうのがあるらしい。
これが睡眠を邪魔している、という。
もう一つ「睡眠時無呼吸症候群」。
これはもう睡眠で相談に行くと、まず先生が疑う。
この二つに、ほんのわずかでも自覚があったらすぐ病院へ、ということだった。

一番大事なことは、いかに寝入りっぱなの90分を確保するか?
最もよい例が子供。
子供の寝入りっぱなは見事。
目を離した隙に寝ている、みたいなのがうらやましい。
そして抱き上げると重たい。
でもあの間は、もの凄くいい睡眠をとっているという。

スムーズな入眠に際しては深部体温と皮膚温度の差が縮まっていることが鍵なのだ。
 皮膚温度が34.5℃の人であれば、睡眠時の深部体温は36.5から36.2℃程度に下がっているだろう。
(114〜115頁)

(番組では皮膚温度と深部体温を逆に言っている)
入眠時、人体は眠りに入るとしきりに熱を放散し続ける。
熱を出して体温を下げる。
脳を興奮させない温度と暗がりのベッド。
そういうものがあるとスーッと深い眠りに入っていく。
眠りのための手順もまた、よき眠りへの誘導灯で「寝る前にアレとアレとアレをやる」という、三つぐらいのことをやっておいて、その手順でベッドに入るとコトンと、という。
とりあえずちょっとお酒を飲んでお風呂に入って顔を洗って歯を磨いて肌のパッティングなどをして寝るという手順の水谷譲。
ベッドサイドでの手順は「本」である武田先生。
本を読んでいるとコクっとくると「寝よう」と思って(本を)パタンと閉じて明かりを消す。
ひどい時になると夢の中で(本を)読み続けることがある。
「重力」というので本を読んでいて。
だからずっと(夢の中で)重力について考え続けていたことがある。

 眠りに入るまでの所要時間を「入眠潜時」と呼ぶ。
 エアウィーヴの実験で、若くて健康な人10人を集めて入眠潜時を計ったところ、平均7〜8分で眠った。これが正常値と考えていい。
(120頁)

10分以上寝つきの悪い方はちょっと考えましょう。
でも人間はだいたい7〜8分で眠りに入れる。

 人間は恒温動物で哺乳類だから、体温はホメオスタシス(恒常性)でほぼ一定に保たれているが、同時にサーカディアンリズムの影響を受けており、体内時計によって日中変動(1日の中で変化)する。
「平熱は36℃」という人でも、1日の中で0.7℃くらいの変化がある
(122〜123頁)

眠っているときは深部体温は下がり、皮膚温度は逆に上がっている(125頁)

眠る子がうっすら汗をかくのは理想。
あまりポッポポッポしてきて「アタシ熱があるか?」とか、そうじゃない。
それは体の内側を冷やすために一生懸命熱を外に出しているという、よき状態。

 冷房で冷え切った会議室に悩む人は、雪山で遭難しそうな人と似た状況下にある(127頁)

 だが、睡眠中は深部体温が下がる性質があるため、雪山で寝てしまうと通常よりさらに熱が奪われて低体温症になり、やがて死に至る(126頁)

それから夏、七月。
今年(2018年)は暑かった。
この時(『水戸黄門』の撮影中)は本当に熱かった。
それでこの睡眠のヤツをやっていたのだろう。
各地で35℃超え。
京都。
これは黄門様をやっていたから。
北関東、愛知の山間都市で体感40℃超え続く。
この時、テレビでしきりに「老人の無知で睡眠時クーラーを使わない」「熱中症の危険があると警告しているのに案の定、熱中症で倒れた老人が続出した」と。
ところがある高齢者が「クーラーの冷気にあたると肩とか腰がうずくのよ」と。
武田先生もある。
高齢者になると冷気というものに関してあまり好感を持てない。
この時(この手の報道がされた時)に何か腹が立った武田先生。
これはもう絶対に体の根本から考えなければならないことで。
暑さ対策には、体の皮膚の温度を上げて熱放散、つまり皮膚から熱を出すということが大事なことで。
そのステップを踏むことを勧めることではないでしょうか?
クーラーの温度は例えば30℃でいい。
32〜33℃が問題で、それから3℃ばかり低い30℃。
それで首を振る扇風機。
体に当らないように。
何を気にするかというと、皮膚が熱を発散する。
その道具の使い方を指導する。
タイマーが付いていれば、わずか寝入りっぱなの2時間。
暑い寒いは2時間でいい。
そこでぐっすり1時間半か2時間眠れば大丈夫。
最低限の元気で一日行動する睡眠はそこでとれた。
2時間をいかにキープするかということが大事なのであって、クーラーを付けっぱなしのことではない。

睡眠スイッチのため「お風呂」というのは寝床へ行く前のプロセスとしては最高。
これは『スタンフォード大学』は細かい。
寝る90分くらい前にお風呂かシャワー。
これで深部体温、体の奥の方の体温を上げる。

 入浴に関する私たちの実験データでは、40℃のお風呂に15分入ったあとで測定すると、深部体温もおよそ0.5℃上がっていた
 この「深部体温が一時的に上がる」というのが非常に重要で、深部体温は上がった分だけ大きく下がろうとする性質がある。なので、入浴で深部体温を意図的に上げれば入眠時に必要な「深部体温の下降」がより大きくなり、熟眠につながる。
 0.5℃上がった深部体温が元に戻るまでの所要時間は90分。入浴前よりさらに下がっていくのはそれからだ。
 つまり、寝る90分前に入浴をすませておけば、その後さらに深部体温が下がっていき、皮膚温度との差も縮まり、スムーズに入眠できるということだ。
(131〜132頁)

電車の中とかつまらないDVDの映画を観ている時にウトウトするという水谷譲。
武田先生の奥様がソファで眠る。
「お母さん、風邪ひいちゃうよ」と起こすが「やかましい!ほっとけ!」と言われる。
あれは自分で体験するとわかるが、あのウトウトはめっちゃ気持ちいい。
だからあれはある意味、放っておいたほうがいいのだろう。
あそこで得た30分の眠りはグッスリ眠れる時がある。

「忙しくて、寝る90分前に入浴をすませるなんて無理だ!」と言う人は、深部体温が上がりすぎないように、ぬるい入浴かシャワーですませよう(133頁)

武田先生もそうだが、高齢者の方は思い当たることはありませんか?
「温泉で引きがいいとめっちゃ眠れる」という。
温泉で眠れない時がある。
体が温まり過ぎてしまって。
何かがずれたみたいにカアッとなって眠れなくなる。
ところが逆に引きがいいとグッスリ。
旅館は晩飯が早い。
だから遅くても8時。
1時間ちょっとして9時半。
もう飯を喰って部屋にたどり着いたら、そのままドテラを着たまま倒れこんで。
「めっちゃ眠たくなる」という。
温泉旅館の空気そのものが東京の空気と全然違う。
それを武田先生の奥様が言うところの「電磁波が飛んでない」。
何かそういう澄み切った空気というのがある。
眠る。
次の朝4時半ぐらいに起きる。
爺さんたちはみんな(起床が)早い。
もう5時には皆、ウロウロしている。
早朝から老人がウロウロする温泉旅館は、効用と眠りに関しては点数が高いのだろう。

睡眠のスイッチとしては深部体温を大きく上げて下げられる「温泉」のほうが強力といえる。−中略−
 その点、炭酸泉は、普通浴と同じように湯疲れがない
−中略−湯治などで長期滞在する人、ケガの後のスポーツ選手、疲れを癒しに温泉に行く人は、炭酸泉をチョイスするのもいい。(135頁)

秋田かどこかで温泉に入るとリンゴの臭いがする。
サイダーの中にリンゴが混じったような臭いがする。
甘い感じ。
それでもう、体中あぶくだらけ。
あれはよく眠れた宿だった。
それから「立ち湯」というのがあって、あれは驚いた。
炭酸泉だったが。
秋田。
立ち湯は立って入る。
棒に掴まって立っておかないと足が立たない、という。
もうアップアップ。
爺さんが4人ぐらい棒にぶら下がって。
命がけ。
全然ゆっくり入れない。
泳いで帰ろうと思っても結構熱い。
あれは何の効用があるのかわからないが、それで次の爺さんが入ってくる。
それでそこから誰も立ち湯だとは教えない。
そのたびに次々と爺さんが「お?」と言いながら、炭酸泉の中に倒れ込んでいくのがおかしくて。


posted by ひと at 19:23| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

あさイチ「どう向き合う? 思春期の発達障害」を修正しました

NHK あさイチ「どう向き合う? 思春期の発達障害」

リンク先が終了したものを削除したのと、新しくNHKのサイトにアップされていた分があったのでリンクを貼っておきました。

posted by ひと at 00:00| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月09日

桜木町駅構内のピカチュウを見に行ってきた

桜木町駅構内にピカチュウたちが登場します!

7月6日〜8月12日まで、JR桜木町駅にピカチュウが登場!ってことで行ってきた。
これは「ピカチュウ大量発生チュウ!2019」っていうヤツのコラボ。

まずは駅の外。

IMG_5785 - コピー.JPG

こんなんなってます。
で、改札の中へ。

IMG_5792 - コピー.JPG

IMG_5791 - コピー.JPG

IMG_5790 - コピー.JPG

一階のとこね。
で、上のホームに上がる。

IMG_5797.JPG

IMG_5793 - コピー.JPG

IMG_5795 - コピー.JPG

IMG_5796 - コピー.JPG

写真を撮りまくっていたら乗りたい電車が来てしまったので他のホームは見ていない。
ずっと電車が止まっていたんで、見えなかったし。
だから、他のホームの駅名表示版がどういうデザインだったのかは不明。

NewDaysでコラボグッズの販売もあるってことだったので横浜とか桜木町の店を見てみたけど北海道フェアしかやっていなかった。
七月中旬予定ってことだから、来週ぐらいからかな。

ポケットモンスター ピカチュウ 充電器 USB ACアダプター おしりシリーズ



posted by ひと at 19:25| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横浜BMIストリートピアノを弾いてきた

6月15日にみなとみらい線馬車道駅地下通路に誰でも自由に弾ける「横浜BMIストリートピアノ」が設置されたってことで行ってみた。
昨年12月にマリナード地下街に設置されたピアノに続き2台目だそうだが、そっちは行っていない。
で、まずはみなとみらい線に乗って馬車道駅で降りる。
改札を出てそこからどこへ行けば?ってことでちょっとウロウロしたけど見つからず。
改札の階ではなく、一個上の階みたいなところがあって、そこにあった。

IMG_5781.JPG

椅子は持ち去られないように繋いである。
アタシったらぁ〜長いことピアノ習ってたじゃないですかぁ〜♥
ってことで華麗に超難しい曲を・・・弾けません。
せめてソナチネあたりでもと思ったんだけど、まるっきり覚えていないので、仕方なく「きらきら星」なんぞを弾く。
弾いたことないのに。
当然間違えたり。
っていうショボショボな感じで。

ピアノ自体は年代ものだな〜って感じ。

KORG MICROPIANO マイクロピアノ ミニ鍵盤61鍵 ブラック



posted by ひと at 19:13| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「上大岡駅」が「ナミ大岡駅」に

7月8日(月)から京急沿線・横須賀市内で『ワンピース』とのコラボ実施! | 2019年度 | ニュースリリース | 企業情報 | 【KEIKYU WEB】京急電鉄オフィシャルサイト

前にもリラックマとのコラボとか北斗の拳とのコラボとかいろいろやっていたけど、今回は『ワンピース』ね。
上大岡だけでなくいろんな駅でワンピース仕様になったんだけど、行ける範囲には上大岡駅しかなかったからここしか行かなかったけど。

駅名看板の場所はいつもの、横浜市営地下鉄の方から上がっていくと上に見える場所。

IMG_5784.JPG

こんな感じでした。

京急百貨店でコラボカップってのもやっていたんだろうけど、そもそも『ワンピース』には全然興味もないんで寄らなかった。

開催期間 7月8日(月)〜9月16日(月・祝)

ONE PIECE FILM GOLD



posted by ひと at 17:59| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カンパイ展 2019

カンパイ展

横浜赤レンガ倉庫1号館3階で開催されている「カンパイ展」とやらに行ってきた。
開催期間は6月24日〜9月1日。
入場料無料。

去年もやっていたらしいけど、去年は行っていない。
赤レンガのどっちが1号館でどっちが2号館かってわからなかったので、左側の大きいように見える建物の方に近寄ってみたら「2号館」って書いてあったんで、1号館は右側のヤツです。
で、階段(透明でちょっと怖い)を上がって3階へ。

可愛いお姉さんが待ち構えていて「カンパイ帳」ってのをくださる。

DSCN8172.JPG

何かディ○ニーのアトラクション的なテンション。
中に入ってからもボーッとしているとあっちこっちからお姉さんが来ていろいろと教えてくださる。

「カンパイ帳」に押す用のスタンプが三か所に設置されているので、それを押しながら進む。
スタンプの状態は非常に良好なのだが、すげぇ押しづらい。
ベストな位置に押すってのはカンに頼るしかなく。

一個目の部屋。
Born in Yokohama!

IMG_5747.JPG

IMG_5749.JPG

本物の料理!なワケはなく、とてもよくできた食品サンプルみたいなヤツ。

二個目の部屋。
Good Luck! with Your Life

IMG_5751.JPG

大量にキリンの商品が壁に展示してある。
で、いろんな色と大きさの丸いシールが大量にあるので、自分が見覚えがあるヤツのところに貼っていくっていう。

IMG_5753.JPG

見覚えがあるヤツもあったけど、まったく見たことがないヤツもあった。

三個目の部屋。
Good Luck! Park
ここは靴を脱いで上がる。
「Good Luck!の泉」ってのがあって釣竿みたいなのが何本か設置してある。
釣り糸を巻き上げると文字が吊り上るっていう。
子供向けって感じかな。
大人がやっても楽しい感じでもなく。

IMG_5754.JPG

上から吊り下げられている何やら白いヤツ。
これが輪っかの中から覗き込むと・・・

IMG_5758.JPG

麒麟になりました!

四個目の部屋。
さわれる歴史
ずっと英語でタイトルを付けていくのかと思いきや、日本語に。

IMG_5761.JPG

壁にいろんな絵が描いてあって、そこに手の形の明かりが当たっている。
で、その手の形のところに手を置くと・・・

IMG_5762.JPG

これが

IMG_5763.JPG

こんなふうに変わる。
動画になっていたと思う。

五個目の部屋。
Good Luck! カンパイホール
ここが一番広い部屋。
薄暗いところに大きいテーブルと小さいテーブルがある。
飲み物を注文して、最初にもらった「カンパイ帳」とか飲み物とかを大きいテーブルの上に置くと音と光が楽しめる。
カンパイをすると何やらあるらしいんだけど、当然のことながら一人で行ったからようわからん。
平日の昼間に行ったんで、すげぇ空いてたけど、混んでるとどうなんだろうねぇ。
混んでたら混んでたで、更にめまぐるしくいろいろ表示されるのかも知れないけど。









因みに飲み物はキリンレモンを頼んだ。
100円(税込)。
ビールとソフトドリンクがあったけど、何か食べ物もあるんだろうと思ったらなかった。
飲み物だけ。

出口のところに土産物屋みたいなのが。
王冠のマグネットと缶のデザインの消しゴムか何かのガチャガチャが置いてあって、王冠のマグネットにとても惹かれたので一個ぐらいやってみたいとは思ったけど、300円・・・。
高いからやめた。
Tシャツだのバッグだの思った以上にいろいろな商品が売っている。
缶ビールが二個入る可愛いケースとか、すごく気にはなったけど使い道ないしな。

DSCN8175.JPG

キリンミニラベル(シール3枚)200円(税込)とビールクッキー&ホワイトチョコレート(15枚入り)870円(税込)を購入。
別のお菓子もあったんだけど、一人で食べるから小さい方にした。

DSCN8173.JPG

ここで「カンパイ帳」に穴をあけてもらってステッカーをいただく。
このステッカーは色が何種類かあるけど、自分では選べないスタイルだったと思う。

出口の前に多分インスタグラム用と思われる場所が。
そこでお姉さんが写真を撮ってくれたりする。
ここにはアップしないけど、ありがたく撮っていただいた。

【Amazon.co.jp限定】新・キリン一番搾り生ビール【特製グラス2個付き】 [ 350ml×24本 ]



posted by ひと at 17:41| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月05日

第一パン パインリング

DSCN8166.JPG

パインリング | 第一パン
パイナップル濃縮果汁を使用したシートを折り込んだ生地でカスタークリームを包みました。

7月1日関東・中部・関西・四国地区販売。
期間限定。
イオンで98円(税別)で購入。
オープン価格。
1個当たりエネルギー463kcal。

他にも新発売って書いてあるパンが安売りしていたけど、他は見た目も小さいし、持ってみると非常に軽くて「こんなんじゃあ喰った気し無ぇな」って感じだったので、これにした。
これはかなり大きい。

DSCN8169.JPG

袋に
どこを切ってもクリーム
と書いてあるし、実際に全部の場所にクリームは入っているのだけど、パンの大きさのワリにはすごく少ない。
でもパン自体が結構甘いから、クリームが少なくて甘味が足りないっていう感じの味でもなく。
クリームが少なすぎてクリーム自体の味ってのがあんまりようわからんが、パイナップルっぽい味はする。
もっとパン本体の甘さを控えめにして、クリームの量を増やしてくれた方がよかったんじゃないかっていうか、こんなにパンばっかりだと飽きてしまう味だなと。

posted by ひと at 21:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年7月23〜27日◆考えさせられる問題

(去年の七月の放送なのですごく前のだけど、今更ながらご紹介)

日本には様々な問題がある。
ただし、その手の問題ではない。
単純に大学の入試で出た問題を今週やっていこうかなと。
この問題が素晴らしくて、絶対に裏口から入ろうとしている官僚の息子も合格させないという素晴らしい問題の特集。
官僚で裏口で入ろうという、そんな人がいらっしゃるという、何かデカいニュースが流れたが、そういう方が裏から入れないために、大学が出す問題を変えなきゃダメなんだ、と。
【文科省汚職】東京医大、裏口入学毎年10人 東京地検特捜部がリスト入手 - 産経ニュース
「裏でコソコソっとやって加点できるような問題作ってるから裏から入ってくるんだ。裏からも入れないような問題を作れ」ということで、その本を見つけた武田先生。

オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題:「あなたは自分を利口だと思いますか?」 (河出文庫)



これは小論文で正解がない。
模範解答はあるのかも知れないが、とにかく「正解がない」と。
採点する方も大変。
だから結局「問題なのは何か?」と言うと、裏口から平気で入ってくるのは採点を簡単にしようとするから、入る力もない人がゾロゾロ入ってくる。
絶対にマークシートでは試せないという能力を学生さんに試して、その答えが独創的であればいいのではないか?
優秀な頭が欲しいいんじゃない。
独創的な頭が欲しい。
優秀な頭は大学に入ってから創るのだから。

1.ケンブリッジ大学
法学
あなたは自分を利口だと思いますか?
(17頁)

入試問題にはドンピタ。
さてみなさん、問題の意味を深く考えましょう。
「利口」という言葉をしっかり深く考える力がないと答えることができない。
「勉強してるから利口だもん」て「バカか、オマエは?」という話になる。
「そんなこと訊いてんじゃねぇよ!」という。
利口とは一体何か?
「利口」とはある事態、ある状況に対して「適解」を見つけ出すという。
「最適解」ではない。
「適解」を見つける能力のこと。
そういう人のことを「利口だ」という。

利口には、狡猾と大法螺が表裏一体となった胡散臭い特性であるとのイメージがつきまとった。(18頁)

だから天使を褒める時は「賢明」とか「賢い」とかという言葉を付けるが、悪魔を褒める時は「悪魔は利口だ」となる。
そういう意味での「利口」ということで、更に深く考えていきましょう。

 というわけだから、利口ですと答えたら、私は狡猾です、あるいは法螺吹きです、と公言したのと同じことになる──いや、馬鹿ですと言ったも同然かもしれない、なぜなら、賢明な人間なら自分を利口だとは思わないだろうし、本当に利口な人間なら自分は利口だなどと人前では言わないだろうから。(18頁)

自分のことを「利口だ」と主張する人は歓迎されない。
もちろん愚かであるよりもずっといいことだが。
その「利口」というものを、その理想を広げてみましょう。

もし善良な人がみな利口なら、
もし利口な人がみな善良なら、
世界はずっといいものになる
そうなるかもしれないと思っていた。
ところがどうしてこの両者。
手に手を取って歩みはしない。
善良は利口に厳しすぎる、
利口は善良に失礼すぎる。
(20頁)

「利口」という一語に触れた小論文を書くとすれば「賢い」とか「聡明」とか「知的」とか「博識」とか、優れた人物についての賞賛はあるが、「利口」というのは明暗両方を含む言葉であるが故に深く考えなければならない、という。
マークシートではさぐれない知的な部分を持っていないと小論文が書けない。
「利口」というのをどういうふうに広げて意味を捉えるか?ということ。
法学部だから、学部もちょっと関係する。

12.オックスフォード大学
物理学、哲学
もしこの紙を無限回数折りたたむことができるとしたら、何回折れば月に届くでしょうか?
(53頁)

月までの距離が四十万キロメートル弱だということを知っていて、紙の厚さを〇.一ミリ(0.0000001キロメートル)だとすると、非常に大雑把ではあるが計算で出せる。(53頁)

紙の厚さは折りたたむごとに倍増して急激に厚くなっていくので、折りたたむ回数は驚くほど少しで済む。(53頁)

10回でもう62.4cmになる。
(10回折ると1024倍で10.24pらしい。62.4という数字は本にもないし、どこから出てきたのか不明)
倍になっていくワケだから。
0.1(cm)。
1回目はわずか0.2(cm)だが4、8、12(回目)。
10回では62.4cm。
とても煩わしいが、0.1mmを「km」に直すと0.0が6個付くkm。
たった10回折っただけで0が三つ消えている。
数字の魔力。
思ったより変化が激しい、大きい。

 答えは43回前後である。(53頁)

 紙は折るごとに急激に厚みが増すので、かつては一枚の紙は最大で七回か八回しか折れないと言われていた。−中略−ブリトニーは細長い紙なら八回以上折れることを証明したが、それでも十二回が限度だった。(54〜55頁)

みなさん方もちょっと「脳トレ」だと思ってやってください。
テレビの脳トレで、東大生の考えたヤツを本を買ってやったのだが、あれは説明しきっていない。
難しいが根性が悪すぎる。
根性が悪いから嫌い。
それに比べて頭のいい外国のヤツは根性がいい。
根性の問題。

29.オックスフォード大学
数学
ここに3リットル用の水差しが一つと5リットル用の水差しが一つあります。4リットルを量りなさい。
(127頁)

まず5ガロンの容器を満たす。次にそこから3ガロンの容器に3ガロン移すと、5ガロンの容器には2ガロン残る。3ガロンの容器を空にして、5ガロンの容器に残っていた2ガロンをそこへ入れる。ふたたび5ガロンの容器を満たし、そこから3ガロンの容器を満たすと1ガロンだけを使うことになり、5ガロンの容器には4ガロンが残る。(127頁)

 この問題は映画『ダイ・ハード3』にも出てくる。(127頁)

ダイ・ハード3 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]



たとえば、5分用砂時計と9分用砂時計を使って卵を13分ゆでるにはどうしたらいいか?
 答え──5分用の砂時計を4分用にすればいい。まず、二つの砂時計を同時にスタートさせる、5分計が終わったところで9分計をとめると4分残る。ふたたび二つの砂時計を同時にスタートさせ、今度は9分計が終わったところでとめると、5分計の砂は4分落ちたところである。というわけで、ここからまず9分計をスタートさせ、次に5分計をひっくり返して4分計れば、卵をきっかり13分ゆでることができる。
(128頁)

(番組ではオックスフォード大学の数学科の問題として紹介されているが、本によると大学入試とは関係がないようだ)
これはピッタリの道具がなくて、それをどう使ってやりくりするか、という。
何か頭のよさは「やりくり」のこと。
今、一番求められているのはこういう頭のよさだと思う。

35.ケンブリッジ大学
獣医学
牛一頭には世界中の水の何パーセントが含まれていますか?
(158頁)

牛の体の中に水分がある。
これは「水」。
それだけではない。
牛がそこまで大きくなるまでに「飲む水」というのがある。
哺乳類は体重の60〜70(%)が水分であるから絶えずその分、牛が飲む水が必要になる。
ところが水だけでは牛は育たないので、その他エサの小麦。

四分の一ポンド(百グラム強)のビーフハンバーグをたった一つ作るのに、平均約五千リットル近くの水が必要となる。(159頁)

それから我々が考えなければならないのは、牛肉は水資源に対して実に重大な影響を及ぼす生物である、と。
だから牛肉というものにフードが、食生活が傾くと、もの凄い膨大な水がないと食欲を抑えきれないということにケンブリッジ大学は気づいて欲しい、という。
「常食で喰い始めたら枯渇しますよ、水資源は」
そういう国が今、現実にある。
国中で牛肉を喰い始めた国があるから。
(人口が)13億(人)もいるのに小麦を作らないで輸入している。
これは大変なことになる。
サンマもさんざん取り尽くしている。
こういうのをケンブリッジ大学は出している。

このまま牛肉の消費量が上昇し続けたら甚大な水の危機がやってくると危惧する人たちがいるのは、そういうわけなのである。(160頁)

16.ケンブリッジ大学
工学
もし、地面を地球の裏側まで掘って、その穴に飛び込んだらどうなりますか?
(73頁)

何かそういうのをギャグでやる人がいた。
「反対側の人〜!」というのがいた。
その「穴」。
そこに人が飛び込んだらどうなるか?

 人の手によって掘られた世界一深い穴は、ロシアのコラ半島にある「コラ半島超深度掘削抗」で、その深さは七.六マイル(約一万二千二百三十一メートル)に及ぶ。一九七〇年から二十二年間掘り続けて、ついに熱さに負けた──というわけだから−中略−コラのこの「超深い」穴は地球の直径の〇.一パーセントにも達しない深さで早くも熱と気圧に完敗した。(73頁)

「地球の裏側まで穴を掘る」というのはいろんな物理矛盾がある。
できたとして、穴に飛び込んでみましょう。

もしその穴に空気が詰まっているとしたら、空気は地球の中心に近づくにつれて濃度が増すので、さほど深くないところでまず液体となり、次には個体となり、穴は塞がる。飛び込んだ直後は重力により落下速度は増すが、それも空気抵抗と相和してゆるんでいき、終端速度に至る。しかし空気の濃度はさらに増すので、その後間もなく落下速度は減速しはじめる。−中略−飛び込んだ時の勢いである深さまでは落ちていくが、抵抗によって押し戻され、間もなく少し下ったあたりに立ち込める濃密な空気中に漂うことになる。(74頁)

 さて、それでは、もし穴が真空の筒状で地球が停止しているとしたら? だとしたら何ものにも邪魔されずにひたすら加速しながら落下していく。ただ一つ、地球の重力だけが邪魔をする。地球の中心に近づくにつれてどんどん地球自体の質量の中を通過していくわけだが、それが落下を引きとめようとしはじめる。落下するにつれて地球の重力質量によるブレーキ効果は増し、落下速度は減速し、中心に到達するかなり前で重力による加速はゼロとなって停止してしまう。−中略−こうして何度も上がったり下がったりした後、均衡点で浮遊することになる。−中略−この均衡点は地下約千マイルのあたりかと思われる。あなたは地下千マイルの暗闇にいつまでも漂うのだ、(74〜75頁)

穴に落ちることは可能だが、落ち続けることは不可能。

47.オックスフォード大学
人文科学
なぜ、進化論を信じるアメリカ人はこれほど少ないのでしょうか?
(205頁)

州によって違うが、何州かしか進化論は認めていない。
科学的と言われるアメリカで進化論が信用されずに、日本では無宗教と言われるワリに「進化論」を一発で理解している。

最近の調査によると、アメリカ人の半分以上が進化論を完全に否定している。−中略−ダーウィンの自然淘汰の理論、つまり進化は自動的機械的に(神とはまったく関係なく)選んでいるという話になると、これを受け入れるアメリカ人は人口の十四パーセントにまで減ってしまう(205〜206頁)

アメリカは進化論についてはイスラム圏の国とそっくり。
イスラム教は進化論を信用していない。
アメリカは全体よりも州ごとの方が重大で、州ごとの考え方は全体より優先される。
だから州ごとの科学とか、何かそういうものを全部結論を出していっていい。
州によって科学よりも優先するのは、神を信じることが最優先されているので進化論は州によって否定され「全体の意見とはなりえない」という。
宗教、科学、銃所持、ゲイの問題、中絶問題等々が州に任せられているという。
国家の介入とかくちばしが妙なつつき方をするとたちまち・・・という。
「アメリカとは何か」というとUSAで「パズルのように分解できるピース」というその州が集まっているという国家体制。
おそらくはその進化論というのも「神をないがしろにする考え方だ」というので「認めない」という。
これがアメリカの本質。
これはやはり「神の国」だから。
アメリカという国に住む人々は一瞬にして世界を変える可能性を信じている。
今、大統領をやってらっしゃる方も「一瞬で変える」ということの醍醐味を。
イエス(キリストは)どこでも苦しんでいた。
人類を一瞬にして幸せにしなければならないから。
キリストも大変。
もう寝ないで自分のもっと上級の神様に祈ったりしていた。
それで寝ている弟子に腹が立って怒る。
怒り方がイエスはトランプさんに似ている。
そういうとキリストに悪いが。
でも、すごく厳しい言葉。
「あなた方は眠ったのですか」という。
これは厳しい。
「ゲッセマネの祈り」の時に、血の汗を流してイエスは神に人類の平和を祈ったのだが、その時に弟子全員が眠る、という。
でもこういうことを話していると少しアメリカの本質が見えてくる。
ここは王様がいなくて、神様しかいない。
神様のマネをしたがる。
だからあそこの人たちは必ず麻薬をやる。
必ずではないにしても多いかも知れない。
本当にクスリをやりたがる。
これは何でかと言うと神様しかいない国というのは神様をマネしたがる。
「これで俺も神になれる」と錯覚している。

40.オックスフォード大学
生物学
大型で獰猛な動物はなぜこんなに少ないのでしょうか?
(179頁)

大型で獰猛な動物とは、ライオンやトラやホッキョクグマのような大型の捕食者のことだが、それらが大きくて獰猛なわけは、生き残るためにほかのかなり大きめの動物を捕食する力と獰猛さが必要だからである。(179頁)

たとえば、ホッキョクグマ一頭につき少なくとも十頭のアザラシが必要だとする。そのアザラシには一頭につき約四十匹のニシンが必要だとする。そしてそのニシンは一匹につき約八百匹のカイアシと呼ばれる動物プランクトンを食べ、そのカイアシは約二万四千個の植物プランクトンを食べるとする。となるとホッキョクグマ一頭を支えるのに必要な有機体のピラミッドの底辺に必要とされる植物プランクトンの数は、なんと、約八十億個だ!(180頁)

つまり獰猛なヤツがデカいと世界全体が滅んでしまう。
一番大事なことは、太陽エネルギー。
太陽エネルギーを栄養に換えることができる生物は植物だけ。
この植物に対する敬意のない文明は滅びる。
やっぱり「秋茄子は嫁に喰わすな」なんて言いながら植物性のものを喜んで摂らないと、その国は亡びる。
植物に対する敬意をなくすと文明そのものは力がなくなってしまう。
今日も「みどりの日」でありますように。

posted by ひと at 10:04| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

発達障害キャンペーン「柳家花緑さん」の2分バージョンを追記しました

今まで5分のものしか放送されていなかった発達障害キャンペーン “発達障害って何だろう”「柳家花緑さん」の2分バージョンが放送されたので、そちらも全文書き起しました。
発達障害キャンペーン “発達障害って何だろう”「柳家花緑さん」

発達障害キャンペーン “発達障害って何だろう”の再放送があるようなので放送予定に追記しておきました。
NHKの発達障害関連番組の放送予定(7月5日更新)

posted by ひと at 09:22| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月02日

2019年1月28日〜2月8日◆ガッツだぜ(後編)

これの続きです。

この本の著者エムラン・メイヤーさん。
ドイツの方でアメリカで今、腸内のことを研究なさっている。
この方は内臓、小腸・大腸の中にある微生物が人間を決定しているのではないか?
腸の役割は消化吸収のみではないんだ、と。
食欲から感情まで、実は腹の虫が人を動かしているという説。
なんとなく与したくなる、説得力を持った説。
そういえば度胸のいい人のことを「腹がすわっている」とか、真剣に語り合うことを「腹を割って話す」とか「腹の底から笑う」とか。
腹というのは絶えず人間の人格と深く結びついている。
マイクロバイオームの活動によって内臓感覚も変化していく、という。

正月5日、奥様と京都へ行って京懐石を楽しんだ武田先生。
京都だからいろいろ凝っていて凄まじい。
「カニお食べになります?」「お願いしますわー」
デカいカニでも出てくるのかと思ったら、金沢で仕入れたという香箱ガニ。
小っちゃなヤツ。
あれに味噌と卵を足の部分に混ぜて、とか。
小っちゃいけど濃厚。
内子と外子。
それから伊勢海老一匹。
あれ一匹で1万円ぐらいするのではないか?
それでお味噌汁。
白みそをお餅を入れて作ってくれる。
さすが京都。
意味もなく金粉ばっかりかけてある。
それがまた箏の音色と一緒にアレすると「文句言えなくなる」という。
その一番最初に出た、お猪口一杯の「おじや」。
「最初にお腹を温めてください」ということ。
「懐石」というのはそういう意味。
食べ物がない、貧しいお寺の方が一番最初に石を温めて客人にふるまって「お腹を温めてもらった」というのが「懐の石」と書く「懐石」。
だからお茶碗一杯だけおじやを喰わせる。
それもフグ。
すするだけ。
だけどまず「腸を温めてください」という。
このあたりはやっぱり京都人というのは内臓感覚に訴えてくれる食事の手順。

内臓感覚というのが世界の歴史を変えたという一例。

 一九八三年九月二六日、モスクワ郊外にある掩蔽壕に詰めていたソビエト防衛空軍の若き将校スタニスラフ・ペトロフは、ソビエトの衛星から、アメリカが自国に向けて放った五発の弾道ミサイルが飛来中であるという警報を受け取った。警告音が鳴り響き、画面には「発射」の文字が躍っていたにもかかわらず、彼はそれが誤報であり、事実ではないという決定的な判断を下す。もし彼がそのような状況を想定して設定された「合理的」手続きに従っていたら(他の将校ならそうしていたはずだ)、報復攻撃がさらなる報復攻撃を呼び、まちがいなく数百万人の死者が出ていたところだった。
 当初ペトロフは
−中略−「ほんとうにアメリカが総攻撃を仕掛けてきたのなら、数百発のミサイルが発射されたはずだ」「発射検知システムはまだ新しく、全面的には信頼できない」−中略−と考えたという。
 しかし、本音を告白してもそれほど差し障りがなくなった二〇一三年に行なわれたインタビューでは、ペトロフは、警報が誤りだという確信がないまま、「奇妙な内臓感覚に導かれて」判断したと述べている。
(173〜174頁)

かくのごとく腸内細菌が世界を救うということがある、という。

腸内細菌を産まれたての新生児はどこから取り込むかというと、お母様の産道から。
肌にくっ付けてくる。
だからお母様と同じ腸内細菌をまず赤ちゃんは持つ。
お母様の産道とか、そのあたりの細菌を全身に浴びて、それを我が身に取り込んで、最初の腸内細菌とするそうで。

人間が普段の暮らしの中で持つ感情というのは、実は脳が醸し出す気分ではなくお腹の中、腸の気分。
それがその人の表情となって顔に現れるのではないかという説。
これは腸の中に住んでいるマイクロバイオームという、たくさんの腸内細菌の不調が情動、気分に影響しているのではないか?と。
こう言われると何かハッとする。
例えばパワハラなんかで「若い方にとんでもない指示を出した」というような方がいらっしゃる。
何かやはりお顔を拝見していると「ちょっと食事に偏りがあるのかな?」という方が多い。
誰とは言わないが、たとえばウチダという方がいらっしゃると。
あのお年で「用意しろ」と言った物に偏りがある。
メニューを見たら出ていた。
それからヤマネという方はもうはっきり偏りがある。
もしヤマネという方がいらしゃれば、だが。
それからツカハラさん。
ちょっと肥満が先行している。
人の指導は痩せてからでいいのではないか?
例えばの話。
トランプくん。
もうちょっと絞ったほうがいいかな?
美味しいものを召し上がっている。
「北の将軍さま」のお顔がどんどん大きくなられる。
ああいう方も「腸内というのが世界中を揺り動かしているのではないかなぁ?」と思ったりする。

現在のところ科学的な証拠はないが、腸や腸内細菌が脳に送るシグナルの激しい流れが、その過程で放出される神経伝達物質とともに、夢に情動的な色合いを付与するのに一役買っているのかも知れない。(195頁)

脳が眠っている間も腸は蠕動運動等々で活動している。
「懐石料理喰った」といって金箔を消化している。
そういう代謝とかを懸命にやっている時に内臓が消化に追われると、追われる夢を見ちゃう、という。
それから何かに遅れそうになる、というのは腸が「朝の排便にはとても今日中には済みそうにない」とかというのが「遅れる」という言葉と結びついて脳に夢となって現れるのではないだろうか、という。
夢と消化吸収が結びつくんじゃないかな?と思ったら去年、(南)こうせつさんとかと博多でコンサートをやった武田先生。
そうしたら前日に主催者がおごってくれた。
「博多の肉、喰おう」と「熊本の美味い肉ありますから」というので行ったのだが、その肉屋がすごい。
前菜がしゃぶしゃぶ。
そしてメインがすき焼き。
それでサービスもあって、一切れの肉の切り方が厚い。
奥様の指導の下「65歳以上、肉喰わなくていい」という家庭の掟の下に生きている武田先生。
しゃぶしゃぶはともかく、メインのすき焼きが始まったら生卵を落として絡めて喰うと美味くて。
200(g)のところが400(g)ぐらい喰っちゃったのだろう。
宿に帰って寝たら腹が重たい。
肉を消化分解できなくなっている。
それで眠ったら夢を見た。
その夢がすごい。
牛のモモが武田先生の腹に乗っている夢。
ちょっと悪夢の話のうちに終わってしまったが「夢と内臓は案外結びついているんじゃないかなぁ?」と思った実体験。

腸と脳と心の複雑な相互作用には、マイクロバイオータが重要な役割を果たす。この種の瞠目すべき発見は、内臓反応や内臓感覚、およびその双方が気分、心、思考に与える影響という面で、目に見えない生物が果たす役割をめぐって、画期的な見方を生み出したのである。(143頁)

 さまざまなストレスによって、一時的に腸内微生物の構成が変わることは知られていた。特にストレスを受けた個体の便には、乳酸菌の減少が見られる。しかし、別の分野で得られたデータによれば、ストレスの影響は、腸内微生物の構成の一時的な変化以外にも見られる。ストレス下で分泌される化学物質ノルエピネフリンが、心拍を速め、血圧を上昇させることは以前から知られていた。(155〜156)

すると腸内は炎症や潰瘍、傷ができてしまう。
これを起しやすい環境となる。
この炎症というのはよくないようだ。
後々にガンの元になったりする。

むろん腸からも抗微生物ペプチドを分泌してディフェンスに一生懸命まわる。
この戦いの模様は腸から直ちに「気分」「夢」などの手段で脳へ打電されているようだ。
それでバランスを取ろうとする。
だから何か重たいものが心にあるとか、夢なので変な夢ばっかり見るとか。
どうも気分が上向いていかないとかというのは、ある意味で「内臓の不調をあなたに訴えていますよ」と。
これは一つキモに銘じておくべきことだろう。

幸福なときにはエンドルフィン、配偶者や子どもに親愛を感じているときにはオキシトシン、何かを望んでいるときにはドーパミン、などというように、おのおのの情動と、その基盤をなす脳のOSが、情動の種類に応じた科学的シグナルによって働きかけられることを見てきた。(159頁)

脳からの受信機は右脳にいっぱいある。

成人後には一九万三〇〇〇個ほどの直感細胞を持つ。(185頁)

エコノモ・ニューロン(本によると「フォン・エコノモ・ニューロン(VENs)」)と呼ばれる内臓からの連絡を受け取るニューロン、アンテナがある。
右脳はやっぱり「感覚脳」と言う。
最近これが「直感細胞」と呼ばれている。
(本には「このニューロンをわかりやすく『直感細胞』と呼ぶことにしよう」とあるので、別にそう呼ばれているとかっていうことでもない)

 直感細胞を動員する高速コミュニケーションシステムは、複雑な社会組織のもとで暮らすようになった哺乳類に、内臓感覚に基づく判断を行なう能力を付与した。(186頁)

人間の情動を操って「この人と会いたい」とか「今夜誘っちゃおうかな、デートに」とかという決断を下したり「よし、次のボール打とう」とか「勝負だ!」「コイツは悪いヤツだ」とかという直感を判断し、これを左脳の方、隣の方へ打電する。
だから第一印象を決定するのは実は腸。

 医師としての私の経験からいえば、女性の多くは、男性に比べ、自分の内臓感覚に耳を澄ませ、直感的な判断を下すことに長けているように思われる。(189頁)

年齢と共に腸内細菌のバランスがおかしくなりがちで、そうすると直感がきかなくなる。
それが「オレオレ詐欺」ではないか。
それがこの人の本を読んでいての面白さ。
老人はやっぱり食事の傾きというのは大きい。
オレオレ詐欺にひっかかる。
あれほど何べんも警告してもダメなのは内臓感覚の不調かも知れないという武田先生の説。
だから腸内の微生物で操っている。
その中で敏感なはずの女性が引っかかってしまうというのは、腸内の、内臓の不調そのものが引き金になっているのかも知れない。
だからそこまで調べさせて欲しい。
前にも「もう全部調べさせて欲しい」と言ったことがある武田先生。
サルの頃から「協力する」ということだけで、生存競争を生きてきた人類という中で、我が子を殺す母性というのがもしあるとすれば、絶対にどこかに何かがあるはずで、その悪魔の正体を追求するためにぜひ、罪を犯した方にも協力して頂ければと。
腸内細菌を調べるとか、そこまで一回分析してみるというのも。

前に一回だけ(『今朝の三枚おろし』で)内臓を取り上げたことがある。
これもどんどん新しい説が出てくるのだろう。
前に(スヴァンテ)ペーボ博士の説で「ネアンデルタール人と現生人類が交雑している」という「それが遺伝子に残ってる」という話をした。
ネアンデルタール人は私たちの先祖か
あの後の研究が出た。
本のタイトルもすごく興味津々で『交雑する人類』という。

交雑する人類―古代DNAが解き明かす新サピエンス史



これがまた電話帳ぐらい厚い。
エムラン・メイヤーさんの『THE MIND-GUT CONNECTION』。
この本もそうだが。
嘆きのメモが取ってあるが「話がしつこい」とか書いてある。
もう延々と説明する。
それで何か一つ「武田鉄矢の仮説」みたいなのを入れないと、ちょっとみなさんも飽きて持たないのではないかと思った。
母親が子を虐待する等々の人類の逆を行くようなことがあった場合は実は「腸内細菌のせいでそうなったんじゃないか」とか。
そういう仮説を折り込みながら説明している。
最も知りたいのは「それじゃ内臓微生物を健康のためにどうやって私に招くか?」。
今、毎日少しずつヨーグルトを必ず食べるようにしている水谷譲。
言われたのは「食べるのはいいことなんだけれども、同じ種類をずっと食べ続けないと、ちゃんとした微生物が育たないよ」と言われて。
安売りの物を「これでいいや。これでいいや」と別々のものを食べてしまっていたので「じゃ、同じヨーグルトを食べなきゃいけないんだ」と思って。
ヤクルトなんて「何とかシロタ株をいっぱい入れました」みたいなのを結構飲んでいるが便が固い武田先生。
餅の喰いすぎが原因か?

内臓微生物を健康のためにどうやって人類は増やしていったか。
著者は言う。
これはとても大事なこと。
なぜ草原のサルだった現生人類は生き残ったのか?
一つは雑食性。
何でも喰った。
木の実から草、草の根。
これは海に一回出ている。
海のそばに住んだから直立歩行が上手になったんじゃないか?という説もあるくらい。
これはよい説。
「海がサルに直立歩行を教えた」という。
海に入ったら波をかぶっちゃうから立ち上がった。
水中なので負荷なく歩ける。
そこでワカメとか貝を喰ったヤツがいる。
海が歩行器となってサルを二足歩行に変えた。
そのあたりから集団と化して「狩りをするサル」になった。
ケモノを襲って、シカ、ウシ、トリを喰うようになった。
すごいのはマンモスまで襲って喰い始めた。
新しい食べ物を次々に増やしていった。
ということで腸内の微生物を増やしたことが人類に大きく貢献したかと思えば、これはなかなかの説。
それで長寿を得て、長寿ゆえに今、新しい病に遭遇しているが、これも寿命が延びたせい。
我々は腹の虫をどう取り込み、どう守り、どう育てるかという。
そういうところに来ているのではないだろうか?という。
でも、これに関してはこの本に書いてあったことをみなさんに紹介しようかと思ったが、健康につながる食事というのは安易にオススメできないところがある。
昔は「魚を食べろ」と言われて今は「いや、肉だ」と言われて「どうなんだ?」と思う水谷譲。
個人個人で相当分かれるのではないか?
ガイダンス、外枠のみで具体的な何々はオススメしない。

腹の虫というやつ、それをどう守り、どう育てるか?という。
その話に収斂していくということ。
エムラン・メイヤーさんが終章でおっしゃっていること。
「内臓微生物の多様性を守れ」
コレステロールも善玉とか悪玉とかがいるが、悪玉もいないとダメなんだそう。

乳酸菌、ビフィズス菌を求めて、脂肪分の少ないお肉。
これは一般的な概要だけ。
具体的には言わない。
それから「有機のものに目を向けよう」と。
そして「あまりにも綺麗に殺菌されてしまっている食品というのは不味い」と。
いわゆる「発酵食品」。

キムチ、ザワークラウト、昆布茶、味噌など、現在でも簡単に手に入る食品も多い。(286頁)

これは世に喧伝されている通りの健康食品。
その次に、やっぱり「食べ過ぎない」。
これはつらい時がある。
大事なことは「腹をすかせること」。
日本人のこの「腹八分目」は欧米にはないらしくて。
「腹が鳴る」
これはとても大事なことで。

 胃に内容物が残っていないときには、食道から結腸の末端に向かって、ゆっくりと力強く移動する高振幅の収縮が周期的に生じることを思い出してほしい。それとともに、膵臓と胆嚢は同期して消化液を分泌する。(288〜289頁)

「腹減った!」という。
この時に小腸から結腸に向かって腸内細菌を吐き出す。
これによって微生物の新旧が入れ替わる。
お腹がすくことによって。
お腹が鳴るというのは緞帳が一回閉まるようなもの。
一幕目が終わって、消化吸収で。
それで内側の準備が出来て幕を開けると物が入ってくるという。
だから二幕目が始まるという。
これが飯を喰いすぎると幕がつっかかって降りなくなる。
それが悪いらしい。
そしてこれはよっぽど指導者の方がいないと危険だが、断食をすると脳と腸の連絡網がリセットされる。
入ってこないので。
この「リセット点検」というのがいいらしい。

ストレスを受けているあいだや、不安、怒りを感じているときには、腹に食物を詰め込んで事態を悪化させることは避けるべきだ。(290頁)

喜怒哀楽が激しく渦巻く時、特に「怒り」と「悲しみ」。
そういうものが激しく渦巻いているんだったら、情動を優先して他の作業をさせるべきではない、と。
悲しいのに飯を喰う、怒っているのにご飯を食べるたりすると、二つやることが増えて、腸がものすごく混乱する。
あんまりムカッ腹が立ったら「もう、飯喰わなくていい」と。
「かえって悪い影響を腸に与えてしまうよ」と。
楽しく食事ができないと、腸には大きなストレスになってしまう。
そういう「感情と飯の味」というのはリンクしている。

エムラン・メイヤーさんという方は後にちょこっと書いてらっしゃるが、滅茶苦茶日本食を褒めてらっしゃる。
その腹八分目という言葉に対する驚きとかもおっしゃっていて(そういった記述は本の中にみつからず)ちょっとエコ贔屓みたいな感じで日本と日本食はりスペクトなさっているので。
あまり皆さんに具体的に言うよりは、エムラン・メイヤーさんの考え方、科学的な考え方をご紹介した方が参考になるのではなかろうかというふうに思っている。
このエムラン・メイヤーさんが日本の食事に関して「これは素晴らしい」と言ったのはたった一言にまとまる。

日本食のもう一つの重要な要素は、食事の準備から食べるときの作法に至る、審美的側面への配慮である。(299頁)


posted by ひと at 10:05| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年1月28日〜2月8日◆ガッツだぜ(前編)

何か月か前の『(今朝の)三枚おろし』で「情動」という回があった。
これのことかと思われる)
無意識というのは人間の体の中に宿っていて人間を動かしている、と。
例えば大坂なおみ選手。
「相手コートにそのボールを打ち返そうか?」
そういうことを彼女が今、判断し行動に移そうとする。
で、ラケットをそのように動かす。
彼女はインタビューに答える時、その瞬間の出来事を「セリーナが左へ動いていたので、私は右へ走ってギリギリを狙った」と分析すると思う。
こういう話は実は逆。
これは大坂なおみさんがそう動いたことを、後々脳が記憶していて、言葉にして言っているというワケで。
なぜかと言うと、脳で判断して体が動いてラケットを振るまで200キロ近いスピードのボールを打ち返そうと思った時には脳が手に「動け」と命じるのに0.5秒。
「わかった、動くよ」と言って手が打ち返すという動作に入るのに0.5秒。
(合計で)1秒かかる。
みなさんもご存じのように9.9秒と10秒では100mの場合は体一つ分以上の差があるわけだから、スポーツの世界で「1秒」というのはもう、重大なタイミングの遅れ。
だから「体の方に宿っているものが私達を動かしている」というのは、もうスポーツの世界では当たり前の説。
だから野球選手はウソばかりついている。
「『いい球が来たなぁ』と思ったんで力いっぱい打ちました」
そんなことができるワケがない。
力いっぱい打ち返した後「あ、いい球が来たなぁ」と思うのが人間。
こういうふうにして実は心というものは体が動かしている。
体でも「どこか?」というのが今回のテーマ。
人間を本当に動かしているのは脳ではない。
脳も実は体の底の部分に動かされている。
実はこれは今、「内臓ではないか」と言われている。

小腸や大腸が実は人間を動かしている頭脳なのではないか?と。
そういえば絶妙な言い方で日本の武道では「丹田」と言う。
この丹田説が実は当たっているのではないか?
そして驚くなかれ。
体にこめられた情動というのは私達の「気分」「怒り・喜び・悲しみ」これさえも内臓の気分なのではないか?と。
「ああ、何か今日は体が重いなぁ」とつぶやくが、つぶやいているのは実は脳ではなくて内臓がそう思うから言葉になって「体重い、今日は」とか。
それからもっと言うと「この人、好きなタイプ」。
それを考えているのも実は内臓なのではないか?

人間の腹、丹田に住んでいる「腹の虫」で気分が決まる。
恋もまた内臓、しかも大腸小腸が決めていることではないか?と。
「虫が好かない」とかと言うが、実は「お腹」で決定していることではないか?ということで。
実は大腸小腸の「内臓」に思いがあるのではないか?という新説だが、かなり説得力があるのでみなさんにご紹介しようと思う今週、来週。
エムラン・メイヤー『THE MIND-GUT CONNECTION』
(番組内では一貫して「GUT」を「ガッツ」と発音しているが「ガッツ」は複数形の「GUTS」で、この本のタイトルに使われているのは単数形の「GUT」)

腸と脳──体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか



「脳みそと内臓の連絡網」という。
「三枚おろし」的には「ガッツだぜ」。
誰かの歌みたいな。
腸内に宿る「億」を超えて「兆」の単位の微生物。
これが実は脳と綿密な連絡を取り合って「あなた」を営んでいる。
だからあなたは腸内に住んでいる微生物の「総称」のこと。
変な言い方だが、好きな人は舐めたくならないか?
世界中の言葉で「食べたいほど可愛い」という言い方がある。
世界中である。
「食べたいほど君は可愛い」という。
現実化すると恐ろしい表現。
でも実は腸内に住んでいる微生物に対する接近なのではないか?と。

 腸は、他のいかなる組織をも凌駕し、脳にさえ匹敵する能力を持つ。−中略−この第二の脳は、脊髄にも匹敵する五〇〇〇万から一億の神経細胞で構成される。(18頁)

「ガッツ」の意味。
「ガッツ石松」さんの「ガッツ」。

gutという用語は、@腸 A胃腸 B消化管 C消化器系 D内臓全体(306頁)

内臓の代表が「腸」。

人間の腸は、平らに延ばせばバスケットボールコートほどの広さになり(20頁)

これが代謝、それから免疫、更に脳を育て健康を維持する。
コントロールするのもこの腸ではないか?というふうに。
これはみなさんもコマーシャルなんかでよくお耳になさると思うが「腸内フローラ」という微生物がこの筒の中に住んでいて食物を分解して細菌、菌類、ウイルス、シグナル分子等々を作り直して人間に与えている。

よく「コラーゲン体にいい」とか言っているが、あれは別にコラーゲンが口の中から入って腸内にたどり着いても、腸内の中でこの微生物たちが分解してコラーゲンを作らないとコラーゲンにならない。
内臓の中で作る、ということ。
だからお肌がツルツルになるコラーゲンが皮膚に表れるためには腸内の調子がよくないとコラーゲンができない。
「コラーゲンは摂取しても効果ないよ」ということを聞く水谷譲。
それは「その人の内臓が整ってなかったら摂取してもダメだよ」ということ。
ただ、これは効果がないと全然言えないのは「私、コラーゲン飲んでるもん」というのが脳から腸に伝えられて、腸が「コラーゲン作ろうかな。わりと普段より多めに」なんていう、そういう腸内の健康の部分というのがあるのではないかと思う武田先生。

この本は言葉はいろいろ難しい。
そういう働きのことを「マイクロバイオーム」と言うらしい。
このマイクロバイオームという働きを通して、その人に必要な栄養素を作ったり、タンパク質を作ったりホルモンを作ったりする。
神経伝達物質なんかも考えてみれば腸が作る。
このマイクロバイオームという、この働きの中で「気分を作る」という。
気分がお腹でできる。
お通じが良かったりして内臓が軽くなると「ほんと今日、気分軽〜い」みたいになる水谷譲。
だから「お通じ」というのはやっぱり「大便」というぐらいで、腸内フローラたちが書いたお手紙が「大きなお便り」となって届く、という。

ジジイになると便の話ばかりする爺さんがいる。
お亡くなりになる前の三國連太郎さんがそうだった。
西田(敏行)さんと世間話をするのだが、三國さんはずっと便の話。
それがもう、ひたすら「大きいのが出た」という喜び。
名俳優。
それは何でか?というと、大きな便りが三國さんの演技力を支えていたのではないかというと、単なるシモ話ではない。

この腸という所で神経伝達物質も作られる。
例えばセロトニン。
腸で食物から分子までに砕かれてホルモンとしてその食物から組み立てられる。
その神経伝達物質の一つがセロトニン。
必要な時に腸からシグナルとして脳に送り込む。
だから生産者は腸。
驚くなかれ、このセロトニンが実は熟睡、やる気、母性愛、そういうものを作っている。
チャンスがあったら今度、「米倉涼子に勧めよう」と思う武田先生。
あの人は強い女で「私、失敗しませんから」と(いう役が)多い。
次のキャラクターで「セロトニン」というのはどうかなぁ?と思う。
子育てしているクマというのはセロトニンの塊。
子育てしているクマの天敵は誰かというとオス。
子を殺しに来たオスと立ち向かって殺す。
だから愛情のホルモンでもあるし防御のホルモンでもある、という。
これは米倉涼子にピッタリ。
拳銃で敵を撃ちながら授乳しているとかがいいのではないか?
今、おっぱいを隠したまま授乳できるヤツがある。

hanano 3WAY 高品質 授乳ケープ ストール ポンチョ 360度 安心 ナーシングケープ 上質 コットン生地 (グレー)



ああいうのに我が子に乳を飲ませながらバァン!バァン!と撃っているというのは。
「泣くんじゃない!」とか言いながら。
いかがでしょう?
検討してみてください(米倉涼子さんの)事務所の方。

脳内伝達物質は腸で作るのだが、その気分を作り出す腸内の伝達物質の中には「何を食べるか」「どんな人と付き合うか」など、気分や意志、これはまず腸で醸成、発酵されるのである。
言葉にならなくて。

すべての腸内微生物をひとかたまりにすると、重さは九〇〇グラムから二七〇〇グラムのあいだになり、およそ一二〇〇グラムの脳に近似する。(23頁)

彼らは30億年前にこの地球に生まれた。
(本には「およそ三〇億年にわたり、地球上に存在する生命は細菌だけだった」とあり、この部分を曲解したものと思われる。文章から考えると「30億年」前に出現したわけではなく、「30億年」間、他の生命が存在していなくて細菌しかいなかったということかと思われる)
多細胞生物としいて腸内に入ってきて住み着いた。
パラサイトではない。
寄生だけではない。
自分の食糧も人間が口から入ってきたヤツから摂るが、栄養を作って与える、という、
でも最大のこの手のヤツは「ミトコンドリア」。
コイツはすごい。
こいつもどこかから入ってきた。
それで細胞の中に住み着いて。
コイツはエネルギーを作る。
ミトコンドリアは私達の体内の細胞全部にいる。
何個いるかわからないぐらいいる。
多細胞生物として腸内に彼らは住み着いている。

老人方お聞きになってください。
(武田先生と)同世代の方、団塊の方。

 今や、脳と腸の相互作用の阻害は−中略−アルツハイマー病やパーキンソン病などの脳疾患にいたる、さまざまな健康問題を引き起こすと考えられるようになった。(297頁)

プラス「腸の大事さ」みたいなものがすごくわかる。
腸内微生物の健康。
これが一番大事。
腸内の微生物さえ健康であれば、パーキンソン病、アルツハイマー。
あるいは避けられるかもしれない、という。

腸内微生物の健康は何によって支えられるかというと、これは「食物」。
食物は代謝物質に変換され、血流に乗って脳や組織に渡される。
何が必要かは腸と脳が語り合って決定していく。
ちゃんとコネクションがあって、腸と脳は語り合っている。
脳は顔面で表情を作り、その筋肉を動かしているのは実は内臓。
(本には「脳は顔面の筋肉とともに消化器系に特徴的なパターンでシグナルを送り」と書いてあるので、内臓が表情の筋肉を動かしているのではなく、脳が表情の筋肉を動かすのと同時に消化器系にもシグナルを送っているということらしい)
だから考えてみるとすごい。
顔の筋肉が動いて表情を作る。
例えば「落ち着かない」「イライラする」「腹が立つ」。
これは全部内臓の表情であって顔の表情ではない。
そう思うとわかりやすい。
落ち着かない、イライラする、腹が立つ。
それはそのまま内臓の表情なのである、と。
情動の激しい動きは内臓、小腸大腸の方の表情というのはすぐに内臓全体に伝えられて、すぐ上の胃の収縮、胃酸の分泌等々を促すという。
悲しめば胃と腸はバッと膨らむらしい。

「我慢」はどこにあるか?
我慢の住みかというのは内臓なのではないか?
だから我慢を表現する時、必ずどこかから伝えられたみたいに。
我慢する時に腹に力を入れるという水谷譲。
だからセリーナ・ウィリアムズと戦った時に大坂なおみさんが自分に向かって言った言葉は「我慢」。
この日本語の「我慢」というのが最もわかりやすい内臓感覚の表現の一つではなかろうかと思う。
そのあたり、腸内微生物の世界は他人事ではない。
今日も私達のお腹で繰り広げられている、とあるドラマ。

我慢を命令してくる者は実は内臓に宿っているのではないだろうか?と。
「腹が立つ」「ご立腹」
博多弁では腹が立つことを「腹かく」と言う。
「怒っているか?」を「腹かいとーと?」と言う。
日本は肉体言語が多い。
「腹の虫がおさまらない」とか。
そういうふうにして考えると日本人は直感的に内臓感覚の重大さを知っていた文化の持ち主なのではないかなと思う。
短気な人には短気な情動の腸内微生物がだんだん増えていく、という。
ますますその人を短気な人にしていく、ということ。
人格と呼べるものは、実は腸が支配しているのではないだろうか?と。
ひそかに腸は脳に言葉をかけているようだ。
迷走神経を介して消化管を伝い、腸を含む内臓感覚の思いは脳に伝えられる。
ところが腸というのは脳の介入なしに仕事をしている。
「ご飯食べた、消化しよう」という決心は首から下が担当して、胃に落ちて、小腸大腸が待っている。
「これはいる、これはいらない」で仕分けをして、タンパク質なんかに組み替えていくというのは考えてみれば小腸がやるワケだから。
よくやってくれている。
自分で自動的にやっている。
味覚についてもだが。

 驚いたことに、味覚に関与する分子やメカニズムのいくつかは、口内のみならず消化管全体に分布していることが、最近の研究からわかっている。甘味と苦味の味覚レセプターに関しては、まちがいなくこのことが当てはまり、事実、人間の消化管には二五種類ほどの苦味レセプターが発見されている。(67頁)

イライラした時、甘いものをポッと口に放り込むとすごく安堵する。
「何か無償に甘いもの食べたい」という時「それ、疲れてんだよ」とか言われる水谷譲。

甘味レセプターが、(炭水化物が消化されると生成される)グルコースや人工甘味料を検知すると、血流へのグルコースの吸収、および膵臓のインシュリンの分泌が促進される。(68頁)

例えばご飯を食べたら、ご飯の中にも甘味がある。
それを吸収して甘味を取り出すのに時間がかかる。
だから「飯喰った」から「甘いのが入ってきた」まではタイムラグができてしまう。
ところがチョコレートを一枚喰うと腸の方に行った段階で「甘い」というのを脳に知らせるという、
それが腸の中に味を知るレセプターがある意味ではないか。
それで甘味というのは今、ありふれているが昔は貴重な味だった。
急いで蓄えるために別のホルモン分泌が必要なので「来た」と知らせることで甘味はすぐに満腹感を生む。
それが脳に安心の信号を打電する、という。

韓国で有名なキムチ。
日本で有名なのはわさび。
それら香辛料の特徴は「辛い」。
何でそういう香辛料が必要なのか?
カレーライスとかたまらなく喰いたくなる、という。
それは食欲を増進する。
腸では甘味と逆で警戒を呼び掛ける味。
「飢餓ホルモン」というのが出る。
(本によると「飢餓ホルモン」が出るのは「苦味」)
「ダメだ、喰いモンが無くなるかもしれない!いっぱい喰っとこう」になる。
だからもう一杯入る。
腸の中に脳に安心を与えて「警戒を解け」という甘味。
そしてそれが入ってくると内臓は飢餓ホルモンを出して「いっぱい喰っとこう」という。
それが食欲増進のために刺激剤として生魚の下に潜ませたり、キムチとして。
「美味しいからたくさん食べたい」というだけではない。
「おいしい」というのは飢餓ホルモンによる食欲の刺激が前提。
あなたがお母さんで、子供がチョコレートばっかり食べていると取り上げて怒る。
それは脳が満足して他の食物を摂らなくなるから。

小腸の方は入ってきた食べ物を分解して吸収して、様々な栄養素を作って。
大腸は仕分けする。
「これまだ使おう」というのと「もう便にして捨てよう」という。
そこにたくさんの腸内菌が住んでいて、そいつらが命を助け、そういう腸の中の菌の性格を話している。

米倉涼子さんに例えたので、もう米倉涼子さんしか浮かんでこないが「セロトニン」。
これはお母さんが赤ちゃんを産んだりなんかすると急に体の中に増えて「この子を守ろう!」とか。

この間も正月で『はじめてのお使い』を見ていて泣いた武田先生。
はじめてのおつかい 爆笑!2019年大冒険スペシャル|日本テレビ
子供が一生懸命物を買ってきて、お母さんが玄関でギューっと抱きしめるというのは。
あれこそセロトニン。
米倉涼子さんにやって欲しい役。

そのセロトニンこそは腸のやる気を作る。

毒素は、セロトニンを含有する腸細胞が備えるレセプターに結合する。すると、消化管は「おぞましい嘔吐と嵐のような下痢」モードにただちに切り替わる。−中略−腸が一定量以上の毒素や病原菌を検知すると、消化管全体に排泄指令を出し、両端から毒素を排除しようとする。(77頁)

脳の決意ではない。
腸が決める。
「何か気持ち悪い・・・」とえづくのは後。
吐き気というのはまず、吐く気分を作ってから。
吐く人は必ず言う。
「吐くかもしんない」
腸がしっかりした考えを持っていないと「吐く」という行為はできない。

セロトニンの防衛力の兵士こそが腸内に住む腸内微生物の大集団。

 およそ四〇億年前、地球上の生命は単細胞の微生物、古細菌として誕生した。(97頁)

1千種類ほどで兆の数で脳と同じ役割で腸の中に住んでいるという。
数百万年前から人間と共生をしていて、ずっと私達の腸の中で活躍してくれているという。

微生物は、必須ビタミンを提供したり、−中略−私たちの身体には未知の化学物質(外因性化学物質)を解毒してくれる。さらに重要なことに、これらの微生物は、私たちの消化器系が自力では分解、吸収できない食物繊維や複合糖類を消化し、微生物のこの働きなしには便となって排出される以外にない、相当量のカロリーを提供してくれる。(102頁)

腸内フローラの一群は指紋と同じで一人一人違う。
将来は腸内のこの微生物を調べることで本人と特定できたりするという。

前に寄生虫の話をした。
あれと同じこと。
「トキソプラズマ」が猫に取り付いて。
「心を操る寄生虫」のことかと思われる)
子供を産むために便で外に一回、トキソプラズマが出る。
外に出ると今度はネズミに取り付く。
そのネズミの中に自分の子供の卵をいっぱい産み付けて、ネズミの脳に潜り込んで猫の前に行くように仕向ける。
猫に喰われることによって、またトキソプラズマが猫に入る、という。
これは時折人間にも侵入することがあるので、お子様をお持ちの方は猫に関してはお気を付けください、という。
そんな話だった。

腸内微生物。
これは寄生虫ではない。
内臓が脳に命令をしてていることに思い当たる節がたくさんあるという水谷譲。
消化吸収だけではなく、食欲とか感情まで実は「腹の虫」が動かしているのではなかろうか?というエムラン・メイヤーさん。
この説が意外と当たっているような気がする。

この前ちょっとお通じの調子が悪かった水谷譲。
ある人に「何か機嫌悪いの?今日」と言われた時に「あれ?私気にしてなかったのに、何か顔に出てんのかな?」と。
「表情に出ているんだな」
と思った。
腸が、内臓が「表情をつくる」というのはすごく思い当たる。

posted by ひと at 09:49| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする