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2019年07月28日

アシードアスター 完熟沖縄シークヮーサーのチューハイ

DSCN8289.JPG

南国の海風とふりそそぐ太陽で育てられた完熟沖縄シークヮーサーのチューハイです。完熟したストレート果汁のみを使用しているため甘みとコクを楽しめるチューハイです。

これ
と同じシリーズのヤツ。

アルコール分5%
果汁5%
容量350ml
100ml あたりエネルギー50kcal
希望小売価格165円(税別)

もっと甘さ控え目でドライな感じの味かな?と思ったけど、ほどほどに甘くて思ったよりも飲みやすい味。
味はレモン味のチューハイみたいな感じ。

アスター 完熟沖縄シークヮーサーのチューハイ [ チューハイ 350mlx24本 ]



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2019年3月11〜22日◆E=mc2(後編)

これの続きです。

不思議な不思議な世界。
重力というものから話が始まり、その次に電力の話、そして磁力の話と。
この三つのエネルギーが宇宙に満ち満ちている。
電力というのはプラスとマイナスのエネルギーで「電荷」という世界。
雷なんか見ていて凄い。
あの雨粒が、プラスとマイナスに分かれて、ドッキングした時にはビカビカビカーッ!ときている。
あんな小さな雨粒に宿った電気がプラスとマイナスに分かれて空中で接触するとものすごい火花になるという。
そういうのを考えると凄い。

この電荷というのは「色荷」といって色になる力を持っている。
(本によると「色荷」を持っているのはクォーク。色荷は「色になる力」ではなく、光の三原色を比喩として使っている言葉なので、実際には色になるわけではない)
ビカビカーッ!と光るイナズマは「白色」というか。
でもあの白色の中に三つの色が隠れている。
これは赤と青と緑が混じっている。
その三つが合わさるからああいう白の稲光がパーッ!と出てくる。
(当然、このあたりの説明は全くの誤解による)
それから発光ダイオードは青ができなかった。
それでついに日本の研究者が青の発光ダイオードを発見したから照明に使えるようになった。
色荷は「核力」という原子核の核の力というので結ばれていて、それが安定している。

電磁力や重力がその影響を及ぼす範囲は「無限大」でした。これとは対照的に、「強い力」や「核力」は電磁力や重力に比べて桁外れに強いにもかかわらず、その空間的な到達距離はきわめて短くなっています。その到達距離は10兆分の1cm程度にすぎません。10兆分の1cmは、ちょうど原子核の大きさと同程度です。(127頁)

この原子核内でクォークが安定するために赤青緑の色を点滅させる。
これは点滅している。
原子核内だけで点滅しながら核力があるとする。
それは何で点滅しているかというと、放っておくとゆっくり変わっていく。
ゆっくり点滅を繰り返すうちはそのものの姿なのだが、点滅する間隔が狂ってくると、その原子核内のものが質的に変化する。
その信号の変わり方を「ベータ崩壊」という。
つまり普遍ではない。
変わる。
水谷譲も若い時から比べるとゆっくり変わってきた。
武田先生は電力が落ちてきた。
「オタクの核力」という水谷譲でまとめておく力というのがだんだんパワーダウンしてくるから、すべてのものが変化していく。
ベータ崩壊を起こす。
まだ水谷譲はとどまっているが、もう武田先生は・・・いろんなものがベータ崩壊している。

個々の原子の名前は、核原子核内に存在する陽子の数によって決定されます。陽子1個の原子は水素原子、陽子2個の原子はヘリウム原子、陽子3個の原子はリチウム原子、……陽子92個の原子はウラン原子、といった具合です。ベータ崩壊によって原子核内部の中性子1個が陽子に変わってしまうと、陽子の数が1個増えることになり、原子の名前も変更を余儀なくされます。(132頁)

ベータ崩壊から放出されたたくさんの電子は「ベータ線」とよばれ、放射線の一種です。電子は(マイナス)電荷をもっているために、ベータ線が人体に入り込むと細胞を攻撃します。(133頁)

北朝鮮の核の問題がある。
核爆弾を作る。
メンテをしっかりやっておかないと質的に変化してしまう。
だから貧しい国は経費がかかりすぎる。
考えたら、抱えておくとおっかない。
原子というのは変わっていくワケだから。
ベータ崩壊でベータ線を出してしまって、それが人の細胞を攻撃してしまう。
だから健康のためにも原子爆弾を懐に持っているというのは、そうとう危険なこと。
ただしこのベータ線の方はと言うと、遠くまで届く力ではない。
ベータ線はそんなに遠くまで届かない。
核内の原子を結ぶ強い力。
重力の10の40乗倍ある。
(本ではベータ崩壊の時に出る力の強さは10の15乗となっていて、この「10の40乗倍」なのは陽子や中性子を構成するクオークなどに現れるもの)
凄まじい力が実は原子の中の核の内側に隠れていた。
ここで登場するのが1905年のアインシュタイン。
彼が発見した宇宙を貫く真理、法則、数式。

E=mc2
これは何を意味しているかというと、「m」は質量、あるものの重さ、「c」は光速度、光。

「光子は質量をもちませんが、エネルギーと運動量をもつ粒子である」ことに言及しました。−中略−
 事実、光子は、自らは物質でないにもかかわらず、 E=mc2 を通して物質粒子である電子を生み出すという離れ業をやってのけます。
−中略−人類史に取り返しのつかない災厄をもたらした原子爆弾は、「物質のエネルギー化」の代表例です。(158〜159頁)

 原子爆弾は、一つの原子核が中性子を吸収することによって、二つの軽い原子核に「割れてしまう」(これを「核分裂」といいます)ときに膨大なエネルギーを放出することを利用した爆弾です。(193頁)

つまり例の先週お話した二つの箱を結んでいた強力なバネ。
それが核力。
それが固く結んでいたバネを切ってしまう。
そうするとものすごい勢いで二つの箱がちぎれる。
これが原子爆弾。
核内に隠れていたポテンシャルエネルギーをこの瞬間に放出する。
原子が割れていくという連続の現象を起す。
一個ずつがすごい。
核内の中にいくつもしっかり結びついていた。
それを連続で割っていく。
仕掛け花火の小さい玉の巨大なヤツ。
これは何かよくわからないが、核分裂の恐ろしさというのは、物の中に隠れているポテンシャルエネルギーの放出。

ここを読んでいてクラッとした武田先生。
広島の方には大変申し訳ない言い方だが、広島に原爆が落とされた。
だから「こんなもん作るな!」と言いたいが、アメリカの科学者たちが、アインシュタインの理屈から原子爆弾を作っていく。
でもこれははっきり言って失敗。

広島型原爆では、弾頭に充填されていた約64kgのウランの0.0011%に相当する0.7gがエネルギーに転化しただけで、甚大な被害を及ぼしました。(159頁)

広島、それから長崎でも、それぞれ科学者が想定していたものとは違うものだったので、ある意味では失敗だったと言える。

アインシュタインの宇宙を貫く大原則 E=mc2
その目に見えない小さな原子の中にポテンシャルエネルギー。
ものすごいエネルギーが蓄えられていて、原子の、その原子核を無理やり引きちぎることによって破壊力を増すという爆弾を作ってしまった。
これが原子爆弾である、と。
オッペンハイマーという人が原子爆弾を作るが、オッペンハイマーさんもちょっと申し訳ないが相当いい加減な科学者。
この本(『E=mc2のからくり』)を読んでちょっとびっくりしたが、64kgの純性のウランを使用して核分裂を起こさせた。
何と核分裂を起こしたのは64kgのウランの中で0.7g。
完璧に失敗。
もしそれが成功という意味で64kgが全部、ということになったら爆弾を投下したあのB29も吹き飛んでいる。
つまりもう予想外。
64kgものウランを連続で核分裂を起こしたのは0.7gしかなかった。
全体64kgのウランの中の0.001%が核分裂を起こす。
それで数十万の人が死亡し、一つの都市を数十kmに渡って破壊する。
灼熱で都市を焼いたという。
0.7gの鉱物にこれだけのエネルギーが潜んでいる。
これがいかに恐ろしいか?
いかに何も勉強していないか?
核というものの取り扱いというのが、最初のオッペンハイマーは全然わかっていなかったという。
以前、武田先生が「原爆落とした方も、どのぐらいのものかわからないで落としたんだ」とおっしゃっていたのを思い出した水谷譲。
ウランを使わず、今度は水素爆弾というのが発明されるのだが、その時もいろんなところで実験をやって。
その実験の途中でたくさんのアメリカ兵の犠牲が生まれている。
これはちょっと「小耳に挟んだ」という話だが、ビキニ環礁などで行われた核実験は賑やかしでハリウッドスターも招待されたようだ。
アメリカの力を見せるいいアレだから。
それでジョン・ウェインさんが行かれていたらしいが、肺がんで亡くなられて。
それが原因ではないかと言われている。
これはもちろん情報だが。
しかし、よくもワケのわかんないものをこさえちまったもの。
だから今でも実験をやりたくてウズウズしている国があるが、そこの実験をやりたがっている国の科学者の人は相当死んでいるようだ。
これもまた噂だが。
それは中華料理を作るような帽子をかぶっているのだから。
フライパンで焼き飯を作るワケではない。

しかし0.7gが数十万人を殺したのかと。
B29で落っことした人も失敗してよかった。
アンタ方も本当は吹っ飛ぶところだった。
あの高さでは逃げ切れなかった。
これが原子爆弾の恐ろしさ。
物の内側にはこれほどのエネルギーが隠れていたという。
これはやっぱり大発見。

運動エネルギーは静止しているワケではない、と。
とにかくゆっくり動けば小さな運動エネルギー。
速く動けば二乗二乗で大きくなる。
光速に近づけば運動エネルギーは増し、エネルギー保存の法則によって質量は増える。
質量は七千倍になるという。
質量という重さがあるということはエネルギーを持っていること。
E=mc2 とはそのことを証明した数式。

一円玉。
1g。
この1gに隠れているエネルギー。
一円玉もエネルギーが隠れている。
ちっちゃな原子がくっついて。
アルミの原子がくっついてある。
アルミニウムの中の原子をちぎると、またものすごいエネルギーが一円玉から出る。
このエネルギーが90兆ジュール。
何と驚くなかれ、2.1億リットル、50mプール約140杯分を100℃で沸騰するエネルギーが一円玉の中に隠れている。
原子爆弾と同じでそれを分裂させる。
一円玉を構成している原子を叩き割る。
その方法さえ見つければ一円玉も原子爆弾になる。
核分裂を。
一番分裂しやすいのはウランだが。

kagaku_genshi.png

真ん中に原子核があって電子がクルクル回っている、という。
これが原子。
真ん中にあるのは原子核。
原子核には陽子と中性子があって、電荷が安定しているという。
それをわざわざ中性子をぶつける。
この真ん中の梅干しの種みたいなヤツ。
そうするとバァン!と割れると中性子が飛び出す。
この飛び出した中性子が別の原子核にぶつかる。
これを核分裂という。
特にぶつかり割れやすい原子を持つのがウラン。
もの凄い。
九十何個も電子を持っているから。
原子爆弾は割れやすいウラン100%。
電力で使う場合は、核分裂はわずか4%しか起きないというウランを使う。
それぐらいに抑えておかないと。
もの凄いエネルギー。

震災事故によって今日も作業をやってらっしゃる方がいらっしゃると思うが、本当にご苦労様でございます。
そういう方々だけに緊張を負わせて生きているというのも本当に申し訳ない。
言っておくが原子爆弾の方のウランと電力の方のウランそのものは分裂を起こすパーセンテージが全く違う。
でも核爆弾、そして電力というもので別れていても、それを動かしているのはE=mc2
このアインシュタインの相対性理論が動かしている。
この
大発見によって見つかった物というのは、そう簡単に捨てられないと思う。
「爆弾を作る」という意味ではない。
でも原子力という新しいエネルギーというのは「危険」「危ない」とかというよりも、まだうまく使いこなせていない段階だという自覚のもとに、人類の発見として認めるべきではないかなぁと思ったりする。

E=mc2 というのは宇宙を貫く原理。
E=mc2
物質をエネルギーに変換する原子力はこの数式から生まれた。
二週に渡って懸命に話してきたが、そうとう意訳しているのでかなり間違いもあると思う。
これが(本の)半分ぐらい。
しかも三回読んでいる。
そこから先は何が書いてあるのかわからない。
これはどういう人が読むのか?
説明することすらも難しい。
だから頭の中で非常に。
ただ、一番最初にパッチンゴムと割り箸の実験を自分でやったから、あれが自分の核実験のような気がした武田先生。
全然ほとんど(秤の)針は変わらなかったが。
物の結びつきにはポテンシャルなエネルギー、隠れたエネルギーが潜んでいるんだ、と。
この E=mc2 について実は人間というのはまだ完ぺきには使いこなせていないんだ、と。
そのことだけはひどく了解できるというか、そんな気がした。

原子力は難しい。
詳しい人を残しておかないと「原発やめた」で済む問題ではない。
その火を消さなきゃいけないし、影響の残らないようにどうやれば解けるか。
だからそういう意味で若い人で興味を持ってくれたらこの原子力という、うまく使いこなせていない人類が見つけたエネルギーについては更に。
私達はもう本当に旧世代だが、新世代の方が勉強してもらうと。
そこから安全な原子力という使い方ができるのではないか?
それを捨ててはいけないんじゃないかなぁ、という。

それともう一つ。
「光の速度」というのはわからない。
「今、輝いているあの星は何万年とかのものが届いてるんだよ」と言われても意味がわからなくて「はぁ〜?」みたいな水谷譲。
『かぐや姫』の翁が、かぐや姫を竹林で見つけた頃に出てきた光を見ているらしい。
でも、やっぱり勉強をしなければダメ。
この国は、月の裏側には行っていないが探査機を舞い降りたりなんかさせているワケだから。
その技術で何とか。

E=mc2
質量×光の速度(秒速30万kmの二乗)=エネルギー
質量のあるものを光のスピードで掛け合わせると、それがすごいエネルギーになるという。
小さな世界でも内側にものすごいエネルギーを秘めている、という。
アインシュタインは月、火星、アンドロメダの惑星、それぞれに相対、つまりそれぞれに違う物理の法則が支配している、と。
ニュートンの言うように絶対でもなく「相対」。
それぞれ。
質量が違えば引力も違ってくる。
時間の進み方もそれぞれ相対で違うんだ、と。
しかしこの広い宇宙に、ただ「光」というものだけはただ一つの速度を持っている。
例えば時速10kmで時速50kmのロケットからこっちにやってくる光を観測する。

 ところが、両者が測定する光の速度はいずれもまったく同じで、「秒速30万km」なのです! なぜかって? 誰にもわかりません!(166頁)

宇宙を貫くただ一つの物理的真理。
光速度「c」。
光は時間と空間の中にあるその時空を飛び交うのだが、光速度は不変である。

ニュートン力学には、「運動量保存の法則」が含まれていました。
 質量 m(kg)の粒子が速度 v(m/s)で走っている場合、その粒子の運動量は mv の積で表されます(mv)。
(173頁)

これがニュートンの時代は物理的真理だった。
ところが光のようなスピードになるとエネルギーが変化する。
アインシュタインはそこで細工を施した。
m(質量)× v(スピード)となるところを E=mc2 とした。
これはまた、ますますわからなくなるが。
マラソンランナーがいる。
とあるスピードで走っている。
そうするとそのスピードと彼の重たさ、体重でエネルギーが出る。
ところがそのマラソンランナーが人間のスピードではない、たとえば新幹線のスピードで走ったとすると、このニュートンの言う「m×スピード」では矛盾してくる。
特に光のような速さになると。
E=mv2 では駄目なので。
質量が変化する。
普通のマラソンランナーが走っている。
そのマラソンランナーのスピードが光速度になると、マラソンランナーの体重がお相撲さんのように重たくなる、という。
昔「エイトマン」というのがいた。

でも E=mc2 というのは、宇宙サイズでエネルギーを考えた場合には、地上でのエネルギーの出し方とは違う、という。
考えるとSF映画の世界。
スピードが違ってきたりとか、重量が違ってきて変身しちゃうとか。
それが宇宙では起こりうる、という。
で、これは当たっていた。
アインシュタインのヤツは宇宙にロケットが飛び交うとズバリ、この式に従わないと宇宙は解けない。
ブラックホールの研究とかここから始まる。
あれはわからない。
一番わかりやすい実験は地球から見ると何々の星の影になって見えない向こう側の星が見えることがある。
その星が夜空に光っている。
何でかと言ったら星が重力を持っているので、その向こう側の星が放った光が水の中を通る時に屈折するように、宇宙空間で光が曲がっている。
それで地球の人が見ることができるんだと。
そういう光も星が持っている重力でひん曲がる、という。
とにかくニュートンでは宇宙は説明できない。

この本はこれで3分の1ほど。
ここから量子物理学に入っていくが理解できない。
わからなくても勉強しましょう。


posted by ひと at 08:50| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年3月11〜22日◆E=mc2(前編)

E=mc2
これはアインシュタインの。
だけどこれは今、世界を動かしている。
それとこの式から何で原子爆弾ができたのか?
シンプルな式。
今、カーナビなんかもこれでできている。
カーナビというのは宇宙から三点で見ている。
その時に光の速度を計算してちょっと遅らせないと位置情報がずれる。

タッチパネルはもう、スマートフォンからなんでも今ある。
あまり画面が変わらないと、テレビの画面に子供が×するくらいだから。
あれも不思議。
あの中にも E=mc2 があるらしい。

福島に行ってちょっと女の子と話す機会があった武田先生。
3.11。
まさに今日。
(この回の放送日が3月11日)
「3.11特番」というのをローカル版で撮っていた。
そうしたら高校一年の時に3011年の「3.11」に遭遇して、その子は他県人からひどくいじめられた。
この放射線も E=mc2
だからみんないじめたりするのはいいのだが「東京電力何やってんだ!」と叱るのもいいのだが、実は何で叱っているのか、何でいじめているのか、何でいじめられているのか、実は何もわかっていない。
「怖いから」ばっかり。

E=mc2 に何度も挑戦している武田先生。
結局はわからない。
「わかるところまでおろしてみよう」というので、アインシュタインの E=mc2 に今回また。
これはもちろん物理学に革命を起し、自動車のナビから核兵器まで。
そして量子物理学という学問を立ちおこす、支配する式。
この短い式がいかに凄いのか?
何を証明して、宇宙とどうつながっているのか?
この数式に一つ挑んでみたい。

E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか (ブルーバックス)



 私たち生命をはじめとするすべての物質は、この不可思議な素粒子の、幾種類かの組み合わせによって構成されています。(14頁)

 物理学でいう素粒子≠ニは、実に不可思議な存在です。なにしろその粒子には「内部構造」が存在せず、「点」のごとくふるまうというのです。(14頁)

アンタも私も点の集まり。
ガラス板もテーブルから全部、点の集まり。

物質素粒子(フェルミオン)を糊づけする素粒子。この糊づけ素粒子≠ヘ「ボゾン」と命名されています。(15頁)

 人体を構成している37兆個もの細胞の一つひとつも、やはりフェルミオンとボゾンからできています。−中略−個々の素粒子は「生きている」とはとてもいえない状態なのに、たくさんのフェルミオン(物質素粒子)が集まってボゾンによって糊づけされた「細胞」が構成されると、なぜかそこに生命≠ェ発生するのです。−中略−生命のない素粒子が集まって、そこに生命が現れるとは本当にふしぎですね。(15頁)

(番組では「36兆個」と言っているが、なぜ1兆個減ったのかは不明)
「細胞」というものを考えた時に「なぜこいつが生き物なのか?」というよりも「こいつがどう動くか」ということで、物理の方角から生命ということを考えたほうがわかりやすい。

 面白い調査結果があります。
 太陽系や天体に関する話を学校で習ったり親から聞いたりしたことのない子どもに対し、太陽が毎日、必ず東から昇って西に沈んでいく現象について「地球が動いてる? それとも太陽が動いてる?」と訊ねてみたのです。
−中略−「地球はじっとしていて、太陽のほうが動いてる!」と答えた子が圧倒的多数でした。(16頁)

しかしなぜ人間は「あれ?おかしいなぁ?」と思ったのか。
月の説明がつかなくなる。
あれが満ち欠けしているのが何でなのか、というのが。
太陽が動いて地球が止まっていると考えると。

金星の満ち欠けはかなり昔から観測されているのですが、そのからくりの説明がきわめて難しいことがわかったのです。
 説明が困難な現象がもう一つありました。火星の動き方です。火星は、ある時期が来ると必ず順行と逆行の繰り返しが観測されるのです。つまり、地球から見る火星は太陽のように一定方向に動いているのではなく、行ったり来たりという運動方向を逆転させる運動をしているのです。
(17〜18頁)

なぜUターンしたり行ったり来たりしているのかと考え続けているうちに、ガリレオとケプラーがついに「違うんだ!地球が動いてるんだ!」という地動説を。
それで太陽を中心に水金地火木土天海王星という楕円軌道のその星の動きということで考えると全部説明できる。
これが発見されたのが17世紀半ばのこと。
そしていよいよ1661年、ニュートンが登場する。
(本によると1661年はニュートンがケンブリッジ大学に入学した年)
ちょっと話が E=mc2 から遠いが、ここから話を始めないと E=mc2 が解けないという。
ややこしい頭の痛い問題だが E=mc2
これが現代の物理を解く鍵。

ガリレオとかケプラーの後に登場したニュートン。
この方がもう有名だが、重力を発見し発展させた。
リンゴが落ちるところを見て「ん!重力!」と。
真理を発見する人はすごい。
何十億という人間たちがそれまで生まれてきてリンゴの落ちるところはみんな見ただろうが、ニュートンという人が見ると「あ!重力!」と思うワケだから。
日常というのは勉強し、研究しましょう。
この人は重力を発見した。
これはどういうことかと言うと、月と地球の関係においてわかりやすく言うと、引っ張り合っている。
だから落っこちない。
引っ張り合う力の源は何か?
それがそれぞれの重さ。
重さがあるものは引っ張り合う。
水谷譲も今、地球と引っ張り合っている。

 地球の質量は、5970000000000000000000000kgで、月の質量は73500000000000000000000kg。すなわち、月の質量は地球のそれのほぼ81分の1です。月からみた場合の地球のこの巨大な質量が、月が地球に向かって引っぱられる巨大な力を生むのです。(26頁)

太陽だけで、全太陽系の質量の99.9%を占めています。太陽がいかに大きく、その質量が巨大であるかが想像できるでしょう。
 したがって、太陽が醸し出す重力もまた、そうとうに大きなものであることがわかります。
(26頁)

「重さ」とはその星における重さ。
「重さ」はなかなか考え方が難しくて。
水谷譲の「重さ」は例えば41kgとする。
だが、月に行くと重力が弱まるので水谷譲の体重はもっと軽くなる。
(月は重力が1/6なので6.8kgほどになる)
重さは月によって変化する。
だから月に行っても地球と変わらない「質量」というものの考え方をしましょう。

あの有名な、ピサの斜塔における落下運動に関する実験です。
 塔の上から二つの重さ(質量)の異なる物体を同時に手放したら、どちらが先に地面にぶつかるかというものです。ふつうに考えれば、重い物体のほうが速く落下して、先に地面に到達するような気がします。ところが実際には、重かろうが軽かろうが、同じ高さから同時に手放された二つの物体は、まったく同時に地面に到着します。ただし、厳密には空気抵抗のない場合だけに成り立つ現象です。
(39〜40頁)

 ニュートンは、一つの物体がもう一つの物体に重力を及ぼす際、その力は一瞬のうちに伝わると考えたのです。彼はこれを「遠隔作用」とよびました。(43頁)

 地球と太陽を例に考えてみましょう。両者間の距離は1億5000万kmです。ニュートンによれば、地球と太陽も重力質量をもっているために、重力はこの1億5000万kmの距離をまったく時間をかけずに一瞬のうちに伝わります。−中略−
 現在では、このニュートンの考え方は完全に間違いであることが実証されています。
(44頁)

そのニュートンを間違いだとしたのがアインシュタイン。
この人は二十世紀の人。
この人は何が凄いかというと、一瞬で伝わるものはこの世界には無い。
真空を伝わる重力の速さを見つけた。
重力も捕まえにいくときに時間がかかる。

重力が実際に真空空間を伝わる速さは有限で、それは光の速度(光速度)です。光速度は秒速30万kmで、これを「c」で表します。(44頁)

秒速30万kmで捕まえに行く。
だから太陽の重力が地球に伝わるのは約8分かかる。
このことを発見した。

光より早い速度は、この宇宙に存在しません。(44頁)

ある重さのあるもの「m」は「c」の速度で引き合う力「E」エネルギーを生み出す。
これは不思議。
重さのあるもの×光速度の二乗=エネルギー

 一般的には、エネルギーとは「物体に物理的、または化学的な変化(あるいはその両方)を引き起こす源となるもの」を指します。エネルギーにはさまざまな形態があり、熱エネルギー、核エネルギー(原子力エネルギー)……エトセトラ、エトセトラ。(49頁)

 ここに、「エネルギー保存の法則」が登場します。(51頁)

エネルギーはあるものから生まれる。
例えば石炭から石油から、それからウランから生まれる。
あるものに化ける。
化けるが消えない。

 たとえばジョギングすると、体内に蓄えられていた化学エネルギーが消耗されていきます。−中略−消耗されたエネルギーはどこへ消えたのか? ジョギングの運動エネルギーへと変換されているのです。(52頁)

なんとなく E=mc2 に似ている。
とにかく運動エネルギーは質量「m」とそのものの速度の二乗に比例する。
重さ1tの車の速度が二倍になれば運動エネルギーは4倍。
二乗倍になっていく。
速度が3倍になったらエネルギーは9倍になる。
それは速ければ速いほどドッカーン!とぶつかって壊れるワケだから。
そして運動エネルギーは1/2mv2
とにかく車が何かにぶつかる。
1tの車が30kmでぶつかった時と60kmでぶつかった時は「運動エネルギー」ぶつかるショックというのは倍ずつになっていく。
運転免許証でやった。
車を止める時の停止の距離というのがスピードが増せばますほど、ブレーキを踏んでから止まる距離が長くなる、という。
その当たり前のことを数式で言うと1/2mv2 になる。 

この先生曰く、この運動エネルギーの他に、実は物に蓄えられたエネルギーというのが隠れているらしい。
質量にこの二つのエネルギーが隠れている。
一つは運動エネルギー。
もう一つが隠れたエネルギーということで「ポテンシャルエネルギー」。
「可能性がある」というエネルギー。

 箱Aの底に、強力なバネの一端が固定されています。もう一方の端は、どこにも固定されていません。バネは伸びても縮んでもいない状態にあります。このバネに、弾性ポテンシャルエネルギーは蓄えられていません。ここで、バネの質量はゼロであると仮定します。この状態で二つの箱AとBの総質量を測定したところ、1000gでした。
 次に、この強力なバネを強引に伸ばして、もう一方の端を箱Bの底にある固定点に固定します。バネを伸ばすときには当然、バネにエネルギーが与えられます。伸びたバネの元に戻ろうとする力によって、二つの箱は互いに引き寄せられ、やがてくっついてしまいます。それでもなお、バネは伸びた状態を保っているとします。
(58〜59頁)

 この、バネが伸びた状態にある二つの箱の質量を再度、測定してみます。驚くなかれ、測定結果は1030g! 30g増えています。−中略−伸びたバネには、弾性ポテンシャルエネルギーが蓄えられています。バネに現れたこの余分のエネルギーが、E=mc2 を通して質量に転換されたために、バネを含む二つの箱全体の質量が増えたのです。(60頁)

実際にやってみた武田先生。
一本の割り箸を二つに割り、輪ゴムでぐるぐる巻きにする。
絶対に重たくなるはず。
やってみたが(秤の)針は変化しない。
それで本に書いてあったのは「ものすごい細かい点々まで測れる秤じゃないと反応しません」と書いてあったから「先に言えよ」と思った。
とにかく、物にはポテンシャルエネルギー、隠されたエネルギーがあるということをお忘れなく。

物の中に隠れたエネルギーがある。
物と物とがくっつくと重さが変わるんだという話をした。
それが木であれ石であれ、金属であれ食物であれ。
生き物というものでもいい。
これは原子からできている。
原子というのは1億分の1cm。
見ることができないほど小さい。
でもこれは原子爆弾に繋がってくる。
これがやがて福島第一原発から北朝鮮の核兵器にまで繋がる。

原子1個分の大きさは、1億分の1cm程度です。−中略−原子は次の3種類の基本粒子から成り立っており、中性子を除く二つが「電荷」をもっています。
@電子(マイナス電荷をもつ)
A陽子(プラス電荷をもつ)
B中性子(電気的に中性で、電荷ゼロ)
(65頁)

kagaku_genshi.png

(本に掲載されているものをそのまま載せるのもどうかと思ったし自分で描くのも面倒なので「いらすとや」のものを貼っておく。この絵で言うと赤が陽子、黄色が中性子、緑が電子)
真ん中の陽子と中性子というのがあって、これは原子核なのだが、この陽子と中性子がザクロの実みたいに真ん中にギューっと固まっている。
その周りを電子がクルクルクルクルクルと飛んでいる。
これは鉄腕アトムのマーク。
そういうものがあるという。

電子の質量は極端に小さく、陽子や中性子のほぼ2000分の1です(66頁)

これはグルグルグル小さいヤツが原子核の周りを飛んでいる。
この原子はプラスとマイナスで真ん中にあるヤツ。
真ん中のザクロの実というのはプラスとマイナスがビシーっとくっついて電荷ゼロになっている。
全部綺麗にくっついているからプラスにもマイナスにも反応しない。
電荷ゼロの状態。

 電子(マイナス電荷)は原子核の外側を回っていますが、そのいちばん外側の軌道(最外殻軌道)を周回している電子は、原子核に引きつけられる電気引力が弱いために、外部から摩擦などを通してエネルギーを与えられると、すぐに原子から離れてしまうのです。(68頁)

ご存じの通りプラスとプラス、マイナスとマイナスは反発する。
プラスとマイナスは引き合う。
磁石の法則。
あの冬場の静電気の理屈。
私達は原子でできているから急に(ドア)ノブを触るとピリッとくる。

タッチパネルを指で触ると私達の指から電気が出ているから変わる。
これはプラスとマイナス。
あのスマートフォンの画面の中にマイナスならマイナスがびっしり入っている。
それで私達がプラスをやっていると、それがパッ!とスイッチになって、プラスとマイナスで通じ合う。
だからジジイになるとスマートフォンを触ってもタッチパネルが時々反応しない時がある。
爺さんは電力が落ちてきている。
それで触っても反応しなくて「あー!(怒)」と言いながら。
やはり静電気が起きるのは若い時。
「あ!もー!!」とかというのは。
ジジイはそこここ触っても、なんの火花も指から出ない。
よっぽどモモヒキとかあのへんでしっかり電荷を帯びないと。
このへん E=mc2 は遠くにあるようだが近いもの。
タッチパネルのジジイのアレがわかる。
押しても。
(文化放送で)レギュラーをやっている、隣のスタジオにヒゲをはやした大竹まこと。
病気をしてからタッチパネルに触っても反応しない。
「何だよ!バカやろー!(怒)」と言いながら。
武田先生も最近本当にある。
スマートフォンの調べもので「あー!(怒)」と言いながら。
これも実は隠れている物理法則は E=mc2

静電気というものを全てのものが持っている。
ここに目には見えない電荷という力が、物から生き物まで全部ある。
更にもう一つ、この世界にある見えない力。
それが磁力。
NとSで引き合う。

水谷譲の疑問。
ご高齢になると電気を発しなくなるからタッチパネルが鈍くなるという説明だった。
例えば亡くなった人の指をタッチパネルにやったらタッチパネルは動くのですか?
動かない。
やっぱり生きているということは「電気」。

宮沢賢治 『春と修羅』
わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です


磁力と電気が「場」を持ち、真空も伝わっていく。
そのスピードがまた面白い。
重力と同じ「光の速度」。
重力、磁力、電気は光の速度で宇宙を飛び交っている。

電磁波の真空空間における伝播速度は、光の速度、すなわち秒速30万kmにぴたりと一致したのです。この事実からマクスウェルは、「光は電磁波である!」という結論を導きだしました。
 光には質量(重さ)がありません。電磁波は波であるため、その特徴は波長と振動数という「数値」であらわされます。波長とは、波の山から山(あるいは谷から谷)までの長さであり、振動数とは1秒間に振動する振動回数です(周波数ともいう)。
(110頁)

 実際に電磁波は、振動数の値にしたがって分類・命名されています。振動数の低い側から高い側に向かって、電波、マイクロウェーヴ、赤外線、可視光線(いわゆる光)、紫外線、X線、ガンマ線……と名づけられています。これらはすべて電磁波です。−中略−いずれもまったく同じ速度、すなわち光速度「c」で真空空間を伝播するということです。(111頁)

電磁波は紫外線から生き物の細胞に影響を、ある意味変化を起こすことになる。
だから紫外線を浴びると焼けてしまったりする。
最近は「ガンになるぞ」とかと言う。
つまり細胞に対して変化させる。
だから電子レンジでチンなんていうのも、直接水分子に働きかけて沸騰したりする。
そういう変化と、それから傷付ける場合がある。

重力、電力、磁力は同じ力ながら、電磁力の方が凄まじく強いのです、と。
(この部分の意味は不明。「電磁力」とは「電気力と磁力」のこと)
だから電子レンジでデカいのを作るとあれは武器になる。
電磁波は日本の軍隊が物理学の学者を集めて研究していた。
それは何をやったかと言ったら電磁波光線みたいなのを出す武器を作ってB29に当てる。
電子レンジ。
そういう武器を作ろうとして、やがて家庭用品になったらしいが、最初は武器として登場したらしい。

原子を構成する電子と陽子はマイナスとプラスがあり、電荷があるワケで、磁力が引き合う力が強いので、重力に出会ってもプラスとマイナスはくっついている。
ゆえに原子が出来て、原子、分子、有機物から細胞、生き物、生命体が生まれたワケで「プラスとマイナスは宇宙を創るカラクリの中心です」と。
「何か知んねぇけど、すげぇなー」と思う武田先生。

電子がマイナス。
陽子がプラス。

このうち電子は内部構造をもたず、素粒子そのものです。
 一方、陽子と中性子は素粒子ではありません。どちらにも内部構造があり、ともにさらに基本的な粒子である「クォーク」から構成されているからです。
 陽子も中性子も、三つのクォークから組み立てられています。これらのクォークには2種類あり、「アップクォーク」と「ダウンクォーク」とよばれています。便宜上、アップクォークは「uクォーク」、ダウンクォークは「dクォーク」と書くことにします。
−中略−陽子は二つの uクォークと一つの dクォークからできており、中性子は一つの uクォークと二つの dクォークからできています。−中略−
 そして、陽子や中性子の内部で、これらクォークどうしを強く結びつけているのが秘められた力≠フ一つである「強い力」です。
(121〜122頁)

武田先生が割った割り箸をゴムでガーッと巻いて「ポテンシャルエネルギー」という。
そのポテンシャルエネルギーがここにある。
これはドキドキする。
目にも見えない小さな世界の中で、信じられないぐらい強い力で結ばれているものがある。
ここのものすごい力、エネルギーが隠れている。
このへんからちょっと勘のいい人はもうお感じかなぁと思う。
原子爆弾の理屈はこれ。
目にも見えないものの小さなものの中に、重力にも勝るもの凄いエネルギーが隠れている。
これがいかに凄いか。

posted by ひと at 08:34| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする