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2019年11月07日

ハートネットTV▽発達障害アバター大集合2 グレーゾーンのひと集まれ!(11月8日修正)

ハートネットTV▽発達障害アバター大集合1 自閉スペクトラム症のひと集まれ!の翌日に放送されたのは「グレーゾーン当事者が抱える生きづらさ」ということで。

ハートネットTV▽発達障害アバター大集合2 グレーゾーンのひと集まれ!
[Eテレ]11月6日(水) 午後8:00〜午後8:30(30分)


これもだいたいの内容が書かれている。
【特集】発達障害アバター大集合(3) グレーゾーン当事者が抱える生きづらさ - 記事 | NHK ハートネット
【特集】発達障害アバター大集合(4) グレーゾーンの人が生きやすくなるには - 記事 | NHK ハートネット

放送された動画が公式にアップされました。
動画(見逃し・聴き逃し)【番組】ハートネットTV ▽発達障害アバター大集合2 グレーゾーンのひと集まれ!


ということでこれも感想とか。

今回もバーチャルの当事者会みたいなのかな?と思ったけどそれとは違うな。
「ねほりんぱほりん」みたいな。

匿名性を守るために本人とは違う顔つきにしています。
だったら犬とか猫とかキュウリとかでよかったのでは?
人間っぽく仕上げた理由って?
絵的な問題?

「ADHDの、とくに不注意、そして衝動性の部分が強いなと感じています。あとは短期記憶が弱いので、人の名前を聞いてもすぐ覚えられなくて、何度か聞き返してしまう。結果的に、それは相手からすると、名前を覚えないということで、『私のことどうでもいいと思っているんでしょう』とか『馬鹿にしているんでしょう』とか誤解をされることはありますね」(オムさん)
グレーゾーンでそれはきついよな。
私みたいに明確に診断が出ていれば「生まれつき脳に障害があって〜」とか言えちゃうのに。

「なんか自然に話せなくて。『一緒にいてもつまらない』って言われて。私は一緒にいないほうがいいのかなと思って。自ら距離を置いて離れていくようにして。『ずっとうまくいかないんじゃないかな』とか『生きていけるのかな』って絶望感に襲われて」(まいこさん)
診断が出れば障害者枠で配慮を求めたりもできるけど、グレーゾーンってことになると職場の雑談に入らないと「わがまま」「自分勝手」みたいに非難されて終わりだからねぇ。

「目に見える形での障害の場合はいろんな人に理解されやすいんでしょうけれど、でもグレーゾーンの場合は、目に見えないことが多すぎるし、あと人に対してもなかなか説明できない、そういうもどかしさもありますね」(利一さん)
診断が出ている人でさえ「見えない障害」だから理解されなくてしんどい上に、グレーゾーンとなると更に理解されなくてどうにもならんってことで。

「甘えと認識されそうで職場では絶対言えないですよね」(観客席の当事者)
障害があるって伝えても「なんでも病気のせいにする」とか言われるぐらいだからな。
ましてや障害認定されてもいない状態だったら「自分が悪いんでしょ」ってバッサリだろうな。

げんぶさんは、周囲との関係を考えて、診断をあえて受けていないと言います。
「診断を受けるのがちょっと怖いというのがありますね。診断を受けて、発達障害ということで、なんか白と黒ではっきりと分かれてしまうのが自分の中でちょっと怖いというのがあるので、曖昧なままでいたほうが気が楽でいられるというか、やっぱり周りからそういうふうに見られるとあんまりいいこともないので、そういうラベリングが怖いというのはありますね」(げんぶさん)

実際に自分が診断を受けても全然すくわれていないからな。
まあ、障害者枠で働きたいみたいな明確な目的がなければ、診断を受けないってのも一つの選択肢だな。

番組後半の内容は(4)

「人一倍、気力や体力や時間を使えばできてしまうことって割とあると思うんですよね。体調がいいときにはできるとか。そうすると、自分も自分に対する期待も高まるし、周りの方の期待も高くなるし。それに応えようとしてやってると、どんどんどんどん、疲れてきちゃうというのは割と経験されている方が多いのかなという気はしますね」(吉川さん)
発達障害でもグレーゾーンでもやっぱり「過剰適応」は発生しがちということか。

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posted by ひと at 09:45| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハートネットTV▽発達障害アバター大集合1 自閉スペクトラム症のひと集まれ!(11月9日修正)

ハートネットTV▽発達障害アバター大集合1 自閉スペクトラム症のひと集まれ!
[Eテレ]11月5日(火) 午後8:00〜午後8:30(30分)


↓番組内容がだいたい書かれている。
【特集】発達障害アバター大集合(1) 自閉スペクトラム症とバーチャル空間 - 記事 | NHK ハートネット
【特集】発達障害アバター大集合(2) 自閉スペクトラム症のひとの困りごと - 記事 | NHK ハートネット

放送された動画が公式にアップされました。
動画(見逃し・聴き逃し)【番組】ハートネットTV ▽発達障害アバター大集合1 自閉スペクトラム症のひと集まれ!
2の方が先にアップされていたんで「なんで?」って思ったけれども。


で、この番組に関して感想とか。

番組はバーチャル映像が主。
それは結構カラフルなのだけど、以前発達障害を扱った番組に殺到した「視覚過敏だからカラフルなのやめろ!」って言っていた人たちはどこへ行ったんだろう?
バーチャル映像の色は視覚過敏でも大丈夫なのかな?
バーチャル映像の時には音が波の音とカモメが鳴くような音のみでシーン・・・って感じの場面も多数。
というのが結構画期的な番組ということで。

キャスターの中野淳さんのアバターの顔が何か微妙。
もうちょっと普通のアバターっぽくならなかったのかな?

今回、番組ではバーチャル空間に普段のハートネットTVの番組セットを作りました。出演者は、VRゴーグルをつけてパソコンの前に座り、バーチャル空間上のセットの中に入ります。こうした形をとった理由は、発達障害の人たちの中には、このようなバーチャル空間だとコミュニケーションがとりやすい人がいると、わかってきたからです。
放送では「バーチャル空間ですと、コミュニケーションがとりやすいということが分かってきたからなんです」とキャスターが言ったので「そうではない人もいるのでは?」と思ったら、紹介ページでも上記のようになっているし、番組内でも字幕はちゃんと
発達障害の人の中には、バーチャル空間だとコミュニケーションがとりやすい人がいる
ということで。
あくまで「そういう人もいますよ」って話。

自閉スペクトラム症の「すず」さん。
「耳から入ってくる言葉だけですと、すぐに内容を理解することも難しいですし、とくに私の場合、聞いた言葉がドライアイスのように聞いた端からどんどん溶けてしまって…。その話を聞いた直後でさえ、一字一句再現することが難しい」(すずさん)
自分が言いたいことを伝えるのにも、整理の時間が必要です。
「言葉の組み立てに苦しみます。その用件を聞いてから、少なくとも、言葉として表せるように説明を作らないといけないので、そのときはものすごくエネルギーを消耗すると思います」(すずさん)

わかるぅ〜。
普通に対面で話していても、相手が何を言ったかだけでなく自分が喋っていても途中から「何だっけ?」ってなる。
自分の考えを言葉として口から出せる状態にするのにも結構時間が喰うというか、自分の考えを意識化して文章化するのってかなりの手間だ。

そんなすずさんが、楽しみにしていることがあります。インターネット上の仮想空間、セカンドライフです。
「セカンドライフ」と聞いて↓のようなのだろうと思ったので「私はやりたいとも思わないし、なじめそうにないなぁ」なんて思ったのだ。
ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第1夜 脳内への旅
でも、今回の番組に登場する人たちのセカンドライフの使い方は、以前紹介されていた海外の事例とはかなり違う感じ。
「映像を伴ったチャット」みたいな。
アバターたちはじっと座ってひたすらチャットをするだけ。
海外の事例のように壮大な精神世界を展開!的な感じではなく。
もしかしたらこの人たちもチャットをやる以外にそういう世界を作ったりもしているのかもしれないけど。

「口で話すときほどタイミングを気にしなくて済むような気がします。あんまりタイミングがずれるとワケわかんなくなりますけど、1行2行出遅れるぐらいでしたら、大目に見てもらえることがほとんどのようです。やっぱり、耳で聞く情報よりも、目で見る情報の方が、自分にとっては処理しやすいのかな、という気はします。普段より断然楽です」(すずさん)
わかるぅ〜。
ちょっと返答が遅れると「反抗的な態度」みたいに見做すバカがいるからな。
直接人と話す時は常に焦った状態で必死に話さなきゃいけないから、すごく疲れる。

「コミュニケーションとか予想外のことに対する対処が苦手なのが本来の自分なんですけど。そこを無理して頑張って合わせて、過剰にその環境に適応してしまって、表面上は適応しているように見えるんですけど、中身はストレスが溜まっているというような状況です」(こーさん)
私も陥りまくっていた「過剰適応」ってヤツですねぇ。
他人からは「できるくせに」「やれるんだからいいじゃん」みたいに言われて非常に困る。
本人は、やればやるほどボロボロになっていくのだけど。

こーさんは、発達障害の人たちの居場所を作りたいと、カフェで当事者が集うイベントをひらくなど、工夫してきました。しかし、こーさんの元には、「当事者が集まる場所に行きたくても、人づき合いが苦手で行けない」という声が数多く寄せられています。
「行きたいけど物理的に遠くて」みたいなことなのかな?と思ったら違ったんでちょっと驚いた。

で、番組後半の内容は(2)の方。
バーチャル空間の「オンライン当事者会」。
当然全員文字だけでやりとりをするのだけど、発達障害者でも文字を読むのが苦手なタイプの人もいるので、音声がないとつらい人もいるワケで。
そういう人はどうしたら?ってのは今回は一切なく。
今回の主催者は「こーさん」だったのだが、うまく司会というか仕切りというかをされていたのでスムーズだったかと思う。
リアルな当事者会でも同じだろうけど、このあたりの仕切りが上手いか下手かっていうのも重要かなと。
それがなければ普段のセカンドライフと変わらないからな。

こういうのは「実際に出かけるのは難しい(ひきこもりで部屋から出られない・体調が悪い)」とか「直接会って人と話すのは不安」「見ず知らずの人ばかりのところに行くのはハードルが高すぎる」なんていう人の入り口としては非常に有効なツールかと思う。
パソコンとネットさえあれば参加可能だろうから。
で、自分が参加したいかっていうと「絶対参加したくない」とか「嫌だ」みたいなことではないけど、興味はわかない。
どうも私は「バーチャル」とか「アバター」的なものになじめないようだ。

セカンドライフ、はじめてみました



posted by ひと at 09:03| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする