カテゴリ

2023年06月30日

ヤマザキビスケット チップスターL 瀬戸内レモン味

DSCN9486.JPG

スナック菓子 | 製品一覧カタログ | ヤマザキビスケット
レモンの爽やかな風味と酸味が初夏にぴったりな“瀬戸内レモン味”の季節限定チップスター。瀬戸内産レモンの果汁パウダーを使用しており、レモンの風味とキュッとすっぱい爽やかな酸味を特徴に、素材本来の美味しさを表現しました。

多分4月10日発売。
オーケーで192円(税別)で購入。
100g当たりエネルギー530kcal。

新発売かと思って買ったけれども4月発売か。

DSCN9489.JPG

思った以上にしっかりレモン味。
ちゃんと酸味がある。
まあ、それだけな感じではあるけれども。
夏場には向く味かと思う。

ヤマザキビスケット(YBC) チップスターL 瀬戸内レモン味 105g×6入



posted by ひと at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤマザキ 生フランスパン ホイップクリーム&練乳クリーム

DSCN9482.JPG

6月28日先行発売。
オーケーで109円(税別)で購入。
内容量1個。
1個当たり熱量297kcal。

山崎のサイトの方に情報が見当たらないし、先行発売とのことなので普通の発売日は7月1日かな。
いつものように赤くて丸い新発売っていうのはシールが貼ってある。

DSCN9485.JPG

潰れないように気を付けていたけれども、持って帰ってくるまでに潰れたらしく汚い感じに。
「生フランスパン」って何?と思ったら袋の表面に
生クリームを練り込んだソフトフランスパンに
生クリーム入りのホイップクリームと
練乳クリームをサンドしました。

と書いてあるので「生フランスパン」というのはソフトフランスパンに生クリームを練り込んだヤツのことなのかな。
生地は普通の菓子パンの生地とは味が違うなってのはわかる。
何の味かって言われるとフランスパンに似ている感じはするし、ソフトフランスパンよりも柔らかいんじゃないかと思う。
ということでとても柔らかい。
クリームは結構豊富に入っている。
クリームは甘いけれども、生地の味とも合っていてとても美味しいと思う。

フランスパン生地取り板(目盛入)50cm KG-1090-50



posted by ひと at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の夜のNewsLinkで宗教2世関連の報道があったようです

いろいろ事前に検索をかけたりもしているのだけれども、一切引っ掛からなかったので全部を見ることはできなかった。
で、見逃しみたいなのもあるっぽかったので動画があるかな?と思ったけれども現時点ではそれもなく。



tvk(テレビ神奈川)で21:30からの「NewsLink」の中で「特集・宗教2世の孤立と苦悩」というのが放送された模様。
この中で紹介されていたのは
宗教2世支援センター 陽だまり
「相談施設」の設立へ
クラウドファンディング実施中 来月30日まで


一般社団法人 陽だまり | 宗教2世の抱える悩みを 安心して相談できる場所。
↑だな。
まあ、こういうものも必要なんだろうと思うけれども、輸血も虐待も「信者が勝手にやったことです」で済ませている宗教団体はとっとと解散命令を出していただいた方がよろしかろうと思うのだけれども。

ニューズウィーク日本版 12/20号 特集 宗教2世[雑誌]



posted by ひと at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | エホバの証人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月29日

【虫写真】繭の底が抜けた

ここのところ湿度が高かった。
そうなるとどういうことが起きるかというと、湿気で繭の底が抜けてしまうことがある。

IMG_3867.JPG

このように底がスポーン!と。
で、中にいたヤツは下に落ちる。

IMG_3870.JPG

こんな状態。
無事にサナギになれるといいけど。

サナギ



posted by ひと at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

森永製菓 小枝<フロマージュクリュ>

DSCN9470.JPG

小枝<フロマージュクリュ> | チョコレート | 菓子 | 森永製菓株式会社
具材とチョコレートのコンビネーションが楽しめる枝の形のチョコレートです。安食 雄二シェフ監修のもと開発した、100周年のマリーと小枝の特別なコラボです。
安食シェフの定番ケーキ「フロマージュクリュ」をイメージしました。コクのあるホワイトチョコに、ブレンドチーズ、レモンパウダー、マリーを練り込んだ、リッチな味わいの小枝です。


6月13日から全国・全ルートで発売。
クリエイトSDで138円(税別)で購入。
オープン価格。
内容量44本(4本×11袋)。
1袋(標準5.6g)当たりエネルギー30kcal。

「マリー<アールグレイ>」「マリーで仕立てたマシュマロケーキプレミアム」「小枝<フロマージュクリュ>」が発売になったらしいけれども、買ったのはこれだけ。
他のは店頭になかったような気がする。

DSCN9473.JPG

誰?

DSCN9474.JPG

箱の裏に説明。
知らん人だな。

DSCN9476.JPG

DSCN9478.JPG

ホワイトチョコの小枝だなっていう感じだけれども、チーズの風味があるのでチーズケーキっぽい味になっている。
美味しいと思う。

安食雄二のオリジナルスイーツ -AJIKI SWEETS WONDERLAND-



posted by ひと at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月28日

トマトの収穫

水栽培のトマトがかなり赤くなったのでもう喰ってもよろしかろうと思ったので収穫。

DSCN9463.JPG

DSCN9465.JPG

DSCN9467.JPG

味は売っているヤツと変わらない感じ。

サカタのタネ 実咲野菜0171 鉢植えミニトマト レジナ 00920171



posted by ひと at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

湖池屋 PURE POTATO じゃがいも心地 禁断の生ハム

DSCN9469.JPG

PURE POTATO じゃがいも心地|商品情報|株式会社湖池屋
生ハムが熟成して放つような独特の薫りを、ポテトに軽やかにまとわせました。オリーブオイルのまろやかさと塩味のキレで粋な仕上がりに。

6月12日から全国・全チャネルで発売。
クリエイトSDで88円(税別)で購入。
オープン価格。
内容量52g。
1袋当たりエネルギー282kcal。

DSCN9481.JPG

このシリーズは全部こんな感じなんだろうけれども、厚みがあって普通のヤツみたいに波打っていない感じ。
生ハムと書いてあるが、別段生ハムが入っているワケではなく、生ハムの味わいをポークエキスで再現しているとのこと。
だから、生ハムの味がするっていうより、何か肉みたいな味が付いているなぁという。
後はオリーブオイルが入っているらしい。
変にしょっぱすぎたりということがなくて、美味しいポテトチップスだと思う。

湖池屋 じゃがいも心地 禁断の生ハム 52g✕12袋



posted by ひと at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【虫写真】サナギが大量死

毎回、繭から出したサナギは何割かはお亡くなりになるのだけれども、今回はお亡くなりになるのが凄く多い。
繭を作る前から触った感じがちょっと弱ってんなっていうのが多かったので、頑張って繭を作って何とかサナギになってもその後力尽きてしまったということかな。
一回多くないか?っていう脱皮をした直後のヤツも死にがち。
突然変異のヤツはどうしても死にがちなんだろうな。

IMG_3863.JPG

まだ桑の葉を食べているのはこれだけになった。

ティーエスティーアドバンス カイコ 特大 7726



posted by ひと at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月26日

サロンドプロ ヘアマニキュア・スピーディ(白髪用)5A<アッシュブラウン>

ヘアマニキュアをいろいろ使ってみているので感想を。
結果的によかったかどうかってのは時間が経たないとわからんのだけれども、かといって時間が経ってしまうと染めた時にどんな感じだったかは忘却の彼方。

サロンドプロ ヘアマニキュア・スピーディ(白髪用)5A<アッシュブラウン> × 5個セット



前に使ったサロン ド プロ EXメンズヘアマニキュア (白髪用) 7ナチュラルブラックとは色も異なるので単純に比較もでけんけれども、これはこんな感じだったよっていうぐらいの話で。

使い方なんかは同じ。
普通の白髪染めよりは液だれしづらい感じで使いやすい。
そして、皮膚に付着するとすげぇ長いこと取れない。
このあたりまでは共通。
異なる点といたしましては、何週間も経ってからの色。
前のは色が抜けて単なる白髪に戻るだけだったが、これは白髪に色が付く。
黄色くなるっていう評判だったけれども、黄色っていうか薄い茶色みたいな色になった。
それがいつまで経っても取れない。
前のと比べると染めてすぐのボリューム感は乏しい。
思ったよりも色は明るいかな。
色落ちしてきた白髪が明るい茶色みたいな色になっているから、なおさらそう感じるのかも知れないけれども。
落ちてきた時に茶色い色が残るのが嫌な人にはオススメしない。
ボリューム感が欲しいっていう人にもオススメしないな。


posted by ひと at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【虫写真】しそにわけわからん虫

ここのところ苗で買ったしその葉が何かに食い荒らされてボロボロになっていっていた。
ルッコラにアブラムシが付いたりもしていたし、虫が付いていないかは頻繁に見ていたのだけれども、見当たらないから時々見かけるカメムシみたいなヤツが飛んできて食い荒らして飛んでいっちゃってんのかな?なんて思っていたのだ。
で、本日、ようやく犯人を発見した。

IMG_3861.JPG

かなり小さい芋虫的な。
緑色だしねぇ、気づかなかったよねぇ。
今日だけで20匹ぐらいは殺したかな。
多分まだいるよな。
小さいとはいえ、こんなのが何十匹もいたら、そりゃあ葉っぱがボロボロになっちゃうよねぇ。

DSCN9454.JPG

葉っぱがボロボロな上に、花芽が付いてしまっている。
花芽はとりあえず全部ちぎっておいたけれども、もうダメなのかなぁ?
苗はすごく安くて三本で百何十円かだったんで、少しちぎって食べたりもしていたし別に損した!ってことにはなっていないのだけれども。

家庭菜園の病気と害虫: 見分け方と防ぎ方



posted by ひと at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レタスを全部収穫

3月7日に植えたらしいレタス。
花芽が付いてしまったので、全部収穫ということで。

DSCN9457.JPG

最初のうちは根は白いのだけれども、だんだん汚い色になってくる。

DSCN9460.JPG

水も結構汚くなるんだよね。
根から何か出ているんだろうか。
ごく普通の水道水と粉末の肥料を入れているだけなのだけれども、だんだん水は汚くなってくる。

DSCN9459.JPG

喰えそうな部分を全部かき集めたらこんな感じ。

次のヤツを用意せんとなぁと思うけれども、後から植えたヤツがまだ全然大きくなっていないしなぁ。
もうちょっと待ってからの方がいいかな。
気温が高いから、後から植えたヤツもすぐに花芽が付いちゃったりするのかな。

東洋水産 パリパリ無限レタスのもと1食



posted by ひと at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月25日

【虫写真】一回目の繭切り

まだ幼虫なヤツもいるし、遅いタイミングで繭を始めたヤツはまだサナギになっていない可能性もあるので、早目に繭を作ったヤツから切っていく。

IMG_3848.JPG

新聞紙で作った筒の中に繭を作っていただいたワケです。

IMG_3849.JPG

新聞紙から外すとこんな感じ。
周囲に毛羽が付いているので、このままでは繭を切りづらいので毛羽を全部はずす。

IMG_3851.JPG

こんな感じになる。
これは一番早く繭を作った皆さんなので、極端に黄色い繭が少ない。
今回の飼育環境下では、黄色い繭を作る里山黄金系のヤツの方が育つのがゆっくりだったということ。

IMG_3853.JPG

それより数日遅く繭を作った皆さんはこのように黄色い繭のヤツも多くなるということで。

IMG_3856.JPG

一個ずつ繭を切って中のサナギを取り出す。
一割以上は中で死んだり。
一代交配種ではないので、それなりに死ぬヤツが出るのは仕方がない。

IMG_3858.JPG

たいがい、写真の上の方のヤツのような状態なのだけれども、たまに写真の下の方のヤツみたいにケツの方にサナギになる時に脱いだ皮がくっ付いているヤツがいる。
それを無理やりはがすとお亡くなりに。

脱皮コレクション



posted by ひと at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水栽培のレタスの移動とか全然育たないトマトとか

多分3月7日に植えたヤツが、もう花芽が付きまくりでいい加減に全部葉っぱをむしって使い切ってしまわないとなと思いつつ、先延ばしにしているのだけれども。

DSCN9453.JPG

で、次のヤツは既に用意してあったワケだけれども、若干大きくなってきたのでいつものゴミ箱ではなく、はつか大根を育てるのに使っていたバケツに移動させることに。

DSCN9445.JPG

今まで入れていた浅い容器の中は藻が繁殖しまくり。

DSCN9451.JPG

土に植えたトマトはまったく育たない。
でも枯れもしない。

DSCN9446.JPG

青しそはトマトよりはマシだけれども、これも全然大きくならない。

DSCN9449.JPG

世界金玉考



posted by ひと at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月24日

2023年4月10〜21日◆体はゆく(後編)

これの続きです。

いろんな認識の世界の中で「暗黙知」という知識があって、これは言葉になって表に出てくるワケではないが、不思議と人間は言葉以上にこの「言葉にならない言葉」を知っているという。
その中で「わざ言葉」「わざ言語」というのがあって、技を伝える時だけに役に立つという。
武道修行でいうところのお師匠様からの一言。
噛み締めると深い意味があるという。
禅宗の言葉でカンフーのブルース・リーなんかそう。
彼が使っているのは禅宗のお坊さんの言葉。
ブルース・リーが教えを請いに来た少年に向かって「私を見るな」、虚空を指差して「私の指差すものを見なさい」という。

燃えよドラゴン ディレクターズカット (字幕版)



こういうのが禅宗の言葉。
その禅宗の言葉の中で「弟子の用意ができたので、師匠の私がやってきた」。
弟子は一生懸命悟りに向かって修行している。
師匠はわかる。
「『悟りそうだな』と本人が自覚した時に傍にいるのが師匠だ」という。
これはいい。
何かそういうこと。
スポーツ選手がよく言う「悩んだ時のあの人のあの一言」という。
それは本人は偶然に起こったと思っているかも知れないが、そうではなくて二人が巻き起こした偶然。
わざ言葉。
合気道で武田先生は力むと必ず言われる。
「柳の木になりなさい」
こういう謎の言葉。
「わざ言語」「わざ言葉」というのは。
このわざ言葉こそが人間の体を動かす言葉遣いなのだということ。

柏野さんが習得したかったのは、カーブの投げ方でした。最初は桑田の言葉を参考にボールを回転させようとしていたのですが、どうしてもうまく回転がかからない。桑田のイメージが、柏野さんにはうまくはまらなかったのです。
 そんなとき、研究所にやってきたあるプロ野球選手がアドバイスをくれました。それは「ボールを親指と人差し指ではさんで、手首をロックしたまま、指の間からボールを上に抜く感じで投げてください」というもの。
−中略−
 ところが、やってみると、それなりにうまくできた。
(95〜96頁)

 柏野さんの中には、「ひねってるっていうイメージがない」のに、結果的にトップスピン的なものがかかる。(96頁)

桑田の「わざ言葉」はダメで、別の人の「わざ言葉」が彼にはピッタリだった。
だからその「ピッタリの言葉」に遭わないとダメで、さっき言った禅宗のお坊さんとお弟子さんの関係で「弟子の用意ができたから、師匠の私がやってきた」。
「そういう人に出会わない限り、その謎は解けませんよ」と。
大事なことはいつも探していないとダメなんだ。
探索が無ければ獲得はできない。
客観的、或いは科学的な取り組みの言葉や数値等では個人的暗黙知はできない。
暗黙知は科学を認めない。
野球を取り上げてはいるが、「たかが野球」でさえも「されど野球」で。
野球というものは不思議なものをいっぱい含んでいる。
桑田の不思議な言葉なのだが、ピッチャーがボールを投げ込む時、これは完全に自動化されている。
ピッチングフォームというのはレールの上に置いてある列車みたいなもの。
ボタンを押すと走り出すという。
全く考えない。
全部体に任せる。
バッターボックスにいる野球の敵に対して「勝てる」とか「打たれる」とかそういうのが体から脳に連絡が行くと投げた瞬間に打ちやすいボールになったりする。
考えてはいけない。
自分が何か行動する為には、頭を介入させるとダメで、「敵は狙ってる」とか敵のことを考えるとダメになってしまう。
凄く面白いなと思ったのは、敵が立っていないともの凄く投げにくい。
ピッチャーは
そういうものらしい
敵が立っているとのりやすい。
敵がいないともの凄く投げにくい。
バッターボックスに次、打つかもしれないヤツが立っていると、そのことを込みで体を動かそうと思う。
それに妙に「アイツ狙ってるな」とか「今、ボーッとしてるぞ」とか「いたらん詮索はやめなさい」という。
とにかく体に感覚を任せてしまった方が体の使い方は上手くいって、体は心を通り過ぎて勝手にゆく。
無茶苦茶面白い。
世の中にはたくさん面白い方がおられて、面白いことを今、ラボ、実験室でやってらっしゃる方がいる。

脳の研究者である小池英樹さんという方がおられる。
この方は幻肢痛の時にお名前が出た方なのだが「テクノロジーがいかに脳を騙すか、そして納得させるか」これを今、科学でなさっているという。
これがなかなか面白くて新しく広がるバーチャルの世界。
この方が人間の環境の中から能力を引き出すというテクノロジーの開発に夢中で。
「できる」を目指す時、「だます」を利用する。

 小池さんは、影がもつこの中間的な性質を生かして、初心者用のゴルフ練習システムを開発しました。−中略−プレイヤーの頭上には太陽の代わりにプロジェクタが設置され、足元には本物の影の代わりにプロジェクタから出力された影が、すなわち小池さんが「バーチャルシャドウ」と呼ぶ人工的な影が投影されています。
 バーチャルシャドウは、本物の影と同じように、プレイヤーの動きに連動して動きます
−中略−クラブを握って構えれば、地面にのびるバーチャルシャドウも同じように構えを作る。そのままクラブを後ろにテイクバックすれば、バーチャルシャドウも同じように影のクラブをテイクバックする。プレイしている本人にとってそれは「自分の影」に感じられますが、実際にはそれはあくまでプロジェクタから投影される合成された映像です。−中略−カラフルなバーチャルシャドウに重ねるようにして、「お手本」を示すバーチャルシャドウも白線で表示されるのです。「お手本」は、事前に記録しておいたプロのスイングの情報から、そのつどのプレイヤーの姿勢にあったものが呼び出されて提示されたもの。つまり、自分が動くと、それに対応したバーチャルシャドウと、お手本の白線という、二つの「影」がついてくるのです。(150〜151頁)

これはできることを目指す体に脳を騙すという。
これは何にでも応用が利くから凄い。
卓球。
あれほどのスピードで飛び交うボールを、何で卓球選手は打ち返せるのか?
謎。
あれは打つ人のシルエット。
シルエットでボールがどこに来るかを見抜く。
相手のシルエットがある。
そこに白線を描く。
そのふちどりした影の形でどこにくるかわかる。
敵の姿の形でどんなボールが来るかを予測できるようになるのが強い選手。
ボールなんか見ていては卓球はできない。
最近日本は強くなってきた。
この機械を使っているのではないか?
これは最初のけん玉と同じ。

練習者はVRのヘッドセットを装着します。その状態で相手役の上級者がボールを打つ動作をすると、練習者が見ているバーチャル空間の中で、向こうからボールが飛んでくるように見えます。(141頁)

小池さんの「スピンポン」も、プロローグでふれた「けん玉できた!VR」と同じように、球の動きをスローモーションにすることができるのです。(143頁)

 このスローモーション環境で練習を繰り返したのち、現実空間のスピードに戻ると、確かに、できなかったことができるようになっています。(144頁)

これを、体に障害を持つ人のリハビリの訓練なんかに。
影が先に歩くので、自分の足元の影を追いかけていくうちに両足が無いとか片足しか無いという方が義足を付けて同じスピードで歩けるようになるという。
それが平行棒に行ってずっとわたっているよりも、遥かに有効になる。
この前、何を思ったかというと頭で考えることが人間の行動の邪魔になっているということ。
これが面白い。

これはよくわからないのだが、工学と医学の間で人間の体を扱う牛場潤一さんという方が研究なさっているのだが

牛場さんはある実験をしました。目の前のターゲットを人差し指で指差す。このシンプルなタスクを行なうように被験者には言い、そこにちょっとした「いたずら」をしかけたのです。
 まず被験者にはヘッドマウントディスプレイ(HMD)をつけてもらいます。つけると、何もつけずに見たときとほぼ同じ視界が広がっています。手をのばせば自分の手が見えるし、ターゲットもさっきと同じところにあるように見える。
−中略−牛場さんがしかけた「いたずら」とは、本来より1度右側の世界を被験者に見せること。被験者からすると、まっすぐ手をだしたつもりでも、左に1度ずれたところから手が出てきたように見えることになります−中略−。この状態で、被験者はターゲットを指差すように命じられます。−中略−一回に1度ずつのずらしを、たとえば四〇回繰り返したとしましょう。当然、最初と最後では40度視野がずれていることになります。自分の体に対して40度右にあるものが、HMDの中では自分の正面に見えることになる。−中略−四〇回に分けてずらしていくと、人はそのズレを意識することがありません。そしていつのまにか、現実空間とは40度左にずれた位置に見えるバーチャル空間のターゲットを見ながら、現実空間のターゲットに向けて指を出す、というはたから見ると奇妙な動きを、当たり前のようにやってしまうのです。(163〜165頁)

その環境で自分の思ったとおりの体の動かし方ができるように、自分の頭の中のプログラムを更新、メンテナンスしていくんです。そういう機構が本人の意識していないところで絶えず動いています。(166頁)

学習は環境依存的だ、ということを意味します。(169頁)

わかりにくいが大事なことを含んでいるような気がする。
ストーン!とわかるところと、わかりにくいところが伊藤亜紗さんの本には、はっきりいってある。
このあたり、伊藤さんごめんなさい。
わかりにくい。
武田先生の読解力がないのかも知れない。

こんな実験があった。
これはわかりやすかった。

D・R・ゴッデンとA・D・バドリーによるもので、実験の内容は、大学のダイビング部の学生一八人に対する暗記のテストでした。ポイントは、暗記テストを約六メートルの海の中と陸上の両方で行ったこと。海の中で覚えた言葉のリストを、そのまま海の中でテストした場合と陸上にあがってからテストした場合、あるいはその逆で、陸上で置覚えた言葉のリストを、そのまま陸上でテストした場合と海の中に潜ってテストした場合のスコアを比較したのです。−中略−海中で覚えた単語は海中のほうが、陸上で覚えた単語は陸上のほうが、スコアがよかったのです(170頁)

つまり、環境が変わると、覚えた単語をうまく思い出せなくなってしまうのです。(170頁)

「これを覚えるんだ」そういう脳の使い方をすると能力が落ちる。
これは俳優をやってテレビドラマなんかを仕事にしていると本当に思う。
まず台本を覚える。
覚える為に覚えるのではなくて、台本の中の芯を一本探す。
「話がこんなふうになってってこういう言葉で」という。
それで覚えるのだが、一回、町内一周でもいいから散歩に行かないとダメ。
或いは時間を置かないと。
一回消す。
書いて消して書いて消して。
書きっぱなしにしていると黒板の字を読むような、ものの言い方になる。
一回消す。
消してその言葉を探すところから始まる。
それが俳優さんの表情になる。
「あの後、田崎さんどうしたんですか?」「え?俺・・・?俺はね・・・」とこの間がお芝居になる。
ほんの僅か時間をかける。
探すという間がないとセリフはリアリティーを含まない。
「覚えてきました」という顔をしたらダメ。
そういう方がいるので教えてあげたいと思う水谷譲。
一番いいのは「用意」の声がかかった時に全部消すという。
これがそういう実験。
実験でいうと大げさになってしまうが、陸で覚えたことを水で試す、水で覚えたことを陸で試す。
そうすると成績が、同じ本人でも大きく違う。
記憶というのは学習にしろ運動にしろ、上手くゆくと脳でフラッシュがたかれる。

脳の内部の深いところに基底核っていう部分があるんですけど、そこが報酬を感じるとドーパミンを出すんです。−中略−運動がうまくいくと運動を支配している領域に、さっきの運動の仕方を固定させるような、そういう脳内麻薬みたいな薬理的な作用が起きるんですね。だからうまくいくとフラッシュがたかれてちょっと現像されるみたいなことが起こる。またうまくいくとまたフラッシュがたかれてちょっと現像される。そうやって多重露光されていく感じなので、どんどんどんどん像が濃くなっていく。(176頁)

変な言い方だが、長ゼリフは癖になる。
それはやっぱり覚えにくいセリフを克服したという、その快感は凄い。
武田先生は向田邦子原作で「せい子宙太郎」という水曜劇場の家庭劇・ホームドラマをやっている時、目の前で見たのだが森光子という人が半ページ(分の長さの)セリフを一人でモノローグで語る。

せい子宙太郎 向田邦子シナリオ集 (TVガイド文庫)



人間の幸せについて。
感動したことがあった。
20行ぐらいあるセリフを上手にお芝居なさる森光子さんを見て、「凄い人だ」と思った。
加藤治子さんと森光子さんの芝居で森光子さんが家族の幸せについて語る。
それを森光子さんが「凍った池の金魚のように」とおっしゃった。
小さい池があって、冬の朝、金魚が小さな池の底に群れている。
「奥さん、アタシねぇ、その時にその金魚見ながら思ったんですよ。まるで火鉢の火みたいだって。家族って寒い時、身を寄せ合う。だから温かいんじゃあないですかねぇ」という。
その時に「凄いなぁ」と思ったが、その後の人生でその三倍ぐらいのヤツを言えと言われるとは思いもしなかった。
その時のセリフも覚えている。

記憶。
学習にしろ運動にしろ。
上手くいくと脳でフラッシュがたかれる。
フラッシュの度に基底核からドーパミンという快楽物質が放出されて、そのフラッシュで照らされた部分が濃くなっていくことによって記憶が深まるという報酬系の。
だから何度も何度も取り出して思い出していかないと、だんだん薄れて消えてゆくという。
それが記憶。
これとは逆の記憶というのもある。
今、お話したドーパミンを出すヤツが「報酬系」だったらば「罰系」というのがある。

罰系に関しては小脳が運動に関与します。(179頁)

罰系っていうのはうまくいかなかったときに、痛みとかお金、罰金とかですごくがっかりさせるっていう感じです。脳のメカニズムとしては、小脳とかで、誤差、「エラーなんだ」ということを処理してその運動を抑制したり計画をチューニングし直すみたいな作用があって、運動をストップする方向に小脳が作用する感じなんですよね。(179頁)

それから不愉快を相手に与える。
そういうことをすると脳に「不快」という信号がバーッと。

となりで細かく口出ししてくるトレーナー、といったところでしょうか。(179頁)

不快なのだが、この罰系で学習すると記憶は長く深く定着するそうだ。
人間は上手くいかない。
だから「ニコニコ笑ってやりましょう」とかというスポーツの捉え方もいいのだが、罰がないと記憶が消えてしまう。
そういうコーチの方が多い気がする水谷譲。
出た番組の話題が「スポーツを楽しくやろう運動」というのがあちこちで興っていて、「小学生の全国大会は辞めよう」「日本一なんか競わせるもんじゃない、子供に」という。
格闘技の凄く強い那須川天心君がいて、天心君が軽く「いや、やらなきゃダメですよ」。
「今、コーチもガーン!と殴ったり暴力はダメだよね」と言ったら天心君は「いや、殴らないと覚えませんよ」とかと。
その時にスタジオでいる全員、何も言えなくなった。
やはり本物から言われると返す言葉がない。
この罰系の記憶が深く定着する典型的な見本が自転車。
自転車は一回乗れたらもう忘れない。
あれは転んだから。
何度も転んだという記憶が体を動かす。
こういう「脳」とか「体」とかというものの違い方が・・・

今、また別の本を読んでいる。
ちょっとこれは上手くいくといいが、70歳も半ばを過ぎた体を生きる知恵(「老いの整理学」)と、若い方達がこれから生きる知恵(「20代で得た知見」)。
その本を二冊持ってきて両方並べてみようと思って。
その中で一個だけ今日紹介するが、20歳の若者に贈るある作家さんの言葉の中に「知らないことを学ぼうとする時に感情は使うな」と書いてある。
知らないことを勉強している時に「何でできないんだ、オマエは」とかとカチーンとくる。
「その時にカチンとくるようではダメだ」と書いてある。
その時の感情は必要ないという。
今、ちょっと奥さんから家事を仕込まれているが上手くいかない武田先生。
それでカチンとくることがある。
それではいけない。
75歳前後の皆さん。
これから80、90と生きていこうと思っている皆さん。
それではいけない。
感情を使ってはいけない。
本当に申し訳ないが、よその家の青年から叱られたら平気で「ハイ」と言えるのに、自分ちの子から言われるともの凄く腹が立つのは・・・でもよくない。
武田先生の武道修行の中で実りがあるとすれば、若い人から批判されることで、心が成長した。
やはり若い人みたいに動かない。
時々、手取り足取り押さえられたりすると、面目というのが丸潰れみたいな瞬間がある。
恥をかくというか。
だが、恥をかくというのは感情を使うことが学びで間違っている。
「下手である」というのは恥をかくしかない。

今、体と脳の関係に関してテクノロジー、機械が発明されていて、どんどん進化しているという。
だから早くそうなればいいと思うが、車なんかに応用されて事故を起こさない車はできないか。
この「体はゆく」伊藤亜紗さん文藝春秋刊で「できるを科学する〈テクノロジー×身体〉(本の副題)」の最後の章を飾った、これは面白いなと思った。
(最後の章ではない)
どう面白いと思ったかを皆さんに説明できるかどうか。

実験参加者に与えられる課題は「しっぽをふる」。−中略−
 実験は、協力型ゲームのような形式で行われます。一〇人程度のプレイヤー(実験参加者)がひとつの部屋に集まり、全員が頭にBMIをかぶった状態で、それぞれ自分用のタッチパネルディスプレイを前にして座っています
−中略−。ディスプレイの画面にはカラフルなおさるのしっぽのアニメーションが。実は事前に、頭のてっぺんの領域の特定の周波数の振幅が増えたらしっぽが特定の方向に動く、というようにマッピングされています。(180〜181頁)

当然、すぐにはできるようになりません。−中略−まったく手がかりのないところから、とりあえずいろいろ試すことで、正解にたどり着かなければならない。(183頁)

そうすると10人ぐらいでやっているとしっぽを動かすようになる。
そのしっぽを動かす要領「首をちょっと振ると動く」或いは「足をウンと踏ん張ると動いたよ」といったことを教え合いながらやっていくと全員しっぽが振れるようになる。
一種の超能力でものを動かすみたいな。
これら10人のプレイヤーは体で動かしているワケではない。

脳を決められたやり方で活動させることができたら、その脳波をBMIがキャッチして、ディスプレイの画面内でしっぽが動くようになっているのです。(181頁)

それを集団でやると学習効果は一人の時より何倍も上がる。
何を一体意味しているのか、何を目指しているのかちょっとわかりにくい。
皆が脳のどこかの部分を使っているということ。
10人全員同じような領域に赤い火が灯っている。
これは武道修行の中であった。
片足立ちをする。
あの時に片足立ちをしてゆっくり飛行機の形に前倒しに倒れていく。
あの時に「自分の尻に架空のしっぽがあって、近くの枝に巻き付けてください」。
それでしっぽがあって巻き付いたらそんなにグラつかない。
これを明確にイメージを持つと本当に揺れなくなる。
だからイメージがあるのと無いのとを比べてみてください。
四股を踏む。
結構フラフラする。
それはやり方。
お相撲さんは何をやっているかというと、一番最初に体を倒す。
倒すことによって足を上げてゆくという。
そうしたら安定する。
「体のどこを最初に動かすかどうか」「何をイメージするか」で体はそれを意識しない時より遥かに・・・
スポーツ全般に言えることは、イメージを持っている人が強いということ。
かくのごとくイメージというのが体を操作するならば、何かの障害の方がおられたにしても、VRから全身の動きとかイメージを貰うことによって新しい世界に突入するという。
体はできる。
脳ができないといっても、体はできるかも知れないという可能性をいつも信じましょうという二週間だった。


2023年4月10〜21日◆体はゆく(前編)

(本の中の傍点部はアンダーラインで表記する)
まな板の上は「体はゆく」。
武田先生はこの方(著者の伊藤亜紗さん)のファンになってしまった。
文藝春秋社刊。

体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉



この著者の伊藤さんというのは前にも「(今朝の)三枚おろし」でやった(2020年7月27〜8月7日◆記憶する体2021年9月6〜17日◆手の倫理2022年10月17〜28日◆What am i? 私って何?)が、体にまつわる提言の多い方。
障害を持つ体がどう環境と折り合うかとの論考・考えを一冊の本にまとめた方。
病理について科学的な、ある意味では乾いた人間観をお持ちのようで、どこかクールで体というものを睨んでおられる。

のっけから伊藤さんは不思議な話をなさる。
プロローグ、つかみの章で伊藤さんが、こんな不思議な商品を紹介する。

(株)イマクリエイトが開発した「けん玉できた!VR」という商品があります。その名のとおり、バーチャルリアリティを使ってけん玉のわざをトレーニングする、というものです。−中略−コントローラーを手にもち、ヘッドマウントディスプレイを装着すれば、バーチャル空間内でけん玉をあやつることができます。リアルの空間と違うのは、玉の動く速度が実際よりもかなり遅いこと。スローモーションで動く玉を相手に、けん玉の練習ができるのです。−中略−このシステムを体験した一一二八人のうち、実に九六.四%にあたる一〇八七人が、わざを習得したというのです。必要な時間も、ものの五分程度。バーチャル空間で少し練習しただけで、リアルの空間でも、けん玉ができるようになるのです。(2頁)

これはもちろん遊びなのだが「人間の体とテクノロジーというものが、昨今、別の領域に入ったのではないか?」というのが伊藤さんの考え方。
何回も何回も、できるようになるまで繰り返さなければいけない。
バットの素振りでも何でも。
練習というのはそういうこと。
ところが、テクノロジーが入ることによって脳をすっ飛ばして技術と体が直に結びついてしまう。
これは遊びだが、ここから新しい産業に広がる可能性があるという。
職業訓練とか。

ちょっと脱線する。
遠い昔、この「三枚おろし」でお伝えしたことがあるのだが、「脳の中の幽霊」という、もの凄く奇妙な心理実験を紹介した本があった。

脳のなかの幽霊 (角川文庫)



 幻肢とは、事故や病気が原因で手や足など体の一部を切断したり、麻痺状態になったりした人が、ないはずの手足、あるいは感じないはずの手足を、ありありと感じる、という現象です。寝転ぶと幻肢の腕が床を突き抜けたり、電車で座ったら前に立っている人に幻肢の足が刺さったり−中略−
 問題は、この幻肢が、しばしば「幻肢痛」という強い痛みとして感じられることです。痛みの強さは一定ではなく、たとえば低気圧がやってくるとひどくなる人が多い。
−中略−フィリピン沖で台風が発生すると、大阪にいながらそれが分かる、という人もいます。(5頁)

こんな不思議な話が世の中にあるのだ。
左腕を失くしたある方がおられて、この人が左手の指先の痛みに耐えかねて脳と心理の研究者である米国(V・S・ラマ)チャンドラン博士のところに相談した時に、この方が「脳のなかの幽霊」の中でやったのは、両の掌をテーブルの上に置く。
左手はないワケだから無い。
無いところに鏡を置く。
自分が正面に立っていると、右手が左の鏡に映って見える。
これでしばらく手を開いたりグーにしたりチョキにしたり、そういうことを繰り返していると、左手の指先の痛みが消える。
これは脳をもう一回騙している。
脳は無いのに指先の痛みを脳で感じて体に送る。
ところが、鏡を置いた瞬間、右手が映り込むので脳が一瞬「あるじゃないか」と思う。
そうしたら痛みがフッと消えてゆくという。
この体と脳の関係というのが司令塔とその支店みたいな感じだけではないところに人間の体の不思議があって、伊藤亜紗さんの「体はゆく」はそのことの、つまり体と脳の問題の一冊。

ガンダムのモビルスーツのようなグローブ型の外骨格ですが、−中略−
 まず、五本の指それぞれの「座席」に指をすべり込ませ、マジックバンドで固定します。手の甲の側にはマジックハンドのアームの部分のような伸縮機構が五本ついていて、装着するとごつい鎧を着た貝類のような恰好に。
(36〜37頁)

何をするかというと「ピアノの練習機」。
できないことがテクノロジーによってできるようになるという実験。
とあるラボで、実験室でエクソスケルトンというマシンができたそうで、これが今、音楽メーカーが一生懸命頑張っているピアノ練習用器具だそうだ。
これはロボットの手みたいな。
「ターミネーター」の手が金属の手になる。

ターミネーター(吹替版)



あんなヤツ。
あれを人間の手にかぶせて手を装着する。

伸縮機構にはモーターがついていて、スイッチを入れると……そう、シャーッという音を立てて、指が勝手に動き始めます。−中略−エクソスケルトンは、確かに指を本人の意思と切り離して動かすことのできるシステムです。−中略−特定の演奏者の指の動きをデータグローブによってセンシングしておき、それをリアルタイムでエクソスケルトンをはめた別の人の手に出力することも可能。このシステムを使えば、プロの指の動きを、そっくりそのまま体験することができる、というわけです。(37〜38頁)

 エクソスケルトンは、速さやリズムだけでなく鍵盤を押す深さや押し方のパターンも再生できます。これだけの情報量があれば、そのピアニストならではのタッチを表現することも可能。(38頁)

だから「清塚信也」とボタンを押すと清塚信也が自分の両手を支配する。

Transcription (限定盤)(DVD付)



これで練習をするとピアノを弾いたこともない(人が)もの凄い短時間でピアノ演奏ができるようになる。
武田先生もよくわからない。
そういう機械がもの凄い勢いで今、開発中だという。
例えば水谷譲がエクソスケルトンを付けてやる。
ボタンで「ショパン」。
弾く。
その機械を取っても水谷譲に(弾く技術が)残る。
その時、水谷譲の頭の中には何もない。
指が覚える。
そういうことが、完璧ではないにしても上達が各段に速くなるという。

 古屋晋一さんは、体の動きに注目してピアニストの演奏技術を助ける方法を研究している科学者です。(29頁)

芸術とテクノロジーが結びつきつつある時代になっているという。
これはちょっと信じがたい。
信じがたいのだが、このあたりから「できる」「できない」が全然違う次元に入ってきているのではないか?

全身に点々(トラッカー?)をいっぱい付けて、その人を動かすと、その人の動きが記録できる。
それから(ウサイン・)ボルトの100m走のランニングは歪んでいる。
あの人はセンターからズレて傾いている。
傾いているのを直そうとするから速い。
それから棒人形がいて、その棒人形にイチローを教えるとイチローと同じ体使いをするという。
そうするとスポーツ選手の記録がいわゆる映像ではなくて、内側の体の動かし方が全部わかるという記録の残し方ができる。
たまにゲームセンターで拳銃を撃つようなゲームをやる水谷譲。
撃った後、手ごたえがある。
「あ、こんな感じなのかな」みたいな。
あれを使うと練習場もぐっと小さくなるし。

ここからもの凄く不思議な話をする。
今、言ったテクノロジー
そのテクノロジーによってどう開発していくかの一つにスポーツが繋がる。
これは柏野牧夫さん。

専門は心理物理学・認知神経科学。(64頁)

武田先生もドキッとしたのはここ。
ゴルフ。
「普遍的なよい打ち方」というのをレッスン書は説く。
だが、世界的に正しい打ち方があるワケではない。
ダフろうがトップしようがチーピンが出ようが、押し出し、スライス、フック・・・ミスにいっぱい名前が付いているが、その先にグリーンと旗があれば全部ナイスショットになる。
つまり、体にとって目標に向かう打ち方をすれば正しい打ち方なのであって、その体はどのように正しさを目指すか。
ちょっとややこしくなるがここからスポーツを分け入ると、様々な分野で活躍できるテクノロジーに結びついた体の動かし方が出てくる。

認知科学とかスポーツ科学なんかは研究が進んでいて、柏野さんという科学者の方は研究室をどこかのスポーツ施設の地下にお持ちのようで。
(本によるとスポーツ施設の地下に研究室があるのではなくて、研究施設の地下に野球の室内練習場)
この人は「不便な体を人間はどんなふうにして便利に使っているか」という。
これが研究目標らしい。
凄いところに目を付ける。
二足歩行はロボットで作るのは大変難しくて、今それを乗り切った。
二足歩行ロボットが出てくるようになった。
ところが片足を二足歩行ロボットから失くして、片足で歩くというのを「君、どうする?」と言われると二足歩行ロボットはできない。
(ケンケンは)できない。
人間は直ぐできる。
それは何なんだ?という。
不便な体を便利に使う。
その固有性に満ちたもの。
人間しかできない。
その使い方に全人類を覆う人間共通の何かがあるのではないか?という
そういう研究の目標がある。

耳の不自由な人達が指で話す、手のひらで話す、表情で話す「手話」という。
あれは共通項が凄く多い。
英語の手話も日本語の手話も意外と通じる。
そうすると凄いことに国際言語になりうる。
不自由だと国際的になりうる。
不自由じゃないと「ナニイッテルカワカリマセン」ということになってしまう。

柏野さんがスポーツ選手の体の使い方を研究しようという。

柏野さんが特に力を入れているのが、元プロ野球選手で現在は読売ジャイアンツファーム総監督をつとめる桑田真澄の身体能力の研究です。−中略−マウンドからボールを投げ、その様子をカメラで撮影し、解析する。(68〜69頁)

ホームベースからの距離一八.四四メートル、高さ二五.四センチのマウンドから、わずかボール六個分の幅しかないストライクゾーンをめがけて、ボールを投げ込んでいく。(70頁)

さすがに往年の大選手で、30球、殆どストライク。

一回ごとにかなり違う投げ方をしていたのです。(70頁)

 要するに、桑田の投球は、「フォームは毎回かなり違うのに、結果はほぼ同じ」なのです。(71頁)

「これがプロなんだ」ということ。
興味深い。
ボールを放つリリースポイントが30回で14cm違う。
凄く違う。
それで、桑田真澄選手にそのことを聞いても気づいていない。

桑田が苦笑いしています。「全球一緒の感覚で投げていたんですけどね」。(71頁)

だが、一球一球全部違って、結果はほぼ同じところにボールが置ける。
これは面白い。
物理を心理が操作している。
それも無意識で。
だから彼はプロなんだ。
こんなことが何でできるか?
「当たり前じゃないか、プロなら。毎回ピッチャーズマウンドが違う」と言う。
つまり職場が。
光も違えば風も違う。
甲子園、東京ドーム、PayPayドーム、神宮(明治神宮野球場)。
彼の立つマウンドは日々、土の柔らかさ、光、風が変化する。
その環境の変化に彼は合わせているという。
これがやっぱりプロたるゆえんだ。
WBCなんか見ていてそうだった。
やっぱり球場が変わってマイアミとかへ行くと変な構造のドーム。
無闇にホームランの壁は遠いし、球場のセンターの下か何かに飲み屋がある。
一杯飲み屋がいて、ブロンドの可愛いネエチャンがビールを運んでいるのが少し見える。
確かそんな話を聞いた。
松坂が言っていた。
それがもの凄く昔投げた時に気になったそうだ。
球場の席はそこはそこで置いておいて、一杯呑みに行く。
あまりにも飲み屋。
それで時(野球の試合を)やっているのが嫌になる。
かくのごとく環境は変わるが、体は合わせる。
体は合わせているが、合わせたことを頭に教えない。

 同じことを、柏野さんは「土地勘」という言葉で表現します。(74頁)

桑田真澄がストライクを30球投げる。
マウンドで30球、ことごとくストライクであった。
ところが科学的にその投球フォームを検証してみる。
一球一球、全て違う。
全て違って結果は同じ。
「これがプロなんだ」ということ。

この桑田の特徴を「ゆらぎ」「ノイズ」という言葉で説明します。(72頁)

環境に合わせてストライクゾーンへ投げるのだが、それを筆者は「土地勘」と名付けた。
これを普通の人は何に使っているかというと、引っ越して新しい自宅が出来た。
そこへ帰る時、一年ばかりいろいろ道を変えてゆく。
最短とか春に持ってこいの道とかを見付けてゆく。
これが「土地勘」。
これは頭の記憶ではなくて体の記憶。
だから「春先になると何だかあっちの道通って帰っちゃうのよ」という。
中途に沈丁花が咲いていたりする。
いい香りがするという。
香りの記憶がその人を春先、あの道を選ばせる、とか「商店街で雨、降った時はここ通ると濡れない」とか、いくつもの変化球を帰り道一つにでさえ探るのが人間。
運動スキルにおいて唯一絶対の点と線で結ぶような動き、これで自分を縛ってしまうと

 野球選手を悩ませる「イップス」も、ここに原因があるのではないか、と柏野さんは考えています。(76頁)

唯一絶対の正解という「線」ではなく、土地という「面」で把握しておくこと。(76頁)

カーブの投げ方についてです。−中略−桑田にそのやり方を問うなら、彼はそのポイントを三点、こう答えるでしょう−中略−
 @ボールの向こう側を中指で下向きにこする
 Aボールの手前側を親指で上向きに跳ね上げる
(80頁)

ハイスピードカメラに映っていた桑田の手元は、本人のイメージとはまったく違う動きをしていたのです。
 @まず、確かにボールの向こう側を下向きにこすってはいるのですが、使っているのは中指ではなく人差し指だったのです。
−中略−
 Aそして、親指は
−中略−跳ね上げてはいませんでした。跳ね上げるなら親指は外に出ていくはずですが、むしろ手のひらの中に隠そうとするような動きになっています。(81〜82頁)

 つまり、あらゆる点において、桑田の体は本人がイメージする動きとは違う動きをしていたのです。(82頁)

これらの本人と体の違いは、本人と手で行なっている。
つまり脳の領域の中でも最も脳に支配されている部分がお互いに実は何もわかっていない。
脳と第二の脳と言われる指先が全く結びついていない。
それでもストライクゾーンに投げ込んでいるのは手なのだ。
謎はここ。

 意識はできていないけれど、体はそのようになっている。物理化学者のマイケル・ポランニーは、人間のもつこうした知を「暗黙知」と呼びました。−中略−私たちは言葉にできるより多くのことを知ることができる」。(83頁)

「知る」を二つの種類に分けます。すなわち「対象を知っている−中略−」と「方法を知っている−中略−」です。(84頁)

「自転車を知っている」というのと「自転車に乗っている」という違い。
だから、桑田は指の使い方に関して知っていることを言っているのだが、投げている指とは違う。
人間は脳が全てを支配しているのではない。
本を読みながらつくづく思った。
ゴルフのレッスン書を読んで上手にならないのはこれ。
本当に書いてあることはできない。
「ざっくりを防ぐ三つのテクニック」で何遍ざっくりを繰り返したことか。
「絶対に左に行かない打ち方」何遍左に打っていったことか?
あの時に全部崩れる。
万里の長城の総倒れみたいな感じで。
万里の長城のドミノ倒しみたいな感じ。
体を上手く使う為には何をするかというと、リラックス。
ゴルフでも習う時に「はい!力抜いてね。変なとこ力入れない。リラックスして!ハイ!ラーメン!」みたいに教わる水谷譲。
それを言うなら「チャー・シュー・メン」。
「ラー・メン」では早い。
それでは20ヤードのアプローチはラー・メン。
チャー・シュー・メン。

これはさすが伊藤さん。
今までずっとスポーツの話。
突然障害の話になる。
体の不自由な人の体を借りて、体のことを考えるともの凄く解りやすくなる。
ここからは障害を持った方の体の使い方、それを学びましょう。
例えば視覚障害の人が白杖、白い杖を使って歩く。
初めは探ってらっしゃるから、白い杖の握り方や、跳ね返ってくる音、それの聞き分け方。
これがいくつも彼等に教えられるワケだが

「自分の近く」に注意が向いています。
 ところが、だんだん道具がうまく使えるようになると、そのような「近くへの注意」は消えていきます。
(85〜86頁)

この「近さ/遠さ」の問題を、運動化学の言葉を用いて「インターナルフォーカス」「エクスターナルフォーカス」と呼びます(87頁)

意識が遠い方へ上書きされていくという。
これはどういうことかというと

それは「体を自由にさせることができている」とも言えます。(88頁)

近くを見ようとすると緊張して体を縛ってしまう。
ところが白杖の使い方一つで近くを探れるようになると、体が遠くに向かって歩けるように。
その時に近くから解放されて遠くを見るという自由さを獲得することができるのだ。
視覚に障害のある方がおられて、一緒に合気道をやっている。
合気道場に入る為に、大通りを歩いていると角を一個曲がらなければいけない。
「あそこの角、よくわかりますよね」「どうしてるのかな」と訊いたら「そこ通る瞬間に風が来るじゃないですか?」。
だから何番目の風かチェックをしている。
風の度に臭いが変わる。
商店街の香りから少し行って、ビル街を直進した後、ラーメン屋さんと不動産屋さんの隙間から吹いてくる風は風の臭いが変わる。
それで「そこへ来た」と思って曲がる。
つまり体が自由。

「暗黙知は、身体と事物との衝突から、その衝突の意味を包括=理解することによって、周囲の世界を解釈する」(94頁)

これはよくわからないかも知れないが、我々の中には言葉にできない知識がある。
それは周囲の世界をきちんと解釈していく。
WBC的に言うと、あそこの球場でやったことがあるヤツとやったことのないヤツは何かセンスが違う。
やはりアメリカが有利なのは当たり前で、彼等は気温とか全部慣れているから。
周囲の世界の解釈、それが「言葉にできない知識」「闇の中の知識」。
これはポランニーという学者さんの言葉。

 言語化が必要になる具体的な場面は、技能伝達の場面です。わざをそのまま言語化するのは不可能だということを分かったうえで、人は自分の感覚を、後輩や仲間や生徒に伝えようとします。それは同時に、言葉の力が試される場面でもあります。
 ある人がもつ技能を他の人に伝えるためのこうした言葉は、「わざ言語」と呼ばれます。
(94頁)

これは技を伝える為だけの言葉。
この「わざ言葉」「わざ言語」というのは面白い。
これはよく「長嶋言葉」と言われるヤツ。

 たとえば有名な長嶋茂雄のオノマトペ。「ググッとなったらウンッと溜めてパッ」といった表現を使われるのは、それを聞いた人が「ググッとなる」や「ウンッと溜める」を自分でも口真似して、身体的に理解できるからに他なりません。(229頁)

技能を伝達するための「わざ言語」でしばしば擬態語が使われる(229頁)

この時に日本が使うオノマトペというのが世界の中でも優れているのではないか?
耳の詩人と言われる宮沢賢治はオノマトペの達人。
異様な風が吹いてきたことを彼は「どっどと風が吹きました」とか、そういうオノマトペ。

風の又三郎



物事の様子をそういう言葉で伝える達人。
甘い木の実が川に落ちて流れるその様を宮沢賢治は「クラムボンクラムボン」という。

やまなし



それからボウフラが水中でずっとのたうち回っている。
あれを見ていると面白い。
そのボウフラがクニャクニャ水の中で暴れまくる。
それを「あーら不思議やアラビア文字」という。
(「蠕虫舞手《アンネリダタンツエーリン》」の「アラベスクの飾り文字」を指しているかと思われる)
抜群。
そういうことを理解できる言語の領域を持っているという。
前から水谷譲によく愚痴っていた。
「合気道を教わるのはいいが、何言ってるのか全然わかんない」という。
これが「わざ言葉」。
先生が言う。
「ギューッとダメよ。かーるく」とかと言う。
そこに技の奥義みたいなのが。
「腰でクルッと回る」
こういうのもそう。
それからゴルフで言うところの「パン!と打つ」とか。

「チャー・シュー・メン」はそうした言葉のひとつでしょう。(95頁)

【虫動画】どんどん死亡

もう幼虫の残りも少なくなってきて、毎日数匹が糸を吐く感じになっているので新聞紙の筒の方に移動させるのだけれども、持った感触が「弱ってんな」っていうのが殆どなので、繭を作れずに途中でお亡くなりになるのが殆どな感じ。
それでも何匹かは繭を作っている。

もう桑の葉はとってこなくていいかな?って思っていたら、育ちが遅れているヤツと、何度目なんだかわからん脱皮をしたヤツはまだまだ食べる気らしくエサが足りなくなったので今朝も早く起きてとりに行ってきた。
これで最後になってくれるといいのだけれども。
まだ桑の葉が生えている場所は確保してあるから、まだ食べるとしても桑の葉が足りないってことはないけれども。



早い時間じゃないと余計な音が入るからと思って、早い時間に撮影したが、それでも車の音とかいろいろ入ってしまった。
一応雑音があんまり入っていなさそうな部分だけ取り出してみたんだけれども、思ったよりも葉を噛む音が小さいな。
コイツは脱皮の回数が多いんじゃないかと思われるヤツなので、既に何齢なんだかわけわからんが一応終齢ということで。



コイツも何齢だかわけわからん脱皮の回数が多い感じのヤツ。
右側にピョコピョコ見えているのは他のヤツの足。

フォームレディ Kaico 日本製 ホーロー 琺瑯 IH対応 ケトル 1.45L Φ155×H195×L220mm ホワイト K-008



posted by ひと at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | カイコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月23日

トマトにだいぶ色が付いてきた

DSCN9443.JPG

DSCN9441.JPG

今はこんな感じ。
食べられるようになるまでどのぐらいかかるのかな?

豊橋産 フルーツミニトマト あまえぎみクレア(赤)1kg



posted by ひと at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月21日

エホバの大会「子どもの参加強制ないよう」 2世ら自治体に要望書

エホバの大会「子どもの参加強制ないよう」 2世ら自治体に要望書:朝日新聞デジタル

知らない人は知らないだろうけれども、エホバの証人にとって大きい行事としてイエス・キリストの命日的な「記念式」と、毎年夏に開催される「大会」があるワケですね。
まあ、誕生日もクリスマスも正月もハロウィンも何も楽しめない二世の皆さんにとっては娯楽的な意味合いもあったりなかったりだけれども。
で、エホバの証人などの宗教2世の当事者らでつくる「宗教2世問題ネットワーク」が、子供が参加したくないっていうのに大会に強制的に行かせたりってことはするなと。
でもさぁ、当然親が信者なワケじゃん。
で、子供が本当は嫌でも「嫌だ」「行きたくない」って言えるかねぇ?
嫌がったからってムチでしばきまくったら、今ならいろんなところが動いてくれるだろうけれども。
っていうかそもそも、子供達に「大会に行くか行かないかは自分の意思で決めていいんですよ」っていう情報が届くんだろうか?
集会とかでそんなことは言わないだろうし、どうせいつものように何だか回りくどい表現で「自発的に行きたいと思っていますよね!」みたいな誘導をされて「嫌だ」って言いづらい状況にしかねないよな。

エホバの証人の闇: カルト二世 宗教二世



posted by ひと at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | エホバの証人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水栽培のトマトの色が変わってきた

どんどんデカくはなったけれども、ずっと青いままだったトマトの色が最近変わってきた。

DSCN9439.JPG

黄色い。
これから赤くなるんだろうな。
水栽培のトマトはまだ一個も食べることができていないので、楽しみにしているのだけれども。

ルッコラはアブラムシに大人気で、いつ見ても大量にアブラムシが付いている。
レタスと一緒に置いていた時はレタスにもアブラムシが付いていたけれども、ルッコラと分離してからはレタスには全然アブラムシがいない。

サカタのタネ 実咲野菜0171 鉢植えミニトマト レジナ 00920171



posted by ひと at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Afternoon Tea コーヒーナッツブレッド

コーヒーシナモンロールと一緒に買ったヤツね。

DSCN9429.JPG

6/1〜8/30
コーヒーナッツブレッド
1個 ¥389
ディモンシュのコーヒー豆を使用したオリジナル生地に、アーモンドクリームとビターチョコを巻き込み、アーモンドを散らし焼き上げました。


DSCN9430.JPG

多少大きい感じはするが、約400円だからな。
生地自体にもチョコなんかが入り込んでいるが、上の部分にいろいろ載っている。
アーモンドをスライスしたみたいなヤツとくるみかな。
甘いのは何だろうな。
砂糖の何か?
食べているととても手が汚れるが、手が汚れるものなのか、手が汚れない食べ方があるのか?
一人で一度に食べるっていう種類のものではないんじゃないかと思ったけれども、一度に食べたけれども。
甘くて美味しいと思う。

BASE BREAD ベースブレッド チョコレート 完全食 完全栄養食 食物繊維 16袋セット



posted by ひと at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする