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2014年02月19日

アスペルガーですが、妻で母で社長です。

アスペルガーですが、 妻で母で社長です。



何か参考になるだろうか?と思ったので、読みたいとは思っていたが、図書館には置いていないし、結構いいお値段だし・・・ってことで、ようやく読んだので感想を。

著者のアズ直子さんは、タイトル通り「アスペルガー」で「妻」で「母」で「社長」ってことで。
自分で発見したルールを紹介してくれるらしいので、何か自分にも使えそうなものもあるだろうか?と思ったのだ。
結論から申しますと・・・全くなかった。
アズ直子さんは「ADD(注意欠陥障害)の傾向の強いアスペルガー症候群」ということなので、私のようにADDがないタイプとは大幅に違うかなという感じ。

「マインドマップ」というものが紹介されているのだが、これも私には合わないかな?
考えが次々に展開していく感じに発想できそうにない。
マインドマップ
本の中で「マインドマップ公式サイト」のURLも紹介されているのだが(http://www.mindmap.or.jp/)ないのだが?
なんでだろう?
そんなに古い本じゃないのにな。

第3章から始まる「宇宙人(アスペルガー)でも生きやすくなる30のルール」。

1 朝8時に“スタバ”に行く

どうやらアズさんは毎朝スターバックスに行っているらしい。
うむ・・・金持ちだな。
社長なんかやってる人は、やっぱり違うな。
歩いて行ける距離にスターバックスがある人ってのも限られるよな。
私もそうだが、発達障害者で、毎朝スターバックスに行けるほどの収入がある人って、滅多にいないと思う。

6 人の顔の見方
相手が何か話をしているときにはその人の顔を見る。
相手の目をじろじろ見ない。目ではなく眉間あたりに視点を置くとよい。

この人はこのやり方でうまくいっているのか。
私は相手の顔を数秒見たら、次の数秒は少し視線を下げて、また視線を上げて・・・ってのを繰り返している。
相手の表情から読み取れないから、顔を見ているというか「あ〜コンタクト入れてる」とか「生え際が白いから、白髪染めで染めているんだな」って思いながら見ている。
相手の眉間あたりを見ると、近くにいる相手だと寄り目になっちゃうと思うんだけどな。
変じゃないのかな?

24 「人にわかりやすい特技」を持とう
孤独を愛し、自分の世界に浸り込むタイプのアスペルガーもいますが、それでも、誰にだって人に愛されたい、好かれたい、友達が欲しい気持ちはあるのではないでしょうか。

まず「孤独」は愛していない。
一人でいたいってのとは違うな。
もちろん人と接したくないけど、説明できないけど、そういうことじゃない感じがする。
「人に愛されたい」ってのは完全に否定もしないけど、それほど重視しない。
「友達が欲しい」も同様。
愛されないより愛された方がいい、友達がいないよりいた方がいい、って思うけど。
で「好かれたい」ってことは全くありませんので!

27 「過集中」で人にはできないことをやり遂げる
アズさんはこの「過集中」によって、いろいろなことを身に着けておられるようだ。
で、私はもともとは過集中をしまくっていたらしいけど「悪いこと」という認識を持ったのでやらんようにしていたらでけんようになったんで、今はやろうと思ってもできない。
他の発達障害者が「過集中」って状態になってんのを職業訓練の時に隣の席でじっくり見学する機会があった。
その時、あるパソコンソフトで図を描くっていうのを過集中になりまくる子に振り分けたんだよね。
で、過集中になりまくって長い時間をかけて仕上げました!
仕上がったものを見ましたら!
なんじゃこりゃ?
私ならもっと短い時間で、もっとマシなものを作れるよな・・・っていう、かなり無残な出来でした。
それまで私は「過集中=高いクオリティのものを生み出す」って思いこんでいたので、思ってもみなかった結果にびっくりだった。
向き不向きとか、そもそもの能力とかに個人差がありすぎるほどあるから、同じように「過集中」をしたからといって、いい成果が出るとは限らないんじゃないのかなぁ・・・ってことで。

156頁
「アズ直子です。アスペルガーという“うそがつけない病気”です。

私はアスペルガーだが、むしろ嘘ばっかりついているがな。
嘘をついているっていう表現はちょっと大げさかも知れないけど、自分の正直な気持ちで受け答えをしたら、すぐに相手が気分を悪くしてしまったり、人間関係がおかしなことになるので、たいてい「心にもないこと」を言っているので。
それと「病気」か?
発達障害を「病気」って表現するのはすごく不快っていうか、事実と異なるのでおかしいんじゃないか?っていつも感じるのだ。
表現をされることはよくあるんだけど。

アズさんは、やたらとフェイスブック押しです。
フェイスブック以外のネット上のコミュニケーションツールみたいなものも、すごく推奨してくる。
私は仕方なく(情報を取るために)Twitterを使っているけど、フェイスブックは使っていないし、今後も使う気はない。
そういうものってあくまで「便利な道具」であって、変に深入りすると「時間を限りなく浪費させられるもの」だと思うのだ。
だから、必要最低限にとどめるべきだと思っている。
アズさんは、こういうツールによって周囲とのつながりを持つことができているっていう考え方のようだが、私は、そんなものがなくても構築できるものが本来の正しい関係のあり方だと思っている。
ネットは、そういうリアルな関係を補助する「道具」として使うべきものだと思うので。

つーことで、私には当てはまらない内容ばかりだったけど、ADDが強いタイプの人で、子育てなんかに困っている人だと、役に立つこともあるのかもしれない。
私みたいにアスペルガーだけみたいな人は読んでもカネと時間の無駄になるかな。

アスペルガーですが、ご理解とご協力をお願いいたします。



posted by ひと at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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