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2015年09月19日

アスペルガー流人間関係 14人それぞれの経験と工夫

アスペルガー流人間関係 14人それぞれの経験と工夫



この本はアスペルガーの当事者向けというよりも、周囲の人たちに「アスペルガーの人たちは、こういうふうに考えていますよ」みたいなことを知ってもらうっていうような種類の本かと思う。
最初の方はわりといい本だなって感じで読んでいたのだが、後半になると文章が難しいというか、私にはちょっと理解がしきれない感じだったり、イギリスの話が中心なので日本人では利用できそうにないようなサイトの紹介とか、あんまり役には立たないなって感じがした。
今現在、アスペルガーの人のことを理解したいんだけど、なかなかわからないみたいな人は読んでみると参考になる部分もあるかとは思う。
他の本では見かけないようなNT(定型発達者のことをこの本の中ではこのように表現している)っていうのがどういう生き物かみたいな話もあったり、目新しい内容だと思う。

たとえば何気ない挨拶さえも悩みの種になります。誰かが私に「グッド・モーニング」と言う。とっさに私は、なぜ「グッド」なのだろうと疑問をもつ。あるいは、何のために私にそれを言ったのだろうかと考え、一瞬返答をためらい、答えに詰まる。すると、相手から、「あれっ」という反応がある。NTの人たちはこういったちょっとしたことに対して、居心地が悪く感じるのです。(52頁)

私もだけど挨拶が難しいアスペルガーは多い。
しかも定型発達者は挨拶に限らず、即座に反応が返ってこないことには容赦がない。
反応が返ってこないことを「反発」とか「否定」と受け取っているようだ。

NTの場合、困ったときに人に相談に行くのはふつうのことかもしれません。しかし対人スキルに欠ける者にとっては、これは至難の業です。(60頁)

世の中には優しい人がいるもので、障害について知っていても知らなくても親切にしてくれたりするが、そういう人に相談したり頼ったりしたいのはヤマヤマでも「どうやったら?」って感じになる。
とても難しいことだ。
twitterだったかも知れないけど、発達障害者にとって「誰かに頼る」みたいなスキルも身に着けるべきみたいな話があった。
実際、そういうのがあるのとないのとでは大違いだろうなと思う。

posted by ひと at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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