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2016年01月13日

発達障がいサポーター養成講座に行ってきた

本当は全部で三回のヤツで、今日が第一回だったんだけど初回だけでも参加可ってことでこれだけ行ってきた。
主催はNPO法人夢コミネットっていうところ。
申し込みは電話のみってことですごく困ったんだけど、本当は「当事者だけどいいですか」って訊けばよかったんだなと後から思ったけど、そういうのをうまく電話で伝えるのって難しいんだよね。
普通に受け付けを済ませるだけでも実は大変だったのだ。
当事者向けのものではなかったので「ご意見ご感想」なんかも書くところがあるアンケートに「電話以外でもお願いしたい」みたいなことは書かなかったけど。
電話での申し込みもまともにできないヤツが、発達障害者の「サポーター」ってのは無理ありすぎだろってことで。

内容はとてもわかりやすくてよかったと思う。
発達障がいを理解し、そっと寄り添ってくれる存在が「発達障がいサポーター」です。
ってことで、周囲にそういうので困っている人がいるんじゃないのかな?暖かく見守っていこうね。みたいな趣旨らしいです。
まあ、それは有難いことだと思う。
しかも今日は三十名ほどの方々が、本当に熱心に理解しようと集まっておられたので、よいことだと思う。

でもね・・・
こういう「理解しよう」って思ってくれるようなタイプの人たちがどんなに熱心に勉強しようが理解を深めようが、問題は「発達障害なんて存在しない」みたいに思っていたり「ただのわがまま」「誰にでもある」で全部片付けちゃうような人には変化がないっていうか影響がないっていう。
どちらかというと問題はそっちかなぁと思うんだけど、まあ、どうにもしようがないよね。

もう一つ気になったのは、私が引っ越してきた時に、当然障害者手帳なんかの手続きもあったんで区役所の窓口に行ったのだが、こういう支援なんかをやっている団体が存在するってことは一切知らされなかったんだよね。
発達障害者支援センターとか就労相談センターに長いこと行っていないので、そっちからは紹介されたかどうか何とも言えないけど、病院でもそういうのは紹介されないし、このあたりの「連携のなさ」みたいなのは気になった。
本当はいろいろと利用できるようなところが存在するのかも知れないけど、障害者に情報が入らないっていう。
このあたりのことは前々から知りたい情報がなかなか入手できないなっていう感じはしていたけど、どうにかならないもんだろうかと思う。
どこかにアクセスすると、どういう団体がどういう支援をやっているとか、一通り知ることができるようなシステムとかあるといいんだけど。

簡単に内容を紹介する。
今回は内容的に「子供の発達障害者限定」っていうような感じ。

最初に「いそごキャラバン出前講座」というのを三十分ほど。
寸劇で最初にスーパーマーケットでの場面。
「こだわり行動」「感覚過敏」などについてわかりやすく(きれいに並べた状態じゃないと気がすまないっていう障害特性で売り場の肉のパックをキッチリ並べ続けようとしちゃうとか)コミカルだが適切な演技で紹介してくださった。
次の寸劇は電車の中での場面。
他の座席がガラガラでも同じ座席に座らないと気が済まないとか、キラキラしたものを見たいという衝動を抑えられなくて見ず知らずの人に話しかけちゃったりとか。
実際電車に乗っていると「多分仲間だな」と思われる人が一人でなにか喋っていたり、突然見ず知らずの人にワケのわからんことを言い出したりしているのは見かけるな。
寸劇が一つ一つ終わった後にちゃんと「これとは逆にこういうタイプの人もいますよ」みたいな説明もしてくれるので「全員こうなんだ」みたいな誤解もせずに聞ける感じ。
こういう細かい部分にも気を配って構成しているなっていう。
寸劇の次は「発達障がい」というものがどういうものかという話。
「こだわり行動」「コミュニケーション障害」についての説明。
「発達障がいの特徴・見え方」として対応のヒントなど。
ここでちょっと気になるというか納得いかん話があったけど、その件をアンケートに書くの忘れた。
最期の方にね「すばらしい才能を活かして活躍!」ってのがあったんだよね。
うん。
なんか、そういう人が結構いますみたいな話の展開だったけど、実際にはそういう人はごくわずかで、残りはもう人生詰んでますぐらいの感じなんだけど。

次に「基礎から学ぶ 発達障がい」。
講師は横浜市南部市域療育センター ソーシャルワーカー 清水英子さん。
時間は約一時間。
内容は「療育センターの紹介」「発達特性の理解」「具体的対応」。
これも内容的には子供のことだけということで。
まあ、私には関係のない内容ではあるのだが。
内容はわかりやすかったし「それに対してどう対応すればいいのか」みたいな話も具体的だったんでよかったと思う。

その後は質疑と六人ずつのグループになっているので、グループごとに感想などを話し合うっていう。
どういう話し合いの内容だったかは書かないが(プライバシーの侵害だから)、この障害は本人も不幸にするが、周囲の人も不幸にしてしまうんだなっていう感じがした。
実際自分もいまだに殺してやりたいぐらいに思っている母に対しても、障害のために相当な苦労をかけてきたんだろうなっていうのは思うから。
それでも許す気はないけど。

次回は「学齢期、思春期について」で、三回目(最終回)は「成人期について」。
次回も私には関係がないけど、三回目だけは参加したいなって思わないでもないけど、三回目の副題が「生きづらさを抱える若者たち」なんだね。
うん。
とっくに中年になっている私には、これも関係がない内容かな。

今日、参加して思ったことは「子供の頃には周囲の理解とか療育とかサポートなんかが必要」。
でも「そういうのが一切なく現在大人になっちゃってる人にはサポートとかよりも働かなくても生きて行ける現金が一番意味があるのではないか」っていう。
自活しようと思ったり、ましてや女房や子供を養わなけりゃいけない立場になったりってなると、障害があることを伏せて働くしかなかったりする。
そうでもしないと収入が少ないからね。
でも障害があるのに普通に働くってのは、ものすごく大変なことだから、私みたいに二次障害で面倒なことになったりする。
でも、カネの為には働くしかないみたいな。
結局カネがあれば解決することなんだよね。
働く環境を整備してぇ〜みたいなのが無意味とは言わないけど、能力が高いとか特殊な能力があるとかっていう一部の人は別として、いわゆる「使えない」タイプの障害者が職場にいたら周囲に「コイツにどう接したら?」みたいな無用なストレスとかやりづらさみたいなものを与えて、本人もしんどい思いをしながら二次障害を発症させるリスクを背負いながらも働くっていうのは、本当にいい状態かね?
実際には年金が打ち切られるとか、最初からもらえないとか、現在もらえていても多分金額は下げられていく方向に行くだろうし(消費税は上がるのに?)、どんどん厳しい方向に行っちゃうんだろうねぇ。

posted by ひと at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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