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2016年03月22日

自閉症者が喋れるようになることは「症状改善」なのか?

自閉症の女の子が猫との交流で症状改善「全てが変わった」/2016年3月21日 - 気になる - ニュース - クランクイン!

イギリスの現在6歳の重度の自閉症の少女アイリス。
医師は話せるようにはならないと言っていたが、二年前に猫が来てから言葉を発するようになったという話。
私がこの話でひっかかったのは「症状改善」っていう表現だ。
「定型発達者に近い方向へ変化した」って状況かと思う。
それって「改善」なのかな?って思ってしまったのだ。

視力がすごく悪くて日常生活にも困るような人が手術を受けて劇的に視力が向上しました。
「改善」だな。
指に障害があって思うように動かせなかった人が手術を受けて、普通に動かせるようになりました。
「改善」だな。
自閉症で言葉が話せない人が、言葉を話せるようになりました。
「改善」なのかな?
わからん。

 以前からアイリスちゃんは、絵の才能を見いだされ彼女の作品には1500ポンド(約24万円)もの値がつけられるなど、アーティストとして世界的な人気を得ていた。

本当に才能があるのか「感動ポルノ」で「重度の自閉症」っていう肩書きでもてはやされているのか、芸術には疎い私には判断できないけど、才能が本当にあったとして、言葉を話すっていう「本来脳の性能上無理なこと」に能力を使っちゃったら、せっかくの絵の才能が阻害されちゃったりしないのかな?って思ったり。

 “変わった”後は、「彼女は「もっと、猫」とか「病気、猫」とか、自分の希望を伝えられる様になった。『違うことは素晴らしいこと』とよく言うけど、本当にそう思う。今の私にとって、自閉症は素晴らしいことです」とコメントした。

今のところ猫のことしか喋ってないってことかな?
この先もずっと猫のことしか言わなかったらせっかく喜んでいるご両親はガッカリかな?


私はセルフモニタリング能力が極端に低いので、最近気づいただけでもともとなのか、最近そうなったのかが不明だけど、言葉を聞き取ったり会話をしたりするのってすごく疲れる。
喋っている間に自分が疲れていることを自覚する能力はないのだが。
長時間慣れない相手と会話をした後は何日も頭痛がしちゃったりすることもあるぐらい。
明らかに脳がものすごく疲れているなっていう感じがする。
実際には関係があるのかないのかわからないことだけど、以前とは比べものにならないぐらい、曲を覚えるのが早くなった。
私はWAIS-III なんかの結果では単なるアスペルガーらしいけど、自閉度から考えると重度の自閉症だ。
「本来は喋れないんじゃないのか?」って思っている。
喋る能力が生まれつきないのに、脳にものすごく無理をさせて喋っている。
それをやめてしまったら、今以上に曲を覚えることができるようになって、テレビなんかで見かける「一度聞いただけでピアノで再現できるサヴァンの人」みたいになっちゃうのかな?って。
私にとっては、そうなる方が「改善」なんじゃないかと思うのだ。
阻害されている本来の能力が引き出されるのだから。
社会生活が壊滅的になるだろうから(実際、その手のサヴァンの人たちは自分一人では日常生活を送れない)定型発達者から見たら「改善じゃないだろ?」って感じだろうと思うけど。
私は今後「本来の」喋れない状態になるのかな?っていう気もするんだけど、今の中途半端に定型発達者と同じような行動ができている状態よりいいんじゃないかぐらいに思ってしまったり。
所詮は無理やりだからな。
常に無理をしている状態なのに、それが普通みたいに扱われるのはもう、うんざりだ。

posted by ひと at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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