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2016年06月20日

2016年度神奈川県自閉症児・者親の会連合会 総会記念講演会

昨日アップしちゃいたかったけど、時間がなかったんで。

昨日、海老名市文化会館で「自閉症児・者親の会連合会 総会記念講演会」っていうのがあったんで、事前申し込みをして行ってみた。
今回は
「自閉症スペクトラム(ASD)の人の余暇と社会的活動」〜 一人ひとりの豊かな生活を目指して 〜
っていうお題。
講師は安倍陽子氏。
結論から申しますと、他のと一緒で子供が中心の内容だなっていう。
自分にとって全くの無駄とまでは言わないけど、お題を見て今回はちょっと期待できるかな?って思っただけにガッカリっていう。
最初に講演の中での個人の事例などをネットで拡散したりせんようにというご注意があったが、まあしないけど。

「余暇とは?」って話から始まるのだが、そう言われてみると考えたことがなかったなと。
余暇は「余った暇」なワケで、そんなものに「スキル」なんていうものが必要か?っていう。
実際には「スキル」を身に付ける必要がありますよということで。
これは自閉症者に限ったことではなく、定年退職したオッサンがやることもなく、スーツ着て毎日公園に行ってボーっとして時間を潰しちゃうみたいなこともあるので、やっぱり「スキル」は必要ですよねという。

ここからTEACCHってのが登場するのだが、これについては何の知識もないので「なんじゃらほい?」って感じだが。
ノースカロライナの事例がいろいろと紹介された。
「センター」という考え方があって、興味が向かうコーナーを作るという必要性があるとのこと。

頻繁に「評価」という言葉が出てくる。
余暇を楽しむためのスキルを身に付けるのに「評価」というものが必要ということなのだろうけど、それって自分で自分に対してできるもんじゃなさそうだし、私にはどうにもできない気が。

ASDの特性
「自由時間」は、「何をしても良い時間」
       ↓
「何をしたら良いのかわからない時間」「不自由な時間」

そうだね。
実際職場での休憩時間など、何をしたらいいのかわからなくて困るっていう話はよく聞く。
私のように、普通の人間のフリが得意でも、他の人みたいに楽しむっていうんじゃなく、無理をして周りに合せるだけだから、ただただ疲れるだけの時間だし。
「終わりがわからないので切り替えが困難」って特性があって、これを大きくなってからどうにかするのは難しいですよっていう話。
うん。
療育を受ける機会もなく、実際に大きくなってしまった私たちは、一体どうすれば?

リラックスの仕方を教える必要もあるということで。
コーピングスキルというストレス対処法みたいなものを身に付けさせようねっていう。
聴覚への支援ってことでイヤーマフとかデジタル耳栓
私もそうだけど気圧の影響を受けてしまう人がいるので、そういう人に便利な「ズツール」が紹介される。
これを見て本人も気圧の変化を知るし、周囲も「今日は気圧が低いから課題を少な目に与えよう」みたいな。
調べてみたら正しくは頭痛ーるだな。
パソコンで使えるなら私も使いたいなと思ったけどスマートフォン向けっぽい。

言葉で聞いただけでは理解しづらい子供が多いので、視覚的にしてボードに予定を貼りだすような感じとか、きっちり作り込まなくてもチラシの裏に書いたようなものでも何度も見ることができるから効果的っていう。

地域で過ごす余暇や外出を経験していないと、大きくなってから負担が大きいので、公共交通機関を利用する練習をしましょうね。っていう。
確かに、そういうのがうまくできないと自立できないからねぇ。
本人の為には、そういうことができるようになっているのって重要かと。

「待ちグッズ」というものが紹介される。
乗り物に乗る時でも、病院なんかでも「待つ時間」ってのが発生する。
そういう時に走り出しちゃったり、落ち着きなく騒いだりするとイカンので、外出する時に用意しましょうっていう。
実際に自閉症の子が使っている「待ちグッズ」はぬいぐるみとかオイルタイマーとやらとか。


紹介されたのはこれだったかな。
歯医者なんかでもこういうのを握りしめて落ち着けるみたいな。

オイルタイマー グリーン/イエローオイル時計 OIL001



自閉症の程度や種類にもよるみたいだけど、余暇を楽しむスキルを身に付けるために用意されたグッズを使って学習的なものも組みあわせていく(数を数えるとか)なんていうのもやったり。

社会性っていうのが問題になることが多いけど、それも「評価」ってものを使うらしい。
意味の理解・共有→意志の交換→感情・情緒の交流
っていう段階を踏むっていう。
その時に「評価」ってのをするんだろうけど、私にはなんのこっちゃ全くわからん。

「みんなで遊びましょう」みたいなのをいきなりやってもダメで、まずは「一人で遊べる技能」が身に付けるのが先だろ。ってことで。
子供の理解力とか興味・関心に合わせたものを用意する必要があって、トミカが好きっていう子が多かったり。
AKBが好きな子に対してはAKBのカードを作って使うとか。
市販の物をそのままっていうワケにはいかんことが多い感じ。
何ていう歌か忘れたけど(最近の子供向けの歌なんか知らないし)八百屋の歌か何からしいが、野菜の名前が次々に登場しても自閉症の子供たちは全く興味を持てない。
偏食がひどくて野菜や果物はダメって子が多いらしい。
そこで自閉症の子供たちが大好きなファストフードなんかに歌詞を変更っていう。
ちょっと驚いてしまった。
化学調味料系を受け付けないみたいな系統の味覚過敏の人もいるみたいな話を聞いたことがあったので、その手のものはむしろダメなのかと思っていたが、ハンバーガーだのポテトだのが大好きなのか・・・。
実際私もその手のものは大好きだけどな。
今は滅多に喰わないけど。
歌の二番は家電量販店なんかを。
自閉症児は電化製品も大好き♪ってことか。

落ち着かない子供に対して「ここでやる」みたいな場所をきっちり決めてあげるみたいなやり方が紹介されていた。
その子専用の椅子やソファを自宅の一角に置くとか、ソファもどんなのがいいかいろいろ試したり。

テレビなんかダラダラ見ちゃうとか「終わり」ってのが難しいので、タイマーを使ったり。

タイムタイマーアラーム付き (M) 20センチタイプ



紹介されていたのはこういうヤツだな。
テレビを見る時間の30分ずつのカードを使って、一日に見ていいのは2時間までねとか。

大人になって働くと、体力がとても必要になるので運動もちゃんとやりましょうねっていう。
ここでは全く話題にもならなかったけど、実際に会社なんかで働くことになると定型発達者と同レベルの体力では全然追いつかないからね。
すごく無理をしなきゃいけないから、負担が半端ないんで。
無駄に体力が大量にあるぐらいだと、本人が生きやすいだろうなと思う。

参考本の紹介。

発達障害の子ものびのび暮らせる生活サポートブック 幼児編 (あんしん子育てすこやか保育ライブラリーspecial)



発達障害の子に「ちゃんと伝わる」言葉がけ (あんしん子育てすこやか保育ライブラリーspecial)



参考DVD。
DVD 親と教師のための 自閉症の人が見ている世界 | 事業団からのお知らせ | 社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団
DVD 親と教師のための 自閉症の人が求める支援 | 事業団からのお知らせ | 社会福祉法人朝日新聞厚生文化事業団
Amazonで売ってないし、売り切れ?と思ったら↑から買えるっぽい。

全部で約二時間半。
長かったね。
自閉症の子供を持っていて困っている親御さんとか、教育関係の人でそういう子供に対応をしなきゃいけない人とか、そういう人たちにとっては意味がある内容だったかな。
私みたいに年喰っちゃってから自分が当事者だって判明したような人向けじゃあない感じだからな。
こういう自閉症関連の講演会なんかには、行ける限りは行くようにしているけど、今のところ自分にとってすごく有用っていう内容のものはない。
毎回「年寄りは死ねってことか!」って思ってしまう。
いろんな支援団体はあるんだろうけど、自分が利用できるのはどれで、実際にどういった支援が受けられるのかも全くわからない。
クソみたいな行政の支援は受け倒したけど、結局何にもならなかったからな。

posted by ひと at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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