カテゴリ


2017年01月19日

発達障害 うちの子、将来どーなるのっ!?

発達障害 うちの子、将来どーなるのっ!? (こころライブラリー)



読んでみたので感想を。
そもそも何でこれを読もうと思ったのか記憶にないのだが、正直私には何の役にも立たない内容だった。
最初に著者のADHDのお子さんが登場で、ADHDの気がない私には関係ない内容かぁ・・・なんて思いながら読み進んでいったら、子供の進路の話みたいなのしかなく、結局最後まで私には何の関係もない話。
この本はまだ子供とか学生とかの当事者と、その親御さんにとって意味のある内容かと思う。
かなり具体的に学校や就労支援について書いてある。
だから、発達障害のお子さんを抱えて「この先一体どうしたら?」っていう感じの方にとって参考になるような内容かと思うのだ。
ただ、確かにちょっと「うまくいっているものばかり」にはなっているよね。
地方なんかだと、サポート体制自体が貧弱だったり、障害者向けの職業訓練なんかも実際に私もさんざん行ってみたけど、結構ひどい内容のところもあったり。
そういう「負の側面」は一切出てきません。
だから、この本を読んで「自分の子供も大丈夫!」みたいに思ってしまって、残酷な現実に直面してしまうと「こんなハズでは・・・」ってなっちゃうかなぁとは思う。
ガイドブック的に捉えて読む分にはいいかなと思うけど。

ADHDだけの人ってそれほど疲れないのかも知れないけど(個人差も大きいかなと思うけど)、私なんかもそうだけど「普通にする」(普通に挨拶とか普通に会話とかその程度)というのはかなり無理をしないとできないことなので、当然のことながら仕事以前に非常に疲れる。
だから会社で働いても仕事自体以前にそういう「余計なこと」でかなりエネルギーを消耗する。
結果、例え定時で帰してもらえても健常者と同様の働き方をするのって、正直しんどい。
どの企業もそのあたりを全く理解していなくて「定時で帰れるんだからいいだろう?」「仕事の伝え方とか配慮してやってるんだから大丈夫だろう?」みたいな感じなんだよね。
そういう「現実の企業の理解のなさ」みたいなのとか、もちろんこの本には一切出てきません。
障害をオープンにする話しか出てこないけど、オープンにしない人たちの「事情」みたいなことも出てきません。
だから、これ一冊で全て解決!ではないけど、じゃあどういうのを合わせて読めば・・・ってのは私にはわからないねぇ。
何しろ事前に若い人向けってのがわかっていたら、その本は読まないからねぇ。

posted by ひと at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/446078723

この記事へのトラックバック