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2017年06月01日

ハートネットTV シリーズ 罪を犯した発達障害者の”再出発” 第2回 「出所、そして社会へ」

ハートネットTV シリーズ 罪を犯した発達障害者の”再出発” 第1回 少年院の現場から
先日放送された↑の第2回が昨日放送されていたのでご紹介ということで。

シリーズ 罪を犯した発達障害者の”再出発” 第2回 出所、そして社会へ
再放送は
6月7日(水)午後1時05分〜

近年、刑務所や少年院といった現場で「発達障害」が注目されています。発達障害に対する理解や支援が社会の中で不足する中、不適応や"問題行動"を止められず、犯罪に至ってしまう人が多くいることが分かってきたからです。発達障害者の再出発のために何が必要なのか。シリーズ第2回は、刑務所や少年院から出た後、社会へ復帰するための支援について考えます。

前回は少年院ということで未成年だったが今回は長崎刑務所。
つまり成人ってことですね。
今回登場する人たちは当然のことながら何等かの犯罪を犯して刑務所行きになった人たちなワケなのだが、何だろうな・・・一般的な「軽度発達障害」っていう人たちとは違う感じがする。
むしろ知的障害もある「重度発達障害」ではないかって感じの。
犯罪に及ぶかどうか以前に、一人で判断をしたり行動をしたりといったことが身に付けられないような感じの人たちに見える。
周囲の扱いが子供に対するような感じなのは、まあ支援をする仕事の人たちにはありがちなので普通のことではあるけど。
とっくに40歳過ぎている私でさえ20代ぐらいの職員に小学生みたいな扱いを受けるってのも実際にあったことだからな。

長崎県地域生活定着支援センター代表 伊豆丸剛史さん
「犯罪というものを外側から評価するのではなく、犯罪の内側(心)に入っていって。
そのためには、常に寄り添い続ける存在でなければいけなし、その中で見えてきた障害特性とか発達障害の特性を本人が通訳(説明)するのではなく我々が支援者に通訳していくアプローチがとても大切。
本人を孤立させないことと、そこに一番近いところで寄り添っている人を孤立させない。
この二つがとても大切だと思います」


定着支援センターは担当した障害者のその後もフォローします。
この日伊豆丸さんが訪れたのは福祉施設が運営する宅配弁当の工場です。
3年前から支援を続けている吉井雅史さん26歳。
発達障害の一つADHD=注意欠如・多動症と診断されています。
衝動的な行動を自分では抑えられず窃盗などを繰り返してきました。


出所後のサポートをいろいろ連携しつつ進めていて、とても必要なことだなって思ったんだけどさ、この人たちって刑務所行きになる前(学校を卒業した段階)とかに、この手の就労を含めたサポートとか受けてないんだろうね。
逮捕されちゃってから「じゃあ再犯を防ぐために対応しましょうね」ではねぇ・・・。
やらないよりゃあいいけどさ。
犯罪を犯してない段階の発達障害者の受け皿ってのが存在しないのが現状ってことかな。
どの自治体も子供向けは充実の方向だけど、大人向けは生活全般とか精神的なサポートとか無しで、ただ就労支援のみみたいなことになっちゃってるんだろうな。

長崎県雲仙市にある障害者の通所施設です。
利用者は18人。
ほとんどが過去に罪を犯した事があります。
週に1度行われる犯罪防止学習。
どうすれば再び罪を犯さないで済むか職員が教えます。
この日のテーマは「窃盗」。


ここで行われる内容もすごく子供っぽいというか。
単に「犯罪に対しての意識を変えさせる」みたいな種類の話ではなく、それ以前の能力が低いように見える。
ここにいる人たちの詳しい障害の内容とかは説明されないのでわからないけど。

この施設で支援を受けてきた黒田祐一さん(31歳)。
中学生の頃から窃盗を繰り返してきました。
黒田さんは発達障害の一つアスペルガー症候群と診断されています。
先の見通しを立てて行動する事やコミュニケーションをとる事が苦手です。
子どもの頃から電車が大好きで思いつくまま飛び乗ると当てもなく何か月も放浪したといいます。
お金が無くなっても誰かに助けを求める事ができず、さい銭泥棒を繰り返しました。
悪い事だと知りながらもほかの方法が思いつきませんでした。
何度も警察に捕まり少年院や刑務所に入った事もあります。
黒田さんの行動を家族も理解する事ができませんでした。


家族はそりゃあ理解できないだろうけど、もっと早い段階で何か手を打てなかったのかなって思うのだが。
結局、そういう「受け皿」が存在しないとか、存在したとしてもそこに結びつけることができずに、周囲もどうにもできず、本人もどうしたらいいのかわからない状態で、結果として「犯罪」ということになるのかな。
で、犯罪を犯して初めてサポートが受けられるっていう。
やっぱり何だかなぁ・・・って感じだな。

コロニー雲仙 愛隣 宇野さん
「発達障害の方にかかわらず、どう寄り添えるかなと考えています。
単に『仕事やりましょう』とか『基本的な訓練やりましょう』『特別訓練やりましょう』ではなかなか分からない。
本人なりの伝え方で(やりたいことを)伝えてくるので『ここなんだな』というところが見えてきて初めて本当の支援が始まるかなとは思います。
相手の人に心を開いていただかないと我々の気持ちばっかりを押すとか、目的ばっかりを押し付けても効果はないと思います。」


ここからスタジオ。
藤川洋子さん(京都工芸繊維大学 特定教授)
「得意な事を伸ばす得意な事を手がかりにしてその方のやる気とか成功体験を作っていくのは本当にコツだと思いますね。
得意な事も生かして仕事もできる。
社会に居場所が出来るっていう事ですよね。
彼ら能力がある訳ですよ。
VTRに出てきたとおりそうめん工場だったり会社の中で本当にこれは自分の役割でこれをしてたら毎日がつつがなく過ごせるんだとお金ももらえてこれでもって旅行もできる1人旅ができるんだっていうような事がだんだん経験を重ねるとつながっていく訳ですよね」


成功体験。
うん。
全然ピンとこないけど。
どういうのが「成功体験」なんだろう。
多分私にはそんなものないな。

posted by ひと at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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