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2018年03月09日

第11回千代田区邦楽の世界フェスティバル 三味線小曲の世界

昨日だけどね。
帰りは遅くなったから昨日アップできなかった。

場所は東京の内幸町ホール。
新橋駅から地下通路を通って行けるってことだったから探したがどれがそうなのかわからず、結局雨の中、ずぶぬれになりながら地上を行くことに。
開場13時30分、開演14時00分ということで、まだ開演までには余裕がある感じで無事到着。
プログラムをいただく。

DSCN4162.JPG

入場無料。
事前に
ホワイエにて休憩時に酒食接待があります
っていう情報があったんだけど「ホワイエって何?」って感じだったり。
入って右側にお姉さんが何人かいて、そこで日本酒とかワインをかを小さい容器に入れて提供してくださる。
小袋に入ったおつまみなんかもあった。
ってことで、せっかくなので赤ワインをいただく。

ホールに入ってみると「狭っ!」と思った。
いつも自分が三味線を弾いているようなホール的なものってもっと広いものだから。
定員188名かぁ。
開演時あたりで客席の人数をざっと数えてみたが三十数名かな。
うん。
ガラガラだね。
東京だから平日でも結構な客の入りかな?なんて思ったけど、田舎(っていっても首都圏だけど)でやってんのと変わらない感じだな。
当然のことながら客席の平均年齢はかなり高めで。

第一部(2時〜4時) 「旦那芸を楽しむ」(小唄・端唄)

IMG_4467_01.JPG

知っている曲はなく。
というか今まで聞いたことがない感じのもの。
芸者さんがお座敷でやるようなものなのかな?
数分の短い曲を三味線を伴奏に唄うという。
プログラムと違っている演目もあった。
基本的に三味線二名(本手と替え手)と唄う人一名って構成。
唄うのは洋服の男の人が多い感じ。
ステージ上には三味線の人と唄の人しかいないけど、笛(篠笛?)とか鳴り物の音が入ったりする曲もあった。

4時までってことだったが3時40分ぐらいに終わったかな。
ってことでホワイエとやらでまたワインをいただく。

第二部(4時〜5時半)「邦楽を楽しむ」(箏・長唄・浄瑠璃ほか)

これはかなりバラエティに富んだ内容で。
琴だけとか踊りとかいろいろあった。
今まで民謡に合わせて踊るってのは何度も見ているんだけど、長唄とか小唄とかで踊るのは多分初めてだな。
民謡の時って私は弾いたことはないけど先生は「普通よりも速く弾く」と仰せで。
だからそういうものかなと思っていたのだが、長唄とか小唄は全然速く弾いている感じがせんのだけど。
踊り自体も民謡とは違うんだろうな。
演目の三番目で踊ってくださった三輪流家元の三輪貴宝さん。
坂東玉三郎さんからもご指導を受けたという方で、長年やっておられるからっていうのもあるんだろうし、私が今まで見てきた民謡の踊りとはジャンルが違うってのもあるんだろうけど、見ていて「ええ?」って感じで。
「私が今まで見ていたのは一体???」と思うぐらい違った。
動きのなめらかさっつーか、何か全然違う感じ。

その次の演目がハイパーモダン小唄「内幸町さわぎ」。
この時点で何が何だかわからない。
唄と三味線 甘茶
短波ラジオ 直江実樹

唄と三味線はわかるが短波ラジオ???
ステージ上には普通に和服に三味線の若い男の人。
三味線は細竿かな?(違うかも知れないけど)
アンプに接続してあるのでエレキになっている。
時折音質など変更をかけたり、弾いたものをすぐに録音してループ再生みたいなこととか。
三味線を弾きながら唄う。
で、その隣は短波ラジオを抱えた男の人。
和服とかではなく。
ラジオの雑音みたいなものを拾って、それを小唄に合わせて流す感じ。
音としては音程が合っていないテルミンみたいな。
写真も撮ったけど、許可もらってないんでアップするのはやめておく。

替え手を弾いている人なんだろうけど「かせ」を付けて弾いている人がいた。
そういうものが存在するのも知っていたし、テレビでは見たことがあったけど、生でかせを付けているのを見るのも聞くのも多分初だな。
ギターのカポみたいなものなんだけど、大幅に音程が変わるので、三味線はフレットも付いていないし自分の感覚だけでツボを押さえているので、そのツボがまるっきり変わるから弾きこなすのはかなりの難易度なのだ。
三味線を弾いている人が大勢いて、後ろに弾かずに座っている人が一人いるのがあって「この人は一体?」と思ったら、なんと!曲の途中で転調(「本調子→二上り」みたいな変更かと思うがわからん)が何度か入る曲があって、その人は転調するタイミングに合わせて、予備の三味線の転調をするっていう。
こんなのも初めて見たな。

一つ一つの曲が結構長めなので5時半の予定だったけど全部終わった時点で6時にはなっていた気がする。
ってことで、もう第三部の時間なので、ホワイエへは行かずにそのまま客席にいた。

第三部(6時〜7時頃)「鶴澤津賀寿 義太夫三味線の魅力」
事前の情報では「太棹三味線の魅力」となっていたけどプログラムを見ると「義太夫三味線の魅力」だな。

女流義太夫の第一人者である鶴澤津賀寿さんと他にお二方。
てっきり義太夫を一時間みっちりみたいな内容なのかなと思ったらそうではなくて、わかりやすく義太夫について説明してくださるのが主で。
最後にちょっと長くやってくださったけれども。
すごく勉強になった。
義太夫は太棹だから当然のことながら犬の皮だろうと思ったら違うんだな。
へたくそなうちは犬。
上達したら猫。
「今日は天気が悪いので〜」と仰せなので「合成皮革?」と思ったら犬とのこと。
犬と猫では全然音が違うらしい。
バチが全然違うのも知ってはいたけど、実物を見たことはなかったし。
思った以上にデカいというか厚いというか。
すごく弾くのは大変そう。
袴なのだが、私が普段演奏会などで見かけるような袴とはちょっと形が違う。
始めて見るタイプ。

30分ほどで終了。
終わるのは7時か〜と思っていたけど、もっと早く終わる。
家は遠いし天気も悪いのでとっとと帰った。

打ち上げに参加したい人は会費五千円(予定)を払えってプログラムに書いてあったけど、何の知り合いでもないのでもちろん参加しないワケですが。

帰りは無事に地下から一切地上へ出ずに新橋駅に着いた。
行きとまるっきりルートが違うから駅に着いてもどこがJRの改札かがわからずうろうろしてしまったけど。

遠いし天気が悪いしで行くのは大変だったけど、いろいろ勉強になったと思う。
今回に限らず、こういう催しがあるってこと自体があまり知られていないんだろうな。
今回は平日の昼間だったんで、なおさら若い人はなかなか行けなかっただろうとは思うけど。

posted by ひと at 10:13| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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