採卵用によけておいた分のサナギはとっくに蛾になっているし、卵も産んでしまっている。
今、羽化しているのは、それとは関係ないヤツなんで別にいてもいなくてもいいやつなんだけど、そのまま捨ててしまうのも気がすすまなかったんで、とりあえず天寿を全うするまで置くことに。
今朝羽化したやつって、孵化したのは早々に羽化したのとほぼ同時期なのだ。
つまりは、とても幼虫の期間が長かったヤツ。
私はそういうのって単に育ちが悪いヤツって判断をしていた。
だから、どうせ蛾になったってたいして立派な蛾にもならないし、それ以前に繭を作れなかったり、繭を作っても中で死んでしまったりするんだろうと。
実際に繭を切ってみると、中に入っているサナギはやたらとデカいのばっかりだったし、元気に蛾になっているので、育ちが悪いどころか、他のより大量にエサを喰い続けた元気なヤツってことだったのかな。
左が今朝羽化したデカいメス。
右は平均的なものより若干小さいかなぐらいのオス。
写真では大きさがあまり伝わらないかもしれないけど、採卵用に選んだヤツ(採卵用のだってちゃんと大き目のヤツを選んだんだけど)よりもかなりデカい。
気温がずっと高いじゃん。
蛾になると飲まず食わずなんだけど、気温が低いと長く生きる。
気温が高いと短命ってことで。
だから、すでに結構死んでいる。
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