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2018年11月15日

ハートネットTV 続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して

NHKドキュメンタリー - ハートネットTV「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」
再放送はEテレで11月21日(水) 午後1時05分(30分) 。

今回は去年放送していた「自閉症アバターの世界」の続編ということで。
ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第1夜 脳内への旅
ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第2夜 仮想と現実を生きる
てっきり公式サイトの方にずっと全文を掲載しておいてくれるのかと思っていたら、時間が経つと削除されちゃうんだな。
前のヤツは私が書いたヤツだけ見てもあんまり内容がわからないかと思うけど。


今回も全文は紹介しない。
公式サイトに全文が出て、いずれそれが削除されていくっていうことっぽいので、内容を知りたいという方は公式サイトにアップされたタイミングで確認していただくってことで。

バーチャル空間『セカンドライフ(SL)』。ここに自閉症の当事者たちが集う自助グループがある。昨年ハートネットTVは、米国の社会学者・池上英子教授が初めてアバターを操る本人に会う、アメリカ横断の旅に密着。放送をきっかけに、今日本でも自閉症の人たちがSLで「当時者の会」を開こうと新たな動きが始まっている。中心の朋さんは「日本では仮想空間であっても障害を明かせない」と感じ、初めての開催に向け挑戦する。

前のは海外のばっかりだったけど、今回は日本のってことで。
「中の人」が日本人だからっていうのがわかっているからそう感じたのかも知れないけど、アバターが変に「ナルシスティック」っていうか。
気持ち悪さすら感じた。
病的なレベルのナルシストである私にそんなことを言われたくないだろうとは思うんだけど、私のナルシストとはまた違うベクトルのナルシストみたいな感じがしてしまって、その時点で受け入れ難い感じ。

10年前、自閉スペクトラム症などの診断を受けたトモさん。

パートナーのワシヲさんは大工さん。
料理など、トモさんの苦手な家事を引き受けてる。


日本でもセカンドライフを媒介とした当事者会をやろうという。

確かにね、リアルな対面は難しい。
音声言語に頼った意志の疎通は、まず聞き取るのが大変だし、裏の意味とかノンバーバルな部分とか無理して読み取ろうとし続けないといけない。
すげぇ疲れる。
チャットみたいな文字だけだと、そのあたりの負担が大幅軽減だ。
でもね、私はそういう文字だけとかネット上でとかっていうのはあくまで「補助的な連絡手段」でしかないんだよ。
それだけしかないのは耐えられない。
昔、ネットで大勢の人と交流をしていた時、リアルでは一人も私に「誕生日おめでとう」という人は存在しなかったけど、ネットでは大勢の人から「誕生日おめでとう」という言葉をいただいた。
それで喜べるタイプならそれでいいんだろうけど、私はそれに耐えられなかった。
だから今はネット上には自分の生年月日は表示させなように気を付けている。
私は「ネット上でだけ」そういう言葉をいただくことは耐えられない。
それならむしろ誰からもそう言われない方がマシなのだ。
多分そのあたりが、セカンドライフを楽しめる人たちと私とでは違うんだろうな。

発達障害当事者会「ぽっぽカフェ」
月に2回開かれる発達障害の当事者会だ。

「逆に個性を出すという発想がわからなくて、消しても消しても残っていくものが個性だったりするんですけど」


その通りだね。
どんなに「他の人と同じにやろう」って思っても、どうしても同じにならないのが「個性」なので「個性を伸ばす」とか「個性を尊重する」とか、そんなことをやらないと出てこないのなんて「個性」ではない。

ありのままの自分を表現できる場が必要だと実感するトモさん。
セカンドライフでも当事者会を開いてみたいと協力をお願いした。
トモ「当事者会に来たくても来れない人のことをずっと気になっていて、感覚過敏とかトラウマを抱えて外に出られない人、ひきこもり、他にもいると思う。きっと。だから(セカンドライフ)をはじめたいって思った方は声をかけて頂ければいいかなって思ってます」


セカンドライフなんか悠長にやれる人たちって、かなり恵まれているごく一部の自閉症者に過ぎないのではないかと思う。
二次障害で、のたうちまわりながら短い生涯を閉じる大部分の人たちは、そんなことをやっていられるような物理的な余裕はないのではないか?

私がネット上でだけの交流に満足できないというか、それだけにしちゃうことに抵抗があるのは、二十年近く前のある出来事のせいもある。
当時たしか20代後半ぐらいの人だったと思う。
背が高いが、体重も100kgは超えているであろうと思われる男。
太っているだけでなく、顔面偏差値も著しく低く。
本人はとても周囲に気を遣っている。と思う。
でも、それがことごとく的外れで、周囲からは「気の利かないやつ」というふうに見られていた。
私もその人のことは大嫌いだったのだが。
その人物はネット上では「女子高生たちの相談に乗ってくれる優しいお兄さん」的な存在であるということを知った。
女子高生たちはネット上での優しい物言いで「ステキ〜♪」なんて思って、実際に会って「ゲッ!」となっただろうなぁ。
だから、ネットの上でとても魅力的な人物が、実際に会って魅力的な人物とは限らないということで。
当然逆もあるだろうなと思うし、実際にネット上ではそれほど魅力的には感じなかった人と会ってみて、とても素敵な人だなと思うことが最近あったし。
セカンドライフにはまっている人たちは「何を言っているんだ?このネット上の自分が本当の自分だよ!」ってことかな?
私はその考え方には付いていけない。

トモ「失敗ができる場所になったらいいかなと思うんですよ。失言したりとか、人と折り合わなくなったりとか、気まずくなったりとかあると思うんですけど、そうするとリアルな発達障害当事者会だともうよその会に行くしかないんですよね。でもセカンドライフだったら、もう最悪アバター消して違うメールアドレスで違うアバターに生まれ変わればいいんで、やり直しがきくんですね」

まあ、そうなんだけど・・・。
何だろうな。
失言したら、その失言をしたことを相手に対して詫びるとかまずそっちをやれよ。
それでもダメならまあ違うアバターでってのもあるだろうけど。
気まずくなったりとか、そりゃああるだろうけど、そんなの気にしてたら年中新しいアバターを作っていかなきゃいけなくなるじゃん。

この番組を見て「発達障害のある人ってみんなセカンドライフみたいな世界が好きなんだね!」みたいに思わないでいただけたらと思う。



posted by ひと at 11:53| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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