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2018年11月21日

NHKあさイチ 発達障害と災害時のケア

9時台の企画 発達障害と災害時のケア|NHKあさイチ

今朝放送されたヤツ。
今回も番組サイトに乗っているテキスト部(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)。

専門家ゲストは内山登紀夫医師(大正大学教授)。
ゲストは柚木礼音さん、三倉佳奈さん。


9時台の企画 発達障害と災害時のケア

今年、各地で頻発している自然災害。
発達障害がある人は、被災したときの状況や、避難所での生活によって、思いも寄らない困り事を抱えてしまう場合があります。
番組では、発達障害がある子どもが災害時に受けたトラウマをどうケアしたらいいか。
また、避難生活の中で抱えてしまう困り事の具体例と、解決法についてお伝えしました。



9:05〜9:24

災害時のトラウマをどうケアするか

ことし9月に発生した北海道胆振東部地震において被災した三橋さん親子を取材。ふたりの子どもには発達障害があるため、三橋さんは避難所には行かず、車に避難しました。停電中の2日間を車中泊でやり過ごし、復旧したところで子どもたちに「家に帰ろう」と言うと、子どもたちは「嫌だ」と拒否します。理由は、家で大きな揺れに襲われたために、「家=怖い場所」とインプットされてしまったからでした。三橋さんは子どもたちに「家は安全な場所」と伝えるために、自ら紙芝居を作成。地震が起きたとき、(1)どういう状況だったか→(2)その時どんな気持ちだったか→(3)揺れの正体は何なのか→(4)地震はまた起きるかもしれないけれども、いずれ収まるものであること。
これらを繰り返し丁寧に伝えたことで、子どもたちは家に帰ることに同意。地震から2週間後にようやく家に帰ることができました。
こうした「家が怖くて帰れない」という例は平成28年の熊本地震の時にもありました。その際に熊本市が作成した絵本は熊本市のホームページからダウンロードすることが可能です。
熊本市ホームページ


三橋さんが作成した紙芝居
また、三橋さんの作成した紙芝居もSNS上で公開されています。


熊本市の絵本は番組サイトに紹介されているURLからは全く探せず往生した。
絵本の名前は「やっぱりおうちがいいな」。
日本語だけでなくいろいろな言語にも対応していた。
地震後トラウマで家に帰れない子どもたちのために / 熊本市ホームページ
↑ここからダウンロードできる(PDF)

避難所での困り事

スタジオでは専門家を招いて「避難所での困りごと」について解説しました。
キーワードは「物資」「理解」「場所」「情報」の4つ。


「物資」は特に、環境の変化に弱かったり、不安が強い子どものために「心が落ち着くアイテム」を用意しておくことがポイントでした。

子供が好きなぬいぐるみなど。
「感覚グッズ」は他の刺激を遮断できるので発達障害のある子供には有効。


「理解」については、避難所生活の中では、かんしゃくや自傷行動など、問題行動が表出しがちです。そこで、自分ではどうにもコントロールできなくなったときに周囲に手助けしてもらうため「ヘルプカード」を準備しておくことが役に立つというアドバイスがありました。

番組では熊本県のヘルプカードが紹介される。
裏には手伝って欲しいことが書きこめるようになっている。


「場所」については、人ごみや感覚過敏によって「避難所にいられない」という声が多いことから、間仕切りを設けることや、テントやトレーラーハウスを活用することを紹介しました。

内山医師によると間仕切りなどがあっても「みんな一緒だからみんなでやろうよ」と使わせてもらえなかったりするので、周囲の障害特性に対する理解も必要。

「情報」に関しては、ホワイトボードに書き出すなどの「視覚的な支援」が得られることが有効であると紹介しました。

避難所ではマイクを使って情報を流すことがあるが、聞き取りづらかったりする。


9:47〜9:48

視聴者からの質問

Q.ヘルプカードはどうやったら入手できるか?
A.各自治体のホームページとかNPOでもできるところもあるので、そこからダウンロードをして自分でプリントアウトをすることも可能。


posted by ひと at 11:14| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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