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2018年11月25日

NHK 発達障害って何だろうスペシャル

昨日の夜にやってたヤツね。
これも全文書き起こしは断念。
番組サイトに乗っているテキスト部やニュースサイトに掲載されていたもの(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)。

[総合]11月24日(土)午後9時〜9時49分


【知らないことが知れる】発達障害を身近に考えよう! | NHK健康チャンネル

いま、社会に浸透しつつある「発達障害」という言葉。耳にすることはあっても、詳しいことはよく分からないという人も多いのではないでしょうか?
11月24日(土)放送の「発達障害って何だろうスペシャル」では、発達障害があるエッセイストの小島慶子さん、落語家の柳家花緑さん、漫画家の沖田×華(ばっか)さんのプライベートに密着。自身の「苦手」とどう向き合い、どう折り合いをつけているのか、たっぷり語っていただきます。さらに、発達障害のある人を多く雇用している企業の工夫もご紹介。
この機会に、「発達障害とは何か」「周囲の人は何ができるのか」を一緒に考えてみませんか?


今回は、エッセイストの小島慶子さん、落語家の柳家花緑さん、漫画家の沖田×華さん、それぞれのお宅や仕事場での日ごろの様子を見させていただいて、どんな生活を送っているのかを見ていただきます。


小島慶子さんは、しゃべるのについ熱中してしまったり、スケジュールを守れなかったりという困りごとがあるそうなんです。数日間ご自宅にお邪魔させていただいて、なぜ時間が守れないのか、また、それに対してどんな工夫をしているのかなどを見させていただきました。


小島慶子 自身の障害・ADHDを語る「相当ダメ人間だと思っていた」/芸能/デイリースポーツ online
 元TBSでフリーアナウンサーの小島慶子(46)が24日、NHKで放送された「発達障害って何だろうスペシャル」に出演。自身の発達障害「軽度のADHD」(注意欠如・多動性障害)について語った。
 「30代で不安障害という精神疾患になって、その主治医とのやりとりの中で、40代に入ってから、(ADHDと)判明したんです」と説明した。
 それまで障害という自覚はなかったといい、「障害だとは思ってなくて。いろいろ大変だなあ、私、と思ってて。相当ダメ人間だな、自分、と思ってた」と明かす。
 現在、オーストラリアで夫、2人の息子と暮らし、8本の連載を持ち、日本でテレビなどの仕事がある時は単身赴任で帰国している小島。家族には病気の特性を伝えてあり、対処してもらえるが、日本では全て自分でやらなければならず、苦労も多いという。
 番組ではADHDの特性が紹介された。小島の場合は(1)しゃべりすぎる (2)計画的に物事を進められない (3)片付けが苦手 (4)遅刻が直らない−など。専門家によると「気が散りやすい、集中しすぎる」なども特性だという。
 コメンテーターとしてテレビに出演した際にコメントを求められると、相手の反応、持ち時間などに構わず、ひたすら話し続けてしまうことも特性なのだという。
 また、本人は必死に遅刻しないよう急いで物事を進めていても、途中で別のことに没頭して遅れる、なども頻繁。「本人、すごい焦って困ってるんです」と周囲になかなか伝わらないのがつらいことを明かしていた。


小島「医師からは『軽度のADHDです』って言われたんですけど、ああ、なるほどなって思い当たる節もあるんですが、ほとんどのことが頭の中で起きていることなので、映像に映らないんですね。だから映像であれ見るとあんな人よくいますよね。別に特に生活も破綻してないし『普通じゃん』って自分でも思うんです。ただ、頭の中でものすごくぐじゃぐじゃになってて『うわー!どうしよう!!』ってなってることが映らないから、やっぱりこれ、周囲から見たら例えばあれを見た人が、私が今『軽度のADHD』って言っても『うそじゃん、あんなの。自分で勝手に言ってるだけだよ』って多分思うだろうなって今、思いました。ただ、本人はすごい困ってるんですよ。やっぱり『あれ?なんで片づけ始めた・・・夜明けになっちゃったんだろう?』とか『あれ?なんでこんな一生懸命やってたのに毎回10分以上、絶対遅れるんだろう?』とかっていうのは本人は結構、そうとう困ってるんですけど」

私はADHDはないっぽいんで、気が散りまくってもう他のことを始めちゃって遅刻みたいなことはないんだけど、やっぱり「一瞬でそれまでやっていたことが完全に意識から消滅する」ってのは頻繁にある。
あれは本当に困るんだよ。
「あれ?一体何をやらなきゃいけなかったんだっけ?」みたいな。
もちろん普通の人だってそういうことはあるのは知ってるけど、一瞬でスコーン!って抜けてしまってもうパニックを起こすみたいなレベルってのは多分定型発達者には無いだろうなと思う。
で、そうなると困るのは自分だし、私の場合は誰も助けてくれないので、常にそうならないようにめちゃくちゃ気を張って生活している。
だから、そういうことで困ることは少ないんだけど(それでも時々あるけど)すげぇ疲れるんだよね。
常にかなりの緊張状態で生活しているってことだから。
疲れるけど、それを続けないと頻繁に日常生活が混乱しまくる状態になるから、自分が困るからやめるワケにもいかないし。

小島さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像@ 収録後インタビュー「小島 慶子 さん」  | NHK健康チャンネル

小島さんのお子さんにもインタビューをしています。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像D 小島慶子さんが自分の発達障害について子どもたちに聞きました | NHK健康チャンネル


柳家花緑さんは、落語の噺(はなし)はいくつも覚えてるのに、文字を読むのが苦手でご苦労されています。ただ、これまで専門的な検査はされてこなかったということなので、今回、ご自身の特性をきちんと知りたいという思いもあり、専門機関を訪ねていただき、どんなことが、なぜ苦手なのか、検査をしていただきました。
そういった"文字を読むのが苦手"ということを理解していただくために、スタジオで、出演者の方に疑似体験していただくことを考えています。脳をフル回転させて文字を読む、というのはどういうことなのか、分かっていただけるとうれしいです。


発達障害公表の柳家花緑「周りが認めてくれると楽になる」/芸能/デイリースポーツ online
 落語家の柳家花緑(47)が24日、NHKで放送された「発達障害ってなんだろうスペシャル」に出演。自身の発達障害「LD(学習障害)」について語った。
 人間国宝5代目柳家小さんの孫で、22歳で真打ちに昇進したが、漢字の読み書きが苦手で、子供の頃の通知表には1が並んでいたという。現在も中学程度の漢字でも読めないことが多く、台本などにはひとつずつふりがなをふって、仕事にのぞんでいる。
 障害に気付いたのは5年ほど前。「人に指摘されて調べたらそうだった。この4、5年で発達障害と自覚したので、それまでは単なる落ちこぼれですよ。勉強できない、バカな小林君(本名)と言われてきてた」。
 子供のころは、国語の授業の「音読」が一番きつかった、という。「友達の前で恥ずかしい思いを…。読めないのが。自分はバカだ、何やってもダメだという思いが子供の頃から根付いている、僕の場合は…」と打ち明ける。
 「錯読」といって、「友人」を「友達」、「右左」を「左右」と読むなど、似た意味の言葉を混同するのも特性だという。花緑は「完全に僕の中で、『左右』って見えるってことなんですね。間違って読んだんじゃなくて」と説明する。
 「学習障害」の人は、特定の学習が苦手なのだという。花緑が番組で診断を受けたところ、文字を見て音に換えることが難しい、という症状であることも判明した。その日の体調によっても障害の程度は違うという。
 昨年、著書で発達障害を公表した花緑は「自分はずっと落ちこぼれだと思ってきた。自信が持てない。(でも)公表すれば、するほど、周りが認めてくれるとすごく楽になる。自分の障害を受け入れて笑えるようになる」と話した。


「自分はバカだ、何やってもダメだ」ってのは私も思っていたというか、常に言われていたし、花緑さんと同様に勉強ができなくてとてもつらい思いをしていたし、勉強ができないから非難されるし。
最近テレビに出てくる自己肯定感満載!みたいなタイプの人とはちょっと違うのか。
「公表すれば、するほど、周りが認めてくれるとすごく楽になる。自分の障害を受け入れて笑えるようになる」
そうかなぁ?
周りの人に言っても「うらやましい」って言われて殺意がわくだけだったよなぁ。
言って何かいい方向に行ったことがないけど、何がいけないんだろう?

児童精神科医・吉川徹「読むことの苦手さがある方って必ず読めないわけじゃないですね。『読めるけどすごく疲れる』『読めるけど人の2倍エネルギーがいる』っていうことがよくおこるんですよね。なので、疲れていないときなら読める、書けるけれども、疲れてると読めなくなるとか書けなくなるってことはやっぱりあります」

ここ大事。
試験に出ます。
これね、学習障害に限らずなのだ。
私たちにとって生活全般にこういうことが頻発する。
でも無理にでもやってしまうと「やれているくせに」みたいになって、より状況が悪化する。
で、調子が悪くてやれないと「なまけている」みたいな。
しかも発達障害に限った話ではなくて、視覚障害や聴覚障害も「全盲」「完全に音が聞こえない」っていう人ばかりでなく、視野が極端に狭いとか特殊な見え方がしてしまうだとか、音域によっては聞こえるとかいろいろあるけど、そういうのって健常者からはわかりづらくて、車いすの人が何かものを取るのに立ち上がると「立てるのに!インチキ!」みたいに思ったって人の話があったりもするけど、車いすに乗っている人だって、数歩だったら歩けるけど、長い距離を歩くのは無理な状態みたいな人だっているワケで、健常者にはそういう「完全にできない」ってのじゃないと理解してもらうのがすごく難しいっていう。
しかも発達障害はとくに「その時のコンディション」ってのが大きく関わってくるので「この前は大丈夫だって言ってたのに、急にできないって、ふざけてんの?」みたいなことになったり。

花緑さんは文字を音に変えるのが難しい。
この状態を定型発達者にも体験してもらうことができる。


△=と
☐=た
И=きゃ
К=きゅ
Л=きょ
Б=ちゃ
Д=ちゅ
Ж=ちょ
Ц=しゃ
Ф=しゅ
Х=しょ


上記の規則を当てはめて以下の文章を読み上げる。
(実際に声に出して読んでみてください)

Лうは、Иべつ△けБっぷ△Кうりをかいまし☐。
かえる△Дうで、КうКうЦをみまし☐。
いえについて、ХうゆがЖっ△しかないこ△にきがつきまし☐。


正解は

きょうは、きゃべつとけちゃっぷときゅうりをかいました。
かえるとちゅうで、きゅうきゅうしゃをみました。
いえについて、しょうゆがちょっとしかないことにきがつきました。


読むことが苦手な人の頭の中で起こっていることを体験してもらうことができる。

吉川「『できる』と『できない』の間に『できるけど疲れる』がわりとたくさんあるっていうことを知っておいていただきたいですね」
本当に知っておいていただきたいですね!!!!!!!!

花緑さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像A 収録後インタビュー「柳家 花緑 さん」 | NHK健康チャンネル


沖田×華さんは、人間関係を築くことや、片づけ、また、計算も苦手なんだそうです。特に、人とのコミュニケーションが苦手とのことで、周囲の人とどういったことでうまくいかないのか、ご自身の体験を描いた漫画を使ってお伝えできたらと思っています。その対策として、周囲の人とうまくやっていくために、"対人マニュアル"を作っているそうなんです。
"生きづらさ"を軽減したい3人の生活から見えてくるものとは?


透明なゆりかご | NHK ドラマ10
このドラマの原作者でもある。

沖田さんは聴覚過敏を抱えている。
ファミリーレストランなどで、自分の真向かいにいる相手の言葉を聞き取ることも困難。
後ろでくだらない話をしているババア、食器を落とした音、騒ぐガキの声、日本語の歌詞のBGM・・・。
吉川「いらない音を聞こえなくする役割がうまく働いていない可能性がありますよね。やっぱり聴力そのものの問題っていうのも関係している方、いらっしゃるかも知れませんけれども、多くは、やっぱり聞こえた後の脳の情報の処理の違いっていうことになると思います」


定型発達者は「カクテルパーティー効果」で、ある程度必要な音だけ拾って、それ以外は捨てるというのが無意識にできるという能力があるが、聴覚過敏の場合、それができにくい。
聴覚障害にも人によって重度だったり軽かったりってのはあるけど、私の場合はたまにすげぇ重症化して、ラジオの音を小さくすると雑音を拾っちゃってるから聞き取れないなぁ・・・ってなって、ちょっとボリュームを上げると、今度はちょっと大きい音が出るとキンキン言って、聞き取れない。
重度の聴覚過敏の人って一生こういう状態なんだ・・・って思うと、辛すぎだよなとは思う。

沖田さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像B 収録後インタビュー「沖田 ×華(ばっか)さん」 | NHK健康チャンネル


3人に共通することは、自分が「できないこと」「苦手なこと」を正面から受け止めて、そのうえでどうすればいいか考えているところです。そして、ときには、周りのサポートも得て、それを乗り越えています。だからこそ、それぞれの世界でご活躍されているのだと思います。


そうですね。
周りのサポートもないから私は何にも活躍していないですね。
活躍とかする気もないけどな。

番組中、解説をしてくださっていた児童精神科医の吉川徹先生の収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像C 収録後インタビュー「吉川 徹 さん」 | NHK健康チャンネル

ただ、実際には、発達障害のある人のなかには、その特性が周囲に理解されず、「怠けている」「甘えている」と誤解されて、生きづらい思いをしている人も多くいます。今回この番組を通して、発達障害は、怠けているわけでも、甘えているわけでもなく、ある意味"脳の個性"ともとらえられるものなんだということを多くの人に理解していただき、悩みを抱えている人たちの"生きづらさ"が軽減していったらいいなと思っています。
ほかにも、ある企業の取り組みをご紹介するんだとか?


今回、従業員の多くが発達障害のある人という企業を取材させていただき、発達障害のある人がどうすればその能力を十分に発揮できるのか、具体的にどんな工夫をすればいいのかということを探っていきます。実はそんなに大げさなことをしているのではありません。ほんのちょっとしたことで、働きやすさが大きく変わるんだということを感じていただければと思います。

従業員50人のうち、およそ7割が発達障害者という横浜のある企業。
大手IT企業の子会社で、ゲーム画面の加工やプログラムのチェック作業などを請け負っている。
 工夫@ ついたてて区切る
 工夫A 電話応対なし
 工夫B 仕事中でもイヤホンOK
 工夫C ベッドで仮眠OK
 工夫D 休日出勤ゼロ 残業も原則なし
 工夫E 職場で食事が可能
      職場の冷蔵庫にレトルト食品が入っていて、会社からの補助で1個100円。


番組の中で紹介されていた会社の社長へのインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像E 発達障害のある人の就労に力を入れている会社社長にインタビュー | NHK健康チャンネル

花緑の幸せ入門 「笑う門には福来たる」のか?~スピリチュアル風味~ (竹書房新書)



posted by ひと at 16:55| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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