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2019年08月14日

二胡ではない方の胡弓

ここのところ新発売の菓子とか喰ってないし、どこかに出かけたりもしていないからネタがなくて更新をしていなかったワケだが。
あんまり見ている人もいないから更新をしていなくても支障はないかも知れないけど。
そういえば胡弓の話とか載せてなかったなぁと思って。

胡弓ね胡弓。
多くの人の頭の中には、高級な中華料理屋なんかでお姉さんが弾いている楽器の方が思い浮かびましたね?
違う。
それじゃない。
それ二胡。
あっちこっちのカルチャーセンターなんかで習えるヤツ。
それも二胡。
あれもこれも全部二胡!

古月琴坊 黒檀二胡 金属軸糸巻き ER-900M



ってことで胡弓という楽器のことをまずは説明せねばなるまい。
大概の人が見たこともないと思う。
いろいろ種類があるんだけど、私が今使っているヤツは↓

DSCN8379.JPG

ぱっと見「三味線」。
でも弓を使いますね。
弓のことを「素(そ)」と言います。と言いつつ、売っている店のサイトとか見ても漏れなく「弓」って書いてあるけどな!
どんな感じの音とか、どんな感じで弾くとかってのはyoutubeででも見ていただくことに。
まあ、二胡が出てきちゃいそうだから一個ぐらい探して貼っておくか。



見たこともない楽器だと思うけど、歴史は古い。
津軽三味線なんかより古いんじゃないかな。
三曲会ってあるじゃん(しらねーよ!って言われそうだけど)。
あれは今は三味線と箏と尺八じゃん(だからしらねーって!か?)。
でも昔は尺八じゃなく胡弓だったそうな。
何度か三曲会系の演奏会には行ったけど、全部尺八だったんで、もう全国的にも胡弓を使っているところは無いかも知れず。
あったらごめん。
唯一と言っていいぐらい、一応今でも現役っぽいのが「越中おわら節」かなと思うのだけど、この前演奏会でその曲がプログラムにあったけど誰が胡弓を弾くんだろう?と思ったら胡弓のパートが尺八で演奏されていた。
っていうぐらい、胡弓って見かけない。

私も最近まで胡弓っていう楽器の存在は知らなかった。
大量に民謡を聞きまくっていたのだけど、その中にバイオリンみたいな音が入っていることがある。
てっきりバイオリンだと思っていたし、実際バイオリンである可能性もあるけど。
篠笛だろうと思って聞いていたら実はフルートっていうのがあったからな。
民謡の伴奏にわざと本来とは違う楽器を割り当てることがあったんで、何とも言えない。
で、テレビを見ていたら(もちろん民謡の番組ね)後ろに並んでいる伴奏の中に見たことがない楽器が。
三味線みたいな。
でも弓みたいなので弾く。
音を聞きまして「あのバイオリンみたいな音が出ていたのはコイツかっ!」と。
そこで調べてみましたところ、どうやらあれは「胡弓」という名前の楽器らしいってこととか、「大胡弓」「小胡弓」とかいろいろ大きさだったり種類だったりがあるらしいとかってことぐらいはわかった。
更に調べてみましたら、胡弓を弾けるようになると三味線も上達するとな!
うん。
やろう。
胡弓って素敵な音が出る楽器だなぁ〜♥っていうのもあったり。
こんなに素敵な音が出るのに、すたれちゃうのってもったいないなぁと思うけど、誰も弾いてないしな。

三味線の時に独学は自分には無理だってのがわかったから、胡弓も独学は無理だ。
しかも三味線以上にテキスト類などが手に入りづらいし、ネットを漁ってもびっくりするほど情報がない。
その上、検索しても検索しても「中国」とか「二胡」とかをはずすように検索をかけているのに、二胡しか出てこない(激鬱)。
三味線もネット上に宣伝を載せていない教室多数(実際、私が今行っている先生もホームページとかない)なので、もしかしたらどこかに教室はあるのかも知れないけど、さんざん探してようやくいくつか出てきた。
その中から行けそうなところ三か所で体験レッスン(いずれも有料だった)を受けて、そのうちの一か所に決めた。
行けそうなところって言っても何度も電車を乗り継いで片道一時間以上なんで、この先ずっと通うのは無理だなとは思うけど、最初は何もわからないから、最初だけでもちゃんと教えてもらわんことにはどうにもならんかなと。

胡弓に必要なのは胡弓本体と弓!
そしてコマ!

DSCN8382.JPG

手前が胡弓のコマ。
奥がいつも使っている津軽用のコマ。
全く形が違うし、コマを置く位置もまるっきり違う。

後は指掛け(指摺り)。

三味線 指掛 みます 大サイズ 紫



こういうヤツね。
私は普段三味線を弾くのに使っている自分で作ったヤツをそのまま使っているけど、普通は私が使っているような津軽用のではなく、細棹なんかを弾く時に使うような普通のを使うっぽい。
普通のも持っているけど、指掛けは消耗品だからな。
今はフエルトで作っている。
作り方はこちらを参照。
そして、まったくピンときていなかったけど、超重要なものがっ!
松ヤニ!

KC ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ用 松脂 VR-500



今、こういう固形の松ヤニを使っている。
バイオリンを弾いたことがある人なら「当然じゃん?」ってなるのかも知れないけど、私は弦楽器は全くやったことがなかったのでわかっていなかった。
弦と弓との摩擦で音が出るのだから、ツルツルだと音は出ない。
どんどん音が出なくなるので、弓に松ヤニを塗らなければならない。

他に必要なものって調子笛かなぁ。
これはなくても大丈夫だけど。
今はスマートフォンのアプリなんかでも音が出るのがあるからさ。
私は三味線の時に使っている調子笛をそのまま使っている。

TOMBO トンボ クロマチック調子笛(Pitch Pipe/ピッチパイプ)Eスケール P-13E



こんなヤツね。
何に使うかっていうとチューニングね。
電気で動くヤツ(正確に合わせやすいっぽい)も売っているけど、私は三味線もずっと調子笛で合わせているので。

糸は三味線に使っているものが豊富にあるから、切れたらそれを付けりゃあいいって思っておりましたら!
絹じゃないと音が出ないとな!
実際に絹以外の糸でやってみていないからわからないけど、絹じゃないとダメっていう話だ。
一の糸は絹しか売っていないから仕方なく絹のを使っているけど、津軽用ではそもそも太すぎるし、その太すぎる津軽用の中でも太いヤツを使っているので胡弓には使えない。
二の糸も絹を使う人もいるけど、私はすぐに糸が切れるからナイロンを使っている。
もちろん三の糸もナイロン。
ってことで、仕方なく絹のヤツを購入。
でもさぁ〜三味線みたいにバチでガンガン叩きまくるとかじゃないじゃん?
やさしぃ〜く弓で撫でるだけだよ?
糸なんて半永久的に持つのでは?って思っていた。
大間違いだね。
結構切れる。
むしろ三味線以上に切れる。
絹だから湿気なんかでも弱ってくるらしいしねぇ。

三味線の楽譜ってのも種類があるけど、私が今好んで使っているのは文化譜(三線譜)。
先生は楽譜を使わないから(つまり全て耳コピで覚えなければならない)私がどの楽譜の形式をチョイスしようが勝手なのだけど。

DSCN8389.JPG

文化譜ってのは↑こういう感じのヤツね。

当然胡弓の楽譜も流派によって種類があるだろうけど、たいがい↓みたいなヤツ。

DSCN8387.JPG

うん。
見覚えがあるね。
細棹を習っていた時にこういうヤツだった。
縦譜っていうのかねぇ?
で、みなさんもご存じのように(しらねぇって!か)文化譜と縦譜とでは数字がズレます。
すげぇやりづらいですね。
「1」って書いてあるとクセで糸を押さえちゃうよねぇ。
文化譜の解放弦は0だからさぁ。

バイオリンなんかもそうなんだろうけど(触ったっこともないからわからんけど)弓でまともに音が出るまでちょっとかかるっぽい。
私は天才なので、いきなりちゃんとした音が出た。
というのはウソで。
音はちゃんと出たけどさ、実は過去に一流の先生から二胡をご指導いただいておりましてね。
一度だけだけど。
最初から胡弓をやりたかったけど、教室が全然なかったからさ。
その時にもう弓である程度音が出るぐらいまでにはなっていたから、胡弓は最初からそれなりに音は出せちゃったってことで。

三味線もそうだけど、胡弓も流派がいろいろあるらしい。
当然流派が違うと弾き方も若干異なる。
体験レッスンを受けてみて、先生によって構えとかだいぶ違った。

胡弓は和楽器なんで、当然和楽器屋に売っているものではあるけど、三味線みたいに普通に扱っている店はあまりないようだ。
取り寄せになるっていうパターンが多いっぽい。

posted by ひと at 20:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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