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2019年09月02日

2019年4月1〜12日◆I'm ageing(前編)

I'm ageing「私は年を取りつつあります」という年齢進行形でお送りする。
目を転じて大きく世界を見ましょう。
1980年代レーガン政権によって規制緩和が始まり、抑制なき経済戦争が始まった。
ついに資本主義は略奪同然の対立を生むようにもなった。
競争を勝ち抜くために必要なものは、これは今も続いている「安定した強い政府」。
第二に「自由市場」。
物のやり取り、貿易等々が関税をなるべく抑える、という。
そういうことが好景気を生む社会進化論の二つの柱だ。
「強い政府」と「自由市場」。
過酷な生存競争のみが適者生存を選ぶ。

 歴史的に見て、自由市場はすばらしい結果をもたらすという主張は、進化論を根拠にしている部分が大きかった−中略−これこそが社会ダーウィニズム−中略−である。(25頁)

世界を解き明かすキーの一つになっている。
作ったら売り込む先が必ず世界中のどこかにあるということが、今の資本主義にとってはよいこと。
はっきりしてきた。
一つは最強国のアメリカ。
二カ国目が中国。
習近平指導体制のもと「逆らうヤツは」という。
みなさんも異論はなかろうと思うが、世界は今、超利己主義と呼んでいいと思う。
アメリカン・ファースト。
そして中国はと言うと「一帯一路」「全ての道は北京へ通じる」という。
優位に立つグループが独占権を世界に敷くという生存競争が今、続いている。

生き物でいえば非常に単純。
生き物の「超利己主義」を訪ねていきましょう。
自分は強く、弱いものを喰い散らかす。
そして多くのメスをはらませ、たっぷりと喰い物をため込んで子分を持つ。
子分を従えさせて、従えさせるルールを自分で作る。
これが世界最強の敵者。
味もそっけもない。
こういう時にみなさん、物事を根本から考えましょう。
世界はこういう理屈で今、動いている。
ところがこの適者。
世界最強の敵者を生み出していくという世界史における適者生存の理屈。
遺伝の法則。
これは利己的遺伝子で、マイ・ファースト。
まずは自分のことしか考えない。
であるから「利己的である」ということが歴史が始まってから生き残る「術」だった。
しかし、そうやって考えても解けないのが、まな板に置いた「老化」。
なぜ老化遺伝子はあるの?
老化というのは遺伝。
何代も代を重ねて厳しく適者を、強い者を、賢い者を生き残らせてきたのだが、この老化だけは遺伝子の中から排除しない。
この「老化」とは一体何かというと、もう武田先生は思い当たる。
「個」からまずは生殖の能力を奪う。
そして他を喰う強さは、喰いたいものを喰え無いという弱さへ。
誰かさん(柴田理恵)がやっていたが「昔はエビの天ぷら2本ぐらい平気だったのに、最近は小エビでも」と。



もう消化液の分泌がどんどん落ちていく。
小腸が食べ物を吸収する。
大腸の方は便を作る。
そういう菌を住まわせているのだが。
年と共に大腸の便を作る能力がカクーンと落ちる。
落ちるともう信じられないぐらい固くて太いのが出てくる。
もう「やめてくれよ!」と言うぐらい。
本当に。
「裂けるんじゃないか?」という。
それをこの間、小腸と大腸を言い間違えた武田先生。
とある飲料メーカーの方で、頭に「ヤ」が付くところ(番組中では明確に企業名を言わないがおそらく「ヤクルト」)から丁寧に「それは違いますよ」というので便を作るために大腸によい「ヤ」印の○○というのと、小腸で消化を助ける微生物がいっぱい入っている「ヤ」というのを。
ありがとうございます。
でも本当にそう。
武田先生は痛感しているが睾丸はどんどん下がっていく。
真下に下がる。
老化。
全部ダラーッと下がっている。
「オマエはマスカットか!」という。
適者は強い。
しかしその適者の強者でさえも、やがて老化ということで弱ってゆく。
トランプさんも、もうグレープフルーツ。
グレープフルーツだとタヌキになってしまう。
とにかく、あらゆる権力者にも忍び寄る老化。
老化という一点を・・・。

老化というのはまことに不思議な現象。
適者生存ですごく強い者が生き残ったにしても、内からその強者もゆっくりと年を取り弱くなり、やがては死んでいく。
老化は利己的遺伝子の支配する適者生存では解けない。
「自分のことしか考えない」という遺伝子があって生き残るのだが。
やがてその利己的遺伝子も自分が死ぬ方角に持っていくワケだから。
老化というのは不思議な現象。

老化は人間が地球上生物として現れてから、ゲノムの中にあって進化してきている。
とても面白いのは個体に働く突然変異という、生き物を別ステージに持っていくという「変異」という偶然が起きる。
その突然変異でさえも老化遺伝子を追放しなかった。
老化から逃げられた人は一人もいない。
なぜ老化は遺伝子の中で生き残ったのか?
答えは一つしかない。
集団選択。
集団で死ぬという方向を選んだ。
「ボクも死ぬからキミも死ね」というのがゲノムの中に書きこまれた。
生き物は一定の寿命があり、予定通り死ぬ。
個体にとってはそれはとても不幸だが、集団にとっては利点が多い。
集団が生き残るために個はある時を迎えると死んでいくという。
他の動物を考えよう。
他の動物は生殖をピークとするものが多い。
人生のピークにしちゃう。
鮭を見てください。
精子をかける。
自分の精液を卵の上に撒きちらかして、撒きちらかした瞬間「あらっ」と死んでいく。
精子を吐き出した鮭のことを北海道では「ほっちゃれ」と言う。
身もパサパサ。
食べても美味しくないし。
熊が遊び半分で喰う。
本当のことを言うと、みんな生殖を終えるとだいたい死ななきゃいけない。
ホタル、ハチ、カゲロウ。
ああいうのは一回セックスすると死ぬ。
メスが多くの子を産まない人間は子をはらませる段階でオスが死に絶えると集団の人数の調節が効かなくなり、絶滅の危機を負うことになる。
つまり男が若い娘っこに抱きついて生殖した。
生殖した瞬間に「かっ!」と死んじゃう。
そうすると、いきなりオスの人数がガバーっと減るので、調節機能をするためにオスを生かしておく、という。
それで人口の調節を行なっているのではないか?
老化というのは実は人口調節のための装置なのではないか?と。
それゆえに老化を進化させてきた。
これはわかる。
若い時は元気いっぱい、はしゃいでいた。
今はすっかり睾丸も下がりきった。
ブドウの房みたいで見る影もない。
ご老人方よ。
同輩として申し上げるが、この「老い」には何か意味があるのではないかと、そう思う。

 人間の体も車のようにガタがくるという考え方は誘惑的だ。しかし、生物と無生物のあいだには決定的な違いがある。−中略−要するに、老化を単なる「摩耗に至るプロセス」と考えることはできないということだ。(73〜74頁)

人間がたくさん食べ、ほんのすこししか運動せず、子供をつくらないとき、わたしたちはいちばん長生きすることになる。同時に女性は男性よりもずっと早死にするはずだ。女性は男性よりも生殖にずっと多くのエネルギーを使うからだ。
 ところが、実際にはすべてがその反対である。
(55頁)

「ストレス」とよくおっしゃるが、ストレスは人間を殺す理由にはならない。
世界中、どこを探っても女性のほうが長生き。
なぜか?
生涯で女性はたくさんの肉体的ストレスを抱える。
妊娠、出産、育児。
男性よりもハードな難関が女性にはたくさん待ち受けているが、女性の方が長生きする。
このへんがまた不思議なところ。

若返るクラゲ 老いないネズミ 老化する人間



原題は『CRACKING THE AGING CODE』。
「ひび割れていく老化遺伝子」という英題。
「年を取る」という現象がいかに変わった現象なのか、ということを書いた。
これはかなり考えた。
「命」というのは難しい。

ちょっと昨日、ゴルフをやっていた。
階段から落っこちて頭を打っちゃったという友がいて、その友と前立腺癌を疑われた友が目の前にいて。
病気の話になった。
片一方の友はひどくお医者さん嫌いで「医学てのは産業なんだから、オレたちは飲まなくてもいい薬なんか飲まされてるんだ」という。
武田先生も結構(飲んでいる)薬が多いから。
でも武田先生は結構先生とお付き合いをしている。
まぁ「先生も一生懸命考えてくれてるんだろうから」と思って。

こんなことがあった。
命の捉え方はすごく難しい。
武田先生は(二尖弁の手術で)セラミックの人工弁で生きている。
もう本当は死んでいたかも知れない。
心臓。
これはもう9年前にやった手術。
その手術のやり方が別の大学では、人工の人間の作ったものではなくて、その人の体の一部の筋肉を削り取って心臓の弁にするという手術がうまくいっている。
それを読んだ武田先生の奥様が「何でそれにしなかったのか」と今、言う。
「だってオメェ、そらぁ先生が知らなかったんだろうから」と。
それしか言いようがないから奥様に言ったら、そのお医者さんと会って話をする機会があった。
それでポロッと訊いた。
「ワーファリンなんていう薬飲まなくてよい○○ていう手術が今、○○大学でやってるみたいですね」と言ったら、もう先生はとっくにご存じで「あ!○○先生だ」とおっしゃって「彼、頑張ってますよ〜」とかとエールを送られる。
ちょっと遠回しにそっと探るように「先生、何でオレ、それダメだったんですかね?」と訊きたくなる。
その先生はいい先生なので怒らないと思って訊いた。
その体の一部分を削り取って弁にするという手術はヨーロッパでものすごく盛んで、成功例がほとんど。
「じゃ、何で?」と訊いたら「武田さん。平均寿命が違うんです。わかってください」と言われて。
その手術が一番盛んな東ヨーロッパの国は平均寿命が70歳ちょっと。
60代でその手術をやって成功率100%なのだが、10年以上もっているという確率に関しては平均寿命が70代なのでよくわからない。
武田先生はもう70(歳)になる。
9年前。
どう考えてもそれよりは、人工弁の方が、ワーファリンを飲む手間があっても「武田さんの10年後をお約束できる」という。
「医学は平均寿命との闘いなんだ」とおっしゃる。
だから癌がすごい。
今、二人に一人が癌で死んでいく。
あれが日本人が50代で死ねば、癌なんて発生率が低い。
そういう寿命と病の相関関係というのがあって「○○がうまくいっているから」というのはなかなか難しい。
ハッとした。
だから医学もそうだが、答えを一つに絞れない。

「老化」という現象に関してはどうかというと、実は老化の研究は1950年代から始まっているらしい。

 シラードは「細胞は自己複製をするときに、ときたま複製エラーを起す」と推論した。(65頁)

 ところが、一九七八年に幹細胞が発見された。−中略−実際には、すべての細胞は幹細胞から生まれるのだ。(66頁)

人間のDNAが次世代に複製されるとき、複製エラーは100億ユニットにひとつしかない。(67頁)

だからレスリー・オーゲルという人の「細胞がボロになるのが人間の老化です」という説は完璧に崩れた。

一九五六年は−中略−カリフォルニア大学バークレー校の医療実験室で働いていたデナム・ハーマンという若い理論科学者は、−中略−細胞のなかの化学物質(フリーラジカル=遊離基)が、生物の体に同様のダメージを与えるのではないかと考えた。実験を行なってみると、抗酸化物質がマウスを放射線のダメージから守るという結果がでた。そこでハーマンは、抗酸化物質は老化のプロセスを遅らせると提唱したのである。(68〜69頁)

「酸化に逆らえば老化は止むんだ」ということで。
何と1980年代「コエンザイムQ10」というのが「この抗酸化剤がエイジングに効くんだ」と。
抗酸化。
「酸化されなければ細胞は錆びつかない」ということだったのだが、違う説が出てきた。

何十年ものあいだ、コエンザイムQ10はアンチエイジング・サプリメントとして宣伝されてきた(同時に、これは心臓病患者にも一定の効果がある)。(72頁)

抗酸化剤に細胞を守る気配はないし、実験動物は長生きしなかった。(70頁)

考えてみれば当たり前のことで、抗酸化剤が水谷譲を若返らせてくれるのであれば、まずやっちゃいけないのは水谷譲の大好きなジム通い。
運動は酸化すること。
普段より酸素を取り込むワケだから。
だから運動をやめれば年を取ることがストップするなんて、そんなことは大間違い。

生物は機械に運命づけられている劣化に支配されていない。なぜなら、生物はエネルギー源を持ち、修復能力を持っているからだ。地球上の生物は、摩耗することなくこの四〇億年を持ちこたえ、拡大してきた。−中略−しかも、体は自己メンテナンスを怠るだけでなく、人生の後半においては、さまざまな方法で自分自身を積極的に破壊する。(74頁)

一体、老化は体のどこが、何のためにそうさせるのか。
「さぁ老人よ、共に考えましょう」と原稿に書いている武田先生。
考えてみましょう。
生物の寿命は様々です。
生き物全体を見る。
カゲロウは幼虫で数ヵ月。
成虫になったら交尾をしてすぐに死ぬ。
鮭もそう。
メスを見つけてバーッと精子をかけるが、うまく精子がかからなかったヤツは川を伝わって海に帰る。
それで次のチャンスを待つ者もいる。

ハコヤナギの木は、土のなかで何千年も繁殖することができる。(76頁)

寿命というのは生命によって実に多様。
だからこの本のタイトルにある通り、クラゲは生まれたらどんどん若くなる。

アホウドリやハダカデバネズミは生きているあいだじゅう完璧な健康を維持し、あらかじめ定められた時がくるといきなり死ぬ。(87頁)

さらには、成体段階から、そもそもの出発点である幼生形へと戻っていく動物もいる。周囲の環境が厳しく、「ここで成長していくのはむずかしいぞ」と体が察知すると、プロセスを逆向きにして幼生形にもう一度戻るのだ。これは単純に「若返り」もしくは「逆向きの老化」と考えられている。(87頁)

鮭は交尾が終わると、卵と精子を使い果たすと、ステロイドを自分で合成して生まれた川で死んでいく。
これははっきり言って「鮭の自殺」。

「サケは自分が卵からかえった川に戻って産卵し、そのあとで死ぬことによって生態系に養分をあたえ、その養分で小さな虫たちが育ち、やがて卵からかえったサケの幼魚がその虫を食べる」という理論もある。(97頁)

タコは生殖活動が終わった後、何と絶食。
餓死して果てる。
タコ偉い!
(本によるとタコは絶食もするが死因は餓死ではなく「視柄腺」と呼ばれる内分泌腺からの分泌物による)

女王蜂。

女王は生涯の最初期段階で一回だけ飛翔する。このとき、一〇匹以上の雄バチと生殖活動を行ない、その後の何年分もの精液を蓄える。−中略−成熟した女王は生殖マシンと化し、一日に約二〇〇〇個という桁はずれなペースで卵を産んでいく。(106頁)

働きバチは数週間しか生きず、老いて死んでいく。−中略−女王は何年も生きて卵を産みつづける。−中略−女王が死ぬのは、婚礼の飛翔のときに受けとった精子の蓄えが尽きたときだけである。精子が尽きても女王は卵を産みつづけるが、受精していないので、針のない雄バチにしかならない。すると、それまでは女王にかしずいていた働き手たちが、枯渇した女王を暗殺してしまう。(106〜107頁)

このように様々な老化と死があるワケだが、人間はどうなるか。

わたしたちは、「集団における老いた引退者≠スちは、生活環境の善し悪しに波があったときに人口を安定させる役割を果たしている」と考えたのだ。(109頁)

老化。
これは真正面に置いて考えると、やっぱり不思議な現象。
若い方も我々のようなジイサンを見ると不安になるだろうと思う。
未来とか。
でもやっぱりジイサンバアサンは「オレオレ詐欺」のカモではなくて、きっと何か意味があって生きている。

生活環境が良好なとき、引退者たちは食物を過剰なほど摂取することで、個体数が増えすぎるのを抑える。反対に、生活環境が悪化して食物が少ないときには最初に死ぬ。(109頁)

そういう老化には「集団選択」、我々が無意識のうちにみなで生きる故の選択というのがあるのではないか?という。
これが「新しい進化論なのではないか」ということ。
戦後。
あの戦争による300万人以上の犠牲で子供を産み育てる最悪の環境で「団塊」。
そこだけバーッと膨らんだ。
これは集団選択のバイアスによると思うと、確かに頷ける。
やっぱり300万人の成人が死んだという事実が、女性の中に集団選択として「子を産もう!」という。
その勢いにはずみがついてしまって「団塊の世代」という。
そこだけ戦後。
武田先生もそれ。
「戦中に亡くなった方々の無念を背負って戦後に生まれた子たち」なのだ。
そういう集団選択のバイアスがかかったのではなかろうか?ということ。

そしてもう一つが「遺伝子の多様性」。
これは面白い。
つまり個体同士が似てくると生殖能力が落ちていく。
性というものはいつも多様性を求める。
いろんな男女にいて欲しい。
ちょっと言葉が乱暴だが、セックスをして子を産んで欲しい。

老化を考えるには二つの道がある。
1859年に発表された巨大な仮説「種の起源」。
これはダーウィンの「進化論」。
そこからオーストラリア帝国(と番組では言っているが「オーストリア帝国)に修道士さんでメンデルさんというのがいて、この人がエンドウマメをいろいろ実験しているうちに、もの凄く見えない世界で「遺伝子があるんじゃないか?」という。
この「進化論」と「遺伝子論」。
この二つが人間がここまで増える大発見をなした大元なのではなかろうか?と。
多様性の維持。
遺伝子が求めているのは多様性。
老化もまた進化したのだ。
つまり老化も適応のために選択された形質に違いない、という。

他の生き物をいっぱい眺めていきましょう。
では、人間の老化とは何か?ということについてはこの方(著者)はなかなか教えてくれない。
読むのが結構大変だった。
そのかわり、いろんな例を教えてくれる。

 樹木はエネルギーの一部を現在の生殖に使い、一年に何百、何千もの種子をつける。しかも同時に、体にもエネルギーを配分し、年を追うごとにすこしずつ大きく、強くなり、生殖能力を高めていく。(180頁)

使い捨ての体理論によれば、−中略−食物は健康と寿命を維持し、高めるはずだった。しかし、食物が少ないほうが動物は例外なく長生きする。また、エネルギーを消費する肉体的な活動は長寿を犠牲にしなければならないはずだったが、実際には、運動により多くのエネルギーを費やす動物(および人間)は、現時点での健康が促進されるうえに、より長生きすることができる。(180〜181頁)

それが「飢餓を感じていたネズミのほうが長生きする」ということ。

戦後すぐというのは大変な時代だった。
驚くなかれ、あそこから日本人の寿命は伸びはじめる。
50代だったのが70まで。
武田先生のお父様もそう。
戦争で死ぬ目に遭ってるわ、食糧難で喰うや喰わず、という。
食糧危機になると、その人の空腹の思いとは別個に「生きる」というエネルギーにスイッチが入るらしい。
ということは、飯をいっぱい喰わせていると人間は簡単に死ぬ。
つまり「喰い物がない」というのは、もの凄い生き物のエネルギーを人間に与える。
これは他の動物でも確認されている。
老化というのはそういう意味でプラス・マイナスで説明できない。

 実験用のマウスは通常二年しか生きない。しかし、極端なカロリー制限をすると、三年生きることができる。イヌの寿命は普通一〇年だが、カロリー制限でこれを二年延ばすことができる。(190頁)

毎月大変女性方を悩ませる生理。
それから出産、子育て。
もう本当にストレスが多いが、そっちのほうが「女性が長生きする傾向を持つ」という理由ではないか?と。
間違いなく飢え、命の危機、ストレスによって寿命は延びる。

これはここまでの結論。
老人よ!長生きするためにバンジージャンプ!

posted by ひと at 07:57| Comment(0) | 武田鉄矢・今朝の三枚おろし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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