2023年1月20日(金)よる11時15分〜
第1話
郊外にある児童精神科、さやま・こどもクリニックの院長・佐山卓(山崎育三郎)は、臨床心理士の向山和樹(栗山千明)とともに、発達障害など心に生きづらさを抱える子どもとその家族たちの診察を行い、向き合う日々。同じころ、大学病院の小児科で研修を受けていたドジな研修医・遠野志保(松本穂香)は、またしても遅刻をしてしまい、教授に呼び出される。そこで遅刻したことを怒られるかと思いきや、実は志保が重大な医療ミスにつながり兼ねないミスを犯していたことが判明。教授から医者になることを諦めろと告げられてしまう。ショックでがく然とする志保は、気づけばある場所へ向かっていた…。そこはかつて幼い頃に住んでいた郊外にある小児科・心療内科の「りえ・こども診療所」。怪我をしては親には内緒で訪れて院長の佐山りえ(風吹ジュン)に優しく対応してもらっていたのだ。ところが志保がたどり着いた先は、「さやま・こどもクリニック」となっていて…。
結論から申しますと、思ったほどムナクソが悪い感じの内容でもなく。
原作が漫画だからなんだろうけど、なんかぎこちない感じっつーか、ちょっと変な感じはするけれども。
発達障害の子供を持つ親御さんの負担みたいなのが豊富に表現されていて、それはよかったかなと。
佐山とかいう医師の役の俳優さん、ずいぶん山崎育三郎さんに似ている俳優さんだなぁ〜なんて思ったら山崎育三郎さんでしたか。
松本穂香さんという人は全く存じ上げないのだけれども(若い俳優さんはほぼ知らないけれども)演技が上手いんだろうけど、ADHDっぽい感じにちゃんと仕上がっているなぁと。
佐山卓「痛みを抱えているからこそ、人に寄り添えることだってあるはずだ」
よく鬱病を経験した人なんかがさぁ〜「自分の経験を生かして他の人の力になりたい」的な話で鬱病の人のサポートをするような活動を立ち上げてとかやるけれどお、どっちかっつーとそういうのはあんまり役に立たないっつーか、むしろサポートに回る人って「鬱病なんて考えたこともなかった」みたいな人の方が適任だったり。
苦労をしている人は全員じゃないけれども圧倒的に性格が悪いっつーか余裕がないっつーか他人のことは考えていないというか自分勝手っていうか(個人の感想です)。
若い頃は「この人は随分苦労してきたみたいなのになぁ」なんて思っていたけれども、むしろそれが普通なんだなと。
痛みがない人の方が人に寄り添いやすいんじゃないかと思う。
こういう発達障害の人が悪役じゃない内容の漫画とかドラマってのはあるけれども、職場の発達障害の人のせいで周囲がボロボロになっていくとか、発達障害の配偶者が原因でボロボロにみたいなのってドラマにならんのかな?
そういうのも見てみたいな。
すげぇエグい内容のヤツ。
子供が発達障害の診断を受けたけれども祖父母が孫が障害者だってのを絶対認めん!みたいになって泥沼とかさ。
で、次回は
2023年1月27日(金)よる11時15分〜
第2話
院長・佐山卓(山崎育三郎)のもと、遠野志保(松本穂香)は「さやま・こどもクリニック」で研修することになり、向山和樹(栗山千明)や産休明けで戻ってきた受付担当の市川渚(是永瞳)も揃ってクリニックは賑やかに。そんなある日、川島雅紀(戸塚純貴)が佐山のもとに相談にやってくる。川島が訪問介護を行っているうつ病患者の滝川治(岡田義徳)は小学4年生の娘・悠里(浅田芭路)と2人で暮らしているのだが、どうやら悠里は学校に行っていないようで、また発達障害の疑いもあるという。佐山の指示で、川島とともに滝川の家を訪ねることになった志保は、そこで衝撃の光景を目にする。家の中はゴミで溢れかえっており、その中で悠里がひとりご飯を作っていたのだ。さらに、万年床から出てきた様子の治はボサボサの髪に無精ひげを生やして、お世辞にも清潔とは言い難い。悠里は人懐っこく明るい印象ながらも、多動傾向が見受けられたこともあり、志保はなんとか治を説得してクリニックの予約を取り付ける。