見逃し 5月1日 午前7:00-午前7:45 放送
NHKニュース おはよう日本 能登半島地震から4か月
5/1(水) 午前7:00-午前7:45
配信期限 :5/8(水) 午前7:45 まで
該当する箇所は19分ちょっと前あたりから45分ぐらいまで。
結構長い。
タイトルは「信仰背景の虐待に迫る」ということで「エホバの証人」とは書かれていないけれども、内容的にほぼエホバの証人について。
番組中にも何度も「エホバの証人」という言葉が登場するし。
宗教の信仰背景の虐待 児相へ相談通告 約4割が「心理的虐待」 | NHK | 児童虐待
このあたりが放送内容のダイジェスト的な感じかな。
全文書き起こしは時間もかかるので補足していく感じでちょっと埋めてみる。
宗教への信仰を背景にした子どもへの虐待について、NHKが全国の児童相談所の対応を取材したところ、去年までの5年間に寄せられた相談や通告のおよそ4割が宗教活動の強制などの「心理的虐待」だったことがわかりました。対応の課題については親の信教の自由を侵害しない範囲でどう指導すればいいのかわからないといった意見もあり、宗教特有の対応の難しさが浮き彫りになりました。
虐待の事例
▼ことばや映像・資料により恐怖をあおる・脅す
▼他者の前で宗教を信仰していると宣言することを強制する
などが多かった。
「忌避」というエホバの証人独特の制度が取り上げられる。
エホバの証人の元信者らを支援する弁護団が「エホバの証人」の2世ら581人を対象に去年行った調査では76%が教団からの脱会が困難だと感じたと回答。
弁護団は忌避が脱会する自由を奪っている可能性があると指摘。
NHKはエホバの証人の日本支部に取材をして回答を得ているが、まあクソみたいな言い逃れに終始。
現役の長老がNHKの取材に応じて、実態を暴露。
「エホバの証人」の回答
「成長した子どもは十分な情報を得たうえで、親と同じ宗教を受け入れるかどうかを各自で決定できます」
NHKが先月(4月)、児童相談所を設置する全国78の自治体に取材したところ、宗教への信仰を背景にした虐待の疑いがあるとして相談や通告を受けた件数は、昨年度までの5年間に少なくとも77件ありました。
内容については、回答があった中では▽「心理的虐待」が最も多く33件、▽「ネグレクト」が28件、▽「身体的虐待」が5件などとなっています。
具体的には、「心理的虐待」では宗教団体の集会への参加を拒否したら無視されたとか、進路をめぐって制限を受けたなど、宗教活動を強制されたケースが多くあげられました。
また「ネグレクト」では治療のための輸血を親が拒否したケースが、「身体的虐待」では、祈とうの時間にテレビを見ていてたたかれたケースなどがありました。
相談や通告の経路は警察が最も多く14件、学校が11件、親族が10件、医療機関が8件などとなりました。
対応の課題などについて聞いたところ、子ども本人が虐待と認識していないケースや親子関係が崩れることをおそれ周囲に相談でないケースなど、問題が表面化しにくくなっているという指摘があったほか、親の信教の自由を侵害しない範囲でどう指導すればいいのか判断が難しいとか子どもの気持ちを親が理解してくれるとは限らないといった意見があり、宗教特有の対応の難しさが浮き彫りになりました。
信仰を背景とする虐待にどう対応すればよいのか模索する動きも始まっている。
スクールカウンセラーなどを対象としたオンライン講座が紹介される。
宗教学の専門家は信仰を背景とした児童虐待について、責任は宗教団体にあるとした一方、社会にも求められる役割があると指摘。
宗教の問題に詳しい同志社大学 小原克博学長「そこ(宗教団体)に解決を完全に丸投げするのではなくて(被害の声を)どこかでちゃんとすくい上げる、受け止める仕組みを社会が用意していくしかない。『助けて』あるいは『苦しい』といったときに、声を上げることができるような場がここにもあそこにもあるという状況を作っていくことが大事」
こどもの人権110番:0120-007-110→LINEでも相談可
児童相談所虐待対応ダイヤル:「189」
児童相談所などはSNSやメールなどさまざまな相談窓口を周知するほか対応にあたる職員の研修を行うなどして、子どもたちを救い出すことができる環境の整備を進めることにしています。
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