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2018年12月12日

「発達障害って何だろうスペシャル」の再放送他の放送予定

NHKのサイトに「発達障害って何だろうスペシャル」の再放送のお知らせが出ていたのでそれをご紹介する。
NHKのサイトの方にはなぜか出ていないけど前にご紹介したのともダブるけど「“普通”って何だろう?」の再放送の情報も載せる。


発達障害って何だろうスペシャル
12月28日(金)午後3:08〜 総合
(本放送:11月24日(土)午後9:00)
※放送予定は変更になる場合があります


発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「ASD“感覚過敏”」
12月14日(金)【13日深夜】 午前3時50分 〜 3時55分 総合
12月15日(土) 午後4時10分 〜 4時15分 総合

発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「LD“読み書きが苦手”少年編」
12月16日(日)午後1時55分 〜 2時00分 総合

発達障害を生きる



posted by ひと at 19:28| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

また「“普通”って何だろう?」の再放送があるようです

全然NHKのサイトの方には情報がないけど、ここのところチョロチョロと放送されるな。

発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「ASD“感覚過敏”」
12月14日(金)【13日深夜】 午前3時50分 〜 3時55分 総合
12月15日(土) 午後4時10分 〜 4時15分 総合


大昔に全文掲載したヤツと同じ内容かと思われるので、詳しい内容はこちら

posted by ひと at 21:25| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月03日

NHKの「発達障害キャンペーン」まとめに追記しました

「ニュースウオッチ9」の情報が出ていたので追記しました。

posted by ひと at 20:53| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12月7日に発達障害関連の番組が放送されるようです

って言っても再放送な上に短いヤツだけど。
NHKのサイトには載っていないようだけど、内容は以下の通り。

発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「LD“読み書きが苦手”少年編」
12月7日 (金)午前3:50 〜 3:55 (5分) NHK総合


大昔に全文掲載したヤツと同じ内容かと思われるので、詳しい内容はこちら


posted by ひと at 19:48| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月28日

NHKの「発達障害キャンペーン」まとめ(12月3日追記)

まだ再放送が残っているのとかもあるけど、一応先週で終わったことになっているっぽい。
どんどんご紹介していったけど、見づらい状態になっていると思うし、全文書き起したヤツとか書き起してないヤツとか混在しているし、もっとわかりやすくご紹介しなおそうかなと思うけど、どういうふうにするとわかりやすいのかがようわからんけど。
リンク先のページも、内容が古くなっているから直した方が見やすいかな?っていうヤツは更新した。

「発達障害キャンペーン」特設サイト
11月19〜11月25日の放送予定

これに掲載されていないものも紹介する。

リンクミスなんかもあるかも知れないけど、とりあえずこれで一旦アップしておく。
修正はまた後日。


テレビ番組


◆アニメシリーズ「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送
今は放送は終了したっぽい。
掲載内容:各シリーズの全文書き起こしページへのリンク


◆ニュースウオッチ9 [総合]
11月19日(月)午後9時00分〜10時00分
「キャンペーン 発達障害って何だろう」

NHKのサイトに概略あり


◆あさイチ [総合]
NHKのあさイチのホームページ

11月19日(月)午前8時15分〜9時52分(枠内)
「特集 気づいてスッキリ!女性の発達障害」

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月20日(火)午前8時15分〜9時52分(枠内)
“発達障害のピアニスト” 野田あすか

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月21日(水)午前8時15分〜9時52分(枠内)
発達障害 災害時のケア

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月22日(木)午前8時15分〜9時52分(枠内)
発達障害 反響編

掲載内容:回答部分はだいたい全文掲載


◆視点・論点 [Eテレ]
11月19日(月)午後1時50分〜2時
再放送 [総合] 11月20日(火)午前3時50分〜4時
「発達障害と共に生きる」

掲載内容:NHKの全文掲載ページへのリンク


◆きょうの健康 [Eテレ]
NHKのきょうの健康のホームページ

11月19日(月)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月26日(月)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害「注意欠如・多動症(ADHD)」

11月20日(火)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月27日(火)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害「限局性学習症(LD)」

11月21日(水)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月28日(水)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害「自閉スペクトラム症(ASD)」

掲載内容:「全力サポート!子どもの発達障害」の各番組の概要が掲載されたNHKのサイトへのリンク

11月22日(木)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月29日(木)午後1時35分〜1時50分
あの人の健康法「栗原類」

掲載内容:概要が掲載されたNHKのサイトへのリンク


◆ハートネットTV [Eテレ]
NHKのハートネットTVホームページ

11月20日(火)午後8時〜8時30分
シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”第1回「少年院の現場から」
(2017年5月30日に放送したもののアンコール放送)
NHKのサイトに全文あり
掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月21日(水)午後1時05分〜1時34分
「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」
(2018年11月14日に放送したものの再放送)
掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月21日(水)午後8時〜8時30分
再放送 11月28日(水)午後1時05分 〜 午後1時35分
シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”第2回「出所、そして社会へ」
(2017年5月31日に放送したもののアンコール放送)

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介


◆NHKスペシャル [総合]
NHKのNHKスペシャルのホームページ
11月20日(火)午後11時55分〜0時44分
「自閉症の君が教えてくれたこと」(2016年12月11日に放送したものの再放送)

掲載内容:全文掲載


◆u&i [Eテレ]
NHKのu&iのホームページ
11月21日(水)午前9時〜9時10分
#4「なんで覚えられないの?(読み書きの苦手)」

掲載内容:全文と動画が掲載されたNHKのサイトへのリンク


◆ラン×スマ〜街の風になれ〜選  [総合]
※関東甲信越(茨城を除く)以外で放送
NHKのラン×スマのホームページ
11月21日(水)午前11時05分〜11時30分
「キラリ!市民ランナーファイル第2弾」

放送されていない地域に住んでいるので見ていないので記事はアップしていない。


◆ごごナマ [総合]
NHKのごごナマのホームページ
11月21日(水)午後2時05分〜2時55分
「発達障害を知る ふつうってなんだろう?」

一応見たけど特に記事をアップしていない。


◆クローズアップ現代+ [総合]
NHKのクローズアップ現代+のホームページ
11月26日(月)午後10時〜10時25分
「企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革▽業績アップ」

掲載内容:全文掲載
NHKのサイトにも全文掲載されていた


◆おはよう日本 [総合]
NHKのおはよう日本のホームページ
11月22日(木)午前7時台

掲載内容:全文が掲載されたNHKのサイトへのリンク


◆ウワサの保護者会 [総合]
NHKのウワサの保護者会のホームページ
11月22日(木)午前11時05分〜11時29分※首都圏、東北地方以外で放送
11月24日(土)午後0時30分〜0時54分
「発達障害かも…どうすれば?」(再)

一応見たけど特に記事をアップしていない。


◆所さん!大変ですよ [総合]
NHKの所さん!大変ですよのホームページ
11月22日(木)午後8時15分〜8時43分
再放送 11月29日(木)午前4時02分〜4時30分(再)
「誕生!?伝統工芸の救世主」

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介


◆発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?
「LD“読み書きが苦手”少年編」
 [総合]
11月23日(金・祝)午前3時50分〜3時55分
掲載内容:全文掲載


◆発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?
「ASD“感覚過敏”」
 [総合]
11月23日(金・祝)午前6時25分〜6時30分

掲載内容:全文掲載


◆インタビューここから「武田双雲」 [総合]
11月23日(金・祝)午前6時30分〜6時53分

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介


◆すくすく子育て×ウワサの保護者会 [総合]
※四国地方では別番組を放送
NHKのすくすく子育て×ウワサの保護者会のホームページ
11月23日(金・祝)午前11時00分〜11時54分
「ちゃんと知りたい!子どもの発達障害」(再)

一応見たけど特に記事をアップしていない。
NHKのサイトに全文じゃないっぽいけど、だいたい紹介されている。


◆ドキュランドへようこそ! [Eテレ]
NHKのドキュランドへようこそ!のホームページ
11月23日(金・祝)午後10時〜10時49分
「オレグの自立〜発達障害と向き合う青年の物語〜」

一応見たけど特に記事をアップしていない。


◆地球ドラマチック [Eテレ]
NHKの地球ドラマチックのホームページ
11月24日(土)午後7時〜7時44分
「泳げ!ハンマーヘッズ〜ちょっと特別な僕らの水泳部〜」

何でかわからないけど見てもいない。


◆発達障害って何だろうスペシャル [総合]
11月24日(土)午後9時〜9時49分
掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介と、NHKの収録後のインタビューへのリンク


◆今夜も生でさだまさし [総合]
NHKの今夜も生でさだまさしのホームページ
11月25日(日)午前0時05分〜1時35分(土曜深夜)

番組内ではほんのわずかしか取り上げていなかったし、特に記事はアップしていない。


◆目撃!にっぽん 選 [総合]
NHKの目撃!にっぽん 選のホームページ
11月25日(日)午前6時15分〜6時50分
「“心の街並み”を描く〜アーティストAju〜」

これも見てもいないな。


◆バリバラ [Eテレ]
NHKのバリバラのホームページ
11月25日(日)午後7時〜7時30分
再放送 11月30日(金)0:00〜(木曜深夜)
「2人の怒れる男」

記事はアップしていない。
NHKのサイトにだいたい全文掲載されている。



ラジオ番組


◆すっぴん! [ラジオ第1]
NHKのすっぴん!のホームページ

11月19日(月)午前8時05分〜11時50分(枠内)
すっぴん!インタビュー「“選択的発達者”として生きる」
特別企画「発達障害って何だろう」

11月20日(火)午前8時05分〜11時50分
こそだてカフェSP「発達障害・子育ての悩み」

11月27日(月)午前8時05分〜11時50分(枠内)
こそだてカフェSP「発達障害・子育ての悩み」

掲載内容:NHKの聞き逃しを聞けるサイトへのリンク

      19・20日の分 27日の分


posted by ひと at 21:33| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月27日

NHK ラジオ第1「すっぴん!」で今日放送された件と前回の分の件

NHKの発達障害関連番組の放送予定には掲載されていなかったけど、今日もラジオで発達障害のことを取り上げていた。

すっぴん!|NHKラジオ第1
毎週月曜〜金曜 午前8時05分〜11時50分

「聞き逃した!」っていう方もご安心を。
↓から聴くことができます。
プレーヤー | NHKラジオ らじる★らじる

こそだてカフェスペシャル 梅永雄二さん (早稲田大学教授)
発達障害についての話はこの中の最初の4分あたりから23分あたりまで。
これは12月4日(火) 午後6:00配信終了なのだけど、それが聞けなくなっても聞けるように別のところに掲載される予定。
そっちがアップされたらまたご紹介する。


で、この番組の前回の放送は、放送予定にも載っていたのでご紹介したけど、ずっと聞ける状態のものがアップされたのでそのリンクをページの下の方に追記しました。

NHK ラジオ第1 すっぴん!

よくわかる! 自閉症スペクトラムのための環境づくり (ヒューマンケアブックス)



posted by ひと at 19:43| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK クローズアップ現代+ 企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革(修正しました)

昨日の夜にやっていたヤツ。
11月21日に放送予定だったのが理由は知らないけど延びたっていう。
一通り全文書き起こしてみました。

11月26日(月)午後10時〜10時25分

企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革 - NHK クローズアップ現代+
15人に1人ともいわれる発達障害。高い能力を持っていてもコミュニケーションが苦手なことなどから職場で孤立しがちだった。しかしいま、人手不足に加え、きちんと能力を引き出せば大きな戦力になることから企業のニーズが高まっている。なかには発達障害の人材活用に成功し業績アップにつなげるIT企業も現れた。ポイントは、障害の特性にあわせて社内環境を変えたり柔軟に休暇が取得できたりする多様な働き方を受け入れるきめ細かな配慮だ。他にも、特定の仕事だけを担当させられたりして意欲を失う人が多かった反省から、キャリアアップの道を開いた衣料関連の会社も登場するなど、能力を引き出すノウハウが蓄積され始めている。企業で潜在能力を発揮し始めた発達障害者の姿を紹介する。

(VTR)
先月開かれた企業向けのセミナーです。
席を埋め尽くす各社の人事担当者。
注目するのおは、発達障害のある人たちの雇用です。
大手機械部品メーカー「何しろ市場にたくさんいますので、今ならよい人材を選んで採れると」
今、発達障害のある人たちが急速に活躍の場を広げています。
発達障害のある社員「ADHDですね。アスペルガーと。集中がもたずに、いろんなところに注意散漫なところがあるので」


発達障害
生まれつき脳機能の発達に偏りがある障害。
「コミュニケーションが苦手」「注意力に欠ける」など、一般の職場になじむのが難しいとされてきました。
しかし、人手不足に加え、障害者の法定雇用率が挙げられたことで積極的に採用する企業が急増しているのです。


法定雇用率:民間企業・国・地方公共団体に義務づけられる従業員に占める障害者の割合

発達障害のある社員「信頼していただけるからがんばろう、貢献しようという思いが出てくる」

一方、就職してもおよそ3割の人が1年以内に辞めています。
周囲に障害を理解されず、仕事とのミスマッチに悩む人も少なくありません。
発達障害のある男性「段取りを組むのがすごい苦手なところもあるし、うっかりミスがちょっと」
発達障害のある女性「どう伝えたらいいのかな。『健常者の苦手』と『発達障害者の苦手』の違い」
15人に1人とも言われ私たちの周りに当たり前のようにいる、発達障害のある人たち。
職場で、それぞれが能力を発揮するために何が必要なのでしょうか?


就労支援事業所Kaien(東京・秋葉原)

発達障害のある人の就労を支援する事業所です。
男性「書類の発送、宛名書き、昨日の引き続きでよろしくお願いします」
利用者の多くは一度就職したものの様々な事情で辞めた人たちです。
ここで苦手なビジネスマナーや職場でのコミュニケーションなどと学び再就職を目指します。
竹内賢太さん(24)です。
以前、飲食関係の仕事に就きましたが1年半で辞めました。


広汎性発達障害のある竹内さん
【強み】 こだわりが強い 仕事が丁寧
【弱み】 十何な対応が苦手


前の職場では同時に複数の仕事をこなす調理場の補助を任されたといいます。
竹内「人間関係が難しく『一度説明したから覚えろよ』みたいな感じ。『君ができないせいで、ひとつずつ周りがまかなっている』『できないから周りがやっちゃってるんだよ。君のせいで遅いんだよ』っていう感じで、しょっちゅう言われてました」


企業向けの勉強会

雇用する側も発達障害の社員が辞めていく現状に焦りを感じ、この事業所に相談にやって来ます。
企業の人事担当者「(その人の特性を)どう受け止めればいいんですか?」
企業の人事担当者「(職場に)慣れていく、適応していくものですか?訓練することによって」
Kaienエリアマネージャー大野順平「できればやっぱり凸凹も含めて、みなさんには肯定的に受け止めて欲しいなというふうには思っていて」


大野「発達障害ってこういうものでしょみたいな決めつけというか、発達障害の方々の多様性みたいなものを正しく受け止めるのが難しかったりするのかなと」
会社と障害のある人とのミスマッチをなくすため、事業所が進めているのが雇用前実習です。


がん研有明病院(東京・有明)

この日、竹内さんは清掃の仕事を募集する病院に招かれました。
実際に働いて互いに仕事の内容を確認、障害の特性と、どの作業が向いているのか見極めます。
女性「マニュアルをお渡ししておきます。これはベッド清掃のマニュアルです」
(写真付きマニュアルを見せる女性)
病院は事前に竹内さんが口頭での指示は苦手と聞き、一目でわかるマニュアルを用意していました。
男性「ここから下まですべて」
竹内「はい。わかりました」
業務内容を具体的に示せば、竹内さんはテキパキとこなすことができました。
竹内さん自身も、丁寧でこだわりが強い自分の持ち味が生かせそうだと感じました。
竹内「こういう機会があれば、最初に失敗も含めてチャレンジができるのはいいと思います。患者様が気持ちよく過ごせるようにしたいな」


この就労支援の取り組みにより就職1年後の定着率は95%を超えています。
雇用する側にとっても、具体的にどう迎え入れればいいのか分かると好評です。
がん研有明病院 人事部 西田尚美さん「実習する方がどれくらいサポートが必要で、私たちでどれだけフォローできるか、企業としては対応できる力というものを事前に備えることができることができるのかなと思っております」


(スタジオ)
武田真一アナウンサー「今日は作家の市川拓司さんにお越しいただいています。ご自身も発達障害であることを公表されています。まぶしい光や大きな音が苦手ということで、きょうはスタジオの照明、少し落としていますけれども、本番始まって大丈夫ですか?」
市川「このぐらいならば、なんとか大丈夫です。よろしくお願いいたします」
田中泉アナウンサー「現在、日本で発達障害のある人たちは診断を受けている人だけで、推計48万人。その他診断を受けていない人を含めますと10倍以上いると言われています。その障害ですが、このように主に3つのグループがありまして、これがそれぞれ重なることもあります」


ASD(自閉スペクトラム症)
・対人関係が苦手
・強いこだわり・感覚過敏

ADHD(注意欠陥・多動症)
・落ち着きがなく
・うっかりミスが多い

LD(学習障害)
・文字の読み書きや
・数字の計算が苦手


武田「ちなみに市川さんはこのうちどれに当たるんですか?
市川「もう全部ですね」
武田「全部ですか?」
市川「要はこだわりが強いとか、あるいは何だろう?孤独癖が強いとか、対人関係が苦手っていう自閉スペクトラムで、ASDってヤツですね。多弁、多動、落ち着きがない、物忘れがひどいっていうのはADHDですね。あと、文字を書くのが非常に下手くそで、文章書くときに、紙に穴開けちゃうぐらい、もう、鉛筆で書いてると、芯の先が折れちゃうぐらい、ちょっとぎこちなさがあって、それはもうLDだって言われてますね」
武田「小さいときは何か高いところから飛び降りるのが大好きだったと」
市川「今も大好きです」
武田「今もですか?それはADHDの、なんですかね?」
市川「もう5mぐらいの所から、中学の時、校舎の3階から飛び降りようとしたことが」
武田「大変ですね」

田中「最初にご説明されていたASDは、よく耳にします『アスペルガー症候群』『広汎性発達障害』も含まれます」
武田「という市川さんなんですが、ベストセラーの『いま会いにゆきます』も書かれて今や、本当に人気作家のひとりなんですけれども、実はその前に出版社で3か月、税理士事務所で実に14年、サラリーマン生活を経験されたと。これ大丈夫だったんですか?やっぱりご苦労されました?」

いま、会いにゆきます (小学館文庫)



市川「全然ダメです」
武田「どんな?」
市川「出版社を三月で辞めてますから、とにかく社会人いなって最初にもう、ぶち当たったのが大人社会という建前と本音とか、あるいは理不尽な規則とか、規則のための規則みたいな、本当に自分の中ではちょっと信じられないような社会だったものですから、常に上司に『これは間違ってるんじゃないか』とか『こんなことやってたら、この会社、ダメになる』とか」
武田「言っちゃうワケですか?」
市川「新入社員のくせに、我慢できないんですよ。そういうことがね。それで、もちろん上からも怒られて、これはお互いのためによくないなと思って、これは最初のボーナス貰う前に辞めないと申し訳ないなと思って、三月で辞めちゃいました」
武田「そのあと、でも14年間、税理士事務所で働かれてたんですよね」
市川「こっちは逆に、組織はダメだと思って、とにかく人の少ない所。だから税理士先生とあと事務員の2、3人ぐらいしかいない。だからこうなると、対人関係は問題ない、何とかできるだろうと思って入ったんだけど、そうしたら今度はADHDのほう、注意欠陥多動障害のほうのケアレスミスの連発。本当に入ったとたんに相当なミスをしでかして。だから逆に言えば、ずっと雇っていただけたことのほうがすごいことだなと思います。14年間、自分が続けられたというよりは、よく雇っていただけたと思いますね」

田中「NHKに寄せられた発達障害のある人たちの声です」
・障害の特性への理解が進まず「ワガママ」と言われ 傷つきます
・コミュニケーションが苦手で怒られっぱなし 社会に出るのが怖くなりました
田中「他にも『期待されず、仕事内容が限定的、もっと活躍の場が欲しい』といった声もありました」

武田「上司から怒られながらというお話でしたけど、それでも働かなきゃいけない。何を支えに生きてこられたんですか?」
市川「何を支えにというよりは、まずは子供の時に母親が、とにかく俺なんかよりもはるかに破天荒な女性で、彼女がもう『何をやってもいいんだよ』『お前は間違ってないんだよ、違うだけなんだ』と」
武田「否定されなかった?」
市川「否定されなかったというよりは『もっとやれ』って。『私だったらもっとこうやるよ』。すっごい母親の、ちょっと破天荒な、またそれも育て方ですけれども、それによってもう、鋼の自尊心みたいな、ダイヤモンド級の自尊心が育ったもんですから、やっぱり叱責を受けたり、失敗しても何かへこたれない、非常にメンタルな強さというのを何かそこで育まれたって感じありますね。それは母親、教育するなんていう概念は全くない人でしたから、何て言うのかな。ラッキーだったとしか言いようがないんですけど」


やっぱりこの手のうまくやれている人って「親のおかげでちゃんと自尊心が育ちました!」ってタイプの人が圧倒的に多いなと思うのだが。
それができなかった人が大部分だと思うけど、できなかった私たちは一体どうしたら?
こういうのを見ても、その解決の糸口は存在しない。

武田「奥様の存在も大きかったとお伺いしましたけど」
市川「結局、社会人って理不尽なこととか、あるいは自分のミスのことでいつも悩むと、全部、心身症として今度は体に出るようになったんですね。心は折れないんだけれども、体の方が折れてしまって。胃が痛いとか。だからもう、毎朝事務所に行く途中に、お腹を下してしまって、それからまた出社、みたいな。そういうのの状態になった時に彼女と結婚して、食事とかあるいは香りを使ったケアとか、いろんなものをやってもらって、だんだんと自分の状態をよくしていったという感じですね」


うん。
私も職場で部下全員から無視されたりして、どんどん体調がおかしくなって最終的には退職に追い込まれたけどね。
誰も支えてくれなかったよ。
で?
そういう支えてくれる人がいない人はどうすれば?
それ以降、私は酒を飲み続ける生活になったワケだが。
他にどうにもしようがないでしょ?

武田「発達障害の特性を生かして会社の成長につなげようという取り組みも一部の企業で始まっています。ご覧ください」

(VTR)
グリービジネスオペレーションズ

この会社は先日の発達障害って何だろうスペシャルでも取り上げられた会社。
そっちには社長へのインタビューもあるので、そちらもどうぞ。
番組中での取り上げ方は今回の方が詳しい感じ。

オンラインゲームやSNSサービスで知られる大手IT企業の子会社です。
社員の7割に当たる36人に発達障害があります。
かつて発達障害の社員にコピーや資料作成などの事務作業を任せていたこの会社。
5年前、障害の特性を生かした経営に切り替え、事業規模の拡大につなげました。

グリービジネスオペレーションズ・福田智史社長「福祉の意味で障害者を雇用していると、雇用していることが目的になりがちなんですね。戦力化させることで、より持続可能になるのが一番のポイントかなと思います」
広汎性発達障害のある女性「視覚過敏がありますので、色に関していろいろと気になってしまうので、1つのものへのこだわりが強く、視界に入るものに過敏に反応してしまいます」
入社当初の業務はデータ入力。
しかし会社は女性の特徴を強みと考えゲームキャラクターの色付けを任せました。
女性「わかりますかね?こっちが青っぽい緑で、こっちが黄緑色の緑。(黄緑色の緑は)明るく見えすぎてしまうかなって」
微妙な色合いにこだわった繊細で独特なデザインに持ち味を発揮し、今では看板商品の政策を担うまでになっています。
女性「発想がいい意味でも悪い意味でも少数派ということが多いので、色でも『これだったらこう』みたいな王道があったとしたら、そうじゃないところから見られるという視点が私の強みだなと」


この男性は1対1のコミュニケーションが苦手。
入社当初の業務は書類のコピー作業でした。
しかし会社は男性が情報を図やテキストにまとめる力に秀でていることに注目。
1600人が働く、グループ全体の人事マニュアルの製作を任せました。
広汎性発達障害のある男性「あちこちにある情報を1か所にまとめて整理したりですとか、手順を明確化したりといったところは、特に自分の強みが生かせるのかなという」

社員の能力を最大限に引き出すため、この会社が力を入れるのがきめ細かな環境作りです。
聴覚が過敏で周りの音が気になる社員には、ヘッドホンを提供。
電話で話すことが極度に苦手な社員が多いため、思い切って電話を置くのもやめました。
さらに1日30分の有給仮眠など障害のさまざまな特性にフレキシブルに対応できるようにしています。
こうした配慮をすることが、結果的に会社全体の業績アップにもつながると考えています。

福田社長「投資をして、能力を引き出してあげる。そこから仕事を継続しながら成長していけるのが一番。多様な働き方が可能になってきたら、そもそも障害ではなくなると思う、発達障害は」


サザビーリーグHR

発達障害のある社員により高度な仕事を任せるため、独自の制度を作る企業も出始めています。
衣料品などを扱う大手企業の子会社です。
6年前から発達障害のある社員を積極的に雇用し、現在およそ60人が働いています。
最近『モチベーションが上がらない』と離職する社員が出始め、危機感を募らせていました。

サザビーリーグHR・宮下茂樹部長「状況が激変しているので、われわれが仕事ができるスタッフを選ぶスタンスだったのが、仕事のできるスタッフに選んでいただく立場になってしまっているので『成長したいんだったらうちに来てやろうよ』というような場所が示せればなっていうところですよね」
そこで今年度、新たなキャリア制度を導入しました。


「リーダー職」制度
・マネジメントに挑戦したい社員登用
・手当 毎月5000円
・管理職への道も


リーダー職を目指している入社6年目の山田翔太さん(仮名)です。
これまで一貫してパソコンでの作業を担当してきましたが、新たなステップに踏み出したいと思うようになりました。
山田「コピーとペーストを延々と繰り返すのがメインで『AIがいれば自分たちいらないよね』みたいな話になるのが怖かったですね。霧の中で働いていたみたいなところがあったんですけど『リーダーでどう?』みたいな話になると2年、3年、5年、もしかしたらこっちの方向でやってけるかもっていう、ちょっとモチベーションになりました」

発達障害のあるメンバー8人を率いることになった山田さんは苦手意識のあったコミュニケーションを取る努力も始めました。
この日の仕事は、商品の口コミ調査。
後輩に進め方を直接伝えます。
山田「検索キーワードを4種類から5種類いないでやってみて欲しいんです。個人の主観で選定してもらっていいので」
(困惑する後輩)
山田「変えます、変えます。この二つ、一つずつ・・・」

相手の反応を見て、指示の出し方も工夫。
仕事を続けることに前向きな気持ちが持てるようになりました。

山田「目標が与えられたのは大きいと思います。あんまり障害者枠にあてはめられたくないというのはありますから。もうちょっと(上を)目指してみようかなと」

更にこの会社では去年から発達障害のある社員を、本人の希望を踏まえながら親会社に派遣する制度も導入しました。
職場にうまくマッチすれば、完全に転籍。
給与の水準は上がり、手がける仕事も大きくなります。

2か月前から本社のIT部門で働いている発達障害のあるこの女性。
この日、社内向けの大きなプレゼンの仕事を任されました。
サザビーリーグ・石橋晃部長「このツールの説明、資料の説明なんですけど、お願いできないかなと」
広汎性発達障害のある女性「はい。すごい大役なので、どこまでつとめられるかというのが正直あるんですけど」
石橋部長「大丈夫、大丈夫」

会社側は本人の能力を見極めて仕事を任せることで、戦力としての可能性が広がっていくと感じています。

石橋部長「やれると思っていることはやってもらう。チャレンジして無理だったら『無理ですね』って『じゃあ、1個ハードル下げていきましょうか』みたいなのは普通の人でもある話ですよね」
広汎性発達障害のある女性「信頼していただけるからこそ、こちらも『頑張ろう』『貢献しよう』という思いは出てくるっていうのはすごくありますね」


(スタジオ)
武田「最近、障害者雇用の水増しの問題もありましたけれども、今ご覧いただいた企業は、発達障害のある人たちを戦力というふうに位置付けていました。多様な働き方ができれば、もやはそれは障害ではなくなるという発言もありましたけど、どういうふうにご覧になりました?」
市川「その通りだと思いますね。だから、それがわかっている会社っていうのは、これからやっぱり可能性が広がっていくと思いますね。自分が思うには、障害というよりは、これは一つの個性っていう言い方もありますけれども、それだけじゃなくて、やっぱり能力の一つの現れ方の違いであったりとか、あるいは価値体系の違い。それが例えば、発達障害と言われてた人たちが、それがマイノリティーであるがゆえに、マジョリティーの基準から見れば、それを障害と呼ばれるだけで、それがもし逆転したらば、もしかしたら見方が変わってしまうかも。それは数がね、逆転したら変わってしまうかも知れないぐらいに思ってます」
武田「最近、バリバリ働いていないと生きる価値もないというふうな空気も、社会にあると思うんですよね。そういった中で苦しんでらっしゃる発達障害の方、たくさんいると思うんですけれども、市川さん、そういう方々にどんなことを伝えたいですか?」
市川「根本的にご自分でそうやって思ってしまうのは、結局、周りからも言われるからだと思うんですけれども、その周りのそういうものの言い方っていうのは、本質的に何か人間っていうものを捉え間違えている。生産性とか、それこそどれだけのお金を生み出す力があるのかで、その人間を見るっていうのは、もう今の資本社会の比較的新しいものの見方で、もともとは人間っていうのは、人として生まれて人として生きている限りは、もうそれだけで価値があるんだ、尊いんだと。そういうふうに自分自身も思うべきだし、あるいは周りの人間に対しても、そう思うべきであって、それが人間のやっぱり何て言うのかな、最も本質的な本来のものの考え方だったはずなんですよね。それが変わってしまったという気がしますね」
武田「そういう考えに今、立ち返るっていうことですね」
市川「だからやっぱり近代社会になって、そういう価値観がまた薄れてきたところで、また新たに想像力とか働かせて、そういう発想の転換をしていくべきなんじゃないかなと思いますけど」
武田「そうやっていろんな人たちの力を合わせることで、また社会や、社会も新たな発展ができるかも知れないわけですね」
市川「それが最近はやりのダイバーシティーっていう言葉ですよね」
武田「今日はありがとうございました」

武田「さまざまな可能性を秘めた発達障害のある人たち。その能力を生かして、更に大きく飛躍してもらおうという取り組みも始まっています。


発達障害 組織を超え 飛躍する人も

(VTR)
発達障害のある人が通う
就労支援事業所 ギフテッドワークス
初心者にプログラミングなど、さまざまな技術を教える
次々と秘められた才能"が開花している


(画面を見ながら体を上下させている男性に対して)
インタビュアー「何をしてるんですか?」
男性「よけようとしているんです。老人向けにリハビリを促す目的で前屈運動をやるゲームです」

皮膚に触れるものに過敏に反応する男性が開発したのは─
「肌への刺激が少ない服」
自身の特性を生かした
男性「内側には肌にあたるものが何もない。縫い目が肌にあたらないように外側にすべて出しています」

ここで才能を磨き、起業やフリーランスの道を選ぶ人も─
男性「いくらでもがんばれば挽回できる世界だと感じるので」

事業所を運営する河崎純真さんも発達障害がある
仲間とともに既存の価値に縛られない新しい社会の実現を目指す
ギフテッドワークス・河崎純真代表「ちゃんと技術を身に付けて、どこでも活躍できるようになれば、時間や場所に依存せずに、この島国、日本に依存せずに世界に活躍の場が開ける」


うん。
まあ、本当にこういう所で働ける障害者自体がかなり少数派というか、すげぇ人気で「狭き門」みたいだしね。
そりゃあ、みんな十分な配慮をしてもらえて出世も望めたり、やりがいとか感じられるような職場の方がいいに決まっている。
旧来の実際には発達障害者の大部分が向かない「事務補助みたいなのやらせときゃいいだろ」的なのはお互いにとって不幸だし。
おそらくたまたまではなく、こういうところで活躍している発達障害者たちは若い。
そして大部分が知能が並みかそれ以上。
そして何より毎日出社できるだけの体力があり、「家に帰ったらぐったり」みたいな人でも支えてくれる家族がいたり。
私には若さも体力も支えてくれる人もいないのです。
年齢的にこういう働き方とか職場って望めないよなぁ・・・って感じだし。
もう「老後」みたいなものを見据えて考えなければならない世代の、長いこと未診断で何のサポートも受けることもできず、自尊心なんて持つことも許されなかった私たちにとってどういう方向性がいいかみたいなものは、これから活躍して出世だって結婚だって望める若人たちのこととは別枠で考えなければならないことなんじゃないかと思う。

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2018年11月25日

NHK 発達障害って何だろうスペシャル

昨日の夜にやってたヤツね。
これも全文書き起こしは断念。
番組サイトに乗っているテキスト部やニュースサイトに掲載されていたもの(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)。

[総合]11月24日(土)午後9時〜9時49分


【知らないことが知れる】発達障害を身近に考えよう! | NHK健康チャンネル

いま、社会に浸透しつつある「発達障害」という言葉。耳にすることはあっても、詳しいことはよく分からないという人も多いのではないでしょうか?
11月24日(土)放送の「発達障害って何だろうスペシャル」では、発達障害があるエッセイストの小島慶子さん、落語家の柳家花緑さん、漫画家の沖田×華(ばっか)さんのプライベートに密着。自身の「苦手」とどう向き合い、どう折り合いをつけているのか、たっぷり語っていただきます。さらに、発達障害のある人を多く雇用している企業の工夫もご紹介。
この機会に、「発達障害とは何か」「周囲の人は何ができるのか」を一緒に考えてみませんか?


今回は、エッセイストの小島慶子さん、落語家の柳家花緑さん、漫画家の沖田×華さん、それぞれのお宅や仕事場での日ごろの様子を見させていただいて、どんな生活を送っているのかを見ていただきます。


小島慶子さんは、しゃべるのについ熱中してしまったり、スケジュールを守れなかったりという困りごとがあるそうなんです。数日間ご自宅にお邪魔させていただいて、なぜ時間が守れないのか、また、それに対してどんな工夫をしているのかなどを見させていただきました。


小島慶子 自身の障害・ADHDを語る「相当ダメ人間だと思っていた」/芸能/デイリースポーツ online
 元TBSでフリーアナウンサーの小島慶子(46)が24日、NHKで放送された「発達障害って何だろうスペシャル」に出演。自身の発達障害「軽度のADHD」(注意欠如・多動性障害)について語った。
 「30代で不安障害という精神疾患になって、その主治医とのやりとりの中で、40代に入ってから、(ADHDと)判明したんです」と説明した。
 それまで障害という自覚はなかったといい、「障害だとは思ってなくて。いろいろ大変だなあ、私、と思ってて。相当ダメ人間だな、自分、と思ってた」と明かす。
 現在、オーストラリアで夫、2人の息子と暮らし、8本の連載を持ち、日本でテレビなどの仕事がある時は単身赴任で帰国している小島。家族には病気の特性を伝えてあり、対処してもらえるが、日本では全て自分でやらなければならず、苦労も多いという。
 番組ではADHDの特性が紹介された。小島の場合は(1)しゃべりすぎる (2)計画的に物事を進められない (3)片付けが苦手 (4)遅刻が直らない−など。専門家によると「気が散りやすい、集中しすぎる」なども特性だという。
 コメンテーターとしてテレビに出演した際にコメントを求められると、相手の反応、持ち時間などに構わず、ひたすら話し続けてしまうことも特性なのだという。
 また、本人は必死に遅刻しないよう急いで物事を進めていても、途中で別のことに没頭して遅れる、なども頻繁。「本人、すごい焦って困ってるんです」と周囲になかなか伝わらないのがつらいことを明かしていた。


小島「医師からは『軽度のADHDです』って言われたんですけど、ああ、なるほどなって思い当たる節もあるんですが、ほとんどのことが頭の中で起きていることなので、映像に映らないんですね。だから映像であれ見るとあんな人よくいますよね。別に特に生活も破綻してないし『普通じゃん』って自分でも思うんです。ただ、頭の中でものすごくぐじゃぐじゃになってて『うわー!どうしよう!!』ってなってることが映らないから、やっぱりこれ、周囲から見たら例えばあれを見た人が、私が今『軽度のADHD』って言っても『うそじゃん、あんなの。自分で勝手に言ってるだけだよ』って多分思うだろうなって今、思いました。ただ、本人はすごい困ってるんですよ。やっぱり『あれ?なんで片づけ始めた・・・夜明けになっちゃったんだろう?』とか『あれ?なんでこんな一生懸命やってたのに毎回10分以上、絶対遅れるんだろう?』とかっていうのは本人は結構、そうとう困ってるんですけど」

私はADHDはないっぽいんで、気が散りまくってもう他のことを始めちゃって遅刻みたいなことはないんだけど、やっぱり「一瞬でそれまでやっていたことが完全に意識から消滅する」ってのは頻繁にある。
あれは本当に困るんだよ。
「あれ?一体何をやらなきゃいけなかったんだっけ?」みたいな。
もちろん普通の人だってそういうことはあるのは知ってるけど、一瞬でスコーン!って抜けてしまってもうパニックを起こすみたいなレベルってのは多分定型発達者には無いだろうなと思う。
で、そうなると困るのは自分だし、私の場合は誰も助けてくれないので、常にそうならないようにめちゃくちゃ気を張って生活している。
だから、そういうことで困ることは少ないんだけど(それでも時々あるけど)すげぇ疲れるんだよね。
常にかなりの緊張状態で生活しているってことだから。
疲れるけど、それを続けないと頻繁に日常生活が混乱しまくる状態になるから、自分が困るからやめるワケにもいかないし。

小島さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像@ 収録後インタビュー「小島 慶子 さん」  | NHK健康チャンネル

小島さんのお子さんにもインタビューをしています。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像D 小島慶子さんが自分の発達障害について子どもたちに聞きました | NHK健康チャンネル


柳家花緑さんは、落語の噺(はなし)はいくつも覚えてるのに、文字を読むのが苦手でご苦労されています。ただ、これまで専門的な検査はされてこなかったということなので、今回、ご自身の特性をきちんと知りたいという思いもあり、専門機関を訪ねていただき、どんなことが、なぜ苦手なのか、検査をしていただきました。
そういった"文字を読むのが苦手"ということを理解していただくために、スタジオで、出演者の方に疑似体験していただくことを考えています。脳をフル回転させて文字を読む、というのはどういうことなのか、分かっていただけるとうれしいです。


発達障害公表の柳家花緑「周りが認めてくれると楽になる」/芸能/デイリースポーツ online
 落語家の柳家花緑(47)が24日、NHKで放送された「発達障害ってなんだろうスペシャル」に出演。自身の発達障害「LD(学習障害)」について語った。
 人間国宝5代目柳家小さんの孫で、22歳で真打ちに昇進したが、漢字の読み書きが苦手で、子供の頃の通知表には1が並んでいたという。現在も中学程度の漢字でも読めないことが多く、台本などにはひとつずつふりがなをふって、仕事にのぞんでいる。
 障害に気付いたのは5年ほど前。「人に指摘されて調べたらそうだった。この4、5年で発達障害と自覚したので、それまでは単なる落ちこぼれですよ。勉強できない、バカな小林君(本名)と言われてきてた」。
 子供のころは、国語の授業の「音読」が一番きつかった、という。「友達の前で恥ずかしい思いを…。読めないのが。自分はバカだ、何やってもダメだという思いが子供の頃から根付いている、僕の場合は…」と打ち明ける。
 「錯読」といって、「友人」を「友達」、「右左」を「左右」と読むなど、似た意味の言葉を混同するのも特性だという。花緑は「完全に僕の中で、『左右』って見えるってことなんですね。間違って読んだんじゃなくて」と説明する。
 「学習障害」の人は、特定の学習が苦手なのだという。花緑が番組で診断を受けたところ、文字を見て音に換えることが難しい、という症状であることも判明した。その日の体調によっても障害の程度は違うという。
 昨年、著書で発達障害を公表した花緑は「自分はずっと落ちこぼれだと思ってきた。自信が持てない。(でも)公表すれば、するほど、周りが認めてくれるとすごく楽になる。自分の障害を受け入れて笑えるようになる」と話した。


「自分はバカだ、何やってもダメだ」ってのは私も思っていたというか、常に言われていたし、花緑さんと同様に勉強ができなくてとてもつらい思いをしていたし、勉強ができないから非難されるし。
最近テレビに出てくる自己肯定感満載!みたいなタイプの人とはちょっと違うのか。
「公表すれば、するほど、周りが認めてくれるとすごく楽になる。自分の障害を受け入れて笑えるようになる」
そうかなぁ?
周りの人に言っても「うらやましい」って言われて殺意がわくだけだったよなぁ。
言って何かいい方向に行ったことがないけど、何がいけないんだろう?

児童精神科医・吉川徹「読むことの苦手さがある方って必ず読めないわけじゃないですね。『読めるけどすごく疲れる』『読めるけど人の2倍エネルギーがいる』っていうことがよくおこるんですよね。なので、疲れていないときなら読める、書けるけれども、疲れてると読めなくなるとか書けなくなるってことはやっぱりあります」

ここ大事。
試験に出ます。
これね、学習障害に限らずなのだ。
私たちにとって生活全般にこういうことが頻発する。
でも無理にでもやってしまうと「やれているくせに」みたいになって、より状況が悪化する。
で、調子が悪くてやれないと「なまけている」みたいな。
しかも発達障害に限った話ではなくて、視覚障害や聴覚障害も「全盲」「完全に音が聞こえない」っていう人ばかりでなく、視野が極端に狭いとか特殊な見え方がしてしまうだとか、音域によっては聞こえるとかいろいろあるけど、そういうのって健常者からはわかりづらくて、車いすの人が何かものを取るのに立ち上がると「立てるのに!インチキ!」みたいに思ったって人の話があったりもするけど、車いすに乗っている人だって、数歩だったら歩けるけど、長い距離を歩くのは無理な状態みたいな人だっているワケで、健常者にはそういう「完全にできない」ってのじゃないと理解してもらうのがすごく難しいっていう。
しかも発達障害はとくに「その時のコンディション」ってのが大きく関わってくるので「この前は大丈夫だって言ってたのに、急にできないって、ふざけてんの?」みたいなことになったり。

花緑さんは文字を音に変えるのが難しい。
この状態を定型発達者にも体験してもらうことができる。


△=と
☐=た
И=きゃ
К=きゅ
Л=きょ
Б=ちゃ
Д=ちゅ
Ж=ちょ
Ц=しゃ
Ф=しゅ
Х=しょ


上記の規則を当てはめて以下の文章を読み上げる。
(実際に声に出して読んでみてください)

Лうは、Иべつ△けБっぷ△Кうりをかいまし☐。
かえる△Дうで、КうКうЦをみまし☐。
いえについて、ХうゆがЖっ△しかないこ△にきがつきまし☐。


正解は

きょうは、きゃべつとけちゃっぷときゅうりをかいました。
かえるとちゅうで、きゅうきゅうしゃをみました。
いえについて、しょうゆがちょっとしかないことにきがつきました。


読むことが苦手な人の頭の中で起こっていることを体験してもらうことができる。

吉川「『できる』と『できない』の間に『できるけど疲れる』がわりとたくさんあるっていうことを知っておいていただきたいですね」
本当に知っておいていただきたいですね!!!!!!!!

花緑さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像A 収録後インタビュー「柳家 花緑 さん」 | NHK健康チャンネル


沖田×華さんは、人間関係を築くことや、片づけ、また、計算も苦手なんだそうです。特に、人とのコミュニケーションが苦手とのことで、周囲の人とどういったことでうまくいかないのか、ご自身の体験を描いた漫画を使ってお伝えできたらと思っています。その対策として、周囲の人とうまくやっていくために、"対人マニュアル"を作っているそうなんです。
"生きづらさ"を軽減したい3人の生活から見えてくるものとは?


透明なゆりかご | NHK ドラマ10
このドラマの原作者でもある。

沖田さんは聴覚過敏を抱えている。
ファミリーレストランなどで、自分の真向かいにいる相手の言葉を聞き取ることも困難。
後ろでくだらない話をしているババア、食器を落とした音、騒ぐガキの声、日本語の歌詞のBGM・・・。
吉川「いらない音を聞こえなくする役割がうまく働いていない可能性がありますよね。やっぱり聴力そのものの問題っていうのも関係している方、いらっしゃるかも知れませんけれども、多くは、やっぱり聞こえた後の脳の情報の処理の違いっていうことになると思います」


定型発達者は「カクテルパーティー効果」で、ある程度必要な音だけ拾って、それ以外は捨てるというのが無意識にできるという能力があるが、聴覚過敏の場合、それができにくい。
聴覚障害にも人によって重度だったり軽かったりってのはあるけど、私の場合はたまにすげぇ重症化して、ラジオの音を小さくすると雑音を拾っちゃってるから聞き取れないなぁ・・・ってなって、ちょっとボリュームを上げると、今度はちょっと大きい音が出るとキンキン言って、聞き取れない。
重度の聴覚過敏の人って一生こういう状態なんだ・・・って思うと、辛すぎだよなとは思う。

沖田さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像B 収録後インタビュー「沖田 ×華(ばっか)さん」 | NHK健康チャンネル


3人に共通することは、自分が「できないこと」「苦手なこと」を正面から受け止めて、そのうえでどうすればいいか考えているところです。そして、ときには、周りのサポートも得て、それを乗り越えています。だからこそ、それぞれの世界でご活躍されているのだと思います。


そうですね。
周りのサポートもないから私は何にも活躍していないですね。
活躍とかする気もないけどな。

番組中、解説をしてくださっていた児童精神科医の吉川徹先生の収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像C 収録後インタビュー「吉川 徹 さん」 | NHK健康チャンネル

ただ、実際には、発達障害のある人のなかには、その特性が周囲に理解されず、「怠けている」「甘えている」と誤解されて、生きづらい思いをしている人も多くいます。今回この番組を通して、発達障害は、怠けているわけでも、甘えているわけでもなく、ある意味"脳の個性"ともとらえられるものなんだということを多くの人に理解していただき、悩みを抱えている人たちの"生きづらさ"が軽減していったらいいなと思っています。
ほかにも、ある企業の取り組みをご紹介するんだとか?


今回、従業員の多くが発達障害のある人という企業を取材させていただき、発達障害のある人がどうすればその能力を十分に発揮できるのか、具体的にどんな工夫をすればいいのかということを探っていきます。実はそんなに大げさなことをしているのではありません。ほんのちょっとしたことで、働きやすさが大きく変わるんだということを感じていただければと思います。

従業員50人のうち、およそ7割が発達障害者という横浜のある企業。
大手IT企業の子会社で、ゲーム画面の加工やプログラムのチェック作業などを請け負っている。
 工夫@ ついたてて区切る
 工夫A 電話応対なし
 工夫B 仕事中でもイヤホンOK
 工夫C ベッドで仮眠OK
 工夫D 休日出勤ゼロ 残業も原則なし
 工夫E 職場で食事が可能
      職場の冷蔵庫にレトルト食品が入っていて、会社からの補助で1個100円。


番組の中で紹介されていた会社の社長へのインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像E 発達障害のある人の就労に力を入れている会社社長にインタビュー | NHK健康チャンネル

花緑の幸せ入門 「笑う門には福来たる」のか?~スピリチュアル風味~ (竹書房新書)



posted by ひと at 16:55| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月24日

「u&i」のアンコール放送が追加されていました

今週はNHKで発達障害のキャンペーンをやっていて、それで放送が予定されているものはここに全部載せておいたけど、知らないうちに追加されていた。
丸ごと古いのも新しいのも紹介しようかなとも思ったけど、放送済みのものは改めてリンクを貼ったりして作り直そうかなと思うので、今日の夜中(日付としては明日)に放送が予定されている「u&i」のアンコール放送の件だけをご紹介しておく。


u&i[Eテレ]
11月25日(日)午前1時00分〜1時30分(土曜深夜)
アンコール
#1「授業に集中したいのに…(感じ方のちがい)」(10/10)
#3「どうしたら上手くできる?(協調運動の困難)」(11/7)
#4「なんで覚えられないの?(読み書きの苦手)」(11/21)



全部サイト上で番組まるごとの動画も見られるのにアンコール放送をする必然性って?と思ったけど、ネットで動画が見られる環境の人ばっかりじゃないからってことかな。
全部動画もテキストもサイトに載っているので、それぞれリンクを入れておいた。

posted by ひと at 09:15| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK インタビューここから「武田双雲」

昨日放送されたヤツね。

11月23日(金・祝)午前6時30分〜6時53分

武田双雲さんに聞く 発達障害への思い | NHK健康チャンネル

これもだいたい内容はここに紹介されてはいるけど全文ではないな。
書道をストリートで書き始めて、そこで文字で思いを伝える喜びをもたらした話とかが丸ごと抜けている。
子供相手の書道教室の話も無いか。
全部盛り込んでいたら長くなりすぎるからだろうけど、だいぶカットされまくりで紹介されている感じ。

書道家の武田双雲さんは2年前、発達障害の一つ、ADHD(注意欠如・多動症)ではないかと公表しました。専門家からもADHDの可能性が高いと指摘を受けています。

この人が障害を公表した当時、当然twitterなどで情報が流れてきたけど「未診断で自分でそう主張しているだけ」ってことみたいだったけど、それは今もそうなんだな。
あくまでも「ADHDの可能性が高いと指摘を受けています」であって、心理検査を受けたとかってことではない模様。
ってことは「ちゃんとした検査をしたら実は違いました」って可能性もあるってことか。
何かモヤる。

書道家の母は、双雲さんに「ちゃんとしなさい」とは一言も言わず、いつも「すごい!天才だな!」と本気で感動していました。それが自尊心につながったと言います。

この番組を見ていて確かにすごく「自尊心」だの「自己肯定感」だのにあふれた人だなぁって感じはする。
発達障害者でそんなものを持っている人ってごくわずか。
私もそういうものは一切持っていないので、それを持っているとどういう感じなのかすら想像もできない。
持っていないことを気楽に非難してくるバカって結構いる(非難しても自尊心を持てるようになるワケないだろ?)けれども、この手の「社会でうまくやれている」タイプの人は、みんなそういうものを持っているっぽいので、やっぱり必須なのかも知れない。
まあ、無理だけど。

今回、NHKのサイトでは一行もふれていないけど、番組の後半で語られた内容が私にとっては非常に重要だったんで、その部分だけ書き起しておく。

魚住アナウンサー「とはいえ双雲さん。僕、思ったのが双雲さんは才能が書道だったり好きなものが今、仕事にできているわけじゃないですか? 多くの人はそうした飛び抜けた才能とかなく、ただそういった特性も抱えながら生きてる方も多いと思うんですね?」
双雲「確かに」
魚住「そういった方に対しての、何かありますか?」
双雲「っていうか、いや、才能じゃないですか? それがだから。発達障害って言われてるのは凸凹の凹の部分なワケでしょ? 障害ってことで。凹は実はもう超宝物なんだから、これが才能なんだから、これを生かしきるしかないですよね。だってこれからAIの時代になるから。衝動でランダムに動く多動性とか衝動性はAIにはできないんで。人間味のあることは、逆にプラスにしかならないと僕は本気で思ってますけどね。マイナスに見えないですね。今の時代、特にできると思うんですよね。やっぱ普通にまともな世界でまともな人と努力で勝負したって、圧倒的敗北になるんで。僕、だって同じこと繰り返せないし、とにかくやっぱり自分でまずは勇気を持って合わない環境から逃げるっていうのは、すごい重要だと思います」


何を言っているんだ?って感じ。
以前の社会のありようは発達障害があってもそれなりに適応できている環境だったから「発達障害」なんてあぶりだされてこなかったワケで、どんどん生きづらい方向に向かっているからこんな惨状になってんだろ?
障害特性は「障害」って言うぐらいだし、実際、たいがいの人にとってマイナス以外の何物でもないと思うんだけど。
それがプラスにできるってのは、親が「自尊心」みたいなものを持てるような対応をしてくれたという、運以外の何ものでもない要因が重要ってことかな。
どの親だって別に自分の子供の自尊心を奪おうと思って育てているワケじゃないと思うんだよね。

こういう自信に満ちて社会的にも成功しているような人を発達障害者代表みたいに見られてしまうと、大部分のそうではない人にとってはより生きづらくなるというか誤解が大きくなるだけなので、もうちょっと何とかならんかな?
この人の場合は特に未診断なワケだし。
最後にでもテロップで「こういう成功している例はごく稀です。あなたのお子さんがこうなれる可能性はかなり低いので過剰な期待は持たないようにしましょう」みたいなのを流すルールとか作るといいかな。

人生に幸せ連鎖が起こる! ネガポジ 変換ノート



posted by ひと at 08:42| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK きょうの健康 【あの人の健康法】モデル・俳優の栗原類が向き合ってきた「発達障害」

もう二日前だけど。
再放送もあります。

11月22日(木)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月29日(木)午後1時35分〜1時50分


【あの人の健康法】モデル・俳優の栗原類が向き合ってきた「発達障害」 | NHK健康チャンネル

だいたいここに紹介されてはいるけど全文ではないな。
冒頭で褒めちぎられているのとか載っていない。
学校でいじめに遭ったってあたりの話も全部カットされてるな。

発達障害を(「と」でなく?)向き合っていくには、周囲のサポートが必要不可欠だと栗原さんは言います。周囲からサポートを得るためには、発達障害の人が自ら「自分はこういう特徴がある」と周囲に発信していくことが大切なんだそうです。
もちろん、自らが発達障害としっかり付き合っていくことも大切です。


まあ、その通りではあるけれども。
周囲のサポートが受けられない人はどうしたら?
「自分はこういう特徴がある」と周囲に発信したところで非難しかされないし、それで受け入れてくれるような人たちって、別にそんなことを主張しなくても受け入れてくれる人なので、いちいち言う必要なかったなって感じになっている。
今まで一度も「言ったことによってうまくいくようになった」という経験がないのだけど。
結局は周囲が手助けをしてあげたいって思うような外見とか性格(障害特性とは別に)みたいなものとかキャラクター的なものとか、そんなのが重要なのかな。
だとしたら本人にはどうにもできないと思うけど。

「2つ目が、『楽しいことを目標にする』ということです。何か好きなものを目標(「に」が抜けた?)することで、何事も努力できると思います。僕の場合、自分の好きな『お芝居』を目標にしたことで、努力ができました。」

好きなものがその人に合っていて職業として成立したので「成功例」なワケですが、大部分の人はそうじゃないだろうな。
何か好きなものがあっても、それをやらせることができる親かどうかってのもいろいろだしな。
親の考えとか親自身の置かれた状況とか、たいがいのものにはカネも時間もかかるから、それを支えられるだけの親の経済力とかさ。
だから親の側に一律に「子供が発達障害なんだから、好きなことで能力を伸ばしてあげるようにしなきゃ!」みたいなのを要求されても、親も大変だろうなと思うんだけど。

マンガでわかる 発達障害の僕が 羽ばたけた理由



posted by ひと at 08:07| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月23日

NHK 所さん!大変ですよ「誕生!?伝統工芸の救世主」

所さん!大変ですよ「誕生!?伝統工芸の救世主」 - NHK

これも昨日の。
全文書き起しとかもう無理だから!ってことで。
概略程度でご紹介。

11月22日(木)午後8時15分〜8時43分

「誕生!?伝統工芸の救世主」
後継者不足に悩む染め物工房に救世主人が現れた。その人物は人とかかわるのが苦手な発達障害。接客業などは長続きしなかったが、自分の特性を発揮できる職人の世界で才能が花開いたという。調べてみると、困難に立ち向かいながら様々な分野で活躍する「ある種の天才」たちは他にもいることが判明。番組では、発達障害の子供を持つ親にも密着。子供のやる気を伸ばす教育の本質が浮かび上がる。ゲストは棋士の加藤一二三さん。


最初に紹介されたのは染め物工房で働く上田倫基さん(31)。
NHKの人(ディレクター?)が仕事中に話しかけても無反応。

異常な過集中の状態のようだ。
京鹿の子絞り。
絹の生地を1mmほどつまみあげ、細い糸でくくる。
この作業を延々と続け、細かく等間隔に絞っていく。
その後、絞った糸を染めると、絞った部分だけが染まらず模様になる。
現在は職人の高齢化と後継者不足が問題に。
上田さんは発達障害でASDとADHDが重複していると診断。
大学を中退の後、雑貨店に勤務するも、複数の客に声をかけられると記憶を維持できず仕事がうまくできない。
複数のことを同時にすることが苦手、人と関わることも苦手ということで引きこもりに。
そして筋トレに熱中。
興味があることには寝食を忘れて没頭。
そして一年。
京都市では後継者不足に悩む伝統工芸と障害者を結びつける試みが実施され、その中でこの工房の社長の目にとまった。
仕事は「やっているのが楽しくて仕方がない」という。

わかるけどね。
すげぇ細かい作業を延々とやってんのって楽しいよね。
だから、こういう「定型発達者にとっては苦痛だけど、一部の発達障害者にとっては楽しい」みたいな仕事はちゃんと割り振ってくれればいいのに。
今はどんどん「どの仕事もまんべんなく全員が出来る」みたいなおかしな方向に行っているからな。
ますますやりにくくなっていっている。
ただし「発達障害者は全員細かい作業をずっとやっているのが好き、得意」っていうのは間違いだ。
私やこの人みたいに「そういう障害特性」の人もいれば、ADHDが強いとむしろじっとして作業を続けるなんて無理!ってタイプもいるのだ。

次に紹介されたのは窓磨きの仕事をしているASDの松原由宇さん(25)。
どんな小さな汚れも気になるという特性を生かして仕事をしている。
客として入った職場以外の店舗の窓の汚れも気になって仕方がない。
社会の無理解からくるストレスで壁を殴るような時期もあった。
現在は窓磨きのプロフェッショナルとしてとても人気がある。
音声さんのメガネの汚れまで気になるという。
松原さんは窓磨きを紹介してくれた社長さんの障害への理解があったということが何よりも大きかった。
本人の努力だけではなく、周りの人の理解とサポートが欠かせない。

その通りだけど、誰も理解したりサポートをしてくれたりしない場合は?

牛窪恵さんは国もそういうものを後押しする方向にあると言う。
今年4月に障害者の雇用を促進する法律が改正された。
 〔主な改正点〕

 発達障害を含む精神障害者も対象に
  雇用率2.0%→2.2%
そういう後押しがあってもミスマッチもあって辞めてしまう人も多い。

次に紹介されたのはネットで話題になっている写真のような絵を描く福島尚さん(49)。
ASDと知的障害があり物事へのこたわりが強い。
尚さんは列車を見ずに記憶だけで描いている。

サヴァンかな。
この人はずいぶん前に他の民放の番組でも紹介されていたと思う。
5歳で列車を立体的に表現。
思春期を過ぎても平日は働き週末は列車の絵を描き続ける。
切符などを本物そっくりに手作り。
鉄道模型も厚紙ですべて自分で設計して作る。


どうしたら早い段階で才能を見つけて伸ばすことができるのか?
京都在住の吉田悠太くん(12)。
ASDで物事へのこたわりが強く、人付き合いが苦手。
悠太君が版画に興味を持ったのは二年前、葛飾北斎の作品を見たことがきっかけ。
北斎に魅了され、自分で版画を彫って仕上げている。
悠太君の才能を見出した先端科学技術研究センターの中邑賢龍教授。
悠太君は東京大学が中心となって進める「才能を秘めた子供を探し出して伸ばすプロジェクト」のメンバーに選ばれている。
小学校での生活に適応できず。
ある日、悠太君が複雑な模型を作って母に見せた時「お母さんが笑ってる」。
その言葉が突き刺さった母。
それ以来、向き合いかたを変える。
二人で漢字検定二級の問題に挑戦する。
お母さんのモットー@一緒に挑戦することでやる気を引き出す
お母さんのモットーA興味を持ったことはチャレンジさせる
親の都合で指示するのではなく、子供のペースに合わせる。
それが子供の力を引き出す一番の近道なのかもしれない。


こういう内容は、今、発達障害のお子さんを抱えて悩んでおられる親御さんが喜ぶだろうとは思う。
でも、これはごく稀な成功例。
同じことを何度も言うけど、その「才能」が食べて行けるような方向性のものとは限らないし、もし食べて行ける方向性のものだったとしても、そのレベルに到達するまでの「カネ」とか「時間」とかを提供できる親の経済力とかさ、そういうのってピンキリじゃん。


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NHKあさイチ 発達障害・反響編

9時台の企画 発達障害・反響編|NHKあさイチ

昨日のね。

11月22日(木)
今週月曜日から、あさイチで毎日お伝えしてきた「発達障害」。番組には、1,000通を超えるメール・ファックスが寄せられました。発達障害の疑問や質問について、専門家とともにお答えしました。


9:22〜9:28

視聴者からのおたよりと、それに回答する宮尾益知医師。

Q.10歳の娘「友人との距離感が難しい」どの程度で受診すればいい?(兵庫県40代)
A.10歳というのが大事な年齢。10歳はちょうど自分から周りを見るようになってきて、周りと自分を比べる。そしてそこで落ち込んでしまうとそのまま二次障害になることがある。やっぱり10歳という年齢でやはり他のところを見せていただくと発達障害の要素があると思う。今の段階(10歳という時期)で相談をされた方がいいと思う。発達障害の人はだいたいコースは似ていて今後起こることが予想できるので先に対応しておくと二次障害を回避しやすい。10歳までにしないとダメということではなくて後からでも何とかなる。発達障害の診断は自閉症の場合、早ければ(生後)七か月、ADHDだと4歳。2005年まで日本では特別注目されていなかったので、2005年までの感じでいえば「何の問題もない」というお子さんになってしまう。だからある程度発達障害に慣れている医師に診てもらうことが大事。

Q.電子音が苦手な4歳の子ども。聴覚過敏?(愛知県30代)
A.よく「これぐらいの音」と言うが(聴覚過敏の場合)実際に「これぐらいの音」というものが頭の中に突き刺さるみたいな感じで出てくる。いわゆる「うるさい」ということではなくてダイレクトに脳の中に入ってくるような音として聞こえるのでパニックを起こしてどうしてもそこに対応できなくなる。だから「うるさい」ということではなくてどういうような要素であるかということ。ただ一般的には「うるさい」というものが、どういうことでうるさいのかとかそれだけで納得してしまう。聴覚過敏の人でも音がいつ鳴るか、どういう音かを予測できると弱く感じることは可能。

Q.発達障害は必ず、鬱病や統合失調症、線維筋痛症などの二次障害につながってしまうのか?
A.二次障害はいじめ、虐待など、周囲との関係によって起きる二次的な症状。必ずしも発達障害だから二次障害になるというわけではない。

Q.電子音が苦手な4歳の子ども。聴覚過敏?(愛知県30代)
A.発達障害があって二次障害で出ている症状かそうでないのかの判別は難しい。ただ、子供の頃に発達障害の症状があったかどうかがすごく大事なこと。チェックリストを見ていただいてそこであるかどうかを見つけるということ。実際には発達障害を診ている精神科の先生を探して診断・治療。チェックリストはインターネットで入手可能(これに関しては後述)。それで自分でチェックができる。ただ、チェックして点数が高いから発達障害ということではなく、その症状があった上で実際に困っているということが前提。



番組の最後にも再度視聴者からのお便りが紹介される。

9:49〜9:50

発達障害が広く知られるようになり、少し他の人と違う人がいると「あの人は発達障害だよね」と素人が勝手に診断名を口にするのをよく耳にします。差別的な言葉として発達障害が使われることに危機感を感じます。(広島県40代)

宮尾医師「そこまで問題にしなくてもいいかと思います」


ここで診断の目安になるチェックリストのことが詳しく紹介される。

ASD
 大人  AQ
 子ども AQ−J


ADHD
 大人  ASRS
 子ども(親・学校の先生) ADHD-RS


ネットで検索をすると論文の後ろなどに出てくるので、それをチェックしていただくと結構当てはまるとのこと。


posted by ひと at 10:27| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK おはよう日本 けさのクローズアップ 発達障害・初の全国調査 生活での悩みとは

昨日の「おはよう日本」で発達障害のことを取り上げられたので、ご紹介する。

11月22日(木)7:24〜7:31

発達障害・初の全国調査 生活での悩みとは|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本

ここに全文が紹介されているので、見逃した方はどうぞ。

番組の中で紹介されていた国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害の感覚に関する調査は上記のサイトでもURLは書いてあるけどリンクが貼られていないので、すげぇたどり着きづらいんだけど(公共放送だから直リン禁止みたいな規定でも?)↓です。
12月28日まで。
アンケートページ - 発達障害情報・支援センター


番組サイトには載っていないが、同日の番組中で、沖縄での全国アビリンピックの「喫茶店での接客」を競う競技に出場する発達障害のある照屋日路奈さん(34歳)が紹介された。
障害特性上接客業はとても困難ではあるが「接客の仕事をしている時の自分がものすごく好き」だという。
アビリンピックを足掛かりに、現在接客ではない部門に回されてしまっている職場でも接客に復帰したいとのこと。
努力の結果、アビリンピックで全国3位(銅賞)を獲得する。
同じ内容のものが、番組中二回放送された。
4:46〜4:51、5:40〜5:45



posted by ひと at 09:40| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月22日

NHKの発達障害関連番組の情報を修正しました

「クローズアップ現代+」の放送日が変更になっていたし、他もいろいろ自分で書いたものにリンクを入れたりして、修正をしました。

NHKの発達障害関連の番組情報が変わっていました(11月22日修正)

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NHK u&i なんで覚えられないの? 〜読み書きの苦手

NHK・Eテレで放送された「u&i」が番組まるごと動画で見ることができるし、全文も表示されている。

なんで覚えられないの? | u&i | NHK for School
11月21日(水)午前9時〜9時10分(再放送28日)
『u&i』は、多様性への理解を深めるこども番組。第4回目のテーマは「読み書きの苦手」。約7%の児童が持つと言われる学習障害:LDを始めとして、知的に問題がないにも関わらず、文字を読んだり書いたりすることに苦手を抱える子どもは多いものの、努力が足りないと勘違いされることも。苦手をいかに克服するかだけでなく、得意なことをいかに活かすか考える議論を通じ、多様性を認め、共生していくための思考力を養う。

「あらすじを読む」っていうところを押すと文字で全部見ることができるし、「先生向け放送リスト」なんていうのもある。
動画へのリンクっていうのもあった。
以前一度見て発達障害というような言葉を一切使っていないのに、子供にもわかりやすいように「どう対応したらいいか」みたいなことまでわかるような内容にまとめられていて、そうとう考えて作られている番組だなという感じだったが、サイトにもかなり気合が入っているなと。
内容的に子供向け番組ではあるが、周囲に発達障害の子供がいるという大人が見ても非常に参考になる内容だと思う。
私のように大人で自分が発達障害者っていう人が見て役に立ちそうな内容でもないけど。

posted by ひと at 09:43| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK きょうの健康 子どもの発達障害 徹底解説

NHK・Eテレの「きょうの健康」という番組で「子どもの発達障害 徹底解説」というのをやっていた。
全文ではないもののNHKのサイトの方に概要が紹介されていたのでリンクを貼っておく。
再放送の予定もあるので、それも合わせて紹介しておく。

子どもの発達障害 徹底解説「注意欠如・多動症(ADHD)」 | NHK健康チャンネル
本放送 11月19日(月)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月26日(月)午後1時35分〜 午後1時50分
発達障害は障害と言うより個性。第一線の専門医の言葉だ。専門医と共に3回シリーズで発達障害の子どものサポート法を伝える。第1回は注意欠如・多動症(ADHD)。好奇心旺盛で頭の回転が速い子も多いが、注意力不足で衝動的な行動が多い。島根県立大学が行う5日間の行動療法プログラムでは、参加した子ども全員の症状が改善するという成果が出ている。秘けつは子どものほめ方と注意の仕方。症状を改善する処方薬も伝える。

子どもの発達障害 徹底解説「限局性学習症(LD)」 | NHK健康チャンネル
本放送 11月20日(火)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月27日(火)午後1時35分〜 午後1時50分
ある特定の能力だけが低い限局性学習症(LD)。学習症、学習障害とも呼ばれる。なかでも最も多いのが、読むことが困難な「ディスレクシア」だ。このディスレクシアの子どものために開発されたのが「マルチメディアデイジー教科書」。タブレットの画面に文字がハイライト表示され、それを音声で読み上げてくれる。大阪教育大学などが研究したところ、音読する時間が短くなる、読み間違えが減るなどの効果が確認されている。

子どもの発達障害 徹底解説「自閉スペクトラム症(ASD)」 | NHK健康チャンネル
本放送 11月21日(水)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月28日(水)午後1時35分〜 午後1時50分
自閉スペクトラム症(ASD)の子どもはいじめられたり不登校になったりしやすい。それを防ぐためには「療育」(治療教育)などで、対人関係の対処法を学ぶことが重要だ。自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などが含まれる自閉スペクトラム症(ASD)。「コミュニケーションの障害がある」、「強いこだわりがある」という2つの特徴を持つ。この特徴のため、友達との間にトラブルが発生しやすく、いじめや不登校などが起こりやすい。こうしたことを防ぐためには、「療育」(治療教育)などにより、子どもがコミュニケーション能力を身につけ、対人関係における対処法を学ぶことが大切となる。

↓詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年11月号に詳しく掲載されています。

NHKきょうの健康 2018年 11 月号 [雑誌]



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2018年11月21日

NHKあさイチ 発達障害と災害時のケア

9時台の企画 発達障害と災害時のケア|NHKあさイチ

今朝放送されたヤツ。
今回も番組サイトに乗っているテキスト部(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)。

専門家ゲストは内山登紀夫医師(大正大学教授)。
ゲストは柚木礼音さん、三倉佳奈さん。


9時台の企画 発達障害と災害時のケア

今年、各地で頻発している自然災害。
発達障害がある人は、被災したときの状況や、避難所での生活によって、思いも寄らない困り事を抱えてしまう場合があります。
番組では、発達障害がある子どもが災害時に受けたトラウマをどうケアしたらいいか。
また、避難生活の中で抱えてしまう困り事の具体例と、解決法についてお伝えしました。



9:05〜9:24

災害時のトラウマをどうケアするか

ことし9月に発生した北海道胆振東部地震において被災した三橋さん親子を取材。ふたりの子どもには発達障害があるため、三橋さんは避難所には行かず、車に避難しました。停電中の2日間を車中泊でやり過ごし、復旧したところで子どもたちに「家に帰ろう」と言うと、子どもたちは「嫌だ」と拒否します。理由は、家で大きな揺れに襲われたために、「家=怖い場所」とインプットされてしまったからでした。三橋さんは子どもたちに「家は安全な場所」と伝えるために、自ら紙芝居を作成。地震が起きたとき、(1)どういう状況だったか→(2)その時どんな気持ちだったか→(3)揺れの正体は何なのか→(4)地震はまた起きるかもしれないけれども、いずれ収まるものであること。
これらを繰り返し丁寧に伝えたことで、子どもたちは家に帰ることに同意。地震から2週間後にようやく家に帰ることができました。
こうした「家が怖くて帰れない」という例は平成28年の熊本地震の時にもありました。その際に熊本市が作成した絵本は熊本市のホームページからダウンロードすることが可能です。
熊本市ホームページ


三橋さんが作成した紙芝居
また、三橋さんの作成した紙芝居もSNS上で公開されています。


熊本市の絵本は番組サイトに紹介されているURLからは全く探せず往生した。
絵本の名前は「やっぱりおうちがいいな」。
日本語だけでなくいろいろな言語にも対応していた。
地震後トラウマで家に帰れない子どもたちのために / 熊本市ホームページ
↑ここからダウンロードできる(PDF)

避難所での困り事

スタジオでは専門家を招いて「避難所での困りごと」について解説しました。
キーワードは「物資」「理解」「場所」「情報」の4つ。


「物資」は特に、環境の変化に弱かったり、不安が強い子どものために「心が落ち着くアイテム」を用意しておくことがポイントでした。

子供が好きなぬいぐるみなど。
「感覚グッズ」は他の刺激を遮断できるので発達障害のある子供には有効。


「理解」については、避難所生活の中では、かんしゃくや自傷行動など、問題行動が表出しがちです。そこで、自分ではどうにもコントロールできなくなったときに周囲に手助けしてもらうため「ヘルプカード」を準備しておくことが役に立つというアドバイスがありました。

番組では熊本県のヘルプカードが紹介される。
裏には手伝って欲しいことが書きこめるようになっている。


「場所」については、人ごみや感覚過敏によって「避難所にいられない」という声が多いことから、間仕切りを設けることや、テントやトレーラーハウスを活用することを紹介しました。

内山医師によると間仕切りなどがあっても「みんな一緒だからみんなでやろうよ」と使わせてもらえなかったりするので、周囲の障害特性に対する理解も必要。

「情報」に関しては、ホワイトボードに書き出すなどの「視覚的な支援」が得られることが有効であると紹介しました。

避難所ではマイクを使って情報を流すことがあるが、聞き取りづらかったりする。


9:47〜9:48

視聴者からの質問

Q.ヘルプカードはどうやったら入手できるか?
A.各自治体のホームページとかNPOでもできるところもあるので、そこからダウンロードをして自分でプリントアウトをすることも可能。


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NHKあさイチ 発達障害と向き合って プロピアニスト・野田あすか

9時台の企画 発達障害と向き合って プロピアニスト・野田あすか|NHKあさイチ

昨日の朝に放送されたヤツ。
今回も番組サイトに乗っているテキスト部(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)。

9時台の企画 発達障害と向き合って プロピアニスト・野田あすか

今回は今、注目のピアニストの野田あすかさんと母・恭子さんにご出演いただきました。
あすかさんは22歳のとき、発達障害と診断されました。子どもの頃から人とコミュニケーションがうまくとれず、「どうしてまわりとうまくいかないの?」と悩み続けてきたといいますが、そんな中、支えになっていたのが4歳から続けているピアノでした。2年前、プロとしてデビューしましたが、譜面をそのままでは読み解けないため、独自の方法で時間をかけながら曲の練習を行っています。そんなあすかさんをサポートしているのが母の恭子さん。子育ての悩みや経験談をなどお話しをうかがいました。スタジオではあすかさんのオリジナル曲「なつかしさ」「あしたへ向かって」の2曲を披露していただきました。

「あしたへ向かって」ではなくて「あしたに向かって」。

ゲストは野田あすかさんと母の野田恭子さん。


9:05〜9:24

まずは野田あすかさんによるピアノ演奏『なつかしさ』。

なつかしさ



プロのピアニストとして活躍している野田あすかさんだが、独特の練習法を取り入れている。
あすかさんの自宅の取材VTR。
平日は一人、自宅でピアノの練習に明けくれている。
一度弾き始めると止まらない。
毎日、昼になるとマネージャーからメールの着信が。
「お昼ごはんの時間だよ」「お昼ごはんしっかり食べてね」
一つのことに集中してしまうとご飯を食べるのを忘れてしまうため、毎日メールを送ってもらっている。


以前、民放の番組でピアノを弾くのに集中してしまって食事を忘れるので体重が大幅に減ったみたいな話があったんで、そういうことがないようにっていう工夫をしているということだな。
マネージャーがいるってことはどこかの事務所に所属しているのか?
プロでやってるんだから、そのぐらいのことはあるんだろうけど。
いわゆる「過集中」という状態になってしまうってことだろうな。
「オマエだってアホみたいに毎日何時間も三味線弾いてるだろ?」とお思いかも知れないけど、私は子供の頃に過集中を自分に禁じてしまって、もう過集中になる能力は喪失してしまっているのだ。
過集中のせいで、もうちょっとで迷子になるところだったんで。
気を付けないと音がゲシュタルト崩壊を起こすので、普通の人間とは違うレベルで集中はしているのかも知れないけど。
私は障害特性なのかそれとは別の種類のことなのかは不明だけど、むしろ異常に時間を気にするな。
「時間を忘れて」とか「食事を忘れて」みたいなことはない。

ご飯を作る時にも目の前のことに集中してしまう。
ブロッコリーとウインナーの温野菜を作ろうとする。
同時に冷奴の準備をしようと思っていたのだが、電子レンジが気になってしまって同時にできない。
二つのことが同時にできないので、何をするのにも時間がかかってしまう。

あすかさんは曲を覚えるのにも時間がかかる。
図形を認識するのが苦手。
中居正広の金曜日のスマイルたちへ 母も発達障害…栗原類の子育てとは?
で紹介されていたような、とても手間のかかる暗譜の仕方が紹介される。
あすか「普通は楽譜を置いたらぱっと弾けるんだって。(私は)時間がかかったりするんだけど、全部できたときの喜びがすごくて。だからちょっと『お得かな?』と思う時もある」

私もピアノを習っていた時は他の人の何倍もかかって暗譜していた。
でも喜びはまったくなかった。
ただただつらかった。
今は三味線の曲は楽譜はないから自分で楽譜を起こして1ページ2日でだいたい暗記できる。
もちろん喜びはないけど、「楽でありがたい」とは思う。

スタジオであすかさんと恭子さんにインタビュー。
日本各地のコンサートで忙しいあすかさん。
恭子さんにあすかさんへのサポートについて尋ねる。
恭子「あすかは予定以外のことが起きると不安になってストレスになってしまうんですね。たとえば前の日にちゃんと次の日の時間管理をしたり、みんなそれぞれのスケジュールを言い合ったり。帰宅時間は夫が先で私が後。それを崩すとあすかが調子が狂ってしまうので、私は仕事が早く終わった時なんかは図書館で時間を調節しています」
親子で「親子講演会&ミニ演奏会」を開催しているとのこと。
同じ悩みを持っている人たちに、自分の子育ての反省も含めてありのままに伝えようと思う恭子さん。
周囲から「愛情不足」と言われ、自分を責めていた時期もあり、あすかさんの発達障害を受け入れるのに時間もかかった。
三年前に親子三人で本を出版。

CDブック 発達障害のピアニストからの手紙 どうして、まわりとうまくいかないの?



その原稿を読み、あすかさんの苦しみを知った。
母親としてもっと寄り添ってあげればよかったという反省など、ありのままに講演で話すことでみなさんの役に立てればと。

あすかさんのこれからの目標や夢。
あすか「東京オリンピック・パラリンピックで音楽に携わることができて、選手のみなさんがすごく緊張をしたり、気合が入りまくっている選手のみなさんの気持ちが一瞬だけほぐれるような演奏をして、みなさんがベストを尽くせるお手伝いができたらいいなって思っています」


あすかさんによるピアノ演奏『あしたに向かって』。

あしたに向かって



9:45〜9:51

あすかさんに対する視聴者からのメールを紹介。
演奏がとてもよかったみたいなヤツ。


「ウワサの保護者会」でもそういう人がいたし、恭子さんもそうだけどなかなか自分の子供が発達障害って受け入れるのは難しいものらしい。
発達障害じゃなくても「自分の子供がカタワかも」とかたしかにキツイかもな。
当の子供はあんがいあっさり受け入れたりすることが多いらしいけど、親は親自身の気持ちもあるし、よくダンナの両親から非難されるみたいな話も聞くしな。
私はそういう話を聞いて「自分の子供の障害を受け入れられない自分を受け入れてあげて欲しい」って思った。
「受け入れられない!」って自分で自分を責めたらすげぇつらいじゃん。
「障害あるっぽいけど受け入れるのキツイな〜。受け入れられないな〜。で、この子にはこういう対応をしてあげるといいっぽい」みたいなんでいいんじゃないかと。

posted by ひと at 08:10| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月20日

NHK ラジオ第1 すっぴん!(11月27日追記)

発達障害関連でラジオ番組も放送されたのだけど、ラジコのタイムフリーで聞けるようなら書き起しておくか・・・って思ったらタイムフリー不可の番組だった。
仕方がないからサイトなどに載っている情報を寄せ集めておくか・・・と思ったら!
タイムフリーでは聞けないようになっているけど、別の場所で聞けるようになっていた。
しかもすごくわかりづらい場所。
っていうか、私がバカだからなのかカタワだからなのか、探すのが大変っていうのばっかりだな。
ということで、聞けるのに気付くのがずいぶん遅れたんで、もう気力も残っていないから転載のみ。


11月19日(月)

聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる←ここから放送を聞くことができます(11月26日(月) 午後6:00配信終了)

2018年11月19日 | すっぴん!ブログ:NHK

●すっぴん!インタビュー

「“選択的発達者”として生きる」09:05〜09:55
出演:市川拓司さん(小説家)
「いま、会いにゆきます」「恋愛寫眞」などで知られる小説家で、自閉スペクトラム症であることを公表している市川拓司さん。
これまでの人生や障害に対する思いを、メディアや作品を通じて伝えてきました。実生活のエピソードや、みずからの発達障害を肯定的にとらえ、どのように小説家という職業に生かしてきたのかうかがいます。


いま、NHKでは「発達障害ってなんだろう」というテーマで、キャンペーンを行っています。
すっぴん!では、自ら発達障害、自閉スペクトラム症と公表されている小説家の市川拓司さんをお迎えして、お話をお伺いしました。
市川さんは、2002年に小説家デビュー。
2003年発表の『いま、会いにゆきます』が映画化、テレビドラマ化されて大ヒット。

いま、会いにゆきます DVD-BOX



その後も、多くの恋愛小説を発表。
一方で、ご自身の発達障害についてもおととし『ぼくが発達障害だからできたこと』、ことし3月には『私小説』を発表され、自らの特性や、それにどう対処し、小説家として活動を続けてきたかをつまびらかにされています。

ぼくが発達障害だからできたこと (朝日新書)



私小説



発達障害と自覚するきっかけは、ドナ・ウィリアムズの著書『自閉症だった私へ』と読んだこと。

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)



「自分に似ている」と思ったそうで。
「いろんな方に診断してもらったのですが、僕の場合、ADHD、注意欠陥・多動性障害とアスペルガー症候群の混合タイプです。大変なのは、低血糖症ですね。血糖値のコントロールができなくて、すぐ気を失っちゃうんですよ。あるとき、登山合宿をしていたら、気を失って。氷砂糖を一袋食べて、やっと回復しました。」
ご自身の障害を肯定的に捉えられたのは、お母様の存在が大きかったそうで。
「母が僕よりもっと破天荒な人で。先生に怒られることが多かったのですが、落ち込んでいると、『そんなこと気にしてるの? 小さいね。もっとやれ、もっとやれ』って(笑)」
自分は、テナガザル。
家族で行動し、ほかのグループとは交わらず距離を置くタイプ。
近代社会に適応しているひとたちは、コミュニケーションが巧みで階級社会をつくる、チンパンジータイプ。
お互い合わないけど、どっちがいい、悪いではなく、“個性”が違うだけ。
自ら作った言葉として、「選択的発達者」という表現も広めたい。
人が持ついろいろな能力の発達にはデコボコがあって、一般の人と発達障害がある人では、そのバランスが違うだけ。
発達の選択肢が違うだけで、優劣があるということではない、と。


●特別企画

「発達障害って何だろう」10:05〜10:27頃
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)
発達障害とはどういうものか、その特性をはじめ、周りの対応・ サポートのあり方など、私たちにできることは何かをうかがいます。


早稲田大学教授の梅永雄二さんにお話を伺いました。
先天的に脳の一部の働きが異なることで特定の分野に“困難さ”や“生きづらさ”を抱える「発達障害」。
見た目からはわかりにくく、周囲になかなか理解されないため、「見えない障害」とも言われています。
特性によって、
1.ASD(自閉スペクトラム症)
2.ADHD(注意欠如・多動症)
3.LD(学習障害)

の3つに、分けられるそうで。
ただ、複数の特性を併せ持つ場合もあれば、個人個人の差が非常に大きいので、その人の特性を知ることが大切とも。
周りの人はどのように接すればいいのか基本的なポイントとしては…、
・視覚的な情報を提示すること
・具体的・個別に伝えること
・安心できる環境を整えること
・ツールを提供すること
まだまだ発達障害の理解が進んでいない。
正しい理解と支援が広がってほしい、と。



11月20日(火)

聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる←ここから放送を聞くことができます(11月27日(火) 午後6:00配信終了)

2018年11月20日 | すっぴん!ブログ:NHK

●こそだてカフェスペシャル

「発達障害・子育ての悩み」10:05〜10:55
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)
火曜パーソナリティのユージさんとともに、番組に寄せられた、育児に関する発達障害へのお悩み、相談にお答えします。

2日連続で、「発達障害って何だろう」をテーマにお伝えする特別企画。
きょうは、リスナーから寄せられた発達障害に関するご相談に、早稲田大学教授の梅永雄二さんにお答えいただきました。
「発達障害という言葉ではなく、どういった個性なのかを知ることが大切。発達障害のお子さんを持つ親御さんは、大人になったとき生きていく術(すべ)、ライフスキルを身につけることを大切にしてください。」

本日お届けした「こそだてカフェスペシャル」は、聴き逃しサービス期間を終えたあとも、健康チャンネルのサイトで聴くことができます。
ぜひ、ご利用ください。


ここから聴くことができるようになりました(11月27日追記)

特別企画「発達障害って何だろう」 | NHK健康チャンネル
「こそだてカフェSP〜発達障害・子育ての悩み〜」(1)オープニング〜相談@ | NHK健康チャンネル
「こそだてカフェSP〜発達障害・子育ての悩み〜」(2)相談A | NHK健康チャンネル
「こそだてカフェSP〜発達障害・子育ての悩み〜」(3)相談B | NHK健康チャンネル
「こそだてカフェSP〜発達障害・子育ての悩み〜」(4)リスナーからのお便り・メール〜まとめの話 | NHK健康チャンネル
市川拓司さんインタビュー@ 「プロフィール紹介〜発達障害とわかるまで」(15分10秒) | NHK健康チャンネル


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NHK 視点・論点(11月28日更新)

「発達障害と共に生きる」
出演:どんぐり発達クリニック院長 宮尾益知さん
11月20日(火)午前3時50分〜4時
再放送 [総合] 11月20日(火)午前3時50分〜4時


「発達障害と共に生きる」(視点・論点) | 視点・論点 | 解説アーカイブス | NHK 解説委員室

NHKのサイトに全文が掲載されました


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NHKあさイチ 気づいてスッキリ!女性の発達障害

気づいてスッキリ!女性の発達障害|NHKあさイチ

昨日の朝に放送されたヤツね。
全部書き起すと結構な量になるのでどうしようかと思ったけど、番組サイトに乗っているテキスト部(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)にしておこうと思う。

気づいてスッキリ!女性の発達障害

空気が読めない、片づけができないなど、日常生活にさまざまな困りごとが生じる発達障害。今回は特に「女性」の困りごとについて詳しくお伝えしました。女性は男性と比べて社交性が高い場合が多く、周囲に溶け込もうとして無理をするあまり、「過剰適応」に陥ってしまうことや、出産や子育てによってもともとの困りごとが悪化してしまうこと。また、うつ病や統合失調症にまで至ってしまう「二次障害」になりやすいことなど。なぜ、そうした困りごとが女性に現れやすいのか。対策や解決法はどんなものなのか。当事者の声をもとに、専門家の解説を交えながら、「気づいてスッキリ!」な情報をお伝えしました。


専門家ゲストは宮尾益知医師(発達障害の専門医)。
ゲストは発達障害であることを公表されている栗原類さん(モデル)、坂下千里子さん(タレント)。


8:23〜9:00

空気を“読みすぎる”? カモフラージュする女たち

フリーライターの国実マヤコさんは、発達障害の特性によってこだわりが強く、完璧主義になりがち。発達障害と診断される前に出版社に勤めていたころは、打ち合わせ内容を完璧にシミュレーションした「台本」を用意した上ですべて暗記して臨み、相手の口調や話し方のクセまでまねしていることもあったといいます。「合わせすぎる」行動の正体は、「過剰適応」と呼ばれ、女性が陥りやすい傾向があります。国実さんは自分が本来苦手なことを「頑張っていた」ことに気づけたことで、完璧へのプレッシャーが薄れ、人とやりとりする際の不安が和らいだと言います。特性という視点から行動を見直すことが苦しさから脱するコツだと専門家は話していました。


国実さんは33歳の時に発達障害と診断された。
子供の頃、自分では普通にしていると思っているのに周囲から「ひょうきん」と思われていたことに強いショックを受ける。
拒食症の同級生に「どうしたの?ガリガリじゃん」と言ってしまって、周囲から大ヒンシュク。
自分では心配をして言ったのに「空気が読めない人」と言われて、どんどん追い込まれていく。
職場では自分で作った台本で「ギャグを入れる」「こういう表情をする」とか相手の対応によって三種類ぐらいのパターンを用意とか。
で、うまいこと相手に合わせられるようにはなったけど、自分で「自分がどういう人間だったか」みたいなのがワケワカメに。
この「行き過ぎた行動」は「過剰適応」だったというのを医師(西脇俊一さん)から指摘を受ける。
「ああ、私って今まで頑張ってたんだ。本当に適応できているわけじゃない。疲れて当然だ」


今まで「過剰適応」のことをあまり取り上げてもらえていなかったので、今回は期待できる!と思ったが残念ながら期待外れだった。
私はどの職場に行っても過剰適応と人間関係ですぐに限界が来て転職を繰り替えす状況になってしまったいたが、ようやく「過剰適応だった」ってことに気づけて、それからあとに「発達障害だった」ってのにも気づくことができたけど、それでうまくやれる気がしない。
「台本」まで行かなくても「答えを用意しておく」ってのは結構重要っていうか必要っていうか。
とっさに「普通の受け答え」をするのは難しいからね。
事前に相手が言いそうなこととかやりそうなこととか予測できれば、それに対して「こういう言い方をしよう」「こういう対応をした方がいいな」みたいなのが準備できる。

フィーメールカムフラージュ

フィーメール=女性
カムフラージュ=装う
「空気読みすぎ」の状態を指す。
フィーメールカムフラージュによってもともとの特性(こだわり・感覚過敏・感覚鈍麻・過集中・予測不安)が見えにくくなる。
しかし頑張りすぎると過剰適応になって体調を崩す人が出てくる。


宮本医師からも性役割によって要求される内容が違ってしまって、男の方が空気を読む会話をする必要がないという話が出る。
ここでの栗原さんの発言
「片付けが苦手・物忘れが多いとかは、男性より女性の方が『だらしがない』って言われる。本来そこで、男女の差があってはいけないことなんですけど、これがあるのが現実なので。女性の方がより思いが深いものがあると思うんですよね」
に、発達障害のある女性だけでなく、それ以外の女性からもネット上で賞賛されまくりということで。


過剰適応じゃなくても、普通の女の人なら誰しも多少周囲に合わせたりはする。
宮本医師は「発達障害の女性の場合は、家に帰ってきたら鎧を脱ぎ捨てたみたいな状態になるので、くたびれてくたくたになってほとんど家で何もできないみたいな状態になっています。それはやはり過剰適応ということ」と解説した。
外でも家でも役割を演じる、「過剰適応」をしていれば、やはりその人は壊れてしまうだろう。
周囲の理解とサポートは必須だ。

長時間人と接して、翌日一日中頭痛が(酷い時は二日間ぐらい続いたり)っていう現状なので、私は過剰適応ってことかな。

そして過剰適応が進むと二次障害へ。

女性に多い“二次障害”

二次障害は、発達障害の特性そのものが原因ではなく、コミュニケーションがうまくいかないことや、いじめや虐待を受けることによって現れる深刻な精神症状や身体症状のことです。発達障害がある女性の中には、発達障害と診断される以前に二次障害の症状が現れ、発達障害であることに気づけないケースが多くあります。治療を続けても症状が改善しない場合や、一時的によくなっても、また同じ症状をぶり返してしまう場合などは、二次障害の可能性があります。精神症状と、発達障害に対するアプローチは異なるため、まずは気づくことが大切だと専門家は話していました。


二次障害の例
・うつ病
・統合失調症
・摂食障害
・線維筋痛症


うつ病と摂食障害は経験済みだな。

金子愛美さん、25歳。
シンガーソングライターとして活躍することを目標に頑張っている。
小学校で仲間外れにされたりして不登校。
潔癖症になり脅迫症状が。
ドアノブにも触れないし座れない。
毎日何度も風呂に入る。
8歳の時に不安神経症と診断される。
治療として感情をコントロールするための薬や睡眠導入剤などで一日20錠以上を飲む。
症状はよくならず。
11歳の時に別の病院で発達障害と診断される。
この時初めて不安神経症が二次障害であったことが判明。
不安神経症の薬を減らして症状が軽減。
高校からは自ら望んで学校へ。
最初は勇気がいったが、触れないと思っていたものを触ることができるようになり、自信につながり、できることも増えたので人生が楽しくなった。


私も一日に何十回も手を洗っていた時期なんかもあったけどね。
まあ、不安神経症とやらだったんだろうな。
状況を考えれば当然だけど。

宮本医師による二次障害の見極め。
「こだわり・感覚過敏・感覚鈍麻・過集中・予測不安」は発達障害にわりと特有な症状である。
例えば不安神経症だと思っていても、これらの症状があれば「発達障害がベースにある」と考える。
女性の場合は体の変化が先に来るので
 体の変化→自分が動けない→不眠→登校拒否
という症状が出てくる。
「やろう」と思う気持ちはあるけれども動けない。
そういう状態になるので、たとえば「うつ」であれば感情の方が先に出てくる。
「もうだめだ」とか「やる気がない」と。
逆に言えば「やる気がない」とか感情が目立っていて身体的なものが二次的にくればそれはおそらく「うつ」。


発達障害女子会

日常生活の悩みを共有し、解決策をアドバイスしあう場として、当事者どうしの集まりが増えています。番組で紹介した場は独自のつながりによって開催されたものですが、各地に当事者カフェや、ピアサポートの中に交流を設けている場合もあります。参加したい場合は行政の発達障害相談窓口へ問いあわせたり、各団体のホームページなどの情報を参照してください。


発達障害の診断を受けている若い女性が四人で鍋パーティーをする。
複数のことを同時にこなすのが苦手なため、野菜を切っていると鍋が煮立っていることに誰も気づけない。
料理一つをとっても様々な苦手と向かうため、想像よりも体力を使う。


料理は発達障害者が苦手なことが多いものの一つだよねぇ。
料理に限らず家事ってマルチタスクが要求されるから、並行していろいろやらなきゃいけないんで、もうその時点でかなり難しい。
料理はレシピに「じゃがいも二個」って書いてあっても大きさいろいろだからね。
そういう「ちょっとした違い」で入れる調味料の量が違ってきたり、焼き加減を見ながらみたいなのはすごくわかりづらい。
「5分間強火で」って書いてあったら5分焼けばそれで完璧な焼き加減みたいなワケには行かないんで。
このあたりは「臨機応変」みたいな能力が欠けているのがネックになっちゃうなと思う。

女子会でアプリの情報交換をする。
頭痛ーる
 発達障害者は気圧の影響を受けやすい人が多いので、このアプリによって事前に気圧の変化を知ることができて便利。
●学習障害にうれしい電卓(アプリの名前は紹介されず)
 入力した数字がすべて見えることが助けになる。
●毎日の服選びに役立つアプリ(アプリの名前は紹介されず)
 気温や気候に合わせた服装を教えてくれる。
栗原さんは電子書籍のアプリといろんな通知を教えてくれるアプリを使っている。

栗原さんが「雑音」を「ぞうおん」と言っているのが気になる。


9:05〜9:23

発達障害がある女性の出産・育児の悩み

発達障害がある女性が子育てする際、特性による苦手が思わぬ形で悪化してしまう場合があります。岐阜県に暮らす藤田まさみさん(仮名)は、発達障害の特性のひとつである聴覚過敏があります。出産後、育児の中で赤ちゃんの泣く声が「脳に突き刺さる」ほどつらく感じて思考が停止。抱き上げるという行動すら思いつかなくなってしまいます。ほかにも、こだわりの強い人が育児書どおりにいかないことでパニックになってしまうことも。愛情がないわけではないのに、意図せず育児放棄のようになってしまう場合があります。努力ではどうにもならない困りごとがあるということを周囲が理解して、サポートを得ることが重要だと藤田さんは言います。


26歳で結婚。
すごく低くていい声の旦那で落ち着く(はぁと
静かな環境で聴覚過敏が軽減されたのに、出産で子供の泣き声に悩まされて聴覚過敏が悪化。
つらさを訴えても「子育てはみんな大変だから」と取り合ってもらえない。
藤田さんは幸い、夫の理解が得られたことでつらい時期を乗り越えることができました。

ケッ!
助けてくれる人がいても障害はあるから大変なんですってことなのかも知れないけど、こういう「優しい夫がずっと助けてくれる」みたいな話を聞くとものすごく腹が立つ。

宮本医師は「夫が自分の母親としての役割を妻に求める、ということが分からない」と悩む人もいるという。
要するに「妻、子の母、夫の母」3人分をやらなくてはいけない。
発達障害でなくとも大変なことだ。


発達障害がある女の子への性教育

体内の臓器の働きなど、目に見えないものを想像することや、あいまいな表現を理解することが難しい発達障害がある子どもたちのために、手作りの教材で性教育を行う現場を取材しました。教えるのは、女性ならではの臓器があることや、生理の仕組みなどについて。間違った知識を得る前に「どんな仕組みで」「なんのためにあるのか」を知ることで、急に起きる体の変化によって体調を崩してしまうことや、性犯罪に巻き込まれることを予防するのが目的です。女の子だけで学べる環境はまだ少なく、必要性を訴える声は高まっています。


アメリカで診断を受けた栗原さんによると、アメリカでは診断を受けるとサポートがあると。
日本では診断だけ出しても放置されがちだからな。
よく「『様子を見ましょう』って言うばっかりでどうしたら?」って話が出るからな。


9:49〜9:51

視聴者からの質問

Q.発達障害かな?と思ったら何科へ行けばいい?
A.子供であれば小児神経科か児童精神科。大人は精神科だが発達障害を診ていますという病院。

Q.職場の先輩が何度も同じミスをするのでアスペでは?どう対応をしたら?
A.「どうやったらうまくいくか」というのを教える。


視聴者からのアドバイス

料理が苦手な人は本よりも動画、もしくはレシピを時間ごとに書きなおすといい。
服のコーディネートは店のマネキンごと購入したり雑誌に寄せてハンガーに吊っておくと楽。

キッチンタイマーをたくさん使う。
洗濯機を回した時、料理中などキッチンタイマーをセットする。



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2018年11月18日

NHKの発達障害関連の番組情報が変わっていました(11月23日修正)

すでに何度もご紹介しているけど、またNHKのサイトが大幅に変わっていて、前にはなかった番組も増えていたのでご紹介する。
https://www.nhk.or.jp/kenko/program/hattatsu/
NHKのサイトには含まれていないが、以前放送した「発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?」というシリーズも放送されるようなので、その情報も入れておく。


◆アニメシリーズ
「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送 ここに詳細をアップしました
(いろいろと変わっていたので更新しました)

あさイチ[総合]
11月19日(月)午前8時15分〜9時52分(枠内)
「特集 気づいてスッキリ!女性の発達障害」
11月20日(火)午前8時15分〜9時52分(枠内)
“発達障害のピアニスト” 野田あすか
11月21日(水)午前8時15分〜9時52分(枠内)
発達障害 災害時のケア
11月22日(木)午前8時15分〜9時52分(枠内)
発達障害 反響編

すっぴん![ラジオ第1]
11月19日(月)午前8時05分〜11時50分(枠内)
すっぴん!インタビュー
「“選択的発達者”として生きる」
特別企画
「発達障害って何だろう」
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)
発達障害とはどういうものか、その特性をはじめ、周りの対応・ サポートのあり方など、私たちにできることは何かをうかがいま(←「す」が抜けた?)
11月20日(火)午前8時05分〜11時50分
こそだてカフェSP
「発達障害・子育ての悩み」
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)
火曜パーソナリティのユージさんとともに、番組に寄せられた、育児に関する発達障害へのお悩み、相談にお答えします。
11月27日(月)午前8時05分〜11時50分(枠内)
こそだてカフェSP
「発達障害・子育ての悩み」
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)

◆視点・論点[Eテレ]
11月19日(月)午後1時50分〜2時
再放送[総合] 11月20日(火)午前3時50分〜4時
「発達障害と共に生きる」
出演:どんぐり発達クリニック院長 宮尾益知さん

きょうの健康[Eテレ]
11月19日(月)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月26日(月)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害
「注意欠如・多動症(ADHD)」
11月20日(火)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月27日(火)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害
「限局性学習症(LD)」
11月21日(水)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月28日(水)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害
「自閉スペクトラム症(ASD)」
11月22日(木)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月29日(木)午後1時35分〜1時50分
あの人の健康法「栗原類」

ハートネットTV[Eテレ]
11月20日(火)午後8時〜8時30分
シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”
第1回「少年院の現場から」(NHKのサイトに全文あり)
発達障害への理解や支援が不足する中、“問題行動”を止められず、結果的に犯罪に至る若者も多くいるという。更生のためにはどんな教育が必要か、少年院の現場から考える。
(2017年5月30日に放送したもののアンコール放送)
11月21日(水)午後1時05分〜1時34分
「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」(再)
バーチャル空間『セカンドライフ(SL)』。ここに自閉症の当事者たちが集う自助グループがある。昨年ハートネットTVは、米国の社会学者・池上英子教授が初めてアバターを操る本人に会う、アメリカ横断の旅に密着。放送をきっかけに、今日本でも自閉症の人たちがSLで「当時者の会」を開こうと新たな動きが始まっている。中心の朋さんは「日本では仮想空間であっても障害を明かせない」と感じ、初めての開催に向け挑戦する。
(2018年11月14日に放送したものの再放送)
11月21日(水)午後8時〜8時30分
11月28日(水)午後1時05分 〜 午後1時35分(再)
シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”
第2回「出所、そして社会へ」
罪を犯した発達障害者の中には、刑務所や少年院をでた後も、障害への適切な支援を受けられず、結果として再び罪を犯す人も少なくない。どうすれば再犯を防げるのか考える。
(2017年5月31日に放送したもののアンコール放送)

NHKスペシャル[総合]
11月20日(火)午後11時55分〜0時44分
「自閉症の君が教えてくれたこと」(再)
重度の自閉症である東田直樹さんは、人と会話をすることはできないが、文字盤を使えば豊かな表現力を発揮する。世界的にもまれな存在である。24歳になり、プロの作家となった東田さんは今、自閉症のみならず、さまざまなハンディを抱える人たちがどう幸せを見つけていけばいいのか、エッセイや小説を書いている。前回の番組後、ガンを患い、自らもハンディを抱えることになったディレクターの視線で描く感動のドキュメンタリー。
(2016年12月11日に放送したものの再放送。ここに全文を掲載済み)

u&i[Eテレ]
11月21日(水)午前9時〜9時10分
#4「なんで覚えられないの?(読み書きの苦手)」
『u&i』は、多様性への理解を深めるこども番組。第4回目のテーマは「読み書きの苦手」。約7%の児童が持つと言われる学習障害:LDを始めとして、知的に問題がないにも関わらず、文字を読んだり書いたりすることに苦手を抱える子どもは多いものの、努力が足りないと勘違いされることも。苦手をいかに克服するかだけでなく、得意なことをいかに活かすか考える議論を通じ、多様性を認め、共生していくための思考力を養う。

ラン×スマ〜街の風になれ〜選[総合]※関東甲信越(茨城を除く)以外で放送
11月21日(水)午前11時05分〜11時30分
「キラリ!市民ランナーファイル第2弾」
初夏の湘南ビーチを駆ける大会で「親子ラン」に密着!コミュニケーションが難しいなど、発達障害がある子どもと、親が一緒に走る取り組みに迫ります。走ることで、のどが渇いたり、おなかが空いたり、刺激を受けて表情が豊かになる子どもたち。練習開始からレース本番まで、その変化をカメラが見つめます。家族一緒に走ることで感じる楽しさ、走りきることで達成感を味わうことの大切さ。その喜びは、すべての親子に通じます。

ごごナマ[総合]
11月21日(水)午後2時05分〜2時55分
「発達障害を知る ふつうってなんだろう?」
「発達障害」って何だろう。本人はどんな気持ちでどんな苦手と向き合っているのか。私たちはどう理解し、接したらよいのか。身近な例や日常の場面から、みんなで考えよう。

クローズアップ現代+[総合]
11月21日(水)午後10時〜10時25分
↑放送日が変更になりました
11月26日(月)午後10時〜10時25分

「企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革▽業績アップ」

おはよう日本[総合]
11月22日(木)午前7時台

ウワサの保護者会[総合]
11月22日(木)午前11時05分〜11時29分※首都圏、東北地方以外で放送
11月24日(土)午後0時30分〜0時54分

「発達障害かも…どうすれば?」(再)
「うちの子もしかして発達障害?」子どもが困っているのを助けたい一方で、病院に行くことが本当に子どものためなのかと悩む保護者もいる。判断に迷うときできることとは?落ち着きがなく、授業に集中できない。友達とのコミュニケーションが難しい。がんばっても学習成果が上がらない。発達障害の特性は「個性」とはっきりと区別する境界線がないため、保護者は疑問を感じながらも、そのままの状態でもんもんと悩むケースが多い。スタジオには、そんな悩みを今抱える当事者と、かつて同じ経験をした保護者たちが集まり、どんな心構えで子どもたちに寄り添えばいいのか、じっくりと話し合っていく。

所さん!大変ですよ[総合]
11月22日(木)午後8時15分〜8時43分
11月29日(木)午前4時02分〜4時30分(再)
「誕生!?伝統工芸の救世主」

◆発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「LD“読み書きが苦手”少年編」[総合]
11月23日(金・祝)午前3時50分〜3時55分
(ここに全文を掲載済み)

◆発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「ASD“感覚過敏”」[総合]
11月23日(金・祝)午前6時25分〜6時30分
(ここに全文を掲載済み)

インタビューここから「武田双雲」[総合]
11月23日(金・祝)午前6時30分〜6時53分

すくすく子育て×ウワサの保護者会[総合]※四国地方では別番組を放送
11月23日(金・祝)午前11時00分〜11時54分
「ちゃんと知りたい!子どもの発達障害」(再)
乳幼児の子育てについて専門家と考える「すくすく子育て」。小・中学生の保護者が子育てや教育について語り合う「ウワサの保護者会」。ふたつの番組が、「子どもの発達障害」をテーマに初のコラボです。「もしかして発達障害?」「小学校はどうやって決める?」「親としてできることは?」など、乳幼児期から小学校に上がる頃の悩みについて、すくすくママと先輩ママ、そして専門家がとことん本音で語り合い、考えます。

ドキュランドへようこそ![Eテレ]
11月23日(金・祝)午後10時〜10時49分
「オレグの自立〜発達障害と向き合う青年の物語〜」
自閉症のオレグは、ロシアに暮らす21歳。病に理解がない母親にスパルタ教育を受けて育つが、劇団に入ったことを契機に同世代の友人の輪をつくり、親からも自立していく。「あなたは怠けているだけ」「頑張れば普通になれる」と、母のマリナから常に厳しい言葉を浴びてきたオレグ。内気で心優しき青年は、劇団でも同世代の女子たちを前にドギマギするばかり。だが、ドンファンの主役に抜擢され、心を開ける友ができたことで自信をつけていく。

地球ドラマチック[Eテレ]
11月24日(土)午後7時〜7時44分
「泳げ!ハンマーヘッズ〜ちょっと特別な僕らの水泳部〜」
2歳で自閉症と診断されたマイキーは、幼いころから泳ぐことが大好き。発達障害の子供たちの水泳チーム「ハンマーヘッズ」で活躍中だ。感情のコントロールに悩む子や、集団行動が苦手な子…。どんな子にも粘り強く向き合うコーチたちのもと、青年たちは水泳を通して自尊心を持ち、驚くべき成長を見せる。チームの目標は「スペシャルオリンピクス」で金メダルを取ることだ。果たして夢は実現するか?(アメリカ2017年)

発達障害って何だろうスペシャル[総合]
11月24日(土)午後9時〜9時49分

今夜も生でさだまさし[総合]
11月25日(日)午前0時05分〜1時35分(土曜深夜)
ミュージシャン・さだまさしさんが、ラジオのディスクジョッキースタイルで送る生放送トーク番組。さださんが豊富な知識と経験、幅広いネットワークを使って、視聴者から寄せられた質問や悩みにこたえていきます。
今回は、石川県・NHK金沢放送局から!!


目撃!にっぽん 選[総合]
11月25日(日)午前6時15分〜6時50分
「“心の街並み”を描く〜アーティストAju〜」
0.05ミリのペン先から生み出される、大阪の古墳群やビル街の風景。女性アーティストAjuは、心に焼き付けた景色を、下書きもせず描き上げていく。絵を始めたきっかけは大学生の時、医師から「アスペルガー症候群」と告げられたこと。自分を否定し傷つけたが、ペンを握る時は無心になれた。これまで人の顔を描くのは苦手だったが、大好きな「ひこうき先生」のために人物画に挑む。一歩一歩前に進む、その姿に密着。

バリバラ[Eテレ]
11月25日(日)午後7時〜7時30分
「2人の怒れる男」
怒りのコントロールが苦手なため、学校でうまくいかない子どもたちが主人公。お笑い芸人やラッパーなどのユニーク講師たちとともに、怒りをまろやかにする方法を実践する。今回は“怒れる子どもたち”が主人公。ちょっとしたことで怒りが爆発してしまうため、学校でうまくいかず悩んでいる。本人たちは怒った後で自己嫌悪に陥っているが、その葛藤はなかなか知られることなく、理解は得づらいままだ。そこで、“ポジティブ芸人”井上裕介(NON STYLE)と、ラッパーの晋平太が、スペシャル講師として子どもたちを訪問!感情をコントロールして怒りをまろやかにする方法を、ともに実践する。


posted by ひと at 20:09| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月15日

ハートネットTV 続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して

NHKドキュメンタリー - ハートネットTV「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」
再放送はEテレで11月21日(水) 午後1時05分(30分) 。

今回は去年放送していた「自閉症アバターの世界」の続編ということで。
ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第1夜 脳内への旅
ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第2夜 仮想と現実を生きる
てっきり公式サイトの方にずっと全文を掲載しておいてくれるのかと思っていたら、時間が経つと削除されちゃうんだな。
前のヤツは私が書いたヤツだけ見てもあんまり内容がわからないかと思うけど。


今回も全文は紹介しない。
公式サイトに全文が出て、いずれそれが削除されていくっていうことっぽいので、内容を知りたいという方は公式サイトにアップされたタイミングで確認していただくってことで。

バーチャル空間『セカンドライフ(SL)』。ここに自閉症の当事者たちが集う自助グループがある。昨年ハートネットTVは、米国の社会学者・池上英子教授が初めてアバターを操る本人に会う、アメリカ横断の旅に密着。放送をきっかけに、今日本でも自閉症の人たちがSLで「当時者の会」を開こうと新たな動きが始まっている。中心の朋さんは「日本では仮想空間であっても障害を明かせない」と感じ、初めての開催に向け挑戦する。

前のは海外のばっかりだったけど、今回は日本のってことで。
「中の人」が日本人だからっていうのがわかっているからそう感じたのかも知れないけど、アバターが変に「ナルシスティック」っていうか。
気持ち悪さすら感じた。
病的なレベルのナルシストである私にそんなことを言われたくないだろうとは思うんだけど、私のナルシストとはまた違うベクトルのナルシストみたいな感じがしてしまって、その時点で受け入れ難い感じ。

10年前、自閉スペクトラム症などの診断を受けたトモさん。

パートナーのワシヲさんは大工さん。
料理など、トモさんの苦手な家事を引き受けてる。


日本でもセカンドライフを媒介とした当事者会をやろうという。

確かにね、リアルな対面は難しい。
音声言語に頼った意志の疎通は、まず聞き取るのが大変だし、裏の意味とかノンバーバルな部分とか無理して読み取ろうとし続けないといけない。
すげぇ疲れる。
チャットみたいな文字だけだと、そのあたりの負担が大幅軽減だ。
でもね、私はそういう文字だけとかネット上でとかっていうのはあくまで「補助的な連絡手段」でしかないんだよ。
それだけしかないのは耐えられない。
昔、ネットで大勢の人と交流をしていた時、リアルでは一人も私に「誕生日おめでとう」という人は存在しなかったけど、ネットでは大勢の人から「誕生日おめでとう」という言葉をいただいた。
それで喜べるタイプならそれでいいんだろうけど、私はそれに耐えられなかった。
だから今はネット上には自分の生年月日は表示させなように気を付けている。
私は「ネット上でだけ」そういう言葉をいただくことは耐えられない。
それならむしろ誰からもそう言われない方がマシなのだ。
多分そのあたりが、セカンドライフを楽しめる人たちと私とでは違うんだろうな。

発達障害当事者会「ぽっぽカフェ」
月に2回開かれる発達障害の当事者会だ。

「逆に個性を出すという発想がわからなくて、消しても消しても残っていくものが個性だったりするんですけど」


その通りだね。
どんなに「他の人と同じにやろう」って思っても、どうしても同じにならないのが「個性」なので「個性を伸ばす」とか「個性を尊重する」とか、そんなことをやらないと出てこないのなんて「個性」ではない。

ありのままの自分を表現できる場が必要だと実感するトモさん。
セカンドライフでも当事者会を開いてみたいと協力をお願いした。
トモ「当事者会に来たくても来れない人のことをずっと気になっていて、感覚過敏とかトラウマを抱えて外に出られない人、ひきこもり、他にもいると思う。きっと。だから(セカンドライフ)をはじめたいって思った方は声をかけて頂ければいいかなって思ってます」


セカンドライフなんか悠長にやれる人たちって、かなり恵まれているごく一部の自閉症者に過ぎないのではないかと思う。
二次障害で、のたうちまわりながら短い生涯を閉じる大部分の人たちは、そんなことをやっていられるような物理的な余裕はないのではないか?

私がネット上でだけの交流に満足できないというか、それだけにしちゃうことに抵抗があるのは、二十年近く前のある出来事のせいもある。
当時たしか20代後半ぐらいの人だったと思う。
背が高いが、体重も100kgは超えているであろうと思われる男。
太っているだけでなく、顔面偏差値も著しく低く。
本人はとても周囲に気を遣っている。と思う。
でも、それがことごとく的外れで、周囲からは「気の利かないやつ」というふうに見られていた。
私もその人のことは大嫌いだったのだが。
その人物はネット上では「女子高生たちの相談に乗ってくれる優しいお兄さん」的な存在であるということを知った。
女子高生たちはネット上での優しい物言いで「ステキ〜♪」なんて思って、実際に会って「ゲッ!」となっただろうなぁ。
だから、ネットの上でとても魅力的な人物が、実際に会って魅力的な人物とは限らないということで。
当然逆もあるだろうなと思うし、実際にネット上ではそれほど魅力的には感じなかった人と会ってみて、とても素敵な人だなと思うことが最近あったし。
セカンドライフにはまっている人たちは「何を言っているんだ?このネット上の自分が本当の自分だよ!」ってことかな?
私はその考え方には付いていけない。

トモ「失敗ができる場所になったらいいかなと思うんですよ。失言したりとか、人と折り合わなくなったりとか、気まずくなったりとかあると思うんですけど、そうするとリアルな発達障害当事者会だともうよその会に行くしかないんですよね。でもセカンドライフだったら、もう最悪アバター消して違うメールアドレスで違うアバターに生まれ変わればいいんで、やり直しがきくんですね」

まあ、そうなんだけど・・・。
何だろうな。
失言したら、その失言をしたことを相手に対して詫びるとかまずそっちをやれよ。
それでもダメならまあ違うアバターでってのもあるだろうけど。
気まずくなったりとか、そりゃああるだろうけど、そんなの気にしてたら年中新しいアバターを作っていかなきゃいけなくなるじゃん。

この番組を見て「発達障害のある人ってみんなセカンドライフみたいな世界が好きなんだね!」みたいに思わないでいただけたらと思う。



posted by ひと at 11:53| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月14日

発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#4 フミヤのふつう

放送予定はこちら

[総合]11月14日(水) 午後14:53〜午後14:55(2分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #4】フミヤ(20)のふつう


♪ふつうって なんだろう

今、二十歳のフミヤです。
自分は、ものの感じ方が人と違うことで苦しんできました。


♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

例えばサラダを食べると、ラーメンにチョコレートを入れた感じというか、全く違うもの同士が混ざり合う気がして、気持ち悪くなります。
ほかにも外を歩いていると
トラック バイク たばこ サラリーマン 女子高生 話し声。
一度に複数の情報。
それだけで疲れてしまうんです。


♪そんな私がいま 思うこと

周りとの差をいつも感じていた自分に、大きなきっかけをくれた先生がいました。
先生「へえ〜その時、体がどんな感じになるの?どんな世界にいる感じ?」
フミヤ「えっ?」
先生は怒ったり否定したりせずに、興味を持って僕の話を聞き続けてくれました。
「これでいいんだ。自分を無理に変えようとしなくていいんだ」
って思えるようになりました。
枝を切り落とさないで、子どもの考えや行動を尊重してほしい。
今、一番伝えたいことです。

♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね

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発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#3 サトシのふつう

[総合]11月14日(水) 午前9:52〜午前9:55(3分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #3】サトシ(27)のふつう


♪ふつうって なんだろう

サトシ 27歳です。
発達障害の子どもたちをサポートする仕事をしています。

子ども「人をたたいたりしちゃ駄目なんだから!引っ張ったら痛いんだもん。ウサギさんかわいそうでしょ」

♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

私も昔から人と話すのがとても苦手でした。

(チャイムの音)
(一方的に教師に話しかける子どもの頃のサトシ)
一方的に話してしまい、気づくと8割方自分がしゃっていることがあります。
相手の表情から気持ちを読み取るのが苦手で

教師「う〜ん?」
分からない分、理解してもらおうと必死にたくさんしゃべってしまうんです。
そして沈黙が出来ると。
(サトシの心の声)「あっやばい。もっと話さなきゃ!」
となって更に話し続けてしまうのです。
教師「う〜ん?」
(ため息をつくサトシ)

♪そんな私がいま 思うこと

今、自分と同じような障害で悩んでいるお子さんに寄り添う仕事が、自分の生きがいになっています。
この子たちには、障害はなくならないかもしれないけど、誰もが自分らしく生きる権利を持っているということを伝えていきたいです。

子ども「こうして王子様とお姫様は、いつまでも仲よく暮らしましたとさ」
サトシ「お〜!」
サトシと子供たち(拍手)

♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね

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2018年11月13日

発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#5 ナオキのふつう

[総合]11月13日(火) 午後14:53〜午後14:55(2分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #5】ナオキ(15)のふつう


♪ふつうって なんだろう

ナオキです。15歳です。
全寮制の中学校に通っています。


♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

僕には何の前触れもなく突然、話がす〜っと聞こえなくなることがあります。
クラスメイト「なあ、昨日のテレビ見た?」「ああ、見た見た」「ナオキ見た?面白かったよな」「おい、何無視してんだよ。」
でも僕には
(途中で人物が消えてしまう)
注意して聞いていても、突然情報が入ってこなくなってしまうんです。
分かったふりをしても、うまくいかず、だんだん人から遠ざかるようになりました。


♪そんな私がいま 思うこと

こんな自分を変えたいと思い、あえて人と関わることの多い全寮制の学校に転校しました。
毎日みんなとたくさん会話する中で、次第に自分の特性も分かってきたような気がして、みんなもそんな僕を理解してくれて今は、
友人たち「ねえねえ」「ねえねえ」「うぇ〜いサッカーする?」
(話が聞こえていないナオキ)
友人たち「あっもう一度言うね。」「休み時間サッカーしよう」
ナオキ「あっいいっすよ」
僕を受け入れてくれたみんなに感謝。
今度は僕が何かみんなの助けになりたいと思っています。


♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね


他の人と同じようにできないと「悪意があってやっている」みたいに決めつけられて非難されることってよくある。
自分がどうにかしようって思ってもできるもんじゃないし。
結局は周りの人次第だったり。
私みたいに何とか「普通の人間のフリ」みたいなのをほぼ完璧にできるようになったところで常に無理をし続ける状態だからしんどいし、他人からは「普通にしているだけ」にしか見えないから、少しでも気を抜くと「わがまま」「協調性がない」「みんなだって大変なんだ」なんてことを言われまくるだけで。
結局、他人と関わっても自分がしんどいだけなんだなってのが結論なワケだけれども。

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発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#2 ユウのふつう

[総合]11月13日(火) 午前9:52〜午前9:55(3分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #2】ユウ(18)のふつう


♪ふつうって なんだろう

ユウ 18歳です。
中3の時にアスペルガー症候群と診断を受けました。


♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

私は予想外のことが起きると
鬼のような形相の教師「こら!ちゃんと話を聞け!」
ユウ「うわっ!」
パニックを起こしてしばらく返事ができなくなります。
例えて言うと、静かにゆっくり回転させていたところに、突然100デシベルの大声で
「大変なことが起きた!急いでもっと回転させろ!」
と言われたような感じ。
作業員たちは慌てふためいて混乱してしまい、壊れて動かなくなってしまいます。
見かけではボ〜ッとしているようにしか見えないので、先生からは
「無視するな!」
「どうしてふつうにできないの!」
と、叱られ続けて、結局うつと睡眠障害になってしまいました。
今も薬が手放せません。


♪そんな私がいま 思うこと

私には夢があります。
障害者の役に立つような服飾デザイナーになること。
困っている人たちのために役立つことが、私らしく生きることだと思います。


♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね


将来の夢があるのはとてもいいことだと思う。
でもそういうものを自分の意志で無理やり持とうと思っても持てる種類のものではない。
障害があるかないかに関わらず、若いうちにそういうものを持てないと、とても辛かったりする。
私も実際そういうものがずっとなかったので「将来やりたいことに向けて努力する」みたいな方向で進むことができなくてこまったり。
あるに越したことはないけど、なくても何とかなるし、確かに先のことを決めづらいけど、それは仕方のないことだし。
オリンピックに出るような人たちや、若くて成功している棋士とか、どうしても「若いうちに自分の将来のことを見据えている」っていう人が注目されちゃうから余計に肩身が狭くなるけど、そうじゃなくても大丈夫だよ!っていうのは若い人に知って欲しい。
自分を追いつめたりしないで欲しいなと思う。

posted by ひと at 19:49| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月12日

「ふつうってなんだろう?」の放送予定に加筆修正しました

発達障害キャンペーンアニメシリーズ「ふつうってなんだろう?」の放送予定(11月12日加筆修正)

内容がだいぶ変わったんでね。
この先、放送されたものは随時全文書き起ししていく予定。


この手の番組がどんどん放送されていけば、何か状況がよくなっていくかっていうと、私にはそうは思えないんだよねぇ。
私はスポーツとかブランドものとかには一切興味がない。
そういう自分が興味のない種類のことを放送されても、何も記憶に残らない。
人間ってそういうものだろうと思うんだ。
たまたまテレビを点けて、今まで見聞きしたことのない「発達障害」ってのを取り上げていたとしても、それは何か自分や周囲に関係がありそうって感じがしない限り「ひとごと」だし、その時点でチャンネルを変えるか、変えなかったとしても記憶に残らないんじゃないかと思うんだけどな。
その上「うまいことやれている」っていう種類の人ばっかり取り上げられると、うまいことやれていない大部分の人たちの立場がむしろ悪化していきかねないんじゃないかと思ったり。
今回も一つも「作業所でわずかな工賃の人」とか「障害認定も受けられずに現在ホームレス」みたいなタイプの人は取り上げなさそうだしな。

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発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#1 柳家花緑さん

[総合]11月11日(日) 午前4:17〜午前4:19(2分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #1】柳家花緑(47)のふつう


♪ふつうって なんだろう

柳家花緑(やなぎやかろく)です。47歳です。落語家をさせて頂いております。
(おそらく落語の一部)「茶わんだのつぼだのというものは自分が思っているほど値打ちのないもんだ」。

♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

いや〜小さい頃から文字を読むのが苦手だったんだ。
「ライム」(「ラムネ」と読み間違える)
「あさくさ」(「さあくさ」と読み間違える)
「友人」(「ともだち」と読み間違える)
こんなふうに文字を間違えてばっかり。
なので中学時代の成績は美術と音楽以外はほぼ1か2。
でも中学を卒業して入った落語の世界は師匠からの口伝えで教わるんです。
文字を読まなくても学べることは私にとってラッキーだったなあ〜!


♪そんな私がいま 思うこと


読むことは今でも苦手だけど、大好きな落語ができるのは本当に楽しくて!
(おそらく落語の一部)「どこだい?こぶなんか、どこにもねえじゃねえかよ」「えっえ〜・・・あんまり名前が長いからこぶが引っ込んじゃった」
(拍手と笑い声)

だからみんなもできないことばかりに注目するんじゃなくて、好きなことに目を向けてもらいたいな〜。

♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね



NHKのサイトの方の情報では放送時間が午前4時15分からってことになっているけど、17分から放送されたようだ。
もう終わっているからどっちでもいいんだけど。

別段この番組の内容が悪いとは思わないんだけど、見ていてちょっとな・・・って感じ。
障害特性上、落語家という職業にとても向いていて、その世界で成功できたということで。
「発達障害を持っている人でも何か自分に向くことを見つけてやっていこう」みたいなことかなと思うんだけどさ、それが「食べて行ける職業」に結び付くタイプってむしろ稀だと思うんだよね。
日本中の駅名が言えたり、円周率が何千桁とか暗記していたりしても、たまにテレビの「奇人変人コーナー」みたいなのに出られる以外に出番がないかと。
芸術系のものでも、実際に楽器なんか習ってみるとわかるけど、どれだけカネと時間がかかるかっていうね。
本当に「本人の努力」だの「やる気」なんてもんがいくらあっても無価値だなと痛感している。


posted by ひと at 13:51| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月10日

今月の発達障害関連番組の情報(11月15日修正)

再放送の日時などがおかしかったので修正しました(11月15日)

前にも載せたけどいろいろ変わったんで再掲。
NHKの発達障害のページね。
仕様が最近コロコロ変更に。
放送予定のページがどこにあるんだよ?と思ったら、ようやく発見。
で今までとはまるっきり異なる形式になっていた。
関連番組一覧はこちらから(PDF)ってところを押すと開くっていう。
ここからの情報をいつもみたいな形式にしてご紹介しようと思うが、バカな上にカタワだからうまいことできるかどうか不明。
ここに載っていない情報も載せておく。


◆アニメシリーズ
「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送 ここに詳細をアップしました

どーも、NHK
11月11日(日) 総合 午前10:40〜午前11:54
おすすめ番組を紹介する▽週刊どーもナビ:「NHKスペシャル シリーズ 人生100年時代を生きる」「趣味の園芸 コチョウラン 花の進化が止まらない」「AI育成お笑いバトル」「人生は旅だ 料理も旅だ〜三ツ星シェフが見つけた日本〜」など、1週間の見たい番組、気になる番組が見つかるかも▽NHKの取り組みを紹介!もっとNHK:発達障害キャンペーン

◆ハートネットTV
「続・自閉症アバターの世界」
11月14日(水) Eテレ  午後20:00〜午後20:30
【再放送】11月21日(水)午後13:05
バーチャル空間『セカンドライフ(SL)』。ここに自閉症の当事者たちが集う自助グループがある。昨年ハートネットTVは、米国の社会学者・池上英子教授が初めてアバターを操る本人に会う、アメリカ横断の旅に密着。放送をきっかけに、今日本でも自閉症の人たちがSLで「当時者の会」を開こうと新たな動きが始まっている。中心の朋さんは「日本では仮想空間であっても障害を明かせない」と感じ、初めての開催に向け挑戦する。
「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発” 第1夜」
11月20日(火) Eテレ 午後20:00 (アンコール放送)
「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”第2夜」
11月21日(水) Eテレ 午後20:00 (アンコール放送)

◆先どり きょうの健康「子どもの発達障害 注意欠如・多動症(ADHD)」
11月16日(金) 総合 午前10:40〜午前10:55
【再放送】11月17日(土) 総合  午前3:50〜午前4:05
発達障害は障害と言うより個性。第一線の専門医の言葉だ。専門医と共に3回シリーズで発達障害の子どものサポート法を伝える。第1回は注意欠如・多動症(ADHD)。好奇心が旺盛で頭の回転が速い子も多いが、注意力不足で衝動的な行動が多い。島根県立大学が行う5日間の行動療法プログラムでは参加した子ども全員の症状が改善するという成果が出ている。秘けつは子どものほめ方と注意の仕方。症状を改善する処方薬も伝える。

◆ウワサの保護者会
「発達障害かも…どうすれば?」
11月17日(土) Eテレ 午後21:30〜午後21:55
【再放送】
11月22日(木) 総合 午前11:05 ※首都圏と東北地方除く
11月24日(土) Eテレ 午後0:30
落ち着きがなく、授業に集中できない。友達とのコミュニケーションが難しい。がんばっても学習成果が上がらない。発達障害の特性は「個性」とはっきりと区別する境界線がないため、保護者は疑問を感じながらも、そのままの状態でもんもんと悩むケースが多い。スタジオには、そんな悩みを今抱える当事者と、かつて同じ経験をした保護者たちが集まり、どんな心構えで子どもたちに寄り添えばいいのか、じっくりと話し合っていく。

すっぴん!
11月19日(月)、20日(火) ラジオ第1 午前8:05〜午前11:50(枠内)

◆あさイチ
11月19日(月)〜22日(木) 総合 午前8:15〜午前8:54(枠内)

◆きょうの健康
全力サポート!子どもの発達障害「注意欠如・多動症(ADHD)」
11月19日(月) Eテレ 午後20時30分〜 午後20時45分
【再放送】11月26日(月) Eテレ 午後13時35分〜 午後13時50分
発達障害は障害と言うより個性。第一線の専門医の言葉だ。専門医と共に3回シリーズで発達障害の子どものサポート法を伝える。第1回は注意欠如・多動症(ADHD)。好奇心旺盛で頭の回転が速い子も多いが、注意力不足で衝動的な行動が多い。島根県立大学が行う5日間の行動療法プログラムでは、参加した子ども全員の症状が改善するという成果が出ている。秘けつは子どものほめ方と注意の仕方。症状を改善する処方薬も伝える。
全力サポート!子どもの発達障害「限局性学習症(LD)」
11月20日(火) Eテレ 午後20時30分〜 午後20時45分
【再放送】11月27日(火) Eテレ 午後13時35分〜 午後13時50分
ある特定の能力だけが低い限局性学習症(LD)。学習症、学習障害とも呼ばれる。なかでも最も多いのが、読むことが困難な「ディスレクシア」だ。このディスレクシアの子どものために開発されたのが「マルチメディアデイジー教科書」。タブレットの画面に文字がハイライト表示され、それを音声で読み上げてくれる。大阪教育大学などが研究したところ、音読する時間が短くなる、読み間違えが減るなどの効果が確認されている。
全力サポート!子どもの発達障害「自閉スペクトラム症(ASD)」
11月21日(水) Eテレ 午後20時30分〜 午後20時45分
【再放送】11月28日(水) Eテレ 午後13時35分〜 午後13時50分
自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などが含まれる自閉スペクトラム症(ASD)。「コミュニケーションの障害がある」、「強いこだわりがある」という2つの特徴を持つ。この特徴のため、友達との間にトラブルが発生しやすく、いじめや不登校などが起こりやすい。こうしたことを防ぐためには、「療育」(治療教育)などにより、子どもがコミュニケーション能力を身につけ、対人関係における対処法を学ぶことが大切となる
「あの人の健康法 栗原 類」
11月22日(木) Eテレ 午後20時30分〜 午後20時45分

u&i
「なんで覚えられないの?〜読み書きの苦手」
11月21日(水) Eテレ 午前9:00
u&iは、発達障害などの困難があるこどもたちの立場になってみることで、多様性への理解を深める対話劇。 第4回では、文字を読むのが苦手な子に寄り添うストーリーを放送します。
声の出演:伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)、きゃりーぱみゅぱみゅ。


ラン×スマ
11月21日(水) 総合 午前11:05〜午前11:30 (※首都圏除く)

ごごナマ(知っトク!らいふ)
11月21日(水) 総合 午後14:05 ~午後14:55

クローズアップ現代+
11月21日(水) 総合 午後22:00~午後22:25

おはよう日本
11月22日(木) 総合 午前7時台

所さん!大変ですよ
11月22日(木) 総合 午後20:15~午後20:43

インタビューここから
11月23日(金・祝) 総合 午前6:30〜午前6:53

ドキュランドへようこそ!
11月23日(金・祝) Eテレ 午後20:00〜午後20:49

地球ドラマチック
11月24日(土) Eテレ 午後7:00

◆発達障害って何だろう スペシャル
11月24日(土) 総合 午後21:00〜午後21:49

今夜も生でさだまさし
11月25日(日) 総合 午前0:05〜午前1:35

◆目撃!にっぽん
「“心の街並み”を描く 〜アーティストAju〜」
11月25日(日) 総合 午前6:15 〜午前6:50(アンコール放送)
0.05ミリのペン先から生み出される、大阪の古墳群やビル街の風景。心に浮かぶ街並みを、下書きなしに書き上げていくアーティストのAju。彼女の不思議な世界に密着。
0.05ミリのペン先から生み出される、大阪の古墳群やビル街の風景。女性アーティストAjuは、心に焼き付けた景色を、下書きもせず描き上げていく。絵を始めたきっかけは大学生の時、医師から「アスペルガー症候群」と告げられたこと。自分を否定し傷つけたが、ペンを握る時は無心になれた。これまで人の顔を描くのは苦手だったが、大好きな「ひこうき先生」のために人物画に挑む。一歩一歩前に進む、その姿に密着。


バリバラ
「2人の怒れる男」
11月25日(日) Eテレ 午後19:00 〜午後19:30 (アンコール放送)
今回は“怒れる子どもたち”が主人公。ちょっとしたことで怒りが爆発してしまうため、学校でうまくいかず悩んでいる。本人たちは怒った後で自己嫌悪に陥っているが、その葛藤はなかなか知られることなく、理解は得づらいままだ。そこで番組では、“ポジティブ芸人”井上裕介(NON STYLE)と、ラッパーの晋平太が、スペシャル講師として子どもたちを訪問!感情をコントロールして怒りをまろやかにする方法をともに実践する。

      ※放送内容や放送日時は変更・休止することがあります


posted by ひと at 22:08| Comment(2) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月08日

発達障害キャンペーンアニメシリーズ「ふつうってなんだろう?」の放送予定(11月28日修正)

2分アニメシリーズ「ふつうってなんだろう?」11/11(日)より放送開始! | NHK健康チャンネル
「2分アニメシリーズ、ふつうってなんだろう?」は、発達障害の当事者ご本人に、自らの独特な感じ方や周囲との摩擦の内容を語っていただき、その様子をアニメーションならではの表現でお伝えする2分のアニメシリーズです。

それぞれの記事に全文の書き起こしと、NHKのサイト内に各番組の丸ごとの動画へのリンクを貼った。


#1 柳家花緑さん
今回の主人公は、落語家の柳家花緑さん。小さなころから、文字を認識することが苦手だった花緑さんが、周りと違うことで悩んでいるこどもたちにいま伝えたいこととは?
アニメーション:姫田真武


#2 ユウのふつう
今回の主人公は、18歳のユウさん。アスペルガー症候群と診断を受けて以来、周りからずっと理解されずに苦しんできたユウさんがいま抱いている夢とは?
アニメーション:水江未来


#3 サトシのふつう
今回の主人公は、27歳のサトシさん。つい一方的にしゃべってしまい、周りとのコミュニケーションがうまく取れないサトシさんがいま同じような障害に悩む子たちに伝えたいこととは?
アニメーション:岡崎恵理


#4 フミヤのふつう
今回の主人公は、20歳のフミヤさん。ほかの人と感覚がちがうことで、周囲との差を感じてきたフミヤさんが、いま、世の中に伝えたいメッセージとは?
アニメーション:今津良樹


#5 ナオキのふつう
今回の主人公は、話が突然聞こえなくなってしまうというナオキくん。一時期、人と関わることから逃げていた彼が、再びともだちと関わるようになったきっかけとは?
アニメーション:冠木佐和子


posted by ひと at 15:56| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奥さまは発達障害

奥さまは発達障害



以前にもさかもと未明さんの著書は拝読しておりまして、今回のが二冊目ですね。
で、前回の感想は「どうせアンタは優しいダンナに愛されてうまいことやってんだろ!!!!(激怒)」でした。
今回の感想も「どうせアンタは優しいダンナに愛されてうまいことやってんだろ!!!!(激怒)」です。

漫画の本なので読みやすいというかわかりやすいというか。
診断に至った時の話なんかも出てくるし、飛行機で問題を起こした時の話(言い訳にしか受け取れなかったけど)なんかも書かれている。
でも、当事者が読んで参考になりそうな部分は皆無。
結局はこの人は優しいダンナが全部やってくれて助けてくれるから幸せなワケで。
でもそれって「依存」の中で最も最悪な状況ではあるけれども。
よい「依存」ってのは大勢の人に広く薄くって状態。
一人や二人、死んだり関係が壊れたりしても支障が出ないので。
この人の「依存」は夫一人。
つまり夫に愛想をつかされたり、夫が亡くなるとか、亡くならないまでも病気で入院しちゃったとかって状況になれば、一瞬で崩壊する状況ってことだな。
そんなことを思っちゃいけないのは承知しているけど、私はものすごく性格が悪いので素直に思う。
早くそうなればいいのに。
この人の不幸を祈る以外に何も浮かばないというね。
この人も、この人の主治医(医師自身も発達障害らしいが)も、しょせんは恵まれた状況だから、そうでない人のことがわからんのだろう。

posted by ひと at 14:39| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

アスペルガー症候群と学習障害-ここまでわかった子どもの心と脳

アスペルガー症候群と学習障害-ここまでわかった子どもの心と脳 (講談社 α新書)



だいぶ前に出版された本なので内容が若干古い。
この手のことはどんどん新しい学説が出たりもするし、病気としての分類なんかもずいぶん変更になっているし。

もっと学習障害について詳しく掲載されている本なのかな?と思って読んだけどそうでもないな。
今まで読んだどの本ともたいぶ切り口が違うっていうか。
学術的な内容も多いけど、かなり読みやすく書かれていると思う。

 高機能自閉症でアメリカの畜産学の専門家であるテンプル・グランディンさんは、そうした毎日の努力をしている自分のことを「火星人に囲まれて調査をしている人類学者」と称している。もし地球の人類学者が火星に降りたったら、周りにいる火星人が、どんな価値観でどんなことを思っているかまったくわからない。それでもそうした火星人のことを調査し、火星人の意味のわからない行動や言語から、想像しなくてはならない、というたとえで生活の苦労をあらわしたのだろう。(134〜135頁)

自分の星に帰ることができたらどんなに楽だろうと思うが、私たちには帰るべき星がない。

現在「発達障害ブーム」の到来で、以前は全人口の0.04%とか言われてたのに、今はもっと多い数の発達障害者がいるとされて、そのパーセンテージは上がる一方なのだが。
当然「急に増えてきた」というように見えるので、「昔はそんな人はいなかったのに」っていうことで「ワクチンのせいだ」とか「食品添加物が」とかいろいろ言う人がいる。

 ところがアスペルガー症候群は、心の理論の未成熟や、顔や表情、言葉のニュアンスなどを理解するための対人的知能に問題があり、明らかな運動や言葉の遅れは目立たないので、健診でも気づかれずにきたのだ。しかしソーシャルスキルの障害があるために、生きていく社会構造が複雑になるにしたがって、その障害が明らかになるのだ。さらに近年ソーシャルスキルの鍛錬の場所が少なくなり、周りの子どもたちも昔にくらべてソーシャルスキルが下手だから、ますます目立つようになってきたのではないだろうか。(142頁)

今の社会は昔に比べてアスペルガーの人が適応しづらい構造になってしまっている。
その上、子供の頃から大勢の人にもまれて社会性を身に付けていくといった部分が手薄になってきているので、以前であればもっと「他人が出すサイン」を理解するための機会が豊富にあったのに、そういう機会が乏しいまま大人になって、大人になってから落ちこぼれてしまって「あれ?これってひょっとして」みたいな。
実際そうなんだろうなと思う。
昔と違ってアスペルガーの人が適応しやすい職種が減ってしまっているので、今の「営業から事務から全部一人でやれないと勤まらない」っていう方向性の仕事って、非常に適応しづらい人が多いんじゃないかと思う。
私もずいぶん長いこと、自分の障害に気づかずに来てしまって、結果的に「普通の人間のふり」がほぼ完ぺきにできるようになってしまったが、あくまで「人間のふり」であって、常に無理をしてる。
でも、以前の私は他の人も全員「人間のふり」をして、とても無理をして生きていると誤解していたのだ。
私のように誤解したまま一生を過ごす人が多数派だったってことだよな。
正直、それがいいことなのか悪いことなのかわからない。
以前は早期発見早期療育みたいなのを、妬ましいぐらいに思って見ていたけど「本当にそれでいいのか?」って思うようになってきたし、自分もあのまま知らなかったらよかったとは思わないまでも、では「知ってよかったか?」となると、結論が出ていない状態。

この本をどういった人に読んでもらうといいかってのは正直よくわからなかった。
私のように自分の障害で困っている人が読んで別に役に立つような内容もなく。
アスペルガーや学習障害についての学術的な内容をこれから理解したいという人が入門的に読むみたいなのが適切かな?
「発達障害は親に原因が!」「ワクチンが!」とか言っている人に読んでもらったところで、理解するってことはないだろうしな。

posted by ひと at 18:52| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

11月の発達障害関連の番組予定が更新されていました

前にお知らせしたけど、来月は大量に発達障害関連の番組が放送される予定。
で、いろいろ変わっているというか、大幅に増えた感じなのでそのまま載せる。

【キャンペーン】発達障害って何だろう | NHK健康チャンネル

放送予定

◆アニメシリーズ
「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送

◆ハートネットTV
「続・自閉症アバターの世界」
11月14日(水) Eテレ 午後8:00
【再放送】11月21日(水)午後1:05
「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発” 第1夜」
11月20日(火) Eテレ 午後8:00 (アンコール放送)
「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”第2夜」
11月21日(水) Eテレ 午後8:00 (アンコール放送)

◆先どり きょうの健康
11月16日(金) 総合 午前10:40

◆ウワサの保護者会
「発達障害かも…どうすれば?」
11月17日(土) Eテレ 午後9:30
【再放送】
11月22日(木) 総合 午前11:05 ※首都圏と東北地方除く
11月24日(土) Eテレ 午後0:30

◆おはよう日本
11月19日(月)〜25日(日)のうち1日 総合 午前7時台

◆すっぴん!
11月19日(月)、20日(火) ラジオ第1 午前8:05

◆あさイチ
11月19日(月)〜22日(木) 総合 午前8:15

◆きょうの健康
「全力サポート!子どもの発達障害」
11月19日(月)〜21日(水) Eテレ 午後8:30
「あの人の健康法 栗原 類」
11月22日(木) Eテレ 午後8:30

◆u&i
「なんで覚えられないの?〜読み書きの苦手」
11月21日(水) Eテレ 午前9:00

◆ラン×スマ
11月21日(水) 総合 午前11:05 (※首都圏除く)

◆ごごナマ(知っトク!らいふ)
11月21日(水) 総合 午後2:05 予定

◆クローズアップ現代+

11月21日(水) 総合 午後10:00

◆所さん!大変ですよ
11月22日(木) 総合 午後8:15

◆インタビューここから
11月23日(金・祝) 総合 午前6:30

◆ドキュランドへようこそ!

11月23日(金・祝) Eテレ 午後10:00

◆地球ドラマチック
11月24日(土) Eテレ 午後7:00

◆発達障害って何だろう スペシャル

11月24日(土) 総合 午後9:00

◆今夜も生でさだまさし
11月25日(日) 総合 午前0:05

◆目撃!にっぽん
「“心の街並み”を描く 〜アーティストAju〜」
11月25日(日) 総合 午前6:15 (アンコール放送)

◆バリバラ
「2人の怒れる男」
11月25日(日) Eテレ 午後7:00 (アンコール放送)

      ※放送内容や放送日時は変更・休止することがあります

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2018年10月25日

11月に大量に発達障害関連の番組が予定されています

NHKのサイトで今まで掲載されていたページではなく違うページに掲載される仕様になっていた。
多いから別ページにしたのか、今後はずっとこうなのかは不明。

【キャンペーン】発達障害って何だろう | NHK健康チャンネル

放送予定

◆アニメシリーズ
「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送

◆先どり きょうの健康
11月16日(金) 総合 午前10:40

◆ウワサの保護者会
11月17日(土) Eテレ 午後9:30

◆おはよう日本
11月19日(月)〜25日(日)のうち1日 総合 午前7時台

◆すっぴん!
11月19日(月)、20日(火) ラジオ第1 午前8:05

◆あさイチ
11月19日(月)〜22日(木) 総合 午前8:15

◆きょうの健康
「全力サポート!子どもの発達障害」
11月19日(月)〜21日(水) Eテレ 午後8:30

◆ハートネットTV
11月20日(火) Eテレ 午後8:00 (アンコール放送)
11月21日(水) Eテレ 午後1:05 「続・自閉症アバターの世界」
11月21日(水) Eテレ 午後8:00 (アンコール放送)

◆u&i
「なんで覚えられないの?〜読み書きの苦手」
11月21日(水) Eテレ 午前9:00

◆ごごナマ(知っトク!らいふ)
11月21日(水) 総合 午後2:05 予定

◆クローズアップ現代+
11月19日(月)〜22日(木)のうち1日 総合 午後10:00

◆所さん!大変ですよ
11月22日(木) 総合 午後8:15

◆きょうの健康
「あの人の健康法 栗原 類」
11月22日(木) Eテレ 午後8:30

◆インタビューここから
11月23日(金・祝) 総合 午前6:30

◆ドキュランドへようこそ!
11月23日(金・祝) Eテレ 午後10:00

◆地球ドラマチック
11月24日(土) Eテレ 午後7:00

◆発達障害って何だろう スペシャル
11月24日(土) 総合 午後9:00

◆今夜も生でさだまさし
11月25日(日) 総合 午前0:05

◆目撃!にっぽん
「“心の街並み”を描く 〜アーティストAju〜」
11月25日(日) 総合 午前6:15 (アンコール放送)

◆バリバラ
11月25日(日) Eテレ 午後7:00 (アンコール放送)

   ※放送内容や放送日時は変更・休止することがあります

発達障害を生きる



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2018年09月30日

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本



以前ご紹介したちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本と同じシリーズっぽい本。
この本も事務系の会社に偏っている感じだな。
それに「人間関係」ってのとはズレている感じが。
まあ、職場のことなんてほとんどが人間関係だって言ってしまえばそれまでではあるけれども。
何か違う感じがする。
会議でどうするか的な話も豊富に登場するが、私も事務系の仕事は結構やっているけど、会議に出るほどの立場の人って一体どのぐらいいるんだろう?
障害者枠で入った人で(いろんな機材を使ったり、クローズドで入ったら使えなさそうな内容ばかりだし)それなりの立場になるような人っているのかな?
まるっきりいないってことでもないと思うけど、そういう「レアケース」の人へのアドバイスとか書かれてもなって感じはする。

アプリを活用するのも詳しく説明されている。
実際の職場でどの程度そういうものを使えるのかわからんけど。

一つ一つ詳しく「ASDの人はこういう特性がある」とか「ADHDの人はこういうことが起こりがち」みたいな説明もあるので、読んでいて「自分はこのタイプだからこういうのに気を付けるといいのか」みたいなことがわかりやすい本だとは思う。
でも、私みたいに障害があるのがわからずに職場で叩かれまくってきた状況で、今更読んで参考にできそうな内容もなかった。
もっと若い人とか、社会人経験のない人が一通り目を通すのはいいと思うけど、この本の内容が通用しない場面がものすごく多いと思うから、これを読んだだけでどうにかできるものでもないよなと。
むしろ職場で発達障害のある社員を受け入れる側の人が熟読するのを推奨かな。
その上で「この人はこういうのが苦手みたいだから、こういうアプリをこう使わせてみるとよさそうかな」みたいな形で使えそうだなと。

職場での服装のことなど詳しく書いてある。
うん。
結局はこれも「職場の雰囲気」みたいなのに左右されるから「事務系ならこれで大丈夫!」「ビジネスカジュアルって言われたらこれでいい!」って最適解は存在しないしな。
この本に書いていないけど、案外重要っていうか、本人の努力でどうにかしづらいのは「印象」みたいなヤツ。
すごく清潔にして、ちゃんとアイロンかけたいいお値段の服を着ていても「汚い印象」「だらしない印象」みたいな人ってのはいるんだよね。
それって実際に清潔にしているか否かってのとは関係なかったりする。
定型発達者っていうのは一瞬見ただけで勝手にレッテルってのを貼りまくってくれる。
当然のことながら、わりとだらしない恰好で安いものを着ていても「こぎれいな印象」「真面目そう」みたいに見える人もいるワケです。
顔だちとか、髪の質とか体型とか。
そういうことでずいぶん他人からの評価ってのは変わる。
実際私は髪の色が黒いだけで「性格悪そう」って見られるからな。
それを知った時には「なんだよそれ!」と思ったけど、どうやら定型発達者というクソみたいな生物はそういう習性らしい。
だから私たちはクソみたいな生物たちの習性を理解した上で対応しなければならない。
想像の範疇を遥かに超えるので、知識として身に付けるしかないことなんだけど。
この本はそういうタイプのことは書いていないな。

受け答えの仕方を詳しく「悪い例」と「よい例」が書いてあるけど、本を読んで丸暗記なんていうのはかなりの難易度だし、近くにいる人が(職場でなくても)常に「今のこの言い方は相手がこう感じてしまうから、こういう言い方に変えた方がいいよ」みたいなことをアドバイスしてくれるような状況にあると、すごくありがたいよなと思う。
実際には子供の頃から「わかっていてわざとひねくれて言っている」みたいに誤解されて非難されるだけで、どうするといいかみたいなことを教えてもらえる機会ってのは皆無なワケだけれども。

指示を受けた時のポイントなんかも詳しく書いてある。
その中に「指示された内容をそのまま復唱する」ってのがある。
うん。
まともな人が相手ならそうだけど、無能な人に指示された時ってそれがまるっきり意味がないこともある。
まれなことだろうと思うけどさ、ずいぶん前にひどく説明べたっていうか、全然指示がまともにできない無能な人に指示をもらって仕事をしなきゃいけないことがあったんだよね。
出された指示を聞いて「あれ?おかしい」って思ったんで、すぐに「これはこうすればいいですか?」って結構しつこく確認したんだけど、当然「それでいい」みたいな返事で。
で、仕方なく言われた通りにやったらやっぱり違っていてね。
で、私がご注意を受けたっていうね。
今なら多少は言い返すかも知れないけど、当時は「言い訳をするとさらに非難される」みたいな学習をしていたので、そういう時に一切釈明とかしなかったワケです。
自分に障害があるかどうかに関係なく、指示を与える人が有能かどうかみたいなのって、何をやるにしても重要かなぁと。

この本には「叱られ方」もちゃんと書いてある。
叱られる時に限らず、定型発達者は相手が本当はどう思っているかなんてことを知る能力は持ち合わせていない。
「うわべだけだと見抜かれる」っていう大嘘を子供の頃から言われ続けて、とても混乱させられまくったのだけど、よくも悪くも本当に「うわべだけなんとかうまいことやれれば乗り切れる」ものだ。
何か仕事でミスをして怒られている時に、本当に反省しているかどうかってのは実は問題ではない。
本気で反省していても、障害特性上表面的には全然反省していないかのように見えてしまえば相手は「コイツはまったく反省していない」って判断するのだ。
だから見た目が「すごく反省している」ように見えさえすればいい。
そういうのってテクニックなので、いろいろと身に付けておいた方が、定型発達者とやり取りをする上で都合がいい。
発達障害の人が全員ではないだろうけど、私は嘘を教え込まれて「気持ちのこめ方が足りないんだ」みたいに思って、必死にやって、より状況が悪化した。
むしろ演技に意識を集中して、気持ちを込めない方が自然にいろいろできた。
「気持ちをこめよう」って努力していた時は、挨拶一つ満足にできなかったから。
こういう、障害のない人なら何の苦労もいらないようなことでも、一つ一つ自力で何とかするしかない。

本の裏側に
「人間関係の困った」がなくなる
って書いてあるけど、さすがに本を読んだぐらいでどうにならんと思うけどなぁ。

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2018年09月14日

NHK おはよう日本 発達障害がある人に 映画を届けたい

事前にご紹介してあったヤツね。
今朝放送されたので。
これも全文紹介しようかと思ったけど、番組のサイトの方に動画がまるごと載っていたので、見逃した方はそちらをどうぞ。
番組で取り上げられたのは7時48分〜53分。

9/14(金)総合 朝7時45分
おはよう日本 「発達障害がある人に 映画を届けたい」

発達障害がある人に 映画を届けたい | おはよう日本 関東甲信越 | @首都圏 | NHK

問い合わせ先

◇映画の配給会社及び上映会を主催した会社
 「株式会社キノフィルムズ」
 電話:03−6459−2671

◆紹介した映画
 「500ページの夢の束」
 監督:ベン・リューイン
 製作:ダニエル・ダビッキ/ララ・アラメディン
※9/7より全国ロードショー(新宿ピカデリーほか)

◆発達障害の人に向けた上映(今後の予定)
・東京 「新宿ピカデリー」 9/24(月) 8:50〜
・大阪 「なんばパークスシネマ」 9/22(土) 8:50〜



もっと自分にも関係があるような内容かな?って思ったから見たのだけど、まるっきり関係ない感じ。
一部の、かなり多動が抑えられないタイプの人にしか関係ないかな。
映画を観たいけど、じっとしていられないから観に行けなくて困っている人にも映画を楽しんでもらえるように、休憩ができるような場所を設置するとか、上映中に出入り自由にするなどの対応をしてみましたっていう。
聴覚過敏対策として音の大きさにも配慮しているシーンも出てきたけれども。

私が映画館で映画を観る時に問題になるのは、後ろの席のガキがガンガン蹴ってきてコロ(以下自粛)っていう障害とは無関係なことは別として、字幕がないと言葉を聞き取りきれないことと、ちょっとでも遠回しな表現のシーンがあると内容が理解できなくなること。
邦画でも多少はあるけど、洋画になるともう相貌失認全開!で誰が誰だかさっぱりわからんようになって、さらに内容が理解でけんように。
何てことを言うと「では全部の映画に字幕を付けましょう」みたいな話になっても、今度は字幕っていう「余計な刺激」にヤラレちゃうタイプの発達障害者が「観づれぇよ!」になるっていうね。

で、番組内で取り上げられていた映画の件ね。
映画「500ページの夢の束」公式サイト 2018年9/7公開
↑で予告編とか動画も見られる。


posted by ひと at 14:56| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK いじめを考えるキャンペーン FACES▽いじめをこえて〜GOMESSさん(日本)

発達障害関連として紹介されていなかった番組なのだけど、発達障害のGOMESSさんがご出演ということですでに放送が終わったものではあるけれどもご紹介。
2分間程度の短い番組なのだが、『いじめを考えるキャンペーン FACES』っていうのでいろいろな人が出演してイジメを乗り越えた体験談を語るというものらしい。
で、今回はGOMESSさんだったということで。

NHK 番組表 | いじめを考えるキャンペーン FACES▽いじめをこえて〜GOMESSさん(日本) | NHKいじめを考えるキャンペーンが世界中の放送局と連携して「いじめを乗りこえた体験談」を、国や地域・人種・世代等の壁をこえて伝えあう新企画“FACES”

9月14日(金) 午前5:55〜午前5:57(2分) Eテレ
「いじめで傷ついている人たちに世界中からメッセージを届けたい」。その思いにこたえて、自らの体験を勇気を出して語ってくれる人々を紹介します。いじめをこえるきっかけは何だったのか、いじめをこえて今、伝えられること…。世界中から届くメッセージに、あなたは何を感じますか?今回は、日本のラッパー・GOMESSさんからのメッセージです。

最後まで見て「だから何?」って感じで何も伝わってこなかったのだが(個人の感想です)全文書き起こした。
番組中字幕がない。
なんでだろう?
だから聞き間違いもあると思う。
字幕を出してくれないと聞き取るのが困難なのだけど。
障害者イジメ?
イジメを考えるキャンペーンで障害者を排除しようということで?
内容的に手話通訳を入れてもいいぐらいじゃないのか?と思うのだが。


(最初から最後までGOMESSさんの一人語り)
5年生の時に自閉症だっていう診断をされまして「森クン障害者なんでしょう?」みたいな感じになって、メガネをどっかにバーン!て投げられてパニック発作みたいなの起してしまって。
そこから全く覚えてなくて。
フッと目が覚めたら先生に馬乗りになられてて。
部屋にこもるようになりましたね。
毎日を生きる理由が見つからないし、もう探そうと思えない。
死を待つだけの生き物だなって。
そうですね。
ずっと音楽を聴いていた気がしますね。
鍵盤叩いてパソコンカチカチして。
自分がなぜ生まれてきてしまったのか、なぜこうなってしまったのか。
ずーっと解決しないことを、ずーっと悩み続ける。
それに疲れた時はフッと音楽作って、その5年間をすごく、大事だったな。
「オレがNo.1」とか言うんスよ。
俺のその当時の引きこもって家にいて誰とも喋れない。
全くNo.1の状況ではなかったんだけど、でも心のどこかで「オレは一番イケてる」みたいな気持ち、あったんですよね、多分。

(GOMESSのラップが流れる)
相手に対して何を伝えるかなんてこと、考えたことなかったんですよね。
なんか音楽を作って世に出して、それを聞いた人が感想を書いて。
何かそれをコミュニケーションに感じて。

(GOMESSのラップが流れる『人間失格』)



僕は世界を切り離すことで自分を守ることができたし、その中でクリエイトしている僕にはすごく恵まれた環境だったなって今になって思いますね。


この人は以前にも番組で取り上げられたことがある。
ハートネットTV 言葉に傷つき 言葉に救われる ―ラッパー・GOMESS―

今回の内容ではこの人が子供の頃にイジメに遭っていたってこととか、今はラッパーだってこととか、そんなことしかわからない。
過去にイジメに遭った人だから取り上げられているんだろうとは思うけど「で?」って感じ。
この番組の内容からだけでは本当に何もわからないけど、ひきこもりに多い「自尊心が異常に高い」タイプなのかな?と思った。
自分はものすごく才能があって優れていて、他人から賞賛されるに値すると思っているが、外に一歩出たらそれは誰にも受け入れられないから外に出られないってタイプの引きこもりは多いらしいのだけど。
自閉症があって、外にも出ない子供を家族がちゃんと養っていたんだなと。
家族の話を聞きたいというか、むしろそっちの方を知りたい。
今回は発達障害関連番組ということではなく、あくまで「イジメ」ってのに関する番組だったので「過去にイジメに遭っていても、今はラッパーとして立派にやってますよ」みたいなことを言いたいのかなと思うけど。
正直そんなことには興味が全くないのだけど。



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2018年09月12日

『おはよう日本』で何やら放送されるようです

発達障害プロジェクト

■今後の放送予定

9/14(金)総合 朝7時45分
おはよう日本 「発達障害の人に映画を届けたい(仮)」
・関東甲信越地方(※)向けの放送となります
※茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県


って書いてある。
この通りだとすると明後日の朝に何やら発達障害関連の情報が放送されるっぽいのだけど

NHKニュース おはよう日本 関東甲信越 - NHK

9月13日木曜

NHK総合1 午前7時45分〜 午前8時00分
NHKニュース おはよう日本

▽発達障害の人に映画 緊張せず楽しむ上映会 【キャスター】高瀬耕造,和久田麻由子,【気象キャスター】檜山靖洋


明日???
ここの「企画予定」のところでは14日になっているし、多分14日が正解かと思うけど。


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2018年08月27日

NHK バリバラ | 【生放送】障害者はテレビを救う

毎年のように『24時間テレビ』にぶつけた番組をNHKで放送しているワケです。

NHK バリバラ | 【生放送】障害者はテレビを救う
来たで〜!夏の生放送!テーマは「視聴者としての障害者」。目が見えなくてもテレビを見たい!聞こえなくても音楽番組を楽しみたい!そんな人のための字幕や音声解説、手話放送だが、つかない番組もまだ多く、「置いてきぼりだ」と悲しむ声が・・・。なぜか障害者が1年で最も注目されるこの日、バリバラ・ファンへの感謝企画で、障害がある人もない人も楽しめる演出を追求!誰も置き去りにしない、テレビの未来像を探る実験企画を放送する!

見たかったのに!という方は再放送も予定されています。
8月31日(金)0:00(木曜深夜)

今回は番組の内容を全文紹介はしない。

この番組は画面の色がすごくカラフルなので、視覚過敏の人が見ると色がごちゃごちゃしていて疲れてしまうという話があるので、今の進んだテクノロジーなら背景は真っ白かCGを使ったカラフルなものかを選択できるみたいなシステムも可能なんじゃないかと思うんだけどな。

番組を見ていていろいろ勉強にもなった。
手話を習った時に、手話が単に日本語をそのまま当てはめたものではないっていうのを知って結構驚いたけど、手話に慣れている人にとっては、文字を読むのも結構しんどいっていうのは知らなかった。
文字を読むのは平気なのかと思っていた。
字幕を読んでいる途中で消えちゃうし!っていう話もあったり。
深夜に放送されているアニメには字幕がなくて困るっていうのは私も思っていた。
私も普段、字幕を出しっぱなしでテレビを見ているのだけど、やっぱり字幕がないと言葉は聞き取りきれない。
私は脳の障害のせいで健常者よりも文字を読み取る速度が速いから、字幕を読むのが大変ってことはないんだけど(字幕が出る洋画とか、何だったら速度を速めて見る)耳に障害があっても脳には障害がないんだったら、文字を読み取る速度は健常者と変わらないワケだからな。
読むの大変!ってのは実際そうだろうな。
番組中で、その「読んでいる途中で消えちゃう!」っていうのを解消するための一つの提案として、画面に言葉がLINEみたいに表示されるというのもやっていた。
それだとしばらく消えないから、とっつきやすいかな。
私の小さいテレビでは、そんな小さい文字はよく見えなかったんだけど。

今回も芸人の「あそどっぐ」さんがネタを披露してくださったのだけど、声がかすれているというか、私にはあまり言葉が聞き取れなかったけど、字幕は出るから内容は問題なく理解できたが。
遠方から来て、体中を緑に塗ったりでお疲れなのかな?とちょっと心配になったり。

聴覚障害のあるお子さんのお母さんが、テレビから情報が取りきれていないことに不安を感じておられたが、実際、手話とか字幕だけを頼りにテレビを見ている人たちは、どうしても情報を取りこぼしてしまって「え?そんなのみんな知ってるでしょ?」ってことが知らされていないみたいな感じになっちゃうのかな。
番組では「脱おきてけぼり」というのが言われるが、障害があるためにテレビの情報を健常者のようには得ることができないという状況。
私の場合はテレビに限らず音声だけで言葉を聞き取るのに障害があるから、字幕がないと全部の情報を取りきれない。
耳が聞こえなければ、手話とか字幕がないと何をやっているのかわからないし、その字幕が速すぎて読みきれなかったりしたら、読みきれていない部分は情報として得ることができない。
目が見えなければ、画面にどういうものが映し出されているのかがわからない。
テレビに限らずではあるけれども、一緒に同じテレビ番組を見ていても障害のある人は「おいてけぼり」にされてしまっているという。

で、『24時間テレビ』は?
一応リアルタイムで字幕は付けられているだろうけど、手話通訳もなし。
つまりは、あの番組はあくまで「障害者を『感動ポルノ』として楽しく消費する、健常者に向けて作られている」のだということなんだな。
まあ、だからこそ、裏番組でこれだけdisられるワケですが。

あそどっぐの寝た集



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2018年08月26日

話題になっている港南区自立支援協議会の障害理解啓発のポスター

障害から来るさまざまな行動に理解を促すポスターが、ほどよくユルい絵柄で受け止めやすいと評判だそうな。
この件を報道するメディアは当然のことながら「障がい」ってなっているけど、先日お伝えしたように理由は知らんけど横浜市は「障害」で統一だからな・・・と思って該当するポスターを見たら「障がい」ってなってるよ・・・。

ひまわり通信423 障害理解啓発のポスターを作りました|横浜市 港南区役所
医療機関の待合室で、周りの長いすがすべて空いているのに、後から来た人が自分の隣に座ってきてビックリした、というような経験がありませんか?
もしかしたら、何か意図があってそうしたのではなく、障害のある方が障害特性でそのような行動を取ったのかもしれません。
障害のある人は、まったく悪気はなく、その障害特性から、他の人には理解してもらいにくい行動を取ることがあります。
そんな障害特性から生じるさまざまな行動を知ってもらうことで温かく見守ってもらいたい、という思いを込めて、港南区自立支援協議会がポスターを作成しました。
自立支援協議会は区内の障害者支援関係団体等が集まって作っている団体で、障害のある方へのより良いサービス提供を考えたり、障害のある方もない方も安心して生活できる社会をめざした働きかけを行っています。
ポスターは、区内の医療機関をはじめ、公共施設等で貼っていただく予定です。
もし見かけたら、ぜひご覧ください。
イラストにあるような場面にお心当たりのある方も少なくないと思います。
そして、もしそのような行動をしている人を見かけたら、どうぞ温かい目で見守ってください。


ポスターも見ることができるワケですが。
何で「障害」っていう表現にしているのかがわからんけど、これって「発達障害」の話だよなと思うのだが。
まったく「発達障害」って表記がないのが不思議な感じがする。

ネットで話題になった時に出ていた話。
空いている席があるのにわざわざ隣に座ってくる人が障害のせいとは限らずセクハラおやじである可能性も大っていうね。
実際そういうことはあるだろうから、全部が障害特性とは限らないよねぇ。
セクハラおやじであるにしろ障害者であるにしろ、自分が嫌だなと感じたら速攻席は立っていいと思う。
誰にでも嫌な思いをさせられない権利みたいなのはあると思うので。

posted by ひと at 09:55| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月24日

横浜市 障害福祉のあんない2018

カタワなんで障害者手帳っていうものを持っている。
で、生まれつきの障害なのにもかかわらず手帳の更新っていうのをしなければならない。
手帳を更新すると区役所で「障害福祉のあんない」という冊子をくれる。
なんで「あんない」がひらがななのかは不明。
っていうか「障害者」を「障がい者」って神経質に書き換えている場合が多いのに、「障害」は漢字のままなんだな。
と思ってこの冊子を見てみたら徹底して「障害者」って「害」の字をそのまま使っている。
横浜市の主義なのかな?
それでいいんだけど。
「障がい者」ってされると、検索なんかをかける時に無駄に何度も検索をしなければならなかったりっていうデメリットしかないので。

毎回新しいのをもらったら古い方は何も考えずに捨てていたけど、何か変更になった部分があったりするのかな?と思ったんで、ざっと目を通してみたワケです。
自分が利用できるようなサービスなんかも書かれていたりするけど、区役所の人って何にも教えてくれないしね。
一番最初に障害者手帳をもらった時に「ここは関係のあるページ」みたいなざっくりした説明はあったけれども。

毎回書いてあったことだけど、今回初めて気づいたのはこの冊子は一冊300円だということだ。
区役所の売店などで売っているそうな。
ということで読んでみたいという方は300円払って・・・と思ったらネットに公開されている模様。

障害福祉のあんない2018PDF形式

表紙の色はこんなに赤くないけど、内容は同じだと思われ。
前回(私が持っているのは二年前のヤツね)のと比べて、内容はほぼ同じだけど、文字が若干小さくなっているかな。
で、その分わずかに書いてある内容が増えたかな。

37ページの一番下

0824_01.PNG

前のにはなかった項目。
新しくできた制度ということかな。
精神障害者本人との関係悪化等のため同居が困難になった家族に対して、一時的に滞在する場所を提供します。
実際、そういうことで困っている家族って多いのかも知れないけど。
多分みんな、こういう制度があるのは知らないだろうなぁ・・・。

75ページの一番下

0824_02.PNG

うん。
ヘルプマークね。
前は東京都だけでやってたからね。
今は横浜でもやっている。
ということで前のには載っていないけど今回のには載っている。

104ページ。

0824_03.PNG

これも前にはなかったけど、いつ始まったのかは不明。
出産時に重度の脳性まひになった場合に総額3000万円を支給というものらしいのだけど、こういうのって該当する人には産婦人科あたりから教えてもらえるのかね?
母子手帳に書いてあったりする?
ちゃんと情報がいきわたっていればいいけど。
他の制度みたいに「知っている人だけしか利用できない」みたいになってなきゃいいなと。

38ページの上。

0824_04.PNG

これは前のにも同じ内容があったんで、今回新しくっていうのじゃないんだよ。
でも
「黄色」は「配慮が必要」というサイン
なんて聞いたことがないんだよね。
みんなが知らないと意味がないんだけど。
で、これによると災害時に「配慮が必要な人」は「黄色」、「支援ができる人」は「緑色」のバンダナを身に付けようとのことです。
しかも黄色も緑色も自前で用意せいということで。
障害がある人は、避難袋に黄色いバンダナを一枚入れておくといいかなと思うけど、避難所で「何それ?」になる危険性大とも思う。

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2018年08月22日

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本


タイトルだけを見ると「発達障害の人が企業で働く上で役に立つような内容なのかな?」って感じだけど、かなり事務系の職場に偏った内容。
まあ、そればっかりではないけど、パソコンを使った仕事をする上でのヒント的なものとか、会議の時にどうとかっていうのが多い。
だから、接客業とか営業の仕事みたいなのに就いている人に役に立つ部分は少ないと思う。
ただ、かなり内容は具体的でパソコンの設定だのアプリだの、仕事を効率的にこなせるサポートに役立つ内容が多いので、発達障害がない定型発達者にも役に立つ部分もあるかも知れない。
この本を読んで働いている発達障害者が実行しようとしても周囲の理解がないと「一人だけ変なことを始めた」みたいな感じになりかねないので、上に立つ立場の人もこの本を読んで共通認識として「こうやった方が仕事がやりやすいよね」っていうことにしないとちょっと難しいこともあるかなと。

グーグルカレンダーを利用するとか、ホワイトボードを使うとか、すでに私が誰からも教わらずに実行しちゃっているものもある。
で、この本を読んで「これは自分が活用できるかも」みたいなのは正直ないな。
働いてないからな。
電話の応対とか実際に働いていたら役に立つ内容かも知れないけど。

努力した分だけきちんと能力は伸びていくし、何よりも工夫し努力する姿を周囲は見ている。努力は、周りの人に認められ評価される自分を作ることにつながるのだ。(40頁)

能力は伸びない!なんていう気はないけどね。
でも、何をやっても非難しかされないし、やらなくてもやっぱり非難しかされなかったから「何もしない方がいいよな」ぐらいに思うようになった。
やれるようになったことはいっぱいあるよ?
でもさ、やれちゃったら「最初からやれたんだろう」「今までなまけてたんだろう」って結局は非難しかされないんだよ?
バカバカしくてやってられないでしょ?

この本は主に事務系の仕事をしている発達障害者、発達障害者じゃないけどうっかり忘れたりしがちで「何かいい方法はないかな?」みたいな人、発達障害者に仕事の指示を出す立場の人に読んでいただくといいかなと思う。

posted by ひと at 11:19| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

発達障害のマスキング

発達障害の人の「マスキング」大きな代償が必要なマスクはとろう

「マスキング」っていう表現は初めて聞いたけど、SSTの時なんかもそういう感じのことを要求される。
障害の種類や程度にもよるけど、私みたいに無理さえすれば「普通の人間みたいに行動ができる」っていうタイプだと、ひたすらそれを極限まで完璧にやろうってしてしまったり。
他人と接する時にはたいてい、もの凄く神経を張りつめて周り中に注意を払いつつ行動している。
それでも失言はゼロにはならないし、特に女の人の「無意識のうちに遠回しな表現を使っている」みたいなものに頻繁に遭遇して必死に「これはどういう意味だろうか?」みたいに考え続けなければならない。
考えても結局わからなくて最終的にはイチカバチカみたいになったり。
ちょっとした音とか光とかいろいろ気になっていても、それをいちいち言えば迷惑がられるだけなので、我慢している。
一日中「服の生地がチクチクするな」って思っていることもよくある。
定型発達者と違って体調が悪くても不機嫌にふるまう能力がないので、体調が悪い時でも誰からも気づかれないので「丈夫で風邪もひかない人」って決めつけられている。
常に他人から見て「普通の人」に見えるような言動をしているワケだけど、なにしろ「普通の人」に見えているのだから、私が大変な思いをして疲れまくりなのは他人には伝わらない。

この記事を読んでも「で?具体的にどうしろと?」って感じではあるけれども。
「自分らしく」「自分のままでよい」って言われても、どうすれば?

何でこんなリスクの高い「マスキング」なんてやってんのかっていうと、それをやらないと非難されまくりでいじめられて叩かれて排除されるから。
学校では実際そうだったし、職場でもやらなきゃそうなるから。
で?
「自分らしく」って、いじめに遭ったりしていた子供の頃と同様にやれってこと?
そんな状況で他人と接しても、相手に嫌な思いをさせるだけだけど?
それで、誰にも相手にされずに孤立するのがいいこと?
私は障害特性上、多分「自分らしく」「自分のまま」みたいな状態って他人から見て「すごく性格の悪い人」みたいな状態だと思う。
「性格が悪いんじゃなくこういう障害特性ですよ」って主張しろって?
自分が定型発達者だったとして、目の前にいる人がそういうクソみたいな主張をしてきたら、迷わずそいつとは縁を切らせていただくけれども。
当然だろ?

実際、マスキングとやらがものすごく上手にできるようになったけれども、やるのがつらすぎるし、やってもやらなくても結局は非難してくるヤツはいるし、バカバカしいなと思ったんで、極力やらなくていいように他人と接触を持たないようにした。
今は自分が一緒にいて疲れないような人たちとたまに会うだけ。

マスキングを続けるのがどれだけ負荷がかかってつらいかってのは長いことそういうのをやりまくったり鬱病発症しちゃったりっていう私にはよくわかりすぎるほどわかるけどさ、むしろ最近の子供の頃に障害認定されて「マスキングはしなくていいです」的な療育を受けている子たちが心配だなって感じている。
そうなるともう、私みたいに「普通の人間のふり」ができる能力は身に付けることができない。
確かにものすごく負担が大きい行為ではあるけれども、その人が何か将来やりたいことができた時に「普通の人間のふり」ができないとどうにもできないっていう状況もあるんじゃないかな?って思っている。
傑出した画家だの音楽家だの棋士だの「かなり変わった人」であっても通用するような職業であればいい。
でも、そうじゃない職業だったら?
むしろ「そうじゃない職業」が大部分だと思うんだけどな。
かなりつらいけどちょっと「普通の人間」ぽくふるまうような能力があれば、それなりになんとか折り合いをつけてやれるのに、そういう能力が全くないからやれませんみたいにならなきゃいいけどなって思っている。

posted by ひと at 20:12| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

スッキリTOUCH 発達障害・漫画家に学ぶ女の生き方

日本テレビ系の「スッキリ」という番組で8月15日(水)に発達障害を取り上げたらしい。
発達障害関連の番組の放送予定がないか頻繁にチェックしているのだけど、これは事前に情報が得られなかったので見逃した。
youtubeで見ることができるけど、違法かと思われるのでリンクはしない。

スッキリTOUCH|スッキリ|日本テレビ

<スッキリTOUCH>発達障害・漫画家に学ぶ女の生き方 日本テレビ【スッキリ】|JCCテレビすべて
ここが一番詳しいかな。

08:52 <スッキリTOUCH>発達障害・漫画家に学ぶ女の生き方
近藤春菜が漫画家「沖田×華」を取材。
代表作「透明なゆりかご」は累計発行部数350万部超え。
「逃げるは恥だが役に立つ」、「ちはやふる」も受賞した2018年講談社漫画賞少女部門を受賞。
39歳の沖田は発達障害をもっていて、話聞かない、通じない、コミュニケーション取れない、認知のゆがみという発達障害独特の思考をもっている。
幼い頃から周囲に理解されず、イジメ、体罰、自殺未遂を経験。
壮絶な過去を漫画にし共感を得ている。
今はもっと人を分かりたいという。
現在パートナーの男性と暮らしている自宅兼仕事場を訪問。
散らかった部屋は発達障害が影響している。
3つの障害:ASD・自閉症スペクトラム障害、ADHD・注意欠如・多動性障害、LD・学習障害。
作品「ニトロちゃん」(光文社知恵の森文庫)、「こんなに毎日やらかしてます」(ぶんか社)を紹介。
漢字、ひらがな、カタカナのある一部の文字だけ書けない。
スマホ、ロボットに言及。


「現在パートナーの男性と暮らしている」で「なんだとぉ〜〜〜〜!(激怒)」って感じ。
で、あとからその男性とのほのぼのとしたやり取りも紹介されるのだが、それがもうさらに私の怒りを増長っていう。
うん。
男に優しくされてんだから幸せだろうねぇ〜(妬み)。
仕事もうまくいっていて、男もいるっていう恵まれまくっている人を紹介されても「そういうものなんだ」って思われるだけではないかと思うので、今回のは「発達障害のある人を理解してもらう」って意味ではマイナスかな。
全然「波乱万丈」じゃ無ぇよ!

09:00 <スッキリTOUCH>発達障害・漫画家その症状は?
近藤春菜が漫画家「沖田×華」を取材。
39歳の沖田は発達障害をもっていて、話聞かない、通じない、コミュニケーション取れない、認知のゆがみという発達障害独特の思考をもっている。
小学生の頃の対人関係について。
普通の会話が苦手で友達ができない。
人の顔を覚えるのが苦手なため、似顔絵を描き、特徴や性格をメモ。
母親との関係について。
小学4年生の時に発達障害と診断される。
高校進学後、母に勧められ看護師として社会に出る。
「あの患者さん」「あの件」など、ピンポイントで物が分からなかったという。
「あの」などの抽象的な表現が苦手。
22歳で自殺未遂。
25歳で漫画家デビュー。


よく「認知のゆがみ」って聞くけどさぁ、定型発達者(発達障害者でない人のことね)だってやっぱり歪んでるんだよ。
で、その歪み方がだいたい同じ方向だから衝突しないだけだろうと思うんだよ。
定型発達者だって「それおかしいから修正した方がいいよ」みたいなおかしな考え方をしてやがるくせに、自分たちと違うものだから、私たちに一方的に「修正しろ」って言ってくる。
沖田さんのお母さんが「資格さえ持っていれば一生喰える」って言うのは、私も若い頃に同じ思い違いをしていて、たくさん資格を取ったんだよね。
結局自分の好みや障害特性に合わない資格なんか取ったって、そんな仕事はしたくもないからやれもしない。
時間とカネを大量に無駄にした。
自殺を図ったことがターニングポイントになったそうだが、私にはそういうターニングポイントみたいなのってないよなぁ。
この人は「39年間発達障害と向き合う」だけど、私はまだ何年でもないしな。
「こだわりが強く他人の感情を理解するのが苦手」っていう障害特性が紹介されていたけど、それは違うと思う。
認知の歪みと同じで、他人の感情は似たり寄ったりだからお互いに類推できるだけだと思う。
私たちはまるっきり違う感情を持っているから類推ができない。
定型発達者同士は「他人の感情を理解できる」ように思い込んでいるけど、それって「自分と同じような感情だから推測が簡単」ってだけの話だろう。

09:09 <スッキリTOUCH>発達障害・漫画家に学ぶ女の生き方
近藤春菜が漫画家「沖田×華」を取材。
沖田×華が近藤春菜に会った感想を描いた4コマ漫画を紹介。
近藤春菜、加藤浩次、宮崎哲弥のスタジオコメント。
SNS、獅子舞い、成人式に言及。


恋人の行動によって自分の「こだわり」を改善できたって話が登場。
うん。
そういう人がいないと自力では難しいよね。
「自分を理解してくれる人がいれば改善するのかもしれない」ですかぁ〜。
そんなもんいねぇよ!(激怒)
今は以前とは違って、周囲の人が優しい(そういう人ばっかり選んで関わってるってのもあるけど)し、何だったらちやほやされまくったりするけど、そういうレベルの関わりの相手じゃなくて、恋人とか夫とかそういうレベルで手助けしてくれる人じゃないとダメだろうと思うけど、そういう可能性は限りなくゼロだからな。
だからこういうのを見せつけられると激しく腹が立つということで。

発達障害の方との向き合い方は?
職場
・部署をあまり変えない
・単純作業が良い
・マニュアルを作る
お友達の場合は?
・YES、NOははっきり あいまいな返事をしない
 「そのうち」「今度の身に行こう」っていつ?
・具体的に内容を提示


職場:特性を理解した上でマニュアル作成
友達:曖昧な返事はNG 具体的な表現を


マニュアルは発達障害者全般どころか定型発達者ですら仕事を円滑にやる上で推進すべきことだと思う。
ただ「単純作業が良い」ってのは、私みたいにそれがすごく障害特性上向く人と、逆にそれがものすごく苦痛なタイプの人もいるので、一概には言えない。
日本人の特に女の人は無意識のうちにすごく遠回しな表現を使う。
男の人でも言葉そのものと、言わんとしている内容とがまるっきり違うことが多々あって、それが中国から来た人を混乱させたりもするワケだけど。
そういうのを私は一つ一つマニュアルを積み上げていって「こう言っているけど意味はこうだな」ってのをひたすら解釈し続けるので、それがどれだけ疲れることかって、まあ理解してもらえるとも思ってないし、自分が疲れてしんどい思いをしたくないから、もう他人とは極力かかわり合わないのがいいんだなって結論を出したワケで。

透明なゆりかご コミック 1-6巻セット



posted by ひと at 10:56| Comment(4) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月27日

Wの悲喜劇 〜日本一過激なオンナのニュース〜 - #49 オトナ女子の発達障害

Wの悲喜劇 〜日本一過激なオンナのニュース〜 - #49 オトナ女子の発達障害 (18/07/21) | 動画視聴はAbemaビデオ(AbemaTV)

発達障害に予備知識が無いような人が見てもわかりやすいと思う。

発達障害の人のミスと発達障害じゃない人のミスとではどう違うのか?という問い。
出演されている方が答えておられるのだが、どうもその内容では腑に落ちなかった。
こういった話はテレビなんかでもよく出てくるけど最適解が見いだせない。
障害特性ってどれも「それって普通の人もあるでしょう?」みたいに言われかねないものだからな。
よく言われる「本人が困っているか困っていないか」って話にしてしまうと、本人の性格や周囲の環境次第になっちゃうしな。

カサンドラの話なんかも出てきます。
そういえばNHKなんかでやっている発達障害関連の番組には、全然カサンドラは登場しないな。
グレーゾーンの話なんかも出てくる。

動画の中で紹介されていた本

敏感すぎて困っている自分の対処法



新版 ADHD のび太・ジャイアン症候群



↑これは「新版」なので正確には違うけど。

posted by ひと at 09:15| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月26日

相手を不快にさせないために飲みこんでいた言葉のこと

ここ数年ずっと「どうすれば自分も今ほどは辛くなくて、周囲にも不快な思いをさせないようにうまく折り合いを付けられるか?」みたいなことを模索していた。
本を何十冊も読み、講演会だの講座だのに行き、発達障害関連の番組をテレビでやっていたらすかさず録画し、当事者会、自助会、ピアサポート等々・・・今の自分にできる限りのことをやり尽くしてきたつもりだったワケだが、そこまでやって何か解決したかというと何一つ解決せず、手がかりのようなものすら見出すことができなかったので「これはもうダメだな」ということで、それらは一旦打ち切りということにした。
もう本も読まないしテレビも見ないとかってことじゃないけどね。
そのために積極的に動き回るのは中止しようってことで。
ということで、他人との接触は極力しないようにして、接触を持つのは自分が一緒にいてつらくない相手とだけってことに。
そうは言っても、やっぱり全く他人と接触を持たないってワケにもいかない。
で、他人と接触を持った時に頻繁に言われる言葉で、私を非常に不快にさせる言葉がある。
その件に関して自分なりに「今後はこうしようかな」みたいなものがあるので、それをtwitterに書こうかと思ったけど長いからこっちにした。

最近はめったに人とも会わないから言われる機会もあんまりないけど、他人と頻繁に接触しているとよく言われるのが「器用でうらやましい」だの「なんでもできるんだね」みたいな。
うん。
本当に器用な人であれば、単なる褒め言葉として受け取ってそれで終了なのだろうけど、私は器用ではないので、いちいちカチンと来るワケです。
相手がそれほど深い意味で言っているワケではないだろうし、むしろ褒めてやってんじゃん!ぐらいだろうと思う。
それはわかる。
でも、そこで不快になった私の気持ちは?
当然、表面に不快さを出さないのだから、相手は私が不快な思いをしていることには気づかない。

私は器用どころか、幼稚園の時に手先が不器用な上に頭も悪くて、折り紙も満足に折ることができなかった。
障害特性なんだろうけど、高校に入ってもチョウチョ結びというものができないので、学校指定の靴が紐靴なので、ヒモがほどけるたびに「確かこの人同じクラスだったな〜」って人が通りがかると、すかさず呼び止めて靴ひもを結んでいただいていた。
明らかにおかしなお願いなのに、後から考えてみると誰一人嫌な顔もせず(相貌失認なので実は嫌な顔をされていたけどわからなかっただけか?)快くヒモを結んでくださっていたので、そんなに困りもしなかったということで。
今更ではありますが、本当にあの時はありがとうございました。

今でこそ、標準的な日本人に比べて多分小型なぐらいなんじゃないかと思うけど、子供の頃は大柄だった。
大きく生まれて小さく育つという、非効率極まりない状況ではあるが。
体は大きいが、いわゆる「うすのろ」ってやつで、動作はのろい。
手先が不器用だから学校でプリントが配られたりしても素早く一枚めくるとかできない。
もっと見た目がかわいらしくて守ってあげたい的な感じなら全く同じ行動をしても周囲の態度は違っただろう。
だが、私はフォークダンスで男子生徒が決して私の手に触らないというレベルの嫌われ者だ。
未だに一度も同窓会のお誘いが来たことが無いからも察して余りある状況。
当然のことながら周囲は「もたもたするな」「何やってんだ」「早くやれよ」といった声。
それを年中浴びせられるという子供時代だった。

あの頃、そういう言葉を浴びせかけてきた人たち。
今頃むごい死に方とかしてるといいな(はぁと

努力っていうより主観的には「無理をさせられ続けた」みたいな感じなんだけど、私は非難されないように必死で他の人に追いつくように素早く作業をこなすみたいなのをずっとやってきた。
年中やっているものだから、最初は全然人並になんかできなくても、途中で普通の人に追いついてくる。
気づくと追い抜いていた。
何をやっても人よりできるってもんでもないけど、一般的な「器用な人」みたいな状態になってしまった。

当然、他人から「器用でうらやましい」みたいなことを言われるワケです。
言われるたびに「そんなことない!」と思う。
でも否定するようなことを言えば相手を不快にさせてしまうでしょう?
だからぐっと言葉を飲む。
そういう「小さいストレス」みたいなものを他人と接するたびに抱えてきたワケです。
相手を不快にさせないために抱えてしまった私のストレスの行き場は?ってことで。
この件に関してだけでなく、私は相手を不快にさせないように常に細心の注意を払っている。
それでも不快な思いをさせてしまうことがたびたびあるので際限がないけど。

もう終わりにしよう。
相手を不快にさせるのは承知の上だ。

どういう言い方をしても相手を不快にはするだろう。
その上、私は本当のことを言っても信じてもらえないってことがよくあるので「生まれつき器用なくせに嘘を言っている」みたいな非難をされるっていう可能性も大だ。
相手が間違ったことを言っているので相手を不快にさせるのは当然の権利(って思ってやる!)なのだが、私の傷を深めるような的外れな非難をされたくない。
どう伝えるかが問題だ。

「生まれつき脳に障害があるので、ものすごく手先が不器用だったけど、無理を続けたらこのぐらいはできるようになったので、健常者だったらその気になれば私以上になんでもできますよ」みたいなのかなぁ?
でもこれは私が障害者であることを知っている人限定になるなぁ。
そうじゃない人に言ってもいいか。
まず「器用だとか言われるのはとても不快です」ってのは最初に伝えるべきだよな。
言わないと伝わらないじゃん。
「褒めるつもりでおっしゃっているのだとは思いますが」みたいな前置きをいれるともっといいかな。
今までこういうことは他人に言わなかったから、これからは他人を不快にさせまくりつつ「どういう伝え方が自分にとってベストか?」(すでに相手を不快にさせないようにみたいな視点は廃止です)ってことを模索していきたいと思う。

posted by ひと at 11:01| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月21日

中居正広の金曜日のスマイルたちへ 母も発達障害…栗原類の子育てとは?

20日の夜に放送されたヤツね。
一応一通り全文アップってことで。
今回は第3弾。
多分第1弾は
「金スマ」特別編 栗原類が告白…脳が原因 母が支えてくれた発達障害
多分第2弾は
居正広の金曜日のスマイルたちへ 発達障害を考える?天才ピアニスト野田あすか
↑「中居」の「中」が抜けているけど直すの大変だから申し訳ないが放置


中居正広の金曜日のスマイルたちへ[字] 母も発達障害…栗原類の子育てとは?|TBSテレビ

中居正広(MC)「発達障害についてみなさんで考えていきたいと思います」

金スマ特別編
発達障害を考える
第3弾


3年前から金スマが密着している発達障害の天才ピアニスト野田あすか(36歳)さん。
彼女には生まれつきの脳の機能障害「自閉症スペクトラム障害」という発達障害がある。
彼女のピアノには聴く者の胸を打つ音色があると言われている。
観客「心に届く」「心が温まる」「涙が出てしょうがないのよ、私」
昨年、過去にピアニストの辻井伸之さんが受賞した岩谷時子賞(音楽・演劇界の明日を担う人材などに贈られる)その奨励賞を受賞した。
そして今年3月(2日)、ついにCDデビューを果たしたのだが、CDデビューに伴った全国ツアーが予定されており、それまでにオリジナルの新曲を1曲完成させなければならなかった彼女。
しかし、彼女の脳は発達障害によって視覚情報の処理がうまくできないという。
そのため、複雑な記号(音符・休符・音の強弱・全体のリズム)がたくさん書かれた楽譜をすぐに理解できず
あすか「(楽譜を見ながら)1段目シ・ミ」
楽譜のたったこの1段を弾くのに、およそ半日もかかるくらい音符が苦手。
では一から曲を作る時、一体どうしているというのか?
そこには彼女ならではの驚きの作曲方法と発達障害ゆえの苦しみが秘められていた。
コンサート初日、どんな曲ができたのか?
そして無事に弾くことができたのか?


CDデビューコンサートまであと5か月の昨年10月、あすかさんは東京町田のイベントに参加。
(町田青年会議所50周年記念コンサート)
そしてこの日、あいにくの雨の中、地域への社会貢献として特別にオーケストラを指揮してくれたのは、11年前「金スマ」に出演してくれた世界的指揮者、西本智美さん。
あすかさんのピアノについて聞いてみると
西本「音色(ねいろ)に特色があると思います。とても音色(おんしょく)が美しくて、野田あすかさんの世界というものをちゃんと持っていらして、自分の音楽でもって話される。ですから文章にちゃんとなってるんです。音楽における。」
以前は怖がっていた大勢との演奏も何とか克服できているようだ。

(コンサートまであと2か月 1月中旬 宮崎)
そんなあすかさんがコンサート用に新曲を作ると聞き彼女が住む宮崎県へ。
向かったのは公園。
自然の中にいると曲のアイデアが湧いてくるという。
あすか「今ここだな。よし。」
すると・・・
地面に寝そべってしまったあすかさん。
その後、白紙の譜面を置いたまま、じっと池を眺める。
わずか2分後。
譜面に書いたのは音符ではなく曲線。
一体これは何なのか?
しばらくしてようやく音符を書き始めた。
彼女曰く「頭の中に鳴っている音をこうして音符にするのは凄く時間がかかる」という。
あの線にはどんな意味があるのか?
曲線から楽譜にする手順を自宅で見せてもらった。
だがそれは、発達障害がある彼女にとって、とても根気のいる作業だった。
スタッフ「作曲するところを見せていただきたいんですけど、いいですか?」
あすか「はい」
と言うとピアノの前から立ち上がりテーブルへ。
いきなりピアノを使った曲作りはできないという。
あすか「頭の中で出来上がったヤツ(曲)から作っているんだけど、最初にメロディー付けるので」
まず、頭の中に鳴っている音を先ほどと同じく曲線で描いていく。
あすか「私は1小節お話しをして、木が答えてくれます。メロディーを最初からこう考えるっていうよりかは『こういうイメージね』みたいな」
この曲はどんなイメージからできたのか?
あすか「私が行ってた小学校に大きいクスノキがあって休み時間に木とずっと話してて、それを木の上の光が見守ってくれてたようなイメージの曲を書きたいって思いました」
スタッフ「これ(五線譜に引かれた線)が曲に変化していくんですか?」
あすか「はい。だいたい同じ高さで最後下げたので同じ高さの音を。まぁこれが私のお話。そしたら木が答えてくれる。こっちは木だから(線で囲む)こうやっといて」
曲線を目安にして頭の中の音を音符にして書き込んでいく。
あすか「(曲線が)ちょっと下がってるから、(音符を)ちょっとずつ下げてみて、リズム(音の長さ)を適当につけます。この時はまだわかんないから適当に4拍子になるように」
音に長さを付けメロディーにする。
あすか「でも木の話は『タララン』って決めているのでタラランです。次は自分では音を読むのはあれ(苦手)なので」
脳が視覚情報をうまく処理できないため、書いた音符が頭に浮かんでいる音と正しく合っているかがわからない。
弾いて確かめようと思っても、1段で半日かかってしまう。
それを補ってくれるのがタブレットの音楽アプリ。
入力した音符通りに再生してくれる。
半日かかる作業を瞬時にこなしてくれるのだ。
あすか「1個下。っていうふうに1個ずつ打ち込みます。これでこれ(紙に書いた音符)を今、写しました」
アプリに演奏させて頭の中で鳴っている音を確認する。
あすか「(アプリで音を再生させて)っていうのがメロディー」
スタッフ「これで初めて自分で知るってこと?」
あすか「そう」
楽譜を見てもすぐに音がわからないので、アプリで再生してみるまでどんな音楽なのか正確には把握できていないという。
あすか「次は左手を付けます」
同様に左手のパート。
頭の中で音が鳴っているタイミングに丸を打つ。
その丸の中に音符を書きこんでいく。
そして左手パートも音楽アプリに打ち込む。
あすか「今はどんな音楽かわからないので。(音を再生する)う〜ん、で聞いて、ちょっと違和感があったのでもうもう1回」
こうやって頭の中に浮かんだメロディーを曲にしていくのだ。
その後、できた楽譜を印刷し、ピアノで仕上げていく。
一度耳で聴いているので作業ははかどるが、自分で作った曲なのに一段弾くのに半日はかかる。
普通、作曲家は頭の中に音が浮かんだらすぐに譜面に書いてすぐに弾ける。
だが、あすかさんの場合は頭の中に音が浮かんだら、音符にするまでにたくさんの工程が必要。
弾くまでにも時間がかかり、とにかく大変だ。


普通の作曲家
頭の中に音が浮かぶ
楽譜に音符を書く
すぐにピアノで弾ける

野田あすか
頭の中に音が浮かぶ
右手パートを曲線で書く
音符にする
音の長さや強弱をつける
音楽アプリで確認
訂正(音符にする〜アプリ確認)
同様に左手パート
半日かけてピアノで弾く


こうして3か月も前からCDデビューツアーに向けて作ってきたのが『木もれびの記憶』という曲。
完成度は半分くらい。
まだまだかかりそうだとか。
そんな作曲について、東京にまで通い勉強を重ねている。
発作が原因で足を複雑骨折して以来、長い移動は車椅子。
あすか「(作曲の勉強を)初めて真面目にやります」
かつて彼女は国立宮崎大学の芸術文化コースに入学し、音楽を学ぶために通っていた。
だが、人間関係のストレスから発作を頻繁に起し作曲を詳しく学ばないまま中退。
以来、独学で作曲してきたあすかさん。
ゆえに独特の感性が色濃く反映されてきた。
こちらはカナダで行われた国際障害者ピアノフェスティバルでオリジナル作品賞を受賞した『ふしぎな森の1日』。
カナダの森をイメージして書いたメロディーには独特の世界観があると絶賛されたが、指が11本ないと弾けない曲を書いてしまったという。
作曲家・日本クラシック音楽コンクール審査員・宮川慎一郎先生「感覚だけで演奏をしていくと、どっかで行き詰るんですよね」
オリジナリティーも大事だが、プロのピアニストとして活動していくため、また、作曲のバリエーションを増やすため苦手な音符と格闘しながら音楽理論を学んでいた。


(3月中旬 宮崎)
そして他にも発達障害による苦手なことがたくさんあるあすかさん。
3月のある日、父・福徳(よしのり)さんと洋服を買いに出かけた時、発達障害の症状が・・・
(ファッションセンター しまむら)
突然入口へ戻る。
父「あすかちゃん、どこ行きよっと?」
他の車が気になったようで外へ。
興味が湧いたら気持ちを押さえれらないのも発達障害の特徴の一つ。
父「お父さんはあっちを見てくるから、一時自分で選んでみてごらん」
あすか「お父さんブラジャー見るの?」
父「ブラジャーじゃない。お父さんは男性用のところをちょっと見てくるから」
「あっちを見てくる」と(父が)指さした先には確かに女性の下着をつけたマネキンが。
言われた言葉をそのままの意味で受け取ってしまうのも発達障害の特徴の一つ。
父「あすかちゃんはこの辺をちょっと見といて。好きな物があったら後で教えて」
日常生活をなるべく一人でできるようにこれも買い物に慣れる練習だったのだが・・・
何やら床に気になる物があるようだ。
あすか「赤い三角がいっぱいあることが分かった」
父「うん。(服を)もうちょっと探してきてごらん。お父さん向こう見てくるからね」
それはこの(床にバミってある)赤い三角の印。
こうなると探さずにはいられなくなり、床じゅうを目で追ってしまう。
あすか「お洋服買に来た。」
一度は目的を思い出したが、気になる物があると触らずにはいられない。
父「あすかちゃん」
あすか「はい」
父「洋服を選ぶんじゃないの?」
あすか「あっあ・・・」
父「そんなキラキラはいいの、今日は。選びなさい」
あすか「はーい。キラキラがついてる」
ようやく買い物終了
しかし・・・
父「それはいいから」
あすか「気になる。(自動ドアにつけてある突起)なんでついてるの」
父「気にならんでいもいいの、そういうの」
あすか「気になる、めっちゃ。赤い三角あった。」
父「ああ、赤い三角・・・。いいってそれは。それくっつけてあるんだよ」
あすか「なんでだろう〜♪なんでだろう〜♪」
父「『なんでだろう』じゃない。くっつけてあるんだよ。ダメよこれ自動ドアだから」
あすか「あれ?自動ドアって手でも開くっちゃね」
「もし自分がいなかったら、買い物に半日かかっただろう」と父・福徳さんは語っていた。


発達障害
関連本がたくさん並び、高い関心がうかがえるその障害は、持って生まれた脳の機能障害のことで言葉、コミュニケーション運動などで日常生活に支障となる症状が現れる。
文部科学省が2012年に行った調査によると通常学級に在籍する小中学生の15人に1人に発達障害の疑いがあるのだという。


この「小中学生の15人に1人に発達障害の疑いがある」って件に関しては毎回言っているけど、今回もしつこく言い続けるワケですが。
こちらをご覧ください。

脳のどこに、どの程度の障害があるかによって現れる症状も様々。
例えば、人の顔を見てもその人が誰なのか認識できなかったり、物事をどうしても覚えられなかったりと個人差がある。


1クラス2人程度、その可能性がある発達障害とは

栗原類(2015年、自身の発達障害を告白)
岩波明先生(昭和大学附属烏山病院病院長 昭和大学医学部教授)

中居「改めて発達障害とは、先生、どういうものなんでしょうか?」
岩波「脳の機能に偏りがあって」
中居「これは生まれつきなんですね」
岩波「そうですね。生まれつきですね。ですから様々な疾患がありますね。それぞれ違いますけど言葉の問題だったりコミュニケーションだったり、あるいは注意集中だったり。軽いものはですね、『特性』とか『性格』と言った方がいいものもありまして、日常生活で色々問題が出てくるものを発達障害と言うのが適当かなと」


まあねぇ・・・。
子供がどうやら発達障害らしいってことになっても、診断を受けさせるか否かってのが「本人が困っているかどうか」が判断基準だったりするからねぇ。
でもそれって、その人自身の障害が重いか軽いかってことよりも周囲の手助けみたいなのに大幅に左右されちゃうからねぇ。
それはそれでどうなんだろうとは思うよねぇ。

山内あゆ(TBSアナウンサー)「野田あすかさんの場合は『自閉症スペクトラム障害』なんですけれども」

発達障害(自閉症スペクトラム障害)野田あすかさんの症状
脳の機能発達の偏りによって…
   ↓
・視覚情報を処理しにくい
・落ち着きがない
・興味が湧くと気持ちを抑えにくい(多動性)
・こだわりが強い
・言われた言葉通りに受け取ってしまう
・人とのコミュニケーションが難しい


中居「ちょっと気になるのが、幼稚な何か雰囲気でお話しされるじゃないですか?あれも発達障害の」
岩波「あの〜彼女の喋り方は発達障害に特有のものということではないと思いますね。おそらく少し子供返りする、退行するということで、少し自分を守るというんでしょうかね。そういうようなことなんじゃないかと。かなり精神的なダメージを負われたので」
中居「二次障害ってことで考えて」
岩波「どちらかというとそういう形でしょうね」


新曲初披露のCDデビューコンサートまであと2週間。
作曲の過程を見せてくれた『木もれびの記憶』は完成していた。
だが、あすかさん曰く、納得のいく演奏ができないという。
その理由は・・・
あすか「強い気持ちを込めて作ったのに『弾けるかな』っていう弱い気持ちが入ってくると、その時の気持ちじゃないから、失敗だと思うから」
強い気持ちを込めて作ったというその曲は小学校時代のさびしい体験を曲にしたものだった。
今までは自然豊かな故郷をイメージしたり(『なつかしさ』)

なつかしさ



愛犬との散歩など楽しいことをイメージしたり(『ぴあちゃんとおさんぽ』)、困難はきっとのりっ越えられるという希望を曲にしたり(『哀しみの向こう』)と前向きなテーマが多かった。
では一体どんなことがあったのか?
あすか「多分(小学校の)クスノキの下に行ったらすごく思い出すと思う。いいことも悪い事も」
そんなあすかさんのために、お父さんがその小学校に連絡。
敷地に入る許可を取ってくれた。
車で1時間かけて行ったのは引っ越す前に通っていた別の町の小学校。
そこには大きなクスノキが。
あすか「大きくなった」
卒業以来、およそ24年ぶりにやってきた。
あすか「ここ」
父「そこ座っとったん?」
あすか「うん。ここのくぼみが私の場所」
小学生の頃、休み時間になると、このクスノキの下によく座っていたという。
するとあすかさんは幼い日の出来事を話してくれた。
あすか「どこにいるのか、自分のクラスの人かわからなかったからね、ここにいるしかなかった。」
さびしかった小学校時代の思い出。
あすか「ここが私の場所だった」
小学校では成績優秀で優等生だったというあすかさん。
だが、発達障害によりコミュニケーションが苦手な彼女にとって、学校での集団生活は簡単なことではなかった。
例えば
(あすかの回想)
クラスメイト「あすかちゃんまた会ったね」
あすか「誰?」
これも脳の視覚情報の処理がうまくできない発達障害の特徴。
人の顔の違いが認識できず会う人が誰だかわからない。
あすか「(人の顔が)その時はまだ、のっぺらぼうだとずっと思ってたから。顔に何もついてないって小っちゃい頃はずっと思ってたから」
クラスメイトがのっぺらぼうのように見えていたという彼女は、友達もほとんど作れず昼休みは木の下で一人、時間をつぶしていたという。
あすか「みんなには、一緒にいる友達が近くにいて、どの人が友達かわかるのに、どうして私の友達はこの木だけなんだろうって思ってた。みんなが知ってる遊びも、ルールが私にもわかるなら楽しいのかなって思ってた。」


相貌失認ってヤツですね。
発達障害者には多いです。
今回はVTRの中で顔を肌色に塗りつぶしたみたいな表現を使っていたし、他の番組で顔にモザイクをかけて表現したりしていたけど、どうやら実際にそういう感じらしい。
私も人の顔の判別があまりつかないけど、それとは違うな。
犬とか猫ぐらいの感じ。
家で飼っている猫ならだいたいわかっても、初めて見る、同じ柄で同じぐらいの大きさの猫で、どっちがどっちかとかわからないじゃん。

22歳まで発達障害と診断がつかなかった彼女は幼い頃、人と違う理由がわからず、悩み続けた。
あすか「毎日」
スタッフ「1年間だけですか?」
あすか「6年間」
つらい心の支えとなったのは小学校の校庭に立つ、このクスノキだった。
すると・・・
あすか「あ・・・陽が出てきた。木漏れ日。(クスノキに)守られてるみたいな。絶対にいつも『大丈夫』って言ってくれた」
自分のさびしい体験をあえて曲にし、完璧に弾いて表現したい理由とは?
そして、どんな曲なのだろうか?


(3月2日 島根)
そしてついに迎えた3月2日。
記念すべきあすかさんCDデビューの日。
それとともに初の全国ツアーとなるコンサートが開催された。
会場は1500席を超える島根県民会館大ホール。
国内外から一流の音楽家達を招いている。
この日はクラシック音楽とあすかさん創作の曲を合わせた12曲。
1時間半にわたるコンサート。
そして・・・
あすか「次に演奏するのは『木もれびの記憶』という曲です。この曲は木の温かさ、木もれびの光、私のその時の気持ちすべてが出てきます。今日が初演になります。お聞きください」
笑顔からすると、無事思い通りの演奏ができたようだ。
あすか「疲れた。この前、クスノキに会いに行ったから。小学校から支えてくれるのかな?って思っちゃった」
人の気持ちがわかりづらい発達障害。
今回の曲作りで強く思ったことは?
あすか「つらい時につらい曲聴くと、涙が出てすっきりすることってあるから、もしつらい人がいて曲を聴いてくれて、つらすぎて涙が出ない人が一粒だけ涙流せたら、それだけですごい力になるから。そんな存在になりたい。曲がね、私じゃなくて」
今までのように自分を表現するだけはでなく、人の気持ちに寄りそう曲を届けたいということだった。


大竹しのぶ「本当に木漏れ日みたいでしたね」
栗原「野田さんのご両親が彼女がその、ピアノが好きだったら彼女の何が好きなのかっていうのを受け入れてくれて、それを伸ばそうっていうふうに考えてあげたご両親たちもいたから、やっぱり今に繋がっているんじゃないのかなって」


そして現在、あるタレントの母親により発達障害の関連本が話題になっている。
発達障害児の子育て本

ブレない子育て 発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記



著者は栗原類の母・泉さん。
そこには驚きの文章が。

私自身も典型的な注意欠陥多動性障害
実は類の母も発達障害だった。
発達障害の母による子育てとは?
そこには試行錯誤をしながらも、母親自身が発達障害だからこそ気づくことができた子育てのヒントがたくさん詰まっていた。


母・泉さん(48歳)
泉さんにもお願いし、親子一緒に話を聞いた。
1994年、ロンドンへ留学中、現地で出合ったイギリス人男性との間に類を授かった泉さん。
しかし妊娠が発覚した時にはすでにその男性と別れていたこともあり、日本でシングルマザーとして生きることを決意。
自身は翻訳の仕事で生計を立て、類が1歳の時からベビーモデルとして活動させていたのだが幼稚園に通い始めた頃
幼稚園教諭「類君だけお絵かきができません」
他の園児に比べ、できないことが多かった。
泉「人間を描くと棒人間になっちゃうんですね。マッチ棒みたいな頭があって線で」
他にも粘土遊びの時間にはなぜか、ぬめっとした感触が嫌だと触らなかった。
当時はわからなかったが、これは発達障害の症状の一つ「感覚過敏」。
さらに類は音にも敏感で園児の歌声が
栗原「自分の耳にとっては嫌な音に聞こえて、それで教室から出ちゃうことが多かったんですね」
その後、泉さんの仕事の都合でニューヨークへ移住。
現地の小学校へ入学させると、類はなかなか言葉を覚えなかったという。
泉「今日の授業内容『これこれこういうのやったよね。これは?』って聞くと『あっ、わかんない』みたいな感じなんですよ」
そして泉さんが何よりも不安を覚えたのが
(泉の回想)
泉「類、食べ終わったらそこのゴミ、出しといてね」
栗原「は〜い」
言ったことをすぐに忘れてしまうこと。
泉「類、ゴミ出しは?」
この極端に低い記憶力が原因で・・・
(泉の回想)
教師「類の今の成績では進級できません。それに発達障害の可能性があるのでテストを受けさせてください」
泉「発達障害?」
泉「どうしよう?どうすればいいのかよくわからないんだけど」
そして8歳の類にテスト結果が出て、発達障害と診断された時だった。
(泉の回想)
ヒゲのおっさん「泉さん。あなた自身も典型的な発達障害のようですね」
泉「えっ?」
類だけでなく母である泉さんも発達障害。
アメリカでは子供が検査を受ける際、親も同時に受けることが義務付けられており、33歳での発覚だった。


これは、この番組を見ていたみなさんが「えっ?そうなの」って感じだった。
私ももちろん知らなかったワケだが。
実際、子供が発達障害だと親もってパターンが多いけど、日本では義務付けられていないよね。
義務付けた方がいいと思うし、結果を受けて何の支援も受けずに大人になってしまった親に対するサポートみたいなものもしっかり構築しないとまずいだろと思うけど、日本で無理に導入しても現状の「様子を見ましょう」ばっかりで結局「一体どうすれば?」になるだけだろうけど。

診断されたタイプは
泉「ADHD(注意欠如・多動性障害)ですね」
同じタイプの二人。
だが興味深いことが。
中居「類君の診断はいかがなんですか?」
類「僕はあの、注意欠如多動性障害のADHDの中にあるADDっていう、あの、部類なんですけど、物事が長く集中しない、ものを覚えるのがあんまりうまくない、上手にできない。でも母親は何を言われても全部覚えるんです。だから真逆なんです。(お母さんのは)典型的なADHD。タイプが違う。母親は集中する時はものすごい集中するんです。ただ、逆を言えば、それが終わりきるまで他のものには一切あの、何だろう。頭を変えることができない」
同じタイプでもこのように個人差がある発達障害。
症状も対処法も十人十色。
泉さんの場合、診断がついた時、現在までを振り返ってみたという。
泉「生活する中で、そんなに困ってはなかったというか、その当時は。周りの人は困ってたかもしれないけど、少なくとも自分自身に深刻に困っていることがなくて、どうせだったらもっと早く知りたかったよとは思いましたけどね。子供の頃に絶対的に生きやすかっただろうになっていうのは、それはすごくあるんですけど」
今から思い返せば、典型的な発達障害の症状があったという。
(泉の回想)
教師「泉はまた百点か」
類とは違い小学生の頃は毎回テストで満点を取るほど優秀だったという泉さん。
しかし・・・
(泉の回想)
教師「泉さんは勉強はできていても社会常識は身についていませんね」
小学校の通知表には「忘れ物が多い」「集団生活が苦手」「ルールを守らない」
泉「(今考えると)完全に発達障害ですよね。」
発達障害だと当時はわからなかったことだが、そんな泉さんに対し彼女の母親は
泉の母「普通はね、社会常識なんて教えられなくても見に付くの。お母さんが小さい頃はそんなの当たり前だったよ。だから身についてないあんたが悪い」
苦手なことに対して具体的にどうすべきかを親から教えてもらえなかったという。
だが、この自身の経験から、類の子育ての際、様々なことに気づけたという泉さん。
泉「(自分の)親の言うことの真逆をやれば成功だなという」
発達障害は生まれつき脳に原因があるため完治という概念はない。
しかし早期に発見し本人に自覚、意識させ続けることによって症状は改善されることがあるという。
発達障害がある母親だからこそ気づけた子育てのヒントとは?
類「母親に言われなかったら(発達障害に)一生気づかなかったと思いますね」


母が発達障害だからこそ気づいた子育て
「覚悟させる」


類が小学5年生の時にアメリカから帰国。
しかし・・・
(泉の回想)
類「ただいま」
泉「おかえり。テストどうだった?」
日本の義務教育では留年することはないが、類の努力はなかなか成績にはつながらなかったという。


本人にやる気があっても努力しても、記憶に残らずに抜けていってしまう場面を何度も見ていると、可哀想に思えたこともありました。
『ブレない子育て』(KADOKAWA)


だが、そんな時、決まって泉さんが言い続けたのは
(泉の回想)
泉「類は人の2倍3倍の努力をずっとしていかないといけないし、それで結果が出なくてもこんなに頑張ったのにと言ってはダメ。誰よりも努力できる人間になりなさい」
障害を乗り越えるという困難を小学生の時から自覚させ続けたのだ。
泉「人の2倍3倍努力をしてやっと人並の結果が出るのかも知れない。時間をかけてわかってもらうためにも、まあ、小学生だけどそろそろこれぐらい言った方がいいのかなっていう」
酷な現実だと理解しつつも繰り返し言い続けたという。


母が発達障害だからこそ気づいた子育て
「できない事や苦手が多い子だからこそ」


そんなできないことや苦手が多い子だからこそ常に意識していたことがもう一つ。
(多分)教師「類君の成績は全体的に今一つですね」


誰もこの子を評価してくれないから、「せめて私だけはほめてあげたい。」という気持ちはいつもありました。
『ブレない子育て』(KADOKAWA)


そこで
(泉の回想)
泉「学校の掃除を頑張っているのは偉いじゃない、それに・・・」
どんなに些細なことでも褒めて、自信を失わないように心掛けた。
類「褒められたっていう記憶自体あんまりない」
泉「忘れてるんだよ、単純に」
類「ああ、それ?たぶんそれかもな」
そして強いインパクトも時には必要。
泉「あんたが最低限のことをやらないからこうなるんでしょ」
類が高校受験に失敗した時など、失敗体験を記憶にとどめておけない彼のために、あえて厳しい言葉で説教を繰り返した。
泉「感情的になることも当然あるんですけど、それはもう人間なので」
すべては類に発達障害の特徴を理解させ、自分の若い頃のようにただ生きづらいと感じさせないようにするためだった。
類「でもこうやって振り返ってみると、まあ、それこそ何だろう、親子そろって発達障害だって診断されたからこそ、多少のことはまあ、大目に見ながら」
中居「目をつぶってくれて」
類「やっぱ同時にすごい言う時はガツンと言ってくれたってのがあったと思うんですよね」
中居「うん。でもほら褒めてくれてた。覚えてないんですよね?」
類「まったく覚えてないです」
中居「結構、褒めてたと思いますよ」
類「いや、そうだと思います」
中居「それを考えると類君もやっぱりお母様もそうだと思いますけども、早く気づいてあげることってすごく大事だと思いますか?」
類「そうですね。特に自分自身が特徴が全くわかんないままで育っていくと、たとえば普通の人に比べると『あれができない』『これができない』というふうになったらより自分を責めちゃって自分に対するプレッシャーがすごく大きくなってくる」
中居「できない自分に対して」
室井「性格と、どこで見極めればいいんですか?」
岩波「まあ、あの、グレーゾーンが多いですよね」
山内「一つ私からも質問してもいいですか?こういう症状が何か当てはまるような気がした時に、まず、何科に行ったらいいのかっていうのがよくらからないんですよね」
岩波「小学生ぐらいのお子さんであれば、やはり小児科。あるいは児童精神科ですね」
中居「児童精神科?」
岩波「はい。数は少ないんですけど、精神科の中で児童だけを診てるというところもいくつかございます。思春期以降であると精神科、あるいは心療内科でよろしいと思います」

そして泉さんが類の子育てで最も大事にした部分。


発達障害だからこそ気づいた子育て
「好きを邪魔しない」


それは発達障害が発覚した8歳の時、類が幼い頃はまだ見ぬ才能を期待し、粘土やお絵かきといった造形、外での運動、読書と様々な可能性を試したという泉さん。
しかし


具体的に何かできる、興味を持っていることが見当たらず、何を伸ばしていいのかわからない状況でした。
『ブレない子育て』(KADOKAWA)


泉さんが心がけていたのは
(泉の回想)
泉「類はどんなテレビが好きなの?」
焦らず、我が子に今、何が必要かをじっくり観察すること


(泉の回想)
教師「みんな国語の勉強をやってるんだよ!わかってんのか」
泉「はい」
当時はわからなかったが、発達障害児だった泉さんは
泉「私も子供の頃から好きなものじゃないと多分頑張れなくて、結果はどうあれ、自分が好きなものしか頑張れないというところがあるんですよね。だから(類が)『俳優になりたい』って言った時に応援する気になったのはそういうところなんですよね」
何も興味を示さなかった類が初めて俳優になりたいという夢を口にして以来、その応援を続けているという泉さん。
中学は芸能活動を続けられる学校を選び、モデルとしての仕事が入ると
(泉の回想)
泉「じゃあ、撮影頑張ってね」
類「うん」
周囲が勉強に励む中でも息子の夢に繋がるのであれば全力で応援。
例えそれが周囲から非常識な親だと思われても仕方がないと割り切っていたという。
そして
泉「別に(俳優として)すごい人になれたらいいけど、そういうところを目指す前提ではないというか。俳優という仕事でかろうじて喰えてればと思うんですよ」
「好きなことがもしかして得意なことになれば」そう考えていたのだ。


子どもは小さい頃からそれぞれ好みがちゃんとあって、それが親にとって都合がいいものでなかったりします。
『ブレない子育て』(KADOKAWA)


類にとってそれはテレビゲームだったのだが
(泉の回想)
泉「それ、面白い?」
類「うん」
親である自分の趣味でなくても決して除外しない。
泉さんは類の「好き」という気持ちを尊重し続けた。
また泉さんは類が俳優を目指す上で、「他人の感情を読み取りにくい」という俳優にはマイナスになりそうな発達障害の特徴に対して
(泉の回想)
泉「ねえ、類。今、この俳優がどうしてこんな表情になったのかわかる?」
映画やドラマを一緒に見ながらその表情やセリフの裏に隠されたニュアンスを細かく説明。
類「止めて解説」
泉「今のこれ、どういう意味だと思う?みたいな」
この「お母さん講座」は現在もたまに行われるという。
類「当たる壁はいろいろありますけど、でも『壁に当たらなかったら逆におかしい』と母親からもいろいろと言われたりしましたので、その中でやっぱり楽しむ気持ちを忘れずにやっていくのが、今の何だろう、自分の心の支え」
手探りの連続だったという類の子育て。


私自身おおよそ「いいお母さん」からほど遠い人間です
「子どもに今何が必要か」ベストだと思う選択をしよう
ただその一心で子育てをしてきました
『ブレない子育て』(KADOKAWA)


しかし、俳優として舞台に数多く出演するようになり23歳になった現在でも、類が苦手なことはまだまだ多い。
例えば今日はランチを一緒に取るが、二人で外食をする時、夜遅くは避けているという。
理由は発達障害ゆえ。
類「翌日早い時とかでも、本当にどんなことがあっても」
泉「家モードから寝るモードから」
類「寝るモードに切り替えるのに本当に1時間半以上かかったりするので、やっぱり外で食べてそこからすぐ家帰って寝ようっていうふうにはならないです。ゆっくりしないと僕、寝れないんですよね」


えっ?
逆に普通の人って、外出して帰ってきてすぐに眠れるの???
何で?

(新宿 エイジング・ビーフTOKYO)
こだわりが強くルーティーンを乱されると混乱したり次の行動に移れない。
帰宅後、寝るまでに2時間ほど必要なため、夜の外食を避けているのだ。
それだけこだわりが強いと食べ物の好き嫌いも多かったのでは?
泉「子どもの頃なんかは野菜がすごく好きで。野菜嫌いの子じゃなかったので、育てやすかったと言えば育てやすかったですね。肉をすごく嫌がって」
類「そんなにだったっけ」
泉「『食べたくないからこれを入れないでよそって』って文句を言うんだよね」
類「ああ、そうだった。なんか言われてみればそうだったかも」
泉「根本的に彼氏とかダンナとかにしたくないタイプの行動が多いんですよ。そういうモテないタイプのセンスっていうのがあるから」
類「あのね。全然、何言うのも大丈夫だけど一応これ放送されるよ。あなたの発言って90%カットされることがあると思うから」
泉「全然かまわない」
類「いいのかい!」
泉「うん。そうそう」
類「母親じゃなくてお姉さん、ていうふうな感じだと思うんですよ」


発達障害がある栗原類が大人になっても苦手な事とは?
類「数えきれないぐらい苦手なことはあります。整理整頓とか」
泉「マルチタスクができないよね」
類「基本的に同時進行ができない」


現在も苦手なこと
同時に2つ以上のことをこなせない


類「自分のキャパシティ(許容量)が小っちゃいんですよね。普通の人に比べたら。で、掃除と何か別のことを両方やるとか、本読みながら何か別のことをやるっていうのができない。自分がどんなことをやるにあたっても一個しかやらない。逆にそれに集中するように」

現在も苦手なこと
先に起こることを想像できず
自己管理ができない


泉「普通の人って忙しくても『洗濯物、溜まっちゃったから今日は洗濯をしなきゃいけない』とか本来いい歳した大人なら一人分くらいできることができない」
類「先を読む力はあなたに比べたらめっちゃ無い」
自己管理の能力が普通の人に比べたら異常なくらい低い」
泉「うん」
類「それが課題かな」
スタッフ「ちょっとキツめですよね?お母様の物言いは」
泉「割とキツいですね」
類「まあ、愛情ありきで言ってると思うんですけど、ただ、この人が自分の上司だったら嫌だなっていうのがあります」
だが最近、ようやくできるようになってきたことがある。
類「ゴミ出しに関しては、やっと普通の人に追いつけるようになったっていう感じですね。とりあえず袋に包んで分別とかして」
実はゴミ捨ては複雑な作業。
細かな分別、出していい曜日と時間などなど、発達障害者には苦手な人も。
他には
泉「お腹が空いたら自分で外に食べに行くとか何かを買ってくるとかができるようにはなったんですよね」
類「そうだね」
泉「うん、あの本当に最低ラインギリギリ」
そして発達障害がある息子、類に願うこれからのこと。
泉「『自立して生活できるようになって欲しいな』っていうのは大きいですよ。本当に。でもその自立っていうのが『一人でも生きていける』っていう形じゃなくて人と共存していける、それが本当の自立だと思うので。それが最終目標ですよね。今現在は自分のことでいっぱいいっぱい」
類「社会性を一つか二つは危機感を持ちながら身につけていきたいかなっていうふうに思いますね」
一人ずつになる日を願って、親子は二人で歩んでいく。


中居「うん。ねぇ。類君と僕は『いいとも!』(森田一義アワー 笑っていいとも!)とかで一緒にやって他のバラエティー番組とかやって、やっぱり『あっ、そんなに笑う子じゃないな』って思ってるのね。役者さん、俳優さんね、女優さんやっぱり表情のレパートリーは多い方がよかったりだとか。でも表情がレパートリーが乏しいっていうのは類君は自分の中で自覚はあるの?」
類「もちろんあります。もちろん純粋に面白いから笑ったり」
中居「出てしまう、あふれ出てしまう」
類「でもなんか『ワハハハ』みたいなことは僕自身が嫌なんで」
室井「全然嫌な感じしない」
中居「でもね、貴重なんですよ。そうやって今も聞けたのよ。類君に。やっぱり近くにいないと聞けないから代弁してくれて、見てる、たとえばお子さんがそうだったりとか自身がそうだったりすると、何か僕はね、ちょっとスッとする部分もあるんじゃないかなって。聞けてよかったなってすごく思うのね。


私は代弁者として認めない。
今までもこの先も誰も助けてくれない状態なのだから、こんなに恵まれている人に代弁なんかさせない。

大竹「でもたとえば経済的にもう働くだけでその、子供をちゃんと見られない親とかもいたりする場合もあるかも知れないし。だからやっぱりその学校の先生とかそういう人たちもしっかりしないといけないですね」
岩波「そのとおりですね。あの、社会が学校がきちんと支援して普通に生きられるように、あるいは才能を伸ばせるように支援しいてあげるとそういうやっぱりシステムをこの国がつくんないといけないと思いますね」


野田あすかさんにしても栗原類さんにしても、結局は親がしっかり面倒を見ているからね。
類さんのお母さんは自身に障害があってもずいぶんきちんと対応されているが、障害特性によっては本人にそれがしきれないって状況もあり得るワケで。
あすかさんに関しては、テレビで扱われるたびに「たとえ才能があったとしても、ピアノを毎日何時間も弾ける環境整備ができる親がどれだけいるか?」みたいなのがすごく気になる。
これはピアノに限らないし、発達障害があるなしにも限らず、たとえ、子供に何かの才能があったとして、それを伸ばしたいって思ったところで、カネがなきゃあどうにもならないってのが多々ある。
カネがなくてもできるような種類の才能であればいいけど、ピアノはカネかかるでしょ。
親が貧乏で安いアパート住まいで、何とか借金してピアノを買ったところで、何時間もピアノなんぞ弾いたら近所から苦情が来るし、ピアノを何時間も弾かせてやれるだけの家事全般を引き受けられるだけの時間的な余裕が親になきゃダメだし。

中居「本日はどうもありがとうございました。類君どうもありがとう。先生どうもありがとうございました」

毎回思う事は同じ。
こういう恵まれた人ばっかりマスメディアは取り上げる。
だから「女の発達障害者は結婚できるからいいよな」とか言われちゃったり、それなりにみんな幸せにやってんだろうって誤解をさせるのだ。
実際はそうじゃないと思うが。
いつになったら作業所であり得ない金額の工賃をもらって、家族から邪魔にされて「この先家庭も持てないんだろうなぁ・・・」なんて絶望的な気持ちで日々を送っているような人たちを取り上げるんだろうか?
こういう「感動ポルノのエサ」として有益なタイプの人しか受け入れられないんだろうな。
もう、こういうのを見ても「つらいだけだから見ない」って人も出てきているワケだし。
この手の番組は「健常者を楽しませるための娯楽」として作られているってことだよな。
そして、視聴者は「発達障害者は全員天才」「周囲に助けられて幸せにやっている」みたいな誤解を深めて、より状況は悪くなっていくワケですね。

哀しみの向こう



posted by ひと at 14:15| Comment(2) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月19日

発達障害関連番組の放送予定

時々チェックしていたつもりだったが、まるっきりノーチェックのがあったんで慌ててアップするワケだが。
明日だからねぇ。


7月20日 (金) 20:57 〜 22:00 (63分)TBS(Ch.6)
TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」
母も発達障害…栗原類の子育てとは?


これ以上の情報は出てこなかったけど、発達障害のことが取り上げられるっぽい。
単に栗原氏の話を延々とやるだけかも知れないけど。


発達障害の人を扱った番組の再放送がある。
BSだから私は見られないけど。

7月26日 (木) 17:00 〜 17:50 (50分)再放送 NHK BS1(Ch.1)
BS世界のドキュメンタリー▽オレグの自立〜発達障害と向き合う青年の物語

番組概要
自閉症のオレグは、ロシアに暮らす21歳。病に理解がない母親にスパルタ教育を受けて育つが、劇団に入ったことを契機に同世代の友人の輪をつくり、親からも自立していく。
番組詳細
「あなたは怠けているだけ」「頑張れば普通になれる」と、母のマリナから常に厳しい言葉を浴びてきたオレグ。内気で心優しき青年は、劇団でも同世代の女子たちを前にドギマギするばかり。だが、ドンファンの主役に抜擢され、心を開ける友ができたことで自信をつけていく。


posted by ひと at 16:32| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする