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2019年02月13日

NHK ごごナマ「発達障害 親と子で考える」

ごごナマ「発達障害 親と子で考える」 - NHK

今日やってたヤツね。
面倒臭いし自分にとって意味があるような内容でもなかったんで感想だけにしようかなと思ったんだけど↓に番組概要ってのがあったんで、それを引用しつつということで。
[ごごナマ 【「発達障害 親と子で考える」】 ]の番組概要ページ - gooテレビ番組(関東版)
番組の最後にもFAXとかメールとかが紹介されるかな?って思って一応そっちも録画して見てみたけど、それはなかった。


今日のテーマは発達障害親と子で考える。ゲストは発達障害当事者の親である阿部優美子さん・名古屋大学医学部岡田俊さん。昨年11月に放送されたもらったFAXなどがあり、子ども4人と主人が発達障害で自分一人が普通なのか違うのかなど多く寄せられた。前回の放送を受けてピカ子は「考えさせられるのは良いことで、自身を持って声をかけられるような学びをしていきたい」と話した。発達障害の意見・悩みは番組HPのメールやFAXで募集している。

「自身」や無うて「自信」かな。
今回もゲストのピカ子さんは前回「たくさん普通に結構いるよ」と言ってしまってたくさんお叱りのメールなんかをいただいたそうな。
「普通に扱う」か「特別扱いをする」かは微妙なことだよね。
「普通に」「平等に」とか言われて他の人と同じにされると困ってしまうけれども、かと言って他の人とは違う感じ(支援の現場で常識みたいになっている小学生にでも接するような対応とか)もイカンだろ?っていう。

最初の悩みは発達障害の子どもが周りの人に理解されない。阿部さんの子どもは常にストップをかけている毎日だった。発達障害とは生まれながらの脳の働き方の違いによって日常生活に支障をきたしている状態のことで、しつけや育て方の問題ではない。発達障害は主にASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠如・多動症)・LD(学習障害)の3つに分けられるが、特性が重複する場合いや知的障害を伴う場合もある。

「場合いや」じゃなく「場合や」ね。
っていうか、入力ミスは私が修正かけて載せた方がよかったかな。

特性が重複するってのはちゃんとどの番組でも言ってくれるけど、むしろ「知能が高い」みたいなクソみたいなことを言うことが多いから「知的障害を伴う場合もある」って言ってくれたのはよかった。
今回は「必ず才能が!」だの「ギフテット」だののキラキラ系の話が一切出なかったもよかったと思う。
障害のある子供を抱えてしまった親御さんが、いたたまれなくなってそういう夢に惹かれてしまうのは理解できなくはないのだけれども。

よっちゃんは5歳の時ADHDと診断された。よっちゃんは「早く学校いけよ、みたいな無理やりいかされる感じ。怒られてばかりだから、こんな家は嫌だ。本当にひどい時は死にたいと思っていた」と話す。しかし、そんな状況が小学4年生でかわる。母親は「学校に行かせたいというよりも、子どもが大事だという気持ちになった」と心境の変化を語った。よっちゃんは「障害は敵でもないし、このまま生まれてしまったからしょうがないから向き合おう」と今の気持ちを話した。

この子は前回も登場したかな。
母親は子供の「障害」と「障害のないその子そのもの」みたいなものを別枠で考えていて、「悪いのは障害だ。この子は悪くない」的な。
「罪を憎んで人を憎まず」的な感じかなと思ったけど。
でも子供の方は「障害も全部ひっくるめて自分」みたいな。
前にも他のところで書いた気がするけど、私も「障害のない自己像」みたいなものはないんだけど、途中から障害者になった人の多くは「障害のない自己像」があって、そっちが「本来の自分」みたいな感覚があるらしい。
母親の方はそういう「障害のない自己像」みたいなものを想定しているんだろうな。
でも子供は私と同じで生まれつきなんだから「障害がある自己像」が「本来の自分」でしかない。

この子(よっちゃん)は「知れば楽になる」って言っていたけど、それは私もわかるな。
自分に障害があるってのがわからなかった時は「自分が他の人と違うってことを知らない」状態なので「同じはずなのになんで同じにできない?」とかすげぇ苦しんでいたし、周囲からもそういう非難を受けまくっていたけど「まるっきり違うもの」っていうのを理解した上で対応した方がはるかに生産的だ。
「普通の人はこのやり方が楽らしいけど、私はこっちの方が楽だな」とか、試行錯誤もできるようになっていくし。

VTRをみて岡田俊は「同じ方向同じ目線で状況を見ていたのが大きな変化につながった」と話した。阿部さんは「子どもを怒っているのは子どもを否定していることだったことに気づいた」と話した。船越英一郎は「彼の言葉に僕たちが受け取らなければならないヒントがたくさんある」と話した。子どもとの対応について振り返って阿部さんは「まず最初に行ったのは言葉掛けを変えて何で?という言葉を使わないようにした」と話した。コミュニケーションを変えると子どもが変わってきた。岡田俊は「お母さんが周りに対して体裁を整えるためになにかするのではなくて子どものやろうとすることを助けることが大事」と話した。

母親は子供を「なまけている」と思っていたそうな。
子供は自分でボタンを閉めるのが苦手で、それをガミガミ言っていたけど、手伝うようにしたり。
周囲からは「甘やかしている」って言われたって。
うん。
そういう周囲の無責任な言葉で親はボロボロなんだよ。
私も高校に入っても靴ひもが結べなかったけど、やっぱり後からできるようになったりもするし、顔もかなり大きくなるまで洗えなかったよなとか、親は大変だけど何よりも周囲の他人が「しつけもできない」だの「子供に甘いからダメだ」だの言うな!
親のしつけとかじゃないんだよ!
生まれつきカタワだからできねぇんだよ!

NHKハートネット 福祉情報総合サイトには発達障害の相談窓口・支援団体のリンクが貼られている。

発達障害 - テーマ別情報・窓口 | NHKハートネット

視聴者から「どうしたら新しい環境に早くなれることができるのか」という質問が来た。岡田俊は「まずどのような環境が苦手なのかを先生たちとすり合わせることが大事で、先生と情報を共有することが必要である」


続いての悩みは寄り添うパートナーに対する周りの声などがつらいなどである。阿部さんは「まだ、発達障害がメジャーではなかったので、全部しつけが悪いと責められ続けた」と話した。岡田俊は「当事者の親は自分のことを後回しにしてしまうので悪循環につながる」と話した。ピカ子は「ゴールに対して時間がかかるので焦ってしまい自分を責めてしまうので焦りを持たないほうがいい」と話した。船越英一郎は「教師が過度に向き合ってしまいそれが親に跳ね返ってしまうつらさもある」と話した。友利新は「第三者を入れるべきだと想う」と話した。

発達障害の子供の兄弟にもしわよせがって話。
発達障害に限らず、障害児が一人いると問題が発生する(「きょうだい児」と呼ばれるもの)ってっていうのはかなり深刻で。
うん。
私も自分の兄弟に多少なりとも負担を与えていたんだろうな。
そういう部分にまでサポートって回らないよねぇ・・・。

続いての悩みは発達障害はどんな病院に行けばいいかという悩み。岡田俊は「児童精神科か小児科の中の発達障害をみているところ」と話した。しかし、それらは数が少ないのが現状である。そのためかかりつけの小児科医に相談するのも一つである。病院に行くかどうかという目安は片付けられないなどが挙げられるが、どれも日常生活ではあることなので、日常生活に支障をきたす場合は病院に行ったほうが良い。

片づけられない
忘れ物が多い
じっとしていられない
コミュニケーションが苦手

というのが目安だけど「頻度」と「程度」が重要で日常生活に支障をきたせば病院へ。っていう。
「発達水準に不相応」な、同じ年代の同じ発達程度の人に対して日常生活に困難をきたしているかっていう。

続いての悩みは診断があってもなくても不安という悩み。岡田俊は「困難に直面するかもしれない中で、誰かが一緒に考えてくれる状況があるかどうかによって診断の意味合いが変わってくる」と話した。友利新は「薬も治療の1つである」と話した。

診断だけが伝えられても、そのあとのサポートに繋がらなきゃダメっていう。
その通りだけど、現状でロクなサポートもないし。

続いての悩みは発達障害を担任の先生にも理解してほしいという悩み。岡田俊は「同じようなことが達成出来るようにしてほしいが、特性を踏まえたような伝え方をお願いしたい」と話した。

親たちのつながりが教育の現場を変えつつあるといい、東京八王子では子どもたちが先生にまとわりついていたが授業が始まるとなつかれていた先生が教室の壁際から見守っていた。彼女は学校サポーターで、有償ボランティアとなっていたが、誰にでもサポートするのも特徴となっていて、先生からは安心感を持ってくれたことで取り組みが前向きになったと話していた。この取り組みは幼稚園で生まれてから10年以上進んでいて、専門家と意見公開することもあり、この輪が広がった形となっていて、サポーターの三浦さんは周りに助けられた感謝から、地域の子は地域の子だと思うようになり、みんなで見守る姿勢を作り上げようと頑張っていると話していた。

10年前には八王子市独自の制度として始まった学校サポーター制度だが、登録のためには大学での支援者養成コースの終了や、1年以上の市内での支援ボランティア経験や、研修の受講、特別支援学校などでの指導条件などの条件があったが、登録者数は現在561人にまでのぼり、市内のすべての小学校に見守る学校サポーターがいる。

VTRを見て船越英一郎は「教師の負担が増えるかもしれないが、この取組が増えたら素敵」と話した。岡田俊は「学校サポーターがいることで必要としている学びができるのが重要」と話した。友利新は「周りがわかっていれば支援の手を差し伸べられるかもしれない」と話した。阿部さんは「言われて助かったのは何困ってるの」と話した。

発達障害の子供に「何、困ってるの?」って言われてもうまく言語化して答えられるとは限らないけどね。
まあ「わざとやっている」「悪意がある」と受け取られて非難されまくるよりマシだけど。

視聴者からのメッセージが紹介された。メッセージについて友利新は「自分を認めてほしいのは特別なことではない」と話した。ピカ子は「自分を知ったほうが生きやすいという言葉が印象的だった」と話した。ごごナマ3時台の告知をした。

友利さんが「私たち普通の人間」って言っちゃったんだねぇ。
発達障害者は「普通じゃない人間」って思ってますよって意味かねぇ。
まあ、実際そう思ってんじゃないの?



posted by ひと at 17:50| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

「ごごナマ」で発達障害が取り上げられます

NHKの発達障害関連のページには全く紹介がされていないのだけれども。

ごごナマ「発達障害 親と子で考える」 - NHK
NHK [総合]2月13日(水) 午後2:05〜午後2:55(50分)
反響に応えて「発達障害」続編。本人はどんな気持ちでどんな苦手と向き合っているのか。私たちはどう理解し、接したらよいのか。専門医と当事者の母親が悩みを受け止め、苦手と向き合う工夫やサポートについて語る。●親と子で、苦手と向き合うために。特性を知り対処法を見つける、ペアレントトレーニング。●グレーゾーンの苦悩。相談先は?●家族への負担、連鎖。●周囲の接し方。私の「トリセツ」、インクルーシブ教育。

posted by ひと at 10:18| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月31日

小島慶子「苦しいあなたはここにいていい」発達障害を告白した彼女が語る社会の難しさ

小島慶子「苦しいあなたはここにいていい」 | 私たちは生きづらさを抱えている | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

この人は私と違って支えてくれる家族もいるし、周囲の人も暖かく迎え入れてくれているんだなと思うと、読んでも内容が全然入ってこない。
そもそも私はほとんどADHDがないタイプだから、この人とは困る部分とか全然違うだろうな。

解縛: 母の苦しみ、女の痛み (新潮文庫)



posted by ひと at 08:15| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月28日

定型発達者に対してわかりやすい話し方をお願いするということ

自分に障害があるってのがわかってから、自分で自分の「障害特性」みたいなものを徐々に理解していったワケだが、特に「対人」っていう面での問題が多く「自分がどうするか」ってのも無くはないけど「相手にどうしてもらうか」みたいなことがとても問題になるワケです。
で、中には稀にやさしい人もいて「どう対応してあげたらいい?」って言ってきてくれる場合がありまして。
私は生まれつきカタワなので「定型発達者だとどういう感覚なのか」は皆目わからないので、どう説明すればいいかが難しいワケです。
「遠回しな表現」が自分にとってはわかりづらいし、必死に意味を理解しようとして考えながら話をするので非常に疲れるのはわかっているので「遠回しな表現は避けて欲しい」「なるべくわかりやすく話してほしい」みたいなことは言うワケですね。
で、結果うまくいったことは・・・一度もありません!
男の人の話で分かりづらいってことはめったにないけど、特に女の人で頭の回転が速い感じの人はすごく遠回しな表現を多用することが多い。
結果半分ぐらいは暗号化されてしまっていて、話をしながら「これで合ってるかな?合ってないかな?ええい!イチカバチカだ!」みたいな感じで話を合わせている。
「『わかんない』って言えばいいのでは?」とお思いですか?
これも障害特性なんだけど、とっさに自分の考えをまとめて相手に伝えるということはできづらい。
「意味わかんないな」と思って考えていると妙な間があいたりしかねないけど、即座に私が反応を示さないと定型発達者というものは「否定の意志を示している」と勝手に判断してくれやがるというのを学習させられまくりなので、意味をわかっていなくても適当に返すのを反射的にしてしまう。

何で「遠回しな表現はわかりづらいから、わかりやすく話してほしい」みたいな「お願い」が失敗に終わるんだろう?って考えてみたのだ。
自分が相手からそう言われたとしたら?って考えてみたら、どう考えても難しすぎるなっていうことに気づいた。
普通に話をしながら「これって伝わりやすいだろうか?」とかずっと考えつつ話すって、難易度高いよね?
気を遣うし疲れるし「コイツと話たくないな」みたいになっても無理もないかなと。
自分は相手にそういう「無理難題」を要求していたんだなと。

特に女の人って「直接的な物言いをするのは相手に失礼」みたいな「暗黙の了解」があるんじゃないかと。
常に「直接的な表現をしないように」ってのを無意識のうちにやっているのに、私に「直接的な表現をしてくれ」って要求されても、それはとても対応しづらいことだ。
で、多分女の人たちは相手が女だと尚のこと遠回しな表現を多用するんじゃないかと思う。
無意識にだろうけど。
できれば私のことを「ニブい男」ぐらいの認識で話をしていただけるとありがたいんだけど。

「話が遠回しでわかりづらい」「言葉そのままの意味と、実際に相手が伝えたい内容が大幅に食い違う」みたいなのって、私たちだけでなく中国から来た人たちが「わかりづれぇよ!」って思っているっていう話をよく聞く。
多分中国の人だけでなく、海外から来た人の大部分がそう思うんじゃないかな。
「日本人の言ってることってわかりづれぇ!」ってことで。

私の場合、単に「意味を理解するのが難しい」ってだけでなく、言葉自体を聞き取るのがそもそも普通の人みたいにはできない。
ちょうど感音性難聴の人と似た感じに言葉が聞き取りきれない。
って言っても「感音性難聴だとどんな感じかわかんねぇよ!」だろうけど。
いきなり話しかけられても、一瞬相手の言葉が聞き取れないから何を言われているのかわからなかったりする。
この状況のタチの悪いところは「音は聞こえている」ので話しかけられているのはわかっている。
でも「言葉として聞き取ることができない」ので、相手は「ちゃんと聞こえているくせに!」ってなるワケで。
「音が聞こえている」のと「言葉を聞き取ることができる」ってのは別物ってのはご理解いただけない。
電話は最悪なんだよ。
頼るものが相手の「声」しかないじゃん。
私にとっては「ノーヒントで問題を出され続けている」みたいな感じ。
対面ならまだ「周辺情報」が多少はあるから、すげぇ疲れるけど何とかなるけど電話だと他の情報が皆無。
その上、これまた障害特性で「音で聞いても内容は次の瞬間、記憶から抹消される」っていうね。
電話で「では○月○日の○時に〜」なんて約束は危険すぎる。
メモを取れない状況だともう絶望的だ。
だからそういう何かを決めるようなやり取りを電話でするのはやめてほしいワケです。
事前にわかっていれば電話の近くにメモを置いておくけど、突然外にいる時に電話ってのはかかってくるワケで、そうなったらもう手の施しようがない。
まずいことに「普通の人間のふりが完璧にできる」っていう能力を身に付けてしまっているので、相手は普通の人っていう誤解して話を進めてくれやがるし、メモを取ることができる状況になるまで何百回も頭の中で内容を繰り返すっていう対応をするしかなくなったり。

結局どうしたらいいんだろう?ってことになると全く解決策が見つからない。
仕事で日本人と話をしなければならない外国の人たちだと、会話をしないようにってワケにもいかないだろうけど。
私は「音声言語を使用した会話」の機会を最小化するっていう方向しかないかなと思っている。
完全になくすっていうのはできない。
なくしたいと思って「手話を使えばいいじゃん!」みたいに一瞬思ったけど、自分が手話をマスターしても相手が手話を知らなきゃ会話ができない・・・。
うん。
ダメか。
やっぱり「筆談」かな。

posted by ひと at 10:44| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月23日

これって、大人の発達障害?―人付き合い、家事がうまくいかない理由

これって、大人の発達障害?―人付き合い、家事がうまくいかない理由



読んでみたので感想とか。

 今回、対象とする読者の方は、発達障害をもつ本人やそのご家族の方、これから医療機関で発達障害の診断を受けようとしている人、自分のパートナーが発達障害かもしれないと思っている人、ちょっと変わった人、何かしら生きづらさを感じている人、仕事がうまくできない人、そにょうな人たちを職場に抱えている上司や同僚、部下の方にも読んでいただきたいと思います。(はじめに)

そうだねぇ。
テレビなんかで盛んに「発達障害が〜」ってのをやっていて「ひょっとして自分も?」って思っている人とか、発達障害の診断を受けた人が家族とか職場にいるとか、そういう人にはオススメだと思うねぇ。
難しい専門用語みたいなのも出てこないし、内容がとてもわかりやすい。
だから、事前に何の知識もない状態で読んでも「へぇ〜そうなのか〜」みたいな感じで読めるのではないかと思う。

 自閉症スペクトラム障害の人のなかには、体温調整や外気温を感じ取ることが苦手な人がいます。─中略─
 このような人は、発汗がうまく機能しないために体温調節ができず、暑さや寒さという感覚を感じにくいのです。(50頁)

すげぇ暑いとか寒いとかだとわかるんだけどね。
微妙だとわからない。
だから長いこと「全然眠れないけど原因がわからない」って状態が続いて、後からどうやら少し暑かったらしい、ってのが判明なんてことがあったり。
それ以来、暑くなり過ぎないように気を付けていたけど、気を付け過ぎて数日前まで夏物の薄い布団で寝ていて「また寝つきがすごく悪くなったなぁ」なんて思っていたんだけど、寒かったんだね・・・。
寒いって感じがしていなかったんだけど。

 狭い範囲内では結構きれいに片づいているので、自閉症スペクトラム障害の特徴の一つである、全体は見られても一部分を見ることが苦手という「木を見て森を見ず」の状態になっているのかもしれません。(54頁)

狭い範囲は片づけられるのだから「一部分は見られても全体を見ることが苦手」で、「木を見て森を見ず」になっているのではないかと?
実際、一般に言われている自閉スペクトラム症(っていう名称に変わったんだったよね?)の特徴として、全体を把握するのが苦手ってのがあったハズだし、私もそうだし。

心理学者のトニー・アトウッド先生は、アスペルガー症候群の人の最大の幸福について、
「よき理解と支援を提供してくれる、本物のパートナー(配偶者)との結婚(事実婚も可)といえるかもしれない」(『当事者が語る異文化としてのアスペルガー』服巻智子編者、クリエイツかもがわ刊)
(83頁)

だから、そういうのがいない人はどうしろって!
一生不幸でいろってか!(激怒)

 自閉症スペクトラム障害の人の感情修復方法の出方は、三つのタイプに分かれます。(118頁)

「感情修復方法」って話は他の本では見たことがないな。
この本によると「一人になるタイプ」「壊すタイプ」「自分の興味のある世界に浸るタイプ」の三つがあるそうだけど、自分がどのタイプかっていうのを把握しているとストレスのコントロールに役立つということで。
で、考えてみたけど、自分がどのタイプなのかも全くわからない。
「これをやれば落ち着く」「これをやれば安心」みたいなのがないな。

自分のタイプが把握できない人は、周囲の人に頼んで記録をしてもらってください。(121頁)

身近に助けてくれる人がいる前提で書くのやめれや!(激怒)
そんなの頼める人なんかいるわけなかろう。

124頁から自尊感情を上げる方法みたいなのが書いてある。
他人と自分に感謝の手紙を書けと。
感謝の手紙を書きたいような他人もいないっていうか、他人と極力かかわり合わないようにして生活しているからな。
自分に対して感謝の手紙を書かないけれども、私は最近は年中自分で自分の能力に感謝しまくって生活しているのだけど。
日常的にいろいろ大変ではあっても、それなりに家事なんかも自力でやれたりとかってのは「それができる能力が自分にあってとてもありがたい」みたいに感じまくっている。
でもね、自尊感情なんてものはないよ?

 夫は小学生のころからパソコンに対して強い興味がありました。周囲からすればちょっと変わった子どもでしたが、今ではその興味関心を活かして、プログラミングやシステム構築の仕事をしています。強い興味が自分のいいところとなり、仕事に活かせているのです。(128頁)

単に運がいいだけだと思われ。
そういう「職業として役に立つ」能力が身につくパターンってのはごく稀。
この本にも「仕事に活かせなくても趣味として楽しみましょう」ってのが書いてあるけど、その程度にしかならない人が大半だろうなぁ。
運よく「職業として役に立つ」種類の能力が身についたとしても、社会生活(決まった時間に通勤する、職場の人と意思の疎通を図る)みたいなのが全然できないとかだと、雇ってもらえる可能性がすげぇ低そうだし。

 発達障害をもつ人のなかには、普通の人が話す言葉、つまり日本語独特の言い回しや、含みがある表現、敬語や尊敬語などを話すことが難しい人がいます。そして自分なりの独特な言語や言い回し、つまり自分だけの「第一言語」をもっています。(130頁)

そんなのはないかなぁ。
結婚していた時に事実上会話を禁止されていたので、結婚して一年ぐらいでほとんど言葉をしゃべれなくなったんだけど、野良猫を追い払うときとか、とっさに何か声を出そうとしたら意味不明な唸り声みたいなのしか出なくて、自分で自分に驚いたことがあったから、私の第一言語は言語としての体裁も持っていないってことかな。
多分、犬とか猫とかみたいなのなんだろう。
そんなのが無理して人間の言葉をしゃべってんだから、そりゃあ疲れるよね。

自助会を作る手順なんかも書いてある。
こういうのも他の本では見かけなかったな。

 また、自分のことを自分でできるということは、発達障害の人にとっては自分自身への大きな自信にもつながります。(161頁)

そんなことは一切ない(キッパリ)
昔から「なんでもできてうらやましい」ぐらいのことを言われるけど、好きでやれるようになったワケじゃなく、誰も助けてくれないからやれるようになったことばっかり。
だから「できない」って言っている人がうらやましい。
「誰かがやってくれてきた&今も誰かがやってくれる」ってことだもんね。
私は自分が何にもできなくても、常に助けてくれる人がいる状況を望んでいる。

今の私にとってこの本は「ここが役に立った」みたいなのは別段ないけど、この本を読んでいてより詳細に知りたい個所があったら、他の本なんかも紹介してくれているし、いい本だと思う。

posted by ひと at 20:10| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月12日

「発達障害って何だろうスペシャル」の再放送他の放送予定

NHKのサイトに「発達障害って何だろうスペシャル」の再放送のお知らせが出ていたのでそれをご紹介する。
NHKのサイトの方にはなぜか出ていないけど前にご紹介したのともダブるけど「“普通”って何だろう?」の再放送の情報も載せる。


発達障害って何だろうスペシャル
12月28日(金)午後3:08〜 総合
(本放送:11月24日(土)午後9:00)
※放送予定は変更になる場合があります


発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「ASD“感覚過敏”」
12月14日(金)【13日深夜】 午前3時50分 〜 3時55分 総合
12月15日(土) 午後4時10分 〜 4時15分 総合

発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「LD“読み書きが苦手”少年編」
12月16日(日)午後1時55分 〜 2時00分 総合

発達障害を生きる



posted by ひと at 19:28| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

また「“普通”って何だろう?」の再放送があるようです

全然NHKのサイトの方には情報がないけど、ここのところチョロチョロと放送されるな。

発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「ASD“感覚過敏”」
12月14日(金)【13日深夜】 午前3時50分 〜 3時55分 総合
12月15日(土) 午後4時10分 〜 4時15分 総合


大昔に全文掲載したヤツと同じ内容かと思われるので、詳しい内容はこちら

posted by ひと at 21:25| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月03日

NHKの「発達障害キャンペーン」まとめに追記しました

「ニュースウオッチ9」の情報が出ていたので追記しました。

posted by ひと at 20:53| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12月7日に発達障害関連の番組が放送されるようです

って言っても再放送な上に短いヤツだけど。
NHKのサイトには載っていないようだけど、内容は以下の通り。

発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「LD“読み書きが苦手”少年編」
12月7日 (金)午前3:50 〜 3:55 (5分) NHK総合


大昔に全文掲載したヤツと同じ内容かと思われるので、詳しい内容はこちら


posted by ひと at 19:48| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月28日

NHKの「発達障害キャンペーン」まとめ(12月3日追記)

まだ再放送が残っているのとかもあるけど、一応先週で終わったことになっているっぽい。
どんどんご紹介していったけど、見づらい状態になっていると思うし、全文書き起したヤツとか書き起してないヤツとか混在しているし、もっとわかりやすくご紹介しなおそうかなと思うけど、どういうふうにするとわかりやすいのかがようわからんけど。
リンク先のページも、内容が古くなっているから直した方が見やすいかな?っていうヤツは更新した。

「発達障害キャンペーン」特設サイト
11月19〜11月25日の放送予定

これに掲載されていないものも紹介する。

リンクミスなんかもあるかも知れないけど、とりあえずこれで一旦アップしておく。
修正はまた後日。


テレビ番組


◆アニメシリーズ「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送
今は放送は終了したっぽい。
掲載内容:各シリーズの全文書き起こしページへのリンク


◆ニュースウオッチ9 [総合]
11月19日(月)午後9時00分〜10時00分
「キャンペーン 発達障害って何だろう」

NHKのサイトに概略あり


◆あさイチ [総合]
NHKのあさイチのホームページ

11月19日(月)午前8時15分〜9時52分(枠内)
「特集 気づいてスッキリ!女性の発達障害」

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月20日(火)午前8時15分〜9時52分(枠内)
“発達障害のピアニスト” 野田あすか

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月21日(水)午前8時15分〜9時52分(枠内)
発達障害 災害時のケア

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月22日(木)午前8時15分〜9時52分(枠内)
発達障害 反響編

掲載内容:回答部分はだいたい全文掲載


◆視点・論点 [Eテレ]
11月19日(月)午後1時50分〜2時
再放送 [総合] 11月20日(火)午前3時50分〜4時
「発達障害と共に生きる」

掲載内容:NHKの全文掲載ページへのリンク


◆きょうの健康 [Eテレ]
NHKのきょうの健康のホームページ

11月19日(月)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月26日(月)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害「注意欠如・多動症(ADHD)」

11月20日(火)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月27日(火)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害「限局性学習症(LD)」

11月21日(水)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月28日(水)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害「自閉スペクトラム症(ASD)」

掲載内容:「全力サポート!子どもの発達障害」の各番組の概要が掲載されたNHKのサイトへのリンク

11月22日(木)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月29日(木)午後1時35分〜1時50分
あの人の健康法「栗原類」

掲載内容:概要が掲載されたNHKのサイトへのリンク


◆ハートネットTV [Eテレ]
NHKのハートネットTVホームページ

11月20日(火)午後8時〜8時30分
シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”第1回「少年院の現場から」
(2017年5月30日に放送したもののアンコール放送)
NHKのサイトに全文あり
掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月21日(水)午後1時05分〜1時34分
「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」
(2018年11月14日に放送したものの再放送)
掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介

11月21日(水)午後8時〜8時30分
再放送 11月28日(水)午後1時05分 〜 午後1時35分
シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”第2回「出所、そして社会へ」
(2017年5月31日に放送したもののアンコール放送)

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介


◆NHKスペシャル [総合]
NHKのNHKスペシャルのホームページ
11月20日(火)午後11時55分〜0時44分
「自閉症の君が教えてくれたこと」(2016年12月11日に放送したものの再放送)

掲載内容:全文掲載


◆u&i [Eテレ]
NHKのu&iのホームページ
11月21日(水)午前9時〜9時10分
#4「なんで覚えられないの?(読み書きの苦手)」

掲載内容:全文と動画が掲載されたNHKのサイトへのリンク


◆ラン×スマ〜街の風になれ〜選  [総合]
※関東甲信越(茨城を除く)以外で放送
NHKのラン×スマのホームページ
11月21日(水)午前11時05分〜11時30分
「キラリ!市民ランナーファイル第2弾」

放送されていない地域に住んでいるので見ていないので記事はアップしていない。


◆ごごナマ [総合]
NHKのごごナマのホームページ
11月21日(水)午後2時05分〜2時55分
「発達障害を知る ふつうってなんだろう?」

一応見たけど特に記事をアップしていない。


◆クローズアップ現代+ [総合]
NHKのクローズアップ現代+のホームページ
11月26日(月)午後10時〜10時25分
「企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革▽業績アップ」

掲載内容:全文掲載
NHKのサイトにも全文掲載されていた


◆おはよう日本 [総合]
NHKのおはよう日本のホームページ
11月22日(木)午前7時台

掲載内容:全文が掲載されたNHKのサイトへのリンク


◆ウワサの保護者会 [総合]
NHKのウワサの保護者会のホームページ
11月22日(木)午前11時05分〜11時29分※首都圏、東北地方以外で放送
11月24日(土)午後0時30分〜0時54分
「発達障害かも…どうすれば?」(再)

一応見たけど特に記事をアップしていない。


◆所さん!大変ですよ [総合]
NHKの所さん!大変ですよのホームページ
11月22日(木)午後8時15分〜8時43分
再放送 11月29日(木)午前4時02分〜4時30分(再)
「誕生!?伝統工芸の救世主」

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介


◆発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?
「LD“読み書きが苦手”少年編」
 [総合]
11月23日(金・祝)午前3時50分〜3時55分
掲載内容:全文掲載


◆発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?
「ASD“感覚過敏”」
 [総合]
11月23日(金・祝)午前6時25分〜6時30分

掲載内容:全文掲載


◆インタビューここから「武田双雲」 [総合]
11月23日(金・祝)午前6時30分〜6時53分

掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介


◆すくすく子育て×ウワサの保護者会 [総合]
※四国地方では別番組を放送
NHKのすくすく子育て×ウワサの保護者会のホームページ
11月23日(金・祝)午前11時00分〜11時54分
「ちゃんと知りたい!子どもの発達障害」(再)

一応見たけど特に記事をアップしていない。
NHKのサイトに全文じゃないっぽいけど、だいたい紹介されている。


◆ドキュランドへようこそ! [Eテレ]
NHKのドキュランドへようこそ!のホームページ
11月23日(金・祝)午後10時〜10時49分
「オレグの自立〜発達障害と向き合う青年の物語〜」

一応見たけど特に記事をアップしていない。


◆地球ドラマチック [Eテレ]
NHKの地球ドラマチックのホームページ
11月24日(土)午後7時〜7時44分
「泳げ!ハンマーヘッズ〜ちょっと特別な僕らの水泳部〜」

何でかわからないけど見てもいない。


◆発達障害って何だろうスペシャル [総合]
11月24日(土)午後9時〜9時49分
掲載内容:番組内容を一部抜粋で紹介と、NHKの収録後のインタビューへのリンク


◆今夜も生でさだまさし [総合]
NHKの今夜も生でさだまさしのホームページ
11月25日(日)午前0時05分〜1時35分(土曜深夜)

番組内ではほんのわずかしか取り上げていなかったし、特に記事はアップしていない。


◆目撃!にっぽん 選 [総合]
NHKの目撃!にっぽん 選のホームページ
11月25日(日)午前6時15分〜6時50分
「“心の街並み”を描く〜アーティストAju〜」

これも見てもいないな。


◆バリバラ [Eテレ]
NHKのバリバラのホームページ
11月25日(日)午後7時〜7時30分
再放送 11月30日(金)0:00〜(木曜深夜)
「2人の怒れる男」

記事はアップしていない。
NHKのサイトにだいたい全文掲載されている。



ラジオ番組


◆すっぴん! [ラジオ第1]
NHKのすっぴん!のホームページ

11月19日(月)午前8時05分〜11時50分(枠内)
すっぴん!インタビュー「“選択的発達者”として生きる」
特別企画「発達障害って何だろう」

11月20日(火)午前8時05分〜11時50分
こそだてカフェSP「発達障害・子育ての悩み」

11月27日(月)午前8時05分〜11時50分(枠内)
こそだてカフェSP「発達障害・子育ての悩み」

掲載内容:NHKの聞き逃しを聞けるサイトへのリンク

      19・20日の分 27日の分


posted by ひと at 21:33| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月27日

NHK ラジオ第1「すっぴん!」で今日放送された件と前回の分の件

NHKの発達障害関連番組の放送予定には掲載されていなかったけど、今日もラジオで発達障害のことを取り上げていた。

すっぴん!|NHKラジオ第1
毎週月曜〜金曜 午前8時05分〜11時50分

「聞き逃した!」っていう方もご安心を。
↓から聴くことができます。
プレーヤー | NHKラジオ らじる★らじる

こそだてカフェスペシャル 梅永雄二さん (早稲田大学教授)
発達障害についての話はこの中の最初の4分あたりから23分あたりまで。
これは12月4日(火) 午後6:00配信終了なのだけど、それが聞けなくなっても聞けるように別のところに掲載される予定。
そっちがアップされたらまたご紹介する。


で、この番組の前回の放送は、放送予定にも載っていたのでご紹介したけど、ずっと聞ける状態のものがアップされたのでそのリンクをページの下の方に追記しました。

NHK ラジオ第1 すっぴん!

よくわかる! 自閉症スペクトラムのための環境づくり (ヒューマンケアブックス)



posted by ひと at 19:43| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK クローズアップ現代+ 企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革(修正しました)

昨日の夜にやっていたヤツ。
11月21日に放送予定だったのが理由は知らないけど延びたっていう。
一通り全文書き起こしてみました。

11月26日(月)午後10時〜10時25分

企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革 - NHK クローズアップ現代+
15人に1人ともいわれる発達障害。高い能力を持っていてもコミュニケーションが苦手なことなどから職場で孤立しがちだった。しかしいま、人手不足に加え、きちんと能力を引き出せば大きな戦力になることから企業のニーズが高まっている。なかには発達障害の人材活用に成功し業績アップにつなげるIT企業も現れた。ポイントは、障害の特性にあわせて社内環境を変えたり柔軟に休暇が取得できたりする多様な働き方を受け入れるきめ細かな配慮だ。他にも、特定の仕事だけを担当させられたりして意欲を失う人が多かった反省から、キャリアアップの道を開いた衣料関連の会社も登場するなど、能力を引き出すノウハウが蓄積され始めている。企業で潜在能力を発揮し始めた発達障害者の姿を紹介する。

(VTR)
先月開かれた企業向けのセミナーです。
席を埋め尽くす各社の人事担当者。
注目するのおは、発達障害のある人たちの雇用です。
大手機械部品メーカー「何しろ市場にたくさんいますので、今ならよい人材を選んで採れると」
今、発達障害のある人たちが急速に活躍の場を広げています。
発達障害のある社員「ADHDですね。アスペルガーと。集中がもたずに、いろんなところに注意散漫なところがあるので」


発達障害
生まれつき脳機能の発達に偏りがある障害。
「コミュニケーションが苦手」「注意力に欠ける」など、一般の職場になじむのが難しいとされてきました。
しかし、人手不足に加え、障害者の法定雇用率が挙げられたことで積極的に採用する企業が急増しているのです。


法定雇用率:民間企業・国・地方公共団体に義務づけられる従業員に占める障害者の割合

発達障害のある社員「信頼していただけるからがんばろう、貢献しようという思いが出てくる」

一方、就職してもおよそ3割の人が1年以内に辞めています。
周囲に障害を理解されず、仕事とのミスマッチに悩む人も少なくありません。
発達障害のある男性「段取りを組むのがすごい苦手なところもあるし、うっかりミスがちょっと」
発達障害のある女性「どう伝えたらいいのかな。『健常者の苦手』と『発達障害者の苦手』の違い」
15人に1人とも言われ私たちの周りに当たり前のようにいる、発達障害のある人たち。
職場で、それぞれが能力を発揮するために何が必要なのでしょうか?


就労支援事業所Kaien(東京・秋葉原)

発達障害のある人の就労を支援する事業所です。
男性「書類の発送、宛名書き、昨日の引き続きでよろしくお願いします」
利用者の多くは一度就職したものの様々な事情で辞めた人たちです。
ここで苦手なビジネスマナーや職場でのコミュニケーションなどと学び再就職を目指します。
竹内賢太さん(24)です。
以前、飲食関係の仕事に就きましたが1年半で辞めました。


広汎性発達障害のある竹内さん
【強み】 こだわりが強い 仕事が丁寧
【弱み】 十何な対応が苦手


前の職場では同時に複数の仕事をこなす調理場の補助を任されたといいます。
竹内「人間関係が難しく『一度説明したから覚えろよ』みたいな感じ。『君ができないせいで、ひとつずつ周りがまかなっている』『できないから周りがやっちゃってるんだよ。君のせいで遅いんだよ』っていう感じで、しょっちゅう言われてました」


企業向けの勉強会

雇用する側も発達障害の社員が辞めていく現状に焦りを感じ、この事業所に相談にやって来ます。
企業の人事担当者「(その人の特性を)どう受け止めればいいんですか?」
企業の人事担当者「(職場に)慣れていく、適応していくものですか?訓練することによって」
Kaienエリアマネージャー大野順平「できればやっぱり凸凹も含めて、みなさんには肯定的に受け止めて欲しいなというふうには思っていて」


大野「発達障害ってこういうものでしょみたいな決めつけというか、発達障害の方々の多様性みたいなものを正しく受け止めるのが難しかったりするのかなと」
会社と障害のある人とのミスマッチをなくすため、事業所が進めているのが雇用前実習です。


がん研有明病院(東京・有明)

この日、竹内さんは清掃の仕事を募集する病院に招かれました。
実際に働いて互いに仕事の内容を確認、障害の特性と、どの作業が向いているのか見極めます。
女性「マニュアルをお渡ししておきます。これはベッド清掃のマニュアルです」
(写真付きマニュアルを見せる女性)
病院は事前に竹内さんが口頭での指示は苦手と聞き、一目でわかるマニュアルを用意していました。
男性「ここから下まですべて」
竹内「はい。わかりました」
業務内容を具体的に示せば、竹内さんはテキパキとこなすことができました。
竹内さん自身も、丁寧でこだわりが強い自分の持ち味が生かせそうだと感じました。
竹内「こういう機会があれば、最初に失敗も含めてチャレンジができるのはいいと思います。患者様が気持ちよく過ごせるようにしたいな」


この就労支援の取り組みにより就職1年後の定着率は95%を超えています。
雇用する側にとっても、具体的にどう迎え入れればいいのか分かると好評です。
がん研有明病院 人事部 西田尚美さん「実習する方がどれくらいサポートが必要で、私たちでどれだけフォローできるか、企業としては対応できる力というものを事前に備えることができることができるのかなと思っております」


(スタジオ)
武田真一アナウンサー「今日は作家の市川拓司さんにお越しいただいています。ご自身も発達障害であることを公表されています。まぶしい光や大きな音が苦手ということで、きょうはスタジオの照明、少し落としていますけれども、本番始まって大丈夫ですか?」
市川「このぐらいならば、なんとか大丈夫です。よろしくお願いいたします」
田中泉アナウンサー「現在、日本で発達障害のある人たちは診断を受けている人だけで、推計48万人。その他診断を受けていない人を含めますと10倍以上いると言われています。その障害ですが、このように主に3つのグループがありまして、これがそれぞれ重なることもあります」


ASD(自閉スペクトラム症)
・対人関係が苦手
・強いこだわり・感覚過敏

ADHD(注意欠陥・多動症)
・落ち着きがなく
・うっかりミスが多い

LD(学習障害)
・文字の読み書きや
・数字の計算が苦手


武田「ちなみに市川さんはこのうちどれに当たるんですか?
市川「もう全部ですね」
武田「全部ですか?」
市川「要はこだわりが強いとか、あるいは何だろう?孤独癖が強いとか、対人関係が苦手っていう自閉スペクトラムで、ASDってヤツですね。多弁、多動、落ち着きがない、物忘れがひどいっていうのはADHDですね。あと、文字を書くのが非常に下手くそで、文章書くときに、紙に穴開けちゃうぐらい、もう、鉛筆で書いてると、芯の先が折れちゃうぐらい、ちょっとぎこちなさがあって、それはもうLDだって言われてますね」
武田「小さいときは何か高いところから飛び降りるのが大好きだったと」
市川「今も大好きです」
武田「今もですか?それはADHDの、なんですかね?」
市川「もう5mぐらいの所から、中学の時、校舎の3階から飛び降りようとしたことが」
武田「大変ですね」

田中「最初にご説明されていたASDは、よく耳にします『アスペルガー症候群』『広汎性発達障害』も含まれます」
武田「という市川さんなんですが、ベストセラーの『いま会いにゆきます』も書かれて今や、本当に人気作家のひとりなんですけれども、実はその前に出版社で3か月、税理士事務所で実に14年、サラリーマン生活を経験されたと。これ大丈夫だったんですか?やっぱりご苦労されました?」

いま、会いにゆきます (小学館文庫)



市川「全然ダメです」
武田「どんな?」
市川「出版社を三月で辞めてますから、とにかく社会人いなって最初にもう、ぶち当たったのが大人社会という建前と本音とか、あるいは理不尽な規則とか、規則のための規則みたいな、本当に自分の中ではちょっと信じられないような社会だったものですから、常に上司に『これは間違ってるんじゃないか』とか『こんなことやってたら、この会社、ダメになる』とか」
武田「言っちゃうワケですか?」
市川「新入社員のくせに、我慢できないんですよ。そういうことがね。それで、もちろん上からも怒られて、これはお互いのためによくないなと思って、これは最初のボーナス貰う前に辞めないと申し訳ないなと思って、三月で辞めちゃいました」
武田「そのあと、でも14年間、税理士事務所で働かれてたんですよね」
市川「こっちは逆に、組織はダメだと思って、とにかく人の少ない所。だから税理士先生とあと事務員の2、3人ぐらいしかいない。だからこうなると、対人関係は問題ない、何とかできるだろうと思って入ったんだけど、そうしたら今度はADHDのほう、注意欠陥多動障害のほうのケアレスミスの連発。本当に入ったとたんに相当なミスをしでかして。だから逆に言えば、ずっと雇っていただけたことのほうがすごいことだなと思います。14年間、自分が続けられたというよりは、よく雇っていただけたと思いますね」

田中「NHKに寄せられた発達障害のある人たちの声です」
・障害の特性への理解が進まず「ワガママ」と言われ 傷つきます
・コミュニケーションが苦手で怒られっぱなし 社会に出るのが怖くなりました
田中「他にも『期待されず、仕事内容が限定的、もっと活躍の場が欲しい』といった声もありました」

武田「上司から怒られながらというお話でしたけど、それでも働かなきゃいけない。何を支えに生きてこられたんですか?」
市川「何を支えにというよりは、まずは子供の時に母親が、とにかく俺なんかよりもはるかに破天荒な女性で、彼女がもう『何をやってもいいんだよ』『お前は間違ってないんだよ、違うだけなんだ』と」
武田「否定されなかった?」
市川「否定されなかったというよりは『もっとやれ』って。『私だったらもっとこうやるよ』。すっごい母親の、ちょっと破天荒な、またそれも育て方ですけれども、それによってもう、鋼の自尊心みたいな、ダイヤモンド級の自尊心が育ったもんですから、やっぱり叱責を受けたり、失敗しても何かへこたれない、非常にメンタルな強さというのを何かそこで育まれたって感じありますね。それは母親、教育するなんていう概念は全くない人でしたから、何て言うのかな。ラッキーだったとしか言いようがないんですけど」


やっぱりこの手のうまくやれている人って「親のおかげでちゃんと自尊心が育ちました!」ってタイプの人が圧倒的に多いなと思うのだが。
それができなかった人が大部分だと思うけど、できなかった私たちは一体どうしたら?
こういうのを見ても、その解決の糸口は存在しない。

武田「奥様の存在も大きかったとお伺いしましたけど」
市川「結局、社会人って理不尽なこととか、あるいは自分のミスのことでいつも悩むと、全部、心身症として今度は体に出るようになったんですね。心は折れないんだけれども、体の方が折れてしまって。胃が痛いとか。だからもう、毎朝事務所に行く途中に、お腹を下してしまって、それからまた出社、みたいな。そういうのの状態になった時に彼女と結婚して、食事とかあるいは香りを使ったケアとか、いろんなものをやってもらって、だんだんと自分の状態をよくしていったという感じですね」


うん。
私も職場で部下全員から無視されたりして、どんどん体調がおかしくなって最終的には退職に追い込まれたけどね。
誰も支えてくれなかったよ。
で?
そういう支えてくれる人がいない人はどうすれば?
それ以降、私は酒を飲み続ける生活になったワケだが。
他にどうにもしようがないでしょ?

武田「発達障害の特性を生かして会社の成長につなげようという取り組みも一部の企業で始まっています。ご覧ください」

(VTR)
グリービジネスオペレーションズ

この会社は先日の発達障害って何だろうスペシャルでも取り上げられた会社。
そっちには社長へのインタビューもあるので、そちらもどうぞ。
番組中での取り上げ方は今回の方が詳しい感じ。

オンラインゲームやSNSサービスで知られる大手IT企業の子会社です。
社員の7割に当たる36人に発達障害があります。
かつて発達障害の社員にコピーや資料作成などの事務作業を任せていたこの会社。
5年前、障害の特性を生かした経営に切り替え、事業規模の拡大につなげました。

グリービジネスオペレーションズ・福田智史社長「福祉の意味で障害者を雇用していると、雇用していることが目的になりがちなんですね。戦力化させることで、より持続可能になるのが一番のポイントかなと思います」
広汎性発達障害のある女性「視覚過敏がありますので、色に関していろいろと気になってしまうので、1つのものへのこだわりが強く、視界に入るものに過敏に反応してしまいます」
入社当初の業務はデータ入力。
しかし会社は女性の特徴を強みと考えゲームキャラクターの色付けを任せました。
女性「わかりますかね?こっちが青っぽい緑で、こっちが黄緑色の緑。(黄緑色の緑は)明るく見えすぎてしまうかなって」
微妙な色合いにこだわった繊細で独特なデザインに持ち味を発揮し、今では看板商品の政策を担うまでになっています。
女性「発想がいい意味でも悪い意味でも少数派ということが多いので、色でも『これだったらこう』みたいな王道があったとしたら、そうじゃないところから見られるという視点が私の強みだなと」


この男性は1対1のコミュニケーションが苦手。
入社当初の業務は書類のコピー作業でした。
しかし会社は男性が情報を図やテキストにまとめる力に秀でていることに注目。
1600人が働く、グループ全体の人事マニュアルの製作を任せました。
広汎性発達障害のある男性「あちこちにある情報を1か所にまとめて整理したりですとか、手順を明確化したりといったところは、特に自分の強みが生かせるのかなという」

社員の能力を最大限に引き出すため、この会社が力を入れるのがきめ細かな環境作りです。
聴覚が過敏で周りの音が気になる社員には、ヘッドホンを提供。
電話で話すことが極度に苦手な社員が多いため、思い切って電話を置くのもやめました。
さらに1日30分の有給仮眠など障害のさまざまな特性にフレキシブルに対応できるようにしています。
こうした配慮をすることが、結果的に会社全体の業績アップにもつながると考えています。

福田社長「投資をして、能力を引き出してあげる。そこから仕事を継続しながら成長していけるのが一番。多様な働き方が可能になってきたら、そもそも障害ではなくなると思う、発達障害は」


サザビーリーグHR

発達障害のある社員により高度な仕事を任せるため、独自の制度を作る企業も出始めています。
衣料品などを扱う大手企業の子会社です。
6年前から発達障害のある社員を積極的に雇用し、現在およそ60人が働いています。
最近『モチベーションが上がらない』と離職する社員が出始め、危機感を募らせていました。

サザビーリーグHR・宮下茂樹部長「状況が激変しているので、われわれが仕事ができるスタッフを選ぶスタンスだったのが、仕事のできるスタッフに選んでいただく立場になってしまっているので『成長したいんだったらうちに来てやろうよ』というような場所が示せればなっていうところですよね」
そこで今年度、新たなキャリア制度を導入しました。


「リーダー職」制度
・マネジメントに挑戦したい社員登用
・手当 毎月5000円
・管理職への道も


リーダー職を目指している入社6年目の山田翔太さん(仮名)です。
これまで一貫してパソコンでの作業を担当してきましたが、新たなステップに踏み出したいと思うようになりました。
山田「コピーとペーストを延々と繰り返すのがメインで『AIがいれば自分たちいらないよね』みたいな話になるのが怖かったですね。霧の中で働いていたみたいなところがあったんですけど『リーダーでどう?』みたいな話になると2年、3年、5年、もしかしたらこっちの方向でやってけるかもっていう、ちょっとモチベーションになりました」

発達障害のあるメンバー8人を率いることになった山田さんは苦手意識のあったコミュニケーションを取る努力も始めました。
この日の仕事は、商品の口コミ調査。
後輩に進め方を直接伝えます。
山田「検索キーワードを4種類から5種類いないでやってみて欲しいんです。個人の主観で選定してもらっていいので」
(困惑する後輩)
山田「変えます、変えます。この二つ、一つずつ・・・」

相手の反応を見て、指示の出し方も工夫。
仕事を続けることに前向きな気持ちが持てるようになりました。

山田「目標が与えられたのは大きいと思います。あんまり障害者枠にあてはめられたくないというのはありますから。もうちょっと(上を)目指してみようかなと」

更にこの会社では去年から発達障害のある社員を、本人の希望を踏まえながら親会社に派遣する制度も導入しました。
職場にうまくマッチすれば、完全に転籍。
給与の水準は上がり、手がける仕事も大きくなります。

2か月前から本社のIT部門で働いている発達障害のあるこの女性。
この日、社内向けの大きなプレゼンの仕事を任されました。
サザビーリーグ・石橋晃部長「このツールの説明、資料の説明なんですけど、お願いできないかなと」
広汎性発達障害のある女性「はい。すごい大役なので、どこまでつとめられるかというのが正直あるんですけど」
石橋部長「大丈夫、大丈夫」

会社側は本人の能力を見極めて仕事を任せることで、戦力としての可能性が広がっていくと感じています。

石橋部長「やれると思っていることはやってもらう。チャレンジして無理だったら『無理ですね』って『じゃあ、1個ハードル下げていきましょうか』みたいなのは普通の人でもある話ですよね」
広汎性発達障害のある女性「信頼していただけるからこそ、こちらも『頑張ろう』『貢献しよう』という思いは出てくるっていうのはすごくありますね」


(スタジオ)
武田「最近、障害者雇用の水増しの問題もありましたけれども、今ご覧いただいた企業は、発達障害のある人たちを戦力というふうに位置付けていました。多様な働き方ができれば、もやはそれは障害ではなくなるという発言もありましたけど、どういうふうにご覧になりました?」
市川「その通りだと思いますね。だから、それがわかっている会社っていうのは、これからやっぱり可能性が広がっていくと思いますね。自分が思うには、障害というよりは、これは一つの個性っていう言い方もありますけれども、それだけじゃなくて、やっぱり能力の一つの現れ方の違いであったりとか、あるいは価値体系の違い。それが例えば、発達障害と言われてた人たちが、それがマイノリティーであるがゆえに、マジョリティーの基準から見れば、それを障害と呼ばれるだけで、それがもし逆転したらば、もしかしたら見方が変わってしまうかも。それは数がね、逆転したら変わってしまうかも知れないぐらいに思ってます」
武田「最近、バリバリ働いていないと生きる価値もないというふうな空気も、社会にあると思うんですよね。そういった中で苦しんでらっしゃる発達障害の方、たくさんいると思うんですけれども、市川さん、そういう方々にどんなことを伝えたいですか?」
市川「根本的にご自分でそうやって思ってしまうのは、結局、周りからも言われるからだと思うんですけれども、その周りのそういうものの言い方っていうのは、本質的に何か人間っていうものを捉え間違えている。生産性とか、それこそどれだけのお金を生み出す力があるのかで、その人間を見るっていうのは、もう今の資本社会の比較的新しいものの見方で、もともとは人間っていうのは、人として生まれて人として生きている限りは、もうそれだけで価値があるんだ、尊いんだと。そういうふうに自分自身も思うべきだし、あるいは周りの人間に対しても、そう思うべきであって、それが人間のやっぱり何て言うのかな、最も本質的な本来のものの考え方だったはずなんですよね。それが変わってしまったという気がしますね」
武田「そういう考えに今、立ち返るっていうことですね」
市川「だからやっぱり近代社会になって、そういう価値観がまた薄れてきたところで、また新たに想像力とか働かせて、そういう発想の転換をしていくべきなんじゃないかなと思いますけど」
武田「そうやっていろんな人たちの力を合わせることで、また社会や、社会も新たな発展ができるかも知れないわけですね」
市川「それが最近はやりのダイバーシティーっていう言葉ですよね」
武田「今日はありがとうございました」

武田「さまざまな可能性を秘めた発達障害のある人たち。その能力を生かして、更に大きく飛躍してもらおうという取り組みも始まっています。


発達障害 組織を超え 飛躍する人も

(VTR)
発達障害のある人が通う
就労支援事業所 ギフテッドワークス
初心者にプログラミングなど、さまざまな技術を教える
次々と秘められた才能"が開花している


(画面を見ながら体を上下させている男性に対して)
インタビュアー「何をしてるんですか?」
男性「よけようとしているんです。老人向けにリハビリを促す目的で前屈運動をやるゲームです」

皮膚に触れるものに過敏に反応する男性が開発したのは─
「肌への刺激が少ない服」
自身の特性を生かした
男性「内側には肌にあたるものが何もない。縫い目が肌にあたらないように外側にすべて出しています」

ここで才能を磨き、起業やフリーランスの道を選ぶ人も─
男性「いくらでもがんばれば挽回できる世界だと感じるので」

事業所を運営する河崎純真さんも発達障害がある
仲間とともに既存の価値に縛られない新しい社会の実現を目指す
ギフテッドワークス・河崎純真代表「ちゃんと技術を身に付けて、どこでも活躍できるようになれば、時間や場所に依存せずに、この島国、日本に依存せずに世界に活躍の場が開ける」


うん。
まあ、本当にこういう所で働ける障害者自体がかなり少数派というか、すげぇ人気で「狭き門」みたいだしね。
そりゃあ、みんな十分な配慮をしてもらえて出世も望めたり、やりがいとか感じられるような職場の方がいいに決まっている。
旧来の実際には発達障害者の大部分が向かない「事務補助みたいなのやらせときゃいいだろ」的なのはお互いにとって不幸だし。
おそらくたまたまではなく、こういうところで活躍している発達障害者たちは若い。
そして大部分が知能が並みかそれ以上。
そして何より毎日出社できるだけの体力があり、「家に帰ったらぐったり」みたいな人でも支えてくれる家族がいたり。
私には若さも体力も支えてくれる人もいないのです。
年齢的にこういう働き方とか職場って望めないよなぁ・・・って感じだし。
もう「老後」みたいなものを見据えて考えなければならない世代の、長いこと未診断で何のサポートも受けることもできず、自尊心なんて持つことも許されなかった私たちにとってどういう方向性がいいかみたいなものは、これから活躍して出世だって結婚だって望める若人たちのこととは別枠で考えなければならないことなんじゃないかと思う。

posted by ひと at 10:16| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月25日

NHK 発達障害って何だろうスペシャル

昨日の夜にやってたヤツね。
これも全文書き起こしは断念。
番組サイトに乗っているテキスト部やニュースサイトに掲載されていたもの(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)。

[総合]11月24日(土)午後9時〜9時49分


【知らないことが知れる】発達障害を身近に考えよう! | NHK健康チャンネル

いま、社会に浸透しつつある「発達障害」という言葉。耳にすることはあっても、詳しいことはよく分からないという人も多いのではないでしょうか?
11月24日(土)放送の「発達障害って何だろうスペシャル」では、発達障害があるエッセイストの小島慶子さん、落語家の柳家花緑さん、漫画家の沖田×華(ばっか)さんのプライベートに密着。自身の「苦手」とどう向き合い、どう折り合いをつけているのか、たっぷり語っていただきます。さらに、発達障害のある人を多く雇用している企業の工夫もご紹介。
この機会に、「発達障害とは何か」「周囲の人は何ができるのか」を一緒に考えてみませんか?


今回は、エッセイストの小島慶子さん、落語家の柳家花緑さん、漫画家の沖田×華さん、それぞれのお宅や仕事場での日ごろの様子を見させていただいて、どんな生活を送っているのかを見ていただきます。


小島慶子さんは、しゃべるのについ熱中してしまったり、スケジュールを守れなかったりという困りごとがあるそうなんです。数日間ご自宅にお邪魔させていただいて、なぜ時間が守れないのか、また、それに対してどんな工夫をしているのかなどを見させていただきました。


小島慶子 自身の障害・ADHDを語る「相当ダメ人間だと思っていた」/芸能/デイリースポーツ online
 元TBSでフリーアナウンサーの小島慶子(46)が24日、NHKで放送された「発達障害って何だろうスペシャル」に出演。自身の発達障害「軽度のADHD」(注意欠如・多動性障害)について語った。
 「30代で不安障害という精神疾患になって、その主治医とのやりとりの中で、40代に入ってから、(ADHDと)判明したんです」と説明した。
 それまで障害という自覚はなかったといい、「障害だとは思ってなくて。いろいろ大変だなあ、私、と思ってて。相当ダメ人間だな、自分、と思ってた」と明かす。
 現在、オーストラリアで夫、2人の息子と暮らし、8本の連載を持ち、日本でテレビなどの仕事がある時は単身赴任で帰国している小島。家族には病気の特性を伝えてあり、対処してもらえるが、日本では全て自分でやらなければならず、苦労も多いという。
 番組ではADHDの特性が紹介された。小島の場合は(1)しゃべりすぎる (2)計画的に物事を進められない (3)片付けが苦手 (4)遅刻が直らない−など。専門家によると「気が散りやすい、集中しすぎる」なども特性だという。
 コメンテーターとしてテレビに出演した際にコメントを求められると、相手の反応、持ち時間などに構わず、ひたすら話し続けてしまうことも特性なのだという。
 また、本人は必死に遅刻しないよう急いで物事を進めていても、途中で別のことに没頭して遅れる、なども頻繁。「本人、すごい焦って困ってるんです」と周囲になかなか伝わらないのがつらいことを明かしていた。


小島「医師からは『軽度のADHDです』って言われたんですけど、ああ、なるほどなって思い当たる節もあるんですが、ほとんどのことが頭の中で起きていることなので、映像に映らないんですね。だから映像であれ見るとあんな人よくいますよね。別に特に生活も破綻してないし『普通じゃん』って自分でも思うんです。ただ、頭の中でものすごくぐじゃぐじゃになってて『うわー!どうしよう!!』ってなってることが映らないから、やっぱりこれ、周囲から見たら例えばあれを見た人が、私が今『軽度のADHD』って言っても『うそじゃん、あんなの。自分で勝手に言ってるだけだよ』って多分思うだろうなって今、思いました。ただ、本人はすごい困ってるんですよ。やっぱり『あれ?なんで片づけ始めた・・・夜明けになっちゃったんだろう?』とか『あれ?なんでこんな一生懸命やってたのに毎回10分以上、絶対遅れるんだろう?』とかっていうのは本人は結構、そうとう困ってるんですけど」

私はADHDはないっぽいんで、気が散りまくってもう他のことを始めちゃって遅刻みたいなことはないんだけど、やっぱり「一瞬でそれまでやっていたことが完全に意識から消滅する」ってのは頻繁にある。
あれは本当に困るんだよ。
「あれ?一体何をやらなきゃいけなかったんだっけ?」みたいな。
もちろん普通の人だってそういうことはあるのは知ってるけど、一瞬でスコーン!って抜けてしまってもうパニックを起こすみたいなレベルってのは多分定型発達者には無いだろうなと思う。
で、そうなると困るのは自分だし、私の場合は誰も助けてくれないので、常にそうならないようにめちゃくちゃ気を張って生活している。
だから、そういうことで困ることは少ないんだけど(それでも時々あるけど)すげぇ疲れるんだよね。
常にかなりの緊張状態で生活しているってことだから。
疲れるけど、それを続けないと頻繁に日常生活が混乱しまくる状態になるから、自分が困るからやめるワケにもいかないし。

小島さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像@ 収録後インタビュー「小島 慶子 さん」  | NHK健康チャンネル

小島さんのお子さんにもインタビューをしています。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像D 小島慶子さんが自分の発達障害について子どもたちに聞きました | NHK健康チャンネル


柳家花緑さんは、落語の噺(はなし)はいくつも覚えてるのに、文字を読むのが苦手でご苦労されています。ただ、これまで専門的な検査はされてこなかったということなので、今回、ご自身の特性をきちんと知りたいという思いもあり、専門機関を訪ねていただき、どんなことが、なぜ苦手なのか、検査をしていただきました。
そういった"文字を読むのが苦手"ということを理解していただくために、スタジオで、出演者の方に疑似体験していただくことを考えています。脳をフル回転させて文字を読む、というのはどういうことなのか、分かっていただけるとうれしいです。


発達障害公表の柳家花緑「周りが認めてくれると楽になる」/芸能/デイリースポーツ online
 落語家の柳家花緑(47)が24日、NHKで放送された「発達障害ってなんだろうスペシャル」に出演。自身の発達障害「LD(学習障害)」について語った。
 人間国宝5代目柳家小さんの孫で、22歳で真打ちに昇進したが、漢字の読み書きが苦手で、子供の頃の通知表には1が並んでいたという。現在も中学程度の漢字でも読めないことが多く、台本などにはひとつずつふりがなをふって、仕事にのぞんでいる。
 障害に気付いたのは5年ほど前。「人に指摘されて調べたらそうだった。この4、5年で発達障害と自覚したので、それまでは単なる落ちこぼれですよ。勉強できない、バカな小林君(本名)と言われてきてた」。
 子供のころは、国語の授業の「音読」が一番きつかった、という。「友達の前で恥ずかしい思いを…。読めないのが。自分はバカだ、何やってもダメだという思いが子供の頃から根付いている、僕の場合は…」と打ち明ける。
 「錯読」といって、「友人」を「友達」、「右左」を「左右」と読むなど、似た意味の言葉を混同するのも特性だという。花緑は「完全に僕の中で、『左右』って見えるってことなんですね。間違って読んだんじゃなくて」と説明する。
 「学習障害」の人は、特定の学習が苦手なのだという。花緑が番組で診断を受けたところ、文字を見て音に換えることが難しい、という症状であることも判明した。その日の体調によっても障害の程度は違うという。
 昨年、著書で発達障害を公表した花緑は「自分はずっと落ちこぼれだと思ってきた。自信が持てない。(でも)公表すれば、するほど、周りが認めてくれるとすごく楽になる。自分の障害を受け入れて笑えるようになる」と話した。


「自分はバカだ、何やってもダメだ」ってのは私も思っていたというか、常に言われていたし、花緑さんと同様に勉強ができなくてとてもつらい思いをしていたし、勉強ができないから非難されるし。
最近テレビに出てくる自己肯定感満載!みたいなタイプの人とはちょっと違うのか。
「公表すれば、するほど、周りが認めてくれるとすごく楽になる。自分の障害を受け入れて笑えるようになる」
そうかなぁ?
周りの人に言っても「うらやましい」って言われて殺意がわくだけだったよなぁ。
言って何かいい方向に行ったことがないけど、何がいけないんだろう?

児童精神科医・吉川徹「読むことの苦手さがある方って必ず読めないわけじゃないですね。『読めるけどすごく疲れる』『読めるけど人の2倍エネルギーがいる』っていうことがよくおこるんですよね。なので、疲れていないときなら読める、書けるけれども、疲れてると読めなくなるとか書けなくなるってことはやっぱりあります」

ここ大事。
試験に出ます。
これね、学習障害に限らずなのだ。
私たちにとって生活全般にこういうことが頻発する。
でも無理にでもやってしまうと「やれているくせに」みたいになって、より状況が悪化する。
で、調子が悪くてやれないと「なまけている」みたいな。
しかも発達障害に限った話ではなくて、視覚障害や聴覚障害も「全盲」「完全に音が聞こえない」っていう人ばかりでなく、視野が極端に狭いとか特殊な見え方がしてしまうだとか、音域によっては聞こえるとかいろいろあるけど、そういうのって健常者からはわかりづらくて、車いすの人が何かものを取るのに立ち上がると「立てるのに!インチキ!」みたいに思ったって人の話があったりもするけど、車いすに乗っている人だって、数歩だったら歩けるけど、長い距離を歩くのは無理な状態みたいな人だっているワケで、健常者にはそういう「完全にできない」ってのじゃないと理解してもらうのがすごく難しいっていう。
しかも発達障害はとくに「その時のコンディション」ってのが大きく関わってくるので「この前は大丈夫だって言ってたのに、急にできないって、ふざけてんの?」みたいなことになったり。

花緑さんは文字を音に変えるのが難しい。
この状態を定型発達者にも体験してもらうことができる。


△=と
☐=た
И=きゃ
К=きゅ
Л=きょ
Б=ちゃ
Д=ちゅ
Ж=ちょ
Ц=しゃ
Ф=しゅ
Х=しょ


上記の規則を当てはめて以下の文章を読み上げる。
(実際に声に出して読んでみてください)

Лうは、Иべつ△けБっぷ△Кうりをかいまし☐。
かえる△Дうで、КうКうЦをみまし☐。
いえについて、ХうゆがЖっ△しかないこ△にきがつきまし☐。


正解は

きょうは、きゃべつとけちゃっぷときゅうりをかいました。
かえるとちゅうで、きゅうきゅうしゃをみました。
いえについて、しょうゆがちょっとしかないことにきがつきました。


読むことが苦手な人の頭の中で起こっていることを体験してもらうことができる。

吉川「『できる』と『できない』の間に『できるけど疲れる』がわりとたくさんあるっていうことを知っておいていただきたいですね」
本当に知っておいていただきたいですね!!!!!!!!

花緑さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像A 収録後インタビュー「柳家 花緑 さん」 | NHK健康チャンネル


沖田×華さんは、人間関係を築くことや、片づけ、また、計算も苦手なんだそうです。特に、人とのコミュニケーションが苦手とのことで、周囲の人とどういったことでうまくいかないのか、ご自身の体験を描いた漫画を使ってお伝えできたらと思っています。その対策として、周囲の人とうまくやっていくために、"対人マニュアル"を作っているそうなんです。
"生きづらさ"を軽減したい3人の生活から見えてくるものとは?


透明なゆりかご | NHK ドラマ10
このドラマの原作者でもある。

沖田さんは聴覚過敏を抱えている。
ファミリーレストランなどで、自分の真向かいにいる相手の言葉を聞き取ることも困難。
後ろでくだらない話をしているババア、食器を落とした音、騒ぐガキの声、日本語の歌詞のBGM・・・。
吉川「いらない音を聞こえなくする役割がうまく働いていない可能性がありますよね。やっぱり聴力そのものの問題っていうのも関係している方、いらっしゃるかも知れませんけれども、多くは、やっぱり聞こえた後の脳の情報の処理の違いっていうことになると思います」


定型発達者は「カクテルパーティー効果」で、ある程度必要な音だけ拾って、それ以外は捨てるというのが無意識にできるという能力があるが、聴覚過敏の場合、それができにくい。
聴覚障害にも人によって重度だったり軽かったりってのはあるけど、私の場合はたまにすげぇ重症化して、ラジオの音を小さくすると雑音を拾っちゃってるから聞き取れないなぁ・・・ってなって、ちょっとボリュームを上げると、今度はちょっと大きい音が出るとキンキン言って、聞き取れない。
重度の聴覚過敏の人って一生こういう状態なんだ・・・って思うと、辛すぎだよなとは思う。

沖田さんの収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像B 収録後インタビュー「沖田 ×華(ばっか)さん」 | NHK健康チャンネル


3人に共通することは、自分が「できないこと」「苦手なこと」を正面から受け止めて、そのうえでどうすればいいか考えているところです。そして、ときには、周りのサポートも得て、それを乗り越えています。だからこそ、それぞれの世界でご活躍されているのだと思います。


そうですね。
周りのサポートもないから私は何にも活躍していないですね。
活躍とかする気もないけどな。

番組中、解説をしてくださっていた児童精神科医の吉川徹先生の収録後のインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像C 収録後インタビュー「吉川 徹 さん」 | NHK健康チャンネル

ただ、実際には、発達障害のある人のなかには、その特性が周囲に理解されず、「怠けている」「甘えている」と誤解されて、生きづらい思いをしている人も多くいます。今回この番組を通して、発達障害は、怠けているわけでも、甘えているわけでもなく、ある意味"脳の個性"ともとらえられるものなんだということを多くの人に理解していただき、悩みを抱えている人たちの"生きづらさ"が軽減していったらいいなと思っています。
ほかにも、ある企業の取り組みをご紹介するんだとか?


今回、従業員の多くが発達障害のある人という企業を取材させていただき、発達障害のある人がどうすればその能力を十分に発揮できるのか、具体的にどんな工夫をすればいいのかということを探っていきます。実はそんなに大げさなことをしているのではありません。ほんのちょっとしたことで、働きやすさが大きく変わるんだということを感じていただければと思います。

従業員50人のうち、およそ7割が発達障害者という横浜のある企業。
大手IT企業の子会社で、ゲーム画面の加工やプログラムのチェック作業などを請け負っている。
 工夫@ ついたてて区切る
 工夫A 電話応対なし
 工夫B 仕事中でもイヤホンOK
 工夫C ベッドで仮眠OK
 工夫D 休日出勤ゼロ 残業も原則なし
 工夫E 職場で食事が可能
      職場の冷蔵庫にレトルト食品が入っていて、会社からの補助で1個100円。


番組の中で紹介されていた会社の社長へのインタビュー。
「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像E 発達障害のある人の就労に力を入れている会社社長にインタビュー | NHK健康チャンネル

花緑の幸せ入門 「笑う門には福来たる」のか?~スピリチュアル風味~ (竹書房新書)



posted by ひと at 16:55| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月24日

「u&i」のアンコール放送が追加されていました

今週はNHKで発達障害のキャンペーンをやっていて、それで放送が予定されているものはここに全部載せておいたけど、知らないうちに追加されていた。
丸ごと古いのも新しいのも紹介しようかなとも思ったけど、放送済みのものは改めてリンクを貼ったりして作り直そうかなと思うので、今日の夜中(日付としては明日)に放送が予定されている「u&i」のアンコール放送の件だけをご紹介しておく。


u&i[Eテレ]
11月25日(日)午前1時00分〜1時30分(土曜深夜)
アンコール
#1「授業に集中したいのに…(感じ方のちがい)」(10/10)
#3「どうしたら上手くできる?(協調運動の困難)」(11/7)
#4「なんで覚えられないの?(読み書きの苦手)」(11/21)



全部サイト上で番組まるごとの動画も見られるのにアンコール放送をする必然性って?と思ったけど、ネットで動画が見られる環境の人ばっかりじゃないからってことかな。
全部動画もテキストもサイトに載っているので、それぞれリンクを入れておいた。

posted by ひと at 09:15| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK インタビューここから「武田双雲」

昨日放送されたヤツね。

11月23日(金・祝)午前6時30分〜6時53分

武田双雲さんに聞く 発達障害への思い | NHK健康チャンネル

これもだいたい内容はここに紹介されてはいるけど全文ではないな。
書道をストリートで書き始めて、そこで文字で思いを伝える喜びをもたらした話とかが丸ごと抜けている。
子供相手の書道教室の話も無いか。
全部盛り込んでいたら長くなりすぎるからだろうけど、だいぶカットされまくりで紹介されている感じ。

書道家の武田双雲さんは2年前、発達障害の一つ、ADHD(注意欠如・多動症)ではないかと公表しました。専門家からもADHDの可能性が高いと指摘を受けています。

この人が障害を公表した当時、当然twitterなどで情報が流れてきたけど「未診断で自分でそう主張しているだけ」ってことみたいだったけど、それは今もそうなんだな。
あくまでも「ADHDの可能性が高いと指摘を受けています」であって、心理検査を受けたとかってことではない模様。
ってことは「ちゃんとした検査をしたら実は違いました」って可能性もあるってことか。
何かモヤる。

書道家の母は、双雲さんに「ちゃんとしなさい」とは一言も言わず、いつも「すごい!天才だな!」と本気で感動していました。それが自尊心につながったと言います。

この番組を見ていて確かにすごく「自尊心」だの「自己肯定感」だのにあふれた人だなぁって感じはする。
発達障害者でそんなものを持っている人ってごくわずか。
私もそういうものは一切持っていないので、それを持っているとどういう感じなのかすら想像もできない。
持っていないことを気楽に非難してくるバカって結構いる(非難しても自尊心を持てるようになるワケないだろ?)けれども、この手の「社会でうまくやれている」タイプの人は、みんなそういうものを持っているっぽいので、やっぱり必須なのかも知れない。
まあ、無理だけど。

今回、NHKのサイトでは一行もふれていないけど、番組の後半で語られた内容が私にとっては非常に重要だったんで、その部分だけ書き起しておく。

魚住アナウンサー「とはいえ双雲さん。僕、思ったのが双雲さんは才能が書道だったり好きなものが今、仕事にできているわけじゃないですか? 多くの人はそうした飛び抜けた才能とかなく、ただそういった特性も抱えながら生きてる方も多いと思うんですね?」
双雲「確かに」
魚住「そういった方に対しての、何かありますか?」
双雲「っていうか、いや、才能じゃないですか? それがだから。発達障害って言われてるのは凸凹の凹の部分なワケでしょ? 障害ってことで。凹は実はもう超宝物なんだから、これが才能なんだから、これを生かしきるしかないですよね。だってこれからAIの時代になるから。衝動でランダムに動く多動性とか衝動性はAIにはできないんで。人間味のあることは、逆にプラスにしかならないと僕は本気で思ってますけどね。マイナスに見えないですね。今の時代、特にできると思うんですよね。やっぱ普通にまともな世界でまともな人と努力で勝負したって、圧倒的敗北になるんで。僕、だって同じこと繰り返せないし、とにかくやっぱり自分でまずは勇気を持って合わない環境から逃げるっていうのは、すごい重要だと思います」


何を言っているんだ?って感じ。
以前の社会のありようは発達障害があってもそれなりに適応できている環境だったから「発達障害」なんてあぶりだされてこなかったワケで、どんどん生きづらい方向に向かっているからこんな惨状になってんだろ?
障害特性は「障害」って言うぐらいだし、実際、たいがいの人にとってマイナス以外の何物でもないと思うんだけど。
それがプラスにできるってのは、親が「自尊心」みたいなものを持てるような対応をしてくれたという、運以外の何ものでもない要因が重要ってことかな。
どの親だって別に自分の子供の自尊心を奪おうと思って育てているワケじゃないと思うんだよね。

こういう自信に満ちて社会的にも成功しているような人を発達障害者代表みたいに見られてしまうと、大部分のそうではない人にとってはより生きづらくなるというか誤解が大きくなるだけなので、もうちょっと何とかならんかな?
この人の場合は特に未診断なワケだし。
最後にでもテロップで「こういう成功している例はごく稀です。あなたのお子さんがこうなれる可能性はかなり低いので過剰な期待は持たないようにしましょう」みたいなのを流すルールとか作るといいかな。

人生に幸せ連鎖が起こる! ネガポジ 変換ノート



posted by ひと at 08:42| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK きょうの健康 【あの人の健康法】モデル・俳優の栗原類が向き合ってきた「発達障害」

もう二日前だけど。
再放送もあります。

11月22日(木)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月29日(木)午後1時35分〜1時50分


【あの人の健康法】モデル・俳優の栗原類が向き合ってきた「発達障害」 | NHK健康チャンネル

だいたいここに紹介されてはいるけど全文ではないな。
冒頭で褒めちぎられているのとか載っていない。
学校でいじめに遭ったってあたりの話も全部カットされてるな。

発達障害を(「と」でなく?)向き合っていくには、周囲のサポートが必要不可欠だと栗原さんは言います。周囲からサポートを得るためには、発達障害の人が自ら「自分はこういう特徴がある」と周囲に発信していくことが大切なんだそうです。
もちろん、自らが発達障害としっかり付き合っていくことも大切です。


まあ、その通りではあるけれども。
周囲のサポートが受けられない人はどうしたら?
「自分はこういう特徴がある」と周囲に発信したところで非難しかされないし、それで受け入れてくれるような人たちって、別にそんなことを主張しなくても受け入れてくれる人なので、いちいち言う必要なかったなって感じになっている。
今まで一度も「言ったことによってうまくいくようになった」という経験がないのだけど。
結局は周囲が手助けをしてあげたいって思うような外見とか性格(障害特性とは別に)みたいなものとかキャラクター的なものとか、そんなのが重要なのかな。
だとしたら本人にはどうにもできないと思うけど。

「2つ目が、『楽しいことを目標にする』ということです。何か好きなものを目標(「に」が抜けた?)することで、何事も努力できると思います。僕の場合、自分の好きな『お芝居』を目標にしたことで、努力ができました。」

好きなものがその人に合っていて職業として成立したので「成功例」なワケですが、大部分の人はそうじゃないだろうな。
何か好きなものがあっても、それをやらせることができる親かどうかってのもいろいろだしな。
親の考えとか親自身の置かれた状況とか、たいがいのものにはカネも時間もかかるから、それを支えられるだけの親の経済力とかさ。
だから親の側に一律に「子供が発達障害なんだから、好きなことで能力を伸ばしてあげるようにしなきゃ!」みたいなのを要求されても、親も大変だろうなと思うんだけど。

マンガでわかる 発達障害の僕が 羽ばたけた理由



posted by ひと at 08:07| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月23日

NHK 所さん!大変ですよ「誕生!?伝統工芸の救世主」

所さん!大変ですよ「誕生!?伝統工芸の救世主」 - NHK

これも昨日の。
全文書き起しとかもう無理だから!ってことで。
概略程度でご紹介。

11月22日(木)午後8時15分〜8時43分

「誕生!?伝統工芸の救世主」
後継者不足に悩む染め物工房に救世主人が現れた。その人物は人とかかわるのが苦手な発達障害。接客業などは長続きしなかったが、自分の特性を発揮できる職人の世界で才能が花開いたという。調べてみると、困難に立ち向かいながら様々な分野で活躍する「ある種の天才」たちは他にもいることが判明。番組では、発達障害の子供を持つ親にも密着。子供のやる気を伸ばす教育の本質が浮かび上がる。ゲストは棋士の加藤一二三さん。


最初に紹介されたのは染め物工房で働く上田倫基さん(31)。
NHKの人(ディレクター?)が仕事中に話しかけても無反応。

異常な過集中の状態のようだ。
京鹿の子絞り。
絹の生地を1mmほどつまみあげ、細い糸でくくる。
この作業を延々と続け、細かく等間隔に絞っていく。
その後、絞った糸を染めると、絞った部分だけが染まらず模様になる。
現在は職人の高齢化と後継者不足が問題に。
上田さんは発達障害でASDとADHDが重複していると診断。
大学を中退の後、雑貨店に勤務するも、複数の客に声をかけられると記憶を維持できず仕事がうまくできない。
複数のことを同時にすることが苦手、人と関わることも苦手ということで引きこもりに。
そして筋トレに熱中。
興味があることには寝食を忘れて没頭。
そして一年。
京都市では後継者不足に悩む伝統工芸と障害者を結びつける試みが実施され、その中でこの工房の社長の目にとまった。
仕事は「やっているのが楽しくて仕方がない」という。

わかるけどね。
すげぇ細かい作業を延々とやってんのって楽しいよね。
だから、こういう「定型発達者にとっては苦痛だけど、一部の発達障害者にとっては楽しい」みたいな仕事はちゃんと割り振ってくれればいいのに。
今はどんどん「どの仕事もまんべんなく全員が出来る」みたいなおかしな方向に行っているからな。
ますますやりにくくなっていっている。
ただし「発達障害者は全員細かい作業をずっとやっているのが好き、得意」っていうのは間違いだ。
私やこの人みたいに「そういう障害特性」の人もいれば、ADHDが強いとむしろじっとして作業を続けるなんて無理!ってタイプもいるのだ。

次に紹介されたのは窓磨きの仕事をしているASDの松原由宇さん(25)。
どんな小さな汚れも気になるという特性を生かして仕事をしている。
客として入った職場以外の店舗の窓の汚れも気になって仕方がない。
社会の無理解からくるストレスで壁を殴るような時期もあった。
現在は窓磨きのプロフェッショナルとしてとても人気がある。
音声さんのメガネの汚れまで気になるという。
松原さんは窓磨きを紹介してくれた社長さんの障害への理解があったということが何よりも大きかった。
本人の努力だけではなく、周りの人の理解とサポートが欠かせない。

その通りだけど、誰も理解したりサポートをしてくれたりしない場合は?

牛窪恵さんは国もそういうものを後押しする方向にあると言う。
今年4月に障害者の雇用を促進する法律が改正された。
 〔主な改正点〕

 発達障害を含む精神障害者も対象に
  雇用率2.0%→2.2%
そういう後押しがあってもミスマッチもあって辞めてしまう人も多い。

次に紹介されたのはネットで話題になっている写真のような絵を描く福島尚さん(49)。
ASDと知的障害があり物事へのこたわりが強い。
尚さんは列車を見ずに記憶だけで描いている。

サヴァンかな。
この人はずいぶん前に他の民放の番組でも紹介されていたと思う。
5歳で列車を立体的に表現。
思春期を過ぎても平日は働き週末は列車の絵を描き続ける。
切符などを本物そっくりに手作り。
鉄道模型も厚紙ですべて自分で設計して作る。


どうしたら早い段階で才能を見つけて伸ばすことができるのか?
京都在住の吉田悠太くん(12)。
ASDで物事へのこたわりが強く、人付き合いが苦手。
悠太君が版画に興味を持ったのは二年前、葛飾北斎の作品を見たことがきっかけ。
北斎に魅了され、自分で版画を彫って仕上げている。
悠太君の才能を見出した先端科学技術研究センターの中邑賢龍教授。
悠太君は東京大学が中心となって進める「才能を秘めた子供を探し出して伸ばすプロジェクト」のメンバーに選ばれている。
小学校での生活に適応できず。
ある日、悠太君が複雑な模型を作って母に見せた時「お母さんが笑ってる」。
その言葉が突き刺さった母。
それ以来、向き合いかたを変える。
二人で漢字検定二級の問題に挑戦する。
お母さんのモットー@一緒に挑戦することでやる気を引き出す
お母さんのモットーA興味を持ったことはチャレンジさせる
親の都合で指示するのではなく、子供のペースに合わせる。
それが子供の力を引き出す一番の近道なのかもしれない。


こういう内容は、今、発達障害のお子さんを抱えて悩んでおられる親御さんが喜ぶだろうとは思う。
でも、これはごく稀な成功例。
同じことを何度も言うけど、その「才能」が食べて行けるような方向性のものとは限らないし、もし食べて行ける方向性のものだったとしても、そのレベルに到達するまでの「カネ」とか「時間」とかを提供できる親の経済力とかさ、そういうのってピンキリじゃん。


posted by ひと at 11:46| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHKあさイチ 発達障害・反響編

9時台の企画 発達障害・反響編|NHKあさイチ

昨日のね。

11月22日(木)
今週月曜日から、あさイチで毎日お伝えしてきた「発達障害」。番組には、1,000通を超えるメール・ファックスが寄せられました。発達障害の疑問や質問について、専門家とともにお答えしました。


9:22〜9:28

視聴者からのおたよりと、それに回答する宮尾益知医師。

Q.10歳の娘「友人との距離感が難しい」どの程度で受診すればいい?(兵庫県40代)
A.10歳というのが大事な年齢。10歳はちょうど自分から周りを見るようになってきて、周りと自分を比べる。そしてそこで落ち込んでしまうとそのまま二次障害になることがある。やっぱり10歳という年齢でやはり他のところを見せていただくと発達障害の要素があると思う。今の段階(10歳という時期)で相談をされた方がいいと思う。発達障害の人はだいたいコースは似ていて今後起こることが予想できるので先に対応しておくと二次障害を回避しやすい。10歳までにしないとダメということではなくて後からでも何とかなる。発達障害の診断は自閉症の場合、早ければ(生後)七か月、ADHDだと4歳。2005年まで日本では特別注目されていなかったので、2005年までの感じでいえば「何の問題もない」というお子さんになってしまう。だからある程度発達障害に慣れている医師に診てもらうことが大事。

Q.電子音が苦手な4歳の子ども。聴覚過敏?(愛知県30代)
A.よく「これぐらいの音」と言うが(聴覚過敏の場合)実際に「これぐらいの音」というものが頭の中に突き刺さるみたいな感じで出てくる。いわゆる「うるさい」ということではなくてダイレクトに脳の中に入ってくるような音として聞こえるのでパニックを起こしてどうしてもそこに対応できなくなる。だから「うるさい」ということではなくてどういうような要素であるかということ。ただ一般的には「うるさい」というものが、どういうことでうるさいのかとかそれだけで納得してしまう。聴覚過敏の人でも音がいつ鳴るか、どういう音かを予測できると弱く感じることは可能。

Q.発達障害は必ず、鬱病や統合失調症、線維筋痛症などの二次障害につながってしまうのか?
A.二次障害はいじめ、虐待など、周囲との関係によって起きる二次的な症状。必ずしも発達障害だから二次障害になるというわけではない。

Q.電子音が苦手な4歳の子ども。聴覚過敏?(愛知県30代)
A.発達障害があって二次障害で出ている症状かそうでないのかの判別は難しい。ただ、子供の頃に発達障害の症状があったかどうかがすごく大事なこと。チェックリストを見ていただいてそこであるかどうかを見つけるということ。実際には発達障害を診ている精神科の先生を探して診断・治療。チェックリストはインターネットで入手可能(これに関しては後述)。それで自分でチェックができる。ただ、チェックして点数が高いから発達障害ということではなく、その症状があった上で実際に困っているということが前提。



番組の最後にも再度視聴者からのお便りが紹介される。

9:49〜9:50

発達障害が広く知られるようになり、少し他の人と違う人がいると「あの人は発達障害だよね」と素人が勝手に診断名を口にするのをよく耳にします。差別的な言葉として発達障害が使われることに危機感を感じます。(広島県40代)

宮尾医師「そこまで問題にしなくてもいいかと思います」


ここで診断の目安になるチェックリストのことが詳しく紹介される。

ASD
 大人  AQ
 子ども AQ−J


ADHD
 大人  ASRS
 子ども(親・学校の先生) ADHD-RS


ネットで検索をすると論文の後ろなどに出てくるので、それをチェックしていただくと結構当てはまるとのこと。


posted by ひと at 10:27| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK おはよう日本 けさのクローズアップ 発達障害・初の全国調査 生活での悩みとは

昨日の「おはよう日本」で発達障害のことを取り上げられたので、ご紹介する。

11月22日(木)7:24〜7:31

発達障害・初の全国調査 生活での悩みとは|けさのクローズアップ|NHKニュース おはよう日本

ここに全文が紹介されているので、見逃した方はどうぞ。

番組の中で紹介されていた国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害の感覚に関する調査は上記のサイトでもURLは書いてあるけどリンクが貼られていないので、すげぇたどり着きづらいんだけど(公共放送だから直リン禁止みたいな規定でも?)↓です。
12月28日まで。
アンケートページ - 発達障害情報・支援センター


番組サイトには載っていないが、同日の番組中で、沖縄での全国アビリンピックの「喫茶店での接客」を競う競技に出場する発達障害のある照屋日路奈さん(34歳)が紹介された。
障害特性上接客業はとても困難ではあるが「接客の仕事をしている時の自分がものすごく好き」だという。
アビリンピックを足掛かりに、現在接客ではない部門に回されてしまっている職場でも接客に復帰したいとのこと。
努力の結果、アビリンピックで全国3位(銅賞)を獲得する。
同じ内容のものが、番組中二回放送された。
4:46〜4:51、5:40〜5:45



posted by ひと at 09:40| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月22日

NHKの発達障害関連番組の情報を修正しました

「クローズアップ現代+」の放送日が変更になっていたし、他もいろいろ自分で書いたものにリンクを入れたりして、修正をしました。

NHKの発達障害関連の番組情報が変わっていました(11月22日修正)

posted by ひと at 10:06| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK u&i なんで覚えられないの? 〜読み書きの苦手

NHK・Eテレで放送された「u&i」が番組まるごと動画で見ることができるし、全文も表示されている。

なんで覚えられないの? | u&i | NHK for School
11月21日(水)午前9時〜9時10分(再放送28日)
『u&i』は、多様性への理解を深めるこども番組。第4回目のテーマは「読み書きの苦手」。約7%の児童が持つと言われる学習障害:LDを始めとして、知的に問題がないにも関わらず、文字を読んだり書いたりすることに苦手を抱える子どもは多いものの、努力が足りないと勘違いされることも。苦手をいかに克服するかだけでなく、得意なことをいかに活かすか考える議論を通じ、多様性を認め、共生していくための思考力を養う。

「あらすじを読む」っていうところを押すと文字で全部見ることができるし、「先生向け放送リスト」なんていうのもある。
動画へのリンクっていうのもあった。
以前一度見て発達障害というような言葉を一切使っていないのに、子供にもわかりやすいように「どう対応したらいいか」みたいなことまでわかるような内容にまとめられていて、そうとう考えて作られている番組だなという感じだったが、サイトにもかなり気合が入っているなと。
内容的に子供向け番組ではあるが、周囲に発達障害の子供がいるという大人が見ても非常に参考になる内容だと思う。
私のように大人で自分が発達障害者っていう人が見て役に立ちそうな内容でもないけど。

posted by ひと at 09:43| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK きょうの健康 子どもの発達障害 徹底解説

NHK・Eテレの「きょうの健康」という番組で「子どもの発達障害 徹底解説」というのをやっていた。
全文ではないもののNHKのサイトの方に概要が紹介されていたのでリンクを貼っておく。
再放送の予定もあるので、それも合わせて紹介しておく。

子どもの発達障害 徹底解説「注意欠如・多動症(ADHD)」 | NHK健康チャンネル
本放送 11月19日(月)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月26日(月)午後1時35分〜 午後1時50分
発達障害は障害と言うより個性。第一線の専門医の言葉だ。専門医と共に3回シリーズで発達障害の子どものサポート法を伝える。第1回は注意欠如・多動症(ADHD)。好奇心旺盛で頭の回転が速い子も多いが、注意力不足で衝動的な行動が多い。島根県立大学が行う5日間の行動療法プログラムでは、参加した子ども全員の症状が改善するという成果が出ている。秘けつは子どものほめ方と注意の仕方。症状を改善する処方薬も伝える。

子どもの発達障害 徹底解説「限局性学習症(LD)」 | NHK健康チャンネル
本放送 11月20日(火)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月27日(火)午後1時35分〜 午後1時50分
ある特定の能力だけが低い限局性学習症(LD)。学習症、学習障害とも呼ばれる。なかでも最も多いのが、読むことが困難な「ディスレクシア」だ。このディスレクシアの子どものために開発されたのが「マルチメディアデイジー教科書」。タブレットの画面に文字がハイライト表示され、それを音声で読み上げてくれる。大阪教育大学などが研究したところ、音読する時間が短くなる、読み間違えが減るなどの効果が確認されている。

子どもの発達障害 徹底解説「自閉スペクトラム症(ASD)」 | NHK健康チャンネル
本放送 11月21日(水)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月28日(水)午後1時35分〜 午後1時50分
自閉スペクトラム症(ASD)の子どもはいじめられたり不登校になったりしやすい。それを防ぐためには「療育」(治療教育)などで、対人関係の対処法を学ぶことが重要だ。自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などが含まれる自閉スペクトラム症(ASD)。「コミュニケーションの障害がある」、「強いこだわりがある」という2つの特徴を持つ。この特徴のため、友達との間にトラブルが発生しやすく、いじめや不登校などが起こりやすい。こうしたことを防ぐためには、「療育」(治療教育)などにより、子どもがコミュニケーション能力を身につけ、対人関係における対処法を学ぶことが大切となる。

↓詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年11月号に詳しく掲載されています。

NHKきょうの健康 2018年 11 月号 [雑誌]



posted by ひと at 09:27| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月21日

NHKあさイチ 発達障害と災害時のケア

9時台の企画 発達障害と災害時のケア|NHKあさイチ

今朝放送されたヤツ。
今回も番組サイトに乗っているテキスト部(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)。

専門家ゲストは内山登紀夫医師(大正大学教授)。
ゲストは柚木礼音さん、三倉佳奈さん。


9時台の企画 発達障害と災害時のケア

今年、各地で頻発している自然災害。
発達障害がある人は、被災したときの状況や、避難所での生活によって、思いも寄らない困り事を抱えてしまう場合があります。
番組では、発達障害がある子どもが災害時に受けたトラウマをどうケアしたらいいか。
また、避難生活の中で抱えてしまう困り事の具体例と、解決法についてお伝えしました。



9:05〜9:24

災害時のトラウマをどうケアするか

ことし9月に発生した北海道胆振東部地震において被災した三橋さん親子を取材。ふたりの子どもには発達障害があるため、三橋さんは避難所には行かず、車に避難しました。停電中の2日間を車中泊でやり過ごし、復旧したところで子どもたちに「家に帰ろう」と言うと、子どもたちは「嫌だ」と拒否します。理由は、家で大きな揺れに襲われたために、「家=怖い場所」とインプットされてしまったからでした。三橋さんは子どもたちに「家は安全な場所」と伝えるために、自ら紙芝居を作成。地震が起きたとき、(1)どういう状況だったか→(2)その時どんな気持ちだったか→(3)揺れの正体は何なのか→(4)地震はまた起きるかもしれないけれども、いずれ収まるものであること。
これらを繰り返し丁寧に伝えたことで、子どもたちは家に帰ることに同意。地震から2週間後にようやく家に帰ることができました。
こうした「家が怖くて帰れない」という例は平成28年の熊本地震の時にもありました。その際に熊本市が作成した絵本は熊本市のホームページからダウンロードすることが可能です。
熊本市ホームページ


三橋さんが作成した紙芝居
また、三橋さんの作成した紙芝居もSNS上で公開されています。


熊本市の絵本は番組サイトに紹介されているURLからは全く探せず往生した。
絵本の名前は「やっぱりおうちがいいな」。
日本語だけでなくいろいろな言語にも対応していた。
地震後トラウマで家に帰れない子どもたちのために / 熊本市ホームページ
↑ここからダウンロードできる(PDF)

避難所での困り事

スタジオでは専門家を招いて「避難所での困りごと」について解説しました。
キーワードは「物資」「理解」「場所」「情報」の4つ。


「物資」は特に、環境の変化に弱かったり、不安が強い子どものために「心が落ち着くアイテム」を用意しておくことがポイントでした。

子供が好きなぬいぐるみなど。
「感覚グッズ」は他の刺激を遮断できるので発達障害のある子供には有効。


「理解」については、避難所生活の中では、かんしゃくや自傷行動など、問題行動が表出しがちです。そこで、自分ではどうにもコントロールできなくなったときに周囲に手助けしてもらうため「ヘルプカード」を準備しておくことが役に立つというアドバイスがありました。

番組では熊本県のヘルプカードが紹介される。
裏には手伝って欲しいことが書きこめるようになっている。


「場所」については、人ごみや感覚過敏によって「避難所にいられない」という声が多いことから、間仕切りを設けることや、テントやトレーラーハウスを活用することを紹介しました。

内山医師によると間仕切りなどがあっても「みんな一緒だからみんなでやろうよ」と使わせてもらえなかったりするので、周囲の障害特性に対する理解も必要。

「情報」に関しては、ホワイトボードに書き出すなどの「視覚的な支援」が得られることが有効であると紹介しました。

避難所ではマイクを使って情報を流すことがあるが、聞き取りづらかったりする。


9:47〜9:48

視聴者からの質問

Q.ヘルプカードはどうやったら入手できるか?
A.各自治体のホームページとかNPOでもできるところもあるので、そこからダウンロードをして自分でプリントアウトをすることも可能。


posted by ひと at 11:14| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHKあさイチ 発達障害と向き合って プロピアニスト・野田あすか

9時台の企画 発達障害と向き合って プロピアニスト・野田あすか|NHKあさイチ

昨日の朝に放送されたヤツ。
今回も番組サイトに乗っているテキスト部(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)。

9時台の企画 発達障害と向き合って プロピアニスト・野田あすか

今回は今、注目のピアニストの野田あすかさんと母・恭子さんにご出演いただきました。
あすかさんは22歳のとき、発達障害と診断されました。子どもの頃から人とコミュニケーションがうまくとれず、「どうしてまわりとうまくいかないの?」と悩み続けてきたといいますが、そんな中、支えになっていたのが4歳から続けているピアノでした。2年前、プロとしてデビューしましたが、譜面をそのままでは読み解けないため、独自の方法で時間をかけながら曲の練習を行っています。そんなあすかさんをサポートしているのが母の恭子さん。子育ての悩みや経験談をなどお話しをうかがいました。スタジオではあすかさんのオリジナル曲「なつかしさ」「あしたへ向かって」の2曲を披露していただきました。

「あしたへ向かって」ではなくて「あしたに向かって」。

ゲストは野田あすかさんと母の野田恭子さん。


9:05〜9:24

まずは野田あすかさんによるピアノ演奏『なつかしさ』。

なつかしさ



プロのピアニストとして活躍している野田あすかさんだが、独特の練習法を取り入れている。
あすかさんの自宅の取材VTR。
平日は一人、自宅でピアノの練習に明けくれている。
一度弾き始めると止まらない。
毎日、昼になるとマネージャーからメールの着信が。
「お昼ごはんの時間だよ」「お昼ごはんしっかり食べてね」
一つのことに集中してしまうとご飯を食べるのを忘れてしまうため、毎日メールを送ってもらっている。


以前、民放の番組でピアノを弾くのに集中してしまって食事を忘れるので体重が大幅に減ったみたいな話があったんで、そういうことがないようにっていう工夫をしているということだな。
マネージャーがいるってことはどこかの事務所に所属しているのか?
プロでやってるんだから、そのぐらいのことはあるんだろうけど。
いわゆる「過集中」という状態になってしまうってことだろうな。
「オマエだってアホみたいに毎日何時間も三味線弾いてるだろ?」とお思いかも知れないけど、私は子供の頃に過集中を自分に禁じてしまって、もう過集中になる能力は喪失してしまっているのだ。
過集中のせいで、もうちょっとで迷子になるところだったんで。
気を付けないと音がゲシュタルト崩壊を起こすので、普通の人間とは違うレベルで集中はしているのかも知れないけど。
私は障害特性なのかそれとは別の種類のことなのかは不明だけど、むしろ異常に時間を気にするな。
「時間を忘れて」とか「食事を忘れて」みたいなことはない。

ご飯を作る時にも目の前のことに集中してしまう。
ブロッコリーとウインナーの温野菜を作ろうとする。
同時に冷奴の準備をしようと思っていたのだが、電子レンジが気になってしまって同時にできない。
二つのことが同時にできないので、何をするのにも時間がかかってしまう。

あすかさんは曲を覚えるのにも時間がかかる。
図形を認識するのが苦手。
中居正広の金曜日のスマイルたちへ 母も発達障害…栗原類の子育てとは?
で紹介されていたような、とても手間のかかる暗譜の仕方が紹介される。
あすか「普通は楽譜を置いたらぱっと弾けるんだって。(私は)時間がかかったりするんだけど、全部できたときの喜びがすごくて。だからちょっと『お得かな?』と思う時もある」

私もピアノを習っていた時は他の人の何倍もかかって暗譜していた。
でも喜びはまったくなかった。
ただただつらかった。
今は三味線の曲は楽譜はないから自分で楽譜を起こして1ページ2日でだいたい暗記できる。
もちろん喜びはないけど、「楽でありがたい」とは思う。

スタジオであすかさんと恭子さんにインタビュー。
日本各地のコンサートで忙しいあすかさん。
恭子さんにあすかさんへのサポートについて尋ねる。
恭子「あすかは予定以外のことが起きると不安になってストレスになってしまうんですね。たとえば前の日にちゃんと次の日の時間管理をしたり、みんなそれぞれのスケジュールを言い合ったり。帰宅時間は夫が先で私が後。それを崩すとあすかが調子が狂ってしまうので、私は仕事が早く終わった時なんかは図書館で時間を調節しています」
親子で「親子講演会&ミニ演奏会」を開催しているとのこと。
同じ悩みを持っている人たちに、自分の子育ての反省も含めてありのままに伝えようと思う恭子さん。
周囲から「愛情不足」と言われ、自分を責めていた時期もあり、あすかさんの発達障害を受け入れるのに時間もかかった。
三年前に親子三人で本を出版。

CDブック 発達障害のピアニストからの手紙 どうして、まわりとうまくいかないの?



その原稿を読み、あすかさんの苦しみを知った。
母親としてもっと寄り添ってあげればよかったという反省など、ありのままに講演で話すことでみなさんの役に立てればと。

あすかさんのこれからの目標や夢。
あすか「東京オリンピック・パラリンピックで音楽に携わることができて、選手のみなさんがすごく緊張をしたり、気合が入りまくっている選手のみなさんの気持ちが一瞬だけほぐれるような演奏をして、みなさんがベストを尽くせるお手伝いができたらいいなって思っています」


あすかさんによるピアノ演奏『あしたに向かって』。

あしたに向かって



9:45〜9:51

あすかさんに対する視聴者からのメールを紹介。
演奏がとてもよかったみたいなヤツ。


「ウワサの保護者会」でもそういう人がいたし、恭子さんもそうだけどなかなか自分の子供が発達障害って受け入れるのは難しいものらしい。
発達障害じゃなくても「自分の子供がカタワかも」とかたしかにキツイかもな。
当の子供はあんがいあっさり受け入れたりすることが多いらしいけど、親は親自身の気持ちもあるし、よくダンナの両親から非難されるみたいな話も聞くしな。
私はそういう話を聞いて「自分の子供の障害を受け入れられない自分を受け入れてあげて欲しい」って思った。
「受け入れられない!」って自分で自分を責めたらすげぇつらいじゃん。
「障害あるっぽいけど受け入れるのキツイな〜。受け入れられないな〜。で、この子にはこういう対応をしてあげるといいっぽい」みたいなんでいいんじゃないかと。

posted by ひと at 08:10| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月20日

NHK ラジオ第1 すっぴん!(11月27日追記)

発達障害関連でラジオ番組も放送されたのだけど、ラジコのタイムフリーで聞けるようなら書き起しておくか・・・って思ったらタイムフリー不可の番組だった。
仕方がないからサイトなどに載っている情報を寄せ集めておくか・・・と思ったら!
タイムフリーでは聞けないようになっているけど、別の場所で聞けるようになっていた。
しかもすごくわかりづらい場所。
っていうか、私がバカだからなのかカタワだからなのか、探すのが大変っていうのばっかりだな。
ということで、聞けるのに気付くのがずいぶん遅れたんで、もう気力も残っていないから転載のみ。


11月19日(月)

聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる←ここから放送を聞くことができます(11月26日(月) 午後6:00配信終了)

2018年11月19日 | すっぴん!ブログ:NHK

●すっぴん!インタビュー

「“選択的発達者”として生きる」09:05〜09:55
出演:市川拓司さん(小説家)
「いま、会いにゆきます」「恋愛寫眞」などで知られる小説家で、自閉スペクトラム症であることを公表している市川拓司さん。
これまでの人生や障害に対する思いを、メディアや作品を通じて伝えてきました。実生活のエピソードや、みずからの発達障害を肯定的にとらえ、どのように小説家という職業に生かしてきたのかうかがいます。


いま、NHKでは「発達障害ってなんだろう」というテーマで、キャンペーンを行っています。
すっぴん!では、自ら発達障害、自閉スペクトラム症と公表されている小説家の市川拓司さんをお迎えして、お話をお伺いしました。
市川さんは、2002年に小説家デビュー。
2003年発表の『いま、会いにゆきます』が映画化、テレビドラマ化されて大ヒット。

いま、会いにゆきます DVD-BOX



その後も、多くの恋愛小説を発表。
一方で、ご自身の発達障害についてもおととし『ぼくが発達障害だからできたこと』、ことし3月には『私小説』を発表され、自らの特性や、それにどう対処し、小説家として活動を続けてきたかをつまびらかにされています。

ぼくが発達障害だからできたこと (朝日新書)



私小説



発達障害と自覚するきっかけは、ドナ・ウィリアムズの著書『自閉症だった私へ』と読んだこと。

自閉症だったわたしへ (新潮文庫)



「自分に似ている」と思ったそうで。
「いろんな方に診断してもらったのですが、僕の場合、ADHD、注意欠陥・多動性障害とアスペルガー症候群の混合タイプです。大変なのは、低血糖症ですね。血糖値のコントロールができなくて、すぐ気を失っちゃうんですよ。あるとき、登山合宿をしていたら、気を失って。氷砂糖を一袋食べて、やっと回復しました。」
ご自身の障害を肯定的に捉えられたのは、お母様の存在が大きかったそうで。
「母が僕よりもっと破天荒な人で。先生に怒られることが多かったのですが、落ち込んでいると、『そんなこと気にしてるの? 小さいね。もっとやれ、もっとやれ』って(笑)」
自分は、テナガザル。
家族で行動し、ほかのグループとは交わらず距離を置くタイプ。
近代社会に適応しているひとたちは、コミュニケーションが巧みで階級社会をつくる、チンパンジータイプ。
お互い合わないけど、どっちがいい、悪いではなく、“個性”が違うだけ。
自ら作った言葉として、「選択的発達者」という表現も広めたい。
人が持ついろいろな能力の発達にはデコボコがあって、一般の人と発達障害がある人では、そのバランスが違うだけ。
発達の選択肢が違うだけで、優劣があるということではない、と。


●特別企画

「発達障害って何だろう」10:05〜10:27頃
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)
発達障害とはどういうものか、その特性をはじめ、周りの対応・ サポートのあり方など、私たちにできることは何かをうかがいます。


早稲田大学教授の梅永雄二さんにお話を伺いました。
先天的に脳の一部の働きが異なることで特定の分野に“困難さ”や“生きづらさ”を抱える「発達障害」。
見た目からはわかりにくく、周囲になかなか理解されないため、「見えない障害」とも言われています。
特性によって、
1.ASD(自閉スペクトラム症)
2.ADHD(注意欠如・多動症)
3.LD(学習障害)

の3つに、分けられるそうで。
ただ、複数の特性を併せ持つ場合もあれば、個人個人の差が非常に大きいので、その人の特性を知ることが大切とも。
周りの人はどのように接すればいいのか基本的なポイントとしては…、
・視覚的な情報を提示すること
・具体的・個別に伝えること
・安心できる環境を整えること
・ツールを提供すること
まだまだ発達障害の理解が進んでいない。
正しい理解と支援が広がってほしい、と。



11月20日(火)

聴き逃し | NHKラジオ らじる★らじる←ここから放送を聞くことができます(11月27日(火) 午後6:00配信終了)

2018年11月20日 | すっぴん!ブログ:NHK

●こそだてカフェスペシャル

「発達障害・子育ての悩み」10:05〜10:55
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)
火曜パーソナリティのユージさんとともに、番組に寄せられた、育児に関する発達障害へのお悩み、相談にお答えします。

2日連続で、「発達障害って何だろう」をテーマにお伝えする特別企画。
きょうは、リスナーから寄せられた発達障害に関するご相談に、早稲田大学教授の梅永雄二さんにお答えいただきました。
「発達障害という言葉ではなく、どういった個性なのかを知ることが大切。発達障害のお子さんを持つ親御さんは、大人になったとき生きていく術(すべ)、ライフスキルを身につけることを大切にしてください。」

本日お届けした「こそだてカフェスペシャル」は、聴き逃しサービス期間を終えたあとも、健康チャンネルのサイトで聴くことができます。
ぜひ、ご利用ください。


ここから聴くことができるようになりました(11月27日追記)

特別企画「発達障害って何だろう」 | NHK健康チャンネル
「こそだてカフェSP〜発達障害・子育ての悩み〜」(1)オープニング〜相談@ | NHK健康チャンネル
「こそだてカフェSP〜発達障害・子育ての悩み〜」(2)相談A | NHK健康チャンネル
「こそだてカフェSP〜発達障害・子育ての悩み〜」(3)相談B | NHK健康チャンネル
「こそだてカフェSP〜発達障害・子育ての悩み〜」(4)リスナーからのお便り・メール〜まとめの話 | NHK健康チャンネル
市川拓司さんインタビュー@ 「プロフィール紹介〜発達障害とわかるまで」(15分10秒) | NHK健康チャンネル


posted by ひと at 20:21| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK 視点・論点(11月28日更新)

「発達障害と共に生きる」
出演:どんぐり発達クリニック院長 宮尾益知さん
11月20日(火)午前3時50分〜4時
再放送 [総合] 11月20日(火)午前3時50分〜4時


「発達障害と共に生きる」(視点・論点) | 視点・論点 | 解説アーカイブス | NHK 解説委員室

NHKのサイトに全文が掲載されました


posted by ひと at 13:21| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHKあさイチ 気づいてスッキリ!女性の発達障害

気づいてスッキリ!女性の発達障害|NHKあさイチ

昨日の朝に放送されたヤツね。
全部書き起すと結構な量になるのでどうしようかと思ったけど、番組サイトに乗っているテキスト部(赤い文字)と、番組の中で実際に紹介された内容の概要や書き起こし(青い文字)にしておこうと思う。

気づいてスッキリ!女性の発達障害

空気が読めない、片づけができないなど、日常生活にさまざまな困りごとが生じる発達障害。今回は特に「女性」の困りごとについて詳しくお伝えしました。女性は男性と比べて社交性が高い場合が多く、周囲に溶け込もうとして無理をするあまり、「過剰適応」に陥ってしまうことや、出産や子育てによってもともとの困りごとが悪化してしまうこと。また、うつ病や統合失調症にまで至ってしまう「二次障害」になりやすいことなど。なぜ、そうした困りごとが女性に現れやすいのか。対策や解決法はどんなものなのか。当事者の声をもとに、専門家の解説を交えながら、「気づいてスッキリ!」な情報をお伝えしました。


専門家ゲストは宮尾益知医師(発達障害の専門医)。
ゲストは発達障害であることを公表されている栗原類さん(モデル)、坂下千里子さん(タレント)。


8:23〜9:00

空気を“読みすぎる”? カモフラージュする女たち

フリーライターの国実マヤコさんは、発達障害の特性によってこだわりが強く、完璧主義になりがち。発達障害と診断される前に出版社に勤めていたころは、打ち合わせ内容を完璧にシミュレーションした「台本」を用意した上ですべて暗記して臨み、相手の口調や話し方のクセまでまねしていることもあったといいます。「合わせすぎる」行動の正体は、「過剰適応」と呼ばれ、女性が陥りやすい傾向があります。国実さんは自分が本来苦手なことを「頑張っていた」ことに気づけたことで、完璧へのプレッシャーが薄れ、人とやりとりする際の不安が和らいだと言います。特性という視点から行動を見直すことが苦しさから脱するコツだと専門家は話していました。


国実さんは33歳の時に発達障害と診断された。
子供の頃、自分では普通にしていると思っているのに周囲から「ひょうきん」と思われていたことに強いショックを受ける。
拒食症の同級生に「どうしたの?ガリガリじゃん」と言ってしまって、周囲から大ヒンシュク。
自分では心配をして言ったのに「空気が読めない人」と言われて、どんどん追い込まれていく。
職場では自分で作った台本で「ギャグを入れる」「こういう表情をする」とか相手の対応によって三種類ぐらいのパターンを用意とか。
で、うまいこと相手に合わせられるようにはなったけど、自分で「自分がどういう人間だったか」みたいなのがワケワカメに。
この「行き過ぎた行動」は「過剰適応」だったというのを医師(西脇俊一さん)から指摘を受ける。
「ああ、私って今まで頑張ってたんだ。本当に適応できているわけじゃない。疲れて当然だ」


今まで「過剰適応」のことをあまり取り上げてもらえていなかったので、今回は期待できる!と思ったが残念ながら期待外れだった。
私はどの職場に行っても過剰適応と人間関係ですぐに限界が来て転職を繰り替えす状況になってしまったいたが、ようやく「過剰適応だった」ってことに気づけて、それからあとに「発達障害だった」ってのにも気づくことができたけど、それでうまくやれる気がしない。
「台本」まで行かなくても「答えを用意しておく」ってのは結構重要っていうか必要っていうか。
とっさに「普通の受け答え」をするのは難しいからね。
事前に相手が言いそうなこととかやりそうなこととか予測できれば、それに対して「こういう言い方をしよう」「こういう対応をした方がいいな」みたいなのが準備できる。

フィーメールカムフラージュ

フィーメール=女性
カムフラージュ=装う
「空気読みすぎ」の状態を指す。
フィーメールカムフラージュによってもともとの特性(こだわり・感覚過敏・感覚鈍麻・過集中・予測不安)が見えにくくなる。
しかし頑張りすぎると過剰適応になって体調を崩す人が出てくる。


宮本医師からも性役割によって要求される内容が違ってしまって、男の方が空気を読む会話をする必要がないという話が出る。
ここでの栗原さんの発言
「片付けが苦手・物忘れが多いとかは、男性より女性の方が『だらしがない』って言われる。本来そこで、男女の差があってはいけないことなんですけど、これがあるのが現実なので。女性の方がより思いが深いものがあると思うんですよね」
に、発達障害のある女性だけでなく、それ以外の女性からもネット上で賞賛されまくりということで。


過剰適応じゃなくても、普通の女の人なら誰しも多少周囲に合わせたりはする。
宮本医師は「発達障害の女性の場合は、家に帰ってきたら鎧を脱ぎ捨てたみたいな状態になるので、くたびれてくたくたになってほとんど家で何もできないみたいな状態になっています。それはやはり過剰適応ということ」と解説した。
外でも家でも役割を演じる、「過剰適応」をしていれば、やはりその人は壊れてしまうだろう。
周囲の理解とサポートは必須だ。

長時間人と接して、翌日一日中頭痛が(酷い時は二日間ぐらい続いたり)っていう現状なので、私は過剰適応ってことかな。

そして過剰適応が進むと二次障害へ。

女性に多い“二次障害”

二次障害は、発達障害の特性そのものが原因ではなく、コミュニケーションがうまくいかないことや、いじめや虐待を受けることによって現れる深刻な精神症状や身体症状のことです。発達障害がある女性の中には、発達障害と診断される以前に二次障害の症状が現れ、発達障害であることに気づけないケースが多くあります。治療を続けても症状が改善しない場合や、一時的によくなっても、また同じ症状をぶり返してしまう場合などは、二次障害の可能性があります。精神症状と、発達障害に対するアプローチは異なるため、まずは気づくことが大切だと専門家は話していました。


二次障害の例
・うつ病
・統合失調症
・摂食障害
・線維筋痛症


うつ病と摂食障害は経験済みだな。

金子愛美さん、25歳。
シンガーソングライターとして活躍することを目標に頑張っている。
小学校で仲間外れにされたりして不登校。
潔癖症になり脅迫症状が。
ドアノブにも触れないし座れない。
毎日何度も風呂に入る。
8歳の時に不安神経症と診断される。
治療として感情をコントロールするための薬や睡眠導入剤などで一日20錠以上を飲む。
症状はよくならず。
11歳の時に別の病院で発達障害と診断される。
この時初めて不安神経症が二次障害であったことが判明。
不安神経症の薬を減らして症状が軽減。
高校からは自ら望んで学校へ。
最初は勇気がいったが、触れないと思っていたものを触ることができるようになり、自信につながり、できることも増えたので人生が楽しくなった。


私も一日に何十回も手を洗っていた時期なんかもあったけどね。
まあ、不安神経症とやらだったんだろうな。
状況を考えれば当然だけど。

宮本医師による二次障害の見極め。
「こだわり・感覚過敏・感覚鈍麻・過集中・予測不安」は発達障害にわりと特有な症状である。
例えば不安神経症だと思っていても、これらの症状があれば「発達障害がベースにある」と考える。
女性の場合は体の変化が先に来るので
 体の変化→自分が動けない→不眠→登校拒否
という症状が出てくる。
「やろう」と思う気持ちはあるけれども動けない。
そういう状態になるので、たとえば「うつ」であれば感情の方が先に出てくる。
「もうだめだ」とか「やる気がない」と。
逆に言えば「やる気がない」とか感情が目立っていて身体的なものが二次的にくればそれはおそらく「うつ」。


発達障害女子会

日常生活の悩みを共有し、解決策をアドバイスしあう場として、当事者どうしの集まりが増えています。番組で紹介した場は独自のつながりによって開催されたものですが、各地に当事者カフェや、ピアサポートの中に交流を設けている場合もあります。参加したい場合は行政の発達障害相談窓口へ問いあわせたり、各団体のホームページなどの情報を参照してください。


発達障害の診断を受けている若い女性が四人で鍋パーティーをする。
複数のことを同時にこなすのが苦手なため、野菜を切っていると鍋が煮立っていることに誰も気づけない。
料理一つをとっても様々な苦手と向かうため、想像よりも体力を使う。


料理は発達障害者が苦手なことが多いものの一つだよねぇ。
料理に限らず家事ってマルチタスクが要求されるから、並行していろいろやらなきゃいけないんで、もうその時点でかなり難しい。
料理はレシピに「じゃがいも二個」って書いてあっても大きさいろいろだからね。
そういう「ちょっとした違い」で入れる調味料の量が違ってきたり、焼き加減を見ながらみたいなのはすごくわかりづらい。
「5分間強火で」って書いてあったら5分焼けばそれで完璧な焼き加減みたいなワケには行かないんで。
このあたりは「臨機応変」みたいな能力が欠けているのがネックになっちゃうなと思う。

女子会でアプリの情報交換をする。
頭痛ーる
 発達障害者は気圧の影響を受けやすい人が多いので、このアプリによって事前に気圧の変化を知ることができて便利。
●学習障害にうれしい電卓(アプリの名前は紹介されず)
 入力した数字がすべて見えることが助けになる。
●毎日の服選びに役立つアプリ(アプリの名前は紹介されず)
 気温や気候に合わせた服装を教えてくれる。
栗原さんは電子書籍のアプリといろんな通知を教えてくれるアプリを使っている。

栗原さんが「雑音」を「ぞうおん」と言っているのが気になる。


9:05〜9:23

発達障害がある女性の出産・育児の悩み

発達障害がある女性が子育てする際、特性による苦手が思わぬ形で悪化してしまう場合があります。岐阜県に暮らす藤田まさみさん(仮名)は、発達障害の特性のひとつである聴覚過敏があります。出産後、育児の中で赤ちゃんの泣く声が「脳に突き刺さる」ほどつらく感じて思考が停止。抱き上げるという行動すら思いつかなくなってしまいます。ほかにも、こだわりの強い人が育児書どおりにいかないことでパニックになってしまうことも。愛情がないわけではないのに、意図せず育児放棄のようになってしまう場合があります。努力ではどうにもならない困りごとがあるということを周囲が理解して、サポートを得ることが重要だと藤田さんは言います。


26歳で結婚。
すごく低くていい声の旦那で落ち着く(はぁと
静かな環境で聴覚過敏が軽減されたのに、出産で子供の泣き声に悩まされて聴覚過敏が悪化。
つらさを訴えても「子育てはみんな大変だから」と取り合ってもらえない。
藤田さんは幸い、夫の理解が得られたことでつらい時期を乗り越えることができました。

ケッ!
助けてくれる人がいても障害はあるから大変なんですってことなのかも知れないけど、こういう「優しい夫がずっと助けてくれる」みたいな話を聞くとものすごく腹が立つ。

宮本医師は「夫が自分の母親としての役割を妻に求める、ということが分からない」と悩む人もいるという。
要するに「妻、子の母、夫の母」3人分をやらなくてはいけない。
発達障害でなくとも大変なことだ。


発達障害がある女の子への性教育

体内の臓器の働きなど、目に見えないものを想像することや、あいまいな表現を理解することが難しい発達障害がある子どもたちのために、手作りの教材で性教育を行う現場を取材しました。教えるのは、女性ならではの臓器があることや、生理の仕組みなどについて。間違った知識を得る前に「どんな仕組みで」「なんのためにあるのか」を知ることで、急に起きる体の変化によって体調を崩してしまうことや、性犯罪に巻き込まれることを予防するのが目的です。女の子だけで学べる環境はまだ少なく、必要性を訴える声は高まっています。


アメリカで診断を受けた栗原さんによると、アメリカでは診断を受けるとサポートがあると。
日本では診断だけ出しても放置されがちだからな。
よく「『様子を見ましょう』って言うばっかりでどうしたら?」って話が出るからな。


9:49〜9:51

視聴者からの質問

Q.発達障害かな?と思ったら何科へ行けばいい?
A.子供であれば小児神経科か児童精神科。大人は精神科だが発達障害を診ていますという病院。

Q.職場の先輩が何度も同じミスをするのでアスペでは?どう対応をしたら?
A.「どうやったらうまくいくか」というのを教える。


視聴者からのアドバイス

料理が苦手な人は本よりも動画、もしくはレシピを時間ごとに書きなおすといい。
服のコーディネートは店のマネキンごと購入したり雑誌に寄せてハンガーに吊っておくと楽。

キッチンタイマーをたくさん使う。
洗濯機を回した時、料理中などキッチンタイマーをセットする。



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2018年11月18日

NHKの発達障害関連の番組情報が変わっていました(11月23日修正)

すでに何度もご紹介しているけど、またNHKのサイトが大幅に変わっていて、前にはなかった番組も増えていたのでご紹介する。
https://www.nhk.or.jp/kenko/program/hattatsu/
NHKのサイトには含まれていないが、以前放送した「発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?」というシリーズも放送されるようなので、その情報も入れておく。


◆アニメシリーズ
「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送 ここに詳細をアップしました
(いろいろと変わっていたので更新しました)

あさイチ[総合]
11月19日(月)午前8時15分〜9時52分(枠内)
「特集 気づいてスッキリ!女性の発達障害」
11月20日(火)午前8時15分〜9時52分(枠内)
“発達障害のピアニスト” 野田あすか
11月21日(水)午前8時15分〜9時52分(枠内)
発達障害 災害時のケア
11月22日(木)午前8時15分〜9時52分(枠内)
発達障害 反響編

すっぴん![ラジオ第1]
11月19日(月)午前8時05分〜11時50分(枠内)
すっぴん!インタビュー
「“選択的発達者”として生きる」
特別企画
「発達障害って何だろう」
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)
発達障害とはどういうものか、その特性をはじめ、周りの対応・ サポートのあり方など、私たちにできることは何かをうかがいま(←「す」が抜けた?)
11月20日(火)午前8時05分〜11時50分
こそだてカフェSP
「発達障害・子育ての悩み」
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)
火曜パーソナリティのユージさんとともに、番組に寄せられた、育児に関する発達障害へのお悩み、相談にお答えします。
11月27日(月)午前8時05分〜11時50分(枠内)
こそだてカフェSP
「発達障害・子育ての悩み」
出演:梅永雄二さん(早稲田大学教授)

◆視点・論点[Eテレ]
11月19日(月)午後1時50分〜2時
再放送[総合] 11月20日(火)午前3時50分〜4時
「発達障害と共に生きる」
出演:どんぐり発達クリニック院長 宮尾益知さん

きょうの健康[Eテレ]
11月19日(月)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月26日(月)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害
「注意欠如・多動症(ADHD)」
11月20日(火)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月27日(火)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害
「限局性学習症(LD)」
11月21日(水)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月28日(水)午後1時35分〜1時50分
全力サポート!子どもの発達障害
「自閉スペクトラム症(ASD)」
11月22日(木)午後8時30分〜8時45分
再放送 11月29日(木)午後1時35分〜1時50分
あの人の健康法「栗原類」

ハートネットTV[Eテレ]
11月20日(火)午後8時〜8時30分
シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”
第1回「少年院の現場から」(NHKのサイトに全文あり)
発達障害への理解や支援が不足する中、“問題行動”を止められず、結果的に犯罪に至る若者も多くいるという。更生のためにはどんな教育が必要か、少年院の現場から考える。
(2017年5月30日に放送したもののアンコール放送)
11月21日(水)午後1時05分〜1時34分
「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」(再)
バーチャル空間『セカンドライフ(SL)』。ここに自閉症の当事者たちが集う自助グループがある。昨年ハートネットTVは、米国の社会学者・池上英子教授が初めてアバターを操る本人に会う、アメリカ横断の旅に密着。放送をきっかけに、今日本でも自閉症の人たちがSLで「当時者の会」を開こうと新たな動きが始まっている。中心の朋さんは「日本では仮想空間であっても障害を明かせない」と感じ、初めての開催に向け挑戦する。
(2018年11月14日に放送したものの再放送)
11月21日(水)午後8時〜8時30分
11月28日(水)午後1時05分 〜 午後1時35分(再)
シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”
第2回「出所、そして社会へ」
罪を犯した発達障害者の中には、刑務所や少年院をでた後も、障害への適切な支援を受けられず、結果として再び罪を犯す人も少なくない。どうすれば再犯を防げるのか考える。
(2017年5月31日に放送したもののアンコール放送)

NHKスペシャル[総合]
11月20日(火)午後11時55分〜0時44分
「自閉症の君が教えてくれたこと」(再)
重度の自閉症である東田直樹さんは、人と会話をすることはできないが、文字盤を使えば豊かな表現力を発揮する。世界的にもまれな存在である。24歳になり、プロの作家となった東田さんは今、自閉症のみならず、さまざまなハンディを抱える人たちがどう幸せを見つけていけばいいのか、エッセイや小説を書いている。前回の番組後、ガンを患い、自らもハンディを抱えることになったディレクターの視線で描く感動のドキュメンタリー。
(2016年12月11日に放送したものの再放送。ここに全文を掲載済み)

u&i[Eテレ]
11月21日(水)午前9時〜9時10分
#4「なんで覚えられないの?(読み書きの苦手)」
『u&i』は、多様性への理解を深めるこども番組。第4回目のテーマは「読み書きの苦手」。約7%の児童が持つと言われる学習障害:LDを始めとして、知的に問題がないにも関わらず、文字を読んだり書いたりすることに苦手を抱える子どもは多いものの、努力が足りないと勘違いされることも。苦手をいかに克服するかだけでなく、得意なことをいかに活かすか考える議論を通じ、多様性を認め、共生していくための思考力を養う。

ラン×スマ〜街の風になれ〜選[総合]※関東甲信越(茨城を除く)以外で放送
11月21日(水)午前11時05分〜11時30分
「キラリ!市民ランナーファイル第2弾」
初夏の湘南ビーチを駆ける大会で「親子ラン」に密着!コミュニケーションが難しいなど、発達障害がある子どもと、親が一緒に走る取り組みに迫ります。走ることで、のどが渇いたり、おなかが空いたり、刺激を受けて表情が豊かになる子どもたち。練習開始からレース本番まで、その変化をカメラが見つめます。家族一緒に走ることで感じる楽しさ、走りきることで達成感を味わうことの大切さ。その喜びは、すべての親子に通じます。

ごごナマ[総合]
11月21日(水)午後2時05分〜2時55分
「発達障害を知る ふつうってなんだろう?」
「発達障害」って何だろう。本人はどんな気持ちでどんな苦手と向き合っているのか。私たちはどう理解し、接したらよいのか。身近な例や日常の場面から、みんなで考えよう。

クローズアップ現代+[総合]
11月21日(水)午後10時〜10時25分
↑放送日が変更になりました
11月26日(月)午後10時〜10時25分

「企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革▽業績アップ」

おはよう日本[総合]
11月22日(木)午前7時台

ウワサの保護者会[総合]
11月22日(木)午前11時05分〜11時29分※首都圏、東北地方以外で放送
11月24日(土)午後0時30分〜0時54分

「発達障害かも…どうすれば?」(再)
「うちの子もしかして発達障害?」子どもが困っているのを助けたい一方で、病院に行くことが本当に子どものためなのかと悩む保護者もいる。判断に迷うときできることとは?落ち着きがなく、授業に集中できない。友達とのコミュニケーションが難しい。がんばっても学習成果が上がらない。発達障害の特性は「個性」とはっきりと区別する境界線がないため、保護者は疑問を感じながらも、そのままの状態でもんもんと悩むケースが多い。スタジオには、そんな悩みを今抱える当事者と、かつて同じ経験をした保護者たちが集まり、どんな心構えで子どもたちに寄り添えばいいのか、じっくりと話し合っていく。

所さん!大変ですよ[総合]
11月22日(木)午後8時15分〜8時43分
11月29日(木)午前4時02分〜4時30分(再)
「誕生!?伝統工芸の救世主」

◆発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「LD“読み書きが苦手”少年編」[総合]
11月23日(金・祝)午前3時50分〜3時55分
(ここに全文を掲載済み)

◆発達障害キャンペーン “普通”って何だろう?「ASD“感覚過敏”」[総合]
11月23日(金・祝)午前6時25分〜6時30分
(ここに全文を掲載済み)

インタビューここから「武田双雲」[総合]
11月23日(金・祝)午前6時30分〜6時53分

すくすく子育て×ウワサの保護者会[総合]※四国地方では別番組を放送
11月23日(金・祝)午前11時00分〜11時54分
「ちゃんと知りたい!子どもの発達障害」(再)
乳幼児の子育てについて専門家と考える「すくすく子育て」。小・中学生の保護者が子育てや教育について語り合う「ウワサの保護者会」。ふたつの番組が、「子どもの発達障害」をテーマに初のコラボです。「もしかして発達障害?」「小学校はどうやって決める?」「親としてできることは?」など、乳幼児期から小学校に上がる頃の悩みについて、すくすくママと先輩ママ、そして専門家がとことん本音で語り合い、考えます。

ドキュランドへようこそ![Eテレ]
11月23日(金・祝)午後10時〜10時49分
「オレグの自立〜発達障害と向き合う青年の物語〜」
自閉症のオレグは、ロシアに暮らす21歳。病に理解がない母親にスパルタ教育を受けて育つが、劇団に入ったことを契機に同世代の友人の輪をつくり、親からも自立していく。「あなたは怠けているだけ」「頑張れば普通になれる」と、母のマリナから常に厳しい言葉を浴びてきたオレグ。内気で心優しき青年は、劇団でも同世代の女子たちを前にドギマギするばかり。だが、ドンファンの主役に抜擢され、心を開ける友ができたことで自信をつけていく。

地球ドラマチック[Eテレ]
11月24日(土)午後7時〜7時44分
「泳げ!ハンマーヘッズ〜ちょっと特別な僕らの水泳部〜」
2歳で自閉症と診断されたマイキーは、幼いころから泳ぐことが大好き。発達障害の子供たちの水泳チーム「ハンマーヘッズ」で活躍中だ。感情のコントロールに悩む子や、集団行動が苦手な子…。どんな子にも粘り強く向き合うコーチたちのもと、青年たちは水泳を通して自尊心を持ち、驚くべき成長を見せる。チームの目標は「スペシャルオリンピクス」で金メダルを取ることだ。果たして夢は実現するか?(アメリカ2017年)

発達障害って何だろうスペシャル[総合]
11月24日(土)午後9時〜9時49分

今夜も生でさだまさし[総合]
11月25日(日)午前0時05分〜1時35分(土曜深夜)
ミュージシャン・さだまさしさんが、ラジオのディスクジョッキースタイルで送る生放送トーク番組。さださんが豊富な知識と経験、幅広いネットワークを使って、視聴者から寄せられた質問や悩みにこたえていきます。
今回は、石川県・NHK金沢放送局から!!


目撃!にっぽん 選[総合]
11月25日(日)午前6時15分〜6時50分
「“心の街並み”を描く〜アーティストAju〜」
0.05ミリのペン先から生み出される、大阪の古墳群やビル街の風景。女性アーティストAjuは、心に焼き付けた景色を、下書きもせず描き上げていく。絵を始めたきっかけは大学生の時、医師から「アスペルガー症候群」と告げられたこと。自分を否定し傷つけたが、ペンを握る時は無心になれた。これまで人の顔を描くのは苦手だったが、大好きな「ひこうき先生」のために人物画に挑む。一歩一歩前に進む、その姿に密着。

バリバラ[Eテレ]
11月25日(日)午後7時〜7時30分
「2人の怒れる男」
怒りのコントロールが苦手なため、学校でうまくいかない子どもたちが主人公。お笑い芸人やラッパーなどのユニーク講師たちとともに、怒りをまろやかにする方法を実践する。今回は“怒れる子どもたち”が主人公。ちょっとしたことで怒りが爆発してしまうため、学校でうまくいかず悩んでいる。本人たちは怒った後で自己嫌悪に陥っているが、その葛藤はなかなか知られることなく、理解は得づらいままだ。そこで、“ポジティブ芸人”井上裕介(NON STYLE)と、ラッパーの晋平太が、スペシャル講師として子どもたちを訪問!感情をコントロールして怒りをまろやかにする方法を、ともに実践する。


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2018年11月15日

ハートネットTV 続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して

NHKドキュメンタリー - ハートネットTV「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」
再放送はEテレで11月21日(水) 午後1時05分(30分) 。

今回は去年放送していた「自閉症アバターの世界」の続編ということで。
ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第1夜 脳内への旅
ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第2夜 仮想と現実を生きる
てっきり公式サイトの方にずっと全文を掲載しておいてくれるのかと思っていたら、時間が経つと削除されちゃうんだな。
前のヤツは私が書いたヤツだけ見てもあんまり内容がわからないかと思うけど。


今回も全文は紹介しない。
公式サイトに全文が出て、いずれそれが削除されていくっていうことっぽいので、内容を知りたいという方は公式サイトにアップされたタイミングで確認していただくってことで。

バーチャル空間『セカンドライフ(SL)』。ここに自閉症の当事者たちが集う自助グループがある。昨年ハートネットTVは、米国の社会学者・池上英子教授が初めてアバターを操る本人に会う、アメリカ横断の旅に密着。放送をきっかけに、今日本でも自閉症の人たちがSLで「当時者の会」を開こうと新たな動きが始まっている。中心の朋さんは「日本では仮想空間であっても障害を明かせない」と感じ、初めての開催に向け挑戦する。

前のは海外のばっかりだったけど、今回は日本のってことで。
「中の人」が日本人だからっていうのがわかっているからそう感じたのかも知れないけど、アバターが変に「ナルシスティック」っていうか。
気持ち悪さすら感じた。
病的なレベルのナルシストである私にそんなことを言われたくないだろうとは思うんだけど、私のナルシストとはまた違うベクトルのナルシストみたいな感じがしてしまって、その時点で受け入れ難い感じ。

10年前、自閉スペクトラム症などの診断を受けたトモさん。

パートナーのワシヲさんは大工さん。
料理など、トモさんの苦手な家事を引き受けてる。


日本でもセカンドライフを媒介とした当事者会をやろうという。

確かにね、リアルな対面は難しい。
音声言語に頼った意志の疎通は、まず聞き取るのが大変だし、裏の意味とかノンバーバルな部分とか無理して読み取ろうとし続けないといけない。
すげぇ疲れる。
チャットみたいな文字だけだと、そのあたりの負担が大幅軽減だ。
でもね、私はそういう文字だけとかネット上でとかっていうのはあくまで「補助的な連絡手段」でしかないんだよ。
それだけしかないのは耐えられない。
昔、ネットで大勢の人と交流をしていた時、リアルでは一人も私に「誕生日おめでとう」という人は存在しなかったけど、ネットでは大勢の人から「誕生日おめでとう」という言葉をいただいた。
それで喜べるタイプならそれでいいんだろうけど、私はそれに耐えられなかった。
だから今はネット上には自分の生年月日は表示させなように気を付けている。
私は「ネット上でだけ」そういう言葉をいただくことは耐えられない。
それならむしろ誰からもそう言われない方がマシなのだ。
多分そのあたりが、セカンドライフを楽しめる人たちと私とでは違うんだろうな。

発達障害当事者会「ぽっぽカフェ」
月に2回開かれる発達障害の当事者会だ。

「逆に個性を出すという発想がわからなくて、消しても消しても残っていくものが個性だったりするんですけど」


その通りだね。
どんなに「他の人と同じにやろう」って思っても、どうしても同じにならないのが「個性」なので「個性を伸ばす」とか「個性を尊重する」とか、そんなことをやらないと出てこないのなんて「個性」ではない。

ありのままの自分を表現できる場が必要だと実感するトモさん。
セカンドライフでも当事者会を開いてみたいと協力をお願いした。
トモ「当事者会に来たくても来れない人のことをずっと気になっていて、感覚過敏とかトラウマを抱えて外に出られない人、ひきこもり、他にもいると思う。きっと。だから(セカンドライフ)をはじめたいって思った方は声をかけて頂ければいいかなって思ってます」


セカンドライフなんか悠長にやれる人たちって、かなり恵まれているごく一部の自閉症者に過ぎないのではないかと思う。
二次障害で、のたうちまわりながら短い生涯を閉じる大部分の人たちは、そんなことをやっていられるような物理的な余裕はないのではないか?

私がネット上でだけの交流に満足できないというか、それだけにしちゃうことに抵抗があるのは、二十年近く前のある出来事のせいもある。
当時たしか20代後半ぐらいの人だったと思う。
背が高いが、体重も100kgは超えているであろうと思われる男。
太っているだけでなく、顔面偏差値も著しく低く。
本人はとても周囲に気を遣っている。と思う。
でも、それがことごとく的外れで、周囲からは「気の利かないやつ」というふうに見られていた。
私もその人のことは大嫌いだったのだが。
その人物はネット上では「女子高生たちの相談に乗ってくれる優しいお兄さん」的な存在であるということを知った。
女子高生たちはネット上での優しい物言いで「ステキ〜♪」なんて思って、実際に会って「ゲッ!」となっただろうなぁ。
だから、ネットの上でとても魅力的な人物が、実際に会って魅力的な人物とは限らないということで。
当然逆もあるだろうなと思うし、実際にネット上ではそれほど魅力的には感じなかった人と会ってみて、とても素敵な人だなと思うことが最近あったし。
セカンドライフにはまっている人たちは「何を言っているんだ?このネット上の自分が本当の自分だよ!」ってことかな?
私はその考え方には付いていけない。

トモ「失敗ができる場所になったらいいかなと思うんですよ。失言したりとか、人と折り合わなくなったりとか、気まずくなったりとかあると思うんですけど、そうするとリアルな発達障害当事者会だともうよその会に行くしかないんですよね。でもセカンドライフだったら、もう最悪アバター消して違うメールアドレスで違うアバターに生まれ変わればいいんで、やり直しがきくんですね」

まあ、そうなんだけど・・・。
何だろうな。
失言したら、その失言をしたことを相手に対して詫びるとかまずそっちをやれよ。
それでもダメならまあ違うアバターでってのもあるだろうけど。
気まずくなったりとか、そりゃああるだろうけど、そんなの気にしてたら年中新しいアバターを作っていかなきゃいけなくなるじゃん。

この番組を見て「発達障害のある人ってみんなセカンドライフみたいな世界が好きなんだね!」みたいに思わないでいただけたらと思う。



posted by ひと at 11:53| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月14日

発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#4 フミヤのふつう

放送予定はこちら

[総合]11月14日(水) 午後14:53〜午後14:55(2分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #4】フミヤ(20)のふつう


♪ふつうって なんだろう

今、二十歳のフミヤです。
自分は、ものの感じ方が人と違うことで苦しんできました。


♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

例えばサラダを食べると、ラーメンにチョコレートを入れた感じというか、全く違うもの同士が混ざり合う気がして、気持ち悪くなります。
ほかにも外を歩いていると
トラック バイク たばこ サラリーマン 女子高生 話し声。
一度に複数の情報。
それだけで疲れてしまうんです。


♪そんな私がいま 思うこと

周りとの差をいつも感じていた自分に、大きなきっかけをくれた先生がいました。
先生「へえ〜その時、体がどんな感じになるの?どんな世界にいる感じ?」
フミヤ「えっ?」
先生は怒ったり否定したりせずに、興味を持って僕の話を聞き続けてくれました。
「これでいいんだ。自分を無理に変えようとしなくていいんだ」
って思えるようになりました。
枝を切り落とさないで、子どもの考えや行動を尊重してほしい。
今、一番伝えたいことです。

♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね

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発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#3 サトシのふつう

[総合]11月14日(水) 午前9:52〜午前9:55(3分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #3】サトシ(27)のふつう


♪ふつうって なんだろう

サトシ 27歳です。
発達障害の子どもたちをサポートする仕事をしています。

子ども「人をたたいたりしちゃ駄目なんだから!引っ張ったら痛いんだもん。ウサギさんかわいそうでしょ」

♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

私も昔から人と話すのがとても苦手でした。

(チャイムの音)
(一方的に教師に話しかける子どもの頃のサトシ)
一方的に話してしまい、気づくと8割方自分がしゃっていることがあります。
相手の表情から気持ちを読み取るのが苦手で

教師「う〜ん?」
分からない分、理解してもらおうと必死にたくさんしゃべってしまうんです。
そして沈黙が出来ると。
(サトシの心の声)「あっやばい。もっと話さなきゃ!」
となって更に話し続けてしまうのです。
教師「う〜ん?」
(ため息をつくサトシ)

♪そんな私がいま 思うこと

今、自分と同じような障害で悩んでいるお子さんに寄り添う仕事が、自分の生きがいになっています。
この子たちには、障害はなくならないかもしれないけど、誰もが自分らしく生きる権利を持っているということを伝えていきたいです。

子ども「こうして王子様とお姫様は、いつまでも仲よく暮らしましたとさ」
サトシ「お〜!」
サトシと子供たち(拍手)

♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね

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2018年11月13日

発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#5 ナオキのふつう

[総合]11月13日(火) 午後14:53〜午後14:55(2分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #5】ナオキ(15)のふつう


♪ふつうって なんだろう

ナオキです。15歳です。
全寮制の中学校に通っています。


♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

僕には何の前触れもなく突然、話がす〜っと聞こえなくなることがあります。
クラスメイト「なあ、昨日のテレビ見た?」「ああ、見た見た」「ナオキ見た?面白かったよな」「おい、何無視してんだよ。」
でも僕には
(途中で人物が消えてしまう)
注意して聞いていても、突然情報が入ってこなくなってしまうんです。
分かったふりをしても、うまくいかず、だんだん人から遠ざかるようになりました。


♪そんな私がいま 思うこと

こんな自分を変えたいと思い、あえて人と関わることの多い全寮制の学校に転校しました。
毎日みんなとたくさん会話する中で、次第に自分の特性も分かってきたような気がして、みんなもそんな僕を理解してくれて今は、
友人たち「ねえねえ」「ねえねえ」「うぇ〜いサッカーする?」
(話が聞こえていないナオキ)
友人たち「あっもう一度言うね。」「休み時間サッカーしよう」
ナオキ「あっいいっすよ」
僕を受け入れてくれたみんなに感謝。
今度は僕が何かみんなの助けになりたいと思っています。


♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね


他の人と同じようにできないと「悪意があってやっている」みたいに決めつけられて非難されることってよくある。
自分がどうにかしようって思ってもできるもんじゃないし。
結局は周りの人次第だったり。
私みたいに何とか「普通の人間のフリ」みたいなのをほぼ完璧にできるようになったところで常に無理をし続ける状態だからしんどいし、他人からは「普通にしているだけ」にしか見えないから、少しでも気を抜くと「わがまま」「協調性がない」「みんなだって大変なんだ」なんてことを言われまくるだけで。
結局、他人と関わっても自分がしんどいだけなんだなってのが結論なワケだけれども。

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発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#2 ユウのふつう

[総合]11月13日(火) 午前9:52〜午前9:55(3分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #2】ユウ(18)のふつう


♪ふつうって なんだろう

ユウ 18歳です。
中3の時にアスペルガー症候群と診断を受けました。


♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

私は予想外のことが起きると
鬼のような形相の教師「こら!ちゃんと話を聞け!」
ユウ「うわっ!」
パニックを起こしてしばらく返事ができなくなります。
例えて言うと、静かにゆっくり回転させていたところに、突然100デシベルの大声で
「大変なことが起きた!急いでもっと回転させろ!」
と言われたような感じ。
作業員たちは慌てふためいて混乱してしまい、壊れて動かなくなってしまいます。
見かけではボ〜ッとしているようにしか見えないので、先生からは
「無視するな!」
「どうしてふつうにできないの!」
と、叱られ続けて、結局うつと睡眠障害になってしまいました。
今も薬が手放せません。


♪そんな私がいま 思うこと

私には夢があります。
障害者の役に立つような服飾デザイナーになること。
困っている人たちのために役立つことが、私らしく生きることだと思います。


♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね


将来の夢があるのはとてもいいことだと思う。
でもそういうものを自分の意志で無理やり持とうと思っても持てる種類のものではない。
障害があるかないかに関わらず、若いうちにそういうものを持てないと、とても辛かったりする。
私も実際そういうものがずっとなかったので「将来やりたいことに向けて努力する」みたいな方向で進むことができなくてこまったり。
あるに越したことはないけど、なくても何とかなるし、確かに先のことを決めづらいけど、それは仕方のないことだし。
オリンピックに出るような人たちや、若くて成功している棋士とか、どうしても「若いうちに自分の将来のことを見据えている」っていう人が注目されちゃうから余計に肩身が狭くなるけど、そうじゃなくても大丈夫だよ!っていうのは若い人に知って欲しい。
自分を追いつめたりしないで欲しいなと思う。

posted by ひと at 19:49| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月12日

「ふつうってなんだろう?」の放送予定に加筆修正しました

発達障害キャンペーンアニメシリーズ「ふつうってなんだろう?」の放送予定(11月12日加筆修正)

内容がだいぶ変わったんでね。
この先、放送されたものは随時全文書き起ししていく予定。


この手の番組がどんどん放送されていけば、何か状況がよくなっていくかっていうと、私にはそうは思えないんだよねぇ。
私はスポーツとかブランドものとかには一切興味がない。
そういう自分が興味のない種類のことを放送されても、何も記憶に残らない。
人間ってそういうものだろうと思うんだ。
たまたまテレビを点けて、今まで見聞きしたことのない「発達障害」ってのを取り上げていたとしても、それは何か自分や周囲に関係がありそうって感じがしない限り「ひとごと」だし、その時点でチャンネルを変えるか、変えなかったとしても記憶に残らないんじゃないかと思うんだけどな。
その上「うまいことやれている」っていう種類の人ばっかり取り上げられると、うまいことやれていない大部分の人たちの立場がむしろ悪化していきかねないんじゃないかと思ったり。
今回も一つも「作業所でわずかな工賃の人」とか「障害認定も受けられずに現在ホームレス」みたいなタイプの人は取り上げなさそうだしな。

posted by ひと at 14:17| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

発達障害キャンペーン アニメシリーズ“ふつうってなんだろう?”#1 柳家花緑さん

[総合]11月11日(日) 午前4:17〜午前4:19(2分)

番組の動画まるごとがNHKのサイトにあります
【ふつうってなんだろう? #1】柳家花緑(47)のふつう


♪ふつうって なんだろう

柳家花緑(やなぎやかろく)です。47歳です。落語家をさせて頂いております。
(おそらく落語の一部)「茶わんだのつぼだのというものは自分が思っているほど値打ちのないもんだ」。

♪そんな私には どうにもならない 普通があるんです

いや〜小さい頃から文字を読むのが苦手だったんだ。
「ライム」(「ラムネ」と読み間違える)
「あさくさ」(「さあくさ」と読み間違える)
「友人」(「ともだち」と読み間違える)
こんなふうに文字を間違えてばっかり。
なので中学時代の成績は美術と音楽以外はほぼ1か2。
でも中学を卒業して入った落語の世界は師匠からの口伝えで教わるんです。
文字を読まなくても学べることは私にとってラッキーだったなあ〜!


♪そんな私がいま 思うこと


読むことは今でも苦手だけど、大好きな落語ができるのは本当に楽しくて!
(おそらく落語の一部)「どこだい?こぶなんか、どこにもねえじゃねえかよ」「えっえ〜・・・あんまり名前が長いからこぶが引っ込んじゃった」
(拍手と笑い声)

だからみんなもできないことばかりに注目するんじゃなくて、好きなことに目を向けてもらいたいな〜。

♪わたしのふつう あなたのふつう ふつうって一体なんだろね



NHKのサイトの方の情報では放送時間が午前4時15分からってことになっているけど、17分から放送されたようだ。
もう終わっているからどっちでもいいんだけど。

別段この番組の内容が悪いとは思わないんだけど、見ていてちょっとな・・・って感じ。
障害特性上、落語家という職業にとても向いていて、その世界で成功できたということで。
「発達障害を持っている人でも何か自分に向くことを見つけてやっていこう」みたいなことかなと思うんだけどさ、それが「食べて行ける職業」に結び付くタイプってむしろ稀だと思うんだよね。
日本中の駅名が言えたり、円周率が何千桁とか暗記していたりしても、たまにテレビの「奇人変人コーナー」みたいなのに出られる以外に出番がないかと。
芸術系のものでも、実際に楽器なんか習ってみるとわかるけど、どれだけカネと時間がかかるかっていうね。
本当に「本人の努力」だの「やる気」なんてもんがいくらあっても無価値だなと痛感している。


posted by ひと at 13:51| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月10日

今月の発達障害関連番組の情報(11月15日修正)

再放送の日時などがおかしかったので修正しました(11月15日)

前にも載せたけどいろいろ変わったんで再掲。
NHKの発達障害のページね。
仕様が最近コロコロ変更に。
放送予定のページがどこにあるんだよ?と思ったら、ようやく発見。
で今までとはまるっきり異なる形式になっていた。
関連番組一覧はこちらから(PDF)ってところを押すと開くっていう。
ここからの情報をいつもみたいな形式にしてご紹介しようと思うが、バカな上にカタワだからうまいことできるかどうか不明。
ここに載っていない情報も載せておく。


◆アニメシリーズ
「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送 ここに詳細をアップしました

どーも、NHK
11月11日(日) 総合 午前10:40〜午前11:54
おすすめ番組を紹介する▽週刊どーもナビ:「NHKスペシャル シリーズ 人生100年時代を生きる」「趣味の園芸 コチョウラン 花の進化が止まらない」「AI育成お笑いバトル」「人生は旅だ 料理も旅だ〜三ツ星シェフが見つけた日本〜」など、1週間の見たい番組、気になる番組が見つかるかも▽NHKの取り組みを紹介!もっとNHK:発達障害キャンペーン

◆ハートネットTV
「続・自閉症アバターの世界」
11月14日(水) Eテレ  午後20:00〜午後20:30
【再放送】11月21日(水)午後13:05
バーチャル空間『セカンドライフ(SL)』。ここに自閉症の当事者たちが集う自助グループがある。昨年ハートネットTVは、米国の社会学者・池上英子教授が初めてアバターを操る本人に会う、アメリカ横断の旅に密着。放送をきっかけに、今日本でも自閉症の人たちがSLで「当時者の会」を開こうと新たな動きが始まっている。中心の朋さんは「日本では仮想空間であっても障害を明かせない」と感じ、初めての開催に向け挑戦する。
「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発” 第1夜」
11月20日(火) Eテレ 午後20:00 (アンコール放送)
「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”第2夜」
11月21日(水) Eテレ 午後20:00 (アンコール放送)

◆先どり きょうの健康「子どもの発達障害 注意欠如・多動症(ADHD)」
11月16日(金) 総合 午前10:40〜午前10:55
【再放送】11月17日(土) 総合  午前3:50〜午前4:05
発達障害は障害と言うより個性。第一線の専門医の言葉だ。専門医と共に3回シリーズで発達障害の子どものサポート法を伝える。第1回は注意欠如・多動症(ADHD)。好奇心が旺盛で頭の回転が速い子も多いが、注意力不足で衝動的な行動が多い。島根県立大学が行う5日間の行動療法プログラムでは参加した子ども全員の症状が改善するという成果が出ている。秘けつは子どものほめ方と注意の仕方。症状を改善する処方薬も伝える。

◆ウワサの保護者会
「発達障害かも…どうすれば?」
11月17日(土) Eテレ 午後21:30〜午後21:55
【再放送】
11月22日(木) 総合 午前11:05 ※首都圏と東北地方除く
11月24日(土) Eテレ 午後0:30
落ち着きがなく、授業に集中できない。友達とのコミュニケーションが難しい。がんばっても学習成果が上がらない。発達障害の特性は「個性」とはっきりと区別する境界線がないため、保護者は疑問を感じながらも、そのままの状態でもんもんと悩むケースが多い。スタジオには、そんな悩みを今抱える当事者と、かつて同じ経験をした保護者たちが集まり、どんな心構えで子どもたちに寄り添えばいいのか、じっくりと話し合っていく。

すっぴん!
11月19日(月)、20日(火) ラジオ第1 午前8:05〜午前11:50(枠内)

◆あさイチ
11月19日(月)〜22日(木) 総合 午前8:15〜午前8:54(枠内)

◆きょうの健康
全力サポート!子どもの発達障害「注意欠如・多動症(ADHD)」
11月19日(月) Eテレ 午後20時30分〜 午後20時45分
【再放送】11月26日(月) Eテレ 午後13時35分〜 午後13時50分
発達障害は障害と言うより個性。第一線の専門医の言葉だ。専門医と共に3回シリーズで発達障害の子どものサポート法を伝える。第1回は注意欠如・多動症(ADHD)。好奇心旺盛で頭の回転が速い子も多いが、注意力不足で衝動的な行動が多い。島根県立大学が行う5日間の行動療法プログラムでは、参加した子ども全員の症状が改善するという成果が出ている。秘けつは子どものほめ方と注意の仕方。症状を改善する処方薬も伝える。
全力サポート!子どもの発達障害「限局性学習症(LD)」
11月20日(火) Eテレ 午後20時30分〜 午後20時45分
【再放送】11月27日(火) Eテレ 午後13時35分〜 午後13時50分
ある特定の能力だけが低い限局性学習症(LD)。学習症、学習障害とも呼ばれる。なかでも最も多いのが、読むことが困難な「ディスレクシア」だ。このディスレクシアの子どものために開発されたのが「マルチメディアデイジー教科書」。タブレットの画面に文字がハイライト表示され、それを音声で読み上げてくれる。大阪教育大学などが研究したところ、音読する時間が短くなる、読み間違えが減るなどの効果が確認されている。
全力サポート!子どもの発達障害「自閉スペクトラム症(ASD)」
11月21日(水) Eテレ 午後20時30分〜 午後20時45分
【再放送】11月28日(水) Eテレ 午後13時35分〜 午後13時50分
自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などが含まれる自閉スペクトラム症(ASD)。「コミュニケーションの障害がある」、「強いこだわりがある」という2つの特徴を持つ。この特徴のため、友達との間にトラブルが発生しやすく、いじめや不登校などが起こりやすい。こうしたことを防ぐためには、「療育」(治療教育)などにより、子どもがコミュニケーション能力を身につけ、対人関係における対処法を学ぶことが大切となる
「あの人の健康法 栗原 類」
11月22日(木) Eテレ 午後20時30分〜 午後20時45分

u&i
「なんで覚えられないの?〜読み書きの苦手」
11月21日(水) Eテレ 午前9:00
u&iは、発達障害などの困難があるこどもたちの立場になってみることで、多様性への理解を深める対話劇。 第4回では、文字を読むのが苦手な子に寄り添うストーリーを放送します。
声の出演:伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)、きゃりーぱみゅぱみゅ。


ラン×スマ
11月21日(水) 総合 午前11:05〜午前11:30 (※首都圏除く)

ごごナマ(知っトク!らいふ)
11月21日(水) 総合 午後14:05 ~午後14:55

クローズアップ現代+
11月21日(水) 総合 午後22:00~午後22:25

おはよう日本
11月22日(木) 総合 午前7時台

所さん!大変ですよ
11月22日(木) 総合 午後20:15~午後20:43

インタビューここから
11月23日(金・祝) 総合 午前6:30〜午前6:53

ドキュランドへようこそ!
11月23日(金・祝) Eテレ 午後20:00〜午後20:49

地球ドラマチック
11月24日(土) Eテレ 午後7:00

◆発達障害って何だろう スペシャル
11月24日(土) 総合 午後21:00〜午後21:49

今夜も生でさだまさし
11月25日(日) 総合 午前0:05〜午前1:35

◆目撃!にっぽん
「“心の街並み”を描く 〜アーティストAju〜」
11月25日(日) 総合 午前6:15 〜午前6:50(アンコール放送)
0.05ミリのペン先から生み出される、大阪の古墳群やビル街の風景。心に浮かぶ街並みを、下書きなしに書き上げていくアーティストのAju。彼女の不思議な世界に密着。
0.05ミリのペン先から生み出される、大阪の古墳群やビル街の風景。女性アーティストAjuは、心に焼き付けた景色を、下書きもせず描き上げていく。絵を始めたきっかけは大学生の時、医師から「アスペルガー症候群」と告げられたこと。自分を否定し傷つけたが、ペンを握る時は無心になれた。これまで人の顔を描くのは苦手だったが、大好きな「ひこうき先生」のために人物画に挑む。一歩一歩前に進む、その姿に密着。


バリバラ
「2人の怒れる男」
11月25日(日) Eテレ 午後19:00 〜午後19:30 (アンコール放送)
今回は“怒れる子どもたち”が主人公。ちょっとしたことで怒りが爆発してしまうため、学校でうまくいかず悩んでいる。本人たちは怒った後で自己嫌悪に陥っているが、その葛藤はなかなか知られることなく、理解は得づらいままだ。そこで番組では、“ポジティブ芸人”井上裕介(NON STYLE)と、ラッパーの晋平太が、スペシャル講師として子どもたちを訪問!感情をコントロールして怒りをまろやかにする方法をともに実践する。

      ※放送内容や放送日時は変更・休止することがあります


posted by ひと at 22:08| Comment(2) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月08日

発達障害キャンペーンアニメシリーズ「ふつうってなんだろう?」の放送予定(11月28日修正)

2分アニメシリーズ「ふつうってなんだろう?」11/11(日)より放送開始! | NHK健康チャンネル
「2分アニメシリーズ、ふつうってなんだろう?」は、発達障害の当事者ご本人に、自らの独特な感じ方や周囲との摩擦の内容を語っていただき、その様子をアニメーションならではの表現でお伝えする2分のアニメシリーズです。

それぞれの記事に全文の書き起こしと、NHKのサイト内に各番組の丸ごとの動画へのリンクを貼った。


#1 柳家花緑さん
今回の主人公は、落語家の柳家花緑さん。小さなころから、文字を認識することが苦手だった花緑さんが、周りと違うことで悩んでいるこどもたちにいま伝えたいこととは?
アニメーション:姫田真武


#2 ユウのふつう
今回の主人公は、18歳のユウさん。アスペルガー症候群と診断を受けて以来、周りからずっと理解されずに苦しんできたユウさんがいま抱いている夢とは?
アニメーション:水江未来


#3 サトシのふつう
今回の主人公は、27歳のサトシさん。つい一方的にしゃべってしまい、周りとのコミュニケーションがうまく取れないサトシさんがいま同じような障害に悩む子たちに伝えたいこととは?
アニメーション:岡崎恵理


#4 フミヤのふつう
今回の主人公は、20歳のフミヤさん。ほかの人と感覚がちがうことで、周囲との差を感じてきたフミヤさんが、いま、世の中に伝えたいメッセージとは?
アニメーション:今津良樹


#5 ナオキのふつう
今回の主人公は、話が突然聞こえなくなってしまうというナオキくん。一時期、人と関わることから逃げていた彼が、再びともだちと関わるようになったきっかけとは?
アニメーション:冠木佐和子


posted by ひと at 15:56| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奥さまは発達障害

奥さまは発達障害



以前にもさかもと未明さんの著書は拝読しておりまして、今回のが二冊目ですね。
で、前回の感想は「どうせアンタは優しいダンナに愛されてうまいことやってんだろ!!!!(激怒)」でした。
今回の感想も「どうせアンタは優しいダンナに愛されてうまいことやってんだろ!!!!(激怒)」です。

漫画の本なので読みやすいというかわかりやすいというか。
診断に至った時の話なんかも出てくるし、飛行機で問題を起こした時の話(言い訳にしか受け取れなかったけど)なんかも書かれている。
でも、当事者が読んで参考になりそうな部分は皆無。
結局はこの人は優しいダンナが全部やってくれて助けてくれるから幸せなワケで。
でもそれって「依存」の中で最も最悪な状況ではあるけれども。
よい「依存」ってのは大勢の人に広く薄くって状態。
一人や二人、死んだり関係が壊れたりしても支障が出ないので。
この人の「依存」は夫一人。
つまり夫に愛想をつかされたり、夫が亡くなるとか、亡くならないまでも病気で入院しちゃったとかって状況になれば、一瞬で崩壊する状況ってことだな。
そんなことを思っちゃいけないのは承知しているけど、私はものすごく性格が悪いので素直に思う。
早くそうなればいいのに。
この人の不幸を祈る以外に何も浮かばないというね。
この人も、この人の主治医(医師自身も発達障害らしいが)も、しょせんは恵まれた状況だから、そうでない人のことがわからんのだろう。

posted by ひと at 14:39| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

アスペルガー症候群と学習障害-ここまでわかった子どもの心と脳

アスペルガー症候群と学習障害-ここまでわかった子どもの心と脳 (講談社 α新書)



だいぶ前に出版された本なので内容が若干古い。
この手のことはどんどん新しい学説が出たりもするし、病気としての分類なんかもずいぶん変更になっているし。

もっと学習障害について詳しく掲載されている本なのかな?と思って読んだけどそうでもないな。
今まで読んだどの本ともたいぶ切り口が違うっていうか。
学術的な内容も多いけど、かなり読みやすく書かれていると思う。

 高機能自閉症でアメリカの畜産学の専門家であるテンプル・グランディンさんは、そうした毎日の努力をしている自分のことを「火星人に囲まれて調査をしている人類学者」と称している。もし地球の人類学者が火星に降りたったら、周りにいる火星人が、どんな価値観でどんなことを思っているかまったくわからない。それでもそうした火星人のことを調査し、火星人の意味のわからない行動や言語から、想像しなくてはならない、というたとえで生活の苦労をあらわしたのだろう。(134〜135頁)

自分の星に帰ることができたらどんなに楽だろうと思うが、私たちには帰るべき星がない。

現在「発達障害ブーム」の到来で、以前は全人口の0.04%とか言われてたのに、今はもっと多い数の発達障害者がいるとされて、そのパーセンテージは上がる一方なのだが。
当然「急に増えてきた」というように見えるので、「昔はそんな人はいなかったのに」っていうことで「ワクチンのせいだ」とか「食品添加物が」とかいろいろ言う人がいる。

 ところがアスペルガー症候群は、心の理論の未成熟や、顔や表情、言葉のニュアンスなどを理解するための対人的知能に問題があり、明らかな運動や言葉の遅れは目立たないので、健診でも気づかれずにきたのだ。しかしソーシャルスキルの障害があるために、生きていく社会構造が複雑になるにしたがって、その障害が明らかになるのだ。さらに近年ソーシャルスキルの鍛錬の場所が少なくなり、周りの子どもたちも昔にくらべてソーシャルスキルが下手だから、ますます目立つようになってきたのではないだろうか。(142頁)

今の社会は昔に比べてアスペルガーの人が適応しづらい構造になってしまっている。
その上、子供の頃から大勢の人にもまれて社会性を身に付けていくといった部分が手薄になってきているので、以前であればもっと「他人が出すサイン」を理解するための機会が豊富にあったのに、そういう機会が乏しいまま大人になって、大人になってから落ちこぼれてしまって「あれ?これってひょっとして」みたいな。
実際そうなんだろうなと思う。
昔と違ってアスペルガーの人が適応しやすい職種が減ってしまっているので、今の「営業から事務から全部一人でやれないと勤まらない」っていう方向性の仕事って、非常に適応しづらい人が多いんじゃないかと思う。
私もずいぶん長いこと、自分の障害に気づかずに来てしまって、結果的に「普通の人間のふり」がほぼ完ぺきにできるようになってしまったが、あくまで「人間のふり」であって、常に無理をしてる。
でも、以前の私は他の人も全員「人間のふり」をして、とても無理をして生きていると誤解していたのだ。
私のように誤解したまま一生を過ごす人が多数派だったってことだよな。
正直、それがいいことなのか悪いことなのかわからない。
以前は早期発見早期療育みたいなのを、妬ましいぐらいに思って見ていたけど「本当にそれでいいのか?」って思うようになってきたし、自分もあのまま知らなかったらよかったとは思わないまでも、では「知ってよかったか?」となると、結論が出ていない状態。

この本をどういった人に読んでもらうといいかってのは正直よくわからなかった。
私のように自分の障害で困っている人が読んで別に役に立つような内容もなく。
アスペルガーや学習障害についての学術的な内容をこれから理解したいという人が入門的に読むみたいなのが適切かな?
「発達障害は親に原因が!」「ワクチンが!」とか言っている人に読んでもらったところで、理解するってことはないだろうしな。

posted by ひと at 18:52| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

11月の発達障害関連の番組予定が更新されていました

前にお知らせしたけど、来月は大量に発達障害関連の番組が放送される予定。
で、いろいろ変わっているというか、大幅に増えた感じなのでそのまま載せる。

【キャンペーン】発達障害って何だろう | NHK健康チャンネル

放送予定

◆アニメシリーズ
「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送

◆ハートネットTV
「続・自閉症アバターの世界」
11月14日(水) Eテレ 午後8:00
【再放送】11月21日(水)午後1:05
「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発” 第1夜」
11月20日(火) Eテレ 午後8:00 (アンコール放送)
「シリーズ 罪を犯した発達障害者の“再出発”第2夜」
11月21日(水) Eテレ 午後8:00 (アンコール放送)

◆先どり きょうの健康
11月16日(金) 総合 午前10:40

◆ウワサの保護者会
「発達障害かも…どうすれば?」
11月17日(土) Eテレ 午後9:30
【再放送】
11月22日(木) 総合 午前11:05 ※首都圏と東北地方除く
11月24日(土) Eテレ 午後0:30

◆おはよう日本
11月19日(月)〜25日(日)のうち1日 総合 午前7時台

◆すっぴん!
11月19日(月)、20日(火) ラジオ第1 午前8:05

◆あさイチ
11月19日(月)〜22日(木) 総合 午前8:15

◆きょうの健康
「全力サポート!子どもの発達障害」
11月19日(月)〜21日(水) Eテレ 午後8:30
「あの人の健康法 栗原 類」
11月22日(木) Eテレ 午後8:30

◆u&i
「なんで覚えられないの?〜読み書きの苦手」
11月21日(水) Eテレ 午前9:00

◆ラン×スマ
11月21日(水) 総合 午前11:05 (※首都圏除く)

◆ごごナマ(知っトク!らいふ)
11月21日(水) 総合 午後2:05 予定

◆クローズアップ現代+

11月21日(水) 総合 午後10:00

◆所さん!大変ですよ
11月22日(木) 総合 午後8:15

◆インタビューここから
11月23日(金・祝) 総合 午前6:30

◆ドキュランドへようこそ!

11月23日(金・祝) Eテレ 午後10:00

◆地球ドラマチック
11月24日(土) Eテレ 午後7:00

◆発達障害って何だろう スペシャル

11月24日(土) 総合 午後9:00

◆今夜も生でさだまさし
11月25日(日) 総合 午前0:05

◆目撃!にっぽん
「“心の街並み”を描く 〜アーティストAju〜」
11月25日(日) 総合 午前6:15 (アンコール放送)

◆バリバラ
「2人の怒れる男」
11月25日(日) Eテレ 午後7:00 (アンコール放送)

      ※放送内容や放送日時は変更・休止することがあります

posted by ひと at 19:42| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月25日

11月に大量に発達障害関連の番組が予定されています

NHKのサイトで今まで掲載されていたページではなく違うページに掲載される仕様になっていた。
多いから別ページにしたのか、今後はずっとこうなのかは不明。

【キャンペーン】発達障害って何だろう | NHK健康チャンネル

放送予定

◆アニメシリーズ
「ふつうってなんだろう?」
11月11日(日)から随時放送

◆先どり きょうの健康
11月16日(金) 総合 午前10:40

◆ウワサの保護者会
11月17日(土) Eテレ 午後9:30

◆おはよう日本
11月19日(月)〜25日(日)のうち1日 総合 午前7時台

◆すっぴん!
11月19日(月)、20日(火) ラジオ第1 午前8:05

◆あさイチ
11月19日(月)〜22日(木) 総合 午前8:15

◆きょうの健康
「全力サポート!子どもの発達障害」
11月19日(月)〜21日(水) Eテレ 午後8:30

◆ハートネットTV
11月20日(火) Eテレ 午後8:00 (アンコール放送)
11月21日(水) Eテレ 午後1:05 「続・自閉症アバターの世界」
11月21日(水) Eテレ 午後8:00 (アンコール放送)

◆u&i
「なんで覚えられないの?〜読み書きの苦手」
11月21日(水) Eテレ 午前9:00

◆ごごナマ(知っトク!らいふ)
11月21日(水) 総合 午後2:05 予定

◆クローズアップ現代+
11月19日(月)〜22日(木)のうち1日 総合 午後10:00

◆所さん!大変ですよ
11月22日(木) 総合 午後8:15

◆きょうの健康
「あの人の健康法 栗原 類」
11月22日(木) Eテレ 午後8:30

◆インタビューここから
11月23日(金・祝) 総合 午前6:30

◆ドキュランドへようこそ!
11月23日(金・祝) Eテレ 午後10:00

◆地球ドラマチック
11月24日(土) Eテレ 午後7:00

◆発達障害って何だろう スペシャル
11月24日(土) 総合 午後9:00

◆今夜も生でさだまさし
11月25日(日) 総合 午前0:05

◆目撃!にっぽん
「“心の街並み”を描く 〜アーティストAju〜」
11月25日(日) 総合 午前6:15 (アンコール放送)

◆バリバラ
11月25日(日) Eテレ 午後7:00 (アンコール放送)

   ※放送内容や放送日時は変更・休止することがあります

発達障害を生きる



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2018年09月30日

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本



以前ご紹介したちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本と同じシリーズっぽい本。
この本も事務系の会社に偏っている感じだな。
それに「人間関係」ってのとはズレている感じが。
まあ、職場のことなんてほとんどが人間関係だって言ってしまえばそれまでではあるけれども。
何か違う感じがする。
会議でどうするか的な話も豊富に登場するが、私も事務系の仕事は結構やっているけど、会議に出るほどの立場の人って一体どのぐらいいるんだろう?
障害者枠で入った人で(いろんな機材を使ったり、クローズドで入ったら使えなさそうな内容ばかりだし)それなりの立場になるような人っているのかな?
まるっきりいないってことでもないと思うけど、そういう「レアケース」の人へのアドバイスとか書かれてもなって感じはする。

アプリを活用するのも詳しく説明されている。
実際の職場でどの程度そういうものを使えるのかわからんけど。

一つ一つ詳しく「ASDの人はこういう特性がある」とか「ADHDの人はこういうことが起こりがち」みたいな説明もあるので、読んでいて「自分はこのタイプだからこういうのに気を付けるといいのか」みたいなことがわかりやすい本だとは思う。
でも、私みたいに障害があるのがわからずに職場で叩かれまくってきた状況で、今更読んで参考にできそうな内容もなかった。
もっと若い人とか、社会人経験のない人が一通り目を通すのはいいと思うけど、この本の内容が通用しない場面がものすごく多いと思うから、これを読んだだけでどうにかできるものでもないよなと。
むしろ職場で発達障害のある社員を受け入れる側の人が熟読するのを推奨かな。
その上で「この人はこういうのが苦手みたいだから、こういうアプリをこう使わせてみるとよさそうかな」みたいな形で使えそうだなと。

職場での服装のことなど詳しく書いてある。
うん。
結局はこれも「職場の雰囲気」みたいなのに左右されるから「事務系ならこれで大丈夫!」「ビジネスカジュアルって言われたらこれでいい!」って最適解は存在しないしな。
この本に書いていないけど、案外重要っていうか、本人の努力でどうにかしづらいのは「印象」みたいなヤツ。
すごく清潔にして、ちゃんとアイロンかけたいいお値段の服を着ていても「汚い印象」「だらしない印象」みたいな人ってのはいるんだよね。
それって実際に清潔にしているか否かってのとは関係なかったりする。
定型発達者っていうのは一瞬見ただけで勝手にレッテルってのを貼りまくってくれる。
当然のことながら、わりとだらしない恰好で安いものを着ていても「こぎれいな印象」「真面目そう」みたいに見える人もいるワケです。
顔だちとか、髪の質とか体型とか。
そういうことでずいぶん他人からの評価ってのは変わる。
実際私は髪の色が黒いだけで「性格悪そう」って見られるからな。
それを知った時には「なんだよそれ!」と思ったけど、どうやら定型発達者というクソみたいな生物はそういう習性らしい。
だから私たちはクソみたいな生物たちの習性を理解した上で対応しなければならない。
想像の範疇を遥かに超えるので、知識として身に付けるしかないことなんだけど。
この本はそういうタイプのことは書いていないな。

受け答えの仕方を詳しく「悪い例」と「よい例」が書いてあるけど、本を読んで丸暗記なんていうのはかなりの難易度だし、近くにいる人が(職場でなくても)常に「今のこの言い方は相手がこう感じてしまうから、こういう言い方に変えた方がいいよ」みたいなことをアドバイスしてくれるような状況にあると、すごくありがたいよなと思う。
実際には子供の頃から「わかっていてわざとひねくれて言っている」みたいに誤解されて非難されるだけで、どうするといいかみたいなことを教えてもらえる機会ってのは皆無なワケだけれども。

指示を受けた時のポイントなんかも詳しく書いてある。
その中に「指示された内容をそのまま復唱する」ってのがある。
うん。
まともな人が相手ならそうだけど、無能な人に指示された時ってそれがまるっきり意味がないこともある。
まれなことだろうと思うけどさ、ずいぶん前にひどく説明べたっていうか、全然指示がまともにできない無能な人に指示をもらって仕事をしなきゃいけないことがあったんだよね。
出された指示を聞いて「あれ?おかしい」って思ったんで、すぐに「これはこうすればいいですか?」って結構しつこく確認したんだけど、当然「それでいい」みたいな返事で。
で、仕方なく言われた通りにやったらやっぱり違っていてね。
で、私がご注意を受けたっていうね。
今なら多少は言い返すかも知れないけど、当時は「言い訳をするとさらに非難される」みたいな学習をしていたので、そういう時に一切釈明とかしなかったワケです。
自分に障害があるかどうかに関係なく、指示を与える人が有能かどうかみたいなのって、何をやるにしても重要かなぁと。

この本には「叱られ方」もちゃんと書いてある。
叱られる時に限らず、定型発達者は相手が本当はどう思っているかなんてことを知る能力は持ち合わせていない。
「うわべだけだと見抜かれる」っていう大嘘を子供の頃から言われ続けて、とても混乱させられまくったのだけど、よくも悪くも本当に「うわべだけなんとかうまいことやれれば乗り切れる」ものだ。
何か仕事でミスをして怒られている時に、本当に反省しているかどうかってのは実は問題ではない。
本気で反省していても、障害特性上表面的には全然反省していないかのように見えてしまえば相手は「コイツはまったく反省していない」って判断するのだ。
だから見た目が「すごく反省している」ように見えさえすればいい。
そういうのってテクニックなので、いろいろと身に付けておいた方が、定型発達者とやり取りをする上で都合がいい。
発達障害の人が全員ではないだろうけど、私は嘘を教え込まれて「気持ちのこめ方が足りないんだ」みたいに思って、必死にやって、より状況が悪化した。
むしろ演技に意識を集中して、気持ちを込めない方が自然にいろいろできた。
「気持ちをこめよう」って努力していた時は、挨拶一つ満足にできなかったから。
こういう、障害のない人なら何の苦労もいらないようなことでも、一つ一つ自力で何とかするしかない。

本の裏側に
「人間関係の困った」がなくなる
って書いてあるけど、さすがに本を読んだぐらいでどうにならんと思うけどなぁ。

posted by ひと at 19:04| Comment(2) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月14日

NHK おはよう日本 発達障害がある人に 映画を届けたい

事前にご紹介してあったヤツね。
今朝放送されたので。
これも全文紹介しようかと思ったけど、番組のサイトの方に動画がまるごと載っていたので、見逃した方はそちらをどうぞ。
番組で取り上げられたのは7時48分〜53分。

9/14(金)総合 朝7時45分
おはよう日本 「発達障害がある人に 映画を届けたい」

発達障害がある人に 映画を届けたい | おはよう日本 関東甲信越 | @首都圏 | NHK

問い合わせ先

◇映画の配給会社及び上映会を主催した会社
 「株式会社キノフィルムズ」
 電話:03−6459−2671

◆紹介した映画
 「500ページの夢の束」
 監督:ベン・リューイン
 製作:ダニエル・ダビッキ/ララ・アラメディン
※9/7より全国ロードショー(新宿ピカデリーほか)

◆発達障害の人に向けた上映(今後の予定)
・東京 「新宿ピカデリー」 9/24(月) 8:50〜
・大阪 「なんばパークスシネマ」 9/22(土) 8:50〜



もっと自分にも関係があるような内容かな?って思ったから見たのだけど、まるっきり関係ない感じ。
一部の、かなり多動が抑えられないタイプの人にしか関係ないかな。
映画を観たいけど、じっとしていられないから観に行けなくて困っている人にも映画を楽しんでもらえるように、休憩ができるような場所を設置するとか、上映中に出入り自由にするなどの対応をしてみましたっていう。
聴覚過敏対策として音の大きさにも配慮しているシーンも出てきたけれども。

私が映画館で映画を観る時に問題になるのは、後ろの席のガキがガンガン蹴ってきてコロ(以下自粛)っていう障害とは無関係なことは別として、字幕がないと言葉を聞き取りきれないことと、ちょっとでも遠回しな表現のシーンがあると内容が理解できなくなること。
邦画でも多少はあるけど、洋画になるともう相貌失認全開!で誰が誰だかさっぱりわからんようになって、さらに内容が理解でけんように。
何てことを言うと「では全部の映画に字幕を付けましょう」みたいな話になっても、今度は字幕っていう「余計な刺激」にヤラレちゃうタイプの発達障害者が「観づれぇよ!」になるっていうね。

で、番組内で取り上げられていた映画の件ね。
映画「500ページの夢の束」公式サイト 2018年9/7公開
↑で予告編とか動画も見られる。


posted by ひと at 14:56| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK いじめを考えるキャンペーン FACES▽いじめをこえて〜GOMESSさん(日本)

発達障害関連として紹介されていなかった番組なのだけど、発達障害のGOMESSさんがご出演ということですでに放送が終わったものではあるけれどもご紹介。
2分間程度の短い番組なのだが、『いじめを考えるキャンペーン FACES』っていうのでいろいろな人が出演してイジメを乗り越えた体験談を語るというものらしい。
で、今回はGOMESSさんだったということで。

NHK 番組表 | いじめを考えるキャンペーン FACES▽いじめをこえて〜GOMESSさん(日本) | NHKいじめを考えるキャンペーンが世界中の放送局と連携して「いじめを乗りこえた体験談」を、国や地域・人種・世代等の壁をこえて伝えあう新企画“FACES”

9月14日(金) 午前5:55〜午前5:57(2分) Eテレ
「いじめで傷ついている人たちに世界中からメッセージを届けたい」。その思いにこたえて、自らの体験を勇気を出して語ってくれる人々を紹介します。いじめをこえるきっかけは何だったのか、いじめをこえて今、伝えられること…。世界中から届くメッセージに、あなたは何を感じますか?今回は、日本のラッパー・GOMESSさんからのメッセージです。

最後まで見て「だから何?」って感じで何も伝わってこなかったのだが(個人の感想です)全文書き起こした。
番組中字幕がない。
なんでだろう?
だから聞き間違いもあると思う。
字幕を出してくれないと聞き取るのが困難なのだけど。
障害者イジメ?
イジメを考えるキャンペーンで障害者を排除しようということで?
内容的に手話通訳を入れてもいいぐらいじゃないのか?と思うのだが。


(最初から最後までGOMESSさんの一人語り)
5年生の時に自閉症だっていう診断をされまして「森クン障害者なんでしょう?」みたいな感じになって、メガネをどっかにバーン!て投げられてパニック発作みたいなの起してしまって。
そこから全く覚えてなくて。
フッと目が覚めたら先生に馬乗りになられてて。
部屋にこもるようになりましたね。
毎日を生きる理由が見つからないし、もう探そうと思えない。
死を待つだけの生き物だなって。
そうですね。
ずっと音楽を聴いていた気がしますね。
鍵盤叩いてパソコンカチカチして。
自分がなぜ生まれてきてしまったのか、なぜこうなってしまったのか。
ずーっと解決しないことを、ずーっと悩み続ける。
それに疲れた時はフッと音楽作って、その5年間をすごく、大事だったな。
「オレがNo.1」とか言うんスよ。
俺のその当時の引きこもって家にいて誰とも喋れない。
全くNo.1の状況ではなかったんだけど、でも心のどこかで「オレは一番イケてる」みたいな気持ち、あったんですよね、多分。

(GOMESSのラップが流れる)
相手に対して何を伝えるかなんてこと、考えたことなかったんですよね。
なんか音楽を作って世に出して、それを聞いた人が感想を書いて。
何かそれをコミュニケーションに感じて。

(GOMESSのラップが流れる『人間失格』)



僕は世界を切り離すことで自分を守ることができたし、その中でクリエイトしている僕にはすごく恵まれた環境だったなって今になって思いますね。


この人は以前にも番組で取り上げられたことがある。
ハートネットTV 言葉に傷つき 言葉に救われる ―ラッパー・GOMESS―

今回の内容ではこの人が子供の頃にイジメに遭っていたってこととか、今はラッパーだってこととか、そんなことしかわからない。
過去にイジメに遭った人だから取り上げられているんだろうとは思うけど「で?」って感じ。
この番組の内容からだけでは本当に何もわからないけど、ひきこもりに多い「自尊心が異常に高い」タイプなのかな?と思った。
自分はものすごく才能があって優れていて、他人から賞賛されるに値すると思っているが、外に一歩出たらそれは誰にも受け入れられないから外に出られないってタイプの引きこもりは多いらしいのだけど。
自閉症があって、外にも出ない子供を家族がちゃんと養っていたんだなと。
家族の話を聞きたいというか、むしろそっちの方を知りたい。
今回は発達障害関連番組ということではなく、あくまで「イジメ」ってのに関する番組だったので「過去にイジメに遭っていても、今はラッパーとして立派にやってますよ」みたいなことを言いたいのかなと思うけど。
正直そんなことには興味が全くないのだけど。



posted by ひと at 14:33| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月12日

『おはよう日本』で何やら放送されるようです

発達障害プロジェクト

■今後の放送予定

9/14(金)総合 朝7時45分
おはよう日本 「発達障害の人に映画を届けたい(仮)」
・関東甲信越地方(※)向けの放送となります
※茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県


って書いてある。
この通りだとすると明後日の朝に何やら発達障害関連の情報が放送されるっぽいのだけど

NHKニュース おはよう日本 関東甲信越 - NHK

9月13日木曜

NHK総合1 午前7時45分〜 午前8時00分
NHKニュース おはよう日本

▽発達障害の人に映画 緊張せず楽しむ上映会 【キャスター】高瀬耕造,和久田麻由子,【気象キャスター】檜山靖洋


明日???
ここの「企画予定」のところでは14日になっているし、多分14日が正解かと思うけど。


posted by ひと at 19:26| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月27日

NHK バリバラ | 【生放送】障害者はテレビを救う

毎年のように『24時間テレビ』にぶつけた番組をNHKで放送しているワケです。

NHK バリバラ | 【生放送】障害者はテレビを救う
来たで〜!夏の生放送!テーマは「視聴者としての障害者」。目が見えなくてもテレビを見たい!聞こえなくても音楽番組を楽しみたい!そんな人のための字幕や音声解説、手話放送だが、つかない番組もまだ多く、「置いてきぼりだ」と悲しむ声が・・・。なぜか障害者が1年で最も注目されるこの日、バリバラ・ファンへの感謝企画で、障害がある人もない人も楽しめる演出を追求!誰も置き去りにしない、テレビの未来像を探る実験企画を放送する!

見たかったのに!という方は再放送も予定されています。
8月31日(金)0:00(木曜深夜)

今回は番組の内容を全文紹介はしない。

この番組は画面の色がすごくカラフルなので、視覚過敏の人が見ると色がごちゃごちゃしていて疲れてしまうという話があるので、今の進んだテクノロジーなら背景は真っ白かCGを使ったカラフルなものかを選択できるみたいなシステムも可能なんじゃないかと思うんだけどな。

番組を見ていていろいろ勉強にもなった。
手話を習った時に、手話が単に日本語をそのまま当てはめたものではないっていうのを知って結構驚いたけど、手話に慣れている人にとっては、文字を読むのも結構しんどいっていうのは知らなかった。
文字を読むのは平気なのかと思っていた。
字幕を読んでいる途中で消えちゃうし!っていう話もあったり。
深夜に放送されているアニメには字幕がなくて困るっていうのは私も思っていた。
私も普段、字幕を出しっぱなしでテレビを見ているのだけど、やっぱり字幕がないと言葉は聞き取りきれない。
私は脳の障害のせいで健常者よりも文字を読み取る速度が速いから、字幕を読むのが大変ってことはないんだけど(字幕が出る洋画とか、何だったら速度を速めて見る)耳に障害があっても脳には障害がないんだったら、文字を読み取る速度は健常者と変わらないワケだからな。
読むの大変!ってのは実際そうだろうな。
番組中で、その「読んでいる途中で消えちゃう!」っていうのを解消するための一つの提案として、画面に言葉がLINEみたいに表示されるというのもやっていた。
それだとしばらく消えないから、とっつきやすいかな。
私の小さいテレビでは、そんな小さい文字はよく見えなかったんだけど。

今回も芸人の「あそどっぐ」さんがネタを披露してくださったのだけど、声がかすれているというか、私にはあまり言葉が聞き取れなかったけど、字幕は出るから内容は問題なく理解できたが。
遠方から来て、体中を緑に塗ったりでお疲れなのかな?とちょっと心配になったり。

聴覚障害のあるお子さんのお母さんが、テレビから情報が取りきれていないことに不安を感じておられたが、実際、手話とか字幕だけを頼りにテレビを見ている人たちは、どうしても情報を取りこぼしてしまって「え?そんなのみんな知ってるでしょ?」ってことが知らされていないみたいな感じになっちゃうのかな。
番組では「脱おきてけぼり」というのが言われるが、障害があるためにテレビの情報を健常者のようには得ることができないという状況。
私の場合はテレビに限らず音声だけで言葉を聞き取るのに障害があるから、字幕がないと全部の情報を取りきれない。
耳が聞こえなければ、手話とか字幕がないと何をやっているのかわからないし、その字幕が速すぎて読みきれなかったりしたら、読みきれていない部分は情報として得ることができない。
目が見えなければ、画面にどういうものが映し出されているのかがわからない。
テレビに限らずではあるけれども、一緒に同じテレビ番組を見ていても障害のある人は「おいてけぼり」にされてしまっているという。

で、『24時間テレビ』は?
一応リアルタイムで字幕は付けられているだろうけど、手話通訳もなし。
つまりは、あの番組はあくまで「障害者を『感動ポルノ』として楽しく消費する、健常者に向けて作られている」のだということなんだな。
まあ、だからこそ、裏番組でこれだけdisられるワケですが。

あそどっぐの寝た集



posted by ひと at 17:41| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月26日

話題になっている港南区自立支援協議会の障害理解啓発のポスター

障害から来るさまざまな行動に理解を促すポスターが、ほどよくユルい絵柄で受け止めやすいと評判だそうな。
この件を報道するメディアは当然のことながら「障がい」ってなっているけど、先日お伝えしたように理由は知らんけど横浜市は「障害」で統一だからな・・・と思って該当するポスターを見たら「障がい」ってなってるよ・・・。

ひまわり通信423 障害理解啓発のポスターを作りました|横浜市 港南区役所
医療機関の待合室で、周りの長いすがすべて空いているのに、後から来た人が自分の隣に座ってきてビックリした、というような経験がありませんか?
もしかしたら、何か意図があってそうしたのではなく、障害のある方が障害特性でそのような行動を取ったのかもしれません。
障害のある人は、まったく悪気はなく、その障害特性から、他の人には理解してもらいにくい行動を取ることがあります。
そんな障害特性から生じるさまざまな行動を知ってもらうことで温かく見守ってもらいたい、という思いを込めて、港南区自立支援協議会がポスターを作成しました。
自立支援協議会は区内の障害者支援関係団体等が集まって作っている団体で、障害のある方へのより良いサービス提供を考えたり、障害のある方もない方も安心して生活できる社会をめざした働きかけを行っています。
ポスターは、区内の医療機関をはじめ、公共施設等で貼っていただく予定です。
もし見かけたら、ぜひご覧ください。
イラストにあるような場面にお心当たりのある方も少なくないと思います。
そして、もしそのような行動をしている人を見かけたら、どうぞ温かい目で見守ってください。


ポスターも見ることができるワケですが。
何で「障害」っていう表現にしているのかがわからんけど、これって「発達障害」の話だよなと思うのだが。
まったく「発達障害」って表記がないのが不思議な感じがする。

ネットで話題になった時に出ていた話。
空いている席があるのにわざわざ隣に座ってくる人が障害のせいとは限らずセクハラおやじである可能性も大っていうね。
実際そういうことはあるだろうから、全部が障害特性とは限らないよねぇ。
セクハラおやじであるにしろ障害者であるにしろ、自分が嫌だなと感じたら速攻席は立っていいと思う。
誰にでも嫌な思いをさせられない権利みたいなのはあると思うので。

posted by ひと at 09:55| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月24日

横浜市 障害福祉のあんない2018

カタワなんで障害者手帳っていうものを持っている。
で、生まれつきの障害なのにもかかわらず手帳の更新っていうのをしなければならない。
手帳を更新すると区役所で「障害福祉のあんない」という冊子をくれる。
なんで「あんない」がひらがななのかは不明。
っていうか「障害者」を「障がい者」って神経質に書き換えている場合が多いのに、「障害」は漢字のままなんだな。
と思ってこの冊子を見てみたら徹底して「障害者」って「害」の字をそのまま使っている。
横浜市の主義なのかな?
それでいいんだけど。
「障がい者」ってされると、検索なんかをかける時に無駄に何度も検索をしなければならなかったりっていうデメリットしかないので。

毎回新しいのをもらったら古い方は何も考えずに捨てていたけど、何か変更になった部分があったりするのかな?と思ったんで、ざっと目を通してみたワケです。
自分が利用できるようなサービスなんかも書かれていたりするけど、区役所の人って何にも教えてくれないしね。
一番最初に障害者手帳をもらった時に「ここは関係のあるページ」みたいなざっくりした説明はあったけれども。

毎回書いてあったことだけど、今回初めて気づいたのはこの冊子は一冊300円だということだ。
区役所の売店などで売っているそうな。
ということで読んでみたいという方は300円払って・・・と思ったらネットに公開されている模様。

障害福祉のあんない2018PDF形式

表紙の色はこんなに赤くないけど、内容は同じだと思われ。
前回(私が持っているのは二年前のヤツね)のと比べて、内容はほぼ同じだけど、文字が若干小さくなっているかな。
で、その分わずかに書いてある内容が増えたかな。

37ページの一番下

0824_01.PNG

前のにはなかった項目。
新しくできた制度ということかな。
精神障害者本人との関係悪化等のため同居が困難になった家族に対して、一時的に滞在する場所を提供します。
実際、そういうことで困っている家族って多いのかも知れないけど。
多分みんな、こういう制度があるのは知らないだろうなぁ・・・。

75ページの一番下

0824_02.PNG

うん。
ヘルプマークね。
前は東京都だけでやってたからね。
今は横浜でもやっている。
ということで前のには載っていないけど今回のには載っている。

104ページ。

0824_03.PNG

これも前にはなかったけど、いつ始まったのかは不明。
出産時に重度の脳性まひになった場合に総額3000万円を支給というものらしいのだけど、こういうのって該当する人には産婦人科あたりから教えてもらえるのかね?
母子手帳に書いてあったりする?
ちゃんと情報がいきわたっていればいいけど。
他の制度みたいに「知っている人だけしか利用できない」みたいになってなきゃいいなと。

38ページの上。

0824_04.PNG

これは前のにも同じ内容があったんで、今回新しくっていうのじゃないんだよ。
でも
「黄色」は「配慮が必要」というサイン
なんて聞いたことがないんだよね。
みんなが知らないと意味がないんだけど。
で、これによると災害時に「配慮が必要な人」は「黄色」、「支援ができる人」は「緑色」のバンダナを身に付けようとのことです。
しかも黄色も緑色も自前で用意せいということで。
障害がある人は、避難袋に黄色いバンダナを一枚入れておくといいかなと思うけど、避難所で「何それ?」になる危険性大とも思う。

posted by ひと at 20:14| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月22日

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本


タイトルだけを見ると「発達障害の人が企業で働く上で役に立つような内容なのかな?」って感じだけど、かなり事務系の職場に偏った内容。
まあ、そればっかりではないけど、パソコンを使った仕事をする上でのヒント的なものとか、会議の時にどうとかっていうのが多い。
だから、接客業とか営業の仕事みたいなのに就いている人に役に立つ部分は少ないと思う。
ただ、かなり内容は具体的でパソコンの設定だのアプリだの、仕事を効率的にこなせるサポートに役立つ内容が多いので、発達障害がない定型発達者にも役に立つ部分もあるかも知れない。
この本を読んで働いている発達障害者が実行しようとしても周囲の理解がないと「一人だけ変なことを始めた」みたいな感じになりかねないので、上に立つ立場の人もこの本を読んで共通認識として「こうやった方が仕事がやりやすいよね」っていうことにしないとちょっと難しいこともあるかなと。

グーグルカレンダーを利用するとか、ホワイトボードを使うとか、すでに私が誰からも教わらずに実行しちゃっているものもある。
で、この本を読んで「これは自分が活用できるかも」みたいなのは正直ないな。
働いてないからな。
電話の応対とか実際に働いていたら役に立つ内容かも知れないけど。

努力した分だけきちんと能力は伸びていくし、何よりも工夫し努力する姿を周囲は見ている。努力は、周りの人に認められ評価される自分を作ることにつながるのだ。(40頁)

能力は伸びない!なんていう気はないけどね。
でも、何をやっても非難しかされないし、やらなくてもやっぱり非難しかされなかったから「何もしない方がいいよな」ぐらいに思うようになった。
やれるようになったことはいっぱいあるよ?
でもさ、やれちゃったら「最初からやれたんだろう」「今までなまけてたんだろう」って結局は非難しかされないんだよ?
バカバカしくてやってられないでしょ?

この本は主に事務系の仕事をしている発達障害者、発達障害者じゃないけどうっかり忘れたりしがちで「何かいい方法はないかな?」みたいな人、発達障害者に仕事の指示を出す立場の人に読んでいただくといいかなと思う。

posted by ひと at 11:19| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

発達障害のマスキング

発達障害の人の「マスキング」大きな代償が必要なマスクはとろう

「マスキング」っていう表現は初めて聞いたけど、SSTの時なんかもそういう感じのことを要求される。
障害の種類や程度にもよるけど、私みたいに無理さえすれば「普通の人間みたいに行動ができる」っていうタイプだと、ひたすらそれを極限まで完璧にやろうってしてしまったり。
他人と接する時にはたいてい、もの凄く神経を張りつめて周り中に注意を払いつつ行動している。
それでも失言はゼロにはならないし、特に女の人の「無意識のうちに遠回しな表現を使っている」みたいなものに頻繁に遭遇して必死に「これはどういう意味だろうか?」みたいに考え続けなければならない。
考えても結局わからなくて最終的にはイチカバチカみたいになったり。
ちょっとした音とか光とかいろいろ気になっていても、それをいちいち言えば迷惑がられるだけなので、我慢している。
一日中「服の生地がチクチクするな」って思っていることもよくある。
定型発達者と違って体調が悪くても不機嫌にふるまう能力がないので、体調が悪い時でも誰からも気づかれないので「丈夫で風邪もひかない人」って決めつけられている。
常に他人から見て「普通の人」に見えるような言動をしているワケだけど、なにしろ「普通の人」に見えているのだから、私が大変な思いをして疲れまくりなのは他人には伝わらない。

この記事を読んでも「で?具体的にどうしろと?」って感じではあるけれども。
「自分らしく」「自分のままでよい」って言われても、どうすれば?

何でこんなリスクの高い「マスキング」なんてやってんのかっていうと、それをやらないと非難されまくりでいじめられて叩かれて排除されるから。
学校では実際そうだったし、職場でもやらなきゃそうなるから。
で?
「自分らしく」って、いじめに遭ったりしていた子供の頃と同様にやれってこと?
そんな状況で他人と接しても、相手に嫌な思いをさせるだけだけど?
それで、誰にも相手にされずに孤立するのがいいこと?
私は障害特性上、多分「自分らしく」「自分のまま」みたいな状態って他人から見て「すごく性格の悪い人」みたいな状態だと思う。
「性格が悪いんじゃなくこういう障害特性ですよ」って主張しろって?
自分が定型発達者だったとして、目の前にいる人がそういうクソみたいな主張をしてきたら、迷わずそいつとは縁を切らせていただくけれども。
当然だろ?

実際、マスキングとやらがものすごく上手にできるようになったけれども、やるのがつらすぎるし、やってもやらなくても結局は非難してくるヤツはいるし、バカバカしいなと思ったんで、極力やらなくていいように他人と接触を持たないようにした。
今は自分が一緒にいて疲れないような人たちとたまに会うだけ。

マスキングを続けるのがどれだけ負荷がかかってつらいかってのは長いことそういうのをやりまくったり鬱病発症しちゃったりっていう私にはよくわかりすぎるほどわかるけどさ、むしろ最近の子供の頃に障害認定されて「マスキングはしなくていいです」的な療育を受けている子たちが心配だなって感じている。
そうなるともう、私みたいに「普通の人間のふり」ができる能力は身に付けることができない。
確かにものすごく負担が大きい行為ではあるけれども、その人が何か将来やりたいことができた時に「普通の人間のふり」ができないとどうにもできないっていう状況もあるんじゃないかな?って思っている。
傑出した画家だの音楽家だの棋士だの「かなり変わった人」であっても通用するような職業であればいい。
でも、そうじゃない職業だったら?
むしろ「そうじゃない職業」が大部分だと思うんだけどな。
かなりつらいけどちょっと「普通の人間」ぽくふるまうような能力があれば、それなりになんとか折り合いをつけてやれるのに、そういう能力が全くないからやれませんみたいにならなきゃいいけどなって思っている。

posted by ひと at 20:12| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする