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2017年05月27日

発達障害関連番組(5月28日追加)

前にも紹介したけど追加もあるので新規で書く。


5月27日(土)Eテレ 午後11時00分〜午前0時00分 
ETV特集
“いるんだよ”って伝えたい 〜横浜・特別支援学級の子どもたち〜

5月28日(日)Eテレ 午後7時00分〜(再放送:6月2日0時00分〜)
バリバラ
ティーンズバリバラ 〜発達障害の悩み〜
10代の子どもたちが主役の「ティーンズバリバラ」。今回は、発達障害のある中高生8人が、“友達関係”と“恋愛”をテーマに本音トークを繰り広げる。「楽しく食事したいのに、食べ方にこだわりがあり、できない」「デートしたいけど計画が立てられない」等、深刻だけどちょっとフシギな悩みが続々噴出。さらに、初恋に悩む中学生の初めての告白企画も!思わぬところでつまずく発達障害の難しさや、特性をカバーするための工夫を共有し、青春を謳歌するためのヒントを探る。

5月29日(月)Eテレ 午後8時30分〜
きょうの健康
ADHD 注意欠如・多動症を知る 子どものADHD

5月30日(火)Eテレ 午後8時00分〜(再放送:6月6日午後1時05分〜1時34分)
ハートネットTV
シリーズ 罪を犯した発達障害者の”再出発” 第1回 「少年院の現場から」
近年、刑務所や少年院といった現場で「発達障害」が注目されています。発達障害に対する理解や支援が社会の中で不足する中、不適応や"問題行動"を止められず、犯罪に至ってしまう人が多くいることが分かってきたからです。発達障害者の再出発のために何が必要なのか。シリーズ第1回は、少年院の現場から考えます。

5月30日(火)Eテレ 午後8時30分〜
きょうの健康
ADHD 注意欠如・多動症を知る 大人のADHD

5月31日(水)放送大学 午前7時30分〜
放送大学 授業科目案内 乳幼児・児童の心理臨床('17)

5月31日(水)Eテレ 午後8時00分〜8時29分(再放送:6月7日午後1時05分〜1時34分)
ハートネットTV
シリーズ 罪を犯した発達障害者の”再出発” 第2回 「出所、そして社会へ」
近年、刑務所や少年院といった現場で「発達障害」が注目されています。発達障害に対する理解や支援が社会の中で不足する中、不適応や"問題行動"を止められず、犯罪に至ってしまう人が多くいることが分かってきたからです。発達障害者の再出発のために何が必要なのか。シリーズ第2回は、刑務所や少年院から出た後、社会へ復帰するための支援について考えます。

6月1日(水)Eテレ 午後8時00分〜8時29分(再放送:6月8日午後1時05分〜1時34分)
ハートネットTV
WEB連動企画“チエノバ” 障害のある子どもと学校・反響編

6月3日(土)日テレ 午後7時56分〜8時54分
世界一受けたい授業
空気が読めない…片付けられない…
忘れ物が多い…最近注目される大人の発達障害とは?



放送日時とか間違っているのがあるかも知れないので要確認。


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2017年05月26日

日清 カップヌードル ラサ グライ アヤム ムラユ



「世界のカップヌードルサミット2017」と題し、海外現地のカップヌードル3品を同時発売。インドネシア代表の「ラサ グライ アヤム ムラユ」は、ココナッツミルクのクリーミーさと数種類のスパイスが特徴的なピリッと辛いカレースープです。

前にご紹介したカップヌードル シャンピニオンズと同じシリーズのヤツ。
5月22日から期間限定発売。
スーパーで138円(税別)で購入。
内容量77g(麺60g)。

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これは小袋が上に乗っている。

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オリジナルペーストだそうな。
で、フタの上で温めろと。

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フタを開けると若干のサルサ臭。
カレーっていう感じではなく。
サルサ苦手なんだよね。
小袋をフタの上で温めつつ、お湯を入れて三分待つ。

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真ん中の色の濃い部分は小袋の中身。
味はそれほど強くサルサって感じではない(サルサ味とかじゃないし)けど、若干サルサを感じる。
辛さは弱い感じ。
カレー味なことはカレー味だけど、カレーとサルサの中間みたいな。
ココナッツだのクリーミーだのはあんまり感じなかったなぁ。
不味いってほどではないが、私の好みには合わない感じの味。

posted by ひと at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

先取りきょうの健康 ADHD 注意欠如・多動症を知る「子どものADHD」

今日放送されていたヤツね。
見逃したっていう方は再放送が
5月27日午後4時15分〜4時30分
これはどうやら
「きょうの健康」で5月29日に放送されるものと同じ内容らしい。
因みに「きょうの健康」は詳しいことがテキストにも載っているそうな。


子供のだしさ、ADHDだからさ、自分には関係ないよなぁと思いつつ見た。
でも「意外に内容いいな」ってのが正直な感想。
もちろん自分に役に立つような情報は皆無ではあったけど、このぐらい内容を絞っていいと思う。
広くやろうとすると浅くなるし「もっとこういうのもやってよ!」とかばっかりになっちゃって、何だかわからん感じになるので。
子供限定、ADHD限定、中年限定、独身限定、会社員限定、引きこもり限定、ホームレス限定、っていろいろ「限定」で絞り込んで深い内容をどんどんやっていってくれた方がいいように思う。
まあ、ざっくり「こういうものですよ」も必要というか、そっちの知識があるっていう前提でスタートにはなるけれども。

久留米大学主任教授・山下裕史朗さん
発達障害というのは、いわゆる一般的に言われる病気ではなく個性だと私は親御さんに伝えています。
ただ、その個性に癖がありすぎて周りの子どもと合わなくてトラブルを起こしてしまうということがあるのです。
しかし、その個性がよい方向に働くこともあって、すごく行動力がある子供だというよい評価につながる場合が実際にあるんです。


発達障害の可能性がある子どもの割合(通常学級)
・限局性学習症(LD) 4.5%
・注意欠如・多動性(ADHD) 3.1%
・自閉スペクトラム症 1.1%


注意欠如の特徴
・授業中 注意を持続することができない
・忘れ物が多い
・片づけられない


多動性・衝動性の特徴
・授業中 席を離れ走り回る
・順番を待つことができない
・しゃべりすぎる


子供は多かれ少なかれこういうことがある。
似たような症状の他の障害もある。


ADHD 注意欠如・多動症の診断
・困っている症状を把握
・出生歴・発達歴・家族歴
・ほかの病気との鑑別


家族歴
親や兄弟がADHDの特性をもっていることがよくある

遺伝しやすい障害だってのは知られてきているけど、あんまりいいことではないから、テレビではあまりはっきり言われなかったことだよな。
今回ハッキリ言ってくれてちょっといいなって思った。
子供が学校で診断受けて来いって言われて発達障害判明で、子供を診てくれている医師から「お母さんも発達障害では?」みたいな話になって診断受けたら実際お母さんも発達障害だったみたいな話ってあるあるだからな。

ADHDの原因
ADHDによる問題行動は親の育て方のせいではない。
脳の一部の働きが十分ではない。
(ドパミン・ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の働き方が関係)


ADHDの子どもの困難
ルールを守ることが難しい
  ↓
しかられ続け自尊感情が低下
  ↓
うつや不安障害などの二次障害


ADHDの子どもへの対応
相談先
・保健センター
・子育て支援センター
・児童相談センター
・児童発達支援センター
・小児神経科・児童精神科(困っている度合が強い場合)


ADHDの子どもへの対応
・環境改善
 学校や家庭でADHDの症状が出にくい環境をつくる
 ちょっとした刺激で気が散りやすい
 学校では最前列の席に

・行動療法
 ほめることを増やして好ましい行動につなげる
・薬による治療

行動療法の事例。
久留米市の短期集中プログラム
小学生を対象に1週間の短期集中プログラムが行われている。
勉強やレクリエーションをグループで行い、友達づくりや大人との適切な関わり方を学ぶ。
最大の特徴はポイントシステム
・好ましい行動をするとポイント獲得
・好ましくない行動をするとポイント減点
毎年、ほぼすべての子どもに好ましい行動が増えるという改善が見られる。

山下先生がアメリカから持ち込んだもの。
行動療法の決め手はよい点を探してほめ上手になること。
ほめられるとよい行動につながる。

全国的にやっているという種類のものではないようだけど、短期間に結構いい感じに成果がでているようだ。
ただ、これに携わる大人の数が子供の数の三倍ぐらいみたいだからねぇ。
簡単にできるもんじゃないよね。

薬による治療
症状が強く、環境改善や行動療法を行っても困難の度合いが強い場合に親御さんの希望も聞いた上で薬を処方する。
薬による治療で約8割の子どものADHDの症状が軽減する。
また、うつなどの二次障害を減らすことができると言われている。

現在ADHDの治療薬として認可されているのは三つ。

メチルフェニデート徐放錠 コンサータ
 即効性のある治療薬で脳内のドパミンの代謝の偏りを治す
アトモキセチン ストラテラ
 ノルアドレナリンの働きを調整する薬
グアンファシン徐放錠 インチュニブ
 ノルアドレナリンの働きを調整する薬・新薬

薬によって症状が改善し、褒められることにより自信を取り戻し、薬を飲まなくても生活に困らなくなるお子さんもたくさんいる。
一方、薬があるほうが生活がうまくいく、やめようと減らしたら症状がぶり返したという人もいる。
いつまで飲み続けるかは個別に相談して決める。


ADHDと診断されても一人一人違うのでその子の特性をよく理解すること。
支援者を増やして正しい情報を得ていくこと。
焦らずマラソンのように完走を目指して下さい。


番組では子どものADHDに関する質問を募集している。
きょうの健康Q&A ご質問はこちらから

posted by ひと at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

放送大学でも発達障害の番組

というか、まあ時々カリキュラムの中に登場するだけではあるけれども一応ご紹介。

放送大学 授業科目案内 乳幼児・児童の心理臨床('17)
トピックス2
発達障害
発達障害という概念はこれまで変遷を重ねてきているが、ここでは、2013年に改訂されたDSM-5における新たな診断基準に基づき、発達障害の基本的障害を概観する。また、発達障害を抱える子どもの生きにくさや困難、二次的に生じる問題を理解し支援する重要性を学び、支援の現場におけるアプローチを紹介する。

↑が放送されるのが
5月31日(水)午前7時30分〜
同じ日の22時15分〜も同じ内容を放送するようだが、こっちは「テレビ放送(S2)」っていうのなんだけど、これってBSか何かかな?
わからんけど。

posted by ひと at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日清 カップヌードル シャンピニオンズ



カップヌードル シャンピニオンズ | 日清食品グループ
「世界のカップヌードルサミット2017」と題し、海外現地のカップヌードル3品を同時発売。のドイツ代表「シャンピニオンズ」は、マッシュルームの香りとうまみにオニオンの甘みを加えたクリーミーな洋風スープです。

5月22日から期間限定発売。
スーパーで138円(税別)で購入。
内容量70g(麺60g)。

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3品を同時発売ってことなのだが、店頭には二種類あったから両方買ったけど、一種類は見つからなかったのだが。

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緑な感じで。
お湯を入れて三分というごく普通のタイプ。

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かやくには蒸し鶏、マッシュルーム、レッドベル、ネギが入っているそうだけど、マッシュルームぐらいしかわからんかったな。
レッドベルって何?
ネギがジャリジャリして不快とかっていうことはなく。
スープの味はマッシュルームのポタージュスープだねぇっていう。
ドイツっぽいとかって感じもせず(そもそもドイツ料理とか喰ったこともないし)、今までもそういうポタージュっぽい味のスープのカップ麺ってのもあったから、目新しい感じはない。

posted by ひと at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年4月18〜29日◆GO WILD(後編)

これの続きです。

「わたしたちが脳を持つ理由はただ一つ、状況に応じた複雑な動きをするためだ。ほかにもっともな理由はない」。脳の構造は体の動きと緊密に結びついており、動きは脳を必要とし、ゆえに脳を形成する、と彼は言う。(111頁)

ニューヨーク大学の神経学者ロドルフォ・リナスの次の言葉っだ。「わたしたちが思考と呼ぶものは、進化の過程で動作が内在化したものである」(111頁)

「今やコンピューターはチェスでチャンピオンを打ち負かすまでになった。だが、その駒を物理的に動かすことに関しては、六歳の子どもにもかなわない」(111頁)

 この議論を体現するかのような生物がいる。未発達の神経系を持つ原始的な海生生物、ホヤだ。誕生したばかりのホヤは海の中をしきりに泳ぐ。その目的はただ一つ、食料が豊富な場所を見つけて根づくことだ。そしてその目的を達成すると、まず自分の脳を食べてしまう。もう動かなくていいのだから脳はいらない、というわけだ。(112頁)

「動かない生活は、認知機能の低下をもたらす」。はっきり言えば、動かないとばかになる、ということだ。(116頁)

高齢者が運動を行なうと「海馬の容量が著しく大きくなり」海馬は記憶に関与するため結果として記憶力が改善したと結論づけていた。(118頁)

これは最近発見されて大騒ぎになった。
「脳は歳取ると変化しない」と言われていたのだがとんでもなくて、脳の海馬なんていうのは使うと量が増える。
だから老いのせいにはできないところに、この人間の進化の複雑さがある。

著者が言う主張の中で武田先生がショックだったこと。

ジムの会員になり、ライクラのウェアに身を包み、週に六日はランニングマシンやエアロバイクに乗ってタイマーを三〇分にセットし、iPodのトレーニング用プレイリストをかけながら健康への道をひた走る。これがこなすべきトレーニングだと思っているならあなたはまだまだだ。ファストフードをやめて真のごちそうを食べよう。ジムでの運動は多少プラスにはなるだろうし、筆者も反対はしないけれど、本書のテーマは野生に戻ることであり、体をベストの状態に近づけることだ。(123頁)

体のための正式な運動は「トレイル・ランニング」。
その時のトレイル・ランニングのシューズが例の五本指。
何でかと言ったら、細い道を走るから小指に神経があって左に体重をかけすぎれば断崖絶壁から落下するという、ランプというかセンサーを足の小指に一個ずつ持つという。
そのためには足の裏をまとまって使わないという。

体のために良い運動とはなにか?
それを著者ジョンJ.レイティさんは「トレイル・ランニング」と言う。
これはどういうランニングかと言うと、例えば高地の細い山道、坂の上り下りがきちんとあるところ。
草や石、次々と路面が変化する。
そういうものを様々なギアでスピード・コントロールしながら走ること。
しかも条件として裸足。
それがもし不可能ならば、ということで彼が提唱したのが「五本指ソックス」。
(番組中「ソックス」と表現しているのは「シューズ」のことを指しているようだ)
逆さ「へ」の字のマークから出ている。
五本指ソックスを発注した武田先生。
指が短いので全部ダボダボになる。
合気道をやっていたら足の指が広がってきた。
素足で畳の上を歩いていて、踏ん張って回転したりするときに、一番端っこにある小指のセンサーというのがすごく大事になってくる。
やっぱり踏ん張る時に素足になると小指に力が入る。
「なるべく裸足で走って欲しい」とジョン・レイティさんはおっしゃる。
それはまあ、ちょっと不可能かも知れないけど。
この人の提案でギクッとするのは「私達の足はベアフットで走るために構造化されている」。
つまり靴を履かないということが実は進化の原動力になったように、自分の体に何か変化を与えるんだったらば、素足でもう一度戻ることなんだと。
何故かと言うと足裏から入ってくる道の情報によって脳は活き活きと連絡網を脳に作って、脳自体が豊かになる。

武田先生もやってみたことがあるが、裸足で走ると下から入ってくる情報量が違う。
例えばピーナッツ大の小石とか尖った石、あるいはガラス片に関して敏感に応じる。
それで、それを「踏んだ」と思った瞬間に踏みしめないように重心を移して強く踏まない努力を一歩ずつでする。
足裏から入ってくる情報ってすごい。
「ここ、ぬめっとしてる」とか「滑るかもしんない」「あ!ウンコ踏んだ」とか。
そういう足裏の情報は靴を履いた瞬間、完全に断絶する。
素足の懐かしさは泥田の中で遊んだ思い出。
指と指の間をニョロッと泥が入ってくるという。
それで深さを判断する。
「急いで上げないと足、取られるぞ」とかっていう感性は指と指の間を通り抜ける泥の速さで。
靴を履くと全くダメなワケで。
だからこの人が言う「ベアフットで走るために人間の足はアーチ状になり構造化されている」という。

面白い例。
日本とロシアの外交史の第一ページ目は「裸足になるかならないか」ですごいケンカをしている。
日本は土足厳禁。
むこうは「靴、履かせろ」とケンカする。
それで生まれた履物がスリッパ。
スリッパは日本人の発明。
とにかく西洋の人たちの靴を失くした時の屈辱感と情けなさというのはもう、ほとんど信じられないぐらい。

野生の体を取り戻すためにレイティさんが勧める処方が「裸足で走ること」。
そうすると人類の起源まで人間は遡る。
「感性を遡らせることができる」とおっしゃる。
ゴルフとかテニスとか陸上競技とかラグビー、サッカー等々そうだが、素足でやるとなると、これはすっかり変わるんじゃないだろうかと思う。
日本人は素足に強いような気がする武田先生。
剣道、柔道。
基本的に日本はやっぱり素足。
今、文明世界においてもスポーツを裸足でやるのは水泳、サーフィン、ビーチ・バレー。
野生と言う意味で「素足」というのは重大なキーワードである。

人というものを野生という次元で考えると睡眠というものもずいぶん意味が変わってくる。

アメリカはイラク戦争のために一〇年間で数兆ドルを消費したが、そのいっぽうでスニッカーズ・バー(チョコレート菓子)の売れ行きを大いに伸ばした、とスティックゴールドは言う。−中略−特筆に値するのは、空爆が主となり、しかもアメリカの技術が暗闇でのコントロールを可能にしたため夜の戦いになったことだ。その結果、兵士の多くは睡眠不足になった。−中略−睡眠不足がもたらす影響について現在わかっていることの一つは、高密度の炭水化物と糖──三章で議論の中心となった栄養素──をやたらに欲しがるようになることだ。(140頁)

スニッカーズ スニッカーズピーナッツシングル 一本×12個



ところが、これによって免疫力が下がる。

だれでも一日に八時間半眠りなさい、というものだ。(145頁)

「わたしが心に刻んでいるのは」と、スティックゴールドは言う。「日中に二時間、情報を取り込んだら、その意味を理解するために脳は一時間の睡眠を必要とする、ということです。(144頁)

2時間以上お勉強すると、眠らなくても目は閉じる武田先生。
睡眠にもレムからノンレム。
浅い、深いという大きな波がある。
だいたい二時間おきに浅い、深いを繰り返す。
浅い夢(多分「眠り」と言いたかったと思われる)の時、50%の人が夢を見る。
この夢が「悪夢を見る」傾向にある。
これはかつてケモノに寝込みを襲われ喰われたという記憶が人にくっきりと残っている証拠で、恐ろしい夢を見ることでハッ!と目が覚めるという危機訓練。
(本には目が覚めることが危機訓練というようなことではなく、恐ろしい夢が困難に立ち向かうリハーサルであると書いてある)

睡眠時間帯の年代による違いはどの文化にも共通して見られ、それを互いに重ねあわせると意味が見えてくる。ワースマンはある計算を行ない、このように睡眠時間がずれているせいで、平均的な年齢分布の三五人の集団なら、夜間のどの時間も必ずだれかが起きていることになると結論づけた。(155頁)

「野生の眠り」とは大勢の仲間と一緒に眠ること。
そして眠りながら弱いものを守ること。
そうするとぐっすり眠れる。
水の流れる音、あるいは火が静かに燃える音、仲間の寝息、動物の安らかな気配。
そばに何か別の動物がいて、そいつが安らかにしている気配があると、人間は深く眠る。
ネコや犬をお年寄りが飼いたがるのは、実は犬やネコが野生に戻るためのサポーターになる。

幼いものを守るために眠る。
だから赤ちゃんがぐっすり眠っていると、横で眠っている親もぐっすり眠れる。
(このあたりの話は本の中の「睡眠を調節する最大の理由の一つは、幼児を守ることなのだ」という記述を誤解した発言と思われる。番組では「幼児を守るために眠る」という趣旨のことを言っているが、本の記述によると「幼児を守るために睡眠を調節する」)
子供がもう大きくなって奥さんと一緒なので守るべきものが何もない(ので眠れない)武田先生。
奥様の「うわぁ」といううめき声みたいなので「わっ!」と起きる時がある。
だからやっぱり誰か守らないとダメ。
「子供の声がうるさい」なんてとんでもない。
野生というのは幼い子の眠りの寝息を自分の安眠の材料にする。

災害や戦争の後遺症であるPTSD(心的外傷後ストレス障害)。
これは恐怖を「通り過ぎていったもの」「終わったもの」として扱えず、「来るべきもの」としてとってしまうという記憶処理の障害。
これは鬱の原因となるという。
日本は災害が多い。

男は歳をとるとダメ。
やっぱり弱い。
歳を取ると時間が反転して迫ってくる。
昨日が遠くなって10年前が近くなる。
女の人はいつも「今」。

このPTSDなんかで不眠になる。
その原因はどこにあるか?

野生の脳はどこにあるのか?

 迷走神経は脳の最も原始的な領域につながっている唯一の神経で、「迷走」という名のゆえんとなっているユニークな経路で、体の各部を遠回りしながら進む。ほかの神経、たとえば視神経は、脳と眼球をまっすぐつないでいるが、迷走神経は首に沿って下降し、そこから枝分かれして体の中心部をくねくねと通り、消化管、生殖腺、内臓へと進んでいく。そして奇妙なことに、その一部はまた上へ向かい、のどを経由して口頭、耳、顔面筋にいたる。−中略−ポンプ役の心臓と、目じりのしわにどんな関係があるというのか。(239頁)

心臓と目じりのシワが迷走神経で結ばれている。
これで何が言えるかというと、心臓のドキドキするのが目じりに表情として出るという。
こういう異様なところが人間は糸で結ばれている。
「よろずヒモ」みたいに何が景品で当たるかわからない。
お祭りの時にある、ああいう構造が人間の中にある。

 じつのところ、迷走神経の経路は進化の痕跡であり、古代の迷走をそのまま残しているのだ。脳から胸部と心臓まではまっすぐ下るものの、それから上に戻って、はるか遠い祖先のエラから進化した構造につながる。(239頁)

自律神経系の重要な役割の一つは、脅威、恐怖、そしてライオンに対峙したときの反応の調節だ。−中略−たとえば、闘うにせよ逃げるにせよ、心拍と呼吸が速くなると追加のエネルギーが必要となるので、消化系はエネルギーを蓄えるために働きを止める。生殖腺も免疫系も同様だ。怒りを表現するために顔の筋肉が収縮する。悲鳴や怒声を出すべく咽頭も収縮する。(240頁)

心臓と目じりを迷走神経が結んだのはこのためである。
敵に遭遇したら心臓がバクバクする。
そうするとカーッと目じりを吊り上げるようになる。
そういうふうにして結んでおいて、敵が襲おうとしてくるのに表情で反撃するというのを心臓が目じりに伝える。

例えば不快でありながら、それを笑顔で包んで人と対話することを可能にするのは迷走神経のブレーキの効きがよい人なのである。
だから顔にすぐ出ちゃう人ってのはブレーキの効きが悪い人。
「奥さんとうまくやっていこう」と心から祈っている武田先生。
余りにも剣呑な言い方をすると・・・。
頭の中でゆっくり言おう(と思って)「(落ち着いた調子でゆっくりと)何が?」と言おうとすると「(強くて速い口調で)何が!」と言う。
ほんのわずか早い。
あれだけ、どうしようもないと思う。
頭の中で(ゆっくりと)「何が?」と言いたいのに(きつい口調で)「何が!」。
あれはやっぱり心臓と、武田先生の場合は声帯が繋がっている。

この著者の言っていることの中で、すごく面白いのは「人間は何でも頭で考えてると思ってるけど、そうじゃありませんよ」という言い方が、すごく納得がいった武田先生。

腸の神経系は神経伝達物質を装備しており、体と心の両方の幸福感を調節し、意志決定プロセスにさえ影響する。(242頁)

日本人の「腹をくくる」とかっていう表現は実に現実的で見事で、実は腸は考えている。
腸が感じる不安とかっていうのは食欲に出て、脳の方に「不吉だぞ」とかっていう直感を送り込む。
その腸なんかに情報を知らせるのは足の裏だったりする。

脳だけで人はコントロールできない。
物事は真逆の神経反応が要求させるものがある。
例えば集中しているのとリラックスしている。
具体的に言えばドキドキしているのとボーっとしているという。
ドキドキしながらボーっとしているのは不可能だが、人間にはある。
睡眠。
これは何かというと眠ろうとする時「眠ろうとする」という意思を忘れない限り眠れない。
「今日は眠んなきゃ」と思うと、張り切ると眠れない。
「よーし、今日は眠ることに集中するぞ」っていうと眠れなくなる。
これは何かというと「眠ろうとすることを忘れるぐらいじゃないと眠りに入れない」。
人間はこういう時に覚醒とリラックスを両立させる。
これが人間の際立った特性。

 ボーガスは、このことはジムで行なう運動に直接関係があると言う。彼に言わせれば、ランニングマシンやエアロバイクに乗り、イヤホンをして現実世界の音を遮断し、前に据えつけられたテレビ画面のぞっとするようなニュース映像を見ながら走ったりバイクをこいだりするのは、迷走神経の「爬虫類」領域に語りかけるようなものだ。(246頁)

エアロバイクを35分くらい漕ぐ武田先生。
その時に見るテレビが日テレの「ミヤネ屋」。
「ミヤネ屋」というのは「母が子を殺す」とか「祖父が孫に殺された」とか、その手のニュースばっかり。
それを見ながら漕いでいると35分がアッという間に過ぎる。
だけどよくない。
その手の事件物を見ながら足裏を使って運動するというのは、ジャンクフードを食べながら痩せるのを目指す食事をしているのと同じ。
迷走の心理になって「こいつ嫌だな」「こんなヤツなんか死にゃいんだ」とか。
あの時に「怒り」を感じる。
怒りを支配しているのは「爬虫類脳」。
そこを刺激するから運動として悪い方に流れていっちゃう。
走る時に己が脳を野生に戻したければ、風、鳥のさえずり、山川の映像を見ながら走れ。
その時に足の裏は野生化する。
「小石を踏むな」「松ボックリがあるぞ」とかって、ものすごい何億年かの進化の裸足の感性を伝えながら運動することになる。

2016年4月18〜29日◆GO WILD(後編)

本の中でところどころ自閉症に関連する記述が見られるが、番組ではそれについては触れない。

GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス



著者であるレイティ氏は米国でベストセラーを記録した。

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方



彼はハーバード大学医学大学院臨床精神医学准教授。
彼の原理は「人の進化は野生を目指しており、現在、野生から大きく外れた私達に、肥満やガン、高血圧、鬱、不眠が襲っている。それらの不調は野生に戻ることで治るんだ」と。
「私達の進化が目指しているのは文明じゃない。ワイルドを目指しているんだ」
この「野生」という言葉はこの番組で武田先生がよく用いるキーワード。
これはヨーロッパ構造主義、レヴィ・ストロースの名著 『野生の思考』。

野生の思考



すごく文明を高く買って野生を低く見るけれども「野生には野生の考え方があるんだ」という。
そういうのをレヴィ・ストロースが名著に収めた。
レイティはそれを人の体に重ねて「人間の体の中には野生の記憶というべきものがちゃんとあるんだ」と。
「私達の中には、今もありありと野生が息づいてる」と主張する。
この人はハーバード大の精神医学准教授を勤めながら実はリーボック社の顧問でもある。
「へ」の字さかさまマークの靴でも、最近外国人が五本指を履いている。
あのへんの発案者がこの人らしい。
だから「ソックス型の文明思考というのはおかしいんだ」と。
最低限でも地下足袋、それとか五本指。
そういう靴みたいなものを履かないと人間は・・・という。

「皆さん方のお知恵になるんじゃないか」と思って、この人が勧めることをやった武田先生。
去年の秋まで近くの公園を裸足で走っていた。
この人の(本の)中に「裸足で走れ」「野生に戻れ」みたいな一文があった。
「アフリカを思い出せ。オマエはかつて草原を裸足で走ったじゃないか」と。
ちょっと今はやめている。

人類は自然な環境のもとで進化を遂げ、今日の人間になった。そしてわたしたちは、ずっとその同じ遺伝子によって今も行かされている。つまり、本来わたしたちは野生的に暮らすように設計されていて(10頁)

 何より理解いただきたいのは、食事、運動、睡眠、思考、そして生き方は、すべてつながっているということだ。(11頁)

だから野生に戻らない限り、精神あるいは運動、食事、睡眠に全部しわ寄せがいって病を引き寄せるのだ、と。

同様に肥満は、食事だけでなくおそらく腸内細菌や睡眠不足も関わっているだろう。(11頁)

確かに人間は進化した。
しかし他の生物よりも特別に進化したとは言えない。
まず、脳の進化はわずか数百万年前のことで「進化の最高傑作」とうぬぼれる人がいるが、はたしてそうだろうか。
直立歩行は350万年前。
体毛の消失、これが120万年前。
現生人類ホモ・サピエンスは20万年前にアフリカに出現してその後、極端な進化は起こっていない。
進化が進んでいないから今は全く進化しないサルとなっちゃったという。
それに火をつけるにはどうすればいいか?
レイティさん曰く「GO WILD」「野生に戻れ」。

人類の進化の過程。
四つんばいのサルから前かがみになって、それが立ち上がり直立歩行になる。
それを「人間に進化した」と。

実際の進化は、人類の祖先が順々に変化を遂げてだんだん現生人類らしくなったわけではなかった。人類の系統樹は、一本の太い幹がそびえ立つ松の木ではないのだ。木というよりむしろ茂みのようなもので、いくつも脇枝が伸びており、人類も枝の一つに過ぎない。(25頁)

いろんなサルがボッ!と生えた。
ボッと生えて突然、その中から出現したのは毛のない新種のホモ属で。
あとは全部滅んだが唯一そいつらだけが生き残ったというのが正確な人類進化の図。
だから「ゆっくり四つんばいが立ち上がって」ということではない。
ここまで人類が生き残ったのは、よほど進化の圧力にピタリと応じたとしか考えられない。
我等人類は実に唐突に出現し、たちまち地球のほぼ全域に広がった画期的な種である。

人類の特徴は二足歩行。
類人猿と人間の決定的な違いは「足の形の違い」。
類人猿は足の骨が「スリッパ状」、人間は足が「アーチ」。
スリッパ状とアーチ状の骨は何が違うかと言うと「走り」。
類人猿はもちろん歩き、走れるが長距離はダメ。
チンパンジーがマラソン大会をやっているのを見たことがない。
やっぱり42.◯kmを2時間ちょっとで男子も女子も走り抜けるというのは、こんなサルはいない。
志村さんが可愛がっているチンパンジーだって、バナナをいくらやったって42.◯kmを走らない。
ということはズバリ言うと「人は走るから人になった」という。
これは言われてみるとハッとする。
「走ることによって脳が変化したんじゃないか」と言う。
そりゃ「歩く脳」と「走る脳」は違う。
この「走る」ということから、人間はますます類人猿から離れて「人間」という特殊な種になった。
走ることを武器にした。
そこから道具を使うようになった。
そうやって考えると「走るということが、実は人間を多機能な生き物に変えた」のではないかと。
この多彩な動きから人はエネルギーとなる栄養を摂らなければならなくなった。

腸が短いということは、草が食べられないということを意味する。ヒト科の数百万年に及ぶ進化がサバンナや草原で起きたことを思うと、これはけっして些細なことではない。生物学的に言って、草原はきわめて生産的で、太陽エネルギーを効率的に炭水化物に変換する。ところがそのエネルギーは、草ではセルロース(細胞壁や繊維の主成分である炭水化物)の形になっていて、このセルロースを人類はまったく消化できない。(35頁)

そこで彼は唯一の武器を考えた。
それは「走ること」だったのではないか?という。
(本の内容としては走るような体の構造の方が先のような感じだけど)
「走る」という特性を活かして彼らがやったことは、他の草を食べる動物を食べるということ。
その動物を食べることによって草のエネルギーも体の中に取り込めたという。

肉を食べることが人類を定義づける基本的事実であり、本来の食性なのだ。(35頁)

その肉は内臓を含めればすべての栄養素を網羅した。
必須アミノ酸、マグネシウム、鉄、ヨウ素、ミネラル、脂肪等々も、他の動物の肉と内臓を食べることで摂取できた。
おそらく獲物のすべて、ももから内臓からハラワタから全てを食べたのはおそらく「ヒト」という人類のみであろうと。
更にライバルにネアンデルタール人、デニソワ人、ホモ・フローレシエンシスといった「ホモ属」がいた。
その中でクロマニヨン系が生き残ったという。
これらの類人猿たちの特性は魚を食べる食性を持った。
肉を食べ魚も食べた。
こういう雑食性で脳がどんどん変わった。
喰い物で脳が変わった。
彼らホモ属の類人猿たちの脳に奇妙なことが起こった。
共感力。
共感する能力が育った。
共感力というのはどこから育ったかというと、想像だが人間というサルは「走れる」という特徴だけしか持っていない。
ところがそれで他の生き物を殺して喰うことによって栄養素を摂った。
獲物を獲る時に共感の能力を持っていないとチームプレイで獲物をしとめられない。
これが人間の共感力をぐんぐん育てたのではなかろうか。

残っているのは頭蓋骨だけだが、それは彼が一八〇万年前に現在のグルジアで生きていたドマニシ人であることを語っている。−中略−歯が一本もなく、しかもそうなったのが亡くなるずいぶん前だとわかったからだ。これは彼が病弱で、生きていくにはほかの人の助けが必要だった証だと人類学者は確信している。彼は援助を必要とし、それを得ることができた。(43頁)

更に、きちんと子供を埋葬した墓も見つかっており、一人の子供を育てるために四人以上の大人が世話をしたという。
そういう集団形成の跡がはっきりと遺跡から出てきたそうだ。
だから他者に対する共感、それから保護と世話、そして関心を持つ。
そういうところから他のサルには見られない「情緒」が芽生え始めたという。
勘違いしていけないのは「他者に共感する力」は何も文明によってもたらされたものではない。
それは「野生の本能」によって生まれたんだと。
だからやっぱり共感する力っていうのは文明じゃなく「野生」。
だから反対のことで言うと「子供の面倒を見ない」とか「子供を傷つけたり老人を騙す」という人たちがいる。
武田先生の考えでは、この方々は「本能が壊れたサル」。

文明病が増えたのは、「西洋文明のおかげで病気、とくに感染症を管理できるようになった結果、人々は長生きし、心疾患、がん、2型糖尿病にかかる機会が増えたから」というものだ。(54頁)

これは「ごまかし」。

一九〇八年の時点で、アメリカ先住民の間ではがんは「きわめてまれ」な病気だった。ある医師は一五年にわたって二〇〇〇人のアメリカ先住民を診察したが、がんの患者は一人だけだったという。フィジーでは、先住民一二万人のうち、がんで亡くなったのは二人だけだった。ボルネオで一〇年にわたって診察を行なったある医師は、がん患者は一人もいなかったと報告している。(52〜53頁)

しかし、それらの人々に1900年代後半、ニューヨークで生きている人の食事と同じような食事をさせると、たちまちそれが文明病になったのである。
その点でもう一回、その「病」というものを考えてみませんか?という教授(准教授だけど)からの提案。
これら文明病の特徴はもしかすると食事にあるのかもしれない。
ガン、高血圧、糖尿病にもならなかった野生の人々。
この人たちがなぜ、その手の病にかかってしまったかというと、小麦、米、トウモロコシ、じゃがいも。
それらのものを摂取し始めるとガン、高血圧、糖尿病になるという。

文明とはデンプンがもたらしたものであり、文明病とは、直接的にであれ間接的にであれ──大方は直接的にだが──デンプンがもたらす病気なのだ。(59頁)

デンプンは複合糖質で食べるとすぐ糖になる。
その糖はブドウ糖に変えられ、グリコーゲンで肝臓に大切に蓄えられる。
それほど野生にとってグリコーゲンは希少で大切なものだった。

一万年前に農業によってデンプンが作られるようになると生産量は指数関数的に増加したが、祖先たちはそんな時代を生きていたわけでもなかった。
 今日では、この三つの草(米、小麦、トウモロコシ)が人間の栄養の三大供給源であり、南米のジャガイモが四番目となる。この四つで、人間が摂取する栄養のおよそ七五パーセントを占めている。
(59頁)

短期間でアッという間に野生の体を作りかえられて文明病の体になったという。
「肝臓は大量のブドウ糖にゲップをしてるんだ」「これが2型糖尿病の正体なのだ」と。
野生はかつて、そのブドウ糖を体外へ運び出せた。
ブドウ糖がそれくらいしか入ってこなかった。
それが大量に入ってくるものだから肥満と2型糖尿病というものの病をばらまいてしまったという。

レディー・ガガはグルテン・フリー。
小麦を摂らない。
小麦よりもまだ米の方がいい。
お寿司の大ブームなんかはこれから来ている。
だからパンとか麺類とか、あれほど小麦にすがりついたアメリカ人も・・・。
グルテン・フリー「小麦を排除しておいて痩せる」というのが今、流行っている。
「小麦、除いて下さい」と言うと除けるという店が今、日本で増えている。
福岡のローカルで準レギュラー(の番組)を持っている武田先生。
このグルテン・フリーの店が福岡にできたというのを地方ニュースでやっていた。

武田先生の考え。
「米」という穀物は貯蔵が可能で富の蓄積があり、その富の蓄積が国家を誕生させて貧富の差をつけた。
かつて中国は黄河流域は湿地帯と密林だった。
「象」という漢字。
何で「象」という漢字が出てきたかというと「象がいたから」。
中国の人は見ないものは字にしない。
象が北京あたりをウロウロ歩いていた。
揚子江なんていうちょっと南のところはいっぱい象がいて、土木工事に携わったりなんかしていた。
象を使っても土木工事やっていたような広大な湿地帯とジャングルを持ちながら、それが全部無くなる。
考えれば恐ろしいもの。
その頃の中国の揚子江あたりの住人は漢人じゃなかったようだ。
今の中国人じゃなくてインドシナ半島に住む人たちの人種がそこらへんにいたようだ。
その頃、中国は魏や呉という国があった時代。
そんな豊かな森林、密林地帯を全部切り倒して田園地帯になり、米というものが国家を作らせ国家を争わせるという現況になった。
このあたりから中国史は始まる。

今話しているのは、その米の持っているデンプン。
そのデンプンの中でもグルテンという栄養素があり、実はこいつが急激に文明病を広げた原因ではないか?ということを著者が書いている。
このデンプンによる肥満に対する治療方法はたった一つ。
先生曰く、これが「運動」。
それらデンプン「高密度炭水化物」を拒絶できるのか?
私達はもうすっかり野生に戻ることはできない。
しかし野生を目指すことはできる。

現代の工業的な食事の単調さを避けよ、というアドバイスだ。−中略−それは多様性にかかっている。−中略−ナッツ、根菜、青菜、果物、魚、肉、きれいで冷たい水──幅広くさまざまなものを食べよう。(106頁)

ジビエは今、流行っている。
体に良いということもあるだろうが、これは森林を守るために。
ニュースで80いくつの爺さんで「猪、手で捕まえる」という。
鹿も猪もそうだが、殺し方で肉質がコロッと変わる。
罠に引っ掛けておいて鉄砲でバーンと撃ったりなんかすると、すぐ血が固まってしまう。
その爺ちゃんは本当に猪に馬乗りになる。
この爺さんがキュッと首を絞めて、もう一瞬のうちに息の根を止めて血抜きをやると美味しい。
この爺ちゃんの猪の肉がもう大好評で。
鹿も追い回すとよくない。
一発で肉質に出るという。
もしかすると牛なんかもそうかもしれない。
ちょっと嫌な言い方になるが、やっぱり殺し方は大事。

トランス脂肪酸を含むマーガリン。
「マーガリンが悪い」と最近、急に言う。
「人造マーガリンは食べない方がいいよ」みたいなことを言い出されている。
何か今、そういう波が来ている。
これは心臓病リスク等々が増えるらしい。

 進化には、よく知られる神話がある。それは、進化とは進歩であり、より大きく、より賢く、より複雑に、と望ましい方向にだけ進むというものだ。−中略−しかし、単純なものがあとになる場合もある。著者がよく例としてあげるのは、可愛くて抱きしめたくなるコアラだ。コアラの生物学的に興味深い点はユーカリの葉しか食べないことで、その食性ゆえにオーストラリアのどこにでもあるその木を棲みかとしている。ユーカリに棲み、ユーカリを食べ、その木から離れる必要はない。−中略−コアラの脳は、頭骨のスペースを満たしていないのだ。それは食性が単調になるにつれて脳が縮んだからで、進化はまだ、そのサイズに合わせて頭骨を小さくすることができていない。そういうわけで、小さな脳が大きな器の中でころころ転がっている。(109頁)

(「激しく揺らすと脳が転がる危険があるほどで、ますますゆっくり動くようになった」と番組で言っているが、本には書いていない)

食べ物に対する興味というのは、やっぱり人間を支える重大な野生。

NHK ハートネットTV 障害福祉賞2016 (1) ヘン子の手紙 伊藤議代さん

アンコール放送だけど昨日やっていたのを見たので感想を。って思ったけど、感想って言っても「腹立つ」しかないので、感想ってレベルですらないな。
見逃したという方は再放送が5月31日にあります。

障害福祉賞2016 (1) ヘン子の手紙 伊藤議代さん

今回は「番組まるごとテキスト」ってことで、公式の方に全部書いてあるから、映像ではなく文字で見たいっていう方はそちらをどうぞ。

伊藤議代さん
25歳でご主人と出会う
  ↓
交際2年で結婚
  ↓
三度の流産
  ↓
結婚4年目で長女を授かる
  ↓
長女が自閉症の診断を受ける
  ↓
長男も自閉症の診断を受ける
  ↓
31歳で自身の発達障害が判明

って感じですかね。
途中、鬱病になったり別居したり、とても大変でした!ってのは理解できなくもないけど、まあ、羨ましいの通り越して最近こういう人たちに対して怒りしか感じることができないワケです。
この番組から自分が何かを得るってのも皆無だしな。
こういうのを見りゃあ自分がどうすればモラハラとかじゃないマトモな人と結婚できるかがわかるとかではないし、もちろん誰も助けてくれない状況の私に何か参考にできる部分もなく。
多分、今の精神状態がより自分の状況を悪くしちゃってんだろうなとは思うけど、じゃあどうすれば?ってのも全くわからんしな。

posted by ひと at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月24日

山芳製菓×岩下食品 ポテトチップス 岩下の新生姜味

DSCN2502.JPG

5月23日から全国のローソンで先行発売。
5月25日から岩下の新生姜ミュージアムおよび岩下食品オンラインショップで販売開始。
ローソンで130円(税込)で購入。
内容量48g。

山芳製菓と岩下食品のコラボ商品。
岩下食品には以前から、「岩下の新生姜味のポテトチップスを食べてみたい」という声が多数届いていたそうな。
2014年10月に岩下食品社長と山芳製菓がSNSで交流を始めたことから、岩下の新生姜味のポテトチップスの開発に着想したっていう。
また、両社の代表商品である「岩下の新生姜」と「わさビーフ」はともに1987年発売の商品で、2017年に発売30周年。
「ポテトチップス 岩下の新生姜味」は記念企画の1つとして、着想から約2年半の歳月をかけて開発。

袋には
※本商品の生姜パウダーのうち、
 7%が岩下の新生姜パウダーです。

と書いてある。

味は想像通りそのまんま新生姜ね・・・。
ゲロマズとかではないけど、美味しくない。
好みの問題だろうけど、私は無理だな。

おつまみになった新生姜50g【15パック】



posted by ひと at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHKあさイチ シリーズ発達障害 自分の“苦手”とどうつきあう?

シリーズ発達障害 自分の“苦手”とどうつきあう?|NHKあさイチ

今日もNHKで発達障害関連の内容を放送ってことで。
もっと短く扱うのかな?と思ったら案外長かった。
今回も全文を載せるのはやめておく。

今回は発達障害の当事者の方からのご意見でスタジオのセットが鮮やかすぎて話に集中できないっていう話があったんで、無地のヤツで。
途中から照明も落としたり。
っていうのはまあ、悪いことではないと思うんだけど、ちょっと疑問に思ってしまったんだよね。
その人たち普段はテレビ見ないの???
他の番組はごちゃごちゃしていても平気なの?
照明が明るくて〜みたいなのも、他の番組を見る時だって条件は同じだから、自分の家のテレビの明るさ調整とかしないの?
何か、とても腑に落ちない感じがした。
普段は全くテレビを見なくて(感覚過敏の為に見るのがつらくて)こういう内容だからどうしても見たいけど、色とか明るさが辛いという人が大勢って解釈でいいのかな?

発達障害の人が自分の苦手とどう向き合っているのかというのを紹介するというのが今回の主旨

今回は過去のNHKの番組で見かけた方々がVTRで何人もご登場。
当然「その話、前にも紹介したよね?」的なものが多く、それほど目新しい内容もなく。
作り手の意図は知らないけど、こうやって繰り返し繰り返し似たような発達障害を扱った番組を連発し続ければ、少しは一般に理解されやすくなるでしょう的な?

発達障害の為に片付けが苦手な女性。
幼稚園の時から「我慢が足りない」「努力が足りない」と言われてきた。
その為、自分を責め続けてきた。

うるさい音が苦手な高校生の女の子。

今回は感覚過敏を重点的に扱うワケではないから、「過敏」も「敏感」も区別しない感じで紹介しちゃってるけど。
決して「聴覚が優れている」っていう種類の話ではない。

「迷わず行く」というのが苦手なタレントの栗原類さん。
中学生の頃は道順や電車の乗り換えは母が全部やってくれた。
それでも反対方向の電車に乗ってしまって目的地に着けないことはしょっちゅうあった。
今は休みの日には初めての場所に行くように努力をしている。
スマホに頼りすぎないように気を付けている。
目的地まで遠回りをしてしまったが、早く着けることが重要ではなく、ちゃんとたどり着けることが肝心であると言う栗原さん。

発達障害はそもそも誤解されやすいのが病気とか性格とかではなくて、あくまでも生まれつきの脳の特性によるもの。
生まれつきの脳の特性による発達障害の苦手がどんなものなのかをボードにまとめて表示。

発達障害の苦手
ADHD(注意欠如・多動症):忘れっぽい 片付け 順序立てて考える
LD(学習障害):計算 読み書き
ASD(自閉スペクトラム症):空気を読む 人付き合い 光・音(感覚過敏)

上記の三種類が重なり合っていることがある。

高校2年生の男の子 あっくん。
小学校2年の時に発達障害の診断を受けた。
きのこや豆など表面が滑らかなものが苦手。
ゴムやプラスチックを口に入れたような感じがする。
発達障害の診断を受けて母も「好き嫌いではない」ということがわかった。
今は偏食を治すのではなく、食べられるものの範囲で栄養のバランスを取ろうとしている。
母「嫌なものを摂って、栄養バランスさえ整っていれば彼は幸せですか?そこに幸せはない気がしているので、あきらめたり頑張ったり綱引きして幸せ探しています」

発達障害の子どもの半数以上に偏食があると言われている。
しかしこれまでそのメカニズムが詳しくわかっていなかった。
聞き取り調査を行った東京学芸大学の高橋智教授。

イチゴのツブツブが怖い
コロッケの衣が痛くて食べられない
食べ物を噛む音が我慢できない

音や臭いの感覚過敏が原因で食事ができない人がいる。
高橋教授「従来は好き嫌い、わがままとか言われがちな問題だったのだが、これは生理学的な問題なのでそもそも受け付けることができないので『好き嫌い』と『過敏』は分けて考える必要がある」

麻婆豆腐を最初に食べたので麻婆茄子を食べられなかったり、母が作ったのと色が違って食べられなかったりして、親が学校に呼び出されたりしたという栗原さん。

これは「過敏」ではないけど発達障害者には見られる症状。
私もそうだった。
「食べ物」として認識できないんだよね。
でも給食で「食べ物として認識できていない」ものを無理やり食べせられるっていう状況になる。
非常につらいのだけど。

栗原さんによるとアメリカのテレビ番組は日本に比べて落ち着いた色。

好き嫌いとどう違うのかが詳しく分かっていないので教育の現場では非常に難しい。
先ほどのあっくんのお母さんも学校側に偏食のことを「発達障害なので」と言っていたが理解を得られず、実際にはそうではないのだが「アレルギーなので」という説明をしたとのこと。

発達障害の子供たちが通う広島の療育センター。
一人一人の感覚の特性に応じて、給食の調理方法を変えている。
噛むのが苦手な子供には食材をミキサーにかける。
やわらかい舌触りが苦手な子供には食材を素揚げにする。
こうして食べられる食材を徐々に増やしていく。
こうして子供たちは通常の食材を食べられるようになってゆくという。

早稲田大学 梅永雄二さん「相談された方の中には、無理やり食べさせると失神された方もいた。無理やり食べさせるのは虐待に近い。」

広野ゆいさん(44歳)
片づけが苦手。
今は苦手な片付けとうまく折り合いを付けてつきあっている。
どうすれば片付くのか道筋が考えられないというADHDの特徴。
タンスの前に衣類が置いてあるが、タンスの中にはあまりものが入っていない。
見えない物はないのと同じなので、当面必要な服はタンスの外に出してある。

私も見えないものはないのと同じっていう感覚はわからないでもない。
この人は根本的に収納の仕方を変更した方がいいんじゃないかと思うけどな。
タンスは障害特性上活用できないでしょ?
透明なカバーつきのハンガーかけるヤツみたいなのとか「見える状態で収納」っての可能だと思うんだけどな。
広野さん「片づけができない人間は人として認めてもらえないっていう感じがずっとあって、片付けさえできればうまくいくんじゃないか。それが解決できればいい生活、素敵な生活ができるんじゃないか」
写真を活用した独自の片付け方を考案。
これも長くは続かず、自分が片づけられる側の人間にはなれないということに気付く。
広野さん「普通の人になるための人生はもうやめなきゃいけないなと思いました」
部屋全体を片付けるのはあきらめて、部分的に片付けるように変更。
片づけができない自分を受け入れ、苦手なことは隠さず伝えて同僚にサポートしてもらうようにした。


ある学校のユニークな取り組み。
都内の公立小学校にある特別支援学級。
週に一回、集団にうまくなじめなかったり、学習に極端に苦手なことがある子供たちが通ってきている。
ここで八年前から行われているのが「自分研究」という取り組み。
研究の対象は自分の苦手なこと。
キャラクター化して、いつ、どんな場面で起きるのかを分析したり対策を考えたりする。
様々な対策グッズを子どもたち自身も作っている。
・キリカエレバー(自分の気持ちを切り替えたいときに倒す)
・気持ちっぷ(心の中を伝えるカード)
・泣き虫ゴースト(自分と苦手を分離させキャラクター化して対策を表記)


投書
大阪府 30代 ゆうこ

近所に発達障害らしき子どもがいますが、他人に害を加えることもしょっちゅう。
発達障害だからしょうがない。
なんでしょうか?
そもそも
カミングアウトされていないので
何をどうしたらいいのか分かりません。

梅永さん「発達障害という診断だけではなくて、その方の困ったことをちゃんと伝えていただければ周りも配慮できると思います」

posted by ひと at 20:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする