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2017年09月27日

NHK あさイチ 発達障害(3)どう乗り越える?コミュニケーションの困りごと

発達障害(3)どう乗り越える?コミュニケーションの困りごと|NHKあさイチ

今朝やってたヤツね。
第三弾らしいのだが第二弾はこれかな。

始めに『うちの火星人』という四コマ漫画の中からいくつかのエピソードが紹介される。

うちの火星人 5人全員発達障がいの家族を守るための"取扱説明書"



@サプライズで自転車を妻にプレゼントした夫。
 「ありがとう」と自転車に乗る妻。
 どんなリアクションをしてくれるかわくわくして待っていると…。
 そのまま乗って帰ってきませんでした。
A「テスト落第しちゃった」としょんぼりして帰ってきた息子。
 「長い人生の中の小さな失敗だから気にするな」と言ったつもりがなぜか、ものすごくびっくりする息子。
 その訳は…。
 「80歳まで落第し続けるのか」と勘違いしたようです。


作者によると火星人というのは発達障害のある家族のこと。
沖縄の地方紙で4年間連載が続く人気の漫画です。
モデルとなっているのは沖縄県に住む平岡さん一家です。
原案は、父の禎之さん。
漫画では唯一、地球人という設定です。
その訳は、禎之さん以外の全員が発達障害だからなんです。
話してみると、確かに家族同士、かみ合っていない感じが…。


「(グラスに水を入れるのは)少しだけでいい」
かなり少ない量を入れる。
「半分ぐらいでいいよ」
「『少し』だから『少しでいいんでしょ』って頭で考えて『少ない』って言われたら『はいはい』って。」


家族との間に感じるズレに禎之さんは長い間1人、悩んできました。
禎之「『よく分からないな。家族には謎があるな』と常々思ってはいたんです。どうしても理解できない部分があって、本当に悩んでましたね。」
しかし、妻から「火星人だと思って接してほしい」と言われたのをきっかけにコミュニケーションが驚くほど楽になったといいます。
禎之「妻から(火星人と)言われて面白い考え方だなと思った。本で読んで、知識では知っていたので、果てしないギャップをどう考えたらいいかと思った時に、『地球人と火星人』という考え方はそのぐらい文化も違う、感じ方も違うっていうことで、共通認識、共通のキーワードができたかなっていうことで。」
妻「私たちは『地球人』ではないので、全く違うことを考えていることが多いんですよ。いつも想定外のことが起きると思っているほうが(地球人)にはいいみたいですよ。」
妻の発案した火星人という設定。
あえて別枠で捉えたほうがお互いに理解が進む。
そんな家族の取り組みからコミュニケーションのヒントを探ります。


私は自分の障害を知るのがとても遅れたので、長い事「自分は他の人と同じはずだ」と思い込んでいたというか思い込まされて生きてきた。
ことごとくズレが発生するが「同じはずなのにズレるのは自分に非がある」と非難され続けた結果、自分でもそうやって自分で自分を追い込んできた。
そうやって「同じハズ」と思っている間には「どうやればお互いにとっていい状態にできるか」みたいな方向性は目指せない。
ただただ、一方的に非難されて「自分が悪いんだ」と思わされて、追い詰められるだけ。
今は「違うんだな」っていう前提で考えるので「では、こうやってみたらどうだろう?」という考えを持つことはできるが、結果的に何も解決はしていない。
自分が一方的に何かやったところで、あくまで「対人」である以上、相手も歩み寄ってくれなければダメなんだなと思う。
歩み寄ろうとしてくれる人が一人もいないってことではないけど、今のところ私は何もうまくいっていないワケだが。

有働由美子アナウンサー「今のをご覧になってどう思われました?類さん。」
栗原類「僕もいろいろと共通する場面があって、先ほど息子さんがお水を『ちょっとだけお願いします』と言ったとき、ほどほどがよく分からない。ちょっととなったら、それこそ64分の1とか、少しぐらい。例えば、一般の人から見れば一口ごくりと飲めるものがその感覚が分からないので、例えば『コップに線があるのでその線まで入れてください』と具体的に説明してくれれば分かりやすいんです。」
有働「発達障害『あさイチ』でも何度か取り上げています。皆さんご存じかもしれませんが発達障害は、主にですけれども3つあります。」


・ASD(自閉スペクトラム症)
  コミュニケーションが苦手・こだわりが強い
・ADHD(注意欠如・多動症)
  不注意・落ち着きがない
・LD(学習障害)
  読み書きが苦手・計算が苦手


ゲストの栗原さんはADHDとLDの間。
栗原「昔、LDというのは計算とか漢字の読むことは大丈夫だったんですけれども、書き順を正しくするというのが小さいころできなかったのでLDが最初、ちょっとあると診断されたんです。」
井ノ原快彦「そのときはそうだったんですか?」
栗原「基本的には、ADHDです。」
有働「不注意、落ち着きがないという特徴があるほうですね。」
井ノ原「コミュニケーションとかちょっとずれを感じるなと思ったことありますか。」
栗原「結構ありましたね。特に10代のころは。自分の考えが周りに理解されないということがあったんですけれども暗黙のルールや、本音と建て前というのが最初は分からなくて。よく舞台の稽古になったらみんな、明日も早かったりするじゃないですか。舞台は毎日稽古をするので。それで終わったあとにみんなでごはんに行くというのが最初分からなくて、反省会とかそういうのをするのなら稽古場ですればいいと思っていたんですけど。でもやっぱり食事の場でみんなでやったほうがよりいいコミュニケーションが取れるということが分からなかったんです。僕からしてみたら僕は『明日早いので先に帰ります』と言ったら『みんなも明日早いじゃん』と言われてもそれでも僕はみんな、地方から来ている人もいるかもしれないから『帰ればいいじゃん』と思っていたんです。具体的に『食事の場のほうがコミュニケーションが取れる』と説明してくれれば理解できるんですよね。」
井ノ原「またお酒好きな人が多いからね。舞台やってる人って。」


瀬田宙大リポーター「『うちの火星人』という考え方で向き合っている平岡さん。あえて漫画に出てくるキャラクターで見ていきたいと思います。なぜ、こうしている(定型発達者である父は人間として描かれているが、それ以外の家族は動物で描かれている)かというのは発達障害のある家族同士でもお互いの特性や性格を理解しやすいようにということでこのようにキャラクター化したのが始まりです。例えばよく出てくる妻はワッシーナさんといいます。お話が、よくあちこちに鳥のように飛んでいってしまうのでワシをイメージしてそのようにキャラクター化したということです。あともう1つ特徴的に描かれているのが透明なヘルメットです。漫画の中では、外出するときに発達障害のある家族に描かれています。地球の環境から自分を守るために身につけているという設定です。それだけ外出するときは大変なストレスがかかるということを表しているわけなんですね。こうした平岡家、あえてそれぞれ地球と火星、違う星に住んでいる人間どうしと捉えることでお互いのコミュニケーションがうまくいったという1つの例です。では具体的にどうやってうまくいったのかがポイントかと思います。まずはそのあたりから見ていきます。」

妻のワッシーナさんが発達障害だと分かったのは8年前。
それまで禎之さんは妻の謎の感情スイッチに悩まされてきました。
禎之「非常にきつい表情と言葉を投げかけてきたり、急に変わるのでびっくりするんですよね。二重人格じゃないかとずっと思っておりました。例えば、夫婦で何気なく普通に話をしていたのに、急に押し黙って非常に苦しそうな顔になり、きついことばを投げかけてきたり。ほかにも、夕飯の支度中にちょっと声をかけただけなのに『面倒くさい!』と連呼するばかりでとっても嫌な態度を取られたこともありました。」
一方、妻のワッシーナさんは夫とは全く違う考えでした。
妻「正直、私はズレを感じてなかったんですね。二重人格だと自分で思ってないので。全く主人が言っていることは重要視してないっていうか受け止めてなかったですね。」
当初は、妻の性格や態度が悪いせいだと思い、直させようとばかりしていた禎之さん。
発達障害だと分かってからは家族として、より楽しく暮らす方法を探そうと決心。
そこで考えたのが…。
禎之「明日からどうすればいいかという『取り扱い説明書』を作ろうと決心して。」
まず、夫婦はお互いに、どこが違うのかじっくり話し合いました。
すると、妻が自分の中でどんなことが起きているかを整理したノートに解決のヒントがありました。
謎の感情スイッチを読み解く鍵は「魔の時間帯」。
その時間帯というのが帰宅直後でした。
妻「すごい多分疲れてるんですね。だからちょうど外から帰ってきた30分は『魔の30分』」。
妻をはじめ発達障害の家族にとって外は、とても過酷な環境。
光や、音などの刺激を過敏に受け取ってしまいます。
その状態で帰宅するわけなので帰った直後の30分間といったらとにかく大変で、例えるならこんな状態なんだとか…。
妻「ダイビングしてる時に、酸素ボンベが突然新開に向かって落ちて行った状態。死にそうってこと。酸素ボンベが落ちっていってパニックに陥っている人が『私今、パニックなんだ』って多分思わない。落ち着いてきてから初めて『死にそうでパニックだったんだ』って。」
帰宅直後は、極度の疲れからパニックを起こし自分でも感情をコントロールできなくなっている状態。
禎之さんは、家族の感情が高ぶっているのを察知すると魔法の言葉をかけるようにしました。
「卵にな〜れ!」
「一度、休みを取ろう」という家族の合言葉です。
禎之「とにかく落ち着かせないといけない。いかに休ませるか。本人はそういうときほど休みたがらないので『好きな本でも読んだら?』と言ったらますます落ち着いて。」
妻「『魔の30分』をとにかく休む。脳をクールダウンさせる。フル活動していたのを。それだけでパニックのようなトラブルからかなり解放されました。」
また、作業途中に声をかけると全く取り合ってくれないことについて。
禎之さんが理由を尋ねると妻は「料理の手順を追うのにいっぱいいっぱいなので話しかけられると頭の中が、ごちゃごちゃになる」と言いました。
普通ならそっとしておくところを禎之さんは、あえてこう聞くようにしています。
「今、頭の中はどういう状態?」
スタッフ「訊くしかない?」
禎之「そのつど訊くしかない。しつこくでも。どんなにしつこく訊いても答えてくれるので。大体。」
妻「地球人同士は暗黙の了解で、このときはこう思う、ああ思うと暗黙の了解があるじゃないですか。私たちは『地球人』ではないので、全く違うことを考えていることが多いんですよ。だから訊いてもらった方がいいですね。」
あえて状態を聞くことでお互いの距離がぐっと縮まったといいます。
禎之「通じるところが少しでもあれば、それを足掛かりに少しずつ。少しずつしかわかっていかないけど、確実にわかっていくので。それを楽しむのが一番いいかな。」


私は多分訊かれたとしても自分の感情とか考えみたいなものを、すぐにまとめてうまく返す能力に欠けるから答えられないな。
番組を見ていて最初「魔の30分」ってのがピンとこなかった。
私も外に出るのは異常な緊張状態を続けなければならないのでひどく疲れるけど(疲れているのを自覚するのは困難だけど)帰ってから30分?って思った。
うん。
私は30分じゃないな。
翌日とか下手したら翌々日までずっとひどい頭痛がする。
そのぐらい脳に無理をかけてしまっているってことなんだと思うけど。
30分程度で何か解消できるようなもんじゃないよな。
それと、家族がいないからってのもあるけど、家族がいた時だって自分がつらくて周囲につらく当たるとか(主観的には)やったことないな。
やれないっていうか、すげぇこの人たち甘えてるっていうか、今までどんだけ恵まれた環境で育ったんだよ?って思ってしまった。
障害特性上、どんなに自分で抑え込もうとしても不機嫌な態度を取ってしまうっていう状態なのかも知れないけど、自分がそんなふうに誰かに甘ったれた態度を取ったことがないから、ただただ見ていて腹が立ってしまった。

浜島直子「すごいいいアイデアですね。お互いニックネームを付けて火星人、地球人って。うちももうすぐ3歳の息子がいるんですけど、とにかく暴れてすぐに泣くし怒るし、すごくやんちゃなんですよ。見るとイライラして腹が立って『私って、なんてダメなお母さんなんだ。こんなことぐらい許してあげないと』と思うけどイライラしちゃって。ああやってキャラクターみたいにして『暴れ肉だんご』とニックネームを付けて。コロコロしてかわいいから『暴れている肉だんご』って。SNSで『うちの暴れ肉だんごは今こんなに部屋を散らかしています』って。そうすると漫画のキャラクターを見ているみたいに自分も客観的になれたし、さっきまでのイライラが『おい!』という突っ込みに変わるんです。心の中にゆとりが持てて客観視できる感じです。」
有働「ここから専門家の方と一緒にお伝えします。コミュニケーションのずれは発達障害の方と、そうでない方。ズレが生まれてくるんですね。学術的にいうと、どうなんですか。」
名古屋大学准教授 岡田俊「われわれのコミュニケーションは『暗黙の了解』という言葉がありますね。暗黙の共通認識を前提にしてしまっていることが非常に多いです。言葉通りに理解してしまうとずれてしまう。、表情や視線、ジェスチャーとか話の流れや空気いろんなものでわれわれのコミュニケーションが規定されているんですけれども、そういったものを読み取るのが発達障害の方は苦手だということがあります。」
柳澤秀夫「いわゆる空気が読めない。KYということですか?」
岡田「KYというとあれですけど『空気として私たちが読んでる部分』と『経験として積み重ねている部分』があります。経験として積み重ねている部分に依拠しやすい方々だということだと思います。」
有働「コミュニケーションを取っていて、ズレて今、空気が悪くなってしまったなというのは感じますか。」
栗原「僕自身がまだそこまで分からないんですよ。ズレたかどうか。ただ子どものころにもよくあったのが先ほどVTR(冒頭の4コマ漫画)にあった、一部として落第したけど80ぐらいまで人生80歳まであるよという言葉もいわゆる文字どおりそのままとして受け止めてしまう。褒め言葉とか元気づけようとしている言葉やギャグというのが全く違いが分からずに僕も小さいころ、学校で『眉毛がない人がいるよ』って言ったから僕はそれをギャグだというのが分からずに先生とかほかの生徒の人たちみんなの顔をチェックして眉毛がないかチェックしたりすることが多かったです。それは、ウソだったんですけど、冗談、ウソだったと分からないことが多いので具体的に説明されることによって言葉で分かる力はあるんです。」
井ノ原「慰める言葉も直接というか具体的に。」
栗原「分かりやすいようなことがいちばん伝わりやすいことが多いです。」
柳澤「具体的に言われれば自分の気持ちが修正できるんですね。」
栗原「修正できます。」
瀬田「そこにまさにヒントがあります。平岡家でもそれがあります。実際にあったことです。気持ちがうまく伝わらないことがよくあるそうです。」


平岡家のズレ「気持ちが伝わらない」
夫:仕事でつらいとき「つらい」と言っても気持ちが伝わらない
妻:相手の表情が読みとりにくい
  言葉で具体的に言ってもらわないとわからない

             ↓
夫:つらさは90/100くらいなんだ・・・
妻:それは大変ね


瀬田「具体的に伝えるというのがポイントです。」
井ノ原「『分からないだけなんだ』ということ『ご本人がいちばん今すごく大変な状況なんだ』ということ、外から見たら分からないことが多いよね。具体的に、お互いのコミュニケーションというのが大事ですね。」
瀬田「妻のワッシーナさんが特におっしゃっていたのは頭の中がずっとレーシングサーキットで車が全速力で走っているぐらいフル回転しているそうです。相手の言っていることを理解する時に。だけど表情に出ないのでコミュニケーションがなかなか伝わらないってことです。」
井ノ原「それを8年前に気が付いて。それまではいろいろ大変だったんですね。分かってからもいろいろ大変だったろうし。」
瀬田「8年間たって、家族の中ではうまくいっているんですけどお父さんとしてはもう1個心配事がありました。
お子さんたちがこれから自立していくわけで家族ではうまくいっても外ではどうなるのか。そのタイミングが思いのほか早くきました。長女のニャーイさんが結婚したんです。結婚を境に、お父さんがある秘策を授けたんです。」


平岡家の長女・ニャーイさんです。
4年前に結婚し現在、那覇市内の実家近くで暮らしています。
夫と息子たちの4人暮らし。
家族と幸せな生活が送れている裏には、お父さんからの助けがあったといいます。
もともとニャーイさんの特性は時間の感覚がないこと。
例えば「仮装パーティーの衣装作りよ」と時間を忘れて徹夜で完成させるも翌日から1週間寝込んでしまうなんてトラブルがしょっちゅうでした。
そんな長女が結婚するときお父さんはあるものを作りました。
何かというと…。
禎之「このままやらしていくと、絶対に問題があるなと。別の家庭になると向こうの家庭の理解の問題、今まで一緒に暮らしたことのない人と世帯を持つので工夫も大事なので、『取り扱い説明書』を持たせようと、花嫁道具の一つとして。」
お父さん手作りの説明書をニャーイさんは今も大切に持っています。
中には、「耳は騒音に弱く目は、まぶしいのに弱い」などといった感覚の過敏に関することや「パニックになりやすい魔の30分があること」など一緒に暮らすうえで知っていてほしいことが10ページにわたって書かれています。
ニャーイ「『これ作ったから』ということで、夫も見て『すごい』と『愛の詰まったお父さんからの“トリセツ”だね』ってことで、主人と私の二部持ってます」
説明書の中でニャーイさん夫婦にとって特に役立った項目はあの、時間の感覚がないということ。
ニャーイさんが時間を忘れて没頭していそうなときには夫が、すかさず「アラームかけた?」と時間制限を設けたり…それでも止まれないときは肩をたたいて合図。
夫婦いわく強制終了ボタン、オン!
ニャーイ「強制終了ボタンは一番助かっています。翌日に仕事があるときには(夫が止めに)出てきてくれるので。対処法がはっきり提示できたら自分から提示できたらいいなと思いますよね。」


父親だの夫だの、周りから助けてもらえまくりで何かもう見ていて辛すぎる。
こういう助けてくれる人がいない人がどうしたらいいのか、いくら本を読んでも講演を聞きに行ってもテレビを見てもわからない。
もうこういうの見ても自分に役に立ちそうな部分がない上に、つらくなるだけだからやめたほうがいいのかな?って思うのだが。

浜島「さすが。」
栗原「当の本人を知っていない人からすると取扱説明書はすごく助かりますよね。自分が持っていたら助けを求めるときも最初出されたときはぎょっとするかもしれないけど自分の症状を説明すれば理解してもらえるきっかけにはなるかもしれない。」
井ノ原「旦那さんだけではなく仕事の人とかもそうかもしれませんね。」
岡田「まず重要なことというのは相手に渡しただけではなくてニャーイさん自身もその説明書を持っているということだと思います。自分自身を理解するということだし自分自身を理解しているからこそ、適切なときに助けを求められるということです。先ほど(番組内のこの前に紹介されたコーナー)健康器具の取扱説明書のことがありましたけれどもあれは『こう使いなさい』『こうしてはいけません』というものだったと思います。それに比べると、これは『どういった成功した体験がある』『こうやったらうまくいった』『うまくいかなかった』という経験が積み重ねられて書き記されているものというところが違うと思います。取扱説明書という形ではなくても多くの家庭の中で生かしていけるんじゃないかなと思います。」
柳澤「今のケースは時間の感覚がないというケースでした。シャットダウンのボタンを押してもらってありがたかったということですが時間の感覚がないということが分かっていないとシャットダウンのボタンを押してしまうと反発してしまう場合もあると思いますけれども。」
岡田「うまいのが予告をしてあげるということです。5分なら5分で終わろうねと。それでもやているとシャットダウンしてあげると受け入れることができるんですね。」
瀬田「困り事が書いてあるだけではなくて対処法も一緒に書いてあることもポイントです。実は平岡家は長女のニャーイさんだけではなくて次男のウッシーヤ君この春大学に入学しました。入学に際してみんなに分かってほしい自分との接し方をスピーチしたんです。一部をご紹介させていただきます。」

僕のことを、ことばの通じる火星人だと思ってください。
質問するときは選択肢を準備してもらえると見当違いな答えで、皆さんを迷わせることがなくて済みます。
ただ、困って固まっていても表情に出にくいので怒って無視しているように見える場合があります。
集中しすぎて返事ができないときもあります。
そのときは、机や肩をたたいてくれると助かります。
以上のことは、視力の弱い方が眼鏡をかけるように、僕にとってなくてはならない眼鏡です。

浜島「分かりやすいですね。具体的にどうしたらいいのかという対策が直接教えてもらったらこちらも対処できますものね。」
瀬田「もっともっと知りたいということで、このスピーチが終わったあとに『あれってどういうことだったの』とか、『どうしてあげたらいいのどうしてほしい?』と積極的に聞いてもらえたそうです。そうすることでウッシーヤ君もこういうことだよと伝えられて今、学校生活がうまくいっているとおっしゃっていました。」
柳澤「ウッシーヤ君1人で作ったの?」
瀬田「発達障害と分かってから8年間かけて、成功と失敗をたくさん積み重ねてその積み重ねがあったうえで入学が決まって半年間親子を中心に一緒に考えたんです。文章ではないのであえてキャッチーな言葉を入れることで印象に残るようにということも含めて話し合って決めたということです。」
浜島「手紙があるからこそ相手も『別にこれ言っちゃダメなことじゃないんだ』と思えますよね。『言っていいんだ』って。」
瀬田「本当はウッシーヤ君は『必要ないんじゃないかな』と思っていたそうです。やってみたら『大事だったんだ』と分かったと言っていました。こうしたコミュニケーションの話、いろいろあると思いますがコミュニケーションが苦手な人ってコミュニケーションを取ること自体が嫌だなと思うことがあると思います。そこを楽しみながらやり取りできる方法が今いろいろと出てきているんです。」

東京・葛飾区の施設。
友達づきあいや、集団が苦手、学習に困難があるなどの子どもたちが通っています。
ここで最近取り組まれているのがこのカードゲーム。
コミュニケーションが、不思議とうまくいくんだそうです。
人の話を黙って聴くこと、ルールはそれだけです。 | tobiraco(トビラコ)
そもそも発達障害の人は、自分がどのタイミングでしゃべればいいかが分からなかったり、みんなが話しているテーマとは関係ない話題で口を挟み、周囲から「空気が読めない」と言われがちです。
そのため、このゲームでは3つのルールが決められています。
順番にカードを引き、引いた人は裏に書いてある質問について話します。
答えたくないときはパスすることができます。
ほかの人は、それを聞く。
たったこれだけです。
(実際にゲームをやっているシーン)
『こんな1日があったらいいのになという理想の1日について話してください』
「好きなことをたくさんやりたい?」
「好きなことをたくさんやりたい。」
「どんなことを?」
「ゲームとかテレビを見たりとか。自転車でどこかに行ったり。」
児童発達支援 放課後デイサービス施設 取締役 河高康子さん
「日常的な会話の中で自分がしゃべって次は誰がしゃべると意識することは少ない。共通のルールがある中で共に会話をしていく。自分が聞いてもらった経験をして、そしたら相手の話も聞いてみようって思える。合わせてもらった経験があって自分も合わせてみようと思えるといいなと思います」
施設に通っている小学6年生のしんのすけ君。
この日、初めてお母さんとカードゲームに取り組みました。
母『家でどんなお手伝いをする?』
しんのすけ「してない!」
母「マッサージしてくれたり、タオルを畳んだりしてくれんじゃん」
しんのすけ「うるせえな、そんなのたまにだろ。敬語やめろ。もっとお前らしいぶっさいことばをしゃべれ。」
母「お前って言わないで。」
興奮からか、ついつい乱暴なことばが出てしまい会話のキャッチボールが成立しません。
母親の三奈子さんもそんな、しんのすけ君の態度に長年、悩んできました。
母「特性が強いんだけど、それがすごくわがままに見えてしまったり、実際、本当にわがままなところもあるし、特性でわがままに見えるところもあるから、親の私でもどっちなのか分からないときもある。」
ゲームを始めてから15分。
徐々に落ち着いた会話が出てきました。
しんのすけ「『好きな場所は?』自然がたくさんあって人が少なくて落ち着く場所。」
母「どこ?」
しんのすけ「どういうところだろうな。『自然の中にいて』って感じかな。誰もいない方が落ち着く。」
母「『自分が持っているもので友達に自慢できるものは何?』自慢?自慢できないでしょ。」
しんのすけ「もし自慢してもいい世界だったら何を自慢したい?」
こんなふうにしんのすけ君から答えを促すようなこともありました。
母「『好きな色は?』ピンク。」
しんのすけ「俺、好きな色は何だろう。普通に青かな?」
しんのすけ「『好きな季節は?』やっぱ秋とか春とか。暑過ぎでも寒過ぎでもないっていう、それがいいんだなやっぱり。」
30分近くゲームを続けた中で三奈子さんにとって意外な答えもありました。
しんのすけ「『先生や友達から褒められてうれしかったことは?』なんもない!」
母「ないことないでしょ。友達から褒められてうれしかったこと、ひとつぐらいあるよ。」
しんのすけ「ない!はい次、次!」
ふだんは口にしないしんのすけ君の本音だったのかもしれません。
しんのすけ「褒められるのはただ単に気分をよくするだけだと思う。そこまで思い出に残らない。」
母「やってみてよかったです。落ち着いて二人の時間をゆっくり過ごせたことがよかった。普段は落ち着いてここまで面と向かって話したりしないので。」


井ノ原「すごいゲームですね。」
柳澤「知らず知らず自己分析していましたね。」
井ノ原「大人がやってもいいし子どもと一緒にやるというのはどの家庭でもいいんじゃないですか。最初、悪態ついているときはかわいすぎて笑ってしまいそうになってしまったけどお母さんは困ってましたね。」
有働「15分ぐらいで変わっていくんですね。」
岡田「ゲーム自体は勝ち負けがないですよね。正解もないですよね。自分のことについて語るという体験が少ないわけなんですけれど語って相手の人に聞いてもらって耳を傾けてもらえる。特に批判を受けないという中である意味で緊張したりとか格好つけたりとか恥ずかしがったりという形がなくてうまく自分が出せるというのがあったと思います。お母さんもうまく聞けるようになっていましたよね。それが彼のスキルでもあるし、お母さんのスキルもあるということなんですね。」
井ノ原「いいですよね、あれは自分のことだってあまり話すって飲み会でも自分の話ばかりしちゃったらみたいなそういうときは落ち込んでしまいますよね。『しゃべりすぎちゃった』みたいな。でも『しゃべってください』『自慢してください』と言われたら。」
瀬田「しかも『あなたの番です』と言われているからしゃべりやすい空気がありますよね。コミュニケーションの基本をゲームで学べるというのが一つのポイントなんです。実際、新人研修でも使っているところがあるそうなんです。」
栗原「こういうゲームが僕の時代にはなかったので、こうやって当事者の人たちに自分の発言をさせる機会や自己肯定感を強くするようなきっかけになるというのはいいゲームだなと思います。」
柳澤「コミュニケーションの基礎は自分のことを知ることから始まるのだということが分かりましたね。」
井ノ原「自分のこともいっぱい考えてましたもんね。実際あそこまで聞くことは一緒に仲間になっても数年たたないと知らないことは結構ありますよね。先ほど新人研修とおっしゃっていましたけれど初日にいろんなことを知ることができますよね。」
瀬田「もう1つ、ご紹介したいVTRがあります。発達障害の人がコミュニケーションを楽しむ場所としてこんな場所もあります。


今日の夜に放送される
自閉症アバターの世界 第2夜 仮想と現実を生きる
の予告的な内容が流れる。
自閉スペクトラム症のアンさん。

視聴者からのメッセージ
コミュニケーションのズレは相手の状態を知ろうとする、相手は自分と違うと認識することは相手が発達障害かどうかはさておき、優しい考え方だなと思いました。

ここで一旦、発達障害関連のコーナーは終了。
番組の最後で視聴者からのメッセージなどが紹介される。

福岡県 50代 土星人
発達障害、発達障害って、そんなに変?
コミュニケーションが難しいのは火星人だけじゃないですよね。
地球人と思ってる人でも、コミュニケーションが上手くいかない人多い。
みんな宇宙人でしょ!


東京都 40代 タコ
番組のご夫婦うらやましい・・・。うちは家族全員なので、私がパニックのときに一生懸命冷静にいまは話しかけないで!と伝えても、ぜんぜんおかいまなし・・・。こどもにはなんとか我慢しているけど、だんなにやられるときれてしまいそうになります。


有働「家族全員が発達障害だった場合、冷静な説明書を書いたりとかできないという場合はどうすればいいですか。」
岡田「まず1つは家族だけではなくほかに理解者、支援者を作るということだと思います。医療機関でも発達障害者支援センターでも公的機関でもいろいろ援助していますのでアクセスされたらと思います。」


発達障害者支援センターでそんなことまで面倒見てくれるとは到底思えないけどね。
公的機関なんてどこも手いっぱいで、一人一人のことにじっくり取り組んでいる余裕があるところなんてないと思う。
やってくれんのならやって欲しいものだけど。

浜島「晩ごはんのとき家族しかいないときに『わっ』となったらどうしますか。」
岡田「とりあえず落ち着くことですね。『わっ』となったことによって感情的に対応するとかえってエスカレートすることがあります。」
井ノ原「ご自分たちだけで時間を設けてトリセツみたいなものを作っていこうというのはなかなか難しいことですか。」
岡田「難しいけれども、落ち着いたとき皆それぞれ尊重しながらやっていこうと話し合いで。大体興奮しているときは進まないと思いますよ。」
柳澤「興奮を押し鎮める秘訣みたいなものはないですか?」
有働「VTRでは『卵になれ』と言っていましたね。」
瀬田「誰かが気付いたら『卵になれ』。相手を否定するのではなくて静かになればいいんだなと言っていました。」
有働「それを冷静な時に家族でルールで決めておくということですかね。」
岡田「一人一人、例えばクッションを持つと落ち着くとか、いろんなパターンがあると思いますよ。」


発達障害があってもなくても、そうやって冷静に話し合えるような家族だといいけどね。
それすら無理な家族ってのいるよなぁ。
って自分が結婚していた時のことを考えても「絶対無理だ」って思える。

大分県 40代
六年生の娘は、知的障害は、無く、ADHD注意欠陥症が、グレーゾーンだと、夏休みに、診断されました。四年生まで、マイペースだなと、思っては、いましたが、五年生で、いじめや、先生とのコミニケーション
(原文ママ)が、上手くいかず、友達関係もダメになり、今は、いじめは、無く、落ち着いていますが、死守運気と、反抗期そして、発達障害毎日、どう、乗り越えれば良いのか、奮闘中です。類さんを見ていると、娘と、似ていると、思っていましたが−中略−類さんは、どう、乗り越えましたか?

栗原「僕の場合はアメリカにも行っています。アメリカと日本は学校の仕組みが違いますが日本のときは僕自身も学校のほとんどのみんなとはなじむこともできなかったので、僕がよくしていたのはとりあえず自分が信じられる友達がいたので、その人たちにしか話さないことと自分の学校での悩みは極力、親に相談をするのと僕がいちばん信頼している主治医の先生がいるんですけど主治医の先生に学校でこんなことされたとか母親にも相談できないような悩みはその人に相談していました。やっぱりずっと1つの組織に1年以上通ってとなったら信頼できる人がいないと乗り越えるのは不安なので、信頼できる人を1人でもいいので探してほしいと今は思っています。」

そういう人が一人もいなくて子供時代を過ごしてきた自分がかわいそうすぎるなと思うが、もう今更何一つ取り返しはつかないな。

千葉県 50代 らんらん
私自身ADHDです。
コミュニケーション面ではそれほど困り事はありません。
コミュニケーションで問題を抱えるのは主にASDではないでしょうか?
発達障害と一括りにされると誤解や混乱を招くのではないかと気がかりです。


瀬田「改めてこの図で紹介します。3つに大きく分かれますが重なりがあるというのが発達障害の1つの特徴ですね。」
岡田「いろいろな特徴を一つずつ持っているということも少なくありません。」


高校生の娘に発達障害の感じがあります。−中略−何でも素直に受け入れないので困っています。それでいてできていないことがたくさんあるのでどう、向き合えばいいのか分からないで悩む時がおおいです。そういう時はどうしたら良いでしょうか?

岡田「治させたい、解決したいと思うことをなんとか受け入れさせようということをすると、かえってうまくいかないことがあります。一人一人得意なこと苦手なことがあります。発達障害の人だけではありませんね。それを話題にする中で自分の困り事っていうのも話題にできるようになってきてその延長線上の中に発達障害の受容も出てくるのではないかなと思います。」
有働「(別の視聴者からのメッセージで)担任の先生に話をしていますが学校の先生が発達障害の理解がない方もいらっしゃるということなんですが」
栗原「先生たちには1回で理解してもらえませんでしたので、アメリカに比べたら日本は理解していないことがすごい多いと思います。僕の場合もそうで、先生たちを信頼しないわけではありませんが別に信頼できる人、主治医とか親のことばを聞きながら過ごすというふうにやっていました。学校の先生たちにも悩みを相談するのは必要とはいえ、それでも何もしてくれなかったことが僕のときは多かったので、僕はそうなったら先生じゃなくて違う人たちを信頼するようにしていました。」
有働「その人はどうやって見つけたんですか?」
栗原「主治医の先生僕が5歳のときからその主治医のところに通っていたのでそこで気付いたら、いろいろと話をしていた。『気付いたらこういう人がいた』という、長い目で見るような感覚を持つのがいちばんだと思います。」


自分で探そうとして探せるもんじゃないってことかね。

有働「類さんの話を聞いていると『ちょっとはどのぐらいちょっとなんだ』とか『そりゃそうだろうな』と思います。私たちのほうが空気を読みすぎるというか…」
井ノ原「芸能界もすごい多いけどね。やっぱりあいさつに行かなくちゃいけないのかとかさ。」
有働「空気を読みすぎて自分たちで苦しくするというか。(空気を)『読めなくてごめんなさいみたい』な感じもあるし。」
井ノ原「『はっきり言っていく』というのはいいかもしれないですね。」
柳澤「あうんの呼吸だけではないということをやっぱりね。」
有働「海外行くとそうですもんね。」
井ノ原「YESかNOかはっきりしてる。」
有働「そんないろんなことも考えさせて・・・今日は皆さんありがとうございました。」


うん。
助けてくれる家族がいない人はどうすれば?
自分で何をどうすりゃいい?
カードゲームを一緒にやる相手もいないっていうか(もちろんいないけど)そんなもんやらなくても「KY」とか非難されない程度には会話ができるようになったさ。
で?
どこまで行っても極限まで神経をすり減らして無理やり地球人に合わせ続けて、何日も頭痛に悩まされて?
それをどうしたらいいのかってずっと模索しているのに、何の解決の糸口も掴めない。
本当に困っているし、この先どうしたらいいのかわからない。
だからこそ、この手の番組を見続けているけど、毎回毎回家族が助けてくれるみたいな人ばっかり。
誰も助けてくれる人がいなくて、それこそ発達障害者支援センターで「こういう支援を受けて、たった一人でどうにもできなかったのが、何とかやっていけるようになりました」みたいな事例とか出してくれない?
まあ、そんな人は存在しないから取り上げることができないんだろうけど。

posted by ひと at 19:19| Comment(2) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第1夜 脳内への旅

ハートネットTV 自閉症アバターの世界 第1夜 脳内への旅
昨日の夜に放送していたヤツね。
「見逃した!」という方は再放送が10月3日(火)です。
この続編は今日の夜8時から放送されます。

今回「セカンドライフ」のこととか、文字だけでは伝わりづらいかな?ってのと、この番組は後から公式の方に「番組まるごとテキスト」ってが掲載されるので、今回は主に私の感想とか。

セカンドライフは15年前誕生し一時爆発的なブームが起きた。
その後次第に利用者は減少。
住人のいる街も少なくなった。
しかし今もここを楽園として住み続けている人々に池上さんは出会った。
自閉症の人たちだ。


現実の世界って、いつまでたっても言葉もよくわからないし習慣とかまるっきり違う外国に住んでいるみたいなので、ネットの中の仮想現実みたいなものの方が馴染みやすいっていう感覚はわかる。
私はその「ネットの中」ですら他人と関わるのが難しくなってしまって、SNSからほぼ撤退してしまったけれども。

ワイオミング州に住むラリーという自閉症者(アスペルガー症候群)。
この人は自分の脳内世界をセカンドライフ内に展開している。

130以上の部屋が複雑に入り組んでいる。
この空間は今も拡大し続けている。


部屋をたくさん作っているだけでなく、この人は音楽もやる。
あくまでセカンドライフ内だけということのようだが、クラブDJとして非常に高く評価されている。

ラリーがアスペルガー症候群と診断されたのは二十歳の時。
感覚が過敏で日常生活では目や耳から過剰な情報が飛び込んでくる。
そのため時々パニック発作も起きるという。
しかし仮想空間では全ての情報を自由にコントロールする事ができる。


現実の世界は私たちにとっては不確定要素が多すぎるからね。
むしろ現実の世界の方が「自分だけがルールを知らされていない(しかも「ルールを知っているくせにわざと悪態をついている」みたいに叩きまくられる)」バーチャル世界のようだ。

途中まで見ていて「ラリーってのは一日中こうやってネット上で遊んでいていいご身分だな」ぐらいに思っていたけど違った。
長い事、夜間のスーパーマーケットの棚卸の仕事をしている。

社会学者 池上英子
自閉症スペクトラム症の人たちは、私たちとは違う目で「世界」を見ています。
時には同じ景色を見ても違って見えることもあります。同じ音を聞いても彼らには違って聞こえることもある。それはまるで禅の修行で問われることのようです。
「あなたには真の世界が見えていますか?」
「あなたは本当に世界を感じられていますか?」
認知の相違に触れることによって、私自身にそう問いかけられている気がするのです。


定型発達者たちは思い違いをしている。
同じものを見ても、同じ音を聞いても、健常者同士であっても一人一人それは異なる。
私たちがまるっきり違うってのは当然としても。
そのあたりって、大昔の哲学者が既にいろいろ言っていることだし。
人間という生物には「客観」は存在しないのだから。

番組で取り上げられたタイプの人と私は障害特性が真逆かな?と思った。
私の脳内は映像化できない。
映像がない。
夢(夜、寝ている時に見る方のね)が音しかなかったり、映像があってもかなり不明確だったりってことがたまにある。
小説を読んでいても、登場人物の姿かたち、周囲の景色とか、私は頭に思い浮かべていない
思い浮かべることができない。
自分の脳内をいくら探しても「映像」は発見できない。
じゃあ音だけが存在するのか?っていうとそれもないな。
たまに脳内で常に美しい音楽が流れているっていう人がいるらしいけど、そんなものも流れていないしな。
私の脳内にあるのは何だろう?
定型発達者と共有できないために名前がついていない「感情」や「感覚」とか。

ラリーという人は現実の人間関係を構築することには困難を抱えているようだが、セカンドライフの中ではとても周囲とうまくやっている。
他のSNS上で他人と満足に交流できない私でもセカンドライフであれば、彼らのように交流ができるのか、やっぱり私には無理なのかは実際にやってみないとわからないが。
やらないけど。
そういうことに時間を取られたくない。
って思う時点で私はセカンドライフに入り込んでいる人たちとは違うんだろうな。
この人たちの「世界」はそれが現実の世界にはなじめないにしても、他人に対して開かれている感じがする。
私の「世界」は全て自分の内側へと向かい、閉じられている感じがする。
発達障害者は「他人と関わりを持ちたいタイプ」と、それをあまり必要としないタイプに大別される。
私は後者なのだが、セカンドライフにずっとい続ける人たちは前者なのかな?と思う。

仮想と現実の境界は一体どこにあるのだろうか。
私たちの見ているこの世界は本当に現実なのだろうか。


posted by ひと at 07:55| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月26日

藤原製麺 札幌ラーメンブタキング味噌

藤原製麺 札幌ラーメンブタキング味噌(乾燥) 128g×10袋



札幌ラーメンブタキング味噌 | 藤原製麺株式会社
今、札幌で話題のラーメン店。
濃厚なみそとにんにくのパンチがきいたスープに超極太麺がバランス良くからみます。
札幌の「二郎系ラーメン」として人気の店の味を再現しました。


札幌のドンキホーテで買ったけど金額は記憶にない。
内容量128g(麺70g、スープ58g)。
エネルギー402kcal。

DSCN3133.JPG

水550mlを沸騰させて6分茹でろと。
麺が茹で上がったら火を止めてスープを入れろと。
書いてある通りに作ってみる。
ろくに用意できる具もなかったんで、増えるわかめと魚肉ソーセージと生卵投入。

DSCN3137.JPG

味が二郎系とのことだが、そもそも二郎系のラーメンを食べたことがないのでそのあたりはわからん。
ニンニク入ってるんだなって感じの香り。
麺はインスタントじゃないみたいな、しっかりした感じ。
店で出すのはすごく太い麺らしいけど、多分インスタントだから店で出すのよりは細いんだろうな。
味噌系らしいのだが、あんまり味噌が好きじゃない私でも割と美味しいなと思った。
最近主流のすげぇしょっぱくてかなり薄めないと喰えねぇよ!みたいなのかな?と思ったけど、それなりにスープの味が濃いことは濃いのだけど「しょっぱいよ!」みたいな極端な味ではなく、わりと受け入れやすい味かなと。
インスタントにしてはかなり美味しい方ではないかと思った。

posted by ひと at 07:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

NHK 深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みスペシャル」

昨日の夜にやってたヤツね。

深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みスペシャル」
タイトル通り子供のことしかやりません。
ってことで、私のようにとっくに大人になってしまっている人には何の関係もないってことで。
ただ、この手のヤツをテレビでよくやるようになったせいなのか、自分の側が変わってきたのか不明だけど、こういうのを見るたびに「自分もこんなふうに親を精神的に追い詰めていたんだな」って思ってしまうようになった。
実際そうなんだろうし。
今更何一つ取り返しのつくことではないし。
かといって「母に優しくしてやろう」とも思わないし。

解説は教育評論家の尾木直樹さん、司会は有働由美子アナウンサー。
番組には発達障害の子育てに関するおたよりが大量に届いている。
その中から一部を紹介。
北海道40代女性
「中学1年生双子の息子の母です。2人とも発達障害です。毎日助けて欲しいです。彼らを大好きなのに大嫌いになるときがある自分がつらい。」
北海道50代女性
「きょうだい2人とも発達障害です。周囲の理解が得られないのが悩みの種です。休みたいです。親もケアしてほしいと思うのはわがままでしょうか。」


尾木「すごく分かりますね。今、発達障害の事を誰にも相談できずに1人抱え込んでね、悩んでるお母さんがすごく多いんですよね。それとやっぱり発達障害っていう言葉自体が新しいっていうか最近で社会的にも理解がされてないという中で。だからお母さんも苦しんでるから親もケアしてほしいっていうのはすごい分かりますね。」
有働「なので今日は、この秋の夜長に発達障害の子育てに悩んでいるお母さんたちと集まってじっくりとその辺り話し合っていきたいと思います。」


小中学生15人のうち1人にその可能性があるとされる発達障害。
今、発達障害の子どもの子育てに悩む親が増えているといいます。
今夜はそんな保護者たちが集まりそれぞれの悩みを告白。
つらい思いの母親に先輩ママたちからは解決のアイデアが。
子育てのヒントが満載。


「小中学生15人のうち1人に」ってのがこの手の番組にほとんど毎回登場だけど、本当にこれやめてくれ!
詳しくはここに書いた。

ゲストはタレントのはなわさん。
スタジオには発達障害のお子さんを持つお母さん6名。

有働「今日はぶっちゃけトークでいきますんで『それ腹立つわ』とか『そのワードやめて』みたいな事があったら是非きたんのないご意見でお願い致します。はなわさんちはお子さんたちはどんな様子?」
はなわ「うちはもう本当、体大きくてですね、みんな柔道をやってまして3人ともですね。それで発達障害って言葉は僕は聞いてるんですけど。あと友達の子どももそうだったりとか。ただ情報としてよく分からないんですよね。だから無知な状態なので今日はそういった意味でもちょっといろいろ知れるので楽しみに来たんですけども。」


最初のVTRで流れたのは以前あさイチでやってたのと同じヤツかな。
古山(こやま)さん一家のヤツ。

有働「これいかがですか?何かあるあるっていう事…。」
アーモンドさん(小4長女と小3長男が発達障害)「うちの子はまさにあのタイプ。あのタイプって言ったら失礼ですけど初華ちゃんと本当に一緒で、朝起きたら学校…素直に行ってくれる時もあれば行きたくないってなって、さっきみたいに大きい声を張り上げたりもう本当にひどくって。」
有働「はなわさんどうですか?」
はなわ「結構うちの子も今、一番下の子なんてまだ6歳ぐらいですけどわがままで同じような。例えばゲーム取り上げて泣いて怒ったりとか部屋から出てこなかったりってあるんですよね。だからそんなにこの発達障害の子との違いが今のぐらいだと僕は正直分からないんですけど。」
有働「トパーズさんどうですか?」
トパーズさん(中2長男と小3長女が発達障害)「うちは例えば夜『じゃあ寝ようか』っていう時に『明日の宿題やってなかった』って急に言いだして『わ〜どうしようどうしよう』ってパニックになってもう大泣きしだすんですよね。パニックを起こしちゃうともうどうしようもなくなって家族全員起きてしまうぐらい泣き叫んでしまって。うちの子はうちの子でとってもいいとこがあるんですけど『何でうちの子普通じゃないのかな?』と思う時がやっぱりあって。」
有働「カボスさんとかはどう思われます?」
カボスさん(小3長男が発達障害の疑い)「『普通って何?』っていうところは自分の中にもあるんですけど、やっぱりほかの子と比べちゃいけないっていうのは十分頭では分かってるんですね。友達から見るとちょっとまだやっぱり3年生にしてはちょっとなのかなみたいなところとかもありますし、そういうのを見るとやっぱりちょっと遅いのかなとかっていう目で見て比べちゃったりもありますし、比べないようにとは思いつつも、やっぱり比べてしまっている自分がいるっていうのは事実です。」
尾木「日本固有の学校文化が作ったものだと思います。だっておんなじ年齢の子が35人40人集められて一斉授業でしょ。その中でちょっとでも読み方が変な子とか特徴がある子はすぐ目立つ。『普通じゃない』となる。標準的なものと比べていくという教育文化っていうのがあるからそれで親も染まっていきますよ、それに。」


ナレーション「周囲から見えにくい障害のため、周りの人に理解してもらえないという声も多く寄せられています。」
リポーター(高山哲哉アナウンサー)「全国の皆さんのモヤモヤで結構多かった意見ご紹介したいと思います。それはですね、周囲の皆さんからの理解という事でこちらの2通ご紹介します。
福島県30代 めぐままさん「うちの子供も発達障害と先週診断されました。ワガママと言われ私のしつけが悪いと周りのママ、大人、夫に言われ大変な毎日を過ごしています。皆さんの理解は本当に必要です。泣」
長野県40代 ベアーさん「中学1年生の子どもが発達障害です。(中略)一番の悩みはいっけん普通にみえるため『甘やかして育てたせいじゃないの?』といわれてしまい理解してもらえません」


有働「う〜ん…でも言うんですか?しつけが甘いとか悪いとか…言われます?言われた事あります?」
トパーズ「発達障害だという事を夫と夫のきょうだいは認めてない。夫と夫のきょうだいから私が『厳しくしつけすぎたからこうなっちゃったんだよ』『あんたのせいだよ』って言われて。」
はなわ「『生まれつきのものじゃない』っていう事って思ってる訳ですか。」
トパーズ「でも私も確かに普通にこだわり過ぎていてやっぱり幼稚園の頃からちょっとみんなより遅かったので。『普通にしよう、普通にしよう』と私がかなりきつくしつけてしまったのはあるので。」
カボス「例えば『片づけが苦手で』っていう話をしたら『うちはこうこうこうやってやっててできるよ』って言って『うちだってできるんだからできるよ』みたいな事とかを言われたりとかするんですね。周りのママ友、頭で分かってたとしてもやっぱり本当に理解はできてないから言っちゃう。そういう私たちからすれば望んでいる答えじゃないことが返ってくるのかな?とちょっと。発達障害の理解が広がったとはいえ、本当に理解はされていないという実感。」
有働「その方も悪気はあるのかな。」
カボス「ないと思います。」
有働「それは分かってるけど傷つく。」
アーモンド「分かっているから傷つくところがありますよね。」
カボス「そうですよね。」
アーモンド「悪気で来られたら『何くそ』じゃないですけど『いいもん!』ってなるんですけど…。助言じゃないですけど言われた事に対してだったらやっぱり『ありがとう』っていう気持ちも…。何かモヤモヤってしちゃうんですよね逆に。」


ナレーション「理解が広がらない中で子どもの発達障害を周囲の人に伝えるか伝えないかもとても悩むそうです。」
アーモンド「うちは弟の方2歳になった時に診断名がゴンッて下りたのでその時に全て…全ての人って言ったらおかしいですけどまあ親兄弟だったり、あとはいろんなママ友さんにもそういう事でどんな迷惑をかける。迷惑って言ったら駄目なのかもしれないですけどそのように伝えたんですけど。」
有働「けど?」
アーモンド「伝えたことによってマイナスなこともやっぱり。『あの子は障害を持っているから近づかないで』と言われたり。あの子はちょっとおかしいから危ないから何をするか…。そのね、手が出るとか。そんな事しないんですけど、周りに関心がない子、こういう(視野が狭い)子だったのでしないんですけどこう…だからそばに行かないでねっていうような事を子どもに。」
尾木「教えちゃうの?」
アーモンド「教えるお母さんがいらっしゃったりとか。」
有働「カボスさんどうですか?」
カボス「カミングアウトしたことによって、変な色眼鏡で見る方もいるんじゃないかっていう不安。それをカミングアウトしたことによって、子どもが築いている友達関係が変わるんじゃないかっていう思いがあるので、現時点ではカミングアウトはしない方向で」
有働「サボテンさんはどうでした?周りに伝えてよかったかどうかっていう事で言うと。」
サボテンさん(先輩ママ・中1長男が発達障害)「結論から言うとよかったです。自分が実際、もう周りにお話ししてるので学校にしても近所の方にしても。」
有働「その辺りのサボテンさんがどういうふうに伝えたのかという事をVTR。ちょっと取材させて頂きましたのでご覧下さい。」


2年前にサボテンさんに取材した時のVTR。
サボテンさんの息子 よっちゃん(当時小5)
よっちゃんは気持ちの切り替えがとっても苦手。
この日は思いどおりにならない事があり、感情を爆発させてしまいました。
サボテン「友達待ってるんじゃない?」
よっちゃん「待ってるに決まってんじゃん!」
サボテン「じゃあ行こうよ。」
よっちゃん「お前のせいでつぶれたんだよ!お前が行けよ!うぜぇんだよ!」
サボテン「どんどん悲しくなるよ。」
よっちゃん「目障りなんだよ!」
サボテンさんはよっちゃんが起こすトラブルに悩んでいた時期がありました。
それはよっちゃんが4歳の頃。
毎日のように近所に迷惑をかけてしまっていたのです。
サボテン「(近所の)家の中に入っちゃってたり、お庭の飾りだったりおうちの中の物を壊してしまう。怒って投げちゃうんですよね。」
追い詰められたサボテンさん。
よっちゃんと家に閉じこもるようになりました。
サボテン「よっちゃんを家の外に出すと何かするという恐怖とかで、迷惑をかけちゃうみたいなので出さなければ迷惑をかけないしと思っちゃって、家じゅうに鍵をかけてよっちゃんが出ていかないように。『ダメなのお願い、出ないでお願い』って。」
誰にも悩みを相談できず孤立した状態がしばらく続きました。
そんな親子の異変に最初に気づいたのは近所の母親たち。
心配して声をかけてくれました。
近所の母親「どうしたんだろうな?っていうのはあったんですよね。ちょっと『様子見ようかな』というのはありましたけど。」
心配してくれる人がいる事を知ったサボテンさん。
意を決して近所の家を1軒ずつ訪ねた。
サボテン「よっちゃんのことをちゃんと理解して欲しいから、ちゃんと言わなきゃと思って。あの、しかもご近所さんはずっと一緒に住んでいくわけなので。言わなきゃって。」
サボテンさんはまず、よっちゃんが迷惑をかけている事を謝りました。
そして発達障害の事を伝え、強く叱るよりも優しく諭してもらえないかと相談しました。
サボテン「そうですね。ちゃんとみなさんわかってっていうか理解してくださって。うちは伝えてよかったかなと思っています。


有働「実際に伝えた時の近所の方々の反応ってどうだったんですか?」
サボテン「とにかく私は迷惑をかける事がすごく嫌だったので。」
有働「ご近所さんに。」
サボテン「そうですそうです。とりあえず謝りたいっていうのと、できないことが発達障害だということを通じてご近所さんには分かりやすかったかも知れない。『何でよっちゃん入るの?いつも』みたいなところが説明した事によって『あっそれだったらじゃあどんなふうに対応したらいいんだろうか』とか一生懸命考えてくださって。実際聞かれたりもして。『じゃあどんなふうに声かけたらいいの』とか。」
有働「それどんなふうに答えたんですか?」
サボテン「うちの場合は怒鳴られたり怒られることを極端に嫌うので『優しく諭すように話しかけてもらえると有難いです』というお話はしたんですね。そしたら結構実際今までピシャッと開けて『よっちゃん、ここはよそんちだから入っちゃ駄目よ!ピシャッ』みたいなところが何か話してからは割とそこの縁側みたいなとこに一緒に座って『よっちゃん』とか言って話してたりして変わるもんだなみたいな。」
有働「どうですか?お父さんとして今のね。」
はなわ「僕は今思ってたのが、発達障害ってひとくくりにされますけどそれぞれ子どもによって全然違うし、僕とかは確かにその、言ってもらえるとすごく助かるでしょうし、その子をみんなでどう育てていくか一緒になって考えられますし。」


ナレーション「更に子どもの友達にどう伝えるかも大きな課題です。先輩ママはある方法で幼稚園の子どもたちに伝えたといいます。」
ネコさん(先輩ママ・高1長男が発達障害)「質問が相次ぐようになったんです。私がお迎えに行くと。『どうして、しんた君は喋れないの?』『どうしてかけっこ1人でできないの?』『病気なの?』っていうふうに純粋に子どもたちが私に矢継ぎ早に質問をしてくるので…。その時にうまい答えが私がとっさにできなくて。私が困るぐらいだから保護者の皆さんも家で子どもから質問された時に『答えられないだろうな。困ってるだろうな』と思って、じゃあどうやって子どもたちにしんたの事を伝えたらいいのかなって考えた時に、たとえ話を作って親御さんの方にもこれ『これこういう事情がありまして』と。もし質問された際にはこのたとえ話を使って子どもたちに説明してくださいという形でプリントを一人一人手渡しで保護者の皆さんに渡しまして。


その時に使われたプリントが紹介される。
しんた君のことを電車に例えて説明している。

「しんた号」
みんなのまちには、たくさんの電車が走っています。
新幹線のように速い電車もあれば、ゆっくりと走る電車もあります。
その中に「しんた号」という電車がありました。
「しんた号」はとてもゆっくりと走る電車です。
他の電車にどんどん抜かれてもお構いなし。
「しんた号」の線路にはたくさんの駅があり、その駅を通過すると「しんた号」のできることがどんどん増えていきます
ところがマイペースな「しんた号」はせっかく「字がスラスラ読める駅」まで進んでも、通ってきた線路を戻ってきてしまうこともあります。
進んだり戻ったりを繰り返し「しんた号」はできることを少しずつ増やしながら、ゆっくり、のんびりと進み続けます。


トパーズ「いや〜すごい。ここまでできるっていうのはすごいなーと思って。いや〜感動してしまいますけど。」
ネコ「恐らく今までは『あの子ちょっとおかしいけど聞けないよね』っていう雰囲気だったのが『実はこういう子なんです』と私が扉を開いていたこともあって『お話よかった。うちの子が何回も読んでっていうのよ』というふうに言っていたりとか。子どもたちも理解が進んで、電車のおもちゃを持って来てくれたり。プレゼントをたくさんもらいまして。」
有働「どうですか?今の伺ってトパーズさん。」
トパーズ「ちょっと迷うところで。たぶん子どもたちには言ったほうがいい。子どもはとても素直に多分聞いてくれるんじゃないかなと思うんですけど中にはそれを聞いて(発達障害だと聞くと)『じゃあもっといじめちゃおうか』と思う子がいるのかなという怖さがあったり。まだちょっととても悩んでいるところです。」
有働「それどう聞きます?ネコさん。」
ネコ「何かやっぱりきっかけがないとカミングアウトできないというか、何もトラブルが起こってない状態でカミングアウトしてもやっぱり受け止める側の方も『だから何?』っていう状態になってしまうので、もしトラブルがなにかしら起きた時とかにトラブルの起きてる相手にまずは伝えたりとか…。」
ビーバーさん(先輩ママ・高3長女が発達障害)「みんなに知らせなくても、言えるときに言える人だけでいい。無理に気持ちが追いついてないのにカミングアウトしなきゃっていくと今度自分に返ってきてつらくなってしまったりするので。時期を待ってでいい。急がなくても。」
サボテン「扉をパタパタしてみたらいい。たまに開けて、閉めて」
ビーバー「この人分かってくれそう。さっきのじゃないですけどみんなに開くって結構ストレスもあるかもしれないので。」
サボテン「開けっ放しは難しいかもしれないから。」
ビーバー「分かってくれそうな人とか…。」
有働「全員に伝える必要はない?」
ネコ「ないですないです。全然ないです。だって全員理解してくれる訳がないから、理解してくれそうな人だけでも少しずつ広めていけば。地道に。」
有働「でも理解してくれそうと思ってしゃべったら意外に理解しなかった時のショック。」
サボテン「そしたら閉めましょう。閉めちゃって…。」
ビーバー「忘れます」
有働「そしたら閉める?あっ忘れ?」
ビーバー「すごい大事、忘れる事。なかった事っていう…。」
有働「何か尾木ママ、皆さんの話を聞いてたら本当どなたのお気持ちも分かるんですけどどうですか?」
尾木「そうですよね。ご本人のお母さんの方から『うちの子こういう障害があって』っていうのを分かるかなっていうところに伝えていくのは大いに結構だと思うんです。やっぱりね、すごく大事だなと思ったのは『発達障害だからこうこうなのよ』っていう言い方ではなくてむしろ『発達障害』という言葉は使わないで『うちの子こういう特徴を持っているのよ』という言い方、個性を一人一人どう向き合うのかっていうことで、別に発達障害のあるなし関係なくて、ものすごく大事な視点だと思うんです。これからの時代生きていくのにね。」


全国の視聴者からの声。
「1年前に発達障害の可能性があると言われた中2の息子がいます。親が関わらなくてはいけないと思いますがなかなかうまくいきません。父親が一緒にいる時間が少ない事もあり、なかなか関係がうまく作れません。テレビも母親ばかりが登場しますが父親はなかなか子どもの発達障害を受け入れられないものでしょうか?父親はどうやって関わるのがよいのでしょうか?」

発達障害の子どもを育てている3人の父親による座談会のVTR。
子どもの障害を聞いた時、初めは戸惑ったといいます。
中1男子双子の父親「発達診断を受けたら疑いがあるという診断が出て最初は短い期間だけど自分の中で受け入れがたかったっていうのかな。当時僕がサラリーマンやってて、いちばん忙しい時期、ほとんど家にいないから、おかしいなとは思うけどほとんど子どもの姿を見てないからものすごいリアリティーなかったんですよ。うちの親とか周りの人間がちょっと気になると言うけど『あっそう?』みたいな。『自閉症って何か』といったら部屋の隅で体育座りしているのが好きな子と思っていた。」
中3女子の父親「まずわかんないよね。」
小2男子の父親「わかんない。」
受け入れるのが難しい理由はほかにも。
中1男子双子の父親「世間体です。」
中3女子の父親「世間体。俺は認めへんぞ。」
中1男子双子の父親「まあそうだね。見栄とか世間体は確かに男の方が強いのかも知れないね。」
子育てをする中で父親として何ができるのか模索しているといいます。
小2男子の父親「どうしても多分世の中的にはお母さんのほうが負担が大きいのは事実。『私一人で全部判断する』とかすごくしんどいと思う。普通級の子でもしんどいのに発達障害を抱えている家庭のジャッジをお母さん一人って重すぎる。」
中1男子双子の父親「それは確かに重いよね。」
小2男子の父親「父親が何をしようかって、普通級から支援級に移すタイミングとか、子どものライフステージの中でキーになるところがあって、普段、細かいところはお母さん任せかも知れないけどそういうところって父親が出て行く。そういう場に行くと(学校側も)構えてくるから影響力が。だからそういう意味では、うまく使って欲しい。父親を。」


有働「アーモンドさんは?今のVTR。」
アーモンド「うちは検査とか行く時は必ずついてきます。いや、ついてこさせてます。」
有働「どう言ってそういうふうに?」
アーモンド「『ついてきて』って。私の口から言うとワンクッション伝言ゲームになってしまうので直接必ず聞くように一緒に連れて『ついてきて』って言うのと『私覚えられへん』って。『私アホやからもう無理やからついてきて』って。って言ったら旦那も『そうやな無理やな』って言ってついてきてくれて。」
尾木「典型的に上手にやってるわよアーモンドさん。自分でこう何か負けて勝ち取りじゃないけども、自分でもワンちゃんのようにおなか見せちゃって『私の事助けて』っていう感じ。すごくいいと思う。」
トパーズ「すごくいいなと思うんですけれどそうですね…。ちょっと話戻るんですけどまず夫が認めてない。夫の中で(発達障害を)受け止められていないっていうので。私が話をしたいって言っても『今はちょっと無理だから。今ちょっと聞き入れられない』って言われて私はもう何年もこの事で悩み続けてきて聞かないってどういう事っていうので私の中でもとてもストレスがたまってきて。結局この人は何もわかってくれないんだなっていうので、最近、何も話をしなくなってしまって」
ビーバー「まだショック状態なんじゃないかなと思うんですよね。何か人によって受け止め方って多分違うと思うのできっとトパーズさんが学校の先生とかとやり取りしてたりいろいろ困ってる事をたくさん感じてたりしてるのとやっぱりお父さんと差があって。多分まだショック状態。そこを引きずりださない方が。無理にこじ開けても無理かもしれない。お母さんも余計つらくなっちゃうような気もしますけど。」


まあ実際夫がショック状態かも知れないけど、障害のある子どもを抱えて嫁が大変な時に「ショック状態だから」って逃げられたんじゃあやってらんないよなぁと思った。

ではどうすれば父親は子どもの発達障害を理解できるようになるのか。
専門家に聞きました。
明星大学 教授 星山麻木さん
「お父様の場合は、ほとんどご家庭の中で見ている時が多いので、なかなか集団の中でトラブルがあるということを理解してもらうのに時間がかかるかなと思います。私がまずオススメしているのは自然な場面でお父様とお母様が一緒に(子どもの)自然なところを見ていただくっていうことですね。」
例えば学校や幼稚園などに一緒に行き、集団の中で子どもがどんなふうに困っているかを見ると理解が深まりやすいそうです。
そのほかにも子どもの動画を見せたり、学校や園での様子をやり取りした連絡帳を見せるのも効果的との事。
星山「おうちで見せているイイ子という姿と、集団の中で見せている姿があまりに違うので驚かれる方がとても多いですね。お父様とお母様と同じ場面を共有して『うちの子はここで困っていたんだね』と一緒に共感、共有していただくことはとても大事なこと思います。


有働「今までちょっと親の立場でいろいろ話してきたんですけど当の子ども自身どういうふうに思ってるのかというのをちょっと考えていきたいと思うんですがサボテンさんの息子さんのよっちゃん中学1年生にお話伺いました。」

サボテンさんの息子よっちゃん(中1)
小学生の時はこだわりが強く学校に行きたがらない時期もありました。
そんなよっちゃんにサボテンさんは学校に行くようきつく言う事もありました。
よっちゃん「『早く学校行けよ』みたいな無理やり行かされる感じが嫌だったです。怒られてばっかりだから『こんな家、嫌だな』とか『生きてても面白くない』とすぐに思っちゃって。まあ、どうだろう。何かね本当にひどい時は『死にたい』と思ってて。つらかったです。」
そんな状況がある日を境に変わりました。
それは小学4年生の時。
サボテンさんは嫌がるよっちゃんを学校に行かせましたが…。
学校へ行く途中で道端にうずくまっているのを見つけました。
サボテン「『ほっとけよ』みたいな感じで『構って欲しくない』って言うからもうしょうがないから私もここに座って、どうしていいかわからなくて、よっちゃんの不登校で自分ができることが待つことだけだったんですよ。選択肢がそれしかなくて。」
何もできずに過ごす事30分。
よっちゃんがようやく口を開きました。
よっちゃん「『家に帰る』みたいな。」
サボテン「そうそう『家に帰る』って。気持ちよく帰ったよね、あの日はね。」
よっちゃん「『頑張ろう』的な感じだった。」
サボテン「そうだよね。二人で励まし合ってじゃないけど『頑張っていこう』みたいな感じで帰ったよね。」
この場所で同じ時間を過ごした経験はサボテンさんにある心境の変化をもたらしました。
サボテン「自分の(学校に)行かせたい気持ちよりも、よっちゃんの行きたくないっていう気持ちの方が大事だと思うんで。よっちゃんを尊重したというか。あの日がきっかけかなぁ?あんまり『学校行け行け』言わなくなったのはそうかも知れないよね。」
よっちゃん「うん。ちょっとは僕の気持ちわかってくれたのかなって感じだった。」
子どもの気持ちをありのまま受け入れる。
サボテンさんのよっちゃんへの接し方も変わっていきました。
よっちゃん「『早く学校行きなさい』ではなくて『ゆっくりでいいから学校行ってきな』とやさしい言葉で話しかけてくれたり、そっと見守ってくれるのはよかった。」
サボテン「やさしく話しかけた方がこの子には絶対いいんで。それが当時はできてなかった。だよねきっとね。」
よっちゃん「今は見守ってくれているというか俺がいい子になり過ぎた。」
サボテン「言ってるね。」
よっちゃん「そりゃそうだよ。」
よっちゃんに向き合う時、サボテンさんはこんな考え方をするようになりました。
サボテン「よっちゃんが悪いわけじゃなくて、よっちゃんにこんなことをさせる障害が悪いと思っちゃって(よっちゃんと障害は)別ものと考えるようにしたらちょっと気持ちが楽になった。よっちゃん自体を嫌いにならない。」
よっちゃん「僕はそういう考え方やめて欲しい。(自分と)障害は別じゃないんだよね。(障害は)敵ではないし生まれてしまった以上しょうがない。生まれてきたからこのまま生まれてきてしまったためしまったからしょうがないから向き合おう。そんな感じ。(障害と)うまくつきあっていけたら気持ちは楽になる」
サボテン「うまくつきあるもん?」
よっちゃん「つきあえるよ。自分のことを知るだけ。知ればちょっと楽になる。」
サボテン「親が考えているのと子どもが考えているのが違ったんですけど、(子どもの方が)上を行ってるって思ったんですけど、今。『すげえ』と思って。すごいよっちゃん。」


定型発達者ってこういう考え方をしがちなのかな?
「この人がこんなに自分を傷付けるような言動をするのは障害のせい。この人は障害がなければ本当はとてもいい人」みたいな。
この件に関しては昔何か書いたな。
探すの面倒臭いから探さないけど。
障害者側は(全員ではないかも知れないけど)「障害を持っている自分」しか生まれた時から存在しないワケで、それを切り離して考えるってのは不可能だよな。
定型発達者は「罪を憎んで人を憎まず」的な考え方なんだろうな。
障害者同士で「もし治療をすれば発達障害が治ると言われたらどうする?」みたいな話題が出ることがあるけど、発達障害の為に五感が全部定型発達者と異なって、その異なった内容の情報を更に処理する脳の働きも異なってっていう「何もかもが違う」状態で産まれてきて、それらが定型発達者と全く同じになったら?
それってもう自分ではないよね?
聞こえ方、見え方、皮膚の感触、味覚・・・何もかもが今の自分とは違って、聞こえた言葉の意味、人の顔の表情から読み取れる内容とか、ありとあらゆるものが今とは違う。
それって自分ではないよね?
自分の姿をしていても自分ではない。
だから「障害を持っていない自分」が存在したとしたら、それは「自分ではない」。

ここからスタジオ。
サボテン「何かかっこいいセリフをバンバンと。何か私もあれ聞いた時すごいびっくりしてて、すごい恥ずかしいと思いました。『障害と分けて』とか言ってる自分が超恥ずかしいとか思って。何かそうなんですよね。親はもうそこでいっぱいいっぱいだったけど。その親がいっぱいいっぱいになっている時も子どもは少しずつ成長していて、親のそういう事もちゃんと子どもは見ててすごい成長してて。」
トパーズ「みんながよっちゃんじゃない。うちの子はよっちゃんみたいにどっしりしてるのかなって思うと…。」
有働「これ何かやっぱりトパーズさんっていうか悩んでるお母さんとその先輩だいぶ違うなと思ったんですけど。サボテンさん自分はどう変わったんですか?子どもへの向き合い方って。」
サボテン「どう変わったのかな…。やっぱりよっちゃんに笑っていて欲しいから自分がどうしたらいいかが変わってくる。『学校行け、学校行け』と怖い顔して行っていても絶対に笑わないし、どうやったら笑うかなというのを変えただけ。」
有働「ちょっと今日、スタジオにもう一人お子さんでアーモンドさんのお嬢さんのルリちゃんが来て下さってるんですけど、ルリちゃん。今よっちゃんがね、同じお子さんどうでした?聞いてみてみんなの話。」
ルリ「忘れた。」
高山「忘れちゃった?ちょっとね。でもさっきVTR見ながらルリちゃんは『いいないいな』っていうふうに言ってたね。どんなところが『いいな』と思った?」
ルリ「素直に言っているところがいいって思った。」
高山「ルリちゃんなかなか素直に言えないの?」
ルリ「言いたくない感じがする。言えないって言うよりかは言いたくない感じがする。」
高山「それは何でだろう?」
ルリ「自分でもよく分からへんけど嫌だ。」
高山「ちょっと今お母さんとちょっとね、本当は思いを伝えたいっていう時もあるんだよね。そんな時はどうしてるの?」
ルリ「伝えたくても伝えない。」
高山「それは何で?」
ルリ「分からん。けど嫌だから。」
高山「『お母さん傷つけるのかな』とかそういう事考えちゃうの?」
ルリ「それは思わへんけど、多分そういう感情になるのがけんかのあととかやと思うし、普通の時でも多分言いたくないなって思う。」
高山「でも何かね本当に今ちょっとてれて下向いちゃってますけど、お母さんとね、カメラを通じて目が合ったとかお母さんにもっとこれから言っていきたい事もあるってね、さっき言ってたからこれからちょっといろいろとまたお話ししようか。」
ルリ「嫌だ。」
高山「え〜っ!」
有働「どうですか?アーモンドさん。ルリちゃんの…カメラ越しの会話になりましたけど。」
アーモンド「そうですね。確かに『何かあったの?』って聞いても『言わへん。嫌』。『何で?』って聞いても『分からへん』って。分からない事が分からない。こんがらがってとりあえずは無理やわって。そういう時にはもう聞かないですあえて。」


ナレーション「ありのままの子どもを受け入れるにはどうしたらいいのか。悩みの核心に近づいてきました。」
有働「サボテンさんどうですか?」
サボテン「そんなに一気にこうなりたいと高望みをせずに、ちょっとずつ一個できたらすごく褒めるみたいなのをずっと重ねてった結果がよっちゃんが今それがすごくよかった感じで…。とにかく褒める。」
尾木「それすごく大事な事。『褒める』を『認める』に置き換えてもいいんですよ。だからほめ方が下手な方を『認める』っていうので本当にごはん「うわっ食べたわね!」と。「うわっ朝起きてきたね!」とか何でもいいんですよ。認めていくっていう事ね。」
有働「認めるっていう。」
尾木「認める。言葉を置き換えた方がいい。『褒めるところ、いいとこないよ』と。いいところを褒めるのではなく認めればいい。できていることを。それはよっちゃんが言ってたように丸ごと発達障害と付き合っていく姿勢になっていくんだと思う。丸ごとの自分を認めて欲しいという気持ちを随分言ってましたよね。丸ごとのよっちゃんなんですよね。」
有働「それどうですか?認めるっていうの。丸ごとの自分の子どもを認めるっていう感じは。」
カボス「難しい?下に幼稚園の5歳の女の子がいて、これも比べるものではない事は重々頭では分かってるんですけど性別と年齢っていう点から見ても下の子はすごくできるんですね。今の3年生の長男ができない事を平気でやったりとか、本当にもう差がはっきり出ているので。下の子はできるから『かわいいかわいい』みたいになってるから、それを見て彼は『本当はもっとお母さんに甘えたいのに』みたいな。時々まだちょっと幼いのでギュ〜ッとかって来るんですけど、できないんですよ。下の子にはできるんです。『お母さん』って来たらギュッてやって『かわいい』ってできるんです。でも上の子には来ると(顔をそむける仕草)みたいななんです。だから多分、彼も本当はまるまる受け入れて欲しいと思っているのもわかるんです。でもできない。その原因が何かって自己分析をしたら、多分彼のできない事を私が幼少時代に…うちも厳しかったのでできないと駄目駄目みたいな。厳しく育ったので、自分の生い立ちの関係上、彼をまだ受け入れられないっていう。」
尾木「でもね、カボスさんね、もうほとんど受け入れる入り口まで来ているっていう感じがするの。それは自己分析が徹底してできてるんですよ。それができない段階でそこへ持ってくのが大変なんですけど、ご自分でそこまで立派におやりになってる訳だからそういうふうに自分が相対化できてればふっとどこかでできる機会が出てきます。」
ネコ「すっごく今、苦しい時期にあると思うんだけれど、その試行錯誤する作業がすごく大事で、それを経てこんな感じになるというか。私たちも最初から多分そんな状態ではない。最初は何だかよく分からない、どうしたらいいか分からない状態で、いろいろ試して今があるっていう感じなので。絶対後々つながっていく事だから諦めないで少しずつでも進んでいってくれればいいかなと思っていて。私の中で発達障害って壁みたいなものだと思っていて。うちで言えばしんたの世界と私たちの世界があって、その交わる所に突如現れたり無くなったり高かったり低かったりする壁みたいなもので。壁は環境や(周囲の)関わり方、考え方で低くもなるし、しんたの世界も尊重しつつ、私たち側もお互い気持ちよく過ごせるエリアが広がるように私たち側が変わっていかなきゃいけないんじゃないかなってすごく最近は感じるんです。」
サボテン「まずあれですよね。お母さんが元気なことが基本だと思うんで。」
ネコ「自分を犠牲にしてはダメ。子どものためにやらなきゃと頑張りすぎて結果が出ないと苦しいでしょ?私が元気じゃないと回らないから。」
ビーバー「私、みんな後輩のお母さんによく相談されまして言うんですけど『1時間でもいいから毎日自分のために時間を使ってね』。ストレスどんどんたまってしまうどうしても。難しい子育て。ほかにもありますね、いっぱいストレスね。その中で自分の好きな事を1時間でもして少し頭を空っぽにして。私たちは子どもたち、お母さんになる前に自分たちの人生もありますよね。自分たちの人生もあって好きな事もしてて結構気楽に生きてた時代もあったので、そういう時も大事じゃないですか。私たちの人生も大事。ストレス解消しながらお子さんと向き合ったりしてバランスをとりながら。お母さんがすごく元気なのが一番と思って、自分もそれをすごい気を付けてます。」
サボテン「お母さんが楽しければ子どももハッピー」
有働「お母さんたちやっぱすごいですよね。」
はなわ「すごいですね。」
有働「どうですか?お父さん。」
はなわ「だからですね、今聞いててサポートをしていきたいって気持ちはすごくあるんですよ。多分これ見てる視聴者の方も。ただ具体的にじゃあ何をって言うとよく分からない部分もあるんで。どうでしょうね?先輩方どうでしょうか?どういう事してもらうと…。」
ネコ「サポートはいらないです。話を聞いてくれるだけでいい。あれこれアドバイスや『大丈夫だよ』とかフォローとかもいらないので、とにかく相手が話したがっていたら、それを聞いて頷いているだけでいい。」
はなわ「なるほど!」
尾木「これは誰でもできそうだね。」
はなわ「そうですね。」
有働「尾木ママ。今日はね、いろんな…。」
尾木「本当にね今日の会はすごくよかったですね。僕、思うんですけどネコさんサボテンさんビーバーさんって突き抜けてきた。でも、今ももちろん悩んでおられますけども、一皮むけてきたお母さんたちのこの考え方とか子どもとの接し方とかいうのがこういう方がたくさん増えて社会全体がこの3人のお母さんみたいになったら、皆さんも楽だし本当に全ての子どもやあるいは全ての親がとても幸せになれると思うの。そういう社会を目指したいなと思ってるの。」
有働「思ってるの。みんなで思えば何かなる。」
尾木「そう、なんとかなるって。」
有働「いいなと思いますけどね。今日は本当皆さんいろいろお話伺わせて頂いてありがとうございました。」
一同「ありがとうございました。」


posted by ひと at 17:45| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月24日

崎陽軒 ドリーミング筍シウマイ弁当/忍法唐揚げの術シウマイ弁当

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崎陽軒|「トンデモ!?シウマイ弁当」商品化 「ドリーミング筍シウマイ弁当」/「忍法唐揚げの術シウマイ弁当」

昭和29年の発売以来、多くの皆さまにご愛顧いただいている「シウマイ弁当」に、平成29年9月23日(土・祝)、9月24日(日)の2日間・店舗・数量限定で「ドリーミング筍シウマイ弁当※1」および「忍法唐揚げの術シウマイ弁当」の2つの特別な商品がラインナップに加わります。
どちらも830円(税込)。

食べた感想。
普通のシウマイ弁当よりご飯がフタなんかにくっついてる感じがしたけど気のせいかな。
いつもこんなんだった?
両方に「切り昆布&千切り生姜」ってのが入っていたけど、普通のシウマイ弁当にこんなん入ってたっけか?
普通のじゃないのばっかり喰ってたからわからんけど、これはご飯と一緒に食べるのにちょうどいい感じで美味しいと思った。
「かまぼこ」「玉子焼き」も通常通りの味。

写真の右側の「ドリーミング筍シウマイ弁当」から。
俵型ご飯(小梅、黒胡麻) お馴染みの俵型ご飯。人気の小梅もごいっしょに。
筍煮 シウマイに次ぐ人気のおかず。味がよくしみ込んでいます。今回はシウマイに代わり主役の座に。よりお楽しみいただけるよう約4倍に増量しています。
昔ながらのシウマイ 言わずと知れた横浜名物、「昔ながらのシウマイ」。(3個)
かまぼこ 幕の内弁当には欠かせないおかず。(通常と同じ)
玉子焼き ふんわり、しっとり、甘い玉子焼き。(通常と同じ)
切り昆布&千切り生姜 白いご飯によくあいます。(通常と同じ)

普通のシウマイ弁当にも入っている美味しいタケノコの煮物が「これでもかっ!」って感じに大量に入っているっていう。
いつもタケノコは美味しいなと思って食べている。
でもね・・・喰っても喰ってもタケノコ!
途中で飽きたっていう。
やっぱり何事も「ほどほど」が肝要だなと。

写真左側の「忍法唐揚げの術シウマイ弁当」。
俵型ご飯(小梅、黒胡麻) お馴染みの俵型ご飯。人気の小梅もごいっしょに。
鶏唐揚げ からっと揚げたジューシーな鶏唐揚げ。
通常は1個ですがとっておきの忍法でシウマイと入れ替わり5個に増量です。シウマイに代わり主役の座に。
昔ながらのシウマイ 言わずと知れた横浜名物、「昔ながらのシウマイ」。(1個)
鮪の照り焼 こんがり焼かれた照り焼。鮪の旨みが凝縮されています。(通常と同じ)
かまぼこ 幕の内弁当には欠かせないおかず。(通常と同じ)
玉子焼き ふんわり、しっとり、甘い玉子焼き。(通常と同じ)
筍煮 シウマイに次ぐ人気のおかず。味がよくしみ込んでいます。(通常と同じ)
あんず 食前にも箸休めにもデザートにも、やっぱり欠かせないあんずはお好きなタイミングでどうぞ。(通常と同じ)
切り昆布&千切り生姜 白いご飯によくあいます。(通常と同じ)

「鶏唐揚げ」は「からっと」って感じでもないけどな。
どちらかというとウェットな感じがしたけど。
まあ、美味しいとは思うけど。
「弱いザンギ」みたいな味。
「鮪の照り焼」はご飯のおかずにちょうどいい感じの味付けでとても美味しい。
崎陽軒の魚を調理した系のってどれも結構美味しいと思う。
あんずが唐揚げと何の仕切りもなく入っていたので、唐揚げの一部に妙な甘い味が付着してしまっていたけど。

結局は両方とも通常の「シウマイ弁当」に入っているものが、いつもと違うバランスで入れてあるってだけのことか。
確かにそれほど珍しい感じではないから二日間限定で充分って言えば十分か。
それにしても、今回一番しんどい思いをしたのは店頭の販売員の皆様ではないかと思うのだが。
今まで整理券が登場って話は聞かないから、今回から「いままですぐに売り切れて大変なことになったりしたから、何か手を打とう」っていう方向にはなっているのかなとは思うんだけど、わざとなのか何なのか明らかに「買おう」と思う人数と販売数が噛み合っていないねぇ。
読むのが難しいことではあるけど、それにしてもど素人の私でさえ、販売数量を見て「え?これって全然足りないのでは?」ってすぐに思う数だったからねぇ・・・。

崎陽軒 シュウマイ 横浜名物 しゅうまい 真空パック30個入り ギフト用紙袋セット



posted by ひと at 19:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ドリーミング筍シウマイ弁当」「忍法唐揚げの術シウマイ弁当」買えました

まずは買えたっていうご報告ね。
食べた感想は別記事にするかな。
昨日、朝から行ってみたけど結局買えなかったってのはご報告した。
で、今日はどうしようかと。
横浜駅まで行くのって時間も交通費もかかるのに、何往復もするのもな・・・って思ったのだが。
昨日の夜に作戦会議を。
まずその作戦会議の段階でおかしくなっていたのだが。
疲れてたのかな。
「朝6時半開店の店が一番早い」って思ったんだよね。
うん。
一番早い開店時間は6時でした。
で、6時半だと思い込んだまま、とりあえずどこかの店で手に入る・・・かも知れないし入らないかも知れないと思いつつ、整理券を貰って今日は二度横浜まで行くっていう前提で6時半ちょっと前ぐらいに横浜駅に着く電車に乗る。
で、各店の開店時間を再度確認して、6時に開店している店があるのに気付く。
うん。
6時開店の店に6時半に行ってもダメだろうな。
かといって6時半開店の店の前にはずらりと行列がっ!って思いつつ、行列ができていたらよくて午後から引き取りの整理券が貰える、悪くすれば整理券もらえず泣きながら帰るという。
って思いつつ、JRのホームにある店が一か所6時半だったんで、そこへ向かう。
ん?
店の前には数人しかいない。
行列は?
「最後尾」って書いたプレートを持った店員さんがいる。
うん。
問題なくその人から整理券を受け取る。
しかも午前中(正確には9〜13時引き取り)のヤツ。
昨日、とんでもない行列だったっていう報告があったから、大行列と思ったのにね。
有難いんだけど。

DSCN3114.JPG

(実物はカラーです)

一人で喰うのに二個も買うのかって言われても困るけど、二個とも喰う。
で、十時過ぎぐらいに再度同じ売り場へ。
そこで驚愕の事実がっ!
二種類あるうち一種類は売り切れていないっ!
九時ぐらいから販売なんで、たった一時間で一種類は完売なんだから、それはそれですごい気もするが、何しろ一日当たりたった500個を16店舗で(しかも午前と午後の二回に分割だし)ってのを考えると、入荷の数は知れているからな。
っていうか、ひょっとして一種類は整理券だけで売り切れちゃってたとかってのもアリか。

DSCN3115.JPG

無事に受け取る。
今回、他の店舗は全く見ていないので、他の売れ行きとか売り切れ状況は不明。
ただ、昨日はあんなに行列ができていたのだから、今日は早朝の開店前からどこも大行列とか思っていたのにな。
ホームの店舗だったからかな。
どうしてもホーム以外の店舗の方が混み合うだろうとは思うけど。

posted by ひと at 11:20| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

発達障害プロジェクトに番組放送予定が出ていました

うん。
結構「ここを押せば表示される」みたいなのが判別できないことが多いんだよね。
障害特性かな?
ってことで、どうやら公式の方にちゃんと予定が発表されていたらしい。
前に載せたのと重複する部分もあるけど紹介しておく。

発達障害プロジェクト
↑の割と上の方の黄色い部分の「お知らせ ■番組放送予定はこちら」ってとこね。

9月2日(土) ・9日(土) ・16日(土) ・23日(土) ・30日(土) 総合 夜11:25
「ハンク 〜ちょっと特別なボクの日常〜」
★学習障害の少年が主人公 イギリスの人気ドラマ
 5回シリーズ(一話完結)で放送!

9月24日(日) 総合 夜11時
深夜の保護者会「発達障害 子育ての悩みスペシャル」
★「あさイチ」と「ウワサの保護者会」のコラボ特番
 保護者の悩みに徹底的に向き合います!

9月26日(火) Eテレ 夜8時
ハートネットTV
「自閉症アバターの世界@ 仮想空間の住人達」

9月27日(水) Eテレ 夜8時
ハートネットTV
「自閉症アバターの世界A 仮想と現実を生きる」

9月27日(水) 総合 朝8:15
あさイチ「どう乗り越える? コミュニケーションの困りごと」

10月3日(火) BS1 午前0:00〜0:50 ※10月2日(月)深夜
BS世界のドキュメンタリー「オレグの自立 〜発達障害と向き合う青年の物語〜」

10月4日(水) BS1 午前0:00〜0:50 ※10月3日(火)深夜
BS世界のドキュメンタリー「ミッシェルの夢」

10月7日(土) Eテレ 夜7:00〜7:45
地球ドラマチック「ちょっと特別な僕らの就活日記」

10月8日(日) Eテレ 夜7:00〜7:30
バリバラ・選「ティーンズバリバラ〜発達障害の悩み〜」

posted by ひと at 08:10| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

ドリーミング筍シウマイ弁当は買えませんでした

崎陽軒、筍煮4倍の「ドリーミング筍シウマイ弁当」と唐揚げまみれの「忍法唐揚げの術シウマイ弁当」を発売 9月23日・9月24日限定で - ねとらぼ
シウマイ弁当でおなじみの崎陽軒が9月23日と9月24日限定で、「ドリーミング筍シウマイ弁当」と、「忍法唐揚げの術シウマイ弁当」を発売すると発表しました。価格は通常のシウマイ弁当と同じく830円(税込)。

今回は主に横浜駅あたりで複数個所で販売している。
そしてそれぞれに開店時間が異なる。
どうしようかなと思ったけど、遥々横浜駅まで変に早い時間に行って弁当だけ買って帰ってくるのも効率悪いので、他の店も開く10時ちょっと前ぐらいに着くように行って、開店と同時に並ぶぐらいの気で・・・って思ったんだよね。
で、10時までちょっと余裕があるぐらいに着いたからと思って、すでに開店している相鉄駅のとこにまず行った。
人が並んでいるけど、弁当がどういう状態なのかが全くわからず。
予定販売数量を考えると、一店舗あたり、こんなに大勢が買えるだけの数量を置いているワケがないので、そこに並んでいても買えるかどうかも分からんのに並んでも仕方ないなと思って10時開店の店へ。
この時点で10時をちょっと過ぎてしまったので、最初から10時開店の店へ行けばよかったなと、ちょっと読みが甘かったワケで。
で、地下の10時開店の店の方へ10時数分後に到着。
ものすごく長い行列。
うん。
こんな数量は絶対あるわけないね。
ってことで、横浜駅の大きい通路みたいなところにある店に行ってみる。
そこには行列はないので、一応店員さんに聞いてみる。
というか、他は行列がすごくて店員さんに何も聞けなったってことで。
店員さんによると、今日の一時以降に使える整理券を配ってますよとのこと。
うん。
午後まで横浜でウロウロしているほど暇ではないし、また横浜まで出てくるほど暇ではないし。
ってことで、今日はあきらめることに。
で、明日どうすっかなと悩んでいるのだが、今日もそごうの前に朝6時から行列とか、開店した時点で完売で整理券出たとかって話があるので、明日も買えるのか?って感じです。

さっき見た時は見つからなかったけど、崎陽軒の公式から追記が。
崎陽軒|「トンデモ!?シウマイ弁当」商品化 「ドリーミング筍シウマイ弁当」/「忍法唐揚げの術シウマイ弁当」
9:00より販売
※大丸東京店、横濱 崎陽軒(シウマイBAR)は11:00より販売
1日2回納品
(2回目の納品時間は店舗により異なります。詳しくは、店舗またはお客様相談室までお問い合せください。


ご不便とご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。

9月24日(日)は、9:00より前に開店の店舗に関しましては、開店と同時に整理券を配布させていただきます。
※そごう横浜店は、9:30より整理券を配布させていただきます。


さっき出てなかったのかと思ったら違ったな。
これ、プレリリースには表示されない。

posted by ひと at 19:18| Comment(0) | おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月22日

カルビー 堅あげポテト 柚子こしょう味



堅あげポテト 柚子こしょう味 | 商品検索 | カルビー株式会社
噛むほどうまい ! 堅い食感でじゃがいものおいしさをじっくり楽しめるポテトチップスです。
ふわっと香る柚子の香りとピリッと辛い青唐辛子があと引くおいしさの、季節の味をお楽しみください。


発売日はコンビニエンスストア先行で9月4日から。
コンビニエンスストア以外の店舗では9月18日から。
スーパーで138円(税込)で購入。
内容量63g。
エネルギー321kcal。

柚子の香りはあまり感じなかったが、思った以上に辛さは強い。
もっと柚子を効かせて辛さは若干弱めでもよかったんじゃないかと思った。

posted by ひと at 20:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ファミリーマート 炭火焼鳥ふりそでタレ

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炭火焼鳥ふりそでタレ |商品情報|ファミリーマート
手羽元と胸肉の間の部位です。手羽と比べると脂が少なく、肉汁が多く上品な味わいが特徴です。

9月19日から宮崎県、鹿児島県、沖縄県以外で数量限定発売。
ファミリーマート通常価格119円(税込128円)。

アメリカンドッグも買いたかったのだが、夜中にそんなん喰うヤツがこの辺に住んでいないのか置いてなかった。
ってことでこれだけ買った。
変な筋とかなくて食べやすいな。
肉の味がしっかりしている感じだし、美味しいとは思うが、ちょっと味が濃い。
酒のつまみとして買ったのだが、ご飯のおかずだとちょうどいいんじゃないかと思うぐらいの濃さ。

posted by ひと at 10:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする