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2021年04月13日

NHK NEWS おはよう日本「“発達障害を知ってほしい” 小学生ユーチューバー」

事前に何の情報も入っていなかったのだけれども、朝からテレビで発達障害の子供の話をやっていたようだったので確認してみた。

NHK NEWS おはよう日本 - NHK
NHK総合で該当する内容は朝6時16分頃から。
現在「見逃し配信」で見ることが可能な模様。

字幕がなかったし、一部抜粋で紹介。

福岡県の人気ユーチューバー「あっちゃん」ことあすなちゃん(10歳)。
あすなちゃんは自分の発達障害を正しく知ってもらおうと動画を配信。

親子で決めたのは「発達障害について包み隠さず発信する」こと。
およそ1年でチャンネル登録者数が10万人を超えるなど共感が広がっている。

あすなちゃんの動画がきっかけで自らの障害と向き合った人。
あすなちゃんの動画のファンゆいさん(17歳)。
都内の進学校に通うゆいさん。
動画を偶然目にし、あすなちゃんの特性のいくつかが自分にも当てはまると感じた。
病院を受診すると自らも発達障害と診断された。
ゆいさん「発達障害というものも前向きにありのままに伝えている姿が心に刺さりました」「『これができなくてつらいです』『苦しいです』じゃなくて『これができないけど、こっちはできるから幸せ』『楽しい』みたいな雰囲気が本当に素敵だなって」「あっちゃんファミリーさんのように前向きに、恥ずかしいと思わずに堂々と生きて行こうと今は思っています」

イヤーマフへの偏見を減らし、ファッションとしても楽しめるように動画を作った。

母・妙子さん「病気じゃなくて障害なので一生治らない。だったら恥ずかしいと思わずに得意なことを頑張って胸を張って生きたらいいんじゃないかなと」

発達障害に対して専門家は発達の遅れや病気とは違った見方が必要だと指摘している。
得意・不得意や感じ方が他の人と違うこともあり、その子の持つ才能や好きなことを伸ばしてあげることが大切だ。


一貫して「発達障害は恥ずかしいことじゃない!」みたいな。
恥ずかしいと思ったことがないんだけど、逆に「恥ずかしいと思うのが普通」みたいなメッセージを感じてしまったのだけれども。
正直、理解をしてもらえることが何か役に立つとは思っていない。
だって、学術的にもさんざん学んで日常的に大量の障害者と接している臨床心理士の皆さんが(以下自粛)
確かにイヤーマフとかデジタル耳栓的なものを「音楽を聞いている」と誤解をされて、外すことを強要されたりっていう話はよく聞く。
でもさ「障害のことを理解」じゃなく「そういうものがある」「こういう使い方をしている」みたいな「障害云々」とは違う「知識」や「想像」みたいなものをどうにかする方がいいんじゃないかと思うんだ。
視覚障害の人が全盲だと理解を得やすいけれども、視野が極端に狭いとか、健常者に分かりづらい障害の内容だと「見えているくせに」みたいな対応をされてとても困ることがあるって話があるけれども、そういうのも「そういうパターンもある」みたいなのがわかっていればどういう手助けが必要かとかわかるというもので。
まあ「障害の理解」のようなものではあるけれども、何かちょっと違うっていうか「いろんなパターンがあるのかも知れない」みたいなことで、それは「障害者」に限らず「自分はこういうのが簡単にできるけれども、それが簡単にはできない人もいるかも知れない」っていう感じの「想像」っていうか。

最後の「その子の持つ才能や好きなことを伸ばしてあげる」ってのもねぇ。
才能も好きなこともなかったら?
あったとしてもそれが将来的にビジネスとして成立するような内容のものではない可能性も大なのが困るところで、全国の駅名だの円周率だのを暗記していても仕事にはならないのだ。
その上、もの凄く何かに才能があったとしても企業の中でその能力を発揮するには周囲の人とうまいことやっていけるような能力が必須の場合が多いワケで。
どうも昨今の「療育」とやらは、私たちがやってきたような擬態をあまり推奨しないようだけれども、擬態が可能であればある程度の能力を身に付けておいたほうが将来的な「仕事の選択肢」は大幅に増えるように思うのだけれども。
擬態が全くできないと何かの研究者か芸術家ぐらいしか「生活していける収入が見込める仕事」にはつながりそうにないように思う。

テレビで見た限りではこの「小学生ユーチューバー」はとても可愛い外見。
残念ながら外見というのは重要で、可愛らしくて明るいテンションの子は受け入れられやすい。
発達障害者にもいろいろいるので、外見が残念で陰気な雰囲気っていうのもいるっていうかむしろ多数派だろう。
この子のyoutubeを喜んで見ている層が、そういう外見が残念な発達障害者に対しても理解を示してくれるだろうか?
感動ポルノのエサとしての価値ぐらいは認めてくれるかも知れないけれども、対等な人間としては見てくれなさそうだな。

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posted by ひと at 08:16| Comment(0) | 発達障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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