昨日やっていたヤツね。
時間も無いし、全部の内容をご紹介する程のもんでもなかったんで、感想程度で。
あさイチ 大人の発達障害 当事者は 職場は 家族はNHK総合 2月25日(水)午前8:15〜 9:55 (100分)
番組概要
大人の発達障害▽松山ケンイチさんドラマで話題!発達障害のある人は職場で何が…▽1年で3回も転職…当事者のリアルな悩み▽支える家族は▽特性を生かす支援の取り組み他
番組詳細
大人の発達障害▽松山ケンイチさんドラマ「テミスの不確かな法廷」でも話題!発達障害がある人は職場で何が…▽1年で3回も転職…当事者の直面するリアルな悩み▽どうすれば…支える家族の向き合い方▽特性を生かして続けられる!就労支援の新たな取り組み他▼いまオシ!LIVE『漂流物から作るアクセサリー』北海道・羽幌町▼みんな!ゴハンだよ 藪中章禎【ゲスト】沖田×華・栗原類【キャスター】博多華丸・大吉、鈴木奈穂子
【ゲスト】沖田×華,栗原類,【講師】レストランオーナーシェフ…藪中章禎,【キャスター】博多華丸,博多大吉,鈴木奈穂子,【リポーター】駒村多恵,向井一弘,大河内惇今ならNHK ONEで見ることができる。
大人の発達障害 当事者は 職場は 家族は | あさイチ | NHK配信期限3月4日(水)午前9:53結構なドラマの番宣だなぁという。
「テミスの不確かな法廷」だけでなく、沖田×華さん原作の新ドラマまでご紹介ということで。

土曜ドラマ「お別れホスピタル2」は4月放送だそうです。
職場で凄く迷惑!みたいなエグい感じの話が出てくるのを期待したが、そういう話は無く。
NHKの発達障害関連の番組は本田先生か、たまに岩波先生と相場が決まっているが、今回は全然違う先生。
昭和医科大学発達障害医療研究所 所長 太田晴久先生。
初めて見る顔かな?
と思ったらNHKでは見かけないが日本テレビ「ZIP!」には出ていた模様。
「発達障害の診断時期(2022年)」っていう円グラフで「出典・令和4年 生活のしづらさなどに関する調査/厚生労働省」というのが出てきたのだけれども、厚生労働省の「
生活のしづらさなどに関する調査」はすぐに出てきたが、このグラフの元になるデータが見つからない。
「精神障害者保健福祉手帳所持者数、はじめて取得した年齢・性・障害等級別」とはかなり違うしなぁ。
そもそも発達障害限定っていうのが無いのだけれども。
どこから出てきたんだろう?
私の探し方が悪いのかな。
番組内では診断時期は
0〜19歳 約38万人
20歳以降 約48万人だそうです。
最初にVTRで登場するのは、みゃーさん(仮名・30代)。
「1年で3回も転職」っていうのはこの人のことらしい。
で、何度も転職できるのは何か秘訣が?とか思ったワケだが、この人は夫と子供がいる主婦ということなので、まあ自分一人で喰っていく人の職探しとは全然違うよねぇ。
もちろん何度も転職できる秘訣みたいなものも紹介されない。
一般枠で働くよりも、障害があるってのを公開して働く方が給料が安いことがあるので、この人は障害を伏せて働いているということで。
嫁の発達障害の診断が出て、夫はいろいろ配慮して上手いことやれてますよみたいな。
まあ、そういう恵まれた状況の人なんてレアケースなんで、番組で取り上げるのは成功例に偏るから仕方がないんだけど、こういうのをテレビでやると、発達障害の女はみんな結婚して幸せにやってるっていう誤解をされがちなんだよな。
迷惑だ!
よく見聞きする、発達障害の子供を生んだら旦那が出ていっちゃったみたいなのって、テレビであんまり取り上げられないな。
視聴者の投稿で「職場で障害のことを伝えたが、全然理解されなかったので言うのをやめた」みたいな話が多かったし、私も職場では話したことはないが(障害が判明するのが凄く遅かったから)周囲の人に言っても全然わかってもらえないし、何なら非難されるだけだから言うだけ無駄っていうか言わない方がマシっていうか。
自分の発達障害を職場に伝えている?
伝えている 35.7%
伝えていない 64.3%
115人が回答/データ提供 就労移行支援manabyうつ病の診断を受けたことがある成人
ADHD(202人) 49%
ASD(339人) 41%
出典「成人の発達障害に合併する精神および身体症状・疾患に関する研究」より作成このデータはあんまり意味がないよねぇ。
発達障害なんだけど診断を受けていなくてうつ病の診断は受けている人なんて大量にいるだろうし、そもそも発達障害だったとしても困っていないような人は診断を受けに行かないから、何か問題を抱えていて発達障害だっていう診断を受けている人は、当然二次障害を発症してしまっている人のパーセンテージは高くなっちゃうに決まってるよねぇ。
太田先生は二次障害にならないように、医療機関や身近な信頼できる人に早めに相談しましょうみたいな。
そんな相談できるような相手がいたら苦労し無ぇよな。
それができないから困ってんだろうが!
今回は全体にそんな感じの話ばっかり。
栗原さんが診断を受けた時に教育委員会から、子供に対して「何でできないの?」とは絶対に言わないようにと言われたそうな。
これって、別に発達障害の子供じゃなくても、何なら大人でも、何かが上手くできていない人に対して「何でできないの?」って言って、上手くできるようになるワケ無いよな。
言われた人が傷ついて終わりっていう。
太田医師からは「周囲の人は自分自身を大切にしろ」と。
以前は「発達障害の本人が一番つらいんですよ」とか言って、母親に我慢させるみたいな話ばっかりだったが、流れが変わってきたのかな。
いいことだ。
次にVTRに登場するのは職場に発達障害であることを公表したなつさん(仮名)。
大人になってからADHDとASDと診断。
職場に発達障害であることを公表したら、望んでいた保育士の仕事ができなくなってしまったという。
障害特性上「あれ」とか「それ」じゃあわからんっていう程度だったら、周囲に多少言い方を変えてもらうぐらいの配慮はしてもらっていいかなと思うんだけど、この人は一人の子供に食べさせている間、他の子の様子は全然見られないということで。
それってさぁ、障害がどうこう以前に保育士の適性が無いのでは?という感じがした。
で、職場の側も「発達障害でこうなっているので治りません」ってことがわかったら、じゃあこの仕事は無理だねっていう判断をされて当然ではないかと?
発達障害だったらたとえその仕事に適性が無かったとしても、周囲の理解や支援で働けるようにしてください!っていうことなんだろうけど、仕事だからなぁ。
この人は「偏見だ」みたいに主張しているけれども、発達障害が無くても仕事に適性がない人を雇い続けるか?っていったら無理でしょう?
発達障害じゃなかったとしても、やっぱり結果は同じだと思うのだけれども。
番組では当事者と職場の配慮のすれ違いもあったのでは?みたいな。
「安藤ノート」なるものが登場する。
「テミスの不確かな法廷」の為に松山ケンイチさんが役作りの為に作成したもの。
太田医師は発達障害者も自分でこういうものを作るのはとてもいいと。
ただ、当事者はどうしても否定的なことを書きがちなので注意、という。
今回、番組の中で登場する就労移行支援事業所は名前は出していなかったけれども、kaienらしい。
個人的にはいろいろ思うところがあるが、今回はそこには触れないでおく。
就職後の定着率が高いそうですよ。
(以下自粛)
太田医師によると就労移行支援事業所はピンキリなのでいろいろ行ってみて自分に合うのを選ぶといいよってことで。
発達障害全般の相談は
都道府県などの発達障害者支援センターまでまあそうなんだけど、行ったところで大人向けの支援なんか就労関係ぐらいしか無いからねぇ。
私は支援センターで今の病院を紹介してもらえて、凄く助かったし、一番最初に何もわからんと「どうしたら?」って状況の時にいろいろサポートはしてもらったけれども、今の日常で何かしてもらえるかっていったら多分無いよな。
現状で「どうしたら?」って人は行くといいとは思う。
本人だけでなく家族も行くといいとのこと。
沖田×華さん「相手のことをわかろうとしなくていいかも」私もそれでいいと思うんだけどな。
この手の番組って必ず「まずは理解」みたいな路線だけど「理解できないから何もしない」「理解できたけどオマエに配慮してやる気はない」がアリだからな。
「わかんないけど、とりあえず目の前のこの人と何とか上手くやっていこう」みたいなのからスタートの方がいいと思う。
「発達障害」という名称がよくないんじゃないかっていうことで。
現在は「神経発達症」と呼び名がかわりました、と。
「障害」っていう表現に抵抗があるって話はよく聞くけど、それって逆に「障害」としか表現ができない「視覚障害」とか「言語障害」とかって人を下に見ているというか差別的に考えているということではないかと思ったり。
「私は障害者じゃないんです!そういう特性があるだけです!」って言いたいってことだよね?
そんなに障害者だって言われるのが嫌か?
もの凄い障害者差別な気がするんだけどな。
今でも「障害」と「障がい」が混在してしまって、情報を探すのに余計な手間がかかるのに、これからは更に「神経発達症」で調べないと情報を取りこぼしてしまうようになるってことかな。
単純に迷惑だよな。